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45 J-CAGE Report RIZIN LANDMARK10 トニー・ララミー ブログ 村元友太郎

【RIZIN LANDMARK10】パワフルかつ多彩な打撃、攻め続けたトニー・ララミーが村元友太郎に判定勝利

<フライ級/5分3R>
トニー・ララミー(カナダ)
Def.3-0
村元友太郎(日本)

いきなりヒザ蹴りで飛び込む村元。距離をとったララミーが左フックから右ストレート、左ミドル2連発から右カーフを蹴る。ララミーはヒザ蹴りとパンチで前に出て左ミドル、村元のシングルレッグにも対応する。

距離が離れてスタンドに戻るとララミーが強烈なカーフ、右ストレート、村元をケージに詰めて左フックとヒジを連打する。距離が離れるとララミーは右ストレート、村元のダブルレッグを切ってボディにヒザを突き上げる。

ここからララミーは右ボディと左フック、ジャブから右ストレート、左ボディ、左ミドル、右ストレート、右ボディと猛攻。右カーフで村元の足を止めてワンツーを打ち込み、村元のダブルレッグに右アッパーを合わせる。

ここでララミーはバックについてパンチを入れる。立ち上がった村元も右ボディ、ララミーの右ローに左フックを合わせると、ララミーがバランスを崩す。すぐ立ち上がったララミーは左フックから右ストレートを打ち下ろす。

2R、村元は左手を伸ばして距離を取りながら右ストレート。ララミーは左ミドルをキャッチしてテイクダウンするが、スタンドを要求する。ララミーは力強いワンツー、村元のダブルレッグでテイクダウンを許すが、すぐに立ち上がる。

ララミーは右ストレートと左フック、右をボディに散らす。村元もジャブをついてワンツー、左フックで飛び込む。ララミーはジャブをついて左ミドル、右ストレート、ワンツー、右カーフと手数を増やす。

距離を取る村元に対し、ララミーはジャブと右のヒザ蹴り。村元はララミーのジャブにダブルレッグを合わせるがララミーは倒れない。ララミーはジャブから前に出て、村元も右アッパーを合わせる。ただし当たりは浅いか。

ララミーは右を振って村元を下がらせ、ジャブから右フック、左ミドルを蹴り込む。残り30秒、ララミーがスピニングバックキックと左ミドル、右ローを当てる。村元もワンツーからパンチをまとめる。

3R、村元が右ストレートから組んでテイクダウンを仕掛け、ララミーの立ち際に右ストレートを狙う。ララミーは距離を詰めてヒザ蹴り、右ストレート。村元が右ストレートからシングルレッグに入ってバックへ。RNCを狙うが、ララミーは村元に足をフックさせずに前に落とす。

村元が組みにいくと、ララミーは首相撲からヒザ蹴り。距離が離れるとララミーはジャブから右アッパー。村元もジャブから右ストレート、ヒザ蹴りのフェイントで前に出る。

ララミーは右アッパーを狙い、ジャブから右フック。村元もジャブからワンツー、右アッパー、シングルに入る。それを切ったララミーが村元をケージに押し込み、テイクダウンを仕掛ける。村元は背中を見せて立ち上がり、右アッパーから前に出る。

ララミーはジャブから右ストレート。村元もジャブからパンチを返すが、ララミーは下がらない。逆にララミーはワンツー、右アッパー、左フック。村元も距離を詰めて果敢に打ち合うが、続くシングルレッグはララミーに潰される。

グラウンドで上を取ったララミーがパンチを落とし、村元が上を取り返して試合終了。パワフルさだけでなく打撃の多彩さも見せたララミーが判定勝利を収めた。


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45 Report UFC UFC309 ジョナサン・マルチネス ブログ マーカス・マギー

【UFC309】最終回にローを効かせたマルチネスだが時すでに遅し。1・2Rを手数で圧倒したマギーが判定勝利

<バンタム級/5分3R>
マーカス・マギー(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ジョナサン・マルチネス(米国)

