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MMA MMAPLANET o UFN205 アスカル・アスカロフ カイ・カラフランス キック ブログ

【UFN205】アスカロフのバックから逃れたカイ・カラフランスが逆転判定勝ち。タイトル挑戦をアピール

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アスカル・アスカロフ(ロシア)

間合いの探りあいのなかで、ジャブを伸ばしローを蹴るカラフランス。アスカロフも右ジャブを見せ、続く踏み込みでシングルレッグへ。レッグリフトで粘るカラフランスをテイクダウンしたアスカロフがサイドで抑える。反対側へ回りつつ巧みにバックを取ったアスカロフが四の字フックにカラフランスを捕らえる。テンプルを殴ったアスカロフは、カラフランスが立ち上がっても四の字フックを続け、アゴの上からRNCに入る。

手首を掴んで防ぐカラフランスを殴るアスカロフはエルボーに切り替え左手でRNCへ。カラフランスはこれも耐えて、タイムアップまで粘ると不適な笑みを浮かべた。

2R、ワンツーで右ロングを当てたカラフランスだが、アスカロフが再びシングルレッグへ。ケージに詰めてボディロックに切り替えたアスカロフは、河津掛けのような形でテイクダウンを狙いつつバックへ。カラフランスが胸を離れると、コロンバスのファンは大声援を送り、カラフランス・チャントでバックアップする。

左ジャブ、右を繰り出すカラフランスは、ケージを背負う。テイクダウン対策のためか、詰められているのか。いずれにせよ、テイクダウンを切ったカラフランスがワンツーで右、左フックを当てる。アスカロフもフックを打ち返すが、この打撃戦こそカラフランスが望んだもの。シングルを切って左フックを入れたカラフランスが形成逆転、しかも攻め急がず間合いを図る冷静さも見せた。

最終回、ジャブを伸ばすカラフランスが右ロングを打ち、アスカロフのテイクダウン狙いを切る。直後に左ローを急所に受けたカラフランスが苦悶の表情を浮かべる。試合は中断され、カラフランスの回復を待って50秒強で再開された。

カラフランスは左ローを蹴り、右ハイ。アスカロフはミドルキックでバランスを崩したが、立ち上がった次の局面でシングルからバックへ回る。ケージを使って背中に乗ったアスカロフが四の字フックも前方に振り落とされる。すぐにシングルに入ったアスカロフだが、カラフランスが足を抜いて離れる。

疲れが見えるカラフランスは、左に回って息を整える。スタンドでバックを取られてしのいだのだから、疲れて然りだ。懸命に足を使ってその時が来るのを待ったカラフランスは残り1分強で再び前に出始める。しかし、距離が遠すぎてクリーンヒットはなく、アスカロフが右クロスを放ち、シングルレッグへ。大ブーイングのなかテイクダウンは決まらず、試合終了と同時にカラフランスはケージに駆け上がり勝利をアピールした。

初回はアスカロフ、2Rはカラフランス、最終回をジャッジがどのように判断するか。ジャッジ3人揃って29‐28でカラフランスを支持。歓喜のカラフランスとアリーナのファン達、アスカロフはヒザをついて落胆した。

「動き続けることが作戦だった。アスカロフはタフなレスラーだけど、これはMMA。エンターテイメントな試合をしないと。ブランドン・モレノがタイトルに挑戦するようだけど、その次にタイトルにチャレンジさせくれ」とアピールした。


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MMA MMAPLANET o UFN205 クリス・グティエレス バットゲレル・ダナー

【UFN205】バンタム級注目の一戦はグティエレスがスピニングバックフィスト&追撃のヒジでダナーをKO

<バンタム級/5分3R>
クリス・グティエレス(米国)
Def.2R2分34秒by TKO
バットゲレル・ダナー(モンゴル)

前蹴り、ローを蹴るグティエレスに対し、ダナーは左を振るっていく。左ジャブを当てたグティエレスはレベルチェンジのフェイク、スイッチを織り交ぜ右ローから左を伸ばす。ダナーは右を伸ばして前に出ると左フック、蹴りを繰り出す。かわしたグティエレスに対し、ダナーはジャブから右を当てる。この一発で下がったグティエレスだが追撃は受けず、組みから離れて間合いを取り直す。

