カテゴリー
ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC SASUKE UFC UFC272 アンシュル・ジュビリ イ・ジョンヨン イー・チャア ウリジブレン キム・ギョンピョ キム・ハンソル クルムアリ・マイマイティトゥハティ ググン・グスマン コルビー・コビントン シャオ・ロン トップノイ・キウラム パク・ヒョンソン パンクラス ホルヘ・マスヴィダル ホン・ジュンヨン 中村倫也 修斗 内田タケル 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 海外 野瀬翔平 風間敏臣

【RTU ASIA2022】「優勝できる実力を持っていると想定して」。イー・チャアと準々決勝、SASUKE─02─

【写真】一連のインタビューはABEMAと共同取材。動画でRoad to UFC出場選手たちの模様も楽しんでいただきたい(C)MMAPLANET

9日(木・現地時間)、シンガポールはカレンのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode01でイー・チャアと対戦するSASUKEインタビュー後編。

UFC PPV大会をラスベガスでの出稽古期間中に会場で観戦したことで、SASUKEは日本との違い感じ、今回のトーナメントは決勝で松嶋こよみと戦いたいと思っていたという。SASUKEが目にしたベガスと日本のMMAの違いとは。そしてUFCとの契約を勝ち取るには障害となる初戦の相手イー・チャア、両者が勝ち上がれば準決勝で戦うことになった松嶋について尋ねた。

<SASUKEインタビューPart.01はコチラから>


──RIZINでフェザー級トップになるのではなく?

「そうですね。パンクラス、DEEPが一番分かりやすいと思っていました。RIZINで勝って名前を挙げて、日本で注目される存在になることでUFCも契約するというルートがないわけでないことは理解しています。それよりも自分の責務を全うしながらアピールをする方が、可能性があるのではないかと思っていました」

──UFCで戦える選手でもRIZINで戦い続けるケースと、UFCで戦いたいと思って戦っている選手がいるかと思います。

「行こうと思っている、思っていないは別にしても実力が上の選手はRIZINに集まっています。クレベル選手、斎藤裕選手、今のチャンピオンの牛久選手、それに摩嶋選手とか勝ち星こそないけど海外でベルトを獲ったこともあります。自分の力を測る、海外で戦えるのか試すうえでRIZINのファイターと戦うにもアリだと思いました。

ただ格闘技界で前例のないことといっても……そもそも知ってもらわないと始まらないということは、最近になって分かったというか。そういう意味では注目度の高いRIZINに出るのも一つの選択肢として全然ありだとは思っています」

──そういうなかで7年振りになります。日本人選手が勝てばUFCという戦いに臨むのは。そこが無くて皆が苦労してきた。と同時にコンテンダーシリーズだったら1試合でケリがつくのですが。その辺り、どのように感じていますか。

「そもそもチャンスがなかったので、行くしかないです。それは勿論厳しい道ですけど、ここでやらないといつやるの?って感じじゃないですか。なのでオファーが来た時に、やるって決めました。3つ勝って契約なら、3つ勝てない限り話にならないということ。そういう風に自分のなかで解釈したので」

──ベガスの練習でやっていけるという手応えを掴めたことで、そういう風に割り切れるということはありますか。

「そうですね。向うのファイターと組み合った経験があり、UFCに出ているファイターの実力も知った。そこで自分がどうやっていくのか、策というか……活路が見えている状態なので、やってやると腹を括っています」

──対戦相手は中国のイー・チャアという選手です。

「試合も数試合しかチェックできていないですけど、絶対に弱くないですよね。レコードも良いし」

──未知数で、実力が測りづらい。対戦相手のレベルも分からない。でも、強いヤツは強い。

「その通りです。相手は優勝できる実力を持っている。その可能性があると想定しています。この8人に選ばれるということは絶対に弱くはないですし。自分も似たような立場なので、誰がとってもおかしくないかなと。情報がなくても、優勝する力を持っている選手。油断はしていないです」

──私は韓国勢がやはり一番のライバルだと思っています。と同時に韓国の選手は映像もあって情報も豊富です。対して中国勢は分からない。そのような相手に、ここまで培ってきたことをどのようにぶつけたいと考えていますか。

