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ミドル級キング・オブ・パンクラシスト内藤由良が『Dana White’s Contender Series』シーズン8に出場

マーシャルワールド パンクラスオフィシャルグローブ PGPA3




パンクラスが公式YouTubeチャンネルで「内藤由良選手がUFCに挑戦! 内藤選手は、ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ2024に出場することが決まりました。詳細は追って発表されますが、一足先にパンクラスでの軌跡をご覧ください!」と公表した。

6月30日(日)のPancrase345のメインで、2年3カ月振りの実戦を戦ったミドル級KOP内藤。キルクリフFC所属のディラン・オサリバンの代役アリ・カラダギィを相手に、1R1分52秒でマウントからのエルボーでTKO勝ちを収め、改めてUFCを目指すことを宣言していた。

 今年の『Dana White’s Contender Series』は8月13日~10月15日の10週に渡って実施。内藤の試合がどこで組まれるのか、対戦相手が誰になるのかは未定ですが、前半はかなりカードが埋まっていることから後半になる可能性が高そうです。

Yura Naito(Sherdog)

 内藤由良は神奈川県出身。1996年4月26日生まれで現在28歳。MMA戦績6勝0敗。第15代ミドル級キング・オブ・パンクラシスト。続きを読む・・・
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【Shooto2024#05】藤井伸樹とバンタム級王座決定戦、齋藤奨司「タイトルどうこうより藤井選手に勝つ」

【写真】メンテ完了。ガソリンもタップリ入ったようで、どのような齋藤奨司が見られるか(C)TAKUMI NAKAMURA

21日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2024#05にて、齋藤奨司が世界バンタム級王座決定戦で藤井伸樹と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

昨年5月の須藤拓真戦後、怪我と体のメンテナンスのために約1年間、試合から遠ざかることになった齋藤。ブランクを作ることにはなったものの、この期間で負傷箇所も癒え、体の使い方にも目を向けたことで、MMAファイターとしての進化に手応えを感じている。

今回世界タイトルを争う藤井は「何回も試合を見てやりたかった相手」で「5Rまでもつれる、すぐに終わる。どうなるにしても、見ていて飽きない試合になると思うし、何より僕自身が一番楽しみ」と胸を躍らせている。


敵討ちでもある

──2023年5月に須藤拓真選手に判定勝ちして以来の試合がタイトルマッチとして決まりました。この期間はどう過ごされていたのですか。

「今までのキャリアで負傷箇所もあったので、そのメンテナンスも含めて、基本的な体の基礎から作り直していた感じですね」

──どこか1箇所を怪我したというよりは、色々な箇所をメンテナンスしていたのですか。

「一カ所怪我したところはあったんですけど、全部含めてって感じですね」

──いざ体のメンテナンスをして、気づくことは多かったですか。

「そうですね。やっぱりちゃんと専門の人に体を見てもらって良かったです。ある程度は自分で出来ていたと思い込んでいた部分も、いざ見てもらったらアスリートとしてはまだまだなところもあって。そこを約1年かけて直してきました」

──では怪我の治療だけではなく、トレーニングとして新たにチャレンジした、取り入れたものもありましたか。

「両方ですね。怪我した部分を治すリハビリもやってましたし、そこからはベースアップのためのトレーニングをやってきました。いわゆる体幹トレーニングで、ただ筋力アップするというよりは、体の使い方を良くしたりとか、しっかり使えるようなトレーニングをやってきました」

──そうしたトレーニングをやったことで、スパーリングなどの実践的な動きでの変化は感じていますか。

「目には見えないというか、体がデカくなったとかそういう変化じゃなくて、内から体が使えるようになった感じですね。言葉にするのは難しいんですけど、体のブレがなくなってきましたね。外から見て変化は感じないかもしれませんが、自分の中では感覚が変わってきています」

──では試合間隔が空いたことで不安は?

