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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN50 ジョナサン・ピアース デヴィッド・オナマ

【UFC ESPN50】ピアースのTDを切り返し続けるオナマ、左右ストレートを当ててノンストップ戦を制す

<148.5ポンド契約/5分3R>
デヴィッド・オナマ(ウガンダ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ジョナサン・ピアース(米国)

オナマが左ジャブを突いて距離を測る。ピアースは右ストレートを伸ばした。右ロー、左ボディから右ストレートを繰り出すピアース。オナマはサウスポーへのスイッチも見せる。オナマの左ジャブがピアースの顔面を捕らえるも、ピアースの右がヒットした。互いにスイッチとストレート系のパンチで攻めるなか、ピアースは左右の前蹴りを突き刺していく。オナマも右クロスをヒット。ピアースは右ミドルを当てるが右ストレートは空振り。シングルレッグで飛び込んだピアースが、ドライブからグラウンドに持ち込もうと試みたが、ここはオナマが足を抜いて立ち上がった。

ピアースの右ミドルに右ストレートを合わせるオナマ。左ジャブの差し合いでもオナマが勝る。するとピアースがダブルレッグで飛び込み、テイクダウンするとバックへ。四の字フックで固めてパンチを連打していくも、オナマが切り返してトップを奪う。背中を見せて立ち上がったピアースは、離れたオナマにパンチを浴びせてからダブルレッグで組み、バックに回って引き込んだが、ここでもオナマが切り返してトップを奪った。

2R、スイッチしながらピアースが距離を詰めた。下がるオナマにダブルレッグで組みついたピアースだが、首を取られてしまう。しかしギロチンをかわしたピアースがバックに回った。四の字フックからパンチで削り、右腕をオナマの首に回すピアース。パームトゥパームで絞め上げるも極まらず。オナマが切り返してトップを奪うが、スクランブルからピアースがハイクロッチからグラウンドに引き戻し、またもバックへ。

起き上がるオナマに対し、バックコントロールを続けるピアースが四の字フックからRNCへ。切り返してバックを奪うオナマを前に振り落としたピアースが、バックを奪い返す。と、オナマも前に振り落とした。ピアースがトップ、さらにバックを奪い、今度はオナマの切り返しを許さずヒジを落としていく。ならばと仰向けになったオナマが蹴り上げから立ち上がった。スタンドに戻るとピアースの右カーフに、オナマが左ジャブを合わせた。

最終回、距離を詰めるオナマに対し、ピアースが右縦蹴りを突き上げた。プレスをかけるピアースだが、オナマの左ジャブを食らう。互いにスイッチとジャブを続けるなか、ピアースがシングルレッグで入るもオナマがかわす。オナマの左ジャブ、左フックをもらいながらも組みつくピアース。オナマは離れて右クロスを当てた。徐々にオナマのパンチのヒット数が上がり、ピアースはケージに詰められてしまう。中央に押し戻したピアースがシングルレッグからバックに回るも、ここでもオナマが切り返した。スクランブルから立ち上がった両者。打ち合いもピアースに力がなくなってきている。

ピアースのシングルレッグをスプロールしたオナマだが、ピアースがなおもシングルレッグで押してくるとテイクダウンを許す。しかし、ここで切り返すのがオナマだ。今度はオナマがトップをキープ。ピアースはオナマの左腕をキムラで抱えたが、オナマが立ち上がった。スタンドに戻り、オナマにも疲労が見える。サークリングするオナマに対し、ピアースが打ち合いに持ち込んだ。ラストは両者が左右のパンチを振り合い、クリーンヒットはないものの会場を盛り上げた。

ズバ抜けた身体能力でピアースのテイクダウンを切り返し、左右ストレートを当てたオナマが判定勝ちを収めた。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN50 ハニ・ヤヒーラ ヴィクター・ヘンリー

【UFC ESPN50】左ジャブを軸にして組ませないヘンリー。最終回に右ハイからの連打でハニをストップ

<バンタム級/5分3R>
ヴィクター・ヘンリー(米国)
Def.3R2分36秒 by TKO
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)

サウスポーのハニが距離を詰めて左ローを放つ。サークリングするヘンリーにローを繰り出すハニ。右ジャブを突き、左右のローを打ち込む。右の関節蹴り、ローと積極的に打撃を繰り出すハニが組みついたが、これはヘンリーが突き放した。ヘンリーは距離を詰めて来るハニに右ストレートを合わせる。オーソドックスにスイッチしたハニがダブルレッグで飛び込み、バックに回ってケージに張り付くヘンリーをリフトした。しかし立ち上がったヘンリーが切り返してハニをケージに押し込む。

