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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#08 インパ・カサンガネイ キック ジョシュ・シルヴェイラ

【PFL2024#08】カサンガネイが右を打ち込みシルヴェイラを返り討ち。決勝ではヤギュシュムラドフと

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

サウスポーのシルヴェイラに対し、カサンガネイがショートのパンチで攻め込む。シルヴェイラは前蹴りで距離を取り、シングルレッグで組んだがカットされた。前に出て来るシルヴェイラをショートパンチで迎え撃つカサンガネイ。下がったシルヴェイラに対し、左フックを振るう。シルヴェイラはボディロックで組んだが、すぐに離れる。コツコツとパンチを当てるカサンガネイに対し、シルヴェイラの左テンカオをがボディに突き刺さった。そのまま押されたカサンガネイが尻もちを着くと、シルヴェイラが一気に攻め立てる。

カサンガネイが飛び込んで右ストレートを浴びせると、シルヴェイラも背中を見せたが、体勢を入れ替えて首相撲からヒザを狙う。カサンガネイの左フックをかわしたシルヴェイラが組みつくも、カサンガネイは倒れない。カサンガネイは三日月蹴りを受けて一瞬動きが止まるも、シルヴェイラをケージに押し込んだ。離れて打撃戦になると、カサンガネイが右ボディアッパーを突き上げる。さらにボディを狙うカサンガネイ。右ハイから距離を詰め、パンチを振るっていった。

2R、カサンガネイが距離を詰める。右ストレートから左フックに繋げるカサンガネイ。しかしシルヴェイラの左ストレートもカサンガネイの顔面を捉え、さらに左テンカオを突き刺す。右腕を差し上げたシルヴェイラがカサンガネイをケージに押し込んでいく。ここは離れた両者、カサンガネイがボディを混ぜたコンビネーションでシルヴェイラを追い込む。ケージ中央に押し個戻したシルヴェイラは右カーフキックを当てる。

カサンガネイは右ストレートから左フックを顔面に叩き込む。シルヴェイラがスイッチすると、カサンガネイが攻撃をボディに集める。シルヴェイラもショートの連打をカサンガネイに打ち込むが、ケージに押し込まれた。離れるとカサンガネイが右ハイ、右ストレートを狙う。シルヴェイラのパンチは手打ちになっている。カサンガネイが右ストレートからケージに押し込み、右ヒザをボディに突き上げた。

最終回、カサンガネイがボディから顔面へとパンチを繋げる。シルヴェイラはクリンチで凌ぐ。下がりながらパンチを繰り出すシルヴェイラだが、どうしても手打ちになってしまう。ケージに押し込んだカサンガネイが肩パンチを浴びせる。レフェリーがブレイクをかけた。ケージ中央に戻ると、シルヴェイラがボディにヒザを突き刺す。さらにシングルレッグからヅラ五分するも、ケージ際で差し返されてしまう。両腕を差し上げてケージに押し込んだカサンガネイに対し、シルヴェイラがコツコツとパンチを当てながら押し返す。

離れるとカサンガネイの左がシルヴェイラの顔面を襲う。右ストレートでシルヴェイラのアゴを跳ね上げたカサンガネイは、そのままケージに押し込んだ。離れると右、組むとヒザで追い込むカサンガネイが、残り30秒で右腕を差し上げて投げを放った。すぐにシルヴェイラは立ち上がったが、判定ではこの投げがダメ押しとなってしまうか――

昨年のトーナメント決勝の再戦となった今回は、カサンガネイがユナニマス判定でシルヴェイラを返り討ちに。シルヴェイラは判定に対して不服のアピールを見せたが、手数で上回っても手打ちのパンチに対し、しっかり打ち抜くカサンガネイのパンチでアゴを跳ね上げられては文句も言えまい。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#08 キック ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ ロブ・ウィルキンソン

【PFL2024#08】慎重に距離を取る打撃戦。判定勝利したヤギュシュムラドフがライトヘビー級T決勝へ

【写真】まさかのえびぞりジャンプで喜びを爆発させるヤギュシュムラドフ(C)PFL

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ロブ・ウィルキンソン(豪州)

ウィルキンソンが足を使ってジャブ、そこから右ストレートを伸ばす。ヤギュシュムラドフはサウスポーにスイッチして左のオーバーハンドを見せる。ウィルキンソンはジャブとインロー、ヤギュシュムラドフは右カーフと右の前蹴りを返す。

