カテゴリー
MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC UFC283 UFC287 UFC288 uFC289 イリャ・トプリア クレイジソン・ホドリゲス シャーウス・オリヴェイラ ジョシュ・エメット ジルベウト・ドゥリーニョ ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ ダナ・ホワイト ニール・マグニー ベニール・ダリューシュ ベラル・モハメッド ホルヘ・マスヴィダル 平良達郎

【UFC288】ダナ・ホワイトが5月6日大会にドゥリーニョの2カ月連続PPV大会出場発表。モハメッドと対戦

【写真】短距離走で突っ走るかのようなドゥリーニョ(C)Zuffa/UFC

20日(木・現地時間)にダナ・ホワイトがインスタライブで、5月6日(土・同)のUFC288「Sterling vs Cejudo」のコメインイベントでベラル・モハメッド✖ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズの一戦を組むことを発表した。

同大会のコメインはシャーウス・オリヴェイラ✖ベニール・ダリューシュのライト級戦が組まれていたが、前者の負傷で消滅。今回のモハメッド✖ドゥリーニョの戦のアナウンスと同時に、オリヴェイラ✖ダリューシュが6月10日(土・同)のUFC289「Nunes vs Pena3」のコメインで実現することも明らかとなっている。


3年振りのニュージャージー大会で、驚きのドゥリーニョの連投だ。今月4日のUFC287でホルヘ・マスヴィダルを判定で下したばかりのドゥリーニョは、1月のUFC283でもダブルタイトル戦の一つ前の試合で、ニール・マグニーと戦い肩固めで一蹴している。

半年間で3度の試合、さらに全てがPPVイベントのメインカードで、次戦はタイトル戦でないのに5Rマッチが組まれる。今なぜか、オクタゴンでドリーニョ・ブームという風な登用のされ方だ。

対してモハメッドは昨年10月のショーン・ブレディ戦以来、約半年半ぶりの試合となる。驚愕のオクタゴン8連勝中のモハメッドは、打撃で突き放してテイクダウンに長けているファイター。とはいえドリーニョとしては組まれても構わないし、その前のジャブ多用のスタイルをインファイトで切り崩すことができれば、2021年2月以来の王座挑戦が見えてくる。

また今回のスペシャルアナウンスのなかで平良達郎が、クレイジソン・ホドリゲスとオクタゴン4戦目を戦う6月24日大会が、UFC ABCとしてフロリダ州ジャクソンビルで実施され、当然のように地上波ABCでフリー中継されることも決まった。ちなみに同大会のメインはジョシュ・エメットとイリャ・トプリアのフェザー級マッチが組まれる。

さらに7月22日にはロンドンO2アリーナでUFC FNが行われることも言及されている。4月から5月20まで5連戦、1週間のブレイクを挟んで(この間にRoad to UFC開催)6月3日から現時点で6連戦が予定されるUFCだが、この間に平良以外の日本人ファイターの試合がどこに組み込まれるか、楽しみだ。

The post 【UFC288】ダナ・ホワイトが5月6日大会にドゥリーニョの2カ月連続PPV大会出場発表。モハメッドと対戦 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Bu et Sports de combat MMA MMAPLANET o UFC UFC283 カイ・カラフランス デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ 剛毅會 岩﨑達也 武術空手

お蔵入り厳禁【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。モレノ✖フェゲイレド「受けのため」

【写真】一見、激しい打撃戦に見えて──その実は (C)Zuffa/UFC

MMAと武術は同列ではない。ただし、武術の4大要素である『観えている』状態、『先を取れている』状態、『間を制している』状態、『入れた状態』はMMAで往々にして見られる。

武術の原理原則、再現性がそれを可能にするが、武術の修練を積む選手が試合に出て武術を意識して勝てるものではないというのが、武術空手・剛毅會の岩﨑達也宗師の考えだ。距離とタイミングを一対とする武術。対してMMAは距離とタイミングを別モノとして捉えるスポーツだ。ここでは質量といった武術の観点でMMAマッチを岩﨑師範とともに見てみたい。

お蔵入り厳禁。武術的観点に立って見たブランドン・モレノ✖デイヴィソン・フィゲイレド戦とは。


──モレノ✖フィゲイレド、かなり観客席も沸いていたのですが、正直なところ4度目になるとこうなってしまうのかという試合に感じました。

「今回のモレノは構えが小さ過ぎました。顔を覆って、ガードをしていた。結果、空間が狭くなっていました。ただし、フィゲイレドの打撃は中間距離での打ち合いが全然ダメで。入ってきたところに合わせるアッパーは良いけど、自分から打ちに行くジャブ、ワンツーが全部悪い。