離れると、ヘンリーが右ボディストレートを突き刺す。さらに右ローを打ち込んだが、ハニが蹴り足を取ってシングルレッグからドライブする。ヘンリーはマットに手を着くも立ち上がり、右腕を差し入れてケージに押し込んだ。離れるハニにパンチを打ち込んでいくヘンリー。ガードを固めて下がるハニは、右ストレートからローを放つも、ヘンリーがケージに押し込んでいった。引き込みのように背中を着いたハニだが、ヘンリーはスタンドを選択。ラウンド終了間際の打ち合いで、両者のパンチがヒットした。

2R、ヘンリーがサークリングしながら右を打ち込む。ハニは関節蹴りから飛び込んだがテイクダウンできず。細かいパンチを打ちながら距離を詰めるハニに対し、ヘンリーは左ジャブを突いて中に入れさせず、距離が詰まると右を合わせていく。ダブルレッグをスプロールされたハニは打撃戦を強いられる。プレスをかけてハニにケージを背負わせたヘンリー。ケージ中央に押し戻したハニはダブルレッグは返されてしまう。打撃戦ではヘンリーの右がハニの顔面を捕らえる。しかしハニの右もヒットする。

サウスポースタンスから左ハイを見せたヘンリーが、オーソドックスに戻してハニにケージを背負わせる。ハニも右を伸ばすが、ヘンリーの右ボディストレートを受けてしまう。さらにヘンリーが右ストレートを食らい、ハニのマウスピースが飛ぶ。徐々にヘンリーが距離を詰め、ハニが組んできても足払いで返した。右ボディから右ストレートでダウンを奪ったヘンリーが、パウンドの連打を浴びせる。トップを奪い、ヒジを連打してラウンドを終えた。

最終回、ヘンリーが左ジャブでハニを中に入れさせない。ハニが連打から距離を詰めてくると下がり、さらにダブルレッグはスプロールした。ハニは下から足に絡んでいくも、ヘンリーがパウンドを落とす。立ち上がったヘンリーに合わせてスタンドに戻ったハニだが、ヘンリーの右を受けてダウン。亀になったハニにヘンリーがパウンドを連打する。仰向けになりニーシールドで守るハニに連打を浴びせるヘンリー。ヘンリーが立ち上がるとレフェリーがブレイクをかけた。スタンドではヘンリーが右ストレートから右ハイへ。動きが止まったハニにラッシュをかけると、レフェリーが試合をストップした。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN50 キック マルニック・マン

【UFC ESPN50】ケトレンが絶妙な距離感でコントロール。マルニックをパンチでグラつかせ判定勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
ケトレン・ソウサ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
マルニック・マン(米国)

サウスポーのマルニックに対し、ケトレンが前後のステップからローを見せる。マルニックもインローを繰り出すと、ケトレンが右前蹴りを突き刺してケージを背負わせる。マルニックは左の蹴りを上下に散らしてケージ中央に押し返す。ケレトンが右のガードを固め、パンチでマルニックを下がらせると、右サイドキックを繰り出した。ここでマルニックが組みつくも、ケージ際でケレトンが差し返す。右腕を指し返したケレトンが離れた。ケージを背負ったマルニックに右三日月蹴りを突き刺し、右ストレートを叩き込んでいく。

スイッチしながら距離を詰めるケトレンに対し、マルニックもプレスをかけていく。前蹴りでマルニックを止めたケレトンが跳びヒザから組みつき、そのままグラウンドに持ち込んだ。フックガードのマルニックにパンチとヒジを落とすケレトン。マルニックが三角をセットアップすると、ケレトンは立ち上がり、レフェリーもブレイクをかける。スタンドに戻ると、ケレトンがケージを背負わせて右スピニングバックキックを見せる。さらに右を当てたが、組んだマルニックが首投げでクリーンテイクダウンを奪った瞬間にラウンド終了のホーンが鳴った。

2R、ケレトンが距離を詰めて前蹴りを見せる。マルニックは左ローで動きを止めに掛かるが、左カカト落としを受け止めたケトレンにケージへ詰められてしまう。ケージ際でスタミナを使わないケトレンは、離れては打撃でマルニックをケージ際から逃さない。組んでも右腕を差し入れ、離れ際に右ストレートを打ち込む。右ロー、右ミドルを見せたケトレンが、さらに左アッパーから右ストレートへ。前後のステップで距離をつくり、右のカウンターからスイッチして左右ストレートを叩き込んでいく。マルニックもケージを背負いながら左ミドル、左ローを返すもマルニックが距離をつくって優位に立つ。動きの落ちたマルニックの顔面を、ケトレンの右が捕らえる。マルニックが強引に組みつき首投げを狙ったが、ケトレンに潰されてしまった。クローズドガードのマルニックに対し、ケトレンがトップを奪ったまま2Rを終えた。

