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MMA MMAPLANET o UFC UFC292 キック クリス・ワイドマン ブラッド・タヴァレス

【UFC292】約2年ぶり復帰のワイドマン、カーフキックを効かされてタヴァレスに判定負け

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
クリス・ワイドマン(米国)

元UFCミドル級王者のワイドマンが2021年4月以来、約2年4カ月ぶりに復帰。プレッシャーをかけていくワイドマン。タヴァレスは距離を取りながらジャブを返す。ワイドマンはダブルレッグで組みつこうとするが距離が遠い。切ったタヴァレスがジャブからワンツーを突き刺す。

ワイドマンは細かくフェイントを入れて再びダブルレッグへ。1度目よりも深く入るが、タヴァレスが腕を一本入れて組みつかせない。スタンドの打撃ではタヴァレスが右ストレートと右ロー。ワイドマンの左ミドルに合わせた右ローがローブローとなり、試合が一時中断となる。

再開後、タヴァレスは距離を取って右のカーフキック。ワイドマンもワンツー、タヴァレスの左足のかかとを手でひっかけるように、テイクダウンを狙うが、タヴァレスのバランスは崩れない。タヴァレスが飛び込むような右アッパーから左フックを返す。

2R、タヴァレスはジャブから右ストレート・右カーフキック、左ハイキックにつなげる。この右カーフキックでワイドマンが顔をしかめ、たまらずサウスポーにスイッチする。タヴァレスは右ハイキック、ジャブ・ワンツーを見せ、ワイドマンがオーソドックスに戻るとすぐに右カーフキックを蹴る。

劣勢のワイドマンもサウスポーから左ハイキックを蹴って突進。ケージを背負うタヴァレスに右フックを打ち込む。サウスポーの時間が長くなるワイドマン。タヴァレスは左のカーフキックでワイドマンの前足を外から狙う。

ワイドマンの前蹴りがローブローとなり、試合が一時中断。再開後にワイドマンが左ミドル・左ロングフックからダブルレッグに入るが、深く組むことが出来ない。続けてワイドマンが左ハイから右フック、ボディロックでのテイクダウンを狙うが、これも不発に終わる。タヴァレスはワイドマンの突進とクリンチをディフェンスしつつ、ワイドマンの構えに合わせて左右のカーフキックを当てる。

3R、タヴァレスが右カーフキック。サウスポーのワイドマンに放ったインローがローブローとなってしまう。再開後、タヴァレスはオーソドックスのワイドマンに右カーフキック。右ストレートから左フック、そして右ローにつなげる。

ワイドマンは左ストレートからダブルレッグ。テイクダウンこそ奪えないもののしつこく組み続け、タヴァレスの右ミドルに左のオーバーハンドを合わせる。足にダメージが残るワイドマン。必死にパンチで前に出てテイクダウンを狙うが、タヴァレスはしっかり距離を取ってワンツー・右のカーフキック。危険な距離には入らず、自分の攻撃を当て続ける。

このまま試合終了となり、カーフキックでダメージを与え続けたタヴァレスが判定勝利。最後まで前に出る気持ちを見せたワイドマンだったが勝利には手が届かなった。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC292 グレゴリー・ホドリゲス デニス・チュルリン

【UFC292】衝撃!!! ホドリゲスのバックマウントからのエルボーで、チュルリンが失神

<ミドル級/5分5R>
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)
Def.1R1分43秒by KO
デニス・チュルリン(ロシア)

間合いを測る両者。慎重な立ち上がりのなかで、30秒が過ぎてチュルリンがワンツーで前に出る。ホドリゲスはジャブ、ボディストレートに続きシングルレッグを仕掛け、ボディロック・テイクダウンに成功する。足を払ってパスを決めたホドリゲスは、即マウントを奪う。エルボーに背中を見せたチュルリンは、側頭部にヒジを落とされ失神──衝撃的なホドリゲスのTKO勝ちとなった。

「僕はマナウスで偉大なエンヒッキ・マチャドという柔術マスターの教えを受けたんだ。だから今のロボコップがある。今日はメチャをせずに、スマートに戦った。レスリングから寝技、柔術は今も成長している。あの場面のエルボーも練習してきた」と全く息を切らすことなく話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC292 オースティン・ホバート カート・ホロボウ ブラック

