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【Pancrase340】アトム級T、ラストピースはV.V Meiのラストバトル?!「良いモノを残して終われるように」

【写真】いつもながら、しっかりと自分の想いを語っていたV.V Meiだった(C) MMAPLANET

2日(月)、東京都新宿区サンエービル会議室で、12月24日(日)に横浜市中区の横浜武道館で開催されるPancrase340「30周年記念大会02」で出場するV.V Meiの記者会見が開かれた。
Text by Manabu Takashima

V.V Meiは同大会でスタートし、ジェニー・ファン、沙弥子、SARAMIの出場が決まっていたアトム級女王決定4人制トーナメントの最後の出場枠を得たことになる。

当初、最後の1人は米国か韓国人選手とパンクラス・サイドは考えていたが、先の3選手の参戦会見後にV.V Meiのマネージャーより出場したいという連絡が入り、ラストピースが誰になるのかは一旦保留となっていた。

V.V Mei にとってパンクラスは2011年4月2日、ウェンディ智美(現レフェリー)戦をメインで組み、女子MMAをどこよりも先に認めてくれたプロモーションであり、同大会は東日本大震災の3週間後で、元気とパワーを人々に伝える場を与えてくれた場所だったという。

結果、その後の女子MMAが普及した間に、経験してきた全てを「出し切りたい」というV.V Meiの想いを受け止めて、今回の決定が決まった。会見でV.V Meiからは「ベルトを取って防衛をするつもりですが、1回戦でも負けたらそこで引退しようと思う。そのつもりで挑まないとベルトを取れない」という発言が聞かれた。

トーナメントに出場するジェニー・ファンには2017年6月と2019年10月の日本大会とONEで2度戦っており2勝、SARAMIとは2015年5月にDEEP JEWELSで対戦しTKO勝ちを収めている。とはいえ現在はONEとRIZINで4連敗中、現役生活を賭けた最後の勝負に挑むV.V Mei、質疑応答中のMMAPLANETの質問に対する返答をここでお届けしたい。


──負けたら引退ということですが、そこを明確に決めた時期。そして、朧気に引退を考えだしてからなぜ、そのタイミングで決断をすることになったのでしょうか。

「ハッキリ意識をした時期は覚えていないんですけど、ずっと海外でやってきて良い思い出もあれば、苦しかったこともあって。そういったことを乗り越えながら戦ってきたけれども、嬉しいこともあったけど苦しいことの方が遥かに多くて。そういうことを続けるよりも、最後に有終の美を飾ってスパッと辞めるほうが自分を大切にできるのかなって思って」

──2度に渡り激闘を繰り広げたアンジェラ・リーがあの若さ(27歳)で、あのような理由で引退をしました。そのことに関して、どのように思っていますか。

「人それぞれ本当に続けるか、続けないのは個人の自由なので。本人の気持ちを一番尊重して辞めることになったのは、それはそれで良いんじゃないかなと思いますね。なんか色々と分からないですけど。続けて欲しいとファン、見る側は思うかもしれないですけど──。どこまで言って良いか分からないですけど、団体を背負ってあそこまでやってきたことにはもの凄いプレッシャーがあったと思いますし、お互い立場が違うなかで背負って来た葛藤というのは凄いと思います。

私的にはアンジェラは凄く良い待遇を受けて、家族で一緒になって(戦っていて)素晴らしいな、羨ましいなと思わないこともなかったです。でもその裏には凄い葛藤があって、もしかしたらアンジェラにとっては『Mei、良いなぁ。チャレンジャーとして、ああやっていて良いなぁ』と思っていたかもしれないし。お互い、一つの時代を戦ってきて『色々なことがあったんだろうな、お疲れ様。アンジェラ』という風に──、私は素直に自分がやりたいことをやった方が良いよって思います」

──昨日(※1日)、RIZIN LANDMARK06で4戦目の万智選手と5戦目の渡辺彩華選手があれだけの試合をしました。女子MMAの黎明期から戦ってきたMei選手としては。この1年、2年でデビューをして力も勢いのある選手に対し、負けたら最後の戦いで何かを見せたいと思うことはありますか。