最終回、ケトレンが右ミドルを見せながらサウスポーにスイッチする。レンジとスタンス、ポジションを入れ替えるケトレンに対し、マルニックはローとミドルで距離を詰めていく。シングルレッグで組んだマルニックがドライブしたが、ここもケトレンが離れた。そしてマルニックにケージを背負わせ、上下にパンチを散らす。左フックで動きを止めると、左ボディから顔面にパンチを叩き込む。腰を落とすマルニック。さらに連打を浴びせるとマルニックも顔を背けるように。

ここでケトレンが組むと、マルニックはケトレンの左腕を取ってキムラで引き込み、トップを奪って左腕を伸ばしにかかった、ケトレンは腕を抜いたもののボトムへ。マルニックはケトレンをケージに押し込むも、しがみつかれて展開させることができない。両腕を差し上げたケトレンはクローズドガードでガッチリと守る。マルニックが体を起こすと、ケトレンが蹴り上げから立ち上がる。スタンドに戻るとケトレンが距離を詰めたが、マルニックがボディロックからテイクダウンを奪う。しかしケトレンがリバーサルして試合終了となった。

ジャッジは3者ともフルマークでケトレンへ。昨年UFCデビューを果たしたケトレンにとって、オクタゴン初勝利となった。


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45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o PRIDE RIZIN UFC UFC ESPN50 UFC ESPN55   アリアネ・リプスキ アレックス・ペレス ウロス・メディッチ オースティン・ホバート オースティン・レーン カイオ・マシャード カリーネ・シウバ ガブリエル・ベニテス キック ジョナサン・ピアース ジョナタ・ジニス ティム・ミーンズ デミアン・マイア デヴィッド・オナマ ドンテイル・メイス ハニ・ヤヒーラ ビクター・ヘンリー ボクシング マァフゥシャトゥ マテウス・ニコラウ 食事

【UFC ESPN50】ハニ・ヤヒーラと対戦、ビクター・ヘンリー「こっちからサブミッションを仕掛ける」

【写真】ビクターは135.5ポンド、ハニは136ポンドで計量をパスしている (C)MMAPLANET

27日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN55「Nicolau vs Perez」が開催され、ビクター・ヘンリーがハニ・ヤヒーラと戦う。
Text by Manabu Takashima

柔術家として、柔術の技術でUFCを戦い続けるハニのスタイルに最大の経緯を払うビクターは、そんなハニに勝つには掟破りのサブミッションを仕掛けることを明言した。


──ビクター、うっすら汗が見えますね。

「そうなんだ、体重を落としている。もう痩せっぽっちだ(笑)。ドライアウトはそれほどしなくて、水をメチャクチャ飲んでいるんだよ」

──ウォーターローディングですね。

「大体1日に2ガロンほど、飲んでいるよ」

──7.5リットルも!!

「食事は本当に少ない量しか摂っていなくて、あと13ポンド落とすんだ」

──そんな時にインタビューを受けてくれてありがとうございます。ところで前回のジャビット・バシャラットとの試合は、急所蹴りでノーコンテストという残念な結果に終わりました。

「1R、彼は足なのかミドルなのか。それほど低くない蹴りを使ってきて、それがかすったんだよ。ファールカップがずれて、位置を戻した。そしたら2Rになって、今度はモロにカップを蹴られ耐えがたい痛みに襲われた。もう、アレで全てが終わったよ。凄く残念な結果に終わったけど、これもファイトだ。それにジャビットも狙って蹴ったわけじゃないしね。

4日間、腫れて歩くこともできなかった。それでも動けるようになったら、すぐにトレーニングに戻ったけどね。そういうことだよ。今は全く問題ない」

──ああいうアクシデントで試合が終わった時、仕切り直しのリマッチを戦いたくなかったですか。

「それはUFC次第だから。僕の方から誰かと戦いたいと言ったことはない。誰とでも戦うし、もちろんちゃんとした額のファイトマネーが支払われるならということだけどね。でも、僕の方から誰かにチャレンジするとかっていう気持ちはないんだ」