「逆に今まで試合頻度が多くて(試合間隔が)1カ月未満でやったこともあったんで、逆にいいダメージ抜きになったなと思いますね」

──復帰戦がタイトルマッチになるとオファーを受けた時はどのような心境でしたか。

「前回の試合が終わってから、次はタイトルマッチでもおかしくないと思っていたし、僕の希望としては藤井選手とやりたかったんですよ。なんでかと言ったら、ジムの先輩の(齋藤)翼さんもやってますし、いつも一緒に練習してもらっているZEEKジムの石橋(佳大)さんもやっていて、その敵討ちでもあるし、あとはやっぱり藤井選手は選手としての評価も高いじゃないですか。

僕自身、修斗で藤井選手の試合を何回も見てきて、根性もスタミナもあって強いなと思っていたし、俺とやったら絶対に噛み合って面白いなと思っていました。だから藤井選手とタイトルマッチが決まった時はめちゃくちゃ嬉しかったです」

──対戦相手として、藤井選手の根性系グラップリングというか、あのしつこい戦い方はどう見ていますか。

「さっき言ったように、藤井選手は根性があって、スタミナがあって、ドロドロした試合に持ち込んでいくタイプですよね。こちらとしてはスパッと終わらせることも想定していますいけど、ドロドロした展開になることもイメージしているので、どっちになってもいいかなって感じです」

──勝ち方のイメージができている?

「本当に1年間ぐらい藤井戦のことを考えてきたんで、イメージもちゃんとできているし、どんな展開になっても勝つイメージはできています。もちろん楽な試合にはならないと思って戦います」

──見ている側が面白い=やってる側はしんどい試合になると思いますが、それは覚悟の上ですか。

「そうですね。僕が言うのもおかしいんですけど、絶対に面白い試合になると思うんで。5Rまでもつれる、すぐに終わる。どうなるにしても、見ていて飽きない試合になると思うし、何より僕自身が一番楽しみです」

──この1年間やってきたことに手応えがあって、それを試合で出したいですか。

「はい。本当にここまで準備してきたことが、どうなるかなっていう。手を合わせてみないと分からないことも多いと思いますが、その辺も試合の中で楽しみたいです」

──藤井選手に勝つ、修斗の世界王者になればMMAファイターとしての価値や評価もワンランク上がると思います。

「どこかの記事で見たんですけど、みんな藤井選手とやりたがってない、と。でもそれは逆に藤井選手の評価の高さだと思うし、僕はそういう相手に勝つことで一皮剥けると思っています」

──修斗のベルトへの想い入れはありますか。

「僕は修斗でチャンピオンになりたいからアマチュア修斗からやってきたんで、修斗のベルトを獲りたいって気持ちはむちゃくちゃ強いです」

──色々なMMAの大会がある中で、修斗に惹かれた理由は?

「総合格闘技の硬派はやっぱり修斗だな、と。あまり格闘技のことを知らないながらにも、総合格闘技=修斗という感じがあったし、指導していただいている髙谷(裕之)さんや田村(彰敏)さんも修斗出身ですし、それで修斗で戦いたい、チャンピオンになりたいと思いました。ただ今回はどちらかと言うと藤井選手に勝ちたいという気持ちが強くて、タイトルどうこうより藤井選手に勝つ。そうすれば自然にタイトルはついてくると思っています」

──藤井選手に勝つことがとても大きいというか、そこに対するモチベーションが一番高いようですね。

「はい。ここまでやることをやってきたんで、あとはケージの上で藤井選手と対峙して楽しむだけです」

──齋藤選手の復帰戦とタイトルマッチ、そして藤井選手に勝つ姿を楽しみにしているファンのみなさんにどのような試合を見せたいですか。

「今回は復帰戦なんですけど、僕の中ではあまり復帰戦という感じじゃなくて、いつも通りの試合です。対戦相手はずっとやりたかった藤井選手で、ワクワクしています。スパッと勝つのか5Rドロドロになるのかは見てのお楽しみですが、自分も楽しみなんで、目を離さずに刮目してください」

■視聴方法(予定)
7月21日(日)
午後6時00分~ABEMA格闘チャンネル

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【Shooto2024#05】後楽園でW王座決定戦、世界バンタム級=藤井×齋藤、環太平洋フェザー級=竹原×上原

【写真】1月に環太平洋王座を防衛した藤井と約1年2カ月ぶりの復帰戦・齋藤が世界王座を争う(C)MMAPLANET

7月21日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2024#05では世界バンタム級王座決定戦=藤井伸樹×齋藤奨司、環太平洋フェザー級王座決定戦=竹原魁晟×上原平を含む全11試合が決定している。
Text by Takumi Nakamura

