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Report UFC UFC ABC02 ニナ・ヌネス ブログ マッケンジー・ダーン

【UFC ABC02】マッケンジー・ダーン、ニナ・ヌネスを腕十字で一蹴。ストロー級一本勝ち最多記録に並ぶ

<女子ストロー級/5分3R>
マッケンジー・ダーン(ブラジル)
Def.1R4分48秒by 腕十字
ニナ・ヌネス(米国)

ワンツーからスラッピーな打撃で前に出るマッケンジー。ニナが右ローを入れると、頭を下げたコンビネーションでマッケンジーが組んでいく。ここは一旦離れたマッケンジーは、再びワンツーフックで距離を詰めケージにニナを押し込むと、シングルレッグから軸足を払ってテイクダウンを決める。

ニナはクローズドガード、ハイガードも足を割ったマッケンジーがヒザを入れて足を抜きに掛かる。ハーフとなったマッケンジーは、キーロック狙いから腰を切ってマウントを奪取する。パンチを入れ、腕十字を狙うマッケンジーは鉄槌を入れ左腕を取りに行く。ヒザで頭を殺し、尻をマットに着けるとクラッチを時間を掛けて切りに掛かったマッケンジーが左腕を伸ばしタップを奪った。

危なげなし、圧勝したマッケンジーは「女子ストロー級でサブミッション勝利がタイになって凄く嬉しい。打撃はいつも練習していて、サブミッションは最後の10秒になるといつも狙うっていう風にしているから、トレーニングが試合に生きた形で。これから2、3カ月で女子ストロー級は色々な試合があるから、そこが落ち着いて……トップ10の誰とでも戦うわ」とかなり落ち着いた感じで話した。


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Report UFC UFC ABC02 ジム・ミラー ジョー・ソレツキ ブログ

【UFC ABC02】ジム・ミラー、UFC最多出場記録もジョー・ソレツキのトップゲームに0-3の判定負け

<ライト級/5分3R>
ジョー・ソレツキ(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ジム・ミラー(米国)

UFCで37戦目という最多出場記録を更新することになったミラー=32勝15敗、対するソレツキは10勝2敗のグラップラーだ。ソレツキのワンツーに、ミラーは右を合わせる。ガツガツとした打撃戦のなかでミラーが左ロー、ソレツキは飛び込んでクリンチからケージへ。離れたミラーにワンツーを繰り出す。続いてワンツーを当てたソレツキは、ちかい距離で右をヒットさせる。飛び込んで左を振るうミラーだが、ミドルを蹴られ左ローを返す。ダブルレッグから引き込んだソレツキは、クローズドガードへ。ここはミラーがソレツキの潜りからの仕掛けを潰した形だ。下からの仕掛けも、スクランブルへの移行も許さない巧妙なミラーがトップをキープし初回を取った。

2R、パンチからハイキックで前に出たミラーがテイクダウンへ。ケージに押し込み返したソレツキが、ヒザをボディに受けながらテイクダウンを決める。初回とは逆に下になったミラーは、ハイガードからラバーガードもソレツキが巧妙に体重を掛けクローズドに戻させる。このまま時間が過ぎ、ミラーは関節技を仕掛けることができないまま2Rは終わった。

最終回、パンチから組みついたソレツキがボディロックで、ミラーをケージに押し込む。ミラーは小手投げも、上を取れずスタンドに戻ってバックからのボディロックを許す。前転にもついていったソレツキが、上を取りミラーはハーフガードに。左のパンチを入れ、枕で抑えるソレツキが左のパンチをうちつける。さらに左エルボーで、上体を起こすことを許さないソレツキが肩固めを伺う。

ここは懸命に反応するミラーだが、下が続き時間は残り1分に。最後の60秒もソレツキが細かいパンチを落とし続け、タイムアップに。ミラーは左足を負傷していたようで、足を引きづってコーナーに戻った。ソレツキが3-0の判定勝ちし、ミラーは勝利で再出場記録を祝うことはできなかった。


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Report UFC UFC ABC02 スコット・ホルツマン ブログ マテウス・ガムロ

【UFC ABC02】マテウス・ガムロ、ワンツー打ち抜きホルツマンをKO。オクタゴン2戦目の初勝利に大興奮

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
Def.2R1分22秒by KO
スコット・ホルツマン(米国)