(C)Zuffa/UFC

──ビクターとハニ、日本のファンが思い入れのある選手同士の対戦となりました。

「僕もハニも日本で戦ってきた歴史がある。ただ、それよりもハニという自分が何をすべきかを理解しているファイターと戦えることが楽しみでならない。彼はPRIDEの時代のオールドスタイルを知っている。そういう経験をしてきた選手と戦えることもワクワクするんだ」

──ホイス・グレイシーの時代と違い、誰もが柔術を知っている中で柔術だけでUFCを戦い抜いているハニをどのように思っていますか。

「ハニは本当に尊敬に値するファイターさ。ただ今のファイターが皆、柔術を知っているとは思ってない。皆、半柔術なんだよ。サブミッションファイティングはテイクダウン、ポジショニング、サブミッションという流れでもない。テイクダウン、ポジション、パウンド、そしてサブミッションだ。

みなキックボクシングを続け、パンチを当てるとRNCを狙う。そういう試合ばかりで、彼らが柔術を知っているというわけじゃない。そんななかでハニ・ヤヒーラは数少ない、本当の柔術の使い手だ。デミアン・マイアに並ぶ、MMAで柔術を使いこなすファイターで。本当に凄いと思っている。彼のような拘りを持った選手は凄く重要だ。ハニが何をやってくるのか、相手は分かっているのに止めることができない。凄いことだよ。

今、多くのファイターはただ勝利を目指している。内容は関係ないんだ。ただ勝とうとしている。対してハニは自分が効果的だと信じた技術、柔術を使って勝利を手にしている」

──その意見を持てるビクターは反柔術でなく、柔術が分かっているファイターだと理解して良いですか。

「イエス、ハニ・ヤヒーラほどではないけど、僕は柔術を知っている。僕はレスラーで、キャッチレスリングを通してMMAにおける柔術を理解している。凄くピュアな柔術スタイルをね」

──ビクターもハニも、フィニッシュを目指すというファイト・アイデンティティは同じかもしれないですね。

「もちろん、フィニッシュをするために戦う。しかも、時間はかけたくない。効率く良く稼ぐんだ(笑)。同じ額を手にするなら、短い時間で貰う方が良いだろう(笑)。15分とか25分戦っても、2分でフィニッシュしてもファイトマネーは同額だ。なんで、そんな長い時間戦わないといけない? 当然、少しでも早くフィニッシュする方がエンターテイメントとしても上質だ。

前に日本でRIZIN×Bellatorのショーを観たけど、いくつかの試合は退屈だった。あの時、日本のファンですら携帯に目をやっていたよ。あくびをしながらね。ああいう対抗戦だから、負けらないという気持ちになるんだろうけど、あのファンの反応をみていたら再び対抗戦を組もうとはならないよ」

──ではビクターはどのようにハニとエキサイティングなファイトを披露しようと考えていますか。ハニに勝利するには彼のゲームに付き合わないことが一番です。テイクダウンを切る。突き放す打撃で深追いはしない。寝技には付き合わない。タイロン・ウッドリー×デミアン・マイアのような展開ですね。凄く退屈な試合になってしまいました。

「もちろん、彼の思うように戦わせては勝てない。ハニは低い姿勢で足を取って倒し、抑え込もうとするだろう。でも、そこから逃れる手段はある。それにはハニ・ヤヒーラが何をやってくるのかを理解する必要がある。ただ、逃げようとしてもコントロールされるだけだ。

僕は彼が何を仕掛けてくるから分かっている。対処方法もある。そのなかの一つが、こっちからサブミッションを仕掛けることだ。その機会が訪れれば、サブミッションを仕掛けるのは当然だからね」

──そんなシーンが見られることを楽しみにしています。では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「6月22日、ジョシュ(バーネット)がBloodsportを日本で開催するけど、僕も日本に行く予定だ。すぐに皆と会えるね。その前に僕とハニ・ヤヒーラの試合を楽しみにしてほしい。僕らはオールドスクールのMMA、日本で見られた戦いをするから」

■視聴方法(予定)
4月28日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFC ESPN55対戦カード

<フライ級/5分5R>
マテウス・ニコラウ(ブラジル)
アレックス・ペレス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ライアン・スパーン(ブラジル)
バグジン・ガスコフ(ウズベキスタン)

<女子フライ級/5分3R>
カリーネ・シウバ(ブラジル)
アリアネ・リプスキ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジョナタ・ジニス(ブラジル)
オースティン・レーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピアース(米国)
デヴィッド・オナマ(ウガンダ)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ(米国)
ウロス・メディッチ(セルビア)

