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Report UFC UFC ESPN18 アンソニー・スミス デビン・クラーク ブログ

【UFC ESPN18】代替メインはアンソニー・スミスが、デビン・クラークに初回で三角絞めを極める

<ライトヘビー級/5分5R>
アンソニー・スミス(米国)
Def.1R2分34秒by 三角絞め
デビン・クラーク(米国)

イベント前日にメインに昇格、3回戦から5回戦になった一戦。左ハイを見せたクラークが、左から距離を詰めて組んでいく。ここでスミスはボディロックから逆にテイクダウンを決めサイドで抑える。頭を抱えるクラークは右手を背中越しに取られ、ワンフックでバックを譲る。

起き上って体を反転、上を取り返したクラークがパスを狙う。しかし、右手首をとったスミスが三角絞めへ。鉄槌を連打したクラークだが、あえなくタップを強いられた。


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Report UFC UFC ESPN18 ブログ ミゲール・バエサ 佐藤天

【UFC ESPN18】果てしなく高い壁──佐藤天、バエサの打撃からシングル、最後は肩固めに一本負け

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエサ(米国)
Def.2R4分28秒by 肩固め
佐藤天(日本)

ケージの中央を取った佐藤が、じわじわと距離を詰める。バエサが遠い位置から右オーバーハンド、しっかりと見た佐藤は左から右のショートで前に出る。バエサは右ミドルハイ、そして右ミドルを入れる。予想通りの動きのバエサに対し、佐藤は右ジャブ。バエサが右クロスをヒットさせると、右ハイから右ミドルへ。カットはしているが、勢いづけたくはない。バエサがさらに右ハイを見せ、ミドルとハイを多用する。

佐藤は左を当て、左ローをかわすと、ボディを打っていく。続くパンチの交換から組み合いになり、ケージに押し込んだバエサのヒザが佐藤の急所へ。試合は中断され、50秒ほどで再開。ハイをブロックし、左を伸ばす佐藤が左ローを入れる。距離を詰めたバエサは首相撲からヒザ蹴り、効かされた佐藤は右を続いて被弾する。蹴りをスリップしたバエサ、佐藤はスタンドで待ち受けるが右頬をカットしたか。再び自らの蹴りで足を滑らせたバエサが、シングルに出たところで初回が終わり──佐藤はリードを許した。

2R、バエサはテイクダウンを織り交ぜることをインターバル中に指示する。佐藤は右ジャブを伸ばし、バエサが左ジャブを当てる。右を振るって前に出てくるバエサに対し、佐藤は右を返し、左フックへ。近い距離でミドル、離れて右ハイのバエサが空間を支配する。佐藤も左を2発伸ばし、アッパーのフェイクも右を受ける。佐藤のステップインに、ガードを固めるバエサ。ここに上手く佐藤が左ミドルを決めた。

それでもバエサは右ミドル、バシッという音が館内に響く。左の大外のフックの佐藤に対し、バエサが右ストレートからシングルレッグへ。持ち上げられた佐藤は、テイクダウンから立ち上がり際にバックを許す。後方からバエサが殴り、アゴの上からチョークへ。背中をマットにつけて防いだ佐藤に対し、バエサがパウンドの連打から肩固めへ。残り40……ここから5秒ほど経過したところで佐藤がタップ。

果てしなく高い──UFCの壁、佐藤はバエサに完敗を喫した。「初めてのサブミッションで最高だ。シングルでテイクダウンして、すぐに飛び乗った。ターンしてきたけど、それはそれで対処できるからね。体力を使い過ぎないよう考えたけど、思い切り絞めた」はバエサは話した。


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Report UFC UFC ESPN18 ジョシュ・パリジャン パーカー・ポーター ブログ

【UFC ESPN18】世界最高峰の舞台で、タフマンコンテスト。ポーターがパリジャンに殴り勝つ

<ヘビー級/5分3R>
パーカー・ポーター(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.29-28
ジョシュ・パリジャン(米国)