グティエレスの左ミドルにもワンツーを放つダナーは、ジャブを当てられてもボディを打ち前に出る。ケージに詰められる展開が増えたグティエレスが、右クロスから右フックを被弾してクリンチへ。ケージに詰めた状態から離れたグティエレスに対し、ダナーは左ボディを打つがロー、パンチ、ローと左右で蹴られる。さらにダナーはグティエレスのスピニングバックフィストにバックを取り、ボディロックで後方にスラムする。頭でも打ったが、動きが止まったグティエレスはバックコントロールからパウンドを連打され、最後に上を向いてガードを取ったところで初回が終わった。

2R、ジャブからローを2発入れたグティエレスは、ワンツーを放つ。ダナーは左を入れ、頭を下げて右を伸ばす。初回に続きケージを背負うグティエレスが右を受けて左を返す。グティエレスは完全にケージを背負った状態で、ヘッドムーブでダナーのパンチをかわし左ミドル、続いて右を放つ。右オーバーハンドを入れたダナーの右ハイは空振りに。グティエレスは右カーフから右ハイを狙う。ダナーが中途半端に左手を伸ばしたところでグティエレスはスピニングバックフィストを合わせてダウンを奪う。左エルボーの追い打ち3発で、グティエレスがダナーの連勝を3で止め、自らの連勝を6とした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN205   キック ジェニファー・マイア マノン・フィオホ

【UFN205】WKFポイント空手MMA?! 多彩な蹴り技と払い腰でフィオホがマイアを下し――UFC3連勝

<女子フライ級/5分3R>
マノン・フィオホ(フランス)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジェニファー・マイア(ブラジル)

サウスポーの構えから右ジャブ、サイドキックを繰り出すフィオホは、マイアの前進はステップバックしサイドキックを入れる。距離を詰めるマイアのワンツーをブロックするフィオホが左のカウンターを当てる。右ジャブを見せて左ハイのフィオホ、マイアが察知してかわし左フックをヒットする。

フィオホの左、マイアの右が交錯。このスタンスには下がると、不利になることを承知しているマイアは。変則的な攻撃にもとにかく距離を詰めていく。フィオホの右のサイドキックだけでなく、左からミドルやハイを狙いえワンツーへ。マイアは右で待ち受けるが、直後に関節蹴りのようなサイドキックを蹴られる。腹にもサイドキックを入れるフィオホが、ダブルレッグを切られて離れると右ハイを蹴っていく。サイドキックという軸がありながら、左右で蹴りを散らすことができるフィオホが初回をリードしたか。

2R、左に右を当てたマイアが組み付いてボディロックへ。フィオホは払い腰で投げ切り、マウントへ。即マイアはハーフからクローズドガードを取る。頭を腹の上に置くフィオホに対し、マイアは下からエルボー。鉄槌を落とされた足関節狙いのマイアは、反転して足を抜いたフィオホを追いかけて組みつきケージに押し込む。前方に崩しにかかったマイアだが、ここの腰に担がれるように崩され、ガードを強いられる。

立ち上がってスタンドで待ち受けるフィオホが、右サイドキックをボディに決める。さらに右リードジャブを当てたフィオホは、右フックにサイドの関節蹴りを入れ、ダブルレッグへ。抑えず立ち上がったフィオホに対し、マイアの右ハイが顔面を捕らえる。離れたフィオホは、ハイやスーパーマンパンチに距離をとりこの回をリードした。

最終回、サイドキックに距離を詰めたマイアが組んでボディロック、ケージに詰める。ダブルレッグに切り替えるタイミングで離れたフィオホがワンツー、サイドキックから右を当てる。ワンツー、関節蹴りのフィオホが右フックを振るう。内回し蹴りにも組んだマイアがボディロックでついにテイクダウンを決める。

倒された勢いでロールし、即立ち上がったフィオホが離れて右ジャブ&左ストレートの空手ワンツー、続いて跳びヒザを狙う。サイド基調でヒザ蹴りまで繰り出すフィオホだが、マイアの懸命に前に出る。ヒザを繰り出し、組まれたマイアがポジションを入れ替えてケージに押し込む――が、離れたフィオホは左ハイ、後ろ回し蹴りが二段のヒザ蹴りを狙う。それでもマイアは前に出て距離を詰めようとしたところでタイムアップに。

破壊力は今一つだが、多彩な蹴りのバリエーションと拳の攻撃を混ぜたフィオホがポイント空手MMAと言うべきファイトでフルマークで判定勝ち、UFCで3連勝を決めた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN205 ダヴィッド・ドヴォルザーク マテウス・ニコラウ

【UFN205】左フックでダウンを奪ったニコラウが、ドヴォルザークにUFC初黒星を与える

<フライ級/5分3R>
マテウス・ニコラウ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ダヴィッド・ドヴォルザーク(チェコ)