<バンタム級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
ビクター・ヘンリー(米国)

<ライト級/5分3R>
オースティン・ホバート(米国)
ミハウ・フィグラック(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ドンテイル・メイス(米国)
カイオ・マシャード(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ケトレン・ソウサ(ブラジル)
マルニック・マン(米国)

<ライト級/5分3R>
ハメ・ジョントップ(ペルー)
クリス・パディーリャ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
イワナ・ペトロビッチ(クロアチア)
リャン・ナ(中国)

<ライト級/5分3R>
マァフゥシャトゥ(中国)
ガブリエル・ベニテス(メキシコ)

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Column MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN50   アス・アルマバエフ アレクサ・グラッソ オーデ・オズボーン カイラー・フィリップス カーラ・エスパルザ カールストン・ハリス ギャビン・タッカー コディ・ダーデン コリー・サンドハーゲン ジェイク・ハードリー ジェシカ・アンドラーデ ジェレマイア・ウェルス ジエゴ・ロピス タティアナ・スアレス ダスティン・ジャコビー デニス・ブズーキア ハオーニ・バルセロス ビリー・クゥアンティロ ルドヴィット・クライン ロブ・フォント

【UFC ESPN50】試合結果 Music Cityで4年ぶりのUFC。メインでサンドハーゲンがフォントを完封

【写真】カーラ・エスパルザ、アレクサ・グラッソに続き、アンドラーデに勝利。世界挑戦が待たれるスアレスだ (C)Zuffa/UFC

5日(土・現地時間)テネシー州ナッシュビルのブリヂストン・アリーナでUFC on ESPN50「Sandhagen vs Font」が開催された。翌日は北米を代表するオープンホイール・レース=Indy CarのMusic City Grand Prixが開かれ、強さと速さを荒そうウィークエンドのDay01=UFC ESPNは2019年3月以来、実に4年5カ月ぶりの世界最高峰の来訪だった。

メインのバンタム級戦はコリー・サンドハーゲンが、ロブ・フォントをTD&コントロールで完封。サラリとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトが5選手に行われる印象的なフィニッシュが見られたイベントとなった。

デビュー戦でボーナス獲得となったアス・アルマバエフ、そしてジェイク・ハードリーを破ったコディ・ダーデンとフライ級で気になるファイターが台頭している。

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=タチィアナ・スアレス、ダスティン・ジャコビー、ジエゴ・ロピスカールストン・ハリスアス・アルマバエフ

UFC ESPN50
<140ポンド契約/5分5R>
○コリー・サンドハーゲン(米国)5R
判定
詳細はコチラ
×ロブ・フォント(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○タティアナ・スアレス(米国)2R1分31秒
ギロチンチョーク
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×ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ダスティン・ジャコビー(米国)1R1分33秒
TKO
×ケネディ・ンゼチェクウ(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジエゴ・ロピス(ブラジル)1R1分38秒
腕ひしぎ腕固め
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×ギャビン・タッカー(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○タナー・ボーザー(カナダ)3R
判定
×アレクサ・キャマー(米国)
<ライト級/5分3R>
○ルドヴィット・クライン(スロバキア)3R
判定
詳細はコチラ
×イグナシオ・バハモンテス(チリ)
<バンタム級/5分3R>
○カイラー・フィリップス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
○カールストン・ハリス(ガイアナ)3R1分50秒
アナコンダチョーク
詳細はコチラ
×ジェレマイア・ウェルス(米国)
<フェザー級>
○ビリー・クゥアンティロ(米国)3R
判定
×デイモン・ジャクソン(米国)
<フライ級/5分3R>
○コディ・ダーデン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ジェイク・ハードリー(英国)
<146.5ポンド契約/5分3R>
○ショーン・ウッドソン(米国)3R
判定
×デニス・ブズーキア(米国)
<フライ級/5分3R>
○アス・アルマバエフ(カザフスタン)2R3分11秒
RNC
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×オーデ・オズボーン(米国)
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MMA MMAPLANET o Report UFC UFC ESPN50 コリー・サンドハーゲン ブログ ロブ・フォント

【UFC ESPN50】完全に打撃を封印したサンドハーゲン。フォントをTD&抑え込んでフルマークの判定勝ち

<キャッチウェイト/5分5R>
コリー・サンドハーゲン(米国)
Def3-0:50-45.50-45.50-45.
ロブ・フォント(米国)