「結局、勝たないと始まらないので。勝つために必要なことを全うする。5分3Rを戦った時にチャンスがあればフィニッシュしますけど、15分間のなかで如何に自分の時間を創ることができるか。自分が先に仕掛けるだとか、エゴを押し付ける試合をすれば勝ちにつながるので、そういう試合をしようと思います」

──それがトーナメント戦の良さかと。これがコンテンダーシリーズだと、ド派手で勝利至上主義とならない、また別のMMAになるかと思います。しっかりと制圧することが否定されがちな。

「僕はスタイル的に他の人と違う所があると思うので。そこを良い意味で楽しんでもらえるというのがあります。見せなきゃいけないとか、自分のやりたいことが出せればなるようになると思っています。だから、そんなにトーナメントだからとか、コンテンダーシリーズだからとかは考えていないです。自分のパフォーマンスを出し切って、なるようになるだろうと(笑)」

──SNSで松嶋選手とは決勝のつもりだった、本物の格闘技を日本に根付かせたいと書かれていたのは?

「僕、現地時間の3月1日にラスベガスに着いたんですけど、現地の5日にUFC272をTモバイル・アリーナで観たんですよ。ホルヘ・マスヴィダルとコルビー・コビントンがメインのPPV大会を観て……全てが違っていました。ただの格闘技ファンに戻った1日になって。これが世界一のMMAだと思いました。

選手のレベルとかではなくて──スポーツと政治は別物であってほしいですけど、ロシアの選手には大ブーイングで、ウクライナの選手は大声援というぐらい国民性が反映されていました。そこまでMMAに乗っかることができるって、日本にはないじゃないですか。そこまで感情を動かせるんだって。

実際に向うで生活をして、どれだけUFCファイターがリスペクトされているかも見てきました。引退したロクサン(モダフェリ)でさえ、ショッピングしていると店員に声を掛けられていました。ここまでいけばMMAも本物だなって。だからUFCぐらいの盛り上がり、その市場を日本の国民に知ってもらうには僕と松嶋選手で決勝をやるのがベストだと思っていました」

──それだけの志を持っていると互いに認め合っているわけですね。

「そうです。松嶋選手も本気でソコを目指してやっている。彼も実力で生き残ってきている人なので。倒し合わないといけない時が来るんですけど、✖世界で見た時には仲間ではないですけど、そういう気持ちはチョットありました」

──松嶋選手とはアマチュア修斗で戦っています。

「アハハハ。そうなんです、やっています。松嶋選手のアマ修斗デビュー戦だったかと。で、僕が負けて。松嶋選手は関東選手権で優勝し、そのまま全日本選手権で優勝しました。プロでも修斗新人王になり、負け無しで上がっていきました。僕はアマ修斗で負け越してプロになっていますから。それからケガもしたし、負けも経験した。あの人も順風満帆でやってきたわけじゃないですけど、僕とはキャリアの積み方が違っています。だから当たった時は『実はあの時やっていたんだよ』と引っ張り出してもらうと、見る人にとって一つのストーリーになるかなって(笑)。そんなには気にしていないですけど」

──そういう背景があると、なおさらあのトーナメント枠はほろ苦いです。

「決勝で当たることができていれば、日本国民は……日本のMMAファンはもっともっと注目してくれると思いました。準決勝でも話題になるでしょうけど、やっぱり決勝でやる方がストーリーがあるじゃないですか。まぁ、そういう風に現地でUFCを観て思いました」

──浪漫があるわけですね、MMAに。それでもUFCは2人が勝てば準決勝で当たるトーナメント枠を作成しました。浪漫はあっても、全くセンチメンタリズムはない。あの人達のやっていることは容赦がないです。

「それだけ厳しいところなんだと、通告された感じです」

──ともあれ準決勝の前に1回戦を勝って貰わないといけないです。改めて初戦に向けて意気込みをお願いします。

「やれることはやってきたので、自分のパフォーマンスを出してどんな形でも勝ちます。ここでこけたら終わり。先は見えないと思うので、何をしても勝つ。そういう気持ちです」

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode03
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

The post 【RTU ASIA2022】「優勝できる実力を持っていると想定して」。イー・チャアと準々決勝、SASUKE─02─ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o UFC UFC272  