ジャブを伸ばす両者。ドヴォルザークを中央に、ニコラウが左右に回る。大きく右にサークリングするニコラウと、追うドヴォルザーク。両者のコンタクトがない90秒が過ぎ、観客がブーイングを飛ばす。ドヴォルザークの右オーバーハンドにフックを合わせにいったニコラウだが、同じような展開のなかで両者のステップインが同時で頭がぶつかりそうになる。残り2分を切り、ドヴォルザークが右を当てる。ニコラウは飛び跳ねるようなサイドステップで右に回り、ドヴォルザークの右に今度は左をカウンターで打つ。右を振って飛び込んだドヴォルザークに組み付いたニコラウだが、すぐに離れケージ前を回る展開が続く。残り30秒、右ローを蹴ったドヴォルザークが後ろ回し蹴りも空振りに。最後にニコラウが左ジャブを当てた。

2R、右カーフで姿勢を乱したニコラウが左に回り、ジャブを伸ばす。ローをかわしてセンターを取ったニコラウの指がドヴォルザークの目に入る。ブレイクはなく試合が続行すると、ニコラウはケージ前を回る位置取りに戻る。ドヴォルザークのステップインに位置を入れ替え中央に立つようになったニコラウだが、待ちの態勢は変わらない。ドヴォルザークも距離を詰め切ることができず、ニコラウの右フックを被弾する。

回って、素早い踏み込みからパンチを当てるニコラウが、距離を掴んできたか。と、左フックがドヴォルザークのテンプルを捕らえダウンを奪う。ニコラウが追撃のパウンドを落とし、ドヴォルザークがガードを強いられ鼻血を流し時間に。

最終回、踏み込んで左オーバーハンド、近い位置で左リードフックを当てるようになったニコラウが、右カーフを蹴る。ドヴォルザークは組みに行って姿勢を乱し、すぐに立ち上がる。右にワンツーを合わせたドヴォルザークはサークリングのニコラウに組んでバックに回るが、すぐに打撃の展開に戻る。ジャブや右を当てて、すぐに移動するニコラウのシングルはドヴォルザークが切る。

右の振りが大きくなったドヴォルザークに、ニコラウがアッパーを狙う。左フックを振るい、ダブルレッグを狙ったニコラウはスプロールで潰され、下になると足関節狙いから右足を左足で制したニコラウが、逆の足にヒールを狙う。ヒザを抜いて向き合ったドヴォルザークは、ガードの中からパンチを打っていく。腰を切ってフラワースイープ狙いのニコラウ、守ったドヴォルザークが左足を抜いてハーフで抑えつつ殴って試合終了――2Rは明確にニコラウ、最終回はドヴォルザークという見方もできるなか、初回をジャッジはどのように判断するか。

結果、ジャッジ3者とも29‐28をつけニコラウが、ドヴォルザークにオクタゴン初黒星を与えた。


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MMA MMAPLANET o UFN205 キック ブルーノ・ソウザ ルイス・サルダーニャ

【UFN205】動きの多さと尻餅をつかせるダブルレッグで、サルダーニャがマチダ空手のソウザを下す

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ブルーノ・ソウザ(ブラジル)

リョート・マチダをコーナーに帯同したソウサがジャブから右を伸ばして、右ミドルを蹴る。サルダーニャは構えを変えながら前蹴り、ジャブからローを蹴る。右オーバーハンドをワイドスタンスから繰り出すソウザは、左ローを被弾しても右を伸ばして前に出る。ローの距離で戦うサルダーニャが、右オーバーハンドをそのローに合わされる。構えを変えて、前足を蹴るサルダーニャが左ジャブを当ててスイッチする。右オーバーハンドを続けるソウザは、ここから左ストレートのコンビを見せた。

ローに右を再び当てたソウザは、近い距離での右にダブルレッグを合わされテイクダウンを許す。スクランブルでヒザを蹴って離れたサルダーニャが、ケージを蹴ってスーパーマンパンチを繰り出し、2度目のテイクダウンを決める。ディープハーフから頭を抜いたソウザが立ち上がったところで初回が終わった。

2R、右ミドルを蹴ったソウザは蹴りに右を合わせる動きを続け。サルダーニャはスピニングバックフィストの空振りからハイキックを狙う。直後に右を打ち返したソウザは、ここもローに右をカウンターで合わせる。サルダーニャは左フックにダブルレッグを決めて、バックに回る。前転からディープハーフ狙いのソウザの背中を取ろうしたサルダーニャだが、前方に落とされそうになる。ケージを使ってハイクロッチに出たソウザは、足を抜かれ試合はスタンドへ。