「今、DJ Meiとして遠い親戚という設定でリングアナをして、色々な大会で、特等席で繰り広げられる激闘を毎週のように見せてもらっています。やっぱり若い選手がどんどん上手くなっています。それはそれで良いのですが、お客さんは上手いのよりも下手くそでも、グチャグチャになってガムシャラに行く方が見たいんだよっていうことを伝えたいです。

なぜフィニッシュできるのに、行かないのか。そういう試合もたくさんあります。でも『なんで、行かないの?』とは自分がそういう試合を見せていなかったら言えないなと思いまして。引退しても、いつの時代でも若手の子を励ますことができるというか、『もっとガムシャラで良いんだよ』とか、逆に経験がついてきたら『もっと技術で行ったら良いんじゃない』ということを自信を持って言えるように──自分でちゃんと精いっぱいやり切って終わりたいと思います。

後は……若手の選手は練習だけしている子とかたくさんいます。私と同じ時代を戦ってきた選手は皆、働きながら練習して。それでも格闘技が好きだから続けていたわけです。そういう環境のことを考えたら、練習だけをしている選手なんてアッという間に私達のことを抜かないといけない。そんなことは当たり前だと思うんですよね。今、若手の選手が凄く良いパフォーマンスをしていますけど、あれが『凄いね』ではなくて当たり前にしないといけないし、本人達もそのつもりで──こんな40歳のオバサン達をアッという間に越えて行ってくれないと……。日本の格闘技がもっと凄いモノにならないといけないので。

それでも、そこを踏ん張って頑張っている自分より年上の先輩達もいるので。同世代にとって凄く刺激になりますし、見ている人もメチャクチャ感動すると思うので、そういった選手達に頑張っていただいて──自分は最後にしっかりと良いモノを残して終われるように精いっぱい尽くす感じですね」

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MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK06 アラン“ヒロ”ヤマニハ キック 所英男

【RIZIN LANDMARK06】相手の仕掛けを潰して、抑えどころでコントロール。ヤマニハが所を判定で下す

<バンタム級/5分3R>
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)
Def.3-0
所英男(日本)

所がジャブのフェイントを入れて小刻みにステップ。ヤマニハは右ローと左ミドルを蹴る。所がジャブから左フック、ヤマニハはそれに合わせて組みついてテイクダウンする。

ハーフガードで上になるヤマニハだが、所がポジションを返してトップキープする。立ち上がった所はローキックを蹴って、勢いよく踏みつけ。ヤマニハはここでバックを取って、ポジションキープする。所も細かく回転して、終了間際に足関節を仕掛けた。

2R、所が左フック。ヤマニハも左フックを効かせて、パンチをまとめて組みつく。亀になる所は前転して正対し、ヤマニハは所を立たせる。

試合がスタンドに戻ると所が左ジャブをボディに振る。ヤマニハは左フックを返して右アッパー。所はダブルレッグで組み付いてテイクダウンする。

立ち上がった所はヤマニハの足を担いでパスガードを仕掛け、ヤマニハは下からアームロックを狙う。

ヤマニハがガードに戻すと、所は再び立ち上がり、ヤマニハは下から蹴って立ち上がる。所は首相撲からヒザ蹴り、やや引き込み気味に下になる。ヤマニハはヒジを落とし、所の上半身を固めてハーフガードで抑え込む。

3R、所が左フックで飛び込む。組んだヤマニハがバックを取ってグラウンドへ。ヤマニハはこつこつパンチを入れるが、所も正対してインサイドガードに収まる。

所はトップキープしてパンチを落とし、ヤマニハのクローズドガードをヒザで割ってハーフガードで抑える。

所は肩固めを狙いつつ、身体を起こしてパウンド。ヤマニハがガードに戻すと、後ろ袈裟から足関節を狙う。ヤマニハは所のバックを取って、そこから三角絞めを狙ったところで試合終了。ヤマニハが判定3-0で勝利し、最後はボンサイ柔術の面々とともに記念撮影に収まった。