フィゲイレドの構えは、半開きになっていて横のラインがガラ空きなんです。正対している時は横のラインには強くて、縦のラインには少し弱い。それが半身に切った構え、斜めだと横の空間が細くなって相手のフック系のパンチ等が入りやすくなる

対してモレノの構えはパンチを意識して、受けのための構え。防御のための構えになっています。暫定王座戦でカイ・カラフランスと試合をした時は、私が追求している夫婦手での連動が見られ素晴らしかったです。夫婦手をきかせて捌き、返すことができていました。しかし、今回の試合は構えが凄く悪かったです。すっごい悪い。だから間が全てフィゲイレドになっていました」

──夫婦手をきかす。それこそが、攻防一体の動きですね。

「解説の水垣(偉弥)さんが、右の振りが大きいと言われていましたが、その通りでした。何の取り柄もないフックを振りまわして。なんで、カイ・カラフランスの時とこうも違うのか。顔面を殴られたくないという意識が大き過ぎたのかと思いました」

──自分は打撃だけでなく、パンチも含めて過去3試合のしんどさが影響して、もうああいう勝負をしたくないという意識が働いているのかという風に見えてしまいました。でも、まぁ打撃を出して客は騒いでお金は貰える。だけど打撃も組みも我慢や粘りがなかった。

「そう言われると、もうしんどいことはしたくない風な組みでもありましたね。殴られたくないと同じ、しんどいことをしたくない。簡単に下になってスクランブルがなかったです。まぁ人間なんてやる気満々で死力を尽くして戦えるって──そう長く続くとも限らない。そういうことかもしれないですねぇ。でも、お金は欲しいと(笑)。

モレノにしても、やっと掴んだチャンス。こんな場は一生に一度しかないっていう時とは、精神面が違って然りです。タイトルマッチで同じ相手と4度も戦うと、そうなりますよ。でも、最後だけ捌きからの左フックなんです。左ミドルを捌いて左フック、これは空手の動きに通じます。モレノに空手の概念があるかどうは分からないのですが(苦笑)。

しかもロングレンジから、もの凄い勢いで飛び込んで当てました。親指側が当たっている微妙なヒットの仕方でしたけどね」

──MMAグローブで親指側が当たるのは、打つ方として危なくないでしょうか。

「あれは鍛えていないと、自分の指がいくことはあります。それに握った拳が目に当たって文句をいうフィゲイレドは、お門違いです。そもそも、あんな風に痛さが顔に出てしまうと、その時点で一本負けです。

あの場面はどうしても当たったところが注目されがちですが、あの左ミドルを捌いた動きからの左フック、当たる前の動きが番素晴らしかった。そこに注目してほしいですね。一番重要なポイントです」

──つまりは攻防一体の動きが見られたわけですね。

「そうです。この試合で、モレノはずっとガードとパンチがバラバラでした。厳密にいうと捌いて→反撃というのは、武術的には攻防一体とはいえない技です」

──防御した時が、攻撃になっているのが武術で。

「ハイ。ただし、MMAで勝つために武術を生かすということで、競技のなかでは存在する──そういう技で。それでも、あの左フックは入魂の一撃でした。あとは全部、右を振りまわしてばかりで。あれを早く使えよ──と。カイ・カラフランスを倒した三角蹴りも、今回はバラバラでしたね。カイ・カラフランスには、それだけ打撃のプレッシャーがなかったから出来ていた。そんなにキツい戦いはしたくないと思うのであれば、カイ・カラフランスに見せた動きで戦えば良かった。

上手に戦いたいなら、手と足の連動や攻防一体という動きをすべきです。あれだけガードを意識すると、相手との衝突が増えますからね。衝突して返すという動きではなくて、相手の圧力が強いから捌いて返す方が効果的だったかと思います。ただし、勝ったから。何が良いのか、悪いのかはなかなか分からないところですよ。勝ったら、『これで良かった『』となりますしね。

でもモレノはガードで本当にパンチ力のある相手と戦うと、ガード越しに距離を取られてしまいます。パンチへの守りの態勢ができてしまっていて、逆に回し蹴りやヒザ蹴り、テイクダウンをズバッと入られる。違う攻撃の餌食になってしまいます」

