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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 RYO YouTube   アンソニー・ペティス クリス・ウェード デニス・ゴルソフ バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン ランス・パーマー 工藤諒司

『2022 PFL 5』試合結果/ハイライト動画

2022 PFL 5 live and official results(MMAJunkie)
MAIN CARD (ESPN)

・Matheus Scheffel def. Bruno Cappelozza via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Stevie Ray def. Anthony Pettis via submission (modified body lock) – Round 2, 3:57
・Klidson Abreu def. Renan Ferreira via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Chris Wade def. Kyle Bochniak via TKO (head kick, punches) – Round 1, 1:10
・Ante Delija def. Shelton Graves via unanimous decision (29-27, 29-27, 29-27)
・Bubba Jenkins def. Reinaldo Ekson via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Denis Goltsov def. Maurice Greene via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)

PRELIMINARY CARD (ESPN+)

・Lance Palmer def. Sheymon Moraes via unanimous decision (29-28, 29-28, 30-27)
・Juan Adams def. Sam Kei via TKO (punches) – Round 2, 2:30
・Ryoji Kudo def. Alejandro Flores via knockout (punch) – Round 1, 2:52
・Brendan Loughnane def. Ago Huskic via unanimous decision (30-27, 29-28, 29-28)


【PFL2022#05】英国でプレーオフ控えるラウネーンは、判定勝ちで3P獲得に留まり計6Pに(MMAPLANET)

【PFL2022#05】工藤諒司、右オーバーハンドでフローレスをKO=6P奪取。プレーオフ進出決定!!(MMAPLANET)

【PFL2022#05】ランス・パーマー、モラエスから意地の判定勝ちも――ラウネーンのトップ4が確定(MMAPLANET)

【PFL2022#05】計算通りのTD&コントール・ゲームでジェンキンスがエクソン下し3P加算、プレーオフへ(MMAPLANET)

【PFL2022#05】クリス・ウェードが1R1分10秒でバチニアックをKO=1位通過。工藤は準決でジェンキンスと(MMAPLANET)

【PFL2022#05】プレーオフ進出のペティスが、レイのボディロックで肋骨痛めタップ。準決勝で再戦(MMAPLANET)

 6月24日にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催された『2022 PFL 5』の試合結果。今大会は主にヘビー級とフェザー級の試合が行われ、ヘビー級はマテウス・シェッフェル、クリドソン・アブレウ、アンナ・デリア、デニス・ゴルソフ、フアン・アダムスが勝利。フェザー級はクリス・ウェイド、バッバ・ジェンキンス、ランス・パーマー、工藤諒司、ブレンダン・ラウネーンが勝利。ライト級が1試合行われスティーヴィー・レイがアンソニー・ペティスにモディファイド・ボディロックで勝利しています。



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PFL PFL2022#05 Report アンソニー・ペティス スティービー・レイ ブログ

【PFL2022#05】プレーオフ進出のペティスが、レイのボディロックで肋骨痛めタップ。準決勝で再戦

<ライト級/5分5R>
スティービー・レイ(英国)
Def.2R3分57秒by モディファイド・ボディロック
アンソニー・ペティス(米国)

初戦の6P獲得で、既にプレーオフ進出を決めているペティスがカカトを落としを繰り出す。3Rの2分半までに勝てば、プレーオフで戦う権利を得ることができるレイに右を振るう。サウスポーのレイを左の蹴りで止めるペティスは、左ハイの蹴り終わりに右を合わせていく。ならばと組んでケージに押し込んだレイだが、ペティスが体を入れ替えると右を差して押し込み、押し返されたタイミングで離れた。

すぐに組みにいったレイは、またもケージに押し込まれる。自ら離れたペティスが右を被弾。左の蹴りを蹴るが、動きが重いにように映る。レイはパンチから組むという展開を繰り返し、距離を取ると左ボディ、続いて左ストレートを伸ばす。ここで飛び込んだペティスが足払いを見せる。