サウスポー同士の両者。マギーが右ミドルと左ロー、ジャブから左ミドルと左前蹴りで距離を取る。マルチネスも左カーフを蹴るが、マギーはパワフルなパンチで前に出る。一旦距離が離れるとマルチネスは左右のローを蹴って、ワンツーから右フック、ジャブをボディに振って、体を沈めての右ハイキックと手数を増やす。

マルチネスはじりじりと前に出て、マギーはジャブと左ロー、ワンツー、細かくジャブを突く。その後もマギーが距離を取りつつジャブから左ミドル、左ロー、インローと細かく攻撃を繰り返す。前に出るマルチネスもジャブと左ローを見せるが攻撃の数は少ない。逆にマギーはクリーンヒットはないものの、ワンツー、ジャブと前蹴り、左ストレートから右アッパー、左ロー、ワンツーと攻撃の手を休めなかった。

2R、マギーがジャブから左ハイ、ワンツー、左から右フック。マルチネスが左ローを返すも、マギーはジャブから細かいパンチで前に出ていく。その後も前には出るマルチネスだが、マギーが左ストレート、右ボディ、左ロー、ジャブ、ワンツーと攻撃を繰り出す。マルチネスがスピニングバックフィストを見せると、マギーはしっかりとブロックする。

マギーは前に出るマルチネスに対してパンチからヒザ蹴りを突き上げ、細かいパンチから左ロー、ボディブローにつなげる。マルチネスは左ストレートを振り抜き、マギーのパンチに左の縦ヒジを狙う。やや手数が増え始めたマルチネスだが、マギーは距離を取りつつジャブを返す。終了間際、マルチネスが強烈な左ローを蹴った。

3R、じりじりと前に出るマルチネス。マギーはジャブを顔とボディに打ち分けて左カーフ、ワンツー、左ストレートからパンチをまとめてボディブローにつなげる。なかなか手数が増えないマルチネスだったが左ローを蹴ると、この一発でマギーが大きくバランスを崩す。明らかに右足にダメージを追ったマギーはオーソドックスにスイッチし、右ストレートから前に出る。組みついたマルチネスは右腕を差してマギーをケージに押し込むと、マギーもテイクダウンを許さない。

試合がスタンドに戻るとマルチネスがすかさず左ロー。再びこれでマギーがバランスを崩す。踏ん張るマギーも右ストレートで突っ込んでマルチネスにローを蹴らせない。前に出るマルチネスに対し、マギーは細かいパンチで追撃を許さず試合終了。3Rにローを効かされたマギーだったが、1・2Rを手数で圧倒して判定勝利を収めた。


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45 BELLATOR Report UFC UFC309 ジム・ミラー デイモン・ジャクソン ブログ

【UFC309】ジム・ミラー、オクタゴン45戦&27勝目をギロチンで挙げる。敗れたデイモン・ジャクソンは引退

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー(米国)
Def.1R2分44秒by ギロチンチョーク
デイモン・ジャクソン(米国)

2008年のUFCデビューから16年、45戦目&27勝目を目指すジム・ミラー。前で出てパンチ、前蹴りを繰り出すジャクソンに対し、ミラーが左を入れる。ジャクソンはボディから右オーバーハンド、そしてスイッチをしてシングルレッグでミラーをケージに押し込む。離れてニータップ狙いを切ったミラーは、前蹴りや右インローになかなか懐に踏み込めない。それでもミラーは左をヒットさせ、右を空振りして姿勢を乱したままテイクダウンを仕掛けた来たジャクソンに対し、ジャンピングガード。同時にギロチンをセット、背中をマットにつけて一気にタップを奪った。