オクタゴン2戦目で初勝利を目指すKSW二冠=ガムロ。10日前のオファーを受けたホルツマンにサウスポーからワンツーを入れる。ホルツマンも右を返し、オーソに戻したガムロはオーバーハンドからハイクラッチを察知され、2度目のトライではパンチを合わされてしまう。それでも3度のトライで尻もちをつかせることに成功するが、足関節を狙い自ら立って足を離す。

スイッチ、ハイクロッチのフェイクにもガムロは右アッパーを被弾する。それでもテイクダウン狙いを続けるガムロは、ボディにストレートから右オーバーハンドへ。さらにハイを見せ、シングルレッグからダブルに移行してテイクダウンを決めたガムロは、スクランブルでバックに回る。足を払ってバランスを崩しに掛かったガムロは、自ら離れる。この際に後ろから、後頭部を殴ったことでホルツマンが抗議する。直後のホルツマンの右アッパーを空振りし、跳びヒザを受けそうになる。ガムロが右カーフローを入れたところで初回が終わった。

2R、アウトサイドのシングルからバックに回ったガムロは、ここでも足を払って離れる。ホルツマンは右アッパーを空振りし、右オーバーハンドへ。これもかわしたガムロはステップインしワンツー、右を打ち抜くホルツマンがダウン。バックに回り追い打ちのパウンドにレフェリーが試合を止め、オクタゴン初勝利にガムロは走りながら喚起の雄叫びを挙げた。

「完璧だ。ATT、ダン・ランバート、マイク・ブラウンに感謝している。家族をポーランドに残し、3カ月ハードな練習をしてきた。家族が恋しい。初めてのKO勝ちなんだ。ライト級のファイターに、俺が来たってことを伝えたい。レッツゴー!!」と興奮収まらずまくし立てた。


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Report UFC UFC ABC02 イグナシオ・バハモンデス ジョン・マクデッシ ブログ

【UFC ABC02】チリの新星バハモンデス、制空権をキープできずマクデッシにスプリット判定負け

<156.75ポンド契約/5分3R>
ジョン・マクデッシ(カナダ)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
イグナシオ・バハモンデス(チリ)

バハモンデスの計量オーバーでキャッチウェイとなった一戦。長身のバハモンデスがローから左ジャブを当てる。すぐにスイッチしたバハモンデスが左ストレートから左ローと当て、マクデッシのステップインをジャブで止める。さらにジャブ&ローを入れ、完全に制空権を築いているバハモンデスが右ストレートをヒット。

左右に動き、ジャブからワンツーを左右の構えで打っていくバハモンデスにマクデッシは距離を詰めることができない。ローで体が流れたマクデッシだが、左フック一発でバハモンデスがケージ際に下がる。ラッシュをかけたマクデッシに対し、組んで呼吸を整えたバハモンデスは、離れると右を被弾しマクデッシの前進に捕まる。ケージを背負い殴られるバハモンデスは、マクデッシのステップイン&フックを受け続ける。鼻血を流すバハモンデス、ケージに詰めて首相撲からダブルレッグへ。切ったマクデッシはヒザからエルボーを被弾。バハモンデスは離れてジャブを当てるが、マクデッシは次から次へと制空権に割って入りパンチを打ちこむようになった。

2R、左ハイを狙ったバハモンデスに対し、スっと中に入ったマクデッシがフックを打つ。バハモンデスは右ローから左ストレートを打ち下ろす。マクデッシはバハモンデスの距離から中に入る。さらに距離を取り、逆にステップインからワンツーを当てたバハモンデスは、マクデッシのパンチが届く距離での打ち合いのなかで右ストレートをヒットさせる。

マクデッシの動きが止まると、パンチから後ろ回し蹴りを見せたバハモンデスがテイクダウンを狙う。ケージを背負って防いだマクデッシが離れると、バハモンデスが左を当てる。マクデッシは右ミドルを入れ、右ストレート。バハモンデスは右を伸ばし、左ジャブを打ち込む。と、バハモンデスが後ろ回し蹴りでカカトを側頭部に入れると、前に出たマクデッシが左フックをヒット。

バハモンデスはワンツーを被弾して、間合を取り直し右エルボーからハイキックとスピニングバックキックのコンビを繰り出す。これらの攻撃をスウェイでかわしたマクデッシだが、この回は判断が難しい5分となった。

