カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship ONE158 ONE160 ONE161 アドリアーノ・モライシュ キック タン・カイ タン・リー デメトリウス・ジョンソン

【ONE160&161】金曜夜はアジア、土曜の朝は北米がターゲット。ONEの新フォーマットが見えてきた

【写真】タン・リー✖タン・カイへの期待度は、モライシュ✖DJ IIに全く遅れを取らない(C)ONE & MMAPLANET

ONE Championshipの新フォーマットの形が見えてきた。7月22日のONE159を経て8月26日(金・現地時間)にONE160「Le vs Tang」、そしてONE158大会内にアナウンスしていた同月27日(土・同)のONE161「Moraes vs Jonhson II」をシンガポール・インドアスタジアムで開催することが明らかとなっている。

連日開催やダブルヘッダーはコロナ以降のMMA業界では、決して珍しくはない。ここで新フォーマットといえるのは、ONE160はシンガポール時間で金曜日の午後6時にスタートするのに対し、ONE161は土曜日の午前8時半開始される点にある。


つまりONE160はアジア時間帯、ONE161は米国東海岸で金曜日の午後8時半スタート、太平洋時間帯では午後5時半のスタートとなる北米中継用のイベントとなるわけだ。

ONE160のメインイベントはONE世界フェザー級選手権試合=ベトナム系米国人王者タン・リーに、中国のタン・カイが挑む一戦が用意され、ONE161はONE世界フライ級選手権試合=アドリアーノ・モライシュ✖デメトリウス・ジョンソンIIがヘッドラインとなっている。

北米とカナダでAmazon Prime Videoでのライブ中継の開始に合わせたアジア版と北米版の日付を跨いだダブルヘッダー。金曜夜と土曜日の朝の両イベントだけでなく選手の活動時間帯が変わってくると、メディアデーや計量からファイトウィークが何から何まで二重体制になる。大会内のロジスティクスが複雑になることは想像に難くない。ファイターが万全の環境で試合ができるために裏方の苦労はどうなるのか……これは半端なくなることが予想されるが……。それはさておき、この両大会のラインナップでムエタイやキック&グラップリングとMMA、さらにはストロー級&ヘビー級問う階級、そして女子マッチがどのように配分されるか。

そこからアジアと北米の市場が見てくることで、非常に興味深い。メイン以外の対戦カードのアナウンスを待ちたい。

The post 【ONE160&161】金曜夜はアジア、土曜の朝は北米がターゲット。ONEの新フォーマットが見えてきた first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
DEEP F1 MMA o ONE ONE Championship ONE158   アレックス・シウバ カイラット・アクメトフ キック クォン・ウォンイル シェ・ウェイ ジェネリン・オルシム ジュリー・メザバルバ ボクシング マーカス・アルメイダ ヨッカイカー・フェアテックス リース・マクラーレン 和田竜光

『ONE 158: Tawanchai vs. Larsen』試合結果/ハイライト動画


第13試合 メインイベント ムエタイ フェザー級 3分3R
○タワンチャイ・PKセンチャイ(5位)
×ニコラス・ラーセン
2R 1’42” KO (左ストレート)
※タワンチャイがムエタイフェザー級・ペットモラコット・ペッティンディーアカデミーへの挑戦権獲得

第12試合 MMA バンタム級 5分3R
×クォン・ウォンイル(2位)
○ファブリシオ・アンドラージ(4位)
1R 1’02” KO (左三日月蹴り)

第11試合 MMA フライ級 5分3R
○リース・マクラーレン(5位)
×シェ・ウェイ
1R 3’42” 裸絞め

第10試合 MMA フライ級 5分3R
○カイラット・アクメトフ(2位、元王者)
×和田竜光(フリー/元DEEPフライ級王者)
判定3-0

第9試合 キックボクシング ヘビー級 3分3R
×ラーデ・オパチッチ
○グート・イノセンテ
1R 2’33” KO (左ボディストレート)

第8試合 MMA ストロー級 5分3R
○アレックス・シウバ(元王者)
×エイドリアン・マティス
1R 3’34” ヒールフック

第7試合 MMA フライ級 5分3R
×ヨッカイカー・フェアテックス
○グルダーシャン・マンガット
判定1-2

第6試合 キックボクシング ライト級 3分3R
×マルワーン・トゥートゥー
○コンスタンティン・ルス
判定0-3

第5試合 MMA ヘビー級 5分3R
○マーカス・アルメイダ
×サイモン・カーソン
1R 2’24” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第4試合 MMA ヘビー級 5分3R
○オーディ・デラニー
×メフディー・バルギ
2R 2’22” アームロック