互いに右を振るうなか、ポーターの拳がパリジャンを捕える。ケージ際に下がったパリジャンも左右のフックを見せ一旦距離を取り直す。フックで前に出たポーターがクリンチから離れて左右のフック、ヒザ蹴りに続きアッパーを見せる。パリジャンも首相撲&ヒザ蹴りを返し、右ストレートをヒットさせる。パンチを纏めるパリジャンの左、右アッパーがポーターの顔を捕える。

ポーターも左ジャブから右を伸ばす。パリジャンがマウスピースを吐き出し、打ち疲れか。再開後、ポーターが前に出る。右を2発受けて下がったパリジャンは、スピニングバックフィストを狙い、組んでエルボーを打ち込む。ポーターはこの局面でシングルレッグへ。ヒザをつきながら立ち上がったパリジャンは、首相撲からヒジを打つ。お互い完全に疲れているが、ディフェンス無用の打ち合いに。スピードは極端にない攻防で、大内のような崩しをすかされたポーターがバランスを崩しヒザをつく。後方からパリジャンが殴り、両者既にヘロヘロな状況でラウンド終了を迎えた。

2R、右ローを決めるポーター、そのローで尻もちをついたパリジャンの立ち上がり際をギロチンで捕えたポーターがグラウンドでトップに。パリジャンは立ち上がり、右を入れる。パンチ、ローを見せあうなかポーターが右ハイを繰り出す。パンチには切れがないが、ローには力があるポーターがクリンチ&小外掛けでテイクダウンを決める。ハーフで殴られるパリジャンは右エルボーを顔面に滑らされ、アメリカーナに捕えられる。技を解いたポーターが鉄槌の連打、パリジャンはスクランブルに持ち込めずケージ際に押し込まれると、パンチを受けながら立ち上がり左右のフックを被弾した。

最終回、パリジャンのローが急所に入り、すぐに中断に。再開後、ポーターがローを入れ、パリジャンが右を返す。苦しいパリジャンがマウスピースを吐き出しそうになり、試合が再び止まる。リスタートし、前に出るポーターが左フックを当て、3発ほどパンチを纏める。パリジャンはスピニングバックフィストを空振りし、左ジャブを被弾も左前蹴りを顔面に伸ばす。

ポーターは構わず左右のパンチで前に出ると、ローにワンツーからそのままパンチを続ける。パリジャンはまたも回転バック拳も当たらず、ローに右ストレートを被弾する。大きな息をするパリジャンがテイクダウン狙いを切ってヒザ、右をヒットさせる。残り30秒で組んだパリジャンがケージにポーターを押し込む。逆転の打撃戦ではなく、組みを選択したパリジャンは離れたポーターに殴られタイムアップに。

UFCという舞台で行われているとは思えない、タフマンコンテスト風のファイトはポーターが凱歌があがった。


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Report UFC UFC ESPN18 アシュリー・エヴァンズスミス ノルマ・ドゥモント ブログ

【UFC ESPN18】体重オーバーのドゥモント、強さを見せつけエヴァンズ・スミスに圧勝

<139.5ポンド契約/5分3R>
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)
Def.3-0:30-26.30-26.30-26
アシュリー・エヴァンズ・スミス(米国)

フェザー級からバンタム級に転向のドゥモントだが、計量に失敗。キャッチウェイト戦でエヴァンズ・スミスと戦う。左ローから組み立てるスミス、ドゥモントは右ストレートを伸ばす。スイッチしたドゥモントの右ローに、スミスが右を合わせる。ドゥモントはオーソに戻し、右オーバーハンドを狙う。右ローをドゥモントが入れ、カウンターの左をかわす。