飛びヒザから組んだソウザ。すぐに離れて右&左のコンビを見せ、スイッチする。左を伸ばし、オーソに戻してローから右を伸ばすソウザは左右に回るサルダーニャに右を打ち込む。右が幾度となくヒットするソウザだが、ダメージを与えることはなかなかできず試合は最終回へ。

3R、ソウザの左フック後に放たれた、サルダーニャのスイッチしてからの跳びヒザが距離が合わない。左の前蹴りを伸ばし、右オーバーハンド、そして右ストレートを届かせたソウザは、スピニングバックフィストをかわす。抑えることがないテイクダウンこそ決めているが、パンチを打たれる場面が目立つサルダーニャは左ミドルに左フックを合わされる。サルダーニャも左ジャブを当てたが、すぐにソウザがワンツーを打ち返す。スピニングバックフィストを空振りし、バランスを崩したサルダーニャが即立ち上がると、スイッチしてフェイクにも右を結局被弾する。

蹴りを掴まれ倒されたサルダーニャが、担ぎパス狙いに後方に移動して立ち上がる。頭を振って右をヒットさせたサルダーニャは、もう一つ右を入れる。直後に右ストレートを打ち込んだソウザが組み付くと。クリンチで右エルボーを見せ、中途半端な跳びヒザを狙ったサルダーニャの着地に右を合わせた。

ドタバタと動き、コレといった決め手はないが――ソウザを動かせた感のあるサルダーニャと、パンチの精度で上回ったもののダメージを与えることはできず、テイクダウンを複数回許したソウザ。結果、ジャッジは3者とも29‐28でサルダーニャを支持した。


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LFA MMA MMAPLANET o UAEW UFC UFN205   アスカル・アスカロフ アレクセイ・オレイニク イリル・ラティフィ カイ・カラフランス カーティス・ブレイズ クリス・グティエレス ジェニファー・マイア ダヴィッド・ドヴォルザーク ニール・マグニー バットゲレル・ダナー ブルーノ・ソウザ ボクシング マックス・グリフィン マノン・フィオホ 平良達郎

【UFN205】計量終了 フライ級2試合以外にもダナー×グティエレス、フィオホ、オレイニクに注目

【写真】一瞬の交錯、ダナーの動き出しとグティエレスの姿勢に注目(C)Zuffa/UFC

3月26日(土・現地時間)、オハイオ州コロンバスのネイションワイド・アリーナで開催されるUFN205:UFN on ESPN+63「Blaydes vs Daukaus」の計量が25日(金・同)に行われ、13試合=26選手全員が体重オーバーなくクリアした。

ヘビー級のカーティス・ブレイズ×クリストファー・ダカウスがメインの今大会。メインではランク2位のアスカル・アスカロフ×6位のカイ・カラフランスと戦い、プレリミでは10位のダヴィッド・ドヴォルザーク×7位のマテウウス・ニコラウが第2試合で相対する2試合は――平良達郎のデビューを1カ月後に控え要チェックのフライ級のマッチアップだ。


この他、今大会の注目試合を挙げるなら第一にバットゲレル・ダナー×クリス・グティエレスのバンタム級マッチか。モンゴルのダナーは2019年8月のUFC初陣こそアラテン・ヘイリに判定負けを喫したが、その後は3試合連続初回KO勝ちの快進撃を続けている。

対してグティエレスはオクタゴンで5勝1敗1分の戦績を残すファイターで、移動によって勢いをつけるのではく定位置でパワーを養成し、それを移動させることができる珍しいファイターだ。しかし、その戦いも相手の勢いに押され、気持ちで遅れを取ると生かすことはできない。

剛腕ダナーを相手に、グティエレスがそのポテンシャルを発揮できるか。ダナーは自らの勢いで逆にグティエレスに隙を与えることはないか――など注目したい一戦だ。

続いて女子フライ級でキャリア29戦目のベテラン=ジェニファー・マイアに挑むマノン・フィオホは南アフリカのEFC、中東UAEWからUFCにステップアップを果たしたフランスの空手家だ。長身、間合いを取る巧さと踏み込み速さでフィオホがが、勢い重視で組んでも強いマイアにどう挑むのか楽しみだ。

オープニングファイトにはマチダ空手からブルーノ・ソウザが参戦する。遠い位置では空手の前後運動、踏み込むと捻り運動のボクシングの動きを見せるソウザ。LFA時代のパフォーマンスを見る限り、UFCで生き残るのは難しいと感じられるが、2戦目で爪痕が残すことができるか。勝負の時を迎える。