組まれてケージを背負って戦うペティスは、ワンツーで左を打たれる。レイは圧を掛けるが、残り10秒でペティスは回転してハイという勢いのある動きを見せた。

2R、初回と同様に前に出るレイが左ハイを狙う。ガードしたペティスは、ローの蹴り合いから軌道が変わる右ハイを繰り出す。レイは動じずに圧を掛けて左ロー、ペティスが右ミドルから右ハイを繰り出す。ペティスは続いて右ストレートをヒットさせたが、レイは前に出て左フックを打っていく。ケージを背負っても左を出し、ニータップでテイクダウンを取りにいったペティスは、頭から突っ込んでしまい姿勢を乱してします。サイドバックの位置で足を抜いたレイが鉄槌を落とし、背中に飛び乗ろうとする。

姿勢を低くし――亀になったペティス、レイをすかすことができずに背中を取られ両足のフックを許す。ここでフィニッシュすればプレーオフがあるレイだが、ペティスは胸を合わせに行く。とレイが両足のフックをきかせてワキをすくい首を固定し、体を捻っていく。と、これで肋骨を負傷したペティスがタップし、レイが大逆転でプレーオフ進出。準決勝では両者の再戦というストーリーが完成した。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 キック クリス・ウェード バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン 工藤諒司

【PFL2022#05】クリス・ウェードが1R1分10秒でバチニアックをKO=1位通過。工藤は準決でジェンキンスと

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
Def.1R1分10秒by TKO
カイル・バチニアック(米国)

左ミドルを蹴ったウェード、距離を詰めて細かいパンチを放とうとするバチニアックを蹴りで突き放す。前蹴り、左ジャブ、サイドキックと左回りで繰り出すウェードに対し、バチニアックが左フックを振るう。シングルでテイクダウンを奪われたバチニアックはすぐに立ち上がるが、左ローを効かされる。左足を蹴られると姿勢を崩すようになったバチニアックは、ローに神経がいったところで左ハイを受けてダウン。ウェードはサイドバックからのパウンドの追撃で初回KO勝ち、6点を加えて合計9Pで首位でプレーオフを迎えることが決まった。

ウェードはブレンダン・ラウネーンと準決勝で大切が決定。つまり工藤諒司はバッバ・ジェンキンスと拳を交えることになる。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 バッバ・ジェンキンス ヘイナウド・エクソン

【PFL2022#05】計算通りのTD&コントール・ゲームでジェンキンスがエクソン下し3P加算、プレーオフへ

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ヘイナウド・エクソン(ブラジル)

飛びこんでワンツーフックを振るったエクソンが右ミドルを蹴る。ジェンキンスは右ローからシングルレッグでケージに押し込み、ダブルレッグに切り替える。肩を押し、頭を抱えてきたエクソンを豪快にスラムで叩きつけたジェンキンスは頭を抜いて、バックに回る。背中に乗った状態から、立たれて着地したジェンキンスはキムラの仕掛けも背中にしっかりとついて潰すと、勢いのあるパンチを後方から打ち込む。

立ち上がったエクソンはキムラを諦めて、正対。ジェンキンスがシングルをリリースし、左を振るって距離を取り直す。エクソンの跳びヒザの着地に左を合わせたジェンキンスは、ジャンプして何かを狙ったエクソンに左ミドルを蹴り込む。前に出て左右のフックを打ったエクソンに対し、ジェンキンスも右を返して初回をリードした。

2R、ここも左右の荒いフックを連打するエクソンだが、ジェンキンスが組んで前方にテイクダウン。スクランブルでバックに回るも、前方に落とされる。打撃の間合いになると、ジェンキンスが左を振るって組みに行くが、エクソンが体を入れ替えて離れる。ジェンキンスは左を伸ばして追いかけ、ワンツーから左ロー、続いて左ミドルを見せた直後に組んでケージに押し込む。肩口にエクソンを抱え上げ、豪快にスラムしたジェンキンスがハーフ&肩固めへ。腕がルーズで殴りに切り替えたジェンキンスが鉄槌を顔面に打っていく。

残り90秒を切り、ジェンキンスのハーフでのトップが続き、エクソンがキムラアームロックへ。腕を抜いたジェンキンスが枕で圧を掛け最後は上体を起こしてパウンドを打ち下ろした。