【UFC292】右の強打&華麗な柔術ムーブのホロボウ,一本勝ちでTUFライト級を制覇

<TUF31ライト級決勝/5分3R>
カート・ホロボウ(米国)
Def.2R2分39秒 by 三角絞め
オースティン・ホバート(米国)

ホバートが構えを小刻みにスイッチしながらパンチとローを見せる。ホロボウが右のオーバーハンドを狙う。そこに組みついたホバートがテイクダウンするとパンチとヒジ打ちを落とす。ホロボウが脇を差して立とうとすると、ホバートはギロチンを狙いつつトップキープ。ホロボウはケージに身体を預けて立ち上がり、頭を抜いて距離を取る。

打撃の攻防ではホバートがジャブ。ホロボウもジャブを返して右ストレートにつなげる。ホバートは細かくフェイントを入れてヒザ蹴り、ダブルレッグでテイクダウンを狙う。これを切ったホロボウがジャブを突いて、下がるホバートを追いかけるように右ストレートを連打。さらに右ローにもつなげる。

ホロボウの打撃に押されるホバート。ダブルレッグで組みついてテイクダウンを奪うが、ここもホロボウが脇を差して身体を起こし、ホバートのギロチンのコントロールを外して立ち上がる。試合がスタンドに戻るとホロボウが左右のミドルから右ストレート、組みつくホバートだがテイクダウンには至らない。

2R、ホロボウが右ストレートを当て、左ボディからパンチをまとめる。ホバートのシングルレッグを切ると、ホロボウがワンツー、右ストレートを連打。ホバートは打撃のプレッシャーに押され、組みつこうとしても距離が遠い。逆にホロボウはさらにパンチの圧力をかけて前進。ホバートがヒザ蹴りを狙って片足立ちになったところに右ストレートを打ちこみ、ホバートが後方に倒れる。

すぐにダブルレッグに入るホバートだったが、がぶったホロボウがバックにつく。RNCを狙いつつ、これが外れるとマウントポジションに移行する。ホバートが金網を蹴ってブリッジで脱出しようとすると、ホロボウは腕十字を狙い、そこから三角絞めへ。流れるような動きで一本勝ちと3度目のUFC契約を手にした。

試合後、ホロボウは「ジョーにマイクを向けられるのを長い間待っていた。最高だよ。ありがとう。ホバートは最高の人間で、僕らはチームメイトで友人だ。でも、ファイトビジネスはそれでも戦わないといけない。僕は柔術ブラックベルトだ。UFCハウスでは自分の全てを見せていなかった。コーチからそう言われていたんだ」と試合を振り返った。

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Brave CF MMA MMAPLANET o UFC UFC292   コディ・ギブソン ブラッド・カトーナ ボクシング

【UFC292】グリフィン×ボナーに少しフライ✖高山が融合のタフマッチ。カトーナが初の2度目のTUF制覇

<TUF31バンタム級決勝/5分3R>
ブラッド・カトーナ(カナダ)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
コディ・ギブソン(米国)

互いに2度目のUFC契約を目指すギブソンとカトーナ。後者はBRAVE CF王者から、シーズン27に続き史上初となる2度目のTUF制覇を目指す。打撃の交換から距離が近づくと、クリンチでパンチを入れたカトーナが右ミドルハイを蹴る。ギブソンは右ストレートを伸ばし、ジャブを見せる。カトーナは左インローから右オーバーハンド、ギブソンは右ミドルを蹴る。インローを続けるカトーナは、右ミドルから右ストレートを被弾して、組みに持ち込めない。ギブソンは再び右ストレートを入れたが、ローから左ジャブを被弾する。それでも右を当て、ワンツーのギブソンに左フックをヒットさせたカトーナが右を入れる。

ワンツーで前に出て、クリンチでアッパー、離れて左を当てたギブソンが圧を掛ける。エルボーを返したカトーナ、ギブソンは左ボディストレートと両者がハイペースで動き続ける。スイッチしたギブソンが右を差すが、離れたカトーナが右縦ヒジを繰り出す。互いにダーティボクシングで腹を殴り、カトーナが左フックをヒットさせて時間に。互角、前に出たギブソンが微差を取ったか。

2R、左フックを引き続き入れるカトーナが、左ボディから右をヒットさせダブルレッグへ。切ったギブソンが右をヒットさせ、前に出る。右、左とコンビでなくセパレートしたパンチを入れたギブソンに左フックをカトーナが当てる。近い距離でボディから右フックを打ち込むギブソンが、前に出てボディを2発いれる。カトーナは圧に疲れながら手を出すが、打たれて回る場面が目立つ。