『UFC 272: Covington vs. Masvidal』ハファエル・ドス・アンジョス vs. ヘナート・モイカノを見たファイター・関係者の反応


 『UFC 272: Covington vs. Masvidal』ハファエル・ドス・アンジョス vs. ヘナート・モイカノを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA o UFC UFC272   コルビー・コヴィントン ホルヘ・マスヴィダル

『UFC 272: Covington vs. Masvidal』コルビー・コヴィントン vs. ホルヘ・マスヴィダルを見たファイター・関係者の反応


 『UFC 272: Covington vs. Masvidal』コルビー・コヴィントン vs. ホルヘ・マスヴィダルを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
カテゴリー
News o UFC UFC272 YouTube

De Olho na Luta, por Vitor Miranda: Colby Covington x Jorge Masvidal

Quais foram os detalhes técnicos que fizeram #ColbyCovington superar o rival #JorgeMasvidal na luta principal do #UFC272? Confira na análise sempre precisa do @Vitor Miranda!

Assine o Canal Combate: https://glo.bo/2SULgEU
Inscreva-se para receber a Newsletter: https://www.ufc.com.br/newsletter
Site: http://www.ufc.com.br
Instagram: http://www.instagram.com/ufc_brasil
Twitter: https://twitter.com/UFCBrasil
TikTok: https://www.tiktok.com/@ufcbrasil
Inscreva-se no UFC Docs: https://www.ufcdocs.com.br/
Facebook: https://www.facebook.com/UFCBrasil
Spotify: https://spoti.fi/2Tz0nDO

カテゴリー
MMA News o UFC UFC272 YouTube

BREAKING! Nate Diaz GOES OFF on Dana White and UFC, Covington vs Masvidal UFC 272, Conor McGregor

UFC News today, we have UFC fighter Nate Diaz going off on both the UFC and Dana White in recent comments. Then we have UFC 272: Colby Covington vs Jorge Masvidal updates and much more. Make sure to LIKE and SUBSCRIBE for more daily content!

#UFC #MMA #UFC272 news

-UFC fighter, Denys Bondar of Ukraine loses his home

-Beneil Dariush sidesteps possible surgery, talks about a fight against Islam
Makhachev soon

-Nothing impressive about the UFC 272 main event, says Khamzat Chimaev

-Chael Sonnen says that Conor McGregor vs Floyd Mayweather fight had lied about their numbers

-Derek Brunson pays out a $10,000 donation for Cain Velasquez’s legal fees

カテゴリー
o UFC UFC272   ケビン・ホランド コルビー・コヴィントン ホルヘ・マスヴィダル

『UFC 272: Covington vs. Masvidal』パフォーマンスボーナス



 UFCが『UFC 272: Covington vs. Masvidal』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・コルビー・コヴィントン vs. ホルヘ・マスヴィダル

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・マリーナ・モロズ、ケビン・ホランド

 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC272 コルビー・コヴィントン ダスティン・ポイエー ホルヘ・マスヴィダル

【UFC272】コヴィントンがグラウンド&バックコントロールでマスヴィダルを封じ込める。次はポイエー??

<ウェルター級/5分5R>
コルビー・コヴィントン(米国)
Def.3-0:50-44.50-45.49-46.
ホルヘ・マスヴィダル(米国)

開始早々、飛び蹴りを見せたマスヴィダル。そのままガードを上げてコヴィントンと向かい合う。距離を取るのはコヴィントン、スイッチしながらパンチを狙っていく。マスヴィダルはパンチとロー、コヴィントンは頭を下げてパンチを振りながら距離を詰めた。マスヴィダルはアイポークがあったと主張するが、コヴィントンはそのまま組み付き、ケージ際でマスヴィダルに尻もちを着かせた。起き上がるマスヴィダルのバックに回るコヴィントン。相手を崩し、グラウンドに持ち込んでサイドバックに回りながら、さらにバックマウントへ。

RNCを狙うコヴィントンだが、マスヴィダルもこれをしのぐ。左右のパンチで削りながら腕を相手の首に回していくコヴィントン。マスヴィダルは防戦に回る。コヴィントンはマスヴィダルの腕を殺し、背中を着かせた。そして残り50秒でマウントに移行したコヴィントンに対し、マスヴィダルはヒジを受けながら立ち上がった。スタンドに戻るとローをれんだするマスヴィダル。コヴィントンはマスヴィダルの前蹴りを捌いた。