──相手有りきになっていると。

「ハイ。受けてから、何かしようとしていました。それが最後のところではフィゲイレドに左ミドルを蹴らせて、ソレを捌いて左フックと自分からの動きだったんです。先手を取っての受け──でしたね。ここ以外は受けてからの攻撃だったので、先手を取られている。そんな風に取らせる必要はなかったと思います。

戦いは必要以上に強いと思うと、それはそれで計算間違いを起こすことがあります。と同時に、だから良かったとなる場合もある。ここまで強い人同士の戦いになると、計算云々ではなくなってくる。そして考えれば、考えるほどMMAと戦いの間に違いが存在している。そんな風なことを考えるようになりました」

The post お蔵入り厳禁【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。モレノ✖フェゲイレド「受けのため」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
F1 Goods MMA o UFC UFC283   ジョゼ・アルド プロレス ボクシング

ジョゼ・アルドがUFCホール・オブ・フェーム入りについてコメント「もしMMAを続けていれば、もっと成長できたと思うし、バンタム級王座にも絡めたと思う」

Funko POP ! UFC: JOSE ALDO 格闘技・プロレス【送料無料】【代引不可】【あす楽不可】


MMAを引退したジョゼ・アルドが2月10日にプロボクシングデビュー戦(2023年01月12日)

 こちらの続報。



 『UFC 283: Teixeira vs. Hill』速報でも書きましたが、大会中にジョゼ・アルドのUFCホール・オブ・フェーム入りが発表されています。表彰式は7月のインターナショナル・ファイトウィークに開かれます。


 この件についてジョゼ・アルドが以下のコメント。

「嬉しかったね。予想外だった。全く想像もつかなかった。ただ、故郷に帰ってきたという感じだった。僕はここで育ったんだ。僕は『キング・オブ・リオ』と呼ばれていた。UFCとビデオメッセージをくれた全てファイターたちには、感謝しかない。光栄だよ」

「デイナ・ホワイトが僕の腰にベルトを巻いてくれたのは、WECの後に初めてUFCに出場した時、デトロイトだったと思う。それがここで戦いたいと思ったし、全てが始まった瞬間だった」

「もしMMAを続けていれば、もっと成長できたと思うし、ベルトにも絡めたと思う。でも、そろそろキャリアを終わらせる時期だったと思った。バンタム級での戦いにはとても満足していたよ」


 アルドは2月10日にプロボクシングデビュー戦が予定されています。続きを読む・・・
カテゴリー
F1 MMA o ONE UFC UFC283   マウリシオ・ショーグン

『UFC 283: Teixeira vs. Hill』マウリシオ・ショーグン引退試合を見たファイター・関係者の反応

引退賢者はのんびり開拓生活をおくりたい [ 鈴木竜一 ]


 『UFC 283: Teixeira vs. Hill』イホール・ポテーリャ vs. マウリシオ・ショーグンを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA o ONE UFC UFC283   ジャマール・ヒル

『UFC 283: Teixeira vs. Hill』ジャマール・ヒル vs. グローヴァー・テイシェイラを見たファイター・関係者の反応

現役引退――プロ野球名選手「最後の1年」(新潮新書)


 『UFC 283: Teixeira vs. Hill』ジャマール・ヒル vs. グローヴァー・テイシェイラ&テイシェイラ引退を見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA News o UFC UFC283   ブログ

『UFC 283: Teixeira vs. Hill』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点


Nicolas Dalby defeats Warlley Alves(MMA Decisions)

 『UFC 283: Teixeira vs. Hill』ニコラス・ダルビー vs. ワルリー・アウベスのジャッジの採点。Fabio AlvesとSal D'Amatoが1,2Rダルビー、3Rアウベスで29-28ダルビー勝利。Derek Clearyが1Rダルビー、2,3Rアウベスで28-29アウベス勝利でした。

 主要サイトの採点は30-27ダルビー支持3人、29-28ダルビー支持11人、28-29アウベス支持2人でした。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC283 デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ

【UFC283】左フックで右目をふさいだ暫定王者モレノが王座統一。フィゲレイドはバンタム級転向

<UFC世界フライ級王座統一戦/5分5R>
ブランドン・モレノ(メキシコ)
Def.3R終了時 by TKO
デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)

フィゲイレドはグローブタッチをせずに試合が始まった。左のガードを下げたフィゲイレドがプレスをかけると、ケージを背負ったモレノがダブルレッグでグラウンドに持ち込んだ。下から首を抱えるフィゲイレドに対し、モレノが動きを見せないと会場のファンがブーイングを浴びせる。モレノがパスしたところで反転したフィゲイレドが立ち上がった。

