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【PFL CS2022#01】試合結果 チャレンジャーシリーズLH級はブルーシ・ソウトが契約勝ち取る

【写真】契約を勝ち取ったソウトと、セレブパネリストのルイス(C)PFL

18日(土・現地時間)、フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで
PFL CS2022#01が開催された。

レギュラーシーズン出場へ契約を勝ち取るために、毎週1階級4試合が組まれる同シリーズ。第1週はライトヘビー級で開催され、契約ファイターをセレクトするセレブパネリストはタイロン・ウッドリー、元NFL殿堂入り&Super Bawl MVPのレイ・ルイス、リモートで中継に参加したエミー賞助演男優賞受賞のジェレミー・ピヴェンの3名だ。

結果、メインでRNCで一本勝ちしたジョシュア・シルヴェイラは脱落し、第2試合でヒザ蹴りからパウンドアウト勝利したブルーシ・ソウトが契約を勝ち取った。

PFL Challenger Series01
<ライトヘビー級/5分3R>
○ジョシュア・シルヴェイラ(米国)3R1分52秒
RNC
詳細はコチラ
×モハメド・ジュマ(南スーダン)
<ライトヘビー級/5分3R>
○テイラー・ジョンソン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×アレクサンダー・ポペック(ドイツ)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ブルーシ・ソウト(ブラジル)1R4分43秒
TKO
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×トラヴィス・デイヴィス(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○カール・ウィリアムス(ヴァージン諸島)3R
判定
詳細はコチラ
×マイルズ・エイモス(米国)


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MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#01 ジョシュア・シルヴェイラ ブルーシ・ソウト ブログ モハメド・ジュマ.

【PFL CS2022#01】シルヴェイラ、気迫のRNC一本勝ちも落選。ブルーシ・ソウトがPFLとサイン!!

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョシュア・シルヴェイラ(米国)
Def.3R1分52秒by RNC
モハメド・ジュマ(南スーダン)

両者サウスポーに構え、蹴りで牽制する。ジュマの左に背中を見せる場面もあったシルヴェイラが、ローで姿勢を乱して立ち上がったジュマに組みつき、持ち上げてスラムする。バックを取り切れず、絞めを狙ったシルヴェイラはボディロック&小外掛けでテイクダウンを決める。左腕を差して、パンチを連打したシルヴェイラは殴られたながら立ち上がったジュマから離れる。ワンツー、ミドルを繰り出すジュマに対し、小走りするように間合いを外したシルヴェイラはローを蹴られ、組むが突き放される。

右を当て、蹴り足をキャッチしたシルヴェイラがケージにジュマを押し込む。ここは無理せず、間合いを取り直したシルヴェイラは急所に蹴りが当たったとアピールし試合が中断する。リスタート後、ワンツー&ヒザ蹴りのジュマにダブルレッグを決めたシルヴェイラがスクランブルでバックに回る。ジュマはキムラへ。このまま動きがスタックし、クラッチをジュマが解いた時には残り15秒に。シルヴェイラは初回サブミッションとはならなかった。ソウトの跳びヒザKO勝ちを意識していないはなずがないシルヴェイラは、序盤の攻めには逸った精神状態が表れていたか。

2R、左右のパンチで前に出るジュマは、ワンツーで左を伸ばす。シルヴェイラは頭を下げた防御から、ダブルレッグを決める。そのままバックを狙ったシルヴェイラは、力で跳ね返したジュマがスクランブルからシングルレッグへ。シルヴェイラはギロチンを狙うと、そのまま引き込む。クローズドで絞めるシルヴェイラが、絞めを解く。と同時にレフェリーがブレイクを命じる。

ジュマがフィッシュフック(口の中に指を入れて、引っかける攻撃)の反則を犯し、減点が命じれられる。試合はスタンドで再開となり、シルヴェイラがシングルレッグでケージにジュマを押し込む。ジュマが逆にギロチンを狙うが、時間を少しかけて頭を抜いたシルヴェイラが離れ、直後にダブルレッグでドライブする。頭を抱えたジュマをテイクダウンしたシルヴェイラが、肩固めをセットしていく。ここからマウントに移行したシルヴェイラが再度、肩固めを仕掛けるが形に入れない。パンチに切り替えたシルヴェイラは、左の細かいパンチを連打し最後に右の鉄槌を振り下ろしたが、フィニッシュには至らなかった。