またヘビー級では今年で45歳になるアレクセイ・オレイニクが、イリル・ラティフィと対戦する一戦も見逃せない。キャリア77戦目のオレイニクが、グレコ&ボクシングのフィジカル系のラティフィを相手に極め系ファイトを貫くことができるか。現在3連敗、最後?の踏ん張りに期待したい。

■視聴方法(予定)
3月27日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN205計量結果

<ヘビー級/5分5R>
カーティス・ブレイズ: 259ポンド(117.48キロ)
クリストファー・ダカウス: 243ポンド(110.22キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド: 125ポンド(56.7キロ)
アレクサ・グラッソ: 125ポンド(56.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マット・ブラウン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ブライアン・バルベレナ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
アスカル・アルカロフ: 126ポンド(57.15キロ)
カイ・カラフランス: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク: 246ポンド(111.58キロ)
イリル・ラティフィ: 239.5ポンド(108.63キロ)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー: 155ポンド(70.31キロ)
スラヴァ・ボルシェフ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー: 170ポンド(77.11キロ)
マックス・グリフィン: 171ポンド(77.56キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
サラ・マクマン: 135ポンド(61.24キロ)
カロル・ホザ: 135ポンド(61.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
バットゲレル・ダナー: 136ポンド(61.69キロ)
クリス・グティエレス: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
アリアスカブ・カイジレフ: 185ポンド(83.91キロ)
デニス・チュルリン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア: 125.5ポンド(56.92キロ)
マノン・フィオホ: 126ポンド(57.15キロ)

<フライ級/5分3R>
ダヴィッド・ドヴォルザーク: 125.5ポンド(56.92キロ)
マテウウス・ニコラウ: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ: 145ポンド(65.77キロ)
ブルーノ・ソウザ: 144ポンド(65.31キロ)

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【UFN205】カレル橋からの使者? ダヴィッド・ドヴォルザーク「UFCで戦えるのはチェスのおかげ」

【写真】チェコ人ファイター、キャリア20勝3敗――オクタゴンで3連勝中。世界は広い(C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)、オハイオ州コロンバスのネイションワイド・アリーナで開催されるUFN205:UFN on ESPN+63「Blaydes vs Daukaus」で、マテウス・ニコラウと戦うダヴィッド・ドヴォルザークは、今も珍しいチェコ人ファイターだ。

UFCで3連勝中のドボルザークは、なんと前歴がチェス・プレイヤーだったという変わり種だ。強豪ニコラウ戦前のドボルザークに、驚愕――チェスMMAの実体を尋ねた。


――マテウス・ニコラウ戦に向け、今、どのような気持ちですか。

「気合が入っているよ。この試合は僕にとってビッグファイトだからね。ランキング7位の相手で僕より3つ上のランカーだ。ここで勝てばトップ5が見えてくる相手だからね」

――ラスベガスでトレーニングをしているというのを、日本から出稽古に行っていた平良達郎選手と岡田遼選手から伝わってきていました。

「この試合にむけてまずは母国のチェコで練習してから、ポーランドへ移動してヤン・ブラボヴィッチのところでトレーニングをし、それからエクストリーム・クートゥアーでキャンプを行っていたんだ」

――平良選手がダヴィッドと練習して強かったとメディアに話したことで、この試合は日本のファンの間でもにわかに注目されています。

「おお。そういってもらえると嬉しいよ。タイラはレスリングが強かったよ。4月にUFCで戦うんだよね、彼ならUFCでも生き残れるだろう」

――その平良選手をテイクダウンをしている映像を視ました。

「う~ん、僕はレスラーじゃない。ストライカーでもない。僕にはマーシャルアーツのバックグラウンドがないんだ」

――私たちはチェコのMMAがどういう状況がまだまだ分からないのですが、イリー・プロハースカやダヴィッドのようなUFCで活躍できる基盤があるということに驚いています。

「チェコはMMA人気が急激に高まっているよ。僕が出場していたオクタゴンは元UFCファイターや海外からの選手も常時戦っているビッグショーだ。その他にも質の高いプロモーションが増えている。ただ、僕がMMAを始めた時は、まだMMAが始まったばかりだったけどね」

――ダヴィッドがMMAを始めたのはいつ頃なのですか。

「今から12年前、17歳の時だった。さっきも言ったように僕は他の格闘技経験がなくて、チェス・プレイヤーだったんだ」

――チェス!?ですか。

「15歳まで国内のトップリーグでプレーしていて、アダルトになってからは2番目の大きなリーグでチェスをしていた」

――国内トップのチェス・プレイヤーがなぜMMAを?