右ローで体がよれたスミス、ドゥモントのパンチの精度が上がりカウンターの左を打ちこむ。ステップインからワンツー、さらにスリー&フォーとパンチを纏めるドゥモントが距離を支配する。それでもスミスもローから右を当てたが、直後にパンチを連続で被弾しクリンチでケージに押し込まれる。組みの形が良いのはスミスで、ドゥモントは離れると続くクリンチの展開で、小外掛けを決めてテイクダウン。パウンドを打ち込み初回を取った。

2R、サウスポーに構えたスミスだが、ワンツーを入れられオーソに戻す。と、テイクダウンのフェイクから組みになり、首投げを決める。スクランブルでバックに回ったドゥモントがテイクダウン。上を取ろうとしたスミスを、背中から落としてトップを取ったドゥモントがバックから両足をフックする。上を向いたスミスは、エルボーを落とされ頭を抱えにいく。

スペースを作ったドゥモントが左のパンチ、スミスはクォーターガードに。ここで上体を起こした連打したドゥモントに対し、スミスはスクランブルに持ち込みスタンドへ戻る。打撃ではドゥモントが攻勢で、左ジャブをモロに打ち込まれたスミスは間合いを取り直した。

最終回、ドゥモントは左ジャブを当て、フックを連続で打ち込む。左ジャブでスミスを近づけさせないドゥモントは、テイクダウン狙いも切って左をヒットさせる。打つ手のないスミスは左の蹴りに左を合わされる。当てて離れるドゥモントは、逆に危なげない試合に。組まれてもケージに押し込み、時間を使うドゥモントは残り70秒で離れる。ここからも間合を図り、一発当てるとパンチを纏める。左右のフックについにヒザから崩れたスミスが、起き上りながらシングルへ。

ドゥモントはバックに回って後方から殴り、回って正対して追撃。スミスは最後に首投げを決めたが、リバーサルを許してバックから殴られてタイムアップに。しっかりと強さを見せて完勝のドゥモント、次は体重もしっかりと落として欲しい。

「減量は順調だったけど最後に女性特有の問題が起こって……」と語ったドゥモント、次回は必ず体重を落とすと誓った。


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Report UFC UFC ESPN18 カイ・カマカIII ジョナサン・ピアース ブログ

【UFC ESPN18】カイ・カマカ3世、中間距離の打撃はダブルレッグに脆く──ピアースにパウンドアウト負け

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピアース(米国)
Def.2R4分28秒by TKO
カイ・カマカ3世(米国)

左ミドルを蹴ったピアース、キャッチしてリリースしたカマカも右ミドルを蹴り込む。さらにワンツーでボディを殴ったカマカが右ローから左フックを入れる。ピアースはワンツー、前蹴りもカマカはワンツーから左ミドル、さらにスイッチして右ミドルを蹴る。これがカップに当たるが、構わず試合を続けたピアースだが、蹴り足をキャッチされテイクダウンを許してしまう。

グラウンドに拘らず、立ち上がることを許したカマカは右ストレートを顔面にヒットさせる。ピアースはシングルを切られ、右ローを蹴る。左フックを見せてからのシングルも切ったカマカだが、右フックにダブルレッグを合わさせテイクダウンを許す。スクランブルでバックに回ったピアースに対し、カマカは後方へのアッパー気味のパンチを決める。最後は離れた両者、ピアースのテイクダウンとカマカのヒット数、どちらが評価されるか。

2R、左右のフックで前に出たピアースが跳びヒザ、クリンチの攻防で2度目のテイクダウンを極めバックへ。スタンドのワンフックのピアース、カマカは体を捻りながら倒れ込みトップを取る。ここからすぐにスタンドに転じると、カマカは左ジャブ、ピアースが左フックを入れる。さらに右フックを入れたピアースは、ボディを打ち抜かれた直後にダブルレッグでテイクダウンを決める。