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MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK06 キック ボクシング 佐藤将光 太田忍

【RIZIN LANDMARK06】組まれ続けながらも、その隙に殴っていった佐藤将光が太田忍をスプリットで下す

【写真】これが佐藤将光、ケージマイスター=最上の職人芸が見られた(C)RIZIN FF

<バンタム級/5分3R>
佐藤将光(日本)
Def.2-1
太田忍(日本)

左右に動く太田に対し、佐藤がサイドキックを見せる。ダブルレッグで組んで倒した太田は、スクランブルでバックに回るとバックスープレックスで投げる。背中をつけることなく立ち上がり、正対した佐藤。太田は頭を抱えるが、佐藤が頭を下げずに距離を取り直す。再びダブルレッグからバックに回った太田は、後方から蹴りを見せて離れる。

佐藤はヒザ蹴り、右を当てる。続く右が空振りになると、太田が即ダブルレッグを仕掛ける。

ケージに詰めた太田が殴り、佐藤はネルソンから引き込む。

逃れた太田がパウンド、サッカーボールキックを狙いながら、飛び込んで胸を合わせてパンチを続ける。佐藤がワキを差してバックを狙ったところで時間となった。

2R、ケージを背負って回る太田。佐藤はアッパーから首相撲に取り、ヒザを突き上げる。足を使う太田にボディを入れた佐藤は、右をかわすがここも組まれてケージに押し込まれる。首を抱えた佐藤が、ギロチンを狙いつつカカトで太ももを蹴る。頭を抜かれた佐藤は、小外で倒されるが立ち上がって離れる。

佐藤は右を効かせたが、太田が組んでケージに押し込みボディロックで倒す。佐藤は即スタンドに戻るも、ケージに押し込まれた状態が続く。ワキを潜ってバックに回り、後方に倒した太田がトップに。

ワキを差して立ち上がろうとする佐藤をがぶった太田は、試合がスタンドに戻るとパンチを被弾しながら、フックを振るって組んでバック&ボディロックに。佐藤は正対し、右を打って行った太田は右ハイを空振りして尻餅をつく。起き上がった太田にパンチを入れ、佐藤もヒザを突きあげる。太田がフックを振るって時間となった。

最終回、足を使う太田に圧を掛ける佐藤が右前蹴り、左ジャブを伸ばす。右を当てた佐藤に組んだ太田がバックへ。何度も崩していく太田に対し、佐藤はケージを使って倒れない。回って離れた佐藤だが、太田は即組んでボディロックテイクダウンを奪う。立ってケージに詰められた佐藤がヒザを突き上げ、太田は肩パンチを見せる。ハイクロッチで押し込み、自ら離れた太田が打撃を受けずに組みつく。

それでもヒザを決めた佐藤だが、パンチの前に太田が組む。ダーティーボクシングから詰める太田、ここでレフェリーがブレイクを命じた。残り90秒、佐藤が距離を詰めて細かいワンツーから右、さらにパンチを重ねて左ハイを放つ。ダブルレッグの太田をギロチンに捕らえた佐藤が、タイトに絞めていく。

ヒザを押して頭を突っ込んだ太田は、ネルソンに移行させずガードの中から左のパンチを連続で振るう。下から殴り、足で腕を制した佐藤。腕を抜いた太田は、小刻みなパンチを見せ続けタイムアップを迎えた。コントロールは完全に太田、打撃を入れていたのは佐藤。結果はスプリットで佐藤に凱歌が挙がった。