7.21後楽園、7.28阿部野、8.3新宿=COLORSと2週間で3大会が続く“サステイン真夏の3連戦”。3連戦の口火を切る後楽園大会ではダブルタイトルマッチが組まれた。安藤達也の王座返上により、空位になった世界バンタム級王座を争うのは同級1位・環太平洋同級王者の藤井と同級3位の齋藤だ。


ランキング的に受けて立つ側の藤井は、2022年11月に石井逸人を下して環太平洋王座を獲得すると、2023年7月に竹中大地とノンタイトル戦で対戦。3Rに猛反撃を見せるも、1・2Rで失ったポイントを挽回できずに判定負けを喫した。2024年は1月に須藤拓真の挑戦を退け、今回の世界戦に駒を進めた。

一方の齋藤はRISEで立ち技の試合も経験しているストライカーで、2021年6月から修斗に参戦。初戦こそ落としたものの、その後はPound Stormでの試合を含め7戦6勝1分と無敗の快進撃を続け、昨年は野尻定由と須藤からも勝利を収めた。怪我の影響で長期欠場を余儀なくされ、約1年2カ月ぶりの復帰戦が世界戦という形になった。

王座戴冠後もコンスタントに試合を続けてきた藤井に対し、コンディションを上げるために試合間隔を空けた齋藤。この試合に臨む状況が対照的な両者だが、ファイトスタイルとしてもスクランブル主体のスタミナ勝負で最終的に競り勝つ藤井×スタンドの時間を長くして打撃で倒す齋藤と対照的だ。藤井がスクランブルの強さを発揮する前に斎藤が打撃を効かせてペースを掴むか。組みの攻防ではなく、どう組みの攻防がスタートするかに注目したい世界戦だ。

そして空位の環太平洋フェザー級王座は竹原と上原によって争われる。この試合は昨年のインフィニティリーグの1位(竹原)×2位(上原)として3月の後楽園大会で行われる予定だったが、竹原の負傷欠場により中止。今大会にスライドしての実施となる。

両者のリーグ戦での対戦結果は5分2Rフル戦ってのドロー。1Rに上原がサウスポーの竹原に対して右ミドルからの右ストレートでフラッシュダウンを奪うも、2Rは竹原がテイクダウンのアプローチからバックコントロールの時間を長くし、各ラウンドを取り合う形で勝ち点を分け合った。

遠い距離にいてスタンドの打撃で戦い上原と近距離でのパンチ&テイクダウンで攻めたい竹原。上原が3R通じて明確に打撃でダメージを与えるか、竹原がコントロールで終わらずにクリーンテイクダウンとトップキープまでつなげられるか。前回と近い試合展開が予想される中、両者ともにどこで試合の山場を作るかが求められる一戦だ。

そのほか3回戦では世界フェザー級王者SASUKEのベルトを狙う椿飛鳥と飯田健夫改めたておによる一戦が決定。2回戦では5月の日中対抗戦で勝利した中池武寛が新人王決定トーナメント2回戦で蓮池勇太と対戦する。

<修斗世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
藤井伸樹(日本)
齋藤奨司(日本)

<修斗環太平洋フェザー級王座決定戦/5分3R>
竹原魁晟(日本)
上原平(日本)

<フェザー級/5分3R>
椿飛鳥(日本)
たてお(日本)

<インフィニティリーグ2024 フライ級/5分2R>
大竹陽(日本/勝ち点3)
須藤晃大(日本/勝ち点7)

<バンタム級/5分2R>
加藤ケンジ(日本)
人見礼王(日本)

<フェザー級/5分2R>
児山佳宏(日本)
島村 裕(日本)

<フライ級/5分2R>
シモン・スズキ(日本)
岡田嵐士(日本)

<バンタム級/5分2R>
中野剛貴(日本)
瀬戸口怜久(日本)

<ストロー級/5分2R>
牧ヶ谷 篤(日本)
友利琉偉(日本)

<2024年度新人王決定トーナメント2回戦 フライ級/5分2R>
中池武寛(日本)
蓮池勇太(日本)

<2024年度新人王決定トーナメント2回戦 フェザー級/5分2R>
松岡 拓(日本)
井上翔太(日本)

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45 MMA MMAPLANET o SASUKE Shooto Shooto2024#04 ジョングウェン・パン

