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MMA MMAPLANET o UFC UFC272 キック ジェイミー・マラーキー ジェイリン・ターナー

【UFC272】凄まじい圧力。ジェイリン・ターナーがテンプルを打ち抜き、マラーキーからTKO勝ち

<ライト級/5分3R>
ジェイリン・ターナー(米国)
Def.2R0分46秒by TKO
ジェイミー・マラーキー(豪州)

長身のサウスポー、ターナーが左ミドルを蹴る。踏み込んでオーバーハンドを振るうマラーキーだが、スッと出したターナーの左が伸びる。前蹴りを受け手も前に出たマラーキーだが、ヒザを効かされる。離れて追い打ちのターナーに対し、右を当てたマラーキーはクリンチでケージに押し込みヒジを打ちつける。顔を押し、ヒザ蹴りを入れたターナーが離れたマラーキーに前蹴り、左ミドルを蹴り込んでいく。

さらにワンツーからスリーとコンビネーションを決めたターナーは、左フックを被弾しても左を打ち返し、ハイキックも掴んでテイクダウン。立ち上がったマラーキのボディを抉り、右ストレートにヒザを合わせるターナーが頭抜けた強さも見せる。マラーキーもキモイが折れることなく戦いを挑むが、ショートのコンビネーションを打たれる。それでもダブルレッグでテイクダウンを決めたマラーキーがサイドで抑えて、エルボーを打っていく。マウントを狙ったマラーキーは、足を戻されると同時にエルボーを落とした。

2R、ターナーがスタンドでは圧倒も、マラーキーがテイクダウンを奪った──このことで両者がどのような心理状態で次の5分を戦うか。遠い距離で左に回るマラーキーが右を振って前へ。カウンターで待ち受けたターナーは左ミドルからワンツー右フックをテンプルに入れてダウンを奪う。前方に崩れたマラーキー、ターナーが間髪入れず回転数の速いパウンドを痛打し勝負を決めた。

テイクダウンを恐れることなく、距離を詰めて見事なTKO勝ちを決めたターナーは4連勝、UFC通算戦績を5勝2敗とした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC272 イェン・シャオナン キック マリナ・ホドリゲス

【UFC272】序盤リードのシャオナン。股間へのヒザで流れが変わったか、ホドリゲスにスプリット判定負け

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ホドリゲス(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
イェン・シャオナン(中国)

小刻みなステップからロー、右を伸ばすシャオナン。さらにワンツーを入れ、ホドリゲスのステップインを右で迎え撃つ。ワンツーからパンチを続け距離を詰めるシャオナンが、ローに右を合わせていく。前に出ると打たれるホドリゲスが右に回って間合いを外す。シャオナンは引き続きローに右のカウンターを狙った。ワンツーでステップイン、近距離でパンチを続けるシャオナンは、カーフの蹴り合い後に圧を掛けてきたホドリゲス屈することなく、カウンターで待ち受ける。

近距離のパンチの交換でもスピードで上回るシャオナンは、足も使いパンチを被弾する数が少ない。思い切り右を振るい、ヒザから左を入れたホドリゲスだが、左ヒザが股間を直撃しておりシャオナンが手を挙げてブレイクを要求する。サムアップし、試合に応じるシャオナンはここで得意の左サイドキックを蹴っていく。跳びヒザのホドリゲスが、サイドキック後に組みついてバックを伺うも、胸を合わせたシャオナンが足をすくいあげてテイクダウン。ホドリゲスは下から仕掛ける時間がなく、ラウンド終了となった。

2R、サイドキックを多用するようになったシャオナンが、テイクダウン狙いを切って離れる。ワンツーの打ち合いから前に出たホドリゲスに対し、シャオナンが左フックのカウンターを狙う。さらにワンツーを入れて離れたシャオナンとの距離を詰めたホドリゲスが、オーバーハンドも届かない。続くステップインではオーバーハンド後に左を当てたホドリゲスが、圧を掛け始めたか。