最終回、エクソンのステップインに左をカウンターで当てたジェンキンスが、左の蹴りを使う。エクソンは後ろ回し蹴りも、動きを読まれているか。荒いワンツーの前進では距離を詰めることができない。と、ジェンキンスの左ローが急所に入り試合が中断される。再開後、エクソンが果敢にシングルからレッグリフトもジェンキンスは足を抜き、またもダブルから抱えてスラムへ。

ガードの中に収まったジェンキンス、ここままケージ際に押し込み時間の経過を待つ。エクソンももう勝利を諦めたかのように動かなくなり、抱き着くのみ。最後の10秒もエクソンはガードを開かず時間となった。結果、計算通り(?!)の3P加算で計6P、ジェンキンスのプレーオフ進出が決っまった。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 キック シェイモン・モラエス ブレンダン・ラウネーン ランス・パーマー

【PFL2022#05】ランス・パーマー、モラエスから意地の判定勝ちも――ラウネーンのトップ4が確定

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
シェイモン・モラエス(ブラジル)

サウスポーのパーマーが左オーバーハンドから組み付いてバックに回ってテイクダウン。そのままバックマウントに入ろうとしたが、モラエスが上を向いてハーフガードを取る。ボディロックでパスをしたパーマーは、マウントに移行する。腰を押してヒップエスケープのモラエスは必死にハーフに戻す。背中を見せたモラエスを殴り、その背中をマットにつかせて再びマウントへに取ったパーマーが力強いパウンドを落とす。

ここもモラエスが必至に足を戻したが、パーマーのトップコントロールが続き圧倒的に支配した。とはいえこれでパーマーの6P奪取はなくなった。

2R、開始直後にダブルレッグでテイクダウンを奪ったパーマーは、スクランブルで立ち上がろうとするモラエスをボディロックで捕らえてケージに押し込む。モラエスは必死の形相でスタンドに戻り胸を合わせてヒザ蹴り、離れたパーマーが左を入れる。モラエスは右カーフ、動きが止まったパーマーに右を当ててハイキックを狙う。上下に蹴りを散らし、左オーバーハンドに右を合わせたモラエスだが、パーマーがここで魂のダブルレッグでテイクダウンを奪う。このままケージに押し込んだパーマーが、意地のコントロール状態でラウンドを終えた。

最終回、ここも左を振って組み付いたパーマーが、シングルに移行するがテイクダウンを即奪うことはできない。離れたパーマーは右にダブルを合わせてテイクダウンを決める。モラエスは背中をつけた状態で、ガードを取り下から殴る。

抑えきることができないパーマーは、間合いができるとここもダブルレッグで倒す。モラエスも一旦背中をつけるという流れになり、試合の大勢は見えてきたか。スクランブルでバックを取ったパーマーが両足をフック、体を捻って胸を合わせにきたモラエスの背中に張りつく。極めは許さないモラエスは、このままタイムアップを迎える。

パーマーが意地の判定勝ちも、両者が1勝1敗の3Pに留まり工藤に続き、ブレンダン・ラウネーンのプレーオフ進出が決まった。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 アレハンドロ・フローレス キック 工藤諒司

【PFL2022#05】工藤諒司、右オーバーハンドでフローレスをKO=6P奪取。プレーオフ進出決定?!

<フェザー級/5分3R>
工藤諒司(日本)
Def.1R2分52秒by KO
アレハンドロ・フローレス(メキシコ)

ジャブを伸ばし、頭振って間合いを測る工藤が右前蹴り、ワンツーにフックをフローレスが合わせようとしてもさらにパンチを伸ばす。サイドキックを見せたフローレスは、やはり長い距離を取ろうとする。工藤はジャブから距離を詰めて右を当てる。そのまま組んだ工藤はボディにヒザを受け、体を入れ替える攻防から離れる。

ダブルのジャブから左ローを蹴った工藤は、フローレスのステップバック貴重のファイトに前に出ていく。ケージを背負ったフローレスは、左フックにヒザを合わせようとするが、工藤の右オーバーハンドがその顔面を打ち抜く。腰から崩れ落ちたフローレスを見て、レレフェリーが即試合を止めた。