【Shooto2024#04】右を振るうパンをテイクダウンしたSASUKEがスロエフ・ストレッチでフィニッシュ

<フェザー級/5分3R>
SASUKE(日本)
Def.1R3分02秒 by スロエフ・ストレッチ
ジョングウェン・パン(中国)

SASUKEフェイントに反応したパンがワンツーを伸ばす。SASUKEは右カーフを当てる。SASUKEの左フックがクリーンヒットすると、パンも右ストレートを伸ばしていく。SASUKEはパンのパンチに対して左インローへ。さらにニータップを狙うも、これはパンが切った。笑みを浮かべながら前進するパンに左フック、右カーフを当てるSASUKE。パンの右もSASUKEの顔面を捉えている。左フックを軸に戦うSASUKEは、パンが距離を詰めてくるとダブルレッグでグラウンドに持ち込み、ケージ際でバックに回った。しっかりと相手を潰し、バックマウント→四の字フックで固める。そして起き上がるパンの右足を取り、スロエフ・ストレッチでタップを奪った。

勝利したSASUKEは「修斗フェザー級のヤツら、最近は僕のことをSNSでいうヤツらが多いけど、そんなヤツらが修斗を背負えると思えない。全員、中国で勝ってから言ってこい」と挑発した。


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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#04 アーイージアコ・アーケンビエコア エフェヴィガ雄志 修斗

【Shooto2024#04】ケージ際の差し合いを制したエフェヴィガ、左ボディでアーケンビエコアを沈める

<ライト級/5分3R>
エフェヴィガ雄志(日本)
Def.2R2分31秒 by KO
アーイージアコ・アーケンビエコア(中国)

エフェヴィガが回りながら距離を詰め、左ジャブを突く。アーケンビエコアの左ローに対し、エフェヴィガが右カーフを効かせる。さらに右カーフを連打すると、アーケンビエコアがバランスを崩した。アーケンビエコアがシングルレッグからドライブし、エフェヴィガをケージに押し込む。左腕を差し入れているエフェヴィガは、さらに右腕を差し上げてボディロックで切り返した。頭をおっつけてケージに押し込むエフェヴィガは、アーケンビエコアの足にヒザを入れつつ、左右に揺さぶる。エフェヴィガが右腕を背中に回したまま左アッパーを連打すると、アーケンビエコアが明らかに嫌がる。

レフェリーのブレイク直後、エフェヴィガが右カーフを連打していく。アーケンビエコアのシングルレッグをスプロールしたエフェヴィガは、相手の右をかわして右カーフと左ジャブで寄せ付けない。アーケンビエコアの右ミドルをブロックしたエフェヴィガが、ケージを背負わせて右ストレートを決める。アーケンビエコアの左ローがローブローとなり試合は中断。再開後、アーケンビエコアが左の蹴りを散らす。エフェヴィガの打ち下ろしの右がアーケンビエコアの顔面を捉える。距離を詰めたエフェヴィガを抱えたアーケンビエコアだったが、ケージに押し込まれて初回を終えた。

2R開始早々、タイムストップが掛かる。アーケンビエコアの右スネから大量の出血が見られ、ドクターチェックが入った。再開されると、アーケンビエコアが左の蹴りを散らす。エフェヴィガは左ジャブを突きながら追い込んでいく。アーケンビエコアが組みつくと振り払い、パンチを浴びせる。なおもシングルレッグで組んだアーケンビエコア。エフェヴィガは片足でケージ際まで移動し、背中を着けて腕を差し返す。ボディロックで組んだエフェヴィガは、頭をおっつけて左アッパーを連打する。顔面だけでなくボディにも打ち込んだエフェヴィガが、離れて左ジャブから左ボディをぶち込んだ。この一撃でダウンし、亀になったアーケンビエコアにパウンドを浴びせてレフェリーストップを呼び込んだ。

KO勝ちしたエフェヴィガは「試合内容には納得いかない。勝ちは勝ちだけど、良い勉強をさせてもらいました。修斗の上位ランカーは逃げてばかりですが、いつかやると思うので、よろしくお願いします」と挨拶した。


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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#04 ソルト ハイライ・ウーシャアモー

【Shooto2024#04】バックコントロールに徹したウーシャアモーがQOPソルトをスプリットで下す

<女子ストロー級/5分3R>
ハイライ・ウーシャアモー(中国)
Def.3-0:29-28.29-28.28-29.
ソルト(日本)