飛び込みながら左を打ちこんだピアースは、背中を見せたカマカの立ち上がり際に大きく持ち上げてテイクダウンと同時に両足をフックする。背中を伸ばされ左右のパンチを受けたカマカはRNCを一度は防ぐが、エルボーからパンチを受ける。仰向けになると、背中を合わせたカマカは右で殴りバックへ。立ち上がったピアースはヒザ蹴り、ボディを入れてカマカだが再びダブルレッグを合わされる。

ギロチンを狙ったカマカは、足を抜かれマウントを取られる。殴られ背中を見せたカマカは、左右のパンチを纏められレフェリーが試合を止めた。


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Report UFC UFC ESPN18 スムダーチー ブログ マルコム・ゴードン

【UFC ESPN18】スムダーチーの左ストレートを受けたマルコム・ゴードン。顔を抱えてKO負け

<フライ級/5分3R>
スムダーチー(中国)
Def.1R0分44秒by KO
マルコム・ゴードン(カナダ)

左に回りながら左ロー、左ハイを見せるスムダーチー。ゴードンの前進には、右に回ってかわし右フックを当てていく。さらに左ストレート、ロー、前に出てくるところに右ジャブを当てる。直後に左ストレートを当てると、頭を下げて動きを止めたゴードンにパンチ連打する。顔を覆って腹ばいに崩れる。左ストレートが目を直撃したのは、ゴードンは痛ダウンで敗れた。


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Interview UFC UFC ESPN18 ブログ ミゲール・バエサ 佐藤天

【UFC ESPN18】佐藤天─02─「サンフォードMMAで練習しているから強くなれるとは思っていない」

【写真】雰囲気に流されず、自分があるのが佐藤天の強味だ(C)ON THE ROAD MANAGMENT

28日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN18「Blaydes vs Lewis」でミゲール・バエザと対戦する佐藤天インタビュー後編。

コロナ禍で米国、サンフォードMMAで練習できる。そのアドバンテージを十分に理解しながら、佐藤は『ただサンフォードでいることで、強くなれるという勘違いはしないようにしている』と言い切った。

なんだから、一つ越えた感がある佐藤の言葉を引き続きお伝えしたい。

<佐藤天インタビューPart.01はコチラから>


──しかし、ウェルター級というのは本当に層が厚いですね。もちろん、トップどころは当然ですが10位から25位ぐらいまであるとしたら、もう誰もが10位にも25位にもなれそうです。

「もう、いつ誰とでも当たる可能性はありますよね。どの相手が出てきても一癖も二癖もある。そのなかでやっていると、物怖じすることはないですけど、覚悟は必要になってきます」

──このファイターが佐藤選手と戦うかもしれないという風に見ることができると、ウェルター級の戦いがさらに興味深くなりました。

「ありがとうございます。やはり試合もそうですし、良いチームでモチベーションを保ってやっていけるので、凄く充実しています。本当に格闘技に集中することができているので。だからこそ、今回の試合も勝たないといけないです。ハハハハ」

──いや、笑うところではないかと思うのですが(笑)。

「まぁ勝たないと、充実していますとか言ってもって思って。勝って、充実していることを示したいです。契約の最終戦というのもあるのですが、次に繋げるためには負けていられないです。

でもデビュー戦から崖っぷちという気持ちは変わらないですし、そういう点ではこんなところで負けていられないというのは常に思ってきました。上にいくためには、全部が落とせない試合なので」

──2021年には名前があって強い選手との戦いに加わっていきたいです。

「もちろん、一度は対戦相手として名前が挙がっていたマイク・ペリーやティム・ミーンズとは肌を合わせてみたいです。そういう選手と試合をして、チャンスをモノにして上にいきたいというのはあります。

コロナ禍でフロリダにいて常に良い練習できているのは、チャンスだと思っているので、少しでも回りより成長して一つ一つ結果を残していきたいです。だからといってプレッシャーを感じるということではなくて、とにかく上を目指しています」

──サンフォードMMAにはウェルター級でUFCもそうですし、UFC以外でも活躍している選手が集まっています。例えば、ですが──ジェイソン・ジャクソンとスパーをすると、どのような感じになるのでしょうか。ぶっちゃけて尋ねますと、佐藤選手の方が強いのですか。