「高校に通っていた時にセルフディフェンスの練習を始めて。でも、こんなの実生活で役立つ機会はほとんどないって思ったんだ。道を歩いて、殴られるなんてことほぼないだろうって。そんな時にMMAの動画を見て、『これなら護身術が役立つかも』って練習を始めたんだ」

――チェス・プレイヤーが護身術から、MMAへ。驚きの事実ばかりです。

「ただMMAジムもなく、MMAを戦いたい者が集まって、MMAの真似事のような練習をしていたに過ぎないよ(笑)。プラハから車で1時間の街フラデツ・クラーロベーで練習を始め、今ではオールスポーツアカデミーで練習している。米国のような大きなジムでなく、普通のジムなんだけど来年には拡張したニュージムがオープンする予定なんだ」

――それが可能なほど、MMAが盛り上がってきているのですね。

「その通りだよ。僕らの国はサッカーやアイスホッケーがずっと人気があったけど、コナー・マクレガーの出現でMMA人気に火がついたんだ。今年は無理でも、来年にフライ級チャンピオンになってチェコでUFC人気をもっと引き上げたいと思っている」

――そのためにはニコラウ戦は凄く大切な試合になりますね。

「ニコラウは僕と同じで、何かにとびぬけたところがあるファイターじゃない。ただ、下になることもできる。そういう部分で全局面で戦える選手だといえるだろうね。レスリングやキックボクシングなど、特化した強さがあるわけでなくて、全てをミックスして戦うところが強みだと思う」

――そういう面でいえば、MMAはフィジカルチェスのような一面があります。チェス・プレイヤーだった経験が役立つことはありますか。

「今、僕がUFCで戦うことができているのは、チェスをやっていたからだよ。毎日チェスの練習をして、毎週末は勝負をしていた。今も変わりない。毎日、練習相手の状況をしっかりと判断して練習している。チェスもMMAの決め手は、相手のミスをつくことだからね。特別、スバ抜けた力があるわけじゃない僕は、チェスをやってきたことで相手を分析する力が他の選手よりある。そこが僕のファイターとしての一番の武器なんだ」

――チェスほど、考える時間がMMAはないかと。

「全くもってその通りだ。僕の顔面を殴ろうとしている人間が目の前にいるわけだからね。だからこそ観察力、洞察力が必要になってくる。ミスをただ待つだけでなく、ミスを誘う動きをする。それは間違いなく、チェスの経験からくる戦い方だよ。何より危機管理能力に関しては、自信を持っているよ。

だから僕は勝ち方には拘らない。判定勝ちだろうがTKO勝ちだろうが、一本勝ちも勝ちは勝ちだから。そして僕がフライ級でベストであることを土曜日の夜に見せつけたい」

――心理面で相手をリードするダヴィッドのMMA、チェスを連想しながら見させてもらいます。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「日本のファンが僕の試合を見てくれることに感謝している。いつの日か、日本で試合ができれば最高だね。僕はタイやマレーシア、ベトナムと回ったことがあるけど、日本には行ったことがないんだ。タイではプーケットとチェンマイに1年間住んでいた。東南アジアでそれぞれの文化に触れることができて凄く良かったと思っている。だから、いつの日が日本で日本の文化に浸りたいんだ」

■視聴方法(予定)
3月27日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN205対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
カーティス・ブレイズ(米国)
クリストファー・ダカウス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド(英国)
アレクサ・グラッソ(メキシコ)

<ウェルター級/5分3R>
マット・ブラウン(米国)
ブライアン・バルベレナ(米国)

<フライ級/5分3R>
アスカル・アルカロフ(ロシア)
カイ・カラフランス(ニュージーランド)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
イリル・ラティフィ(スウェーデン)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー(英国)
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー(米国)
マックス・グリフィン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
サラ・マクマン(米国)
カロル・ホザ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
バットゲレル・ダナー(モンゴル)
クリス・グティエレス(米国)

<ミドル級/5分3R>
アリアスカブ・カイジレフ(ロシア)
デニス・チュルリン(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
マノン・フィオホ(フランス)

<フライ級/5分3R>
ダヴィッド・ドヴォルザーク(チェコ)
マテウウス・ニコラウ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ(米国)
ブルーノ・ソウザ(ブラジル)

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【UFN205】ガーブラント撃破→アスカロフ戦。カイ・カラフランス「僕だって彼をテイクダウンできる」