ソルトがサウスポースタンスで一気に距離を詰める。組んだウーシャアモーがケージに押し込み、さらにバックコントロールへ。リフトしてグラウンドに持ち込んだウーシャアモーはバックマウントを奪取した。四の字フックに移行したウーシャアモーは、立ち上がるソルトをバックコントロールで制し続ける。再びグラウンドに引きずりこんだウーシャアモーに対し、ソルトが正対して立ち上がる。しかし首を制しているウーシャアモーがケージに押し込んでいく。差し返したソルトがヒザを突き上げる。切り返したソルトはウーシャアモーをケージに押し込み、右ヒジを叩きつける。ケージ際で差し合いが続いたあと、離れたソルトが打撃で攻め込んだが、右スピニングバックフィストをかわされ、ボディロックで組まれてしまう。またもウーシャアモーがバックコントロールからグラウンドに持ち込み、パンチを落としていった。

2R、今度はオーソドックスで突っ込んだソルトだが、ウーシャアモーの右ストレートを受ける。左ジャブを突いて回るソルトが、前に出るとウーシャアモーが組んでドライブする。ボディロックでケージに押し込むウーシャアモーだが倒せず。離れるとソルトの前蹴りがヒットし、ウーシャアモーが下がるように。ソルトの左ジャブをかわしてシングルレッグで組んだウーシャアモーがバックに回る。右足を差し入れたウーシャアモー。ソルトはその右足にヒジを打ち込み、解除させた。バックコントロールからグラウンドに引き倒されると、ソルトもすぐに立ち上がる。再びリフトでグラウンドに持ち込んだウーシャアモーは、バックマウントからソルトの左腕を取って腕十字へ。体を起こしたソルトが潰しにかかるも、ウーシャアモーが回転して腕を伸ばす。これを凌いだソルトは立ち上がり、ウーシャアモーもスタンドに戻った。すぐさまボディロックで組みついたウーシャアモーが、ソルトをケージに押し込んでラウンドを終えた。

最終回、ソルトが蹴りを散らしながら距離を取るが、またも組みつかれてしまう。左腕を差し上げてケージに押し込んでいくウーシャアモー。ソルトは相手の右手首を押さえ、クラッチを外して首相撲へ。ウーシャアモーはシングルレッグに切り替えた。凌いだソルトが離れてボディ攻撃、ヒジでウーシャアモーを下がらせる。シングルレッグを切りながら右ヒジを連打するソルト。それでもウーシャアモーがバックに回る。右足を差し入れられたソルトも正対し、ウィザーから崩しにかかるも、やはりウーシャアモーがバックを奪う。ソルトの右足を制したウーシャアモーが押し込み続けると、レフェリーがブレイクをかけた。再開後、すぐにボディロックで組んだウーシャアモーがバックに回り、右腕をソルトの首に回す。ここはRNCを極められなかったが、四の字フックでソルトを寝かせ、そのまま試合終了のホーンを聞いた。

試合終了直後、雄たけびを挙げたウーシャアモー。裁定はスプリットとなったがウーシャアモーが判定勝ちを収めた。


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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#04 修斗 杉本恵 藤野恵実

【Shooto2024#04】藤野恵実がマウントパンチでTKO勝利。デビュー20年目・30勝目の修斗王座戴冠

<修斗女子ストロー級王座決定戦/5分5R>
藤野恵実(日本)
Def.3R3分43秒 by TKO
杉本恵(日本)

杉本がジャブと左右のロー、藤野も右を振って前に出る。杉本は細かくフェイントを入れてジャブを伸ばし、右ストレートのカウンターを狙う。組みつく藤野だが、ここは両者が離れる。杉本はジャブで距離を測ってワンツー、藤野が前進するところを上手く崩して組む。

ここも両者はすぐに離れた。距離を詰めたい藤野に対し、杉本はジャブとワンツー。藤野も顔とボディに振って左フックを狙う。藤野が左フックを打つと、杉本がシングルレッグに入り、藤野がギロチンチョークへ。杉本が頭を抜いたところでラウンド終了となった。