手数が減ったシャオナンだったが、ヒザ蹴りをキャッチしてテイクダウン。スクランブルでバックに回るが、ホドリゲスがウィザーから胸を合わせる。小外掛けを耐えたホドリゲスは、ケージに押し込まれた状態でヒザを見せ、シャオナンがエルボーを打って離れる。残り1分、ワンツーで前に出たホドリゲスが首相撲からヒザ蹴り、シャオナンの組みをいなしてケージに押し込む。ヒザ蹴りを抱えて押し込み返したシャオナンにヒザ、エルボーを掘りゲスは打っていく。離れたシャオナンにワンツーの右を当てたホドリゲスがこの回を取った。

最終回、ユライアが「ジャブ、サイドキックを使え」と指示を送り、シャオナンを送り出す。ローを蹴ったシャオナンが、パンチの応酬からサイドキックを放つ。ジャブから右のホドリゲス、シャオナンがジャブ、もしくはリードフックの一発という攻撃が多い。ホドリゲスが右を当て、ジャブを伸ばす。中に入れないと、ホドリゲスの距離での打撃戦を強いられるシャオナンが右に回り、追いかけてきたところでカウンター狙いのパンチを出す。

入れないシャオナンは、左右に回るステップだけではこの回を落とすことになる。意を決して踏み込むと、組んだホドリゲスがヒザとヒジを見せて離れる。残り2分を切って、ホドリゲスの踏み込みにカウンターを合わせるようになったシャオナンが左フックをヒットする。ホドリゲスも下がらない、カウンターを合わされようが右オーバーハンドを振るって前に出る。ホドリゲスはワンツー、右手を挙げてアピールするとシャオナンも同じ動作を見せ、ワンツーを入れる。組んでエルボー、右から左を当てたホドリゲスに、シャオナンのスピニングバックフィストが当たる。2回目は空を切り、タイムアップを迎えたシャオナンがすぐさまに股間の痛みを訴えた。

涙を浮かべるシャオナン、ウィナーコールを待つ間も泣き顔のまま──最後はスプリット判定負けのアナウンスを聞いた。


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UFC 272 Умар Нурмагомедов – Брайан Келлехер Бой /Umar Nurmagomedov vs Brian Kelleher Full Fight

Полный бой между Умаром Нурмагомедовым и Брайаном Келлехером на турнире UFC 272!

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MMA MMAPLANET o UFC UFC272 マリナ・モロズ

【UFC272】見事なコントロール、モロズがアガポヴァを肩固めで破り「国を想うと泣きたくなる」とコメント

<女子フライ級/5分3R>
マリナ・モロズ(ウクライナ)
Def.2R3分27秒by 肩固め
マリヤ・アガポヴァ(カザフスタン)

ウクライナ国旗を掲げて無表情で入場したモロズ。サウスポーのアガポヴァの左ローをかわすモロズが前に出て組み、ケージに押し込む。右腕を差し、前方に崩しに掛かるモロズはシングルに切り替え、さらにダブルとケージレスリングを続ける。背中にエルボーを落とすアガポヴァからついにテイクダウンを奪ったモロズが左足をフックし、右足も差し入れる。左腕を喉下に回している状態で、前転にも背中につきRNクラッチへ。

アガポヴァが手首を掴み胸を合わせに行ったが、パームトゥパームに切り替えたモロズが、力をこめる。下に落とされそうになったモロズは腕十字に移行、腕を抜いたアガポヴァが逆にバックに回る。モロズが立ち上がり、胸を合わせて押し込んだ状態で時間となった。

2R、ワンツーから3発目を振るって組んだモロズがケージへ。ヒザをボディに入れ、体を入れ替えながらボディロックテイクダウンを狙う。初回と同じように前方に崩し、まずは左足をワンフックし後方から殴ると、背中を伸ばして右のパンチを打っていく。肩固め狙いからマウントに入れ替えエルボーを落としたモロズは、背中を見せたアガポヴァを後方から殴り続ける。両足をフックし、絞めを狙いつつパンチを落とすモロズ。背中を着けさせると同時に肩固めに入ったモロズがタップを奪った。