ともにサウスポー。サンドハーゲンが右ジャブを伸ばす。フォントはオーソドックスにスイッチして右を伸ばしたが、その直後にサンドハーゲンがダブルレッグで飛び込んだ。フォントに尻もちを着かせたサンドハーゲンがクリーンテイクダウンを奪おうとするも、フォントが右腕でサンドハーゲンの首を抱えた。フォントのギロチンをディフェンスするサンドハーゲンに対し、フォントは左腕を取ってキムラを狙うも、ここはサンドハーゲンがスタンドに戻った。

パンチの交錯からサンドハーゲンが前蹴りでフォントを止め、さらにダブルレッグでクリーンテイクダウンを奪う。しかしフォントもスクランブルへ。サンドハーゲンの左足にシングルレッグで組みついたが、これをスプロールしたサンドハーゲンがトップをキープする。ハーフガードのフォントはニーシールドで守るも、サンドハーゲンがガッチリと抑え込んでいく。

サンドハーゲンがパスを狙ったところで、フォントが蹴り離した。両者はスタンドに戻る。ガードを固めて距離を詰めるフォントは、オーソドックスから右ストレートを伸ばす。サンドハーゲンもスイッチしながらサークリングするが、左ローをキャッチされてグラウンドへ。フォントがバックコントロールのまま初回を終えた。

2R、オーソドックスのフォントがワンツーで攻め立てる。サンドハーゲンはスイッチしながらサークリングし、ダブルレッグでフォントに背中を着かせた。フォントはハーフガードからサンドハーゲンの左足首をコントロールする。これを切ったサンドハーゲンがヒジの連打で削りながらパスを狙っていく。フォントはサンドハーゲンの右足を抱えてクラッチし、サンドハーゲンがマウントを狙ったところでスイープを狙う。

トップをキープするサンドハーゲンに対し、スイープに失敗したフォントが下から右ヒジを浴びせる。さらに下からスイープを狙い続けるも返すことはできず。この展開に場内からブーイングが飛ぶ。フォントはハーフガードからサンドハーゲンの右腕を狙うが取ることはできず。サンドハーゲンが右腕を差し上げながら左ヒジを落としていった。

3R、サークリングするサンドハーゲンにフォントが右フックを被せる。ワンツーからテイクダウンを狙うサンドハーゲンに対し、フォントは右アッパーを突き上げた。右跳びヒザでフォントを下がらせてからテイクダウンを奪ったサンドハーゲンに対し、フォントはハーフガードで守る。左ヒジを落とすサンドハーゲン、フォントは右腕をくぐろうとしたが防がれた。さらにフックガードからスイープを仕掛けるも、サンドハーゲンがトップを保つ。

しっかりと胸を合わせて抑え込むサンドハーゲンは、フォントのキムラをディフェンスしてパウンドを落とし続ける。フォントは蹴り離して立ち上がった。サンドハーゲンは跳びヒザでフォントをケージに追い込み、ラウンド終了間際はサークリングで流した。

4R、フォントはオーソドックスタンスで距離を詰める。しかしサンドハーゲンがニータップでクリーンテイクダウンに成功した。ハーフガードのフォントに対してパスを狙うサンドハーゲンだが、打撃は少なくトップキープを優先する。立ち上がろうとしたフォントをボディロックで押さえ込んだサンドハーゲンが、左のパウンドとヒジで削る。ケージを背に上半身を起こしたフォントが右腕でサンドハーゲンの首を抱えるも、ギロチンは極まらず。頭を抜いたサンドハーゲンがトップからコントロールし続けた。

最終回、フォントが一気に前へ出た。ジャブ&サークリングでかわすサンドハーゲン。ここでフォントがダブルレッグからドライブする。シングルレッグに切り替えたフォントがハイクロッチで抱えると、体勢を入れ替えたサンドハーゲンが足をすくい上げてフォントを倒した。ハーフガードのフォントがケージに背中を着けた。サンドハーゲンはフォントの首を抱えて背中を着かせる。

そしてダースチョークで絞め上げるサンドハーゲンは、反転するフォントをノースサウスで押さえ込み、再びダースチョークへ。ここを凌いだフォントが、下からサンドハーゲンの右腕を抑えて三角を狙う。すぐにディフェンスしたサンドハーゲンは、右腕を差し上げてフォントを完全に抑え込む。残り30秒でフォントが両足を伸ばして三角を狙ったものの、最後のチャンスを生かせず試合を終えた。

裁定は文句なくフルマークでサンドヘーゲンの勝利。試合中にブーイングを浴びせていた観客に謝罪を述べて声援に変えた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN50 ジェシカ・アンドラーデ タチアナ・スアレス