今回の試合で上限となる6P、しかも2分台のKO勝ちは工藤にとって万点の結果。人知を尽くして天命を待てる――状態まで工藤は持ち込んだ――と思いきや、プレーオフ進出を決るKO勝ちとなった。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 アゴ・フスキッチ ブレンダン・ラウネーン ブログ

【PFL2022#05】英国でプレーオフ控えるラウネーンは、判定勝ちで3P獲得に留まり計6Pに

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
アゴ・フスキッチ(米国)

フスキッチのローとオーバーハンドをかわしたラウネーンは構えを変え、ミドルをキャッチもリリースして離れる。カーフを蹴ったラウネーンは組むとケージにフスキッチを押し込む。体を入れ替えつつ、押し返したフスキッチが左を当てる。ワンツーで前に出るフスキッチにカウンターを合わせようとするラウネーンが右をヒット。さらにワンツーを当てる。距離を掴んだか、フスキッチのステップインにパンチを入れることが増えたラウネーンは組まれても、すぐに体を入れ替えてケージ中央に戻り、右を入れる。

クリンチも足払いで崩されたフスキッチは、攻撃を大きくなり当たらないことにフラストレーションを感じるような表情を浮かべた。対してラウネーンは一発被弾した左で、左目が腫れあがってしまった。

2R、フスキッチの右の蹴り、右オーバーハンドをかわしたラウネーンが左に続き、右を顔面に届かせる。引き続き右を当てると、組んでケージでフスキッチを押し込む。自ら離れたラウネーンがワンツーから後ろ回し蹴りを蹴っていく。圧倒的に空振りが多いフスキッチの左に右を合わせたラウネーン、左目はふさがっているが距離は合っているのか。直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたラウネーンはケージに際に押し込み、右のパウンド、フスキッチはラバーガードを取ろうとする。残り20秒でスタンドに戻るとラウネーンは右をヒットした直後に組みついてフスキッチをケージに押し込み、時間となった。

最終回、開始早々に右を打ち込んだラウネーン。続くスピニングバックキックは空振りに。フスキッチは前に出てパンチを振るうが、その多くをステップでかわすラウネーンが右フックにダブルレッグを合わせる。サイドで抑えたラウネーンがエルボーを落としていく。1Pでもボーナスが欲しい局面で、ラウネーンはニーインベリーからサイドに戻ってアームロックを狙う。フスキッチはもはやサバイバル狙いで、こうなるとラウネーンも極めるのは難しい。

スタンドに戻ったラウネーンがワンツー、すぐにボディロックテイクダウンからサイドで抑える。時間は残り90秒、ラウネーンのパンチが急所に当たったとレフェリーが試合を止めて、スタンドでの最下位に。即組んだラウネーンは最後の30秒で離れて、見gいを当てる。ここからボディロックでラウンド3度目のテイクダウンを決めたラウネーンがパウンドを連打しつつ時間を迎えた。

結果、判定は当然ラウネーンが3Pを加点し計6Pでレギュラーシーズンを終えた。


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【PFL2022#05】計量終了 逆転トップ4へ、工藤が計量パス。進出済ペティスは、フィニッシュ必至のレイと

【写真】公式計量結果は145.4ポンド、モック計量では145.5は発表された工藤。正式結果とモック計量が読み上げられた体重が一致しない選手が数多く見られた……どういうこと?  ちなみに左が本計量で、右がセレモニアル計量時の工藤だ(C)PFL

23日(木・現地時間)、24日(金・同)にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2021#05の計量が行われた。

ヘビー級とフェザー級のレギュラーシーズン最終戦=2戦目は行われる今大会、当確マークが1人も出ていないフェザー級ではボストン・サルモンとサバ・ボラギが欠場し、ヘイナウド・エクソンとアゴ・フスキッチがライトチャンスをそれぞれバッバ・ジェンキンス、ブレンダン・ラウネーンと戦う。

クリス・ウェードはカイル・バチニアックと、アレハンドロ・フローレスは工藤諒司とのマッチアップ。さらシェイモン・モラエスはランス・パーマーと、全て3Pを持つ選手と0Pのファイターの顔合わせとなっている。