最終回、距離が近すぎるという指示を受けたバハモンデスに対し、その懐にマクデッシが踏み込んでいく。右ジャブ、左ハイを蹴ったバハモンデスはヒザ蹴りを見せ、スイッチを繰り返す。マクデッシは打たれても前に出てカウンターを当て、テイクダウン狙いを切る。ヒザ蹴りにもアッパーを返したマクデッシは、クリンチアッパーを続けて打たれた後で左フックを入れる。

続いて右を当てたマクデッシは、右アッパーを被弾。バハモンデスがボディも入れ、左ストレートをヒットさせ、近い距離での打ち合いへ。打たれても打ち返すというなかで、バハモンデスが左を当てる。マクデッシは後ろ回し蹴りをかわし、乱打戦で下がらないでパンチを振るい続け、最後は後ろ回し蹴りを見せてタイムアップに。

ジャッジの裁定はスプリットに割れ、マクデッシに。掛け率で劣勢だったが、コンテンダーシリーズとUFC本戦の違いをチリの新星に見せつけた形となった。


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Report UFC UFC ABC02 ウィリアム・ナイト チョン・ダウン ブログ

【UFC ABC02】チョン・ダウン、テイクダウン✖8度でナイトから大差の判定勝ち。UFC3勝目を挙げる

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン(韓国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-27
ウィリアム・ナイト(米国)

ローを継続して蹴るナイトに対し、チョン・ダウンも右ローを蹴り返す。さらに左ローからワンツーを伸ばしたチョン・ダウンにナイトが組みつく。逆にボディロック&小外掛けを狙ったチョン・ダウンが、2度目のトライで背中をつかせることに成功する。金網際でガードの中に納まるチョン・ダウンが、右のパウンドを2発落とす。ハーフバタフライを潰し、ブリッジも緩さなかったチョン・ダウンは、立ち上がったナイトを同じようにボディロック&小外掛けで倒す。今度はオクタゴン中央でハーフで抑えるチョン・ダウンは、腹ばいになったナイトを立たせ初回が終わった。

2R、ナイトの左ローに右を合わせたチョン・ダウンは、ローの蹴り合いから右を被弾する。それでも右ローを2発蹴り、左ジャブを差すチョン・ダウンが左ローから右を当てる。ジャブを続けるチョン・ダウンが、右アッパー。組んできたナイトをボディロックテイクダウンし、サイドで抑える。ブリッジをすかしてバックに回ったチョン・ダウンは、後方から殴りワンフック、立ち上がったナイトを前方に崩す。

両足をフックしたチョン・ダウンは、背中を伸ばすと勢いをつけた左パンチ、エルボーを落とす。ナイトは腰を上げ、ヒザ立ちに。大流血のナイトはラウンド終了までサバイブした。

最終回、距離を詰めるチョン・ダウンに右フック、右オーバーハンドを見せたナイトだったが、ダブルレッグでテイクダウンを奪われ、立ち上がってもボディロック&小外で2度連続倒される。サイドから上四方で抑えるチョン・ダウンは、腹にエルボーを打ちつける。サイドに移動し、ヒザを骨盤に入れるチョン・ダウンのパンチが後頭部に入り、レフェリーが注意を与える。

チョン・ダウンは股間に右腕を入れてサイドを続け、この腕を抜いてクルスフィックスに。下からチョン・ダウンを持ち上げるも、足を戻せないナイトは上四方でパンチをボディに打たれる。残り30秒、ヴァンフルーに苦し気な表情を浮かべたナイトだが、チョン・ダウンは自ら抑えを解く。ナイトはサイドを取られたままギロチンも、これで逆転はない。そのままタイムアップとなり、チョン・ダウンは+αが欲しい完勝だった。


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Report UFC UFC ABC02 インパ・カサンガネイ サーシャ・パラトニコフ ブログ

【UFC ABC02】インパ・カサンガネイが足のフックなしのRNCでパラトニコフから一本勝ち

<ウェルター級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
Def.2R0分26秒by RNC
サーシャ・パラトニコフ(香港)

距離を詰めるカサンガネイに対し、左を伸ばして右ローを蹴るパラトニコフ。カサンガネイは左フックを当て、蹴り足をキャッチして右フックを入れる。離れたパラトニコフに組みついたカサンガネイが、ボディロックテイクダウンに成功する。枕で圧力を掛けるカサンガネイが肩固めに移行していくが、パラトニコフも防いで足を戻す。