オクタゴン27勝目を初回ギロチンで手にしたミラーが「アメージング。20年前からギロチンを極めてきたけど、アプローチが変わってきたんだ。UFCで45戦、50戦まで戦おうか。27勝目、いつも一本勝ちを狙っていて皆の前でデキて嬉しい」と話す横で、デイモン・ジャクソンはグローブを置き──Bellator、PFL、そしてUFCと3大メジャーで戦った──12年のキャリアに幕を下ろした。


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45 MMA MMAPLANET o Report UFC UFN ESPN+106 UFN247 カルロス・プラチス ニール・マグニー ブログ

【UFN247】勢いに乗るプラチスが左ストレートでマグニーを撃破。UFCデビューから4連続KO勝利

<ウェルター級/5分5R>
カルロス・プラチス(ブラジル)
Def.1R4分50秒by KO
ニール・マグニー(米国)

サウスポーのプラチスに対し、マグニーはアウトローを蹴って前後左右にステップする。マグニーは右ストレートを見せてプラチスの右足にシングルレッグに入る。ここでプラチスがテイクダウンすると、プラチスはトップキープしてパンチを落とし、立ち上がって離れる。

試合がスタンドに戻ると、プラチスがインロー。マグニーが左フックから右ストレート、左フックから組むと足をかけて崩しつつ、プラチスをケージに押し込む。ここでマグニーはプラチスの左足にシングルレッグに入り、その足を持ち上げてテイクダウンしようとするが、プラチスはケージを背にして倒れない。

距離を取ったプラチスは左ストレートを伸ばし、マグニーがダブルレッグに入っても深く組ませない。プラチスはインローと左ストレート、右フックを当てるとマグニーが倒れてガードを取るが、プラチスは立たせる。試合がスタンドに戻るとプラチスが左ハイと右フック、左ストレートと手数を増やす。

マグニーが飛びヒザ蹴りら組み付こうとすると、プラチスは距離を取る。前に出るプラチスに対し、シングルに入るマグニーだがクリンチが浅い。ならばとマグニーは左フックから組んで背中を見せつつキムラロック、スピニングバックフィストを狙うがこれも当たらない。

逆にプラチスはすぐに打撃でプレッシャーをかけ、マグニーをケージに詰めると左ストレートを一閃。これがマグニーのテンプルをかするように当たり、マグニーが前のめりに倒れて試合終了。プラチスがUFCデビューから4連続KO勝利を収める形となった。


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45 MMA MMAPLANET o Report UFC UFN ESPN+106 UFN247 ガストン・ボラニョス コーテヴィアス・ロミアス ブログ

【UFN247】蹴りで攻めたボラニョス、ロミアスのグラウンドの仕掛けにも対処して判定勝利

<バンタム級/5分3R>
ガストン・ボラニョス(ペルー)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
コーテヴィアス・ロミアス(米国)

サウスポーのロミアスに対し、ボラニョスが右ミドルとインロー。ロミアスもインローを蹴る。ボラニョスは右ミドルを蹴って、ロミアスの左の蹴りに右ストレートを狙う。ボラニョスは変わらず右ミドルとインローを蹴り、ロミアスも左インローとミドルを蹴り返す。

ロミアスはボラニョスの右ストレートに合わせて組みつきテイクダウン。バックを狙いつつ腕十字を狙う。これを外したボラニョスはインサイドガーでトップキープして立ち上がる。ロミアスが立ち上がると組みつくボラニョスだったが、ここは離れる。ボラニョスはインローとミドルを蹴り分け、右ストレートを狙う。ロミアスも左ストレート・右フックを返す。

ボラニョスは距離を取りつつ右ミドル。ロミアスは再びボラニョスの右ストレートに合わせてダブルレッグに入るが、これを切ったボラニョスがロミアスをケージに押し込む。

ロミアスが離れると。ボラニョスは右ミドルと右ストレート。ロミアスが左ストレートかで前に出ると、圧力で押されたボラニョスがバランスを崩す。すぐに組みつくボラニョスに対し、ロミアスがパンチを入れながら腕十字を狙う。

2R、ボラニョスが右ミドル、ロミアスが左ストレートを当てて組みつき、ボラニョスの体を持ち上げてテイクダウン。ボラニョスが立ち上がると、ロミアスはバックを取って再び持ち上げてテイクダウンする。ロミアスは足を四の字クラッチし、RNCを狙う。

ボラニョスはそれをディフェンスしつつ、少しずつ自分の上に上がるように足のクラッチを外していく。さらにロミアスの顔にヒジも入れつつ、バックコントロールから脱出して立ち上がる。試合がスタンドに戻るとボラニョスは右のテンカオを突き差して、首相撲からヒザ蹴りを連打する。

さらにボラニョスは右ヒジも入れてロミアスをテイクダウンすると、インサイドガードからヒジと鉄槌を連打する。ロミアスが三角絞めを狙い、それを外したボラニョスがサイドへ。ボラニョスがうつ伏せになったところでラウンド終了となった。

3R、ボラニョスがインロー、右ストレートでプレッシャーをかける。ボラニョスがロミアスの左ミドルをキャッチしてテイクダウンすると、ロミアスはボラニョスの左足を取って足関節を狙い、カーフスライサーからバックへ。

ボラニョスが左足を抜いてスクランブルの攻防になるとロミアスがトップキープする。ここでボラニョスが三角絞めを仕掛け、外したロミアスがバックにつく。ボラニョスは四つん這いのままケージに移動して立ち上がり、バックを取ろうとしたロミアスを前に落としてトップキープする。

ここからボラニョスはパンチを落とし、ロミアスの立ち際にヒザ蹴り。ロミアスはボラニョスをケージに押し込んでテイクダウンを狙うが、これを切ったボラニョスが四つ組みからテイクダウンする。

インサイドガードのボラニョスがロミアスを立たせ、ボラニョスが右ミドルと右ストレート。ロミアスがテイクダウンするが、ボラニョスが下からヒジを入れる。ここで試合終了となり、ボラニョスが判定勝利を収めた。

試合後、ボラニョスは「過去8カ月間で、劇的に変わった。過去最高のキャンプができたので言い訳はできない。この勝利は、父に捧げたい。13歳の時に米国に移住してから、3度も職を変えて僕を育ててくれた。パパ、ありがとう」と語った。


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Report UFC UFN ESPN+106 UFN247 ドゥスコ・トドロビッチ ブログ マンスール・アブドゥルマリク

【UFN247】アブドゥルマリク。フック、ヒザ蹴り、パウンドでトドロビッチに圧勝=初回TKOデビュー

<ミドル級/5分3R>
マンスール・アブドゥルマリク(米国)
Def.1R2分44秒by TKO
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)

踏込みながらスイッチを見せるアブドゥルマリクに対し、インローを蹴ったトドロビッチ。アブドゥルマリクは左ジャブを伸ばし、ワンツーで前に出てきたトドロビッチにケージ際に詰まりながら右フックを当てる。崩れたトドロビッチにパウントを纏め、外掛けヒールを狙いも鉄槌、パンチを連打する。

それでも足を取り続けたトドロビッチは、腰を上げたアブドゥルマリクのパンチを受けてレッスルアップでスタンドに戻る。アブドゥルマリクはヒザを突き上げて離れると、左フックから右を伸ばす。間合いを取り直したトドロビッチだが、首相撲&右ヒザ蹴りを顔面に受けてダウン。ここから足関節はセットできず、鉄槌とパウンド連打でアブドゥルマリクがTKO勝ちを決めた。

キャリア7連勝で7フィニッシュ、アブドゥルマリク「これ以上の勝利はない。ここで素晴らしい日々を送るための入り口に立てた」と話した。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE169 Report ジェイコブ・スミス ブログ ロッタン・シットムアンノン

【ONE169】計量失敗でタイトル剥奪のロッタンは、変則世界戦でヒジ多用。スミスに判定勝ち=王座は空位

<変則ONEムエタイ世界フライ級選手権試合135.5ポンド/3分5R>
ロッタン・シットムアンノン(タイ)
Def.3-0
ジェイコブ・スミス(英国)

計量失敗、タイトル剥奪も大きな声援で迎えられたロッタンは左ローからボディ&右のコンビを繰り出す。勝てば王座奪取となるスミスも右ローを蹴るが、ロッタンは全く動じない。逆に右ローをから右ストレートを入れたロッタンは、後ろ回し蹴りを空振りしタッチグローブから笑顔を浮かべる。スミスの左ヒジに、ロッタンは左フックを合わせた。

2R、左ジャブを届かせたスミスだが、ミドルを食らう。スミスは右を出て前に。クリンチ、首相撲がないまま試合は進み、スミスがテンカオを決める。ロッタンは左右のフックを繰り出し、スイッチしてスミスを下がらせる。腰を振り、右から左と足を上げて挑発するロッタンは、倒すというよりものらりくらりとしたムエタイを披露した。

3R、ロッタンは左インロー、さらに奥足も蹴ると距離と潰してエルボー、さらにクリンチから投げを打つ。ギアを上げたかロッタンの質量も増し、右ローを走らせるとワンツーから跳びヒザを繰り出し、前蹴りでスミスの姿勢を乱させる。これが急所に入ったと不満のスミスは、再開後にローから右を伸ばし、左ヒジを狙う。どちらも見切ったロッタンは右フックから右エルボー、さらにステップインに縦ヒジを見舞う。

この一撃でカットされて下がったスミスは右ボディを食らい動きが止まると、ドクターチェックが入り。直ぐに再開されると、ロッタンはハイキック、まるでワイクーを踊るように前に出たところで時間となった。

4R、ミドルから左右の縦ヒジを入れたロッタン。スミスは右ローを蹴るが、ロッタンはスピニングバックエルボーを繰り出す。これはかわしたスミスだが、クリンチでヒジを被弾する。ここでロッタンがヘッドバッドを繰り出し、レフェリーが注意を与える。仕切り直し後にも、頭を入れたことでキスをして、手を合わせて謝ったロッタンは右を打ち込む。

左ミドルを連続で蹴ったロッタンに対し、スミスが怒涛の寄りを見せるが効果はない。間ロッタンはボディショット、首相撲でスミスを転がして試合は最終回に。

5R、直ぐに左ハイを入れ、右エルボーを続けたロッタンが、コーナーにスミスを追い込んでエルボーを続ける。ミドルから縦ヒジ、スミスも左ヒジを返す。ワキを差し上げて投げたロッタンは、右ボディを決める。クリンチで右エルボーを受けたロッタンが、おどけた表情を浮かべる。

残り1分、コーナーのロッタンに二段ヒザ蹴りを繰り出したスミスだが決定打にはならない。逆にスピニングバックエルボーを入れられ、大量の流血に見舞われタイムアップに。試合終了と同時に、マウスピースを吐き出して蹴り飛ばしたスミスに対し、ロッタンは謝意を表した。

結果、3-0でロッタンが勝利しベルトは空位のままとなった。そして「ムエタイを世界に広め、次の世代を助けたい。いつまで戦えるか分からないけど、次の世代をサポートしたい。ベルトを失ったことは、本当に申し訳ない。タイの人々のために、必ずベルトを取り戻す。バンタム級かフライ級か? ファイターとして、全てのベルトを狙う。フライ級のベルトはとても大切だ。バンタム級に関しては、チャトリ次第だ」とロッタンは話した。

っこで


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45 AB DEEP122 J-CAGE Report ケイト・ロータス ブログ 月井準南

【DEEP122】首相撲からのヒザ蹴りを効かせたケイト、RNCを極めて月井準南に一本勝ち

【写真】ケイトが月井に得意な距離を作らせず、試合をフィニッシュした(C)MMAPLANET

<女子50キロ契約/5分3R>
ケイト・ロータス(日本)
Def.2R4分1秒 by RNC
月井準南(日本)

サウスポー同士の両者、互いにステップして前足の蹴りを見せる。月井がじりじりと前に出て左ロー、ケイトは右ハイを蹴る。月井は左ローを立て続けに当て、ケイトも右ローを蹴ってシングルレッグに入る。これは切られたケイトだが、そのまま首相撲に持ち込んでヒザ蹴りを連打。月井がケイトをケージに押し込むと、離れ際にパンチを打ち込む。

距離が離れると月井は前に出てジャブ、ケイトは右ミドルを蹴る。月井は左右のロー、ケイトは左ストレートを返す。月井は右フックで飛び込みつつ、距離が詰まると右フックから連打をまとめる。組みの攻防になるとケイトがボディロックからバックを狙いつつ、後方に倒してテイクダウンする。ケイトはここからマウント、バックとポジションを変えてパンチを入れる。

2R、すぐに前に出るケイト。右フックから組みつくと、ボディにヒザ蹴りを突き刺してヒジを入れる。再びケイトがボディロックからテイクダウンするとマウントからパンチを連打し、バックに回る。ケイトはRNCを狙いつつ、月井の体を伸ばしてパンチを入れる。

ケイトは足を四の字ロックしてバックキープを続け、最後はケイトがRNCを極めてケイトからタップを奪った。試合後、ケイトは周囲への感謝を述べると「負け越していてデカい口を叩くなって言われることが多いんですけど大晦日空いています!」と大晦日参戦をアピールした。


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DEEP122 J-CAGE Report ブログ 毛利昭彦 近藤有己

【DEEP122】初回に左を効かせた近藤。終了間際のグラウンドを凌ぎ、マスト判定で毛利を下す

【写真】右の打ち合いのなかで、勝負を分けたのは近藤の左ストレートだった(C)MMAPLANET

<73キロ契約/5分2R>
近藤有己(日本)
Def.3-0:19-19(マスト近藤).19-19(マスト近藤).19-19(マスト近藤)
毛利昭彦(日本)

開始早々、近藤がオーソドックスで距離を詰めて右フックを打ち込む。サウスポーにスイッチした近藤は右フックから、毛利にケージを背負わせた。毛利もパンチを打ち返すも、近藤の左を受けて腰を落とす。立ち上がった毛利をケージに押し込み、両腕を差し上げる近藤。毛利は近藤の右腕を下げると、レフェリーがブレイクをかけた。再開後、近藤は右から左ハイへ。毛利をケージに詰めて連打を浴びせる。毛利も打ち返すが、近藤の右が当たる。毛利が頭を下げると、近藤が毛利をケージに押し込んで左腕を差し上げた。頭をおっつけて右を上下に打ち分ける近藤、しかしレフェリーがブレイクをかける。

再開後も近藤がプレスを掛けるが、毛利は左に回る。毛利の右に対し、近藤が左ミドルを合わせた。毛利がケージを背負うと近藤がパンチを浴びせる。打ち返して脱する毛利。右ストレートを当てて右に回った。近藤、毛利ともに右を突き刺す。さらに右の相打ちから近藤が左ストレートを伸ばした。毛利は右前蹴りで距離をつくる。近藤も左ストレートで飛び込んだ。

最終回、近藤が左インロー、左ミドルと蹴りと散らして毛利にプレスをかける。毛利の右に左ストレートを合わせた。毛利が組んで近藤をケージに押し込む。右腕を差し上げるが、左手首は近藤に押さえられている。近藤が右に回って離れた。体を振る近藤に対し、毛利は右前蹴りを突き刺す。しかし近藤が蹴り足を払って、毛利をケージに押し込んでいく。毛利は離れて右アッパーを突き上げた。距離を取る毛利。近藤が右フックを当てる。毛利の右前蹴りの打ち終わりに左ストレートを打ち込む近藤。毛利の右も近藤の顔面をとらえる。