勝ち点を持っている組だが、フィニッシュ負けすると逆転され、判定勝ちの合計6Pでは他の4選手がフィニッシュ勝利すれば脱落という──究極のフィニッシュ必須対戦となっているフェザー級だ。

セレモニアル計量では、逆転トップ4入りを狙う工藤は一礼をして、ステージに登場。計量台の上でガッツポーズを取った。続いてカウボーイハットを被って現れたフローレスと、フェイスオフでは握手をガッチリと計3度かわし、それぞれ左右に分かれた。

フェザー級の選手にインタビューはなく、コメインでスティーブー・レイと対戦するアンソニー・ペティスが、モック計量とフェイスオフ後にインタビューを受けた。

既にペティスは6Pでプレーオフ進出を決めており、この試合でレイが3R2分30秒秒以内にフィニッシュ勝利すれば、現在4位の前年王者ハウシュ・マンフィオを弾き出して、4位でプレーオフ出場となる。

そのレイは「僕はいつだってフィニッシュを狙っているし、ここを勝ち抜ける。12分半以来に勝たないといけないけど、さっきも言ったようにどの試合もフィニッシュをしようと戦ってきた。そうやって勝てるよ」とインタビュー話した。

■視聴方法(予定)
6 月25 日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2022#05計量結果

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 237.2ポンド(107.59キロ)
マテウス・シェッフェウ: 254ポンド(115.21キロ)

<ライト級/5分5R>
アンソニー・ペティス: 155.4ポンド(70.48キロ)
スティービー・レイ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 261.2 ポンド(118.47キロ)
クリジソン・アブレウ: 258ポンド(117.02キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード: 145.6ポンド(66.04キロ)
カイル・バチニアック: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 246.8ポンド(111.94キロ)
シェルトン・グレイブス: 265.6ポンド(120.47キロ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス: 145.8ポンド(66.13キロ)
ヘイナウド・エクソン: 145.2ポンド(65.86キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 244.2ポンド(110.76キロ)
モーリス・グリーン: 241.4ポンド(109.49キロ)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー: 145.8ポンド(66.13キロ)
シェイモン・モラエス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ヘビー級/5分3R>
サム・ケイ: 240ポンド(108.86キロ
ジュアン・アダムス: 266ポンド(120.65キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス: 145.8ポンド(66.13キロ)
工藤諒司: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン: 145.8ポンド(66.13キロ)
アゴ・フスキッチ: 145.4ポンド(65.95キロ)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 RYO SASUKE   アレハンドロ・フローレス ブレンダン・ラウネーン 工藤諒司

【PFL2022#05】プレーオフ進出を賭けてフローレス戦前に工藤諒司「今回は1Rで決めきるつもりです」

【写真】このような状態で水抜きをしていたことが、写真を送ってもらって判明した。ひたすら感謝です(C)RYO CHONAN

24日(金・現地時間)にジョージア州アトランタのエリート・アリーナで開催されるPFL2022#05で工藤諒司がメキシコ人ファイターのアレハンドロ・フローレスと対戦する。

2022年フェザー級レギュラーシーズン、4月のブレンダン・ラウネーン戦で悔しい判定負けを喫した工藤が、プレーオフ進出を賭けてフローレスと戦う。ポイント制のPFL、現在無得点の工藤がトップ4入りするにはフィニッシュが絶対条件で、短い時間で勝つほどに可能性が高まる。

そんな通常のMMAとは違う状況での試合に挑む工藤──水抜き中──に話を訊いた。


──すみません、今、長南さんにお伺いしたら水抜きが始まった状態でインタビューを受けて頂けるということで。いったい、どういう状況で水抜きをしている状態で話すことができるのでしょうか。

「なんか日本ではやったことがない水抜き方法なんですが、テント式のサウナのような形で頭だけ出して、サウナに入っているような状態です。前回のPFLで初めてやって、思った以上に楽に落ちました。今回も半身浴でなく、こっちのサウナでやっています」