最終回、シルヴェイラがワンツーから右フック、ジュマが右フック&右ミドルを見せる。右を当てたが、組めなかったシルヴェイラは右前蹴りを繰り出す。左に回るジュマに右ミドルを蹴ったシルヴェイラは、右フックにダブルレッグを合わせてバックに回り、前方に崩すと、背中を伸ばしてRNCを狙う。RNCグリップ、パームトゥパーム、さらにRNCグリップで絞め続け、ついにジュマは両手でマットを叩いてタップした。

勝利を決めた後、激しい口調でジュマに詰め寄ったシルヴェイラは2Rのフィッシュフックだけでなく、目への攻撃があったようでに怒りを隠せない様子だった。

ともあれ一本勝ちを決めたシルヴェイラは「テイクダウン、グラップリングで攻め続けた。ずっと戦ってきたけど、ああいう攻撃は初めてだった。滑って入ったんだと思う。自分の試合前に何があったか意識せず、自分のやるべきことに集中していた」と話した。

そして4人の勝者がデカゴンに集結、まずウィリアムスとシルヴェイラの名前が読み上げられたが、「良い試合をしたけど、今夜の試合では契約はない」と告げられケージを下りた。

残ったのはソウトとジョンソン──セレブパネルのウッドリーとルイス、そしてリモート観戦したジェレミー・ピヴェンが戦評を話すなど、思い切りアナウンスが引っ張られる。結果、セレブパネルはソウト、ファン投票もソウトで、PFL契約ファイターが決まった。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#01 テイラー・ジョンソン

【PFL CS2022#01】テイクダウン&コントロールでテイラー・ジョンソンが、ポペックを封じ込む

<ライトヘビー級/5分3R>
テイラー・ジョンソン(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アレクサンダー・ポペック(ドイツ)

開始早々、左ハイを見せたポペックからダブルレッグでテイクダウンを決めたジョンソン。両足を束ねられたポペックが、ケージを背尾って座った形が続く。左足をヒザ立ち状態にしたポペックは立ち上がると、ケンケンガードでヒザ蹴りを許さないよう防御するが、軸足を払われバランスを崩しそうになる。ここはケージを使った耐えたポペックはボディロックで金網に押し込まれた状態が長くなる。残り2分、レフェリーがブレイクを命じた。

ブレイクが入った時点で、契約が遠のいたともいえるが、両者は巻き返すことができるか。ポペックは後ろ回し蹴りも、スピードはない。右ロングアッパーも遠く、ジョンソンがローを蹴る。ジョンソンの突進にアッパーを狙ったポペック。これは当たらなかったが、ここで流れるを掴みパンチを届かせるようになる。ジョンソンのダブルレッグをかわしたポペック、時間となり初回は落としたか。

2R、ポペックは初回と同様に左ハイを繰り出す。ジョンソンは左フックを見せるが、初回のようにすぐに組みつくことはない。ポペックがローに右を合わせ、スイッチしてワンツーを打つ。オーソで右ストレートを届かせたポペックが前に出て、ジョンソンが回る展開に。左から右を振るったジョンソンは、打ち終わりで姿勢を乱す。ワンツーで右を当てたポペックは、テイクダウン狙いを切ろうとするがレベルチェンジからジョンソンがダブルレッグで尻もちをつかせる。

左足を束ねられたポペックは、スイッチの姿勢から右の細かいパンチを入れると、ケージを背って立ち上がる。背中を譲ることなくスタンドに戻ったポペックは、ダブルレッグで抱え上げられるが、そのまま前方に着地して打撃の間合いに戻る。ジャブ、左リードフック、右ストレートを伸ばすポペックが右ロー。フックを3発見せたジョンソンは、右アッパーを返されダブルレッグへ。ケージに押し込んだところでラウンド終了となった。