ヤギュシュムラドフはオーソドックスに戻して飛び込むような左フック、ウィルキンソンの入りに右フックを狙う。お互いの右が交錯し、ウィルキンソンがすぐに左フックを打ち返す。

ワンツーで前に出ていくウィルキンソン。ヤギュシュムラドフは右フックを合わせて返しの左フック、右カーフも蹴って、シングルレッグにも入る。これはディフェンスされるが、終了間際にもヤギュシュムラドフがシングルレッグに入った。

2R、ヤギュシュムラドフが細かくスイッチする。ウィルキンソンは右カーフを蹴り、ヤギュシュムラドフはジャブから飛び込む。ウィルキンソンもジャブを返し、ヤギュシュムラドフは右のかけ蹴りを見せる。お互いに左で距離を測り、ヤギュシュムラドフがワンツー、ウィルキンソンは前蹴りで止める。

ウィルキンソンが前に出て、ヤギュシュムラドフがジャブをついて右フックにつなげる。ウィルキンソンは前には出るものの、ヤギュシュムラドフがジャブ、ワンツー、右ストレートを当てる。ウィルキンソンはヤギュシュムラドフの左の蹴りに左フックを返す、タイミングを見て右カーフを蹴る。

ヤギュシュムラドフがスピニングバックキックを見せ、シングルレッグでテイクダウンを狙ってパンチをまとめる。ヤギュシュムラドフがパンチの手数をまとめてスピニングバックフィストを繰り出した。

3R、ジャブの差し合いから、ウィルキンソンがインローを蹴る。ヤギュシュムラドフも右カーフを蹴り、ヤギュシュムラドフは距離が詰まるとワンツー、こちらも右カーフを蹴る。ウィルキンソンが右カーフを蹴ると、ヤギュシュムラドフは左を伸ばす。

ウィルキンソンはジャブを突いてサークリングして左フックを狙う。ヤギュシュムラドフはウィルキンソンが前に出てくると右フックを狙う。ウィルキンソンはジャブから飛び込んで左フック、右ストレート。ヤギュシュムラドフはワンツーで前に出る。

ウィルキンソンは細かくジャブを当て、ヒット数を増やす。残り30秒でウィルキンソンが右ストレート、ヤギュシュムラドフがシングルレッグで組みつくが、ウィキルソンは倒れない。最後はヤギュシュムラドフが前に出てラウンド終了となった。判定はジャッジ3名とも30-27でヤギュシュムラドフが勝利した。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#08 ガジ・ラバダノフ キック ミカエル・デュフォー

【PFL2024#08】ラバダノフがデュフォーを左フックで沈め、フェザー級T決勝はプリマスと対戦へ

<ライト級準決勝/5分3R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
Def.2R1分51秒 by KO
ミカエル・デュフォー(カナダ)

共にガードを高く上げてケージ中央で向かい合う。腰を落としたデュフォーが距離を詰めるが、ラバダノフも下がらない。デュフォーの左ジャブに、ラバダノフが左フックを返す。デュフォーの右ストレートがインサイドから突き刺さった。ラバダノフがプレスをかけ、デュフォーのワンツーをヘッドスリップでかわす。デュフォーもラバダノフの右を左前蹴りで迎え撃った。しかし右前蹴りには左フックを合わされてしまう。

ラバダノフの右カーフキックが当たる。ラバダノフの左を交わしたデュフォーが、ニータップで組むもすぐに離れる。するとラバダノフがダブルレッグで飛び込みグラウンドに持ち込んだ。足をすくって背中を着かせにいくラバダノフ。デュフォーは左腕を差し上げ、右オーバーフックで耐える。ケージ際でラバダノフがデュフォーに背中を着かせたが、すぐに立ち上がり蹴りを打ち込んで初回を終えた。

2R、デュフォーの右をかわしたラバダノフが左フックを当てる。左を突いて距離を詰めるラバダノフの顔面にデュフォーのパンチは届かない。ならばとデュフォーがニータップでドライブし、ケージに押し込んでシングルレッグに切り替えた。しかしラバダノフがケージ際から脱する。