第3試合 MMA ヘビー級 5分3R
×デューク・ディディエ
○ジャスール・ミルザムハメドフ
判定1-2

第2試合 MMA アトム級 5分3R
○ジェネリン・オルシム
×ジュリー・メザバルバ
判定2-1

第1試合 MMA ライト級 5分3R
×キム・キョンロック
○エドソン・マルケス
判定0-3

 ONE Championshipが6月3日にシンガポール・インドアスタジアムで開催した『ONE 158: Tawanchai vs. Larsen』の試合結果。和田竜光がカイラット・アクメトフに判定負けしています。


 タワンチャイ・PKセンチャイ vs. ニコラス・ラーセン ハイライト動画。


 ファブリシオ・アンドラージ vs. クォン・ウォンイル ハイライト動画。


 リース・マクラーレン vs. シェ・ウェイ ハイライト動画。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o ONE ONE158 キック クォン・ウォンイル ジョン・リネケル ファブリシオ・アンドラジ

【ONE158】ヒザでなく、三日月でクォン・ウォンイルを62秒で沈めたアンドラジ「リネケル。次はお前だ」

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)
Def.1R1分02秒by KO
クォン・ウォンイル(韓国)

体の厚みに明確な差が見られる両者。細いクォン・ウォンイルに対し、サウスポーのアンドラジが左ミドルを蹴る。ジャブから右ストレートを伸ばすクォン・ウォンイル、アンドラジは左フックを返す。右ミドルをチェックし、左ハイを蹴ったアンドラジが左ヒザから右ストレート、続く左の三日月蹴りでクォン・ウォンイルはうめき声を上げてキャンバスに沈んだ。

「キックの練習をずっとしてきた。彼とはスピードが違う。この機会があると思っていた。次はジョン・リネケルだ。逃げるな、次はお前だ」と話し、5万ドルのボーナスを手にした。


The post 【ONE158】ヒザでなく、三日月でクォン・ウォンイルを62秒で沈めたアンドラジ「リネケル。次はお前だ」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o ONE ONE158 シェ・ウェイ リース・マクラーレン

【ONE158】ダウンを喫したマクラーレンが、ダブルレッグからマウント→バック。RNCでシェを破る

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
Def.1R3分42秒by RNC
シェ・ウェイ(中国)

スイッチを見せる枕レーンの左ハイに、シェ・ウェイが右オーバーハンドを合わせようとする。マクラーレンはパンチをかわされ、フックにダブルレッグを合わせるがシェ・ウェイが切る。直後にマクラーレンの左ローが急所に入り、試合が中断する。再開後、背後に右ヒザを振るい、跳びヒザを見せたシェ・ウェイがローに右オーバーハンドを合わせる。
姿勢を乱し、立ち上がったマクラーレンは右を被弾してダウン。

すぐに立ち上がったマクラーレンだが、ダブルレッグを切られる。左に右を合わせたシェ・ウェイの右ハイをマクラーレンはスウェイでかわす。続く打撃の交換のなかでマクラーレンがダブルレッグを決めて、しっかりと背中をつかせるとマウントを取る。ヒザを押して、ハーフに戻したシェ・ウェイが、すぐにマウントを奪い返したマクラーレンがバックマウントへ。立ち上がったシェ・ウェイは、RNCに横に勢いとつけて倒れるが、クラッチは外れるタップした。

勝者は友人を癌でなくしたことを明かし、涙を流した。


The post 【ONE158】ダウンを喫したマクラーレンが、ダブルレッグからマウント→バック。RNCでシェを破る first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o ONE ONE158 アドリアーノ・モライシュ カイラット・アクメトフ キック ボクシング 和田竜光

【ONE158】強い。カイラット・アクメトフ、勝利の方程式は崩れず。和田竜光に3-0の快勝

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
Def.3-0
和田竜光(日本)

「勝ってタイトル挑戦をアピールしたい」と試合前に言っていた和田だが、直前に8月27日にアドリアーノ・モライシュ✖DJ 02が発表されケージに足を踏み入れた。

サウスポーのアクメトフの右回り基調に、正面に立たないよう動く和田が右を伸ばす。アクメトフは左ハイ、右サイドキックを繰り出す。和田は踏み込んで右、シングルをまずは切る。右ボディを打った和田は、組んだアクメトフのヒザをボディに貰う。

離れたアクメトフがワンツー、頭で受ける和田は左を避けて左ローを蹴る。左を振るって前に出るアクメトフが左ローを返す。和田は右フックを当てると、続くアクメトフの左ローが急所に入り試合が中断される。再開後、右ローを続けるアクメトフは和田の左をかわす。ステップから右ハイを狙った和田は、ケージを背負った状態で右フックを振るう。ここにアクメトフがダブルレッグを合わせてテイクダウンに成功。立ち上がった和田をシングルレッグに捕えたアクメトフが、レッグリフトも和田は細かいパンチを入れる。