最終回、左フックで前に出るジョンソンのローが急所に入り、試合が一時中断する。再開後、ジョンソンはサウスポーに構えポペックが右ミドルを入れる。間合いが変わり、直後に右フックをヒットさせたジョンソンは、ダウンから立ち上がったポペックの苦し紛れのダブルレッグ狙いを腰に乗せ、内股でトップを取る。ハーフを取るポペックは、スクランブルに持ち込めずケージ中央で背中をマットにつける厳しい局面に。

ポペックのヒール狙いに対し、ジョンソンは体を捻って防ぎトップをキープする。尻もちでケージに押し込まれたポペックはアームインギロチンを狙うが、ジョンソンは腕を組むスペースを与えない。そのままバックに回ろうとしたジョンソンは、ポペックの背負いにバックを制し、マウントに以降する。左のパンチを落とし、足を戻されてもそのままパウンドを続けたジョンソンが、フルマークの判定勝ちを手にした。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#01 ブルーシ・ソウト

【PFL CS2022#01】ブルーシ・ソウト、跳びヒザでデイヴィスをKO。「神が契約させてくれる」

<ライトヘビー級/5分3R>
ブルーシ・ソウト(ブラジル)
Def.1R4分43秒by TKO
トラヴィス・デイヴィス(米国)

左ボディストレートを伸ばすデイヴィスが、ジャブからボディを狙う。ソウトは右ローを蹴り、左フック、さらに右ローを蹴る。デイヴィスも右ローを返し、ボディにジャブを続ける。左ジャブ&右ローのコンビを決めたソウトの右ストレートに反応し、かわしたデイヴィスが右ローを蹴っていく。続いて右ミドルをキャッチしたデイヴィスがテイクダウンに成功する。デイヴィスはケージに際にソウトを運ぶと、ハーフバタフライのソウトに細かい鉄槌を落とす。Zハーフから右腕を差して立ち上がろうとしたソウトに、10フィンガーギロチンを仕掛けたデイヴィスだったが、頭を抜いたソウトがスタンドに戻る。

最後の1分、デイヴィスのワンツーに右ローを返すソウトは右フックを振るう。これに反応したデイヴィスが下がると、ソウトが跳びヒザ一閃。右ヒザを顔面に受けたデイヴィスが動きを止め、パンチの追い打ちにヒザを崩して勝負は決した。

「テイクダウンを狙ってくることは分かっていた。2日間、コーチと対策してきた。妻カーラのために戦った。神が僕を契約させてくれるだろう」とソウトは話した。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#01 カール・ウィリアムス

【PFL CS2022#01】チャレンジャーシリーズ開幕。ウィリアムスが足がきかないエイモスに完勝……も

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス(ヴァージン諸島)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
マイルズ・エイモス(米国)

右フック、ストレートを伸ばすウィリアムス。エイモスが右腕を差すが、すぐに差し返したウィリアムスがテイクダウンを奪い、そのままサイドで抑える。左のパンチを落とすウィリアムスは、枕で抑え肩固めの機会を伺う。腹と腹を合わせて抑えこみから左のパンチを落としたウィリアムスは、胸と胸で抑えるとニーインベリーを一瞬取る。

ウィリアムスはサイドに戻り、エイモスは全く足を戻すことができない。残り1分になりウィリアムスがマウントを狙ったところでエイモスがが足を入れて、立ち上がる。ウィリアムスはケージにエイモスをケージに押し込み、もう一度テイクダウンを決めて初回を取った。

2R、右を振るって組んだエイモスだが、逆にケージに押し込まれダブルアンダーフックからテイクダウンを許す。ウィリアムスは初回と同様にサイドで抑えてパンチを落とす。ハーフからクローズドにエイモスが戻すと、逆にパンチを打てるようになったウィリアムスが腕十字を防ぎ、担ぎパスから再びサイドへ。このまま時間となった。