パラトニコフはケージを背負って立ち上がると、離れるがカサンガネイが組んで再びボディロックへ。ポジションを入れ替えたパラトニコフだが、再びケージに押し込まれる。パンチを打って離れたカサンガネイは、左ミドルをキャッチしに掛かるが腹を効かされたが、中途半端なダブルレッグを見せる。逆にケージに押し込みワンツーを放ったパラトニコフは、ポジションを入れ替えながらヒザをボディに突き刺す。スピニングバックフィストを見せたパラトニコフが終盤は打撃でリードした。

2R、カサンガネイがワンツーを当てパラトニコフが崩れる。組んでバックを狙ったカサンガネイだが、パラトニコフが前方に振り落とす。それでもシングルでテイクダウンしたカサンガネイは、亀のパラトニコフにノーフックでRNCを極めタップを奪った。


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News UFC UFC ABC02 アーノルド・アレン イグナシオ・バハモンデス サーシャ・パラトニコフ ジム・ミラー ジャック・ショア ジョン・マクデッシ ジョー・ソレツキ スコット・ホルツマン チョン・ダウン ニナ・ヌネス ブログ マッケンジー・ダーン マテウス・ガムロ

【UFC ESPN02】計量終了 最強女子姓=ヌネスになったアンサロフがマッケンジーと。ミラーは37戦目!!!!

【写真】ユニオンジャックを手にフェイスオフに挑んだアーノルド・アレン。名前と顔を一致させてほしいグッドファイターだ(C)Zuffa/UFC

9日(金・現地時間)、10日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ABC02「Vettori vs Holland」の計量が行われた。

ライト級期待のチリ人ルーキー=イグナシオ・バハモンデスは、1ポンドオーバー規約からさらに0.75ポンド重くキャッチウェイト戦でジョン・マクデッシと戦うこととなった。

またエリン・ブランクフィールドと女子バンタム級で戦う予定だったノルマ・ドゥモントが 139.5ポンドと4.5 ポンドもオーバーしており両者の試合は中止となった。


ブランクフィールド✖ドゥモントなキャンセルされてなお13試合組まれたロングラン・イベント、コ・メインのフェザー級戦ではUFCで7連勝、通算戦績16勝1敗の英国人ファイター=アーノルド・アレンが抜擢されソディック・ユースウと対戦する。

ボディフック、ストレートと奥手となる左のパンチ力が抜群のアレン。ギルバート・メレンデスやニック・レンツを勝利しているが、7勝のうち判定勝ちが5試合という選手が、この試合順を任されるのは珍しい。

また女子ストロー級戦でマッケンジー・ダンと戦うニナ・ヌネスとは、女子バンタム級&フェザー級2冠のアマンダ・ヌネスと同性婚し、昨年9月に女児を出産したニーナ・アンサロフのこと。

ヌネス姓、そして母となり始めてケージで戦うが、ブランクは1年10カ月あり、同じくママとして活躍しているマッケンジーに柔術をさせると厳しい戦いになるだろう。

プレリミに目をやると、アジア系から2選手がラインナップに加わっている。

第2試合では韓国から元HEATライトヘビー級王者のチョン・ダウンがUFCで4戦目、そして3連勝を目指す。前回は今大会のメインカード出場のサム・アルヴィーとドローだっただけに、次は上位進出を目指したい。

そしてオープニングマッチに香港在住でAngels FCミドル級王者サーシャ・パラトニコフが出場する。韓国からUAEを経てオクタゴンでデビュー戦でTKO勝ちしており、米国初陣でインパクトを残したい。

そんなプレリミでは上位3試合のライト級が見ものだ。

上記にあるようにバハモンデスは契約体重戦となったが、KSWチャンプ・チャンプからUFCと契約も、初陣を落としたマテウス・ガムロが負けられないスコット・ホルツマン戦に臨む。

UFC最多出場記録36でドナルド・セラーニと並んでいたジム・ミラーは今回のジョー・ソレツキ戦で、単独記録となる37戦目を迎える。2019年のコンテンダーシリーズからUFCと契約したそれ突きは、オクタゴンで2連勝中のグラップラーだ。

トップからパウンド、下から三角、スクランブルでギロチン──ケージで道着柔術も経験しており、極めやポジション奪取への位置取りも巧妙だ。ミラーとしては新記録を勝利で飾りたいが、タフなファイトになることは間違いない。

■視聴方法(予定)
4月11日(日・日本時間)
午前0時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ABC02計量結果