2R、杉本がジャブとインロー。藤野は前に出て左右のパンチを当てる。杉本はしっかり距離を取ってジャブを当て、藤野は思い切り左で飛び込む。杉本がジャブを突き、藤野が右をかぶせて前に出ていくと、杉本は右ストレートを狙う。藤野は細かい打撃をもらっても前に出て右ストレート。これで杉本をケージまで下がらせ、組みついてボディにヒザ蹴りを入れる。

離れた杉本は距離をとってジャブを打つが、藤野はジャブに合わせて組みついてケージへ押し込む。杉本の顔を突き放してパンチを打ち込んだ。離れた杉本はスピニングバックフィストを立て続けに放つ。藤野はこれに合わせて組みついてバックへ。ハーフガードでトップキープしてヒジを落とし、杉本が体を起こすとがぶってパンチを入れる。

3R、杉本がジャブ。藤野がワンツーを当てると、杉本が右目を気にする素振りを見せる。杉本はダブルレッグに入るがテイクダウンできない。距離が離れると再び杉本がシングルレッグに入ると、藤野がそれを潰してマウントポジションを取る。

ここから藤野がパンチを落とし、足を一本戻されても鉄槌とヒジを連打する。杉本も亀になって立ち上がろうとするが、藤野はポジションをキープして殴り続ける。最後は藤野がマウントパンチの連打でレフェリーが試合をストップした。

試合後、藤野は「プロ20年目、30勝目で修斗のベルトを獲りました。私は運動神経がなくて、センスもなくて。でもずっとみんなが支えてくれるし、応援に来てくれて、練習もしてくれて。いつも諦めずに続けてよかったと思わせてもらっています。格闘技が大好きで、仲間たちが大好きで、いい格闘技人生を送っています。まだ続けます。もっと強くなりたいんで」と語った。


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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#04 修斗 新井丈 旭那拳 田上こゆる

【Shooto2024#04】ストロー級1位・旭那を右の一撃で沈めた田上も新井丈に対戦をアピール

【写真】ケージを背負った田上の一撃--狙っていたのか(C)MMAPLANET

<ストロー級/5分3R>
田上こゆる(日本)
Def.1分50秒 by KO
旭那拳(日本)

低く構える田上が、スイッチしながらオーソドックから右カーフを当てる。旭那もスイッチから距離を詰める。オーソドックスから左ジャブを突く旭那に対し、田上が右を振るった。旭那がプレスをかけて田上にケージを背負わせる。互いにインローで探り合うなか、サウスポーから一気に距離を詰めた旭那の顔面に、田上が右カウンター一閃! この一撃で旭那のアゴを打ち抜いた田上が、前のめりに倒れた相手にパウンドの連打を浴びせるとレフェリーがストップした。

ランキング1位の旭奈を「大阪から新井チャンピオンに喧嘩を売りに来た田上こゆるです。修斗ストロー級で打ち合える選手とやりたいです。僕と打ち合える男気のある選手、お願いします」と語り、新井丈に向かって「チャンプ、良かったら次やりましょう」とアピールした。


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ARAMI o SARAMI Shooto

修斗240519:第1部メインイベント・藤野恵実 vs. 杉本恵

初代女子ストロー級王座決定戦5分5R。

インフィニティリーグ2023女子ストロー級の優勝者と準優勝者の間での実施がアナウンスされていた初代女子ストロー級王座決定戦。

インフィニティリーグで優勝したのは元ストロー級クイーン・オブ・パンクラシストの藤野。1R一本勝ち、2RKO勝利の2度のフィニッシュを決め、3勝1分で勝ち点10を獲得し、同じく3勝1分だった杉本よりもフィニッシュ勝利数で上回ったことで、勝ち点で差をつけた。昨年11月のリーグ戦で杉本と対戦した際は、1Rにスタンドでのパンチと終盤のバックテイクで明確に取った藤野が、2Rにやや流して逃げ切りを狙ったことが裏目に出て、判定1-0でのドローになっている。

杉本は2019年に行われた『Woman’s SHOOTO -50kg インフィニティリーグ2019』で優勝。階級を上げて史上初のリーグ戦2度制覇を狙ったが、負けはなかったものの、勝利がすべて判定勝ちだったことで勝ち点が伸びずに準優勝に終わった。2020年11月のSARAMI戦で腕十字で敗れて以降は、6勝0敗2分で負けなし。