反対にケージを背負わせたラバダノフの左フックがデュフォーのアゴをとらえた。この一撃でデュフォーは背中からダウン。ラバダノフが追撃の右パウンドを連打すると、レフェリーが試合を止めた。結果、ライト級トーナメント決勝はプリマスとラバダノフで争われることとなり、両者によるフェイスオフが行われた。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#08 クレイ・コラード ブレント・プリマス

【PFL2024#08】プリマスが全ラウンドでバックキープしてコラードを圧倒。判定勝利で決勝進出へ。

<ライト級準決勝/5分3R>
ブレント・プリマス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-26.
クレイ・コラード(米国)

プリマスがプレッシャーをかけて右カーフ、コラードはジャブをボディと顔に打ち分ける。プリマスは右ストレートから左フックで前進。コラードはジャブを細かく就き、プリマスは右カーフを蹴りつつ、打撃の攻防からダブルレッグに入る。

そのままプリマスがケージまで押し込み、右腕を深く差してボディロックする。プリマスはコラードの体を振ってテイクダウンすると、そのままバックについて足を四の字フックする。コラードは四つん這いの状態で腰を上げるが、プリマスはそのままバックキープする。

この態勢が長く続き、プリマスが細かくパンチを入れ、最後はプリマスがコラードの体を潰してグラウンドになったところでラウンド終了となった。

2R、前に出るコラードがジャブ、鋭い右ストレートを繰り出す。プリマスがそこに合わせて組みついてケージに押し込む。プリマスは1Rと同じように右腕を差してボディロックし、足をかけてテイクダウン。腰を上げた状態からパスガードしてバックにつき、足を四の字フックする。

ここも1Rと同じようにコラードが四つん這いで腰をあげ、プリマスが細かくパンチを入れてRNCを狙う。これでプリマスの体をつぶしてグラウンドに持ち込むと、一気にパンチを落としていく。ラウンド終了間際にプリマスがRNCを仕掛けた。

3R、コラードがジャブからパンチをまとめて前に出る。プリマスは左フックを打ち返し、そこから右につなげる。コラードは右カーフを蹴って、そこからヒザ蹴りにつなげるが、プリマスがそれをとってテイクダウンする。

下になったコラードはスクランブルから立ち上がるが、プリマスがダブルレッグで押し込んでコラードに尻餅をつかせる。コラードも体を起こしてスイッチを狙うが、プリマスがトップキープしてバックを取る。

1・2Rと同じようにコラードは四つん這いで腰を上げ、足のフックをずらしてプリマスを前方に落とす。グラウンドで上になったコラードは立ち上がってボディにカカト落とし、プリマスを立たせる。

試合がスタンドに戻るとコラードが右ストレートから左フック、左ミドルを蹴る。ガードを下げて挑発するコラードがスピニングバックフィストも繰り出す。プリマスはそれに惑わされずに組みついてテイクダウンを狙いながらバックへ。そのままグラウンドに持ち込んで足を四の字フックする。この状態のまま試合終了を迎え、プリマスが判定勝利で決勝進出を決めた。


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45 AB PFL PFL2024#08 Report ダニー・サバテーロ ブログ ラザロ・ダイロン

【PFL2024#08】ノンストップMMAレスリング!! サバテーロが組み続けたがダイロンに減点1もドローに……

キューバのレスリング・ナショナルチーム出身のダイロンに、サバテーロがハイスパートMMAレスリングを展開した【写真】(C)PFL

<バンタム級/5分3R>
ダニー・サバテーロ(米国)
Draw.1-0:29-27.28-28.28-28.
ラザロ・ダイロン(米国)

イタリアン・ギャングスターは試合前からブーイングを送る観客に対して中指を立てる。試合開始早々、サバテーロが飛び込んだ。足をキャッチしたダイロンに対し、サバテーロがスクランブルから立ち上がりケージに押し込んでいく。左腕を差し上げたサバテーロが左ヒザを突き上げるも、ダイロンが押し込んで背中を着かせた。しかしサバテーロがボディロックからスクランブルに持ち込みスタンドに戻る。ケージ中央でダイロンが三日月蹴りを見せた。さらにワンツーでサバテーロにケージを背負わせると、右ストレートでアゴを貫きダウンを奪う。パウンドで追撃しようとしたダイロンに対し、ここでもサバテーロはスクランブルからスタンドへ。