それでもカトーナも右から左をクリーンヒット、スイッチしたギブソンに右ハイを狙う。ギブソンも左ミドルを入れ、右アッパーで前に出る。左手を取られたギブソンが、右を当てる。手数で圧されたカトーナが右を打ちこむと、ギブソンの動きが止まる。もう一発右、ギブソンも右を返すが流れはカトーナに。右を1発、2発と入れて時間となるやカトーナは両手を高々と掲げた。

最終回、ジャブのギブソンにワンツーのコンビを決めたカトーナが左を被弾する。カトーナは左を返し、左回りのなかで左ボディフックを決める。さらに左ローのカトーナに、ギブソンは構えをオーソに戻して右ロングを打ち込む、動きが落ちたと思われたカトーナが左ジャブを返す。オクタゴン中央のクリンチから、離れたギブソンが右アッパー。残り半分、左右に回るカトーナにギブソンが右ストレートを決める。

ギブソンはジャブから右ストレートを当て、さらに右フックを決めるとヒザを突き上げる。カトーナも右を返し、右アッパー、左ボディから再び右アッパーを決める。右目に手をやり下がったギブソンはパンチを纏められながら右を返す。ここからは根性のダーティボクシングと接近戦のパンチの交換、最後はクリンチとなりゼロ距離で両者が拳を振るった。

ある意味TUF01のフォレスト・グリフィン×ステファン・ボナーに、ちょっとしたドン・フライ✖高山善廣戦のスパイスが入った激闘は──3-0でカトーナに凱歌が挙がった。

ギブソンの圧に負けず、手数で劣ってもパンチを効かせて2度目のクリスタルのトロフィーを手にしたカトーナは「故郷に帰ってきたような気持ちだ。どうだい? ボストン!!」と絶叫。さらに「ただタッチしてくると思っていたけど、違った。凄まじかった。コディを全面的に尊敬している。このペースのファイトを皆に楽しんでもらえたかな。スーパーマンは(最終回に)サードギアに入れた。ここから僕のチャンピオン・ストーリーが始まる。本当に家に戻ってきた気分だ。ダブリンで日曜日の朝にUFCを見て、ずっと会場で戦いたいと思って来た。14歳からやってきて、自分がここで戦うレベルにあることは分かっていた。ホント、最高だよ。戦っていて感じる、最高のキャンバスだ」と言葉を続けた。


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MMA News o ONE UFC UFC292 YouTube  

『UFC 292: Sterling vs. O’Malley』速報

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Live Now! UFC 292 ‘Sterling vs. O’Malley’ Play-by-Play, Results & Round Scoring(Sherdog)



 上記を参照。以下、速報です。続きを読む・・・
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Cage Warriors MMA MMAPLANET o UFC UFC292   アマンダ・レモス アルジャメイン・ステーリング アンドレア・リー アンドレ・ペトロスキー イアン・ギャリー カマル・ウスマン カリーニ・シウバ グレゴリー・ホドリゲス シャクハト・ラクモノフ ショーン・オマリー ジェフ・ニール ジャック・グラント ジャン・ウェイリ ジルベウト・ドゥリーニョ デニス・チュルリン デモン・ブラックシアー ニール・マグニー ブラック ブラッド・カトーナ ブラッド・タヴァレス ペドロ・ムニョス マリオ・バウティスタ マリナ・モロズ ライカ ヴィセンチ・ルケ

【UFC292】ニール・マグニー戦へ、イアン・ギャリー「必要がないから、組み技を見せてこなかっただけ」

【写真】文中にあるようにマグニーは191センチの長身だが、ギャリーも同じだけの上背を誇っていた(C)Zuffa/UFC

19日(土・現地時間)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンでUFC 292「Sterling vs O’Malley」が開催される。UFC世界バンタム級選手権試合と女子ストロー級選手権試合──2つのタイトル戦を控えた第10試合で、イアン・ギャリーがニール・マグニーと戦う。
Text by Manabu Takashima

オクタゴン5勝0敗、キャリアを通して12連勝中のギャリーは、ジェフ・ニールからマグニーに相手が代わったことで、これまで見せてこなかった彼の一面をこの試合で披露する腹積もりだ。25歳、世界のトップが見えてきたギャリーは、無敗のファイターしか持ちえない純粋無垢、真っ新な前進力を持っている。