モレノがケージ中央で左ローを見せる。プレスをかけてくるフィゲイレド、モレノは左ジャブから前蹴り、さらに左ローで押し返す。距離が近くなるとボディを連打し、フィゲイレドが離れたところでプレスをかけていく。フィゲイレドは右アッパーから飛び込び、さらに二段蹴りでモレノを追い込む。モレノは組みつき、フィゲイレドの離れ際に左ヒジを繰り出した。

モレノの右ストレートに合わせて右ローを打ち込んだフィゲイレド、さらに組みついたがモレノが離れた。モレノは離れ際にヒジを見せる。残り40秒でモレノが飛び込み、テイクダウンを奪った。フィゲイレドモレノの右足を取ってヒールフックで絞り上げる。モレノもフィゲイレドの足を取ってストレートレッグロックの態勢になるかと思われたが、ここでフィゲイレドが内ヒールで捻る。モレノはフィゲイレドのカカトが顔面に当たっていることをアピールしながら、ラウンド終了まで耐えた。

2R、いきなりフィゲイレドが距離を詰める。モレノがケージを背負いながらワンツーを見せた。モレノの左ローをキャッチしたフィゲイレドが、そのままモレノをグラウンドに引きずりこむ。モレノはスクランブルから立ち上がり、フィゲイレドが離れた。フィゲイレドは右ロー、モレノがサークリングしながらパンチを繰り出し、組みつくもフィゲイレドが離れる。

モレノにケージを背負わせてパンチを打ち込むフィゲイレド。モレノはケージ中央に戻って右ローを当てる。フィゲイレドはボディに右ストレートを突き刺した。フィゲイレドが右カーフを打ち込み、さらに右ハイを見せるがこれはキャッチされた。モレノはテイクダウンを奪うも、切り返したフィゲイレドにトップを奪われてしまう。モレノは左足をすくってスクランブルに持ち込んだが、ここでフィゲイレドがギロチンへ。耐えたモレノが頭を抜いた。

残り1分30分、モレノはケージ際でトップをキープする。パスを狙いつつパウンドを落とすも、すぐにフィゲイレドのガードの中に戻った。レフェリーがアクションを促すなか、モレノはトップからパンチを落とす。しかしフィゲイレドが下から左右のヒジを打ち込んで、このラウンドを終えた。

3R、左ジャブでモレノを追い立てるフィゲイレド。モレノはケージを背負ってサークリングし、右ストレートを伸ばすもかわされてしまう。フィゲイレドは左ジャブから右ローに繋げ、組んできたモレノを引きはがした。モレノは左右フックを振り回すも、フィゲイレドがバックステップでかわした。さらに前に出たモレノの左フックがヒットする。フィゲイレドは続く右ストレートのサミングをアピールしながら下がるも、レフェリーは動かない。そのままモレノが組みついてグラウンドに持ち込む。

フィゲイレドの右目尻から出血が見られる。モレノはトップをキープしながら、レフェリーがアクションを促すと、パス&パウンドを仕掛けた。しかし、これは動いている姿勢を見せるためのものか。すぐにフィゲイレドのガードの中に戻り、トップをキープする。立ち上がってパウンドを振り回しては、グラウンドに戻るモレノ。フィゲイレドの臀部に右ヒザを入れ、さらに片足を越えた。続いてパスしてサイドをキープしてラウンド終了のホーンを聞いた。

4R開始前、フィゲイレドの右目がふさがっているためドクターチェックが入る。ドクターはレフェリーに「STOP!」と申し入れ、モレノの王座統一が決まった。

1勝1敗1分の戦績でフィゲイレドが正規王者、モレノが暫定王者として迎えた王座統一戦はモレノが勝利。敗れたフィゲレイドはバンタム級転向を表明した。


The post 【UFC283】左フックで右目をふさいだ暫定王者モレノが王座統一。フィゲレイドはバンタム級転向 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC283 キック コルビー・コヴィントン ジルベウト・ドゥリーニョ ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ ニール・マグニー

【UFC283】ドゥリーニョがTD→パス→マウントから肩固め、流れるような展開でマグニーからタップを奪う

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
Def.1R4分15秒 by 肩固め
ニール・マグニー(米国)

ケージ中央でアップライトに構えるマグニー、地元ファンの声援を背負うドゥリーニョに対し、右ローから右サイドキックを見せる。ドゥリーニョが右ローを返した。マグニーが左ジャブを突くと、ドゥリーニョがバックステップで距離を取る。マグニーは右ロー、ドゥリーニョが右ストレートから組みつきボディロックからグラウンドに持ち込んだ。