満面の笑みを浮かべ、勝利の雄叫びを挙げたモロズは「スポンサー、対戦相手に感謝している。皆、楽しんでくれたかな。そしてチーム、練習仲間に感謝している。皆、知っていると思うけど……私の国、ウクライナが大変なことになっていて、家族も残っているし心配で涙が出るわ。皆の声に支えられたわ、ありがとう。国のことを想うと、泣きたくなるの。皆、ありがとう。今回の試合はケガもあり、コロナにも感染して入国するにも困難が伴って。でもATTに戻りファイトができて、本当に嬉しい。皆、ありがとう」と涙で語った。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC272 ウマル・ヌルマゴメドフ ブライアン・ケレハー

【UFC272】ウマル・マゴメドフがケレハーに圧勝、TDからバック奪取RNCで初回一本勝ち=14連勝達成

<フェザー級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
Def.1R3分15秒by RNC
ブライアン・ケレハー(米国)

フルマゴ従弟のウマルが、鋭い右前蹴りから右ハイを繰り出す。サウスポーから軌道が変わる前足の蹴りを見せるウマルが、右ハイを当てる。前蹴りで突き放し、左ジャブ、前に出たケレハーが組んでもケージに押し込まれる。ダブルアンダーフックで右腕を差しあげるウマルは、テイクダウンを取れないと判断するとヒザを入れて離れる。直後にダブルレッグを仕掛け、ケレハーがスクランブルもケージに押し込まれバックを許す。左足に続き右足をフックしRNCをセットしたウマルは、ヒザ立ちのケレハーからタップを奪った。

キャリア14連勝としたウマル・マゴメドフは「ハードな相手に勝てて嬉しい。この試合は準備期間が短かったからフェザー級で戦ったけど、これからもバンタム級で戦う。2週間後でも戦う。チーム、ダゲスタン、ロシアに感謝する」とコメント──ブーイングが起こった。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC272 キック タジル・ウランベコフ ティム・エリオット ボクシング

【UFC272】強くてダーティーなティム・エリオットが、ウランベコフから逃げ切り勝利

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
タジル・ウランベコフ(ロシア)

いきなり後ろ回し蹴りを見せたエリオットが、ケンケン状態で前に出てミドルを蹴る。ウランベコフはジャブから右ストレートと正攻法で迎え撃ち、ジャブを連続で届かせる。エリオットはローを蹴り、ボディを伸ばすが、右を打たれてダブルレッグへ。背中をつけたウランベコフに鉄槌を落とし、立ち上がり際に顔面にヒザを2つ入れる。タイミング的にあギリギリセーフの攻撃を受けたウランベコフが右を2発返し、クリンチでもパンチを打っていく。

エリオットはローから右フック、そして2度目のダブルレッグを決めた刹那、ウランベコフが立ち上がりエルボーを受けてもジャブを返す。ウランベコフの右ストレートにダブルレッグ、アンクルピックで3度目のテイクダウンを決めたエリオット。ウランベコフがバタフライスイープを仕掛けスクランブルでスタンドに戻る。エリオットもスタンドに戻ってテイクダウンで加点という狙いか、抑え込みを続ける意志はない。

残り1分、ウランベコフが右を当て、変則的なエルボーを繰り出したエリオットが左フックに繋げる。ジャブ、ワンツー、ハイキックを見せたウランベコフだが、左オーバーハンドでダウンを喫する。組んで立ち上がったウランベコフだが、初回を落とした。

2R、左オーバーハンドをヒットさせたエリオットは、ウランベコフのダブルレッグを切る。パンチが大きくなり始めたウランベコフ、ジャブと右ストレートという基本に戻るが、このエリオットは圧を受けないで前に出てくる。そこに初めてダブルレッグでテイクダウンを決めたウランベコフも、またグラウンドをキープすることはない。スクランブルからの投げを潰して離れたエリオットに対し、右を当てたウランベコフがクリンチでダーティーボクシング勝負へ。グローブを掴んで殴るというまさにダーティーな面も見せたエリオットは、ボディロックテイクダウンを潰してマウント奪取。

すぐに足を戻してスクランブルで立ったウランベコフが、ボディロックからリフトしてテイクダウンも、背中をつけた瞬間に反動でエリオットが上を取りに行く。ここもスクランブルとなり、クリンチしてボディのウランベコフだがエリオットがエルボーを打ち込む。ウランベコフもエルボーを返し、ボディロックでケージに押し込みテイクダウンを奪いかかったところで時間になった。