(C)Bellator

「アハハハハハ。どうなんですかね。スパーでは思い切り殴り合うことがないので。リーチが長くて、綺麗な打撃ではないですから、凄く見辛いです」

──では同じくベラトールのローガン・ストーリーとは、どうですか。

(C)BELLATOR

「レスリングはローガンが一番強いですね。打撃ではやられることはないですけど、レスリングは凄まじいです。

ウェルター級に限定してもギルバート(ジルベウト・ドリーニョ)がいますし、ロビー・ローラーやLFAに出ているタイラー・レイもいます。1人、1人に特徴があって、皆が強いです。今はブラジルに戻っていますけど、ビセンチ・ルケとかもいますし」

──いやぁビセンチの接近戦での強さは、ありえないです。K-1ルールでも強いMMAファイターかと思います。

(C)Zuffa/UFC

「ビセンチは組みも打撃も手が合う練習パートナーなんです。でも彼は試合の方が強いタイプだと思います。

練習だとあの強いパンチを続けて打つことはないですし。試合ではそれを開放していますからね。だから練習だと、凄く目立つわけじゃなくて。でも、あの距離で攻撃を続けられるのは本当に凄いです」

──凄まじい顔ぶれですね。これだけの面々と日々を過ごす、それだけでMMAファイターとしての生活に説得力が増しますね。そりゃ強くなってもらわないと、困ってしまいます。

「誰と練習しても対策しないといけないんです。本当に考えないといけなくて、一度通用しても次は対応されている。それを考えると、ホントに良い環境だと思います。ただ、強くなれるかどうかは自分次第です。サンフォードMMAで練習しているから強くなれるとは思っていないです。そこは勘違いしないように、自分が強くならないと……練習しているだけでは意味がないですからね」

──舞い上がっていないし、もうやってくれるものだと思って試合を見させてもらいます。

「さっきも言ったように崖っぷちだと思っているので、いつも通りです。良いプレッシャーを掛けて戦います」

■視聴方法(予定)
11月29日(日・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN18計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205ポンド(92.99キロ)
デヴィン・クラーク: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエサ: 171ポンド(77.56キロ)
佐藤天: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン: 265.5ポンド(120.42キロ)
パーカー・ポーター: 263ポンド(119.29キロ)

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ: 146ポンド(66.22キロ)
スパイク・カーライル: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
アシュリー・エヴァンズスミス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ノルマ・ドゥモント: 139.5ポンド(63.27キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 145ポンド(65.77キロ)
ジョナサン・ピアース: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ: 135.5ポンド(61.46キロ)
アンデウソン・ドスサントス: 135ポンド(61.24キロ)

<女子フライ級/5分3R>
レイチェル・オストビッチ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジナ・マザニー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フライ級/5分3R>
スムダーチー: 126ポンド(57.15キロ)
マルコム・ゴードン: 126ポンド(57.15キロ)

<140 ポンド契約/5分3R>
ネイサン・マネス: 139.5ポンド(63.27キロ)
ルーク・サンダース: 140ポンド(63.5キロ)

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News UFC UFC ESPN18 カイ・カマカIII ブログ ミゲール・バエサ 佐藤天

【UFC ESPN18】計量終了 佐藤天✖パエサはセミファイナルに。メインカード昇格はカマカ3世✖ピアース

【写真】ファイトウィークに入ってメインカード2試合を失った大会。佐藤天はアピールに絶好の機会を得た(C)Zuffa/UFC

27日(金・現地時間)、28日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN18の計量が行われた。

ヘビー級のメインを失った今大会のヘッドライナーはアンソニー・スミスとデヴィン・クラークのライトヘビー級戦となり、日本から出場する佐藤天はコ・メインでミゲール・バエサと対戦することとなり、問題なく計量をパスしている。