──……。ちょっと、想像がつかないのですが、どういう風な点が半身浴よりも楽になるのですか。

「顔が暑くないのが一番です。テントの中はつないだ電気ポットのような器機からスチームが入って来るんですけど、顔に湯気が上がって来なくて。普通に息ができるのが大きいです。それに部屋は涼しくできるので。このテントをPFLがオフィシャルで用意してくれて、凄く助かります」

長南 これはTRIBEで購入します。凄く良いです。どこで買えるのが、調べます。

「凄く体重が落ちやすくて。それに食事も朝と夜用にオフィシャルが用意してくれます。オートミールと果物、ゆで卵、夜はブラウンライスとポテト、サラダとチキンの胸肉とか魚がつくような感じで。1400キロカロリー程度で凄くローカロリーなのですが、自分は昼に食べて夜は抜いています。この用意してくれた食事をローディングしておけば、体重は落ちますね。味は薄味ですが、結構いけます(笑)」

──至れり尽くせり、ですね。2戦目を直前にしてですが、改めて4月のブレンダン・ラウネーン戦、どのように敗北を受け止めましたか。

「裁定が出る時は勝ったと思ったのですが……結果が出てしまったモノには何もいえないので。次は何も言われないようフィニッシュしようという風に気持ちを切り替えて、これまでやってきました。今回、ホテルで会う関係者やファイターも『お前が勝っていた』と言ってくれます……。ラウネーンと戦う相手が『アドバイスをくれ』と言ってきて。僕はできないので、長南さんにしてもらいました」

長南 プレーオフを英国でやることが決まったから、そういう判定があったんだろうって思っています。そういう意味でも、こっちは主流じゃない日本からの挑戦なんですよね。

──ジャッジ陣にその意識があるかどうはさておき、組み合わせなどに関してはPFLの胸算用は確実に影響していると思います。

「でも、そういうものを全部踏まえてここで戦い、やるしかないというつもりです」

──現状、フェザー級は全てが判定決着で勝った選手も3Pしか持っていません。フィニッシュ勝利で最大3Pのボーナスを獲得すると、トップ4に残る可能性があります。通常のMMAではない状態で、やはり戦い方は変わってきますか。

「一応普段から判定を狙っているわけではなく、判定勝ちになってしまうことがあります。それでもフィニッシュすることは、いつも頭の中にあって。今回の試合は、なおさらフィニッシュをして勝ちたいと思っています。

前回はダウンを取ったあとに詰めることができなかったので、長南さんとの最終調整でも細かいところを直してもらいました。それを生かせると、倒した後に詰めて決めきることができるかと思います。1Rで倒すことが一番です。前回の試合は、あの詰めでスタミナを切らしてしまったので……難しいところはあるのですが、今回は1Rで決めきるつもりです」

──対して、アレハンドロ・フローレスは3Pを獲得しており、判定勝ちでも良いという風に考えてくるかもしれないです。

「そこは本当に、そういう戦いをしてくると思います。組んで時間を使ってくるのか、長い距離でパンチと蹴りを使って、サイドに回る。手足が長くて、際での跳びヒザもあります。足技もフェイントをかけて二段蹴りとか多彩です。そういうところで惑わされないで、自分の戦いを貫きたいです。

試合になってみないとちょっと分からないですけど、攻めてくることも頭にいれつつ逃げてくると思って戦います。そういう相手に自分が下がるような試合をしていたら、向うの距離になります。だから詰めてアグレッシブに手を出して戦います。そうしないと判定になってしまうので、積極的に攻めます。そうすれば全然、勝てると思っています」

──試合直前に嫌な話になりますが、そうなると昨年7月のSASUKE戦で前に出られなかったことは不安要素になってしまいます。

「……」

長南 そこはコイツは言い訳になるから言わないし、自分も試合直後は負け惜しみになってしまうので言わなかったですけど、そもそもケガで戦える状態じゃなかったです。まぁ、ケガをするのは本人が悪いということにはなりますけど、あの試合で前に出なかったのはケガのせいです。工藤は何も喋らない奴だから、大丈夫かって聞くと『ダメです。行けないです』って答えたぐらいで。しかも自分がコロナで隔離されていた時で、良くないことが重なってしまいました。