【写真】(C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)、オハイオ州コロンバスのネイションワイド・アリーナで開催されるUFN205:UFN on ESPN+63「Blaydes vs Daukaus」で、カイ・カラフランスがダゲスタンの強豪アスカル・アルカロフと対戦する。

日本でもRIZINで和田竜光と対戦し、敗れているカラフランスはUFC戦績6勝2敗。昨年12月に元バンタム級世界王者コディー・ガーブラントをKOし一気に注目されるようになった。

14勝0敗1分のアスカロフとの試合は、カラフランスにとって世界最高峰の頂点に挑む機会を得られる絶好のチャンスだ。そんなかカラフランスをZOOMインタビューすると、非常に冷静に現状を判断し、現実に受け入れる──これまでの苦労がそうさせたのか非常に穏やか、かつ自信への信頼度の高さが絶対な人物像が見られた。


──昨年12月にはコディー・ガーブラントをKOして世界にショックを与え、一躍UFCフライ級戦線のトップに躍り出ました。改めてあの勝利を振り返ってもらえますか。

「僕のキャリアの中で最大の試合で、あんな勝ち方ができた。実際、試合前は怖かったけど、あの勝利で凄く自信をつけることができたよ。ラスベガスのビッグショーで、ガーブラントに勝ったことで今回のような世界のトップにいる強いファイターと戦う機会を得ることができるようになった。僕のキャリアを引き上げてくれた勝利だったよ」

──ガーブラント戦に代表されるようにカイはいつもエキサイティングな試合をファンに見せてきました。ところで9年前にマレーシアのクアランプールで、ニュージーランドとモンゴルという当時はMMAが今のように普及していなかった国からやってきた2人の若者が見せた闘士溢れるファイト、この世界でトップになるんだという強い意志が見られた激闘は、私の記者生活のなかで常にベストバウトの上位にくる──忘れられないファイトです。

「おお、LEGEND FCのバットゲレル・ダナー戦だね。あの時、試合を見ていたの?」

──ケージサイド、いえリングサイドで撮影をさせてもらっていました。

「そうなんだ。いやぁ、そう言ってもらえると本当に嬉しいよ。あの試合は……僕は負けてしまったけど、覚えていてくれて……そんな風にここで言われるなんて」

──しかも、その2人が揃って今、世界最高峰のUFCで戦い今週末は同じ会場で大切な試合を迎えるわけですしね。勝手ながら感無量です。

「あれ以来、僕とダナーはグッドフレンドなんだよ。確かに、あの試合はタフだった。アジアで誰が世界に進めるのか。そういう場で拳を交えたダナーと僕が、今一緒にUFCで戦っている。君の言ったように、同じカードに僕らの名前が並んでいる。凄くクールで……思えば遠くに来たもんだって振り返っちゃうよね(笑)。僕らは世界と戦うポテンシャルを見せて、今、ここに辿り着いた。それをあの日のファイトを撮影していた人に、そんな風に言ってもらえるなんて……本当に感謝しているよ。そうなんだ、あの日にリングサイドにいたんだっ!!! しかも、僕らの試合を覚えてくれていたなんて」

──KLのチャイナタウンの外れの丘の上にあった体育館で、本当に少ないお客さんの前で今と変わらぬ激しい試合をしていました。忘れようがないです。

「9年前、クアラルンプール、LEGEND FC、凄くイカしている。ホントにありがとう」

──そんなカイにとって、土曜日はガーブラント戦に続きビッグファイト。そしてキャリア最強の相手と言っても過言でないアスカロフと対戦します。彼の印象を教えてください。

「間違いなくビッグ・チャレンジになる。待ち望んでいた試合だね。僕がジムで培ってきた技術、動きを見せてエキサイティングな試合をファンに見せたい。そのために集中してやってきた。あとは練習の成果を土曜日の夜に見せるだけさ。また世界にショックを与え、フライ級で明確に地位を確立するのさ。

前回の試合まで、誰も僕のことを知らなかった。特に米国ではね。でも、今は違う。皆の反応が変わってきた。この流れを持続させようと思う。今回の試合も米国で、しかもファンが会場にいる状況で行われるわけだしね。もちろん、ニュージーランドで僕の試合を視てくれるファンのためにも、母国を代表して戦うよ」

──良い試合をファンに見せたいという気持ち、それはアスカロフは持っていないかと。それが彼の徹底したテイクダウン、ホールドというコントロールの強さに通じているのではないかと思われます。