アミール・アルバジ✖ザルガス・ズマグロフが、後者のパスポート問題でキャンセルされ、計量当日にメインで、デリック・ルイスと対戦するカーティス・ブレイズを新型コロナウィルス陽性で失うという事態に陥った今大会のメインカード。結果、プレリミからフェザー級のカイ・カマカ3世✖ジョナサン・ピアースが昇格することとなった。

ピアースは昨年のコンテンターシリーズを経てUFCと契約し、今回が2戦目。カマカ3世はLFAから2週間のインターバルで8月にUFCにステップアップを果たした。初勝利を目指すピアースに対し、カマカは2連勝を狙う。この両者がメイン昇格は、中間距離でガンガン仕掛ける姿勢を買われてのことか。

ボクシング&テイクダウンのカマカ3世に対し、ピアースは近距離でのミドルやハイキック、そしてヒザ蹴りを持つ。一方で、相手の攻撃を被弾する傾向が強いのがピアースで、カマカは粘りのファイトもできる。つまり、フィニッシュ必至かつ根性ファイトが見られそうな大切ということになる。

なお女子バンタム級でアシュリー・エヴァンズスミスと戦うノルマ・ドゥモントが、4.5ポンドのオーバーでファイトマネーを30パーセント没収され、キャッチ戦を行うこととなっている。

■視聴方法(予定)
11月29日(日・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN18計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205ポンド(92.99キロ)
デヴィン・クラーク: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエサ: 171ポンド(77.56キロ)
佐藤天: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン: 265.5ポンド(120.42キロ)
パーカー・ポーター: 263ポンド(119.29キロ)

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ: 146ポンド(66.22キロ)
スパイク・カーライル: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
アシュリー・エヴァンズスミス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ノルマ・ドゥモント: 139.5ポンド(63.27キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 145ポンド(65.77キロ)
ジョナサン・ピアース: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ: 135.5ポンド(61.46キロ)
アンデウソン・ドスサントス: 135ポンド(61.24キロ)

<女子フライ級/5分3R>
レイチェル・オストビッチ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジナ・マザニー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フライ級/5分3R>
スムダーチー: 126ポンド(57.15キロ)
マルコム・ゴードン: 126ポンド(57.15キロ)

<140 ポンド契約/5分3R>
ネイサン・マネス: 139.5ポンド(63.27キロ)
ルーク・サンダース: 140ポンド(63.5キロ)

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News UFC UFC ESPN18 カーティス・ブレイズ デリック・ルイス ブログ

【UFC ESPN18】メインでデリック・ルイスと対戦予定だったカーティス・ブレイズがコロナ陽性で欠場

【写真】大会前日の欠場決定。ニューノーマルUFC(C)Zuffa/UFC

27日(金・現地時間)、ESPNが28日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN18「Blaydes vs Lewis」のメインで、デリック・ルイスと対戦する予定だったカーティス・ブレイズが、新型コロナウィルスの検査で陽性となり欠場することを報じられ、その直後に行われた計量でもブレイズは姿を現すことはなかった。

ヘビー級のメインを失った今大会のヘッドライナーはアンソニー・スミスとデヴィン・クラークが務めることなっている。


■視聴方法(予定)
11月29日(日・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
デヴィン・クラーク(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン(米国)
パーカー・ポーター(米国)

<フライ級/5分3R>
アミール・アルバジ(スウェーデン)
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエサ(米国)
佐藤天(日本)

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ(米国)
スパイク・カーライル(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アシュリー・エヴァンズスミス(米国)
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ(米国)
アンデウソン・ドスサントス(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
レイチェル・オストビッチ(米国)
ジナ・マザニー(米国)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
ジョナサン・ペース(米国)

<フライ級/5分3R>
スムダーチー(中国)
マルコム・ゴードン(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ネイサン・マネス(米国)
ルーク・サンダース(米国)