2R開始前、コヴィントンにアイポークに関する口頭注意が与えられる。ラウンド開始後、コヴィントンは左ハイをミス。しかしマスヴィダルはグラウンドに行かない。スタンドでパンチを振るうコヴィントンに対し、ローでけん制するマスヴィダル。さらに右ミドルを当てる。コヴィントンはパンチを振るう際に頭が下がってしまう。右フックを振るいながら組み付いたコヴィントン、マスヴィダルはケージに押し込まれながら右ヒジを相手の頭部に突き刺した。相手をケージに押し込みヒザを打ち込むコヴィントン、左ヒザがマスヴィダルの下腹部をとらえ、マスヴィダルのアピールによって試合は一時中断に。

再開後、すぐに距離を詰めたコヴィントン。マスヴィダルは細かいパンチで対応し、相手が組み付いてきてもケージ際で体勢を入れ替えた。ケージ中央ではニータップをフリに右ストレートを当てたマスヴィダル。コヴィントンを右ローですくい、尻もちを着いた相手のトップに回りに行くが、スクランブルに持ち込んだコヴィントンがマスヴィダルのバックに回る。両者は離れたあと打撃戦へ。さらに組み付いたコヴィントンは相手をケージに押し込むも、マスヴィダルは離れて右ローを連打する。動きの鈍ったマスヴィダルの顔面を、コヴィントンのパンチが捉えさらにマスヴィダルをケージに押し込んでいった。

3R、マスヴィダルの右ハイをブロックしたコヴィントンは、お返しの左ハイからシングルへ。これをカットしたマスヴィダルは、左ジャブを放ちながら離れる。コヴィントンはパンチを振るいながらマスヴィダルをケージに押し込み、グラウンドに持ち込んだ。相手に背中を着かせたコヴィントンは、上からパンチとヒジを落とす。左ヒジの連打を食らうマスヴィダル。さらに相手の頭を抱えて、パンチを打ち込んでいくコヴィントン。足を一本越え、マスヴィダルが起き上がろうとした瞬間にパスガードした。

しかし動く相手に対して、ハーフガードの中に戻ったコヴィントンは、パンチを落としつつバックへ。右腕をマスヴィダルのアゴに回し、締め上げるが極まらない。今度は左腕で絞め上げたコヴィントン、マスヴィダルは反転してスクランブルに持ち込むが、ここはコヴィントンが制した。マスヴィダルは立ち上がり、打撃戦を挑むもコヴィントンが距離を取ってラウンドを終了を待った。

4R、互いにガードを上げてパンチを放つ。マスヴィダルはローに切り替えたが、コヴィントンの左ハイに対して下がる。コヴィントンはダブルレッグを切られながらも、パンチを顔面に当てて再びテイクダウンを仕掛けた。ケージ際でシングルに切り替えたコヴィントン、マスヴィダルは足を抜いたが、またもコヴィントンに押し込まれてしまう。倒せないとみるやコヴィントンは離れてパンチの連打へ、左アッパーを当ててからシングルレッグを狙った。倒せなかったコヴィントンは、離れてパンチ勝負へ。連打でマスヴィダルをケージ際に追い込む。

パンチで追い込んでからテイクダウンを狙うパターンとなったコヴィントンだが、倒しきることはできない。ここでマスヴィダルが乱打戦の中で右フックを当てる。腰を落としたコヴィントン、マスヴィダルはチャンスに攻め込んでいくも、追撃することはできず。復活したコヴィントンが再び前に出て、マスヴィダルをケージに押し込んだ。ケージ中央に戻ると、見合う両者。互いに疲れたか、軽く打撃を出し合ってラウンドを終えた。

最終回、コヴィントンが距離を詰める。左フックからマスヴィダルをケージに押し込み、相手の右足を取ってグラウンドに持ち込んだ。ハーフガードのマスヴィダルのバックに回り、右腕を相手のアゴに回すコヴィントン。足のフックは解けたが、右腕はマスヴィダルの首を狙い続ける。体を起こしたマスヴィダルのバックに回ったコヴィントンは、マスヴィダルのヒジを受けながらもテイクダウンを狙う。コヴィントンのバックコントロールを受けるマスヴィダル。コヴィントンはパンチで削りながらバックマウントを狙うも、マスヴィダルが立ち上がる。