ケージ際でハーフガードになったマグニーを抑え込むドゥリーニョが、右ヒジを落とす。マグニーは下から足でドゥリーニョを浮かせるも、それをディフェンスしたドゥリーニョがパスに成功した。マグニーの頭と右足を抱え、左ヒジを落とすドゥリーニョ。マグニーがガードに戻すと、ドゥリーニョはすぐに再びパスした。さらにマウントへ移行したドゥリーニョは、マグニーの頭をケージに着けて、クラッチを外しながら肩固めへ、。マグニーの右側に回って絞り上げると、マグニーがタップした。

まるで教科書のような流れでマグニーを下したドゥリーニョが、地元ブラジルのファンから大声援を受けながら、次の相手にコルビー・コヴィントンを指名した。


The post 【UFC283】ドゥリーニョがTD→パス→マウントから肩固め、流れるような展開でマグニーからタップを奪う first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC283 イホール・ポティエリア マウリシオ・ショーグン

【UFC283】マウリシオ・ショーグン、初回TKO負けで21年のキャリアに幕を閉じる……

<ライトヘビー級/5分3R>
イホール・ポティエリア(ウクライナ)
Def.1R4分05秒by TKO
マウリシオ・ショーグン(ブラジル)

41歳、ショーグンのラストマッチ。大歓声の後押しを受けるショーグンは、サウスポーのポティエリアに対し左手伸ばした構えを取る。右ローを蹴ったショーグンが、続いてミドルを蹴っていく。さらに右ローを続けて、右ストレートへ。ポティエリアは左ストレート、左ローを返す。距離を詰めて左フックをヒットさえたショーグンは、近い距離の打ち合いも果敢に応じる。

前に出たショーグンの組みに対し、ポティエリアは回って離れて中央を取る。ローの蹴り合いから組んだポティエリアは、姿勢を乱したショーグンに突進していく。ケージを背負ったショーグンは左をかわすが、クリンチで押し込まれる。残り90秒で離れた両者、ショーグンが綺麗に右ローを決めるが、右フックを側頭部に受けて動きが止まる。組んで崩し、バックを伺いつつ近距離でパンチを連打したポティエリア。下がりながら左を2発被弾し、ケージの前から前方に崩れたショーグンはパウンドの連打で――キャリアの幕を閉じた。

勝者はヒザをついてショーグンに経緯を払い、「この試合で準備してきたことが、そのまま出せた。ウクライナ、アイラブユー」と勝者は話した。そして温かいスタンディングオベーションに包まれたショーグンは「最初に皆、勝てなくてゴメン。21年のキャリをここで終える。UFCでは16年間戦ってきた。UFCファンの皆、ダナ、ロレンツォ、この間ずっとありがとう」と語り、we will rock youで送られオクタゴンを後にした。


The post 【UFC283】マウリシオ・ショーグン、初回TKO負けで21年のキャリアに幕を閉じる…… first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC283 グレゴリー・ホドリゲス ブルーノ・フェヘイラ

【UFC283】余裕を持って戦えているように見えたホドリゲスが、フェヘイラの左で沈む

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・フェヘイラ(ブラジル)
Def.1R4分13秒by KO
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)

サウスポーのフェヘイラに対し、上背&リーチで上回るホドリゲスはまず距離をおく。構えを変えるフェヘイラに右ボディを入れたホドリゲスは、前進にアッパーを合わせて再び腹を殴る。右ジャブから右ローのフェヘイラは、ワンツーで前に。回ってかわしたホドリゲスは左ミドルにもショートの左を放つ。さらに右ハイを見せたホドリゲスはダブルレッグを切って、右を伸ばす。

フェヘイラも左を放つが、ホドリゲスは余裕をもってかわす。カーフで姿勢を乱したホドリゲスは、フェヘイラの突進をいなしてがぶる。スクランブルから離れたフェヘイラがスピニングバックフィストを空振りし、距離を詰めるホドリゲスにヒザを狙う。離れたホドリゲスは右をヒット。さらに左フックに右を合わせワンツー。自ら間で戦えているように見えたホドリゲスだが、ケージを背負ったフェヘイラの攻撃を見過ぎたか、右に意識がいった刹那、左に左に合わされて一発で大の字に。フェヘイラが右のパウンドを落としたところで、レフェリーが割って入った。


The post 【UFC283】余裕を持って戦えているように見えたホドリゲスが、フェヘイラの左で沈む first appeared on MMAPLANET.