【UFC ESPN50】復帰後2連勝で無敗をキープ。スアレスが元世界王者アンドラーデからギロチンでタップ奪う

<女子ストロー級/5分3R>
タチアナ・スアレス(米国)
Def.2R1分31秒 by ギロチン
ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)

サウスポーのスアレスが左ミドルから左ローを見せる。右ジャブを突くスアレスに対し、前に出るアンドラーデ。スアレスは左の前蹴りでアンドラーデの前進を止めにかかる。しかしプレスをかけ続けるアンドラーデがスアレスにケージを背負わせた。スアレスもケージ中央に戻る。アンドラーデの右前蹴りをキャッチしたスアレスが、テイクダウンに持ち込もうとしたものの、ここは切られてしまう。

アンドラーデの打撃を受けたスアレスが尻もちを着く。下がるスアレスはアンドラーデの左足に組みつき、シングルレッグから回ってアンドラーデに尻もちを着かせた。さらにパスしてサイドからアンドラーデに背中を着かせたスアレスだったが、アンドラーデにスクランブルに持ち込まれスタンドへ。アンドラーデの首を抑えてヒザを突き上げながら、ケージに押し込んでギロチンで絞め上げる。左腕を差し上げたアンドラーデが押し返した。

首を抜いたアンドラーデが下がると、スアレスも追ってケージに押し込んでいく。ヒザを突き刺したが、またもアンドラーデが離れた。プレスをかけるアンドラーデに対し、サークリングするスアレスは距離が詰まると首を抑えにいくも、ここはアンドラーデが頭を抜いて打撃で追い続けた。しかしアンドラーデの右目じりから出血が見られる。

2R、スアレスが前に出て左ローと左ミドルを浴びせる。プレスをかけるアンドラーデが左右フックからスアレスにケージを背負わせた。するとスアレスがシングルレッグで飛び込み、両足をすくってグラウンドに持ち込む。立ち上がるアンドラーデをガブったスアレスは引き込み、ギロチンで絞め上げてタップを奪った。

今年2月にモンタナ・デラ・ロサをギロチンで下し、3年8カ月ぶりの復帰戦を勝利で飾っていたスアレス。今回もギロチンで勝利し、プロデビュー以来11連勝をキープした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN50 ギャビン・タッカー ジエゴ・ロピス

【UFC ESPN50】ジエゴ・ロピス。フライングトライアングルから、タッカーの右腕を極める

<フェザー級/5分3R>
ジエゴ・ロピス(ブラジル)
Def.1R1分38秒by 腕ひしぎ腕固め
ギャビン・タッカー(米国)

サウスポーの構えから左の蹴りを見せるタッカー。その左ローがロピスの急所に入り、いきなり試合が中断する。再開後、左オーバーハンドにショートのコンビを放ったロピスは、シングルレッグを仕掛けられると倒されると同時に、跳びつき三角へ。頭を抜きにかかったタッカーの腕をヒジの外側に反らせ、三角を組みなおすと、腹ばいから1回転してマウントへ。その途中で右腕を伸ばされたタッカーはタップをしていた。

「凄く嬉しい。7日前のショートノーティスでここに来た。違うジエゴ・ロピスを見せられたと思う。いつもフィニッシュを狙っている。練習でも試合でも。9年間ブラジルで戦っていないので11月に家族の前で戦い」と勝者は話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN50 カイラー・フィリップス キック ハオーニ・バルセロス

【UFC ESPN50】初回にダウンを奪ったフィリップスが、バルセロスとのスコア争いを制す

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)

ローからワンツーのフィリップス、そのローにバルセロスがワンツーを合わせていく。右を当てたバルセロスは、左ジャブを被弾し左リードフックを返すと、カーフをキャッチしてテイクダウンへ。ケージに押し込まれたフィリップスはジャンピングガードから引き込むと、直後に蹴り上げからスタンドに戻った。

ハイキックで蹴られながら、足をキャッチしたバルセロスだがテイクダウンは奪えず離れる。フィリップスのスピニングバックキックを外したバルセロスがシングルレッグを切って、左フックを入れる。直後に右ストレートでダウンを奪ったフィリップスは、起き上がり際にギロチンもバルセロスが頭を抜く。残り90秒を切り、スタンド戦でバルセロスが右オーバーハンド、左フックをヒットさせて攻勢に。首相撲にも右を当てたバルセロス、フィリップスはエルボーを駆使して間合いを取り直す。それでも左フックから右ストレートを入れたバルセロスは右ハイをキャッチ、ここも足を抜いたフィリップスは倒れなかった。