5分2Rで行われた前回の対戦から、倍以上となる5Rでの決着戦。藤野が2団体制覇を達成するか、杉本が悲願の初タイトルを獲得するか。

両者オーソドックス。藤野が詰めて右を入れる。ジャブで牽制する杉本。パンチを打ちながら組み付いた藤野だが、受け止めた杉本はケージに押し込まれず離れる。ジャブを突く両者。杉本がジャブから右ストレート。突っ込んできた藤野をいなして崩すと藤野から組み付いていく。引き剥がそうとする藤野。杉本が離れて距離を取る。ジャブを入れる杉本に藤野が組み付いていくが、離れた杉本。藤野は右ボディから左を入れる。杉本シングルレッグ。両足を引いて切った藤野。残り20秒でギロチンに捕らえて引き込んだ藤野。しかし杉本の表情には余裕があり外れた。1R終了。

2R。お互いインローを蹴る。ジャブを出して詰めた杉本が組み付くが、自ら離れた。お互いジャブを突いていく。杉本のジャブがヒットしているが、藤野は下がらない。藤野が右ストレートを打ち込み、組み付いてケージに押し込んだ。ヒザ・ヒジを入れる。離れた杉本。また藤野がパンチで飛び込む。左脇を差してケージに押し込みながら右でパンチを入れていく。離れ際にもパンチを入れた。杉本がバックブローを放ったが、背中を向けたところでバックを取った藤野。テイクダウンし上に。正対してハーフにした杉本だが、藤野が上からパウンド・ヒジで削っていく。ゴング。

3R。藤野のワンツーがヒット。もらった杉本が目を気にするが、レフェリーはアイポークとは判断せず続行。杉本がシングルレッグに入るが、藤野が両足を引いて切ると上に。マウント!パウンドを落とす。背中を向けた杉本にチョーク。反転して防いだ杉本だが、藤野がなおも上をキープ。サイドで押さえ込みながらパウンドを落としていく。亀になった杉本が藤野の左腕を両手で掴んでディフェンスするが、藤野がバックに回る。またパウンドを入れる。藤野が首に手を回すと向き直った杉本だが、藤野はハーフからマウントに!パウンド連打を打ち込むと、動けず打たれる杉本を見てレフェリー止めた!

3R3分43秒、TKOで藤野が初代女子ストロー級王者に。

藤野「ベルト取りました!プロデビュー20年目、今日で30勝目、めでたくできました。運動神経もないけど、みんな支えてくれるし、諦めないで続けてて良かったなって、格闘技をやるたびに思わせてもらっています。最高の人たちに恵まれている、いい格闘技人生です。まだ続けます!まだもっと強くなりたいんで、見ていてください」途中、涙ぐみながらも、最後は笑顔でコメント。

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45 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#04 修斗 新井丈 石井逸人 関口祐冬

【Shooto2024#04】関口が石井のダブルレッグにヒジ連打。2RKO勝利でフライ級王者・新井に挑戦アピール

<フライ級/5分3R>
関口祐冬(日本)
Def.2R3分10秒 by KO
石井逸人(日本)

サウスポーの関口に対し、石井がジャブと伸ばしてインローを蹴る。関口も左ストレートを返すが、石井が関口にケージを背負わせてワンツーで飛び込む。そのまま組んだ石井だが、ここは離れる。関口は構えをスイッチしつつ左ハイを蹴ると、石井はそのまま前に出てテイクダウンする。石井はバックについて足を四の字クラッチし、RNCを狙いながらパンチとヒジを入れる。関口の動きに合わせて腕十字も狙いつつ、バックキープしてラウンドを終えた。

2R、関口が右手を伸ばして左ストレート、ガードを降ろした構えから左ストレート・フックを打つ。石井はしっかり構えた状態から右ストレートを放つ。関口はスイッチも交えてパンチにつなげてニータップ、右カーフを蹴る。じりじりと前に出る石井は関口の右アッパーに合わせてダブルレッグに入ってケージまで押し込む。

ここで関口はケージを背にしてダブルレッグで組まれた状態のまま、石井の側頭部にヒジを連打。これをもらい続けた石井が脱力して崩れ落ち、関口がKO勝利を収めた。試合後、関口は「前回は向こうが挑戦者。次は僕が挑戦者でやりたい」と過去に敗れている修斗世界フライ級王者の新井丈への挑戦をアピールした。


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