「太田選手、凄い強かった。2週間前に試合を受けてくれてありがとうと言ってくれたけど、彼も2週間前に受けてくれてありがとう。心もタフでした。RIZINファンの皆さん、初めまして。俄か、俄かじゃないかの丁度センターライン、佐藤将光です。よろしくお願いします。そんな風に言われているから、メインじゃなくなっちゃったんですけど、メインで戦えるようにしっかりやっていきたいと思います。それはおいておいて、なんか僕は今、格闘技人生でいうと晩年というか最終章を迎えていると思うんですけど、格闘技をやっていて凄い幸せです。大学で格闘技に出会って、就活の時も回りの反対を振り切って格闘技をやって、こういう幸せな舞台でできて幸せです。決断の時って、人生にたくさんあると思うんですけど、最後に決めるのは常に自分で。自分の人生のケツを自分で拭けるように自分で皆、判断して。自分で人生を決めていってくれたら嬉しいです。ちょっと長くなったんですけど、RIZINこれからよろしくお願いします」と勝者は話した。


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MMA other MMA Report RIZIN LANDMARK06 トップノイ・キウラム ブログ 伊藤裕樹

【RIZIN LANDMARK06】組みも織り交ぜた伊藤がトップノイにスプリット判定で勝利

【写真】テイクダウンは奪えなかったが、組みも交えたアプローチで伊藤が判定をものにした(C)RIZIN FF

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
Def.2-1
トップノイ・キウラム(タイ)

お互いサウスポーの両者。どっしりと構えるトップノイに対し、伊藤はその周りをサークリングする。プレッシャーをかけるトップノイが左ストレート。伊藤も前に出てジャブと左ストレートを返す。トップノイが左ストレートを伸ばし、距離が詰まるとヒジ打ちを放つ。伊藤はダブルレッグを見せるが、トップノイは腕を一本差して深く組ませない。

トップノイは打撃のプレッシャーをかけて組みになるとヒザ蹴り。左ストレートから首相撲に持ち込んでヒザ蹴りを2発。これで伊藤がバランスを崩すがすぐに立ち上がる。トップノイは右ミドル・左ロー、伊藤も左ストレートから右フックを返す。トップノイの右に合わせて、伊藤がダブルレッグに入るがトップノイは倒れない。

2R、伊藤が左ストレートで飛び込むと、トップノイが左ヒジを返す。伊藤は左ボディストレートから右フック、トップノイは離れた間合いから左ミドルを蹴る。お互いにジャブを振ってから左ストレート。トップノイは左右のミドル、伊藤は飛び込んでの右フックを当てる。

残り1分を切ると、ワンツースリーとパンチをまとめる伊藤。トップノイはそこに左ストレートを返す。最後は伊藤が右フックから前に出て、トップノイをケージまで下がらせた。

3R、ここもトップノイがケージ中央をとる。伊藤はサークリングして、ジャブで飛び込む。トップノイもジャブを返し、伊藤のインローにワンツーを伸ばす。伊藤は細かくジャブをつく。トップノイは左ミドルを蹴るが、これがローブローとなる。

再開後、トップノイが左ミドル、伊藤は蹴り足を取ってダブルレッグを狙う。離れたトップノイ。伊藤がワンツーで飛び込むと、左のヒザ蹴りを狙う。トップノイが右ミドル、伊藤が返しの右フックを合わせる。

距離が離れるとトップノイが左右ミドルを蹴る。伊藤が前に出てくると、逆にトップノイが組み付いてテイクダウンを狙う。

離れた伊藤はパンチをまとめてテイクダウンを狙い、トップノイはそこにヒジを返す。最後は伊藤が左フック、トップノイが左ミドルを蹴ったところで試合終了。判定は2-1と割れて、伊藤に軍配が上がった。


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MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK06 ヒロヤ ブログ 中村優作

【RIZIN LANDMARK06】テイクダウン&コントロール、ダウンを奪ったヒロヤがスプリットで中村優作に敗れる

<58キロ契約/5分3R>
中村優作(日本)
Def.2-1
ヒロヤ(日本)

左を伸ばす中村が左ローを続けて蹴る。ヒロヤの右ローは空振りに。右ボディを入れて、拳を引いた中村は、ハイで姿勢を乱したヒロヤのテイクダウン狙いに頭がアゴに当たり試合が中断する。再開後、左から右を入れた中村は、ヒロヤのダブルレッグにヒザを合わせようとしたが、尻餅をつかされる。ここから背中をつけた中村は右腕をしぼって極めにかかり、ここからラバー、ケージを背負うが立ち上がることができない。