ダイロンはバックコントロールから左足を差し込んだ。サバテーロのディフェンスを崩せず、ダイロンが離れる。ケージ中央でダイロンが右を当てたが、サバテーロがニータップでクリーンテイクダウンを奪う。フックガードで守るダイロンがスタンドに戻した。サバテーロは右ハイからシングルレッグで押し込んでいく。右ヒザを着いたダイロンをすくい上げ、尻もちを着かせた。ダイロンも立ち上がり、右ストレートを当てた。サバテーロの右ミドルをキャッチしたダイロンがトップに回って初回を終える。

2R、サバテーロが右ストレートから右ハイに繋げる。さらにパンチからニータップで組みつき、ドライブしてバックに回る。ケージ際で正対しようとするダイロンに対し、ダブルレッグに切り替えた。スプロールしたダイロンがヒザを突き上げると、サバテーロも離れる。打撃戦ではダイロンの右がサバテーロの顔面を捉える。ダイロンのダブルレッグをスプロールしたサバテーロはバックコントロールに入った。ケージに押し込みながらシングルレッグに切り替えたが、ダイロンがスプロールしてスタンドに戻る。

ケージ中央でシングルレッグに失敗したサバテーロは、ダイロンの右スピニングバックフィストをかわして組みつき、グラウンドに持ち込む。バックコントロールでダイロンの頭部をマットに叩きつけるサバテーロ。ダイロンはフックガードで背中をマットに着けている。バックコントロールではヒザで削り、シングルレッグ、アンクルピックと攻め込むサバテーロに対し、ダイロンも素早いスプロールを見せる。ダイロンがシングルレッグをスプロールされてラウンドが終了した。

最終回、サバテーロが左ジャブを突いて右カーフを当てる。ダイロンも右ローを返した。サバテーロが右ハイを見せたあと、シングルレッグで飛び込むも、ダイロンが離れた。なおも組みにいくサバテーロがケージ際ではハイクロッチで組むも、ここはダイロンが離れた。ダイロンの右ストレート、サバテーロの右アッパーが当たる。サバテーロのテイクダウンを切ったダイロンのパンチが顔面を跳ね上げた。サバテーロもしつこく組んでいくも、クリーンテイクダウンには繋がらない。

ケージに押し込まれたダイロンが離れた。ダイロンのシングルレッグを押し返すサバテーロが、さらにシングルレッグからアンクルピックに切り替える。ケージに押し込み続けるサバテーロはバックに回り、ダイロンの背中に飛び乗った。スタンドのまま四の字フックを組み、パンチで削る。ここでレフェリーが試合を止める――なんとダイロンがケージを掴み、1ポイント減点に。試合終盤にこの減点は大きい。逆転を狙いパンチを振って襲い掛かるダイロンに組みついたサバテーロだが、ここは切られてしまい試合終了となった。

裁定はジャッジ2名がダイロンへの減点を含み、28-28をつけてマジョリティドローに。3Rの展開でダイロンに10-9をつけ、減点により9-9になったということか。打撃重視が進むMMAだ。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#08 エルヴィン・エスピノーザ マス・ブーネル

【PFL2024#08】2Rに右を効かせたブーネルがエスピノーザに判定勝利。ライト級Tのリザーブ権を得る

<ライト級/5分3R>
マス・ブーネル(デンマーク)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)

エスピノーザがジャブからワンツー、ローを蹴るブーネルに組みつく。エスピノーザはヒザを入れながら組み続けるが、ブーネルが右腕を差してケージに押し込む。ここは両者離れた。ブーネルがジャブからワンツー、エスピノーザが左フックを当てる。

ブーネルは右の三日月蹴りから右ストレート、ブーネルのシングルレッグを切ると右腕を差してケージに押し込む。離れるとエスピノーザがスイッチして左ストレート、ブーネルは右ストレートと右の前蹴り、ジャブから前に出る。

エスピノーザは左ミドルを蹴るが、前に出るブーネルが組みついてボディにヒザ蹴り。試合がスタンドに戻るとブーネルがパンチと前蹴りで前進し、左フックを当てる。エスピノーザは左ミドルを蹴り、ブーネルがダブルレッグで組みつくが、エスピノーザはテイクダウンを許さない。