<ミドル級/5分5R>
マーヴィン・ヴェットーリ: 186ポンド(84.37キロ)
ケビン・ホランド: 183.5ポンド(83.23キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーノルド・アレン: 145.5ポンド(66.0キロ)
ソディック・ユースウ: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
サム・アルヴィー: 186ポンド(84.37キロ)
ジュリアン・マルケス: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ニナ・ヌネス: 115.5ポンド(52.38キロ)
マッケンジー・ダーン: 115ポンド(52.16キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ペリー: 170ポンド(77.11キロ)
ダニエル・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジョー・ソレツキ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライト級/5分3R>
スコット・ホルツマン: 155.5ポンド(70.53キロ)
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント: 139.5ポンド(63.27キロ)
エリン・ブランクフィールド: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョン・マクデッシ: 153.5ポンド(69.62キロ)
イグナシオ・バハモンデス: 156.75ポンド(71.1キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヨーガン・デ・カストロ: 261.5ポンド(118.61キロ)
ジャルジス・ダンホー: 255.5ポンド(115.89キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジャック・ショア: 136ポンド(61.69キロ)
ハンター・アジャー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ジョーダン・グリフィン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン: 205.5ポンド(93.21キロ)
ウィリアム・ナイト: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ウェルター級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 170.5ポンド(77.34キロ)
サーシャ・パラトニコフ: 170.5ポンド(77.34キロ)

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Interview UFC UFC ABC02 イグナシオ・バハモンデス ジョン・マクデッシ ブログ

【UFC ABC02】16歳で母国チリを離れたイグナシオ・バハモンデス、彼こそシン・ドミニク・クルーズ?!

【写真】 要注目、チリの新感覚ファイター=イグナシオ・バハモンデス(C)Zuffa/UFC

10日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ABC02「Vettori vs Holland」が開催される。2015年4月のUFN63 以来となる米国メインランドでのデーゲームとなる今大会にチリ人ファイターのイグナシオ・バハモンデスが、ジョン・マクデッシを相手にUFCデビュー戦を戦う。

昨年11月のコンテンダーシリーズにおけるエジソン・ゴメス戦で変化自在のフォームから打撃で試合を創り、最後は前蹴りでKO勝ちを収めたバハモンデス。このフィッシュシーンの動画再生が180万回を越え、一躍その名を知らしめることとなった。

本来はライト級ながらコンテンダーシリーズではウェルター級で戦い、さらに体重オーバーだったゴメスを相手にバハモンデスはスイッチスタンスから左右&上中下の蹴り、ステップインしてのジャブ、下がりながらのカウンターとフィニッシュに至るまでの展開でも印象に残る打撃を見せていた。

23歳、10代でMMAファイターを目指し故郷、両親と離れ米国に移り住み──ついにUFCデビューを迎えたイグナシオ・バハモンデスにZoomでインタビューを行った。


──ジョン・マクデッシとのUFCデビュー戦が間近に迫ってきました。

「ジョンとの試合でUFCデビューを迎えることは、僕やチームにとっても最高にハッピーなことだよ。この試合に勝利するためにしっかりと準備をしてきた」

──チリ人MMAファイターというのは、今でもあまり耳にすることがないですが、イグナシオはなぜMMAファイターを目指そうと思ったのですか。

「チリでMMAは決して人気のあるスポーツじゃなかったよ。もちろんサッカーがずば抜けてポピュラーで。それほどコンバットスポーツは人気はなかった。ボクシングは世界王者もいて、キックボクシングも比較的注目されていたかな。

そんなチリで、僕は3歳の時から父にケンポーカラテを習っていた。父はケンポーカラテの黒帯で、キックボクシングでも南米王者だったんだ。僕も3年間カラテを習い、そこからキックに進んだ。14歳のときにチリの王者になったよ。アマチュアのキック戦績は35勝0敗1分、17歳でMMAに転向したんだ」

──なぜキックで世界を目指さず、MMAへ?