──イアン、インタビューを受けていただきありがとうございます。

「こちらこそ、ありがとう。もうすぐUFCシンガポールがあるから、忙しいんじゃないの? たくさんのアジア人ファイターが出場するし、凄く楽しみだよ」

──今週末、ニール・マグニーと対戦しますが、もともとはジェフ・ニールと戦う予定でした。構え、スタイルとまるで違う相手になったのですが、問題はなかったですか。

「ジェフ・ニールと戦うことは、とても楽しみにしていたんだ。僕がこの間に学んできたこと、全てを出す戦略を立てていたから。ジェフ・ニールははサウスポーで背が低い。そしてアグレッシブなファイターだ。対して、ニール・マグニーは背が高いオーソドックスの選手(笑)。だからジェフ・ニールと戦うために準備してきた武器を見てもらうことはできないけど、マグニーを血まみれにして破壊する。彼がこれまで経験したことがない、ファイトを初体験させてやるつもりだ」

──ジェフ・ニールと戦っていた方が、ファンが喜ぶ試合展開になったという風に思うことはありますか。

「ただ、ファンの間ではジェフ・ニールよりも、ニール・マグニーの名前の方が知れ渡っていると思うんだよね。またトップ15を破る、絶好の機会だと思っている。ジェフ・ニールにしても、ニール・マグニーにしても僕の名前が立つためには恰好の相手だよ。それにどっちと戦うのかっていうことよりも、僕がオクタゴンに入って戦えることが、最重要なんだ。どっちにしても、僕の引き立て役にしかならないんだから(笑)」

──とはいえイアン自身が言及していたように構えも違いますし、ファイトスタイルはニールがストライカーなのに対して、マグニーがやるべきことはクリンチゲームからテイクダウンし、コントロールをすること。まるでスタイルが違いますが、準備期間は十分でしたか。

「実はヴィセンチ・ルケの練習パートナーを務めるために、2カ月半ブラジルにいたんだ。この間、毎日のように柔術の練習をしてきた。マグニーがクリンチからテイクダウンを狙っても僕は倒されない。仮に倒されたとすれば、僕の柔術を皆に見てもらう丁度良い機会になる。グラップリングを皆に披露できるなら、それも楽しみだよ。UFCに来て、初めてグラップリングの腕前を見てもらうことができる。マグニーが寝技で戦ってくるなら、いくらでも受けたつよ」

──2021年6月、イアンがジャック・グラントを破ってCage Warriorsウェルター級王座と獲得した試合ではダブルレッグでテイクダウン、スクランブルでダース、クリンチでエゼキエルを仕掛けるなど、組み技でも十分に強いところを見せていました。

「イエス。僕は打撃が好きなんだ。そして、肉体を駆使したチェスのような試合を好んでいる。でも殴らたり、蹴られたり、傷つくことが嫌な相手が立ち技で勝負せずに、柔術やレスリング、グラップリングを攻めてきても別に構わない。僕にテイクダウンを仕掛けてきたとして、世界中の誰を相手にしてもバックに回ることができる。世界中の誰からも、一本勝ちできる。

そうする必要がないから、UFCでは組み技を見せてこなかっただけで。ニール・マグニーが僕を相手に組んでくるなら、グラップリングファイトに応じる。そして、チョークで落とすことを約束する」

──これまでUFCで5連勝中ですが、そろそろグラップリングのスキルを皆に披露する時がやってきたと考えていますか。

「最終的にウェルター級のトップは、グラップラーが多い。グラップリングに比重を置いたファイトをしている。僕がここでグラップリングを駆使して戦えば、多くの相手は僕と組みたがらないようになるだろう」

──グラップリングは今もブーイングの対象ですが、ジャック・グラントのようにマグニーが動いて来れば、ファンが盛り上がることができるグラップリングMMAになるかと思います。

「この試合では、最後はグランドワークを見せることになるだろう。今回のマグニー戦か、それとも次の試合になるかもしれないけど、如何に僕のグラップリングが優れているのかを皆に証明する」

──キルクリフFCのジルベウト・ドゥリーニョ、シャクハト・ラクモノフの両者が既にニール・マグニーを破っていますが、2人が戦っていることでキルクリフFCにはマグニーの情報が豊富にあり、有利になるのではないですか。