頭を抱える中村に対し、抜いたヒロヤがダブルレッグへ。ギロチン狙いを潰され、下になった中村は殴られながら立ち上がったが劣勢のまま時間を迎えた。

2R、右の蹴りからワンツーを振るい、距離を取り直す中村。ヒロヤは右を振るうが空振りに。中村は間合いを取るとケージを背負った状態になるが、ヒロヤが詰めずに探り合いが続く。ヒロヤのステップインに右を当てた中村はテイクダウンを右に回ってかわす。ワンツーに左を合わせ、ボディからジャブと軽快に攻める中村だが、ヒザ蹴り後に上体が浮いた状態で左に回ると右を被弾して後方に倒れる。

立ち上がりながら組み付いた中村はギロチンに捕らえられるが、頭を引き抜く。これで下になったヒロヤに対し、中村がニンジャチョークをセットする。ヒロヤが背中をつけて防ぎ、スクランブルへ。ヒロヤは跳びヒザを受けそうになるが、右を連続で見せて組むとテイクダウンを決める。ヒザを胸に受け、ニーシールドで突き放せない中村は2Rも下で時間を迎えた。

最終回、中村がワンツー、ヒザを見せると右を当て、さらにワンツーを入れる。さらに右を決めると、ヒロヤが前方に崩れる。バックを取った中村が後方から殴っていく。立ち上がったヒロヤは胸を合わせ、ケージを背負った中村にヒジを入れてダブルレッグで上を取る。簡単に下になってしまった中村は、相当に疲弊している模様だ。

ヒロヤは枕で圧をかけ、バタフライガードにも崩されない。中村は下が続き、左右のパンチを被弾する。後方から殴られつつ、スタンドに戻った中村だが腰をコントロールされて、またもテイクダウンを許す。残り90秒、立ち上がり際にヒザを打たれた中村は後方に崩されバックスープレックスで叩きつけられる。

あのダウンを喫しながら驚異的な回復力とスタミナを誇るヒロヤは、ヒロヤ・コールを受けて中村をケージに押し込む。口が開く中村に、肩パンチを入れるヒロヤ。細かいパンチを続け、中村がヒザを返すのが精いっぱい。ヒロヤがシングルが出たところで時間に。コントロール、終盤の盛り返しと印象点を取ったように見えたヒロヤだったが、互いに1度つづ喫したダウンのロストポイントが大きかったか――ジャッジ2人が中村を支持しスプリット判定勝ちとなった。


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ANIMAL☆KOJI MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK06 イゴール・タナベ 阿部大治

【RIZIN LANDMARK06】イゴール、三角絞めで完勝。「これから色んな相手を当ててください」

【写真】イゴールが打撃の間合いを外してテイクダウン、マウントから腕十字→三角絞めと完勝(C)RIZIN FF

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
Def.1R3分50秒 by 三角絞め
ANIMAL☆KOJI(日本)

ステップを踏んでジャブを突くANIMAL。イゴールもジャブを返して前に出て、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。ハーフガードで上になったイゴールは体を起こしてヒジ・パンチを落とす。

起き上がろうとするANIMALを寝かせてパンチを打ち込むイゴール。絡まれている足を抜いてマウントを取ると腕十字へ。これは極まらずガードポジションになるが、すぐに下から三角絞め。これをがっちりと極めてANIMALからタップを奪った。

7月の阿部大治戦に続いて、2連続一本勝ちとなったイゴール。子供たちをケージに上げると「今日はたくさんの応援ありがとうございました。

(2人の子供と並ぶと)言うことが飛んでしまいました(笑)。この2人と奥さんがいれば、僕は誰にでも勝てます。これから色んな相手を当ててください」と語った。


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MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK06 キック 万智 渡辺彩華

【RIZIN LANDMARK06】最強を目指す過程、未完成な2人の最高の勝負。万智が渡辺彩華に競り勝つ

【写真】夢の舞台で、ギリギリの勝利に感情を爆発させた万智(C)RIZIN FF

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
Def.2-1
渡辺彩華(日本)