最終回、ジャブから右ミドルを入れたウランベコフは、左をかわしてエルボーを入れる。続いてクリンチでパンチを入れ、離れてもアッパーから右フックを左に合わせる。パンチを被弾する数が増えたエリオット、動きも落ちている。左のオーバーハンドも切れがなくなったエリオットにジャブ、ストレートを当てるウランベコフはダブルレッグを選択する。

ケージに押し込んだウランベコフが、シングルレッグでリフトしてバックに回る。残り90秒、スタンドで背中に乗り──前方に落とされないで四の字フックに取ったウランベコフが、寝技に持ち込む。RNCをセットしたいウランベコフに対し、エリオットは手首を掴んで耐える。パンチに切り替えたウランベコフはパンチ、鉄槌を入れてタイムアップを迎えた。

初回にあった立ち上がり際のヒザ蹴りはともかく、2Rのグローブを掴んでのパンチは明らかに反則だったが、エリオットはジャッジ3者から29-28と支持され競り勝った。


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F1 MMA MMAPLANET o UFC UFC272   アレックス・オリヴェイラ イェン・シャオナン ウマル・ヌルマゴメドフ エジソン・バルボーサ グレッグ・ハーディー ジェイミー・マラーキー セルゲイ・スピヴァク タジル・ウランベコフ ティム・エリオット ブライアン・ケレハー ヘナト・モイカノ ホルヘ・マスヴィダル マリナ・ホドリゲス マリヤ・アガポワ ルドヴィット・クライン

【UFC272】計量終了 コビントン×マスヴィダル──止まらない罵り合い。どうなるロシア勢……

【写真】予定調和が、激しくなっているだけで何も面白くないやりとりだ(C)Zuffa/UFC

5日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC 272「Covington vs Masvidal」が開催され、4日(金・同)に本計量、セレモニアル計量が行われた。

メインで戦うコルビー・コビトンとホルヘ・マスヴィダルは、セレモニアル計量のフェイスオフでダナ・ホワイトを間にののしり合いを続ける。

そしてジョー・ローガンに旧友でビター・ライバル(遺恨の相手)と戦うことになったと尋ねられたマスヴィダルは「ビター・ライバルじゃないビッチだ。アメリカントップチームとは別に僕に人生、このスポーツを関わってくれた父のために、そして自分のためにビッチの化けの皮を剥がす。チ〇ポでケ〇の穴の臭いをかいでいろ。神に感謝し、ここに来てくれた──こんなヤツのために拍手を送ってくれる皆に感謝している。コルビー、俺の願いを聞いてくれ、PPVを売ってほしんだ。俺の方を見ろよ、ビッチ。できないだろう、ビッチ。ただPPVを売れ、お前はそれで十分なビッチだ」等、訳せないような言葉を続けた。

続いて元ルームメートで元チームメートと戦う、この試合の意味を問われたコビントンは「ウォー、ウォー、ウォー、ジョー・ローガン。僕らは将来のことを話していたけど、今のことを話そうや。ジョー・ローガン、皆が君を愛している。君がUFCに戻って来てくれて嬉しい。恋しかったよ。今日は最後の晩餐だ。明日は電気椅子を用意する。アイツのケツを吹き飛ばす」と話し、最後は米軍への称賛の言葉を送り、「ゴッド・ブレス・アメリカ、明日の夜に会おう」と大声で締めた。


両者のやりとりなど、特にMMAに必要ないと感じるファンにとって注目はウマル・ヌルマゴメドフ、タジル・ウランベコフの2人だ。キャリア13勝0敗のウマル、13勝1敗のウランベコフ──バンタム級とフライ級の要注目株でブライアン・ケレハー、ティム・エリオットを下せばランキングもそうだが、存在感が違ってくる。とはいえ個人の力の及ばないところで、彼らのキャリアに暗雲が立ち込めている。