「ノー、そんなことはないよ。同じチームでも僕はドゥリーニョでも、シャクハトでもないから。それにマグニーだって、あの時のままのはずがない。ドゥリーニョはUFCの歴史上、最高のグラップラーの1人だ。シャクハトも最高のトップファイターだよ。ただし、彼らがマグニーに勝っていることは、何も僕にとってアドバンテージにはならないよ」

──イアンも他のファイターと同様に、目標はUFC世界王座であることは間違いないかと思います。

「イエス」

──ウェルター級ランカーにはドゥリーニョ、ラクモノフ、ヴィセンチというチームメイトがいます。世界を獲るためにドゥリーニョが、カマル・ウスマンに挑戦したように友人同士のファイトを求められるとどうしますか。

「ドゥリーニョは僕にとって家族のようなものだ。今週末も、僕のコーナーに就いてくれる。彼と戦うことは考えられない。ヴィセンチも友人だ。皆、僕の友達だよ。そんな風に僕も思っていた時期がある。今の僕は……もしシャクハトがチャンピオンなら、シャクハトと戦う。僕ら2人がベストでも、チャンピオンは1人だから。

ドゥリーニョが世界最高でチャンピオンだったとしても、僕はチャンピオンになりたい。そして彼に挑戦表明をするよ。『僕は世界王者になりたい。ベストになりたいんだ。ギルバート、君と同じなんだ。アイ・ラブ・ユー。どうする? やるだろう?』ってね。レガシーとヒストリーが、僕にとって一番大切なモノなんだ。世界のベストになるためなら、誰とでも戦う。いつでも、戦う。友人とタイトルを争う期間は、友人ではなくなるだけだよ」

──タイトルショットでなく、普通のワンマッチでは?

「繰り返すけど、僕は誰とでも戦う。夢に近づくためならね」

──分かりました。では、そこに近づくためにも今週末はマグニーを相手にどのような試合をしたいと考えていますか。

「僕がスーパースターであることを示す。旗が風にはためていることが、なぜあれほどまでに美しいのか。それは旗の後ろに巨大なパワーが存在しているからだ。そこれそ情熱の象徴であり、感動、楽しさの表れなんだ。僕の打撃、僕の戦い方は旗が風にはためているように美しい。過去、誰も見たことがない世界最高の打撃だ。イアン・ギャリーはウェルター級に比肩する者がいない。この世界で唯一の存在なんだと皆が思うような戦いを見せる」

■視聴方法(予定)
8月20日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前7時00分~U-NEXT

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]ショーン・オマリー: 135ポンド(61.24キロ)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャン・ウェイリ: 115ポンド(52.16キロ)
[挑戦者]アマンダ・レモス: 114ポンド(51.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー: 170.5ポンド(77.34キロ)
イアン・ギャリー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーロン・ヴェラ: 136ポンド(61.69キロ)
ペドロ・ムニョス: 135ポンド(61.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 136ポンド(61.69キロ)
デモン・ブラックシアー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ワイドマン: 186ポンド(84.37キロ)
ブラッド・タヴァレス: 185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分5R>
グレゴリー・ホドリゲス: 186ポンド(84.37キロ)
デニス・チュルリン: 185ポンド(83.91キロ)

<TUF31ライト級決勝/5分3R>
カート・ホロボウ: 155.5ポンド(70.53キロ)
オースティン・ホバート: 155ポンド(70.31キロ)

<TUF31バンタム級決勝/5分3R>
コディ・ギブソ: 136ポンド(61.69キロ)
ブラッド・カトーナ: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート: 185ポンド(83.91キロ)
アンドレ・ペトロスキー: 186ポンド(84.37キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・リー: 125ポンド(56.7キロ)
ナタリア・シウバ: 125ポンド(56.7キロ)

<女子フライ級/5分3R>
マリナ・モロズ: 125ポンド(56.7キロ)
カリーニ・シウバ: 125ポンド(56.7キロ)

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o ONE UFC UFC292 YouTube

Bisping & Smith BELIEVE YOU ME Podcast | DOES SUGAR SEAN KO ALJO?! | UFC 292 Preview

Michael Bisping and Anthony Smith discuss Sean O’Malley’s UFC title shot against Aljamain Sterling who says that win or lose he’s not long for the division, Weili Zhang’s attempt to turn back challenger Amanda Lemos, Ian Garry claiming center stage in the media this week and calling out Neil Magny for child abuse and more plus Dustin Poirier has an issue with Conor skipping the 6 month USADA window, Izzy says that he’s the one who fought to get Sean Strickland into a title fight with him, Pereria says that Jan was a tougher test than Jiri will be and so much more!