左ハイを見せた万智、もう一発左ハイを繰り出す。渡辺は右ミドルを入れる。万智は右のパンチのタイミングで組んで大内刈りへ。耐えた渡辺をケージに押し込み、前方に送る。渡辺は倒れず、胸を合わせてケージに押し込む。体を入れ替える両者、大内を押し返した万智がしっかりと胸を合わせる。

ワキを押して崩そうとした渡辺だが、万智の押し込みが続く。大外を防いだ渡辺が体を入れ替える。万智が返したところでブレイクが入った。打撃の間合いになると右ミドルを見せた渡辺は、万智の蹴り足を掴んで右を当てる。組むタイミングを計る万智が右を当て、前に出てきた渡辺に組んでケージに押し込んで時間となった。

2R、ケージ掴みで注意を与えられた渡辺に対し、左ミドルからテイクダウンを狙った万智だが遠い。右を当てた万智、直後に渡辺が右を決める。渡辺は右ミドル、万智のジャブに左右にステップを踏む。距離が近くなったところで組んだ万智だが、ここもテイクダウンは奪えない。

右ストレートを伸ばす渡辺は右ミドル、キャッチしてボディロックの万智がボディロックで崩し、渡辺のウィザーにもたぐって横回転でグラウンドへ持ち込む。スクランブルから立ち上がった渡辺はケージに押し込まれた状態から、右を差し上げて離れる。

渡辺はジャブ&右ミドルに距離を創り、万智の右からの組みに離れる。万智は距離を詰め、右ミドルをキャッチしにかかる。渡辺は後方にバランスを崩すと、万智が足を払ってサッカーボールキック。渡辺がクローズドガードを取ると、万智は左のパンチを落とし、ガードが開くと立ち上がって踏みつけ狙いからパスを決める。サイドで抑えてパンチを落とした万智が、挽回&リードした。

最終回、ダブルレッグを切った渡辺が右をボディに届かせる。さらに右フック、万智の右に右を合わせた渡辺は差し上げテイクダウンもケージを利して倒れない。打撃の間合いに戻り、渡辺が右ボディ、右ストレートを伸ばす。ワンツーを放った万智は、渡辺の右に右を合わせようとする。蹴り足を掴まれても、テイクダウン狙いはスプロールした渡辺が右を当てる。

アップライトで左を伸ばした万智は、重心を再び落とし打撃から組みを狙う。渡辺は右を当て、ジャブを入れる。アッパーに組んだ万智は切られて、左ハイを狙う。ダブルレッグには頭を押し、後方に跳ねるように渡辺は徹底してダブルレッグを切る。万智はシ続いてングル、そしてダブルに切り替える。ケージに押し込まれた渡辺はエルボーを落とす。頭が下がった万智は、ヒザ蹴りに組みついて渡辺に尻餅をつかせる。

ケージを背負って座った状態から立ち上がった渡辺に、ハイを狙った万智。渡辺が右ストレートで前に出る。ハイから組んだ万智は切られて、蹴りを受けそうになる。最後の10秒、互いに拳を振るって時間を迎えた。

ダメージという部分で、どちらに分があるのか。ジャッジの裁定はまず渡辺、続いて万智。そして最後の一票が入った万智は両手を広げてケージによじ登り、渡辺と握手をするとやったぁ」と絶叫、対して敗れた渡辺は涙を流しケージを後に。一方の万智は「中学2年の頃からRIZINで戦うのが夢でした。今日、選手として勝てて嬉しいです。52キロ級、世界に強豪が色々といると思うんですけど、RIZINにベルトを創って欲しいです」と話した。


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MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK06 キック 荒東“怪獣キラー”英貴 貴賢神

【RIZIN LANDMARK06】MMA無敗&RIZIN初参戦の荒東、1Rのピンチを乗り越えて逆転TKO勝ち

<ヘビー級/5分3R>
荒東“怪獣キラー”英貴(日本)
Def.2R4分55秒 by TKO
貴賢神(日本)