ロシア軍のウクライナ侵攻により、パラリンピックではロシアとベラルーシの選手団の参加が拒否され、サッカーでもFIFAとUEFAは代表をはじめロシアの全チームの国際大会への参加禁止を決定した。UEFAチャンピオンズリーグの決勝もサンクトペテルブルクのガスプロム・アレナから、パリのスタッド・ドゥ・フランスに変更されている。

一方で自動車レース界では世界モータースポーツ評議会が、ロシアとベラルーシ籍のドライバーに関して、国家の代表としての出場や、国旗の掲揚などを国威高揚に通じる一切の行為を禁じるなど誓約書にサインをしたうえで出場を認めている。ただしF1ではロシアGPを2025年まで中止とし、ハースF1のロシア人ドライバー=ニキータ・マゼピンが父親の経営する会社のスポンサーごと契約を破棄されるなど──政治とスポーツは別という大義も完全に崩れ、ロシア人アスリートは困難な状況にある。

そんななかUFCやMMA界では、ロシア人ファイターを締め出すという話は出ておらず(3月19日の英国大会は水面下でカード変更という動きもあるようだが)、今回のセレモニアル計量でもウマル・ヌルマゴメドフとタジル・ウランベコフというダゲスタン系ロシア勢へのブーイングや、ウクライナ国旗を身にまとったマリナ・モロズへの特別な声援は(BGMが爆音量で流れてはいたが)確認できなかった。

そんな両者だけでなくMMAには欠かせないロシア人ファイター達が、母国の他国侵攻の影響を──出場機会を得ることができたとしても、受けないわけはないだろう。今後のMMA帝国のファイターの活躍の場はどうなっていくのか──という意見すら憚れる空気が我々の世界を覆っているが、果たして。

■視聴方法(予定)
3月6日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
コルビー・コヴィントン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ホルヘ・マスヴィダル: 170.5ポンド(77.34キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス: 160ポンド(72.57キロ)
ヘナト・モイカノ: 160ポンド(72.57キロ)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ブライス・ミッチェル: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド: 170ポンド(77.11キロ)
アレックス・オリヴェイラ: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・スピヴァク: 243.5ポンド(110.44キロ)
グレッグ・ハーディー: 266ポンド(120.65キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイリン・ターナー: 156ポンド(70.76キロ)
ジェイミー・マラーキー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ホドリゲス: 116ポンド(52.62キロ)
イェン・シャオナン: 116ポンド(52.62キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニック・ネグメレアフヌ: 205.5ポンド(93.21キロ)
ケネディ・ンゼチェクウ: 206ポンド(93.44キロ)

<女子フライ級/5分3R>
マリナ・モロズ: 125.5ポンド(56.92キロ)
マリヤ・アガポワ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ: 146ポンド(66.22キロ)
ブライアン・ケレハー: 145ポンド(65.77キロ)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット: 126ポンド(57.15キロ)
タジル・ウランベコフ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
ルドヴィット・クライン: 156ポンド(70.76キロ)
ディヴォンテ・スミス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー: 205.5ポンド(93.21キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 206ポンド(93.44キロ)

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Who Said It? Colby Covington or Jorge Masvidal? | UFC 272

Members of the UFC 272 weigh-in show play ‘Who Said It?,’ guessing which of the two main event fighters said certain memorable phrases.

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3.5『UFC 272: Covington vs. Masvidal』からオクタゴンがアップグレード/デッキ部分がLEDディスプレイに


 UFCが3月5日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 272: Covington vs. Masvidal』からオクタゴンをアップグレードすることを発表。最新鋭のLEDデッキング・ディスプレイが導入され、会場観戦やテレビ視聴に革命をもたらすと告知しています。

 当初はロープを光らせていたのに、最近は光らせなくなったRIZINとは逆ですね…。続きを読む・・・
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【UFC272】メインは元親友、今や犬猿の仲。コルビー・コビントン×ホルヘ・マスビダル

【写真】打と一体化したテイクダウンで仕掛け続けることができれば、コビントン有利か(C)Zuffa/UFC

5日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC 272「Covington vs Masvidal」が開催される。