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Interview UFC UFC ESPN18 ブログ ミゲール・バエサ 佐藤天

【UFC ESPN18】9勝0敗のバエサと戦う、佐藤天─01─「結局はレベルの高い選手が集まっているので」

【写真】今大会ではセコンドに就かないヘンリー・フーフトTシャツ、なかなかの洒落がきいたタイミングで着用している(C)ON THE ROAD MANAGMENT

28日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN18「Blaydes vs Lewis」に佐藤天が出場し、キャリア9戦全勝のミゲール・バエサと対戦する。

ヘンリー・フーフト&グレッグ・ジョーンズの両コーチが、Bellatorで隔離措置間に選手と練習を行ったことで、3カ月のセコンド活動を禁じられるという状況下で、佐藤はUFC4戦目を迎えることになった。

アマ時代を含めバエサは14連勝中、プロでの勝ち星は7試合がKO勝ち──左右のフック、ヒザ蹴り、カーフックキック、そしてパウンドアウトと多彩な攻撃を持つ。どう考えても強くないわけがないバエサ戦を前にして、佐藤は非常に落ち着いた様子で「そういうところは、もう気にならない」と言い切った。


──今週末にミゲール・バエサ戦が控えていますが、ニューノーマルのファイトウィークも慣れましたか。

「まぁ、そうっスね。検査以外に特にやることはなくて、検査結果がでるまで隔離ですけど」

──そのようななか、ヘンリー・フーフトとグレッグ・ジョーンズの両コーチがベラトールで隔離措置のルールを無視してジェイソン・ジャクソンとトレーニングを行い、3カ月のセコンド禁止処分が出たと聞いています。

「アハハハ。そうなんですよね。ただヘンリーはもともと、この時期に手術をする予定があって、今回の試合ではセコンドを就くことはなかったんです。1カ月前から、それは決まっていて。ただグレッグは来る予定だったので……ショーン・ソリアーノだけが、サンフォードMMAから来てくれます。

グレッグもヘンリーと同じように12月の試合でセコンドに就くと、2月ぐらいまではジムの指導を中心に、スキル強化に力を入れるということをミーティングで言っていたんです。そうしたら、こんなことになって。まぁタイミング的には、これで困るということでもなかったかと思います」

──慣れってありますよね。

「ハイ、。慣れですかね(笑)。もう何十回と検査していますしね」

──精神的な支柱がコーナーにいないことで、試合に影響はでないでしょうか。

「いやぁ、特にないです(笑)。ショーンにもミットを持ってもらっているので。それに日本からニックさん、NYからシュウさんも来てくれていますし。作戦はヘンリーが立ててくれていて……それに試合中にセコンドの指示だけを聞いて、動くような感じでもないですし」

──アハハハハ。それをいっちゃぁ……。

「アハハハ。ヘンリーとグレッグが来てくれた方が心強いですけど、ショーンも交えて、皆が意思の疎通はとれていますしね。何よりも戦うのは自分なので、大丈夫です。逆に一緒に練習できなかったら問題ですけど、カミも含め皆に指導してもらって、もう準備はできているので」

──バエサはウェルラウンダーで穴がない選手のように見受けられます。

「そうですか? ウェルラウンダーですけど、パンチをもらってダウンもしているので穴はあると思います」

──おお、力強い言葉です。

「確かに何でもできる選手です。でもUFCで戦っていると、常に強い選手との試合になりますし。そういうところでは、もう気にならないです。まぁ、キレーに戦う選手ですよね」

──キレーに戦うけど、貰う。被弾するけど、当てて倒す。そんな部分もあります。

「良い選手だと思います。キレーにこなすので、それだけ穴は少ないようには見えますね。でもそういう選手や何か一つ跳びぬけた選手もいるし、結局はレベルが高い選手が集まっているので、対戦相手としてこの選手がどうこうというのはないです」