それでも尻もちをつかされた和田は、スクランブルでバックを許し後方にスラム気味のテイクダウンを取られ、パウンドを被弾。立ち上がったが、バックを許した状態が続き最後に再び前方に崩され時間となった。

2R、右ジャブを叩く和田が、右を伸ばす。右から左を入れると、アクメトフが右を返す。アクメトフは左を振るって組むが、和田は首相撲へ。取り切れず離れた和田が左をバックステップでかわす。右ボディから組んだ和田に対し、アクメトフがいなして崩すそうとする。アイポークがあったと和田がアピールするが、レフェリーがファイトを要求する。和田は右ボディを見せ、左ジャブを入れる。アクメトフも左フックを繰り出し、右を当てて組み合いへ。ヒザを突き上げたアクメトフが離れると、右ローを蹴る。ステップインに右を合わせていく和田、アクメトフも力で押し切ろうとする。

残り70秒、和田の強振をかわしたアクメトフが左ミドル、右ジャブを伸ばす。ハイから右ストレートの和田は鼻血を流しているが、右アッパーを当てる。続く右フックに組んだアクメトフがバックへ。サイドバックから細かいパンチ、エルボーを後頭部に落としてしまったアクメトフが終盤にリードを広げた。

最終回、「パンチで入って右ハイ」というアドバイスを受けた和田は、右ストレートを当てる。アクメトフが左フックを返し、オーバーハンドを振るう。左フックで前に出るアクメトフは、近距離の打撃戦で和田に組まれケージに押し込まれる。右を差しても頭をつけることができなかった和田は離れて打撃戦へ。

アクメトフがワンツーを放ち、ダブルレッグを決める。オモプラッタを防がれ、スクランブルでバックに回れた和田は、前方にアクメトフを落とす。すぐに立ち上がり、ダーティーボクシングのアクメトフは左フックから組んでヒザを2つ入れるとケージに押し込んでいく。首相撲を取ろうとした和田に、アクメトフはレベルチェンジからダブルレッグへ。右を差して耐えた和田が、離れようとする。組みを続けるアクメトフにダーティーボクシングでパンチを入れた和田は、首相撲にとるがヒザを逆にもらう。

和田はヒザでなくヒジを出し、アッパーへ。残り1分、アクメトフは明らかに疲れているが、蹴り足をキャッチされた和田はシングルをケンケンで耐えるも、ついには最後の20秒で倒される。しっかりと抑え、最後の10秒でパンチを振るって印象点稼ぎのアクメトフ。和田が話していた──これまでの勝ち方を通したアクメトフが、3-0の判定勝ちを手にした。

勝者は世界戦に向け、「アドリアーノ・モライシュとDJが戦うの構わない。でも僕は5連勝だ。どっちでも構わない。チャトリ、タイトルに挑戦させれくれ」とアピールした。


The post 【ONE158】強い。カイラット・アクメトフ、勝利の方程式は崩れず。和田竜光に3-0の快勝 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o ONE ONE158 アレックス・シウバ

【ONE158】アレックス・シウバ、オモプラッタ→ヒザ十字→内ヒールでマテイスから一本勝ち

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
Def.1R3分34秒by ヒールフック
アドリアン・マタイス(インドネシア)

ジャブから右、さらに荒いパンチを続けるマタイスに対し、シウバはテイクダウンを決める。直ぐに立ち上がったマタイスをボディロックで倒したシウバは、ブリッジにマウントを取る。暴れるマタイスは腕十字に立ち上がり、組んでから引き込んだシウバが巴十字へ。ここも腕を抜いたマタイスが、足関節狙いにパンチを落として試合はスタンドへ。

マタイスの跳びヒザに組みつき、テイクダウンもすぐブリッジで下にされたシウバは、ハーフからスイープを決めてマウントの態勢に。ブリッジに自ら下になり腕十字からオモプラッタ、殴られながらヒザ十字に入ったシウバが、内ヒールにスイッチしてタップを奪った。「前回の試合のことがあって、インターネットで色々と言われたけど、僕は皆を尊敬している。グラップリングは僕の長所、テイクダウンして少しでも速く勝ちたかったから。それほど良い試合じゃない。この試合はリマッチとは思っていない。2Rだったんだ」と話したシウバは、5万ドルのボーナス獲得に「5万ドル以上のモノをチャトリからもらっている。それがロイヤリティであり、フレンドシップだ。サンキュー・ボス」と言葉を続けた。


The post 【ONE158】アレックス・シウバ、オモプラッタ→ヒザ十字→内ヒールでマテイスから一本勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o ