ドーピングの使用が明らかになり、RIZINから半年間の出場停止、罰金等の処分が下された木村“フィリップ”ミノル。その余波は他団体にも及んでいます。ドーピング使用後に矢地祐介との試合を組んだ巌流島の谷川貞治プロデューサーは「ノーコンテストにする方向性で。今回は自白しているからノーコンテストにしないといけない」と語りました。さらにクンタップ・チャロンチャイとの試合を組んだKNOCK OUTの宮田充プロデューサーも「運営と競技する」事に明らかにしています。
自分たちの主催試合でドーピングを使用していたと公表されては厳しい対応を取るのは当然でしょう。おまけにKNOCK OUTのクンタップ戦では木村が契約体重を1.7kgオーバー。それでもクンタップは試合を受けたのに、木村にドーピングを使われてダウンも奪われるとはもう目も当てられません。被害者の会を発足したくなる気持ちもよくわかります。
しかも試合後のマイクでマニー・パッキャオとの対戦を要求した事を思い出すと、厚顔無恥というかなんというか。よくそんな事を言えたなと。ボクシング界をドーピング騒動に巻き込まなくて本当によかった。。。