これを引き倒したコヴィントンは、バックをキープしながらパンチを上下に打ち込む。マスヴィダルもシングルを仕掛けるも、スイッチしたコヴィントンが再びバックへ。パンチで削り、右腕をアゴに回して搾り上げながら、最後はトップからパンチを連打して試合終了のホーンを聞いた。

試合終了後も言い合う両者。大差の判定で勝利したコヴィントンは、次の相手としてダスティン・ポイエーの名前を挙げた。


The post 【UFC272】コヴィントンがグラウンド&バックコントロールでマスヴィダルを封じ込める。次はポイエー?? first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC272 キック ハファエル・ドスアンジョス ヘナト・モイカノ

【UFC272】1年4カ月ぶりのオクタゴンでTDを奪い続けたドスアンジョスが代役モイカノに判定勝利

<160ポンド契約/5分5R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
Def.3-0:50-24.49-44.49-45.
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

モイカノがサウスポーのドスアンジョスに右ハイから右ストレート。ドスアンジョスは組み付いて首相撲に持ち込むが、モイカノはケージに押し込んでバックに回る。離れるドスアンジョス。再び距離が近くなると、組んできたドスアンジョスをケージに押し込んだモイカノ。しかしドスアンジョスは離れると左の三日月蹴りからダブルレッグでテイクダウンを奪った。勝負はスタンドに戻るが、ドスアンジョスがワンツーで相手を下がらせ、相手の右をかわしながらテイクダウンに成功する。

ケージ際でサイドに回ったドスアンジョスはニーオンザベリーを狙うも、モイカノはハーフへ。ドスアンジョスはトップから左右のヒジを落としていく。足を利かせるモイカノに対し、立ち上がったドスアンジョスはパウンドを落としながら再びグラウンドへ。ハーフガードのモイカノは、ドスアンジョスの体にしがみつくも、それを引きはがしたドスアンジョスはパンチを落とし続ける。下からバックを狙ったモイカノを封じ込め、トップのまま初回を終えた。

2R、左ミドルで相手を下がらせたドスアンジョス。モイカノのパンチに合わせてテイクダウンを狙うが、これは決まらない。しかしドスアンジョスの左ストレートがクリーンヒット。続くダブルレッグをスプロールしたモイカノだが、スタンドではドスアンジョスのパンチをもらってしまう。ドスアンジョスもテイクダウンはできないが、左ストレートをモイカノのアゴに突き刺す。さらに再び組み付いたドスアンジョスは、バックに回ってコントロールする。モイカノが離れる際に右ヒジを打ち上げた。

ケージ中央ではモイカノの蹴りをさばき、右ストレートをかわしてグラウンドに持ち込んだドスアンジョス。ハーフガードのモイカノに鉄槌とヒジを振り落として削っていく。ケージ際で右ヒジを落とすドスアンジョス、モイカノは身動きが取れずヒジを受け続けた。

3R、モイカノが前に出るも、ドスアンジョスのプレッシャーの前に下がってしまう。ドスアンジョスは左ストレート、左ミドルで攻め立てる。モイカノの左ジャブをブロックしながら距離を詰めるドスアンジョスは、相手のパンチをかわしながら左ミドルを繰り出す。シングルでのテイクダウンに失敗したドスアンジョスに、モイカノもグラウンドへ持ち込もうとするがドスアンジョスも立ち上がる。スタンドではドスアンジョスのパンチが連続ヒット。さらにヒジ打ちで追い込み、左ハイでダウンを奪った。そのままトップを奪い、モイカノにパウンドを連打するドスアンジョス。

ハーフガードのモイカノを抑え込み、左のヒジを落とすドスアンジョス。パスガードして相手の右側に回るが、モイカノもガードに戻した。しかしドスアンジョスはすぐに一本足を越えて左ヒジ。この一発でモイカノの左目尻をカットした。