2R、エスピノーザが左ミドル。ブーネルは細かいパンチで組みついて両差しでケージに押し込む。ここも離れたエスピノーザはオーソドックスに構えてワンツーから左フックを当てる。ブーネルも前に出て組みつくが、離れたブーネルが細かいパンチから右のヒザ蹴り、ダブルレッグから組みつく。

ここは深追いしなかったエスピノーザだが、スタンドではブーネルの右フックが当たり、エスピノーザが崩れ落ちる。すかさずブーネルがダースチョークを狙いながらマウントへ。エスピノーザの動きに合わせてバックにつくと、エスピノーザもスクランブルに持ち込んで立ち上がる。エスピノーザは左ミドル。ブーネルが距離を詰めて右ストレートを当てて、ケージまで押し込む。

離れたブーネルは左ボディを突き刺し、ボディにヒザ蹴り。ここからパンチをまとめると、エスピノーザはローブローをアピールし、試合が一時中断となる。再開後、エスピノーザはパンチから飛びヒザ蹴り、左ミドル。ブーネルが組みついてラウンド終了となる。

3R、エスピノーザがジャブからワンツー、シングルレッグで組みつく。それを切ったブーネルは両差しでケージまで押し込む。ブーネルは離れ際に左ボディ、距離を詰めて細かいパンチを当てる。エスピノーザが右ミドルを蹴るが、ブーネルが組みついてケージに押し込み続ける。

ここからブーネルがダブルレッグにも入りつつ、スタンドでバックにつく。エスピノーザはブーネルの腕のクラッチを下げて正対し、離れて右のヒザ蹴りを入れる。ブーネルは細かいパンチで前に出て、エスピノーザのパンチにダブルレッグを合わせてテイクダウンを奪う。

エスピノーザの左足をまたいでハーフガードでトップキープすると、最後は肩固めを狙いながらサイドポジションに出たところで試合終了となった。ブーネルが判定勝利でライト級トーナメントのリザーブ権を勝ち取った。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#08 クリス・ブラウン サッド・ジーン ブログ

【PFL2024#08】やりにくいブラウンに大苦戦も、右を効かせたジーンが判定勝ちで無敗を守る

<ウェルター級/5分3R>
サッド・ジーン(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
クリス・ブラウン(米国)

サウスポーのブラウンがパンチから前蹴り。ジーンがかわしてケージ中央に。ジーンも左前蹴りからプレスを掛ける。ブラウンの左ミドル、右ハイをブロックする。ブラウンはジーンのミドルをチェックするが、ケージを背負わされてしまう。ブラウンが頭を下げると、ジーンが右ストレートを打ち下した。ブラウンは右関節蹴りでジーンを中には入れさせない。

ケージ際を脱したブラウンは、関節蹴り、サイドキック、三日月蹴りで距離をつくる。しかしジーンの右ストレートを受けた。ブラウンが右フック、右ハイへ繋げる。ジーンは右を打ち込んで下がった。ジーンの突進を右ミドルで止めるブラウンだが、ジーンの右を食らってフラついた。一気に攻め立てるジーンに対し、部ラウンが引き込むようにグラウンドへ。残り30秒で立ち上がった両者、ジーンがパンチを伸ばすとブラウンはスウェーでかわした。

2R、左ジャブを突くジーンに対し、半身のブラウンがパンチからハイに繋げる。ジーンが右前蹴りを顔面に伸ばした。ブラウンの右ハイは届かず。ジーンは右フックのカウンターを狙う。ブラウンは左ミドル。前に出て来るジーンを右関節蹴りで止める。ケージを背負わせるが中に入れないジーンの左ヒザを、ブラウンの蹴りが襲う。ブラウンが右ミドルからダブルレッグに組みついた。しかしこの右ミドルの際にヒザがローブローとなってしまい試合は中断された。

再開後、ブラウンがボディロックで組んだかと思えば離れる。互いに蹴りを打ち合うなか、なんとブラウンが右フックでジーンをフラつかせる。左を伸ばして下がるブラウンは、ダブルレッグのフェイントからバランスを崩した。マットに手を着いて立ち上がるブラウンは右ハイを見せるが、ジーンも右ハイからパンチで攻め立てる。疲労が見えるブラウンはバランスを崩す場面が多くなってきた。ジーンはカウンターを狙っていく。

