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MMA PFL PFL2021#06 アンソニー・ペティス ケイラ・ハリソン シンディ・ダンドワ ハウシュ・マンフィオ ヒーナン・フェレイラ ファブリシオ・ヴェウドゥム モヴリッド・ハイブラエフ ランス・パーマー

【PFL2021#06】計量終了 アンソニー・ペティスの表情は硬く、ケイラ・ハリソンは余裕綽々

【写真】アンソニー・ペティスは本来の動きを取り戻すことができるのか。それとも、現状が前回のような動きなのだろうか (C)PFL

24日(木・現地時間)、25日(金・同)にニュージャージー州アトランティックシティはオーシャン・カジノリゾートで開催されるPFL2021#06の計量が行われた。

今大会は女子ライト級とヘビー級のレギュラーシーズン最終戦に加え、ライト級のアンソニー・ペティス✖ハウシュ・マンフィオ、フェザー級のランス・パーマー✖モヴィッド・ハイブラエフという最終決戦も組まれている。


そんななかファブリシオ・ヴェウドゥムがメディカルに引っ掛かり、モハメド・ウスマンが負傷欠場となっていたヘビー級では、さらにジャスティン・ウィリス、アリ・イサエフ、ヘイタム・モイルが玉突き衝突のように出場不可能となり、僅か2戦のレギュラーシーズンながら、半数が入れ替わるという異常事態に。

新メンバーはチャンドラー・コール、ジャマル・ジョーンズ、クリジソン・アブレウ、スチュアート・オースチンの4人──だったか、EMCで微妙な判定勝ちながら石井慧を破りヘビー級王者となったオースチンの欠場が計量前に明らかとなりカール・シウマヌタファがロースターに加わった。

結果、プレーオフ出場を目指し、ヴェウドゥム戦の勝利が一転、NCになったヒーナン・フェレイラ、初戦で敗れているモー・デリース&アンテ・デリアも含め、新顔勢4人、計7人の一発勝負となる。

女子ライト級では試合タイムでケイラ・ハリソンを上回り6Pで首位のラリッサ・パシェコが、対戦相手エレナ・コレスニクの体重オーバーで9Pは確定。

5位のテイラー・ゴールダードまでプレーオフ進出の可能性があるものに、パチェコはトップ4入りをほぼ手中に収めている。

プレーオフ進出には、ケイラフィニッシュする必要があるシンディ・ダンドワは「私の方が軽いけど、お腹の脂肪を家に置いてきちゃったみたいね(笑)。気持ちと魂をケイラにぶつけるわ。全力で戦う」とフェイスオフ後にコメント。

ケイラといえば「みな、ファイヤーワークスを期待しているけど、私は自分のやるべきことをやってドミネイトするだけ。1Rでも、1分でも一瞬でも。それがケイラ・ハリソンの見せることだから」と揺ぎ無い自信を見せていた。

またライト級最終決戦で戦う2人は、まずマンフィオが「コンディションは最高だ。相手はビッグネームだけど、勝負の行方をジャッジの判断に委ねる前にフィニッシュする準備はできている。それが可能だと明日、証明する」と語ると、「ショータイムであることは、全く変わりない。前回の試合はそうじゃなかったけど、今回は挽回のチャンスを得た。ポイントを取る」とペティスはかなり硬い表情で話した。

■視聴方法(予定)
6月26日(土・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

【ヘビー級ランキング】
1位 6P ブルーノ・カッペローザ
2位 6P デニス・ゴルソフ 
3位 5P ブランドン・セイルズ
4位 1P ヒーナン・フェレイラ
5位 0P モー・デリース
6位 0P アンテ・デリア
7位 0P チャンドラー・コール
8位 0P ジャマル・ジョーンズ
9位 0P クリジソン・アブレウ
10位 0P カール・シウマヌタファ

【女子ライト級ランキング】
1位 6P ラリッサ・パシェコ
2位 6P ケイラ・ハリソン
3位 3P ジャナ・ファビアン
4位 3P ケイトリン・ヤング
5位 3P テイラー・ゴールダード
6位 0P シンディ・ダンドワ
7位 0P ローラ・サンチェス
8位 0P マリアナ・モライス
9位 0P ユリア・パジッチ
10位 -1P エレナ・コレスニク

■ PFL2021#06計量結果

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 156ポンド(70.76キロ)
シンディ・ダンドワ: 152.2ポンド(69.03キロ)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス: 156ポンド(70.76キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー: 146ポンド(66.22キロ)
モヴィッド・ハイブラエフ: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 246.4ポンド(111.76キロ)
ブランドン・セイルズ: 264.4ポンド(1119.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 233.4ポンド(105.86キロ)
モー・デリース: 254.2ポンド(115.3キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ: 156ポンド(70.76キロ)
エレナ・コレスニク: 157.6ポンド(71.48キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 239.2ポンド(108.49キロ)
チャンドラー・コール: 262ポンド(118.84キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン: 155.6ポンド(70.57キロ)
ユリア・パジッチ: 156ポンド(70.76キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェレイラ: 251ポンド(113.85キロ)
カール・シウマヌタファ: 260ポンド(117.93キロ)