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MMA o ONE UFC UFC Fight Night UFC292   カムザット・チマエフ グイド・カネッティ ブラック マリオ・バウティスタ

8.19『UFC 292』コディ・ガーブラント負傷欠場によりダモン・ブラックシアーがマリオ・バウティスタと対戦/ブラックシアーは異例の2週連続出場

自分を変える」には2週間しかいらない



 UFCが8月19日にマサチューセッツ州ボストンで開催する『UFC 292: Sterling vs. O'Malley』でマリオ・バウティスタと対戦予定だったコディ・ガーブラントが負傷欠場するとのこと。ガーブラントはSNSで背中の椎間板を負傷したことを示唆しています。


 その後ダモン・ブラックシアーが代わりにバウティスタと対戦することをMMAJunkieが確認したとのこと。

 バウティスタは3月の『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』でグイド・カネッティに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で4連勝中。ブラックシアーは先週の『UFC on ESPN 51: Luque vs. dos Anjos』でホゼ・ジョンソンに1Rツイスターで勝利したばかりで2連勝中。

 UFCは創成期にワンナイトトーナメントを開催していた時期がありましたが、次戦が7日後というのは近年では最短記録。それまではカムザット・チマエフが2020年7月16日の『UFC on ESPN 13: Kattar vs. Ige』でジョン・フィリップスに2Rダースチョークで勝利した10日後の7月26日に『UFC on ESPN 14: Whittaker vs. Till』でリー・マッキーに1R TKO勝ちしたのがレコードでした。共にアラブ首長国連邦アブダビのファイトアイランドで開催されました。続きを読む・・・
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MMA o ONE UFC UFC292   イアン・ギャリー キック ジェフ・ニール ダニエル・ロドリゲス ニール・マグニー フィリップ・ロウ ブラック ボクシング

8.19『UFC 292』イアン・ギャリーの対戦相手がジェフ・ニールからニール・マグニーに変更

UFC ユーエフシー ムエタイパッド BLACK×RED ブラック 黒 UHK-69755 キックミット 総合格闘後 武道 空手 キックボクシング



 UFCが8月18日にマサチューセッツ州ボストンで開催する『UFC 292: Sterling vs. O'Malley』でイアン・ギャリーと対戦予定だったジェフ・ニールが欠場、代わりにニール・マグニーがギャリーと対戦するとのこと。

 ギャリーは5月の『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』でダニエル・ロドリゲスに1R TKO勝ちして以来の試合でプロデビュー以来12戦全勝中(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCウェルター級ランキング13位。

 マグニーは6月の『UFC on ABC 5: Emmett vs. Topuria』でフィリップ・ロウに判定勝ちして以来の試合。現在UFCウェルター級ランキング11位。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC292 アマンダ・レモス アルジャメイン・ステーリング アンドレア・リー アンドレ・ペトロスキー イアン・ギャリー カリーニ・シウバ キック グレゴリー・ホドリゲス コリー・サンドハーゲン ショーン・オマリー ジャン・ウェイリ デニス・チュルリン デモン・ブラックシアー ニール・マグニー ブラック ブラッド・カトーナ ブラッド・タヴァレス ペドロ・ムニョス マリオ・バウティスタ マルロン・モラエス ライカ

【UFC292】極めるか、倒すか。間合いと減量&睡眠=ステーリング✖オマリー戦展望─02─

【写真】さぁ、いよいよ3日後に両者の競演が見られる(C)MMAPLANET

19日(土・現地時間)、ボストンのTDガーデンにてUFC 292「Sterling vs O’Malley」が開催される。メインのUFC世界バンタム級選手権試合展望後編。
Text by Isamu Horiuchi

絶対的なバック奪取能力と、コントール力を誇る王者ステーリングと、卓越した打撃の当て勘を有する挑戦者オマリー。当然のように事前の挑発の試合を行うなかには、ステーリングの減量とオマリーの睡眠というエレメントにも言及は及んでいた。

<アルジャメイン・ステーリング✖ショーン・オマリー考察Part.01はコチラから>


ステーリングの卓越した打撃回避の能力、多少不格好でも組みついてしまえばケージに押し込んで強引にテイクダウンやバックを奪ってしまう無類の組み力、そして一度有利な体勢を取ったら決して相手を逃さない圧倒的なコントロール力こそが、王者優位説の強力な根拠だ。