貴賢神がジャブ・左フック、この左を上手く使って荒東を近づけさせない。荒東もインロー・左ミドルを蹴って、右フックで前に出ていく。貴賢神は右アッパー・右フック、ボディにパンチを振って右のカーフキックを蹴る。貴賢神はジャブを顔とボディに打ち分ける。

荒東はジャブに右フックをかぶせ、右カーフキック。じりじりと距離を詰めて左ボディからパンチをまとめる。終盤、貴賢神が前に出る荒東に右ストレート。これで荒東がケージを背にして尻餅をつく。ここで貴賢神はパンチ、ヒジ、ヒザをまとめるが、荒東はガードを固めてラウンド終了を待つ。

2R、貴賢神が右ストレート、荒東も右フック・左インローとミドルを蹴る。貴賢神も下がりながら左ミドル・右のカーフキック、ジャブを突くが、そこに荒井が右フックを合わせる。ここで荒東はシングルッグで貴賢神をテイクダウン。貴賢神が亀になるとパンチを連打し、貴賢神が立ち上がったところに右ストレートと左ミドルを入れる。

貴賢神はジャブと右ストレート、荒東は右フックで貴賢神を下がらせる。貴賢神は口が開いてスタミナのロスが目立つ。荒東はインロー・右ロー・左ミドルと蹴りを見せ、距離が詰まると右フック。左ミドルと左ボディでボディを削り、ケージを背負う貴賢神にパンチをまとめると、貴賢神が横を向いてガード一辺倒になり、レフェリーが試合をストップした。

これでMMA戦績を10戦10勝とした荒東は「俺勝ったよ!貴賢神選手、強なったよ!なんか色々言うてたけど、俺が本物じゃい!またこれからも応援してください!」と絶叫した。


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MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK06 キック ホジェリオ・ボントリン ボクシング 村元友太郎

【RIZIN LANDMARK06】スクランブルwith蹴り上げ&踏みつけ。ボントリンが村元友太郎を圧倒、完勝

<フライ級/5分3R>
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)
Def.3-0
村元友太郎(日本)

すぐに飛びこんだ村元、ここからは間合いを測るなかでボントリンが右カーフを蹴る。そのカーフにワンツーを合わせていった村元は、ワンツーを回ってかわして左ハイを狙う。そこにパンチを当てたボントリン、村元もステップインにパンチを合わせようとする。シングルレッグを切った村元は、圧に負けないで戦っていたが、左をダブルで当てられた直後に両足がそれってしまいテイクダウンを奪われる。

立ってパウンド、サッカーボールキックのボントリン、そのタイミングで立ち上がった村元だがギロチンに合わされる。ここからスクランブルに持ち込んだ村元だが、ボントリンはギアを上げたかのように圧を掛け、パンチ&組んで後方からヒザ蹴りを顔面に突き刺す。ここから組まれてバックを許し、倒されないように耐える村元は、足を払われてもスタンドをキープしたものの劣勢のまま時間を迎えた。

2R、左から右を見せるボントリンに対し、村元は左フック&右を伸ばす。圧を捌き合い切れない村元は、右ストレートにダブルを合わせるがボントリンが切って首相撲からヒザをボディに連続で突き刺す。首相撲のまま後方にバランスを崩したボントリンは、すぐに立ち上がってスクランブル。こうなると譲らない村元が距離を取り直すが、左目の周囲をカットしている。

パンチの圧を掛けたボントリンは、テイクダウンを低い姿勢で仕掛ける。ダメージか疲れか動きが落ちた村元は、パンチの連打を被弾し。組み付き際に下になり、踏みつけを受けそうになる。ついにバタフライガードで背中をベタっとマットにつけた村元は左のパウンドで立ち上がろうとした刹那、顔面を蹴られそうになる。RIZIN的ダーティーキックボクシングに長けたボントリンが、ケージに村元を押し込んで時間を迎えた。