最終回、あたまを下げるブラウンが右ストレートから右ハイに繋げた。ジーンが距離を詰めてケージを背負わせる。回転技を使うブラウンに対し、ジーンは冷静に右フックを合わせた。サウスポーにスイッチしたジーンの左がブラウンの顔面を捉える。ブラウンも攻め込むが、やはりスタミナ切れか途中で離れてしまう。ジーンはニータップからドライブするが、すぐに離れた。ジーンの右ローをすくい上げたブラウンが右ストレートを当てる。疲れたブラウンはジーンを追うことができない。

スタンドでジーンがバックに回るが、同じく疲労か追撃せずに離れた。再びニータップからドライブし、バックに回るジーン。ブラウンが反転するとジーンが離れた。ケージ中央でジーンはニータップで飛び込むも、離れたブラウンが右フックを当てる。残り20秒で乱打戦に突入するが、ジーンも完全に疲労を見せた。

裁定はジャッジ1名がフルマークをつけるユナニマス判定で、ジーンが無敗を守った。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#08 キック ジョーダン・オリバー ブレイドン・アケーオ

【PFL2024#08】レスリングの強豪オリバーが打撃で前に出続けて判定勝利。MMAデビューから2連勝

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・オリバー(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
ブレイドン・アケーオ(米国)

構えをスイッチするアケ―オ。オリバーはサウスポーのアケ―オにインローを蹴る。アケ―オもインローを蹴り返す。膝のフェイントから左ストレートを見せる。オリバーは右カーフを蹴って前に出て、再びインローにつなげる。

アケ―オはケージをサークリングしてジャブを突き、左ストレートと左の蹴りのフェイントを入れる。やはりインローのオリバー、アケ―オは右カーフを蹴る。距離が詰まるとジャブを打ち合い、前に出るオリバーは左の前蹴りと右カーフ、アケ―オは距離を取りながら右カーフを蹴る。

オリバーはアケ―オをケージまで下がらせて右ロー、アケ―オは左ストレートを放つが、オリバーが左ボディを交えてパンチをまとめ、左の前蹴りを突き刺す。オリバーが変わらずパンチで前に出て、アケ―オはボディへのヒザ蹴りを返すが、オリバーが右ストレートから左フックを返す。

2R、ここもオリバーが前に出て左の三日月蹴り。アケ―オは右フック、オリバーは左ボディからパンチをまとめ、組みついてヒザ蹴りを入れる。アケ―オは距離を取って右カーフ、オリバーはジャブから右を振って前に出続けて、右をヒットさせる。

距離を取るアケ―オはジャブを突いてワンツーから左、右フックから左、右カーフ。オリバーは距離を詰めて右フックを打つ。再び距離を取る両者、アケ―オは細かくジャブを突いて右ストレート、サウスポーにスイッチして左ストレートを当てる。

オリバーは前に出て右フックとインロー、左ミドルを蹴る。オリバーの左の蹴りがローブローとなり、試合が一時中断。再開後、オリバーが左フックから右、アケ―オがスイッチしながら前に出ると、オリバーはバックステップで距離を取る。

3R、アケ―オがジャブを顔とボディに振って、構えをスイッチしながら前進。オリバーは右ストレートにシングルレッグを合わせ、ケージまで押し込む。ここからダブルレッグへ移行し、アケ―オのバックにつく。スタンドをキープするアケ―オだが、オリバーはヒザ蹴りを入れる。

アケ―オが正対すると、オリバーは再びシングルレッグに入ってアケ―オの体を持ち上げてテイクダウンし、アケ―オの立ち際にバックを狙う。ここもアケ―オが正対すると、オリバーがシングルレッグに入る。アケ―オが足を抜いて、試合はスタンドに戻る。

アケ―オはパンチで前に出てスピニングバックキックを見せる。オリバーがワンツー、アケ―オが再びスピニングバックキックを見せて右ストレート。オリバーはそこにダブルレッグを合わせてテイクダウンし、亀になるアケ―オにパンチを入れる。オリバーは距離を取ってパンチをまとめたところで試合終了。NCAA D-1を2度、さらにフリースタイルでUSナショナルも制しているレスリングの強豪オリバーが判定勝利でMMAデビューから2連勝となった。