──なるほど、そういうことがあったのですね。

「前回もそうですし、今回も凄く体調が良くて。良いコンディションで試合ができると、戦っていて楽しいです」

──では改めて、フローレス戦に向けて意気込みの方をお願いします。

「1Rからいきます」

■視聴方法(予定)
6月25日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#05 UFC アレハンドロ・フローレス クリス・ウェード サバ・ボラギ シェイモン・モラエス ハファエル・アウベス バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン ボストン・サルモン ランス・パーマー 工藤諒司

【PFL2022#05】プレーオフ進出へ、フィニッシュ必至の工藤諒司。十分に可能性のあるフローレス戦決定

【写真】乾坤一擲勝負となる──工藤のフローレス戦(C)PFL

26日(木・現地時間)、PFLが6月24日(金・同)にジョージア州アトランタのエリート・アリーナで開催するPFL2022#05の対戦カードを発表した。

ヘビー級とフェザー級の2巡目、レギュラーシーズン最終戦で工藤諒司がメキシコ人ファイターのアレハンドロ・フローレスと対戦することが決まった。


第1戦ではフィニッシュ決着がなかったフェザー級のランキングは以下の通り。

1位 3p シェイモン・モラエス
2位 3p アレハンドロ・フローレス
3位 3p クリス・ウェード
4位 3p バッバ・ジェンキンス
5位 3p ブレンダン・ラウネーン
6位 0p 工藤諒司
7位 0p カイル・バチニアック
8位 0p ランス・パーマー
9位 0p サバ・ボラギ
10位0p ボストン・サルモン

そして工藤✖フローレス以外のカードはラウネーン×サルモン、パーマー✖モラエス、ジェンキンス✖ボラギ、ウェード✖バチニアックとなっている。

つまり全5試合が3P獲得ファイターと0Pの顔合わせとなっており、現時点で全選手にトップ4入り=プレイオフ進出の可能性が残されている。とはいえ2連勝をすれば上位5選手は最低でも合計6Pとなるため、工藤をはじめ0Pファイターはボーナス獲得のフィニッシュが必要となってくる。

2連勝の可能性が高いのはウェード、ラウネーン、ジェンキンスの3選手で、首位モラエスが下り坂傾向の2度の世界王者パーマーとの一戦でどのような結果になるかで、ランキングの順位は大きく変動が見られることになる。

工藤の場合は1R勝利で6P、2R勝利で5P──準決勝へのボーダーは、やはりこの辺りと予想される。取らぬ狸の皮算用ではなく、プレイオフ進出のための戦術が必要となってくるだろう。

そんな工藤と対戦するフローレスはキャリア21勝3敗、テコンドーからムエタイを経てMMAに転じると、Combate Americasでキャリアを積んだ。その後フローレスは2020年のコンテンダーシリーズに挑み、Titan FC王者ハファエル・アウベスのギロチンに下りUFCとの契約を逃す。

そしてローカルショーで再起を果たし、昨年の10月にPFLデビュー戦の勝利で2022年シーズン参加を決め、初戦はボラギに判定勝ちを収めている。

上下と内と外を打ち分けるフローレスは、テンポよく戦っている際は拳と蹴りの動きが連動し、さらには一挙動で動くため予測が難しい打撃を使う。

と同時に蹴りの後など隙も見せるフローレスだけに、そこにパンチ、あるいはテイクダウンを工藤を見せてリズムを狂わせたい。そうなると蹴りは体重が浮き、パンチとの連動もストップ、特に力の伝わっていない高い位置への蹴りはテイクダウン、カウンターの両方で工藤の攻めるポイントになるだろう

フローレス戦はとにかく、フィニッシュ勝利しかない工藤。ならば前回のラウネーン戦のように初回にチャンスが訪れるなら全力でフィニッシュする姿勢を持ちたい。

テイクダウン狙い+パンチ、オーバーハンドのステップイン&ダブルレッグ、工藤はどちらも十分に取れるチャンスがある。第1試合出場予定ということもあり、できれば2Rまでのフィニッシュ──最低でも4P獲得という状態まで人事を尽くし──あとは他の試合結果次第、天命を待ちたい工藤だ。

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