3R、大振りの右を見せたエイモスに組んだウィリアムスが、レベルチェンジからダブルレッグを仕掛ける。これは防いだエイモスだったが、直後にボディロックテイクダウンを奪われ、マウントを許す。ウィリアムスは左右のパンチを落とすも、エイモスが足をワキまで振り上げる。これで姿勢を乱したウィリアムスは、クローズドガードの中に収める。

ハンマーフィストを落としたウィリアムスは、全く足がきかないエイモスをパスし、自らスタンドに戻る。残り90秒、エイモスが左ハイを蹴り、右を振るいながらダブルへ。足がついてこないテイクダウン狙いを簡単に潰したウィリアムスが上を取り、クローズドの中で鉄槌を振り下ろす。強引は十字狙いを捌き、鉄槌からパンチを連打したウィリアムスが立ち上がり、飛び込むようにハンマーフィスト。直後に時間となり、フルマークの判定勝ちとなったが、この相手を仕留めきれないようではレギュラーシーズン出場権を勝ち取るのは難しいか。


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LFA MMA MMAPLANET o PFL PFL CS2022#01 UAEW YouTube ジョシュア・シルヴェイラ

【PFL CS2022#01】シーズン出場へ、一発勝負スタート。コナンの息子ジョシュ・シルヴェイラに注目

【写真】メインで戦うシルヴェイラとジュマ。ファン投票とパネリストがレギュラーシーズン出場を決める。そのポイント換算などは分からないが、圧倒的に米国人ファイターが有利なのではないだろうか(C)PFL

17日(金・現地時間)、18日(土・同)から8週連続でフロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL Challenger Series。その第1週=ライトヘビー級の計量が行われ、出場8選手が問題なくパスしている。

PFL CSでは1階級で4試合、8人の選手がレギュラーシーズン出場枠を賭けて戦う。4試合の勝者の中から1人がオールスタージャッジの判断と、米国での配信媒体のfubo TVのファン投票で決定されるという仕組みだ。

明日のライトヘビー級の4試合はタイロン・ウッドリーと元FLプレイヤーのレイ・ルイスが務める。


一発勝負のトライアウトマッチ、何が起こるか予想はできないが、再注目はメインに出場するジョシュ・シルヴェイラであることは間違いない。

メジャーへの登竜門、LFAでライトヘビー級とミドル級のチャンピオンになっているシルヴェイラは、MMAパイオニア世代の1人でATTヘッドコーチのマーカス・コナン・シウヴェイラを父に持つ。

とはいえシルヴェイラはアリゾナ州立大レスリング部での活動を終え、現地のパワーMMA & FitnessでMMAキャリアをスタートさせ、すぐにアリゾナ・コンバットクラブへ移籍。トレバーとトッドのラリー兄弟にMMAの手ほどきを受けている対し。アマチュアで4連勝を飾ったシルヴェイラに父はフロリダに戻って来るよう命じ、プロキャリアはATT所属ファイターとして父をコーナーに積んできた。

柔術の手ほどきは子供の頃から受けていたシルヴェイラだが、彼の強味はテイクダウンからパウンド及びトップでの柔術だ。対戦相手のジュマは南スーダン人ファイターでエジプトのブラックブルズMMAを拠点にエジプトのローカルショーからUAEWで戦績を積み上げ、チャレンジャーシリーズ出場の機会を得た。

テイクダウンからパウンドやエルボーという力強いファイトが持ち味のジュマだが、全てにおいて荒い。その荒さをシルヴェイラが恐怖と感じるか、組み易しと思うかで試合の流れは決まるだろう。

■視聴方法(予定)
2月19日(土・日本時間)
午前11時00分~PFL MMA YouTube Channel

■ PFL CS2022#01計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョシュア・シルヴェイラ: 205ポンド(92.99キロ)
モハメド・ジュマ: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アレクサンダー・ポペック: 205.6ポンド(93.25キロ)
テイラー・ジョンソン: 204.2ポンド(92.62キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
トラヴィス・デイヴィス: 206ポンド(93.44キロ)
ブルーシ・ソウト: 202.4ポンド(91.80キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マイルズ・エイモス: 205.6ポンド(93.25キロ)
カール・ウィリアムス: 205.2ポンド(93.07キロ)

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