今大会ではアレックス・ヴォルカノフスキー✖マックス・ホロウェイ、3度目の世界フェザー級選手権試合が組まれていたが、挑戦者ホロウェイの負傷欠場でコリアンゾンビことジョン・チャンソンが代替チャレンジャーとなり、4月9日のUFC273に延期に。

またアルジャメイン・ステーリング×ピョートル・ヤンの世界バンタム級選手権試合IIの王座統一戦も、現王者のステーリングの負傷で、フェザー級世界戦と同様にUFC273にスライドされている。

結果、コルビー・コビントン×ホルヘ・マスヴィダルのノンタイトル戦がメインで組まれることとなった。UFCのPPV大会で世界戦が組まれないのは昨年7月のUFC264以来となる。


とはいえUFC264は最初からダスティン・ポイエーとコナー・マクレガーの3度目の対戦がメインに据えられており、今回のように昇格ヘッドライナーではない。ただし、そこは人勢の宝庫UFC、コヴィントンとマスヴィダルは過去の実績、キャラクターからも世界戦以上に注目を集める顔合わせといえる。

煽り映像にも見られるように、この2人は長年ATTのチームメイトであり練習パートナーであった。それだけでなく互いにセコンドに付き合うほど仲だった。「凄く近しい存在だった」とマスヴィダルが言えば、コビントンも「親友だった」と明言している。

「打撃が上手かったアイツは、俺と練習することでレスリングが強化され、ウェルラウンディットファイターになったんだ」とコビントンが煽り映像のなかで話しているように、過去に何度も仲睦まじい様子がUFCの中継内でも確認されていた。

しかしコビントンによれば「俺たちが親友だったのも、俺がヤツが望むトップになるまで」だった。コビントンは所属ジムもMMAマスターズに移し、「俺はケージに友人を創りに来ているんじゃない。金を稼ぎにきているんだ」と言い切るや、対戦が決まれば近親憎悪のようにトラッシュトークを続けている。

そんなコビントンとマスヴィダル、両者揃って現UFC世界ウェルター級王者カマル・ウスマンに2度敗れており、知名度はあってもタイトルへのストーリーラインにギリギリに踏み留まっている状態にある。

今回の試合で遅れを取ると、その時点でベルトへの挑戦は行列の最後に回されることは避けようがない。そんな大一番、打撃でいえば蹴り、ヒザを交えたトータルストライキングでマスヴィダルが上をいく。ただし、テイクダウン能力とスクランブルではコビントンが上回り、テイクダウンで完結するパンチの圧力は、マスヴィダルを上をいく。

テイクダウンの一部と可したパンチは当たればKOパワーがあるだけでなく、外れてもパンチと組みの両方をマスヴィダルに意識させる効果が十分にある。マスヴィダルとしては、テイクダウンを警戒し過ぎるとパンチを被弾するので、それほそ倒されて立つときにバックを許さないことを念頭に置き、組みの防御で疲弊しないことが大前提。5Rを戦い切る戦略がマスヴィダルには必要になってくる。

今やテイクダウンは姿勢を乱して立つ準備をしておけば、簡単に抑えられることはない。ただし、下に居続ける続けることは判定を考えると法度。そうなるとスクランブルゲームとなり、攻めていることでペースを守り、体力と気持ちが長持ちするのはコビントンという見方もできる──が、果たして。

■視聴方法(予定)
3月6日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWプライム

■対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
コルビー・コヴィントン(米国)
ホルヘ・マスヴィダル(米国)

<160ポンド契約/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
ブライス・ミッチェル(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
アレックス・オリヴェイラ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)
グレッグ・ハーディー(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイリン・ターナー(米国)
ジェイミー・マラーキー(豪州)

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ホドリゲス(ブラジル)
ヤン・シャオナン(中国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニック・ネグメレアフヌ(ルーマニア)
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
マリナ・モロズ(ウクライナ)
マリヤ・アガポヴァ(カザフスタン)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ブライアン・ケレハー(米国)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
タジル・ウランベコフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ルドヴィット・クライン(スロバキア)
ディヴォンテ・スミス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー(米国)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

The post 【UFC272】メインは元親友、今や犬猿の仲。コルビー・コビントン×ホルヘ・マスビダル first appeared on MMAPLANET.