<女子ライト級/5分3R>
テイラー・ゴールダード: 155ポンド(70.31キロ)
ローラ・サンチェス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マリアナ・モライス: 154.2ポンド(69.94キロ)
ケイトリン・ヤング: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリジソン・アブレウ: 258ポンド(117.02キロ)
ジャマル・ジョーンズ: 245ポンド(111.13キロ)

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【PFL2021#10】レギュラーS最終戦。どうなるフェザー級、崖っぷちのパーマー&ライト級、背水の陣ペティス

【写真】ハイブラエフ✖パーマー(上)、マンフィオ✖ペティス(下)でフェザー級とライト級のプレーオフ=準々決勝の顔合わせが決まる (C) PFL

25日(金・現地時間)にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートでPFL2021#06が行われる。

レギュラーシーズン最終戦は本来、女子ライト級と出場選手の半数に渡る5人が入れ替わるという先の読めない展開となったヘビー級でプレーオフ進出4名が決定する──予定だったが、2週間前に消化されなかったライト級とフェザー級の2試合が組まれることで、PFL史上最大のサバイバル大会となる。


ライト級はアンソニー・ペティスがファイトウィークに欠場が決まり、そのまま脱落ではなく今大会で元Titan FCライト級王者ハウシュ・マンフィオと対戦することになった。

このディレイに歩調を合わせるかのようにフェザー級でも対戦カードがシャッフルされ、2度の世界王者ランス・パーマーはモヴィッド・ハイブラエフ戦がマッチアップされた。

ロイック・ラジャポフと第1週でペティスを破ったクレイ・コラードのプレーオフ進出が決まっているライト級は、下のランキングにあるように──マンフィオがアレックス・マルチネスと同様に3Pの持ち点で3位と4位にランクされている。

ドタキャンといえばドタキャンだったペティスは、ペナルティはなく現状0点で9位につけている。ペティスはマンフィオを相手に判定にならないよう、3R中にフィニッシュすれば文句なしのトップ4が確定。ばかりか、判定勝ちで3Pゲットという状況でも、同店となったマンフィオから勝利しているので8月のネクストステージに進むことができる。

2連覇中のナタン・シュルチも準々決勝に進む可能性が残っているが、これはマンフィオとペティスが揃って計量失敗し、その勝敗に関わらず減点されて、勝ち点を得られないケースに限られている。

一方、フェザー級では3Pでレギュラーシーズンを終え、暫定4位につけているシェイモン・モラエス、3Pで5位のハイブラエフと対戦相手=0Pで7位のパーマー、この3人がプレーオフに駒を進める可能性が残っている。

とはいえハイブラエフは計量に失敗せず、勝星を得ることができれば、最後の一枠に収めることができ、フィニッシュが必要ないだけ優位に立っている。

対してパーマーは初回フィニッシュして6Pを得るか、2R4分58秒より前にKOもしくは一本勝ちすれば、モラエスの試合タイムを更新し4位を勝ち取ることができる。つまりドローかパーマーの判定勝ち、もしくは3R中のフィニッシュだとモラエスが逃げ切ることになる。

実力的にはともに優勝候補といっても過言でないパーマーとハイブラエフ。判定勝ちでは3度目の100万ドル獲得を諦めないといけないパーマーは、フィニッシュ至上主義ファイトを展開する必要があり、テイクダウン&コントロールされるよりもハイブラエフの勝機は増えるはずだ。

【ライト級ランキング】
1位 6P ロイック・ラジャポフ
2位 6P クレイ・コラード
3位 3P ハウシュ・マンフィオ
4位 3P アレックス・マルチネス
5位 3P ナタン・シュルチ
6位 3P マーチン・ヘルド
7位 3P アクメト・アリエフ
8位 2P オリヴィエ・オバメルシェ
9位 0P アンソニー・ペティス
10位 0P ジョイルトン・ラターバッバ

【フェザー級ランキング】
1位 9P ブレンダン・ラウネーン
2位 8P クリス・ウェード
3位 6P バッバ・ジェンキンス
4位 5P シェイモン・モラエス
5位 3P モヴィッド・ハイブラエフ
6位 3P タイラー・ダイヤモンド
7位 0P ランス・パーマー
8位 0P ボビー・モフェット
9位 0P アルマン・オスパノフ
10位 0P ジェシー・スターン

■視聴方法(予定)
6月26日(土・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

■ PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
シンディ・ダンドワ(ベルギー)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス(米国)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
ブランドン・セイルズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
モー・デリース(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ(ブラジル)
エレナ・コレスニク(ウクライナ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
チャンドラー・コール(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン(豪州)
ユリア・パジッチ(モンテネグロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
スチュアート・オースチン(英国)

<女子ライト級/5分3R>
テイラー・ゴールダード(米国)
ローラ・サンチェス(米国)

<女子ライト級/5分3R>
マリアナ・モライス(ブラジル)
ケイトリン・ヤング(米国)

<ヘビー級/5分3R>
クリジソン・アブレウ(ブラジル)
ジャマル・ジョーンズ(米国)

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