さらに注目したいのは、試合開始直後の攻防だ。というのも以前ステーリングは、オマリー同様に長いリーチを誇るストライカーのコリー・サンドハーゲンと対戦した際に、スタートと同時に──絶妙な間合いを保ちつつも──プレッシャーをかけて下がらせ、蹴り足を掴むとあっという間にテイクダウンからバックを奪取、そのままチョークを極めて驚愕の圧勝劇をみせているのだ。

今回の試合に向けても王者は「サンドハーゲン戦と同じように極めてやるよ。前に出てプレッシャーをかけてやる。奴はフットワークを使うだろうけどこっちは逃げ道を遮断する。すると奴は苦し紛れに蹴ってくるだろうから、それを掴んで奴の体を二つ折りにしてやるさ。1ラウンド半分で極めるよ」と宣言している。

王者が予告通り試合開始と同時に圧力をかけてゆく可能性は高いと思われる。対するオマリーがそれに屈せず、逆に王者を下がらせる、あるいは出鼻の打撃を当てることはできるのか。試合開始直後から、まったく目が離せない一戦だ。

また、オマリーとしては序盤から組み伏せられてしまったとしても、極められさえしなければ次のラウンドはスタンドから再開となる。2019年のクインテッド・ウルトラにて五味隆典をギロチンチョークで仕留める等、以前からグランプリング大会にも精力的に出場して実績を出しているオマリーは、前戦から1年間、さらなるグラップリングの強化に多くの時間を割いてきたという。

何度ポジションを奪われようが極めさせず、試合を長引かせれば長引かせるだけ王者の集中力は下がり、必殺の左右のストレートが当たる可能性が上がるだろう。

またオマリーは、ステーリングがキャリア唯一のKO負けを喫した2017年のマルロン・モラエス戦についても言及し「モラエスがやったように、俺が奴を眠らせる姿をいつも頭に浮かべているよ」と語ってもいる。

スタンドでオマリーのプレッシャーを感じた王者が不用意にテイクダウンに行くようなことがあれば、モラエス戦のようにカウンターのハイキック、あるいはヒザを当てるチャンスが広がる。

昨年10月のTJディラショー戦の時のステーリングの公式計量時の様子

さらに──。

「アルジョは俺よりはるかにキツい減量をしているはずだ。だから脳から水分が抜けて一発で倒れるよ」とも語るオマリー。

王者に対してSNS上で「俺は今日すげえカロリーの高い美味い晩飯を食ったぜ。アンタはなにを食ったんだい?」、「俺は今日もたっぷり質の高い睡眠を摂ったぜ。アンタの睡眠はどうだい?」(※最近オマリーは、睡眠の専門家を雇ってその向上に努めている)とユーモラスな挑発を繰り出してもいる。

対するチャンピオンも、その投稿に対して「お前は寝ているんだな。俺は練習するんだ。違いが分かるか?」と気の利いたリプをしている。とまれ、当代最高のグラップラー✖ストライカー、クラシカルにして最先端の攻防を、心ゆくまで堪能したい。

■視聴方法(予定)
8月20日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前7時00分~U-NEXT

■UFC292対戦カード

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング(米国)
[挑戦者]ショーン・オマリー(米国)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャン・ウェイリ(中国)
[挑戦者]アマンダ・レモス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー(米国)
イアン・ギャリー(アイルランド)

<バンタム級/5分3R>
マーロン・ヴェラ(エクアドル)
ペドロ・ムニョス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ(米国)
デモン・ブラックシアー(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ワイドマン(米国)
ブラッド・タヴァレス(米国)

<ミドル級/5分5R>
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)
デニス・チュルリン(ロシア)

<TUF31ライト級決勝/5分3R>
カート・ホロボウ(米国)
オースティン・ホバート(米国)

<TUF31バンタム級決勝/5分3R>
コディ・ギブソン(豪州)
ブラッド・カトーナ(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート(米国)
アンドレ・ペトロスキー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・リー(米国)
ナタリア・シウバ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
マリーナ・モロズ(ウクライナ)
カリーニ・シウバ(ブラジル)

The post 【UFC292】極めるか、倒すか。間合いと減量&睡眠=ステーリング✖オマリー戦展望─02─ first appeared on MMAPLANET.