最終回、村元は左ジャブを伸ばすが、ボントリンがジリジリと前に出る。飛び込んで右をヒットさせた村元。ボントリンはひるまず、左を振るって前に出る。村元は再び右を当てたらが、左の連打にパンチを受けてサークリングと厳しい状態から脱せない。村元は右を伸ばすが、ボントリンは組んでバックへ。足を払い、前に崩していくボントリンがふくらはぎを後ろから蹴っていく。

頭をケージにつけた状態の村元は、足をかばうと顔面にヒザを当てられかける。ボントリンは左足をフックし、外しても後方に引きずり、スイッチに背中について両足をフックする。ワンフックに切り替えたボントリン、腹ばい――腰を上げた村元が右足を払ってボントリンを前方に落とす。すぐさま右ミドルを蹴り、右にヒザ蹴りを合わせようとしたボントリンが組みに移行して時間となった。結果は3-0でボントリン、村元は天を仰いで勝者と握手をした。


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MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK06 キック ビクター・コレスニック 高木凌

【RIZIN LANDMARK06】打撃戦が予想された一戦はコレスニックがTD&バックコントロールで高木を下す

【写真】試合が進むにつれてコレスニックのMMAファイターとしての引き出しの多さが目立った(C)RIZIN FF

<フェザー級/5分3R>
ビクター・コレスニック(ロシア)
Def.3-0
高木凌(日本)

高木のジャブ、コレスニックは右のカーフキックを蹴る。高木はジャブを突き、コレスニックは右ミドル・右ロー・スピニングバックキックを蹴る。高木は前足を引いてカーフをかわし、ジャブを返す。

コレスニックは前に出て左ミドル、右のロングフックを打つ。高木もそこに左フックを返すが、コレスニックは前に出続けて左ボディ、右ミドル、再びスピニングバックキック。高木も下がりながら右ストレートを返す。

コレスニックは足払い気味のカーフキックで高木を転ばせ、左フックから右ストレート、右ミドル。高木もコレスニックのパンチに右ストレートを狙い、距離を取りながらジャブと左フックで応戦する。コレスニックは右カーフキックを蹴って前に出て、パンチから右ハイ、右カーフキックを蹴っていく。

2R、高木は下がりながら右ストレート。コレスニックがダブルレッグで組みつくが、高木はケージを背にして倒れない。距離が離れると高木はジャブから左ボディ、コレスニックが前に出るところに右を当て、再びコレスニックが組みつく。

ここも高木はケーズを使って倒れない。高木は右ストレート・右アッパー、コレスニックは左の前蹴りと右カーフキック。高木はジャブを突いて、飛びヒザのフェイントも見せる。

コレスニックは左ミドルと右カーフ、高木のジャブにダブルレッグを合わせる。高木は左手を差し上げて倒れない。コレスニックは打撃から組んで離れ際の右ヒジ。これを繰り返しつつ、高木をケージに押し込んでバックへ。

高木も正対してシングルレッグに入って、距離を取る。高木は右ストレートから左フック。コレスニックは右カーフキック、左ボディから右ストレート。高木は組みの攻防になると首相撲から右ヒザ。コレスニックは左ボディ、高木は距離が詰まると首相撲からヒザを突き上げる。

3R、コレスニックが左フックから右ストレート、ダブルレッグからバックにつく。高木が正対してシングルレッグに入ると、コレスニックはギロチンへ。頭を抜いた高木はコレスニックをケージへ押し込んでバックを狙う。

コレスニックは正対してダブルレッグへ。高木に尻餅をつかせ、高木が立ち上がると、コレスニックは後ろに回り込む。高木も正対して距離を取ると右ストレート。ジャブで距離を取るが、そこにコレスニックがダブルレッグを合わせる。

ここからコレスニックは高木に尻餅をつかせ、高木が立ち上がろうとするとバック、向きなおろうとするとダブルレッグ…を繰り返し、高木をコントロールする。試合終了が近づくと、コレスニックがギロチンを仕掛け、試合終了となった。

打撃戦が予想された一戦はコレスニックがテイクダウン&スタンドでのバックコントロールで高木を下した。


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