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【PFL2024#08】計量終了 ライト級&LH級で準決勝。サバテーロ、オリバー、ジーンらプレリミも要注目

【写真】なかなか厳しい試合を組んでくるPFLだ(C)PFL

16 日(金・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのハードロックライブでPFL2024#08が開催される。プレーオフの第二幕はライト級とライトヘビー級で実施される。
Text by Manabu Takashima

レギュラーシーズンの1位と4位、2位と3位が戦うセミファイナル。ライトヘビー級ではアントニオ・カーロスJrやサジボウ・シが脱落し、トルクメニスタンのドブレジャン・ヤギュシュムラドフが3位となり、2022年世界王者のロブ・ウィルキンソンと戦う。また昨年優勝のインパ・カサンガネイは、その前シーズンの決勝で破ったジョシュ・シルヴェイラと再び顔を合わせることとなった。

ライト級では──誰か予想したか、元Bellator世界ライト級王者ブレント・プリマスが首位通過し、4位の人気者クレイ・コラードとの相対する。

安定度抜群のガジ・ラバダノフは、1勝1敗が6人という状況でボーナスポイントがモノをいって3位を獲得した伏兵ミカエル・デュフォーを迎え撃つ。そんなシーズン準決勝以上というと語弊があるが、今大会はプレリミが面白い。


プレリミメインではダニー・サバテーロがPFLデビューを果たす。Bellatorバンタム級戦線の大関クラスのサバテーロは、2週間後のBellator Champions Seriesでなく、ATTのおひざ元フロリダでのPFLが再起の舞台となった。マゴメド・メゴメドフ、ラフェオン・スタッツに連敗中のサバテーロはマイアミ在住のキューバン=ラザロ・ダイロンと戦う。

ダイロンはキャリア8勝0敗でCombateでは5勝0敗、プロアマ通算11勝0敗のファイターだ。レスリングベースで、KOパンチも有すダイロンに対し、サバテーロがレスリング&スクランブル地獄に持ち込むことができるのか。遮断されると、ジャブ&ワンツーで下る可能性もある一番だ。

レスラーといえば第2試合でブレイドン・アケーオとMMA二戦目を戦うジョーダン・オリバーはNCAA D-1を制すること2度、さらにフリースタイルでUSナショナルも制しているキルクリフFC所属のオールドルーキーだ。

というのも昨年8月にMMA初戦を戦ったオリバーは、既に33歳を迎えていた。それでもダブルレッグのスピードは天下一品、そこからのバック奪取と背中突かせる技術も当然のように持っている。フィニッシュの肩固めは、精度は決して高くないがヴァンフルーとの融合のような圧でタップを奪っている。

今回の対戦相手も5勝3敗で、MMAでの可能性を見極めることができる技量の持ち主とは言い難いが、とにかくオリバーの応用力がどこまであるのかを注視したい。

この他、ライト級でシーズン脱落組のエルヴィン・エスピノーザ×マス・ブーネルのサバイバルマッチ。さらにLFAからComateを経て今はなきPFL Challenger SeriesからPFLと契約したウェルター級の新鋭サッド・ジーンが、デビュー以来の連勝を8に伸ばすことができるのかも注目だ。

■視聴方法(予定)
8月17日(土)
午前7時15分~U-NEXT

■ PFL2024#08対戦カード

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 203.8ポンド(92.44キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 206ポンド(93.44キロ)
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ライト級準決勝/5分3R>
ガジ・ラバダノフ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ミカエル・デュフォー: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級準決勝/5分3R>
ブレント・プリマス: 155.2ポンド(70.39キロ)
クレイ・コラード: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ブライアン・ステイプルトン: 160.6ポンド(72.84キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダニー・サバテーロ: 135.6ポンド(61.5キロ)
ラザロ・ダイロン: 135.8ポンド(61.59キロ)

<ライト級/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ: 156ポンド(70.76キロ)
マス・ブーネル: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サッド・ジーン: 170.8ポンド(77.47キロ)
クリス・ブラウン: 170.4ポンド(77.29キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・オリバー: 145.8ポンド(66.13キロ)
ブレイドン・アケーオ: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ミシェル・モンタギュー: 145ポンド(65.77キロ)
マリリア・モライス: 145.8ポンド(66.13キロ)

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