4R開始直前、モイカノにドクターチェックが入る。モイカノの左目は大きく腫れているが、試合は続行される。互いにジャブを伸ばしながら、モイカノが前に出た。ドスアンジョスは右のカーフキック。モイカノは左右のフックを連打し、ドスアンジョスの顔面をかすめたが、打ち終わりにドスアンジョスがシングルでテイクダウンを奪った。モイカノを抑え込みながら、そのままケージ際に運んでいくドスアンジョス。右ヒジを連打するドスアンジョスに対し、モイカノは防戦一方に。

体を起こそうとするモイカノの首を抱えて抑え込んだドスアンジョス。動けないモイカノにパンチとヒジを連打するが、レフェリーは試合を止めない。大流血のモイカノは立ち上がり、下がりながら凌いだが、ラウンド終了のホーンが鳴ると大きくフラついた。

最終回、再びドクターがモイカノの顔面をチェックする。またも試合は続行だ。ドスアンジョスの右ジャブに対して、モイカノは右ストレート。前に出るモイカノだが、ドスアンジョスも足を使って距離を取り、右ジャブと右ローを繰り出す。下がるモイカノに左ハイを見せたドスアンジョスが、またもダブルレッグでグラウンドに持ち込んだ。モイカノは足を利かせて立ち上がる。スタンドに戻ると、パンチを当てていくモイカノ。ドスアンジョスのダブルレッグをスプロールして、スタンドで勝負する。

ドスアンジョスは右ロー、モイカノはアッパーを織り交ぜたコンビネーションを見せるも、ドスアンジョスの顔面には届かない。このラウンドを流し始めたドスアンジョスが、ワンツーを繰り出しながら、相手のパンチをディフェンスする。モイカノの左フックがクリーンヒット、さらに打ち合いに持ち込むモイカノ。残り20秒からラッシュを見せるモイカノに対してサークリングするドスアンジョスが、終了間際に左ストレートかダブルレッグを仕掛けたが、これは決まらなかった。

判定はジャッジ1人が6ポイント差をつける内容で、ドスアンジョスの勝利に。
「短期間で試合を受けてくれたモイカノの感謝している。ダナ・ホワイト、ショーン・シェルビーにも。多くの選手が逃げて、戦いたがらなかったなか、5日前に試合を受けて5Rを戦うなんて凄いことだ。僕にもタフだった、フィジエフはムエタイファイターでモイカノはグラウンドに優れた選手だから。16カ月の試合で、ちょっとリングロスがあったよ」(ドスアンジョス)


The post 【UFC272】1年4カ月ぶりのオクタゴンでTDを奪い続けたドスアンジョスが代役モイカノに判定勝利 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC272 エジソン・バルボーサ キック ブライス・ミッチェル

【UFC272】ブライス・ミッチェルがバルボーサからダウン&TDを奪い、最大5P差のドミネイト判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
Def.3-0:30-25.30-27.30-27.
エジソン・バルボーサ(ブラジル)

サウスポーのミッチェルが右サイドキック、バルボーザは右ローで相手の動きを止める。プレッシャーをかけるミッチェルに対し、バルボーザはケージを背負いながらサークリングし、右ローを当てていく。ケージ中央に戻ったバルボーザのボディへ、ミッチェルのサイドキックがヒット。さらにミッチェルがオーソドックスにスイッチして右ミドルを当てた。そしてミッチェルの左ストレートをモロに食らったバルボーザはダウン。ミッチェルはケージ際でトップを奪い、相手の頭をケージに押し付け、パウンドと右ヒジを落とす。

下からミッチェルを抱えるバルボーザ。ミッチェルは構わず右ヒジと右の拳を落とす。足を利かせるバルボーザだが、ボトムから脱出はできない。トップキープしながら息を整えるミッチェル、バルボーザもセコンドの指示を聞いてうなづく。直後、相手を蹴って離したバルボーザが立ち上がり、勝負はスタンドに戻る。プレッシャーをかけながら右バックスピンキックを見せたバルボーザ、ラウンド終了間際には右ストレートを当てた。