「MMAは柔術もレスリングも必要で、これ以上チャレンジングなことはないと感じたんだ」

──今から6年前ですが、チリでMMAの練習はできたのでしょうか。

「あの頃はなかった。だから、僕はチリを離れて米国に来たんだ。今はチリも状況が良くなっていて、僕の父は最高の打撃チームを率いているし、いくつか柔術チームもある。チリはストライカーが多いけど、それでも優れた柔術家も育ってきているよ。

MMA人気は凄く高まっていて、UFCでなくても僕の試合を多くのチリの人達は視聴してくれるようになっていた。そしてMMAやUFCの人気も同時に高くなっているんだ」

──なるほど。チリでのMMA人気をけんいんするイグナシオは17歳でMMAファイターになるために、米国に移り住んだということですか。

「16歳の時にMMAの練習をするために米国にやってきた来た。大きな決断だったよ。でも両親や家族の皆がサポートしてくれた。父は『トライすることが大切だ。上手くいかなければ、戻ってくれば良い』と言ってくれたんだ。

最初はフロリダへ行き、2年間高校に通いにながらジムで練習した。で、まずはMMAでなくキックの試合に出て、自分より大きな相手を倒し続けたんだ。

その後、レスリングキャンプでシカゴを訪れ2カ月滞在し、街の雰囲気、ライフスタイルが凄く気にいった。マイク・バイルの指導は最高だったし、良い練習も相手もいるから。一度フロリダに戻り、すぐにシカゴに引っ越した。

以来、ずっとマイクのバイルフロー・ストライキングで練習し、シカゴに住んでいるよ。ジャイー・ロドリゲスやアレハンドロ・フローレスがトレーニング・パートナーだ」

──あの独特な打撃スタイルはお父さん譲りなのですが、それともマイク・バイルの指導によって身につけたモノなのでしょうか。

「父もそうだし、マイクもそう。マイアミ時代もそうだし、僕は必要なモノを全てミックスして、自分のスタイルを創ってきた。色々な試合をして、もちろんドミニク・クルーズやフランキー・エドガーの試合映像もしっかり見て研究した。

そして彼らのダッキングやステップを試して、使えると思ったものは採り入てきたんだ。

テイクダウン防御にも自信があるし、寝技になっても勝てる。グラップリングを恐れることがないから、打撃で相手を倒すことができると思っている」

──マクデッシも空手とキックを融合させたストライカーです。

「経験豊かな選手だね。でも、ジョンが僕と打撃戦をしたいと思っているなら大きな間違いだよ。彼に勝ち目はない。彼の経験値の高さを軽視することはないけど、打撃勝負が来るなら願ったり叶ったりさ」

──土曜日はこれまでのキャリア、これまでの人生で最も大切な試合になるかと思います。どのような戦いを魅せたいですか。

「僕のスタイルを見てほしい。距離、アングル、タイミング、スイッチ、キック、ボクシング、フットワーク、ボディへのヒザ蹴り、顔面へのヒザ蹴り、エルボー、テイクダウン……全てを皆に披露するよ。

ここが最初の一歩だ。今年中にトップ10になる。そしてコロナが終息すれば、僕の力でUFCサンチアゴ大会を開くんだ」

──イグナシオ、今日はありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。僕のルーツは父から習ったマーシャルアーツで、カラテは日本からやってきた。日本の皆が大切にしてきたマーシャルアーツ、カラテを僕も大切にしている。そして、その大切なモノを使って土曜日は必ず勝つから、僕をサポートしてほしい。ムーチョス・グラシアス!!」

──デナーダ。エスペロ・ケ・ベンガス・ア・ハポン。

「おお、スペイン語が話せるのかい?」

──大学の時に勉強して、これだけ覚えている感じです。

「アハハハハ」

■視聴方法(予定)
4月11日(日・日本時間)
午前0時30分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ミドル級/5分5R>
マーヴィン・ヴェットーリ(イタリア)
ケビン・ホランド(米国)

<フェザー級/5分3R>
アーノルド・アレン(英国)
ソディック・ユースウ(米国)

<ミドル級/5分3R>
サム・アルヴィー(米国)
ジュリアン・マルケス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ニナ・ヌネス(米国)
マッケンジー・ダーン(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ペリー(米国)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー(米国)
ジョー・ソレツキ(米国)

<ライト級/5分3R>
スコット・ホルツケン(米国)
マテウス・ガムロ(ポーランド)

<女子バンタム級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)
エリン・ブランクフィールド(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョン・マクデッシ(カナダ)
イグナシオ・バハモンデス(チリ)

<ヘビー級/5分3R>
ヨーガン・デ・カストロ(米国)
ジャルジス・ダンホー(シリア)

<バンタム級/5分3R>
ジャック・ショア(英国)
ハンター・アジャー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ(米国)
ジョーダン・グリフィン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン(韓国)
ウィリアム・ナイト(米国)

<ウェルター級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
サーシャ・パラトニコフ(香港)

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