近藤はケージを背負う毛利の右をブロックしながら、右フックを叩き込んだ。左インローを受けて動きが止まる毛利は口と鼻から出血が見られる。互いに右を打ち込むなか、ケージ中央で毛利の右ストレートがクリーンヒットした。右の相打ちを続ける両者だが、近藤が左ミドルを放つと、毛利が蹴り足を払ってケージ際でグラウンドへ。すぐさまバックに回ってRNCを狙うが、ここは近藤が試合終了まで凌いだ。

ジャッジは3者とも19-19、1Rは近藤で2Rは毛利ということか。マスト判定は1Rにダウン気味に腰を落とさせた近藤を勝者とした。


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45 MMA MMAPLANET o Report UFC UFN ESPN+104 UFN246 エイマン・ザハビ ブログ ペドロ・ムニョス

【UFN246】エイマン・ザハビ、ジャブをムニョスを突き放し文句なしの3-0判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
エイマン・ザハビ(カナダ)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ペドロ・ムニョス(ブラジル)

22度目のUFCバンタム級での戦いとなるムニョスは距離を取るザハビに対し、徐々に距離を詰めてジャブを伸ばす。そのジャブから右前蹴りを繰り出したムニョスは、ザハビの左ミドルに左フックを合わせる。ザハビも前に出るようになり、右オーバーハンドからジャブを繰り返す。ジャブを差し合い、続く一手を模索するなかザハビが首相撲&ヒザ蹴りを仕掛ける。

ムニョスはダブルジャブ、左リードフックも左ミドルを受ける。打撃の攻防のなかで一瞬、シングルレッグの素振りを見せたムニョスだが、再びヒザを貰いそうに。ザハビは右ボディを入れ、左リードフックと精度で上回っているか。それでも前に出るのはムニョスだったが、ザハビが左ジャブから左ハイを決めかけるなど良い形でラウンドを終えた。

2R、再びジャブ→左ハイという動きを見せたザハビが、しっかりとジャブを当てる。ショートのコンビで前に出るムニョス。ザハビはワンツー+左ミドルを決めた。近い距離でも打ち合うザハビが右を当て、ショートアッパー、ジャブ、ボディと精度ばかりか手数でも上回ってくる。ムニョスも負けじとジャブと蹴りを繰り出すも、間がザハビか。

ワンツーをクリーンに入れたザハビは、右ストレートにダブルレッグを合わされる。ムニョスはバックに回るが、すぐに正対され打撃の間合いになるとアッパーを被弾。左目の周囲を腫らしたムニョスのダブルレッグを切ったザハビが、ジャブを伸ばす。ムニョスは右ローを返し、ジャブや前蹴りへ。残り20秒でのダブルも切られたムニョスは、ボディにヒザを受けた。

最終回、ムニョスの前蹴りにも、ザハビが踏み込んで左フックを振るう。ジャブと前蹴りのムニョスが左フックを入れる。続いてガードの上から右フックを放ち、勢いで上回るムニョスだったが、ザハビが右フックを打ち込む。さらに左を続けたザハビは、ジャブを入れて右を伸ばす。ムニョスはジャブで殴られながら前に出るものの効果的なパンチはなく逆にワンツーで殴られる。

ダブルレッグにギロチンを合わせようとしたザハビ。ムニョスが頭を抜いて打撃の間合いも、ムニョスはワンツーを被弾して前方に姿勢を乱す。最後まで前に出るムニョスは「こいこい」と挑発するが、ザハビが乗ることなく最後もダブルレッグを切って勝利を確信した。

5連勝としたザハビは「トップ15の誰かと戦いたい。試合を組んでくれ」と話し、兄フィラスと勝利を喜んだ。プレリミに5選手が出場したカナダ勢は、4勝1敗と力を見せてメインにつないだ。


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