2R、強烈な右ローを繰り出すバルボーザ。しかしパンチの打ち終わりにダブルレッグを合わされてグラウンドへ。ミッチェルは抑え込みながら右ヒジを落とす。フルガードを取るバルボーザの左目周辺から出血が見られる。そのバルボーザをケージに押し込むミッチェル。そのままパスガードを狙うが、バルボーザは左のオーバーフックからのブリッジでミッチェルの体勢を崩し、立ち上がった。しかしミッチェルもすぐに組み付いてバックへ。再びグラウンドに持ち込み、半身のバルボーザに右のパンチを浴びせる。そのままハーフガードのバルボーザを抑え込み続け、最後は相手の足を掴みながら立ち上がり、このラウンドを終えた。

最終回、バルボーザが前に出る。バルボーザのパンチに左ストレートを返すミッチェル。しかし左ハイを失敗して背中を着いてしまった。グラウンドに行かないバルボーザ、ミッチェルも立ち上がりスタンド勝負に戻る。ミッチェルの右ハイをスウェーでかわしたバルボーザだが、直後にミッチェルのダブルレッグでクリーンテイクダウンを奪われてしまった。2Rと同様に、しっかりと抑え込むミッチェル。バルボーザは相手を離すことができない。ミッチェルは体を起こしながら大きな右を振るう。

ここでバルボーザが下から三角絞めを狙ったものの、ミッチェルはバルボーザを盛り上げてマットに落とし、バルボーザのクラッチも解けてしまう。再び左目尻から出血し始めたバルボーザ。ミッチェルはケージ際でバルボーザの足をさばき、パスを狙う。バルボーザはミッチェルの右足を取りに行ったが失敗。ハーフガードになったバルボーザの首を抱えてパンチを連打したミッチェルが、マウントを奪った。ハーフに戻すバルボーザ、ミッチェルは右ヒジを落としていった。

判定は1人のジャッジが5ポイント差をつけるフルマークでミッチェルが勝利した。


The post 【UFC272】ブライス・ミッチェルがバルボーサからダウン&TDを奪い、最大5P差のドミネイト判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC272 アレックス・オリヴェイラ ケヴィン・ホランド

【UFC272】ウェルター級転向のホランドがオリヴェイラをパウンドアウトして1年5カ月ぶりの勝利

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
Def.2R0分38秒 by TKO
アレックス・オリヴェイラ(ブラジル)

ホランドが左ローと左ジャブ、オリヴェイラも右ローを返し、相手が出て来ると右クロスを合わせる。オリヴェイラがローで探りながら、ホランドの蹴りをすくい尻もちを着かせた。すぐに立ち上がったホランドは距離を取って左ジャブを繰り出す。下がるオリヴェイラに蹴りの追撃を見せるホランドだが、蹴り足をすくわれてしまった。そして右ストレートを当てたオリヴェイラだが、ホランドはオリヴェイラの右足をキャッチするそのホランドのバックに回る。ホランドは立ち上がり、右ストレートでオリヴェイラにダメージを与える。

打ち返すオリヴェイラに対して距離を保つホランドは右カーフ。オリヴェイラもプレッシャーを与えながらワンツーを見せる。オリヴェイラが左ボディストレートから右ローでホランドのバランスを崩すオリヴェイラ。相手の蹴りに対して右ストレートを返す。お互いにローを嫌がるそぶりを見せながら、オリヴェイラが組み付き、ホランドを転がしながらバックマウントへ。そのままRNCを狙ったが、ホランドは「大丈夫だ」とばかりに右手の親指を上げ、ラウンド終了のホーンを聞いた。

2R開始早々、ホランドの右ストレートを食らったオリヴェイラがケージ際まで吹っ飛ぶダウン。すぐさまホランドが右の鉄槌、パウンド、さらに右ヒジを連打してレフェリーストップを呼び込んだ。

ウェルター級に転向し、2020年12月12日のジャカレ戦以来1年5カ月ぶりの勝利を得たホランドは、「カウボーイは殴り合いに来た。俺もそうしたかった。前の階級で戦うより、ちょっと浮ついてしまって……疲れたけど、最高だよ。体重を増やして、クッキーを食べて王座を目指そうとは思わない。アスリートとして階級を下げてトップを目指す。プロフェッショナルとしてね。次? 分からないけど、もう1人のカウボーイとやってみたいね」と語った。


The post 【UFC272】ウェルター級転向のホランドがオリヴェイラをパウンドアウトして1年5カ月ぶりの勝利 first appeared on MMAPLANET.