──強い選手、良い選手。と同時に、佐藤選手が言われたようにキレーに戦うので、それだけ圧力がないというか。レスリングがべらぼうに強く、打撃を振りまわしてくる選手の方が佐藤選手からすれば嫌ではないかとも思いました。

「そうなんです。ガチャガチャしている選手より、やることを決めていてキレーに戦う選手だと思うので、そういう面ではガチャガチャした選手のような怖さはないです。全体的にポテンシャルは高い選手ですけど、向き合って怖いというのは感じないと思います」

──そういうバエサのどの攻撃に気を付けないといけないでしょうか。

「リーチが長くて、倒すパンチを持っている。そこは当然、警戒しないといけないです。右でも左のフックでも倒しているし、柔術も黒帯を持っていてグラウンドもしっかりできます。試合を組み立てることができる選手ですね。

マイアミのMMAマスターズ所属の選手は、よくカーフを蹴るのですが、そういうジムの色も持っていますね」

──カーフ、そしてアナコンダもMMAマスターズの特徴的な技かと思われます。ただカーフに限っては佐藤選手はサウスポーですし、距離が遠くなるかと。

「ハイ。カウンターも受けやすくなるでしょうし、以前にサウスポーの選手と戦った試合では、極端に下は蹴らなくなっていました」

──顔面パンチのないフルコン空手だと、喧嘩四つで右のローを蹴る場合は斜めに走り抜くような角度で動くこともありますが、その後の顔面パンチを考えるとああいう下段はMMAでは蹴りにくいですよね。

「ハイ。だからサウスポーの時はミドルとか近づいた距離で蹴っていますね」

──そのなかで殴り合いになった時には、キレーさから一転して頭は下げているのに振りまわして当てるパンチがあり、あれが嫌かと思ったのですが。

「結構、そこで当てていますね。ただ自分は高木(健太)選手との初戦(※2015年8月)で、効かせてから出たときにカウンターをもらって負けたという経験がありますから(苦笑)。

そこは練習の時から常に頭に入れて準備してきました。過去に失敗しているところなので、同じミスは犯さないです。そこは行きたくなっても、ブレーキを踏めるように練習してきました」

──そこまで意識して練習をしているのですね。

「試合が決まってから、そういうことを考えるのではなくて、普段の練習から意識しているようにします」

──いやぁ頼もしいです。自分など記者ですから、理想的なことを求めますが、やはり選手は勝つために視野が狭くなることもあるではないですか。得手、不得手もあるでしょうし。でも、佐藤選手はそういう部分を超越した感がありますね。

「試合はとにかく勝つことが大切ですが、やはり普段の練習では理想を追い求める必要もあると思います。MMAを始めたころに『MMAはやることが多くて、全てを追い求めるのは大変だ』ということを耳にしました。でも、自分はそういう言葉には違和感はあったんです。

全部やらないと勝てない、そう思っていました。指導をしてくれた方たちからも、全部できないと上に行けないと言われてきましたし、そこは今も妥協せずにやっています。

そういう風に練習することで年々、視野も広がってきたと思います。結果、できることも増えます。できることが増えると選択肢も増え、かつ迷わずに戦うことができるようになってきたんじゃないかと……。だから、一応そういうことは考えながらやってきました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
11月29日(日・日本時間)
午前9時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN18対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
カーティス・ブレイズ(米国)
デリック・ルイス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
デビン・クラーク(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン(米国)
パーカー・ポーター(米国)

<フライ級/5分3R>
アミール・アルバジ(スウェーデン)
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエザ(米国)
佐藤天(日本)

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ(米国)
スパイク・カーライル(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
アシュリー・エヴァンズスミス(米国)
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ(米国)
アンデウソン・ドスサントス(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
レイチェル・オストビッチ(米国)
ジナ・マザニー(米国)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
ジョナサン・ペース(米国)

<フライ級/5分3R>
スムダーチー(中国)
マルコム・ゴードン(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ネイサン・マネス(米国)
ルーク・サンダース(米国)

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