「確かにアルカロフの技術は卓越したモノがあるよ。だけど、そういう相手も一発で効かせる打撃戦がMMAには存在している。それにMMAは進化した。倒されても、僕は立ち上がることができる。スタンドに戻ると、彼は僕の標的に戻るんだ。アスカロフの弱点を引き出せば、僕だって彼をテイクダウンできる。そういうチャレンジをしたいんだよね。

もうずっとMMAをやってきた。この経験をもってすれば、僕はアスカロフとどの局面だろうが戦うことができる。何より、12月にガーブラントに無傷で勝つことができ、フレッシュなままこの試合の準備に取り掛かることが可能だった。調子が良いままなんだ。前回の試合前から、ずっとトレーニングを続けてきたからね。オクタゴンに入って、自分が何をすべきかも十分すぎるほど分かっているよ」

──ニュージーランド政府は非常に厳しいコロナ対策を施していましたが、今回はどこでそれだけ準備できたのでしょうか。

「ニュージーランドだよ。オークランドのシティ・キックボクシングで、フルキャンプを行った。世界イチのチームで、最高のコーチたちとね。ニュージーランドは1月の始めから、あの厳しいロックダウン政策から一転し、以前の姿を取り戻しているよ。海外渡航に関しても以前と同じ、隔離措置もなくなった。試合に辿り着くまでのプロセスが、本当に楽になった。

それもあった凄く良い、キャンプができたんだ。やっぱり自分の国、街で調整できるのは居心地の良さが違うね。しっかりと戦えるだけ後押ししてもらえるしね。タイトルまで長い道のりだと思って来たけど、道筋が見えてきた。だから、今はアスカロフだけに集中できているよ。ところで日本はどうなの? コロナの状況は」

──日本は法的な締め付けは殆どなくて。お願い、要請という形で飲食店などの営業時間など制限がありましたが、マクス着用、手洗い&うがいが徹底され、人々のモラルで感染予防をしてきた状態です。入国も緩やかに開放方向で1日7000人ほどが上限で、ビジネスでの入国がOKになっている形でしょうか。

「そうなんだ。もう少しだね。実は僕の兄が18年間、日本に住んでいるんだ。相模原でティーチャーをしている」

──そうなのですかっ!!

「もう少しすれば僕らも行き来できるようになり、再会できるはず。その日が来るのを楽しみにしているよ。何度か日本を訪れたことがあったけど、また日本へ行きたいと思っている」

──ぜひともセミナーを開いてください。そして相模原にもMMAのジムがあるので、訪れてほしいです。ところでタイトルへの道筋が見えてきたということですが、フィゲイレド×モレノの4度目の戦いが組まれるという話も聞かれます。この両者以外のファイターはタイトル戦が遠のくニュースです。アスカロフ戦を前にして、このような情報が聞かれてどのように感じましたか。

「まぁ、なるようになるよ。つまり、なるようにしかならない。僕がコントロールできないことを気にしてもしょうがないよね。僕は今回もそうだし、これからも1試合、1試合、その試合に集中してキャリアを積んでいく。フィゲイレドとモレノの試合は、3試合とも凄くエキサイティングだった。UFCとしても4度目を組みたくなるだろう。UFCがそういうオプションを行使した。そうなると、僕はどうなるのか──とか深くは考えない。当然、今集中すべきがアスカロフだからね」

──カイ、インタビューを受けてくれてありがとうございました。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「ハロー・ジャパン!! 応援ありがとう。僕のキャリアはアジアでスタートした。日本のファンにも、土曜日はハイペースでアクションの多い試合をすることを約束するよ」

■視聴方法(予定)
3月27日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN205対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
カーティス・ブレイズ(米国)
クリストファー・ダカウス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド(英国)
アレクサ・グラッソ(メキシコ)

<ウェルター級/5分3R>
マット・ブラウン(米国)
ブライアン・バルベレナ(米国)

<フライ級/5分3R>
アスカル・アルカロフ(ロシア)
カイ・カラフランス(ニュージーランド)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
イリル・ラティフィ(スウェーデン)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー(英国)
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー(米国)
マックス・グリフィン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
サラ・マクマン(米国)
カロル・ホザ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
バットゲレル・ダナー(モンゴル)
クリス・グティエレス(米国)

<ミドル級/5分3R>
アリアスカブ・カイジレフ(ロシア)
デニス・チュルリン(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
マノン・フィオホ(フランス)

<フライ級/5分3R>
ダヴィッド・ドヴォルザーク(チェコ)
マテウウス・ニコラウ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ(米国)
ブルーノ・ソウザ(ブラジル)

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