2R、開始直後の打撃の攻防でテイクダウンを決めたフィリップスは、バタフライガードのバルセロスを殴り、スクランブルでバックへ。一旦、尻をつけて正対しつつ立ち上がったバルセロスが離れる。フィリップスは蹴りを使いながら、左右のステップを踏む。バルセロスも慎重にタイミングを計り、ジャブからワンツー、左フックを入れるもダブルレッグは決まらない。フィリップスは右ストレートをヒットさせる。

右ハイからワンツーのフィリップスに組みついたバルセロスが、バックに回る。フィリップスはキムラロック、ボディロックのバルセロスが後方からパンチを入れ、リフトからスラムでテイクダウンを奪う。前転してヒザ十字狙いのフィリップス、足を抜いたバルセロスがスタンドに戻った。互いに右を伸ばし、首相撲。離れたところでラウンド終了を迎えた。

最終回、フィリップスはジャブからヒザ蹴り、続いてシングルレッグへ。切ったバルセロスが右カーフを蹴る。続く右ハイをかわして、サイドキックを見せたフィリップス。バルセロスは跳びヒザ、フィリップスはジャブ&ローで距離を詰めさせない。詰めても余り手を出さないバルセロスは、飛び込んで右を伸ばす。

フィリップスもジャブで距離を維持し、左ミドルへ。キャッチして倒したバルセロスは、パンチを入れて打撃の間合いに。続いてボディショットを決めたバルセロスが、右ストレートから左フックのコンビを見せる。ケージを背負ったフィリップスが、背中を見せて間合いを取り直す。前に出るバルセロスは追い切れないが、前に出ている点を評価されるか。残り20秒でダブルレッグからバックに回ったバルセロスは、リリースと同時に右ハイを狙った。

多分に心理戦が多かった一戦は、初回にダウンを奪ったフィリップスが最終回を流してなお判定勝ちを手にした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN50 カールストン・ハリス キック ジェレマイア・ウェルス

【UFC ESPN50】10分間完全ドミネイトのウェルスが、ハリスのアナコンダチョークに落とされ大逆転負け

<ウェルター級/5分3R>
カールストン・ハリス(ガイアナ)
Def.3R1分50秒by アナコンダチョーク
ジェレマイア・ウェルス(米国)

サウスポーのウェルスが、サイドキックでハリスの姿勢を乱す。遠い距離から飛び込んで右を振るったウェルスは、そのままダブルレッグへ。勢いに巻き込まれたように下になったハリスは左腕を差してハーフも、ウェルスがしっかりと抑える。それでもレッスルアップからリバーサルを狙ったハリスをギロチンで捕らえたウェルスが絞めあげ、上四方からニンジャチョークで絞め続ける。立ち上がって逃げたハリスが、逆にダブルレッグにギロチンを合わせて引き込むが、頭を抜かれてすぐに立ち上がる。

ここでダブルレッグで上を取ったウェルスが、ハリスのギロチンから頭を抜いてパンチ、バックを狙う。半身で耐えるハリスだったが、ウェルスのリストコントロールからの押し込みで背中を預ける形に。左のパンチをウェルスが入れて時間となった。

2R、距離を詰めていくハリスをワンツーで迎え撃ったウェルス。自らのテイクダウン狙いで姿勢を乱して下になったハリスに対し、ウェルスはパンチを入れ足をコントロールして立たせない。強力なボディロックとリストコントロールでバックを狙うウェルスは、ハリスに背中をつかせることも許さず立ちがる方向に誘って、削っていく。かろうじて尻餅状態で上体を起こし頭をつけたハリスは、足を下げて立とうとしたところで、その足をコントロールされ起き上がることができない。

結果、背中をつけてガードを取るハリスにパンチ&エルボーを落とすウェルスが、完全に試合をドミネイトする。そのまま時間となり、ウェルスが連続でラウンドを取った。

最終回、ハリスのローに左右のフックを思い切り振るうウェルス。ステップインしてもパンチの圧に跳ね返されるハリスは、ダブルレッグへのギロチンも勢いがない。頭を抜いて離れたウェルスは、ダブルレッグでハリスをケージにドライブ。ハリスは得意のアナコンダにとって、グラウンドへ、。ウェルスは前転からハリスの胸の上に乗った形で動きを止める。と、苦悶の表情すら浮かべることなく――赤子が母親の胸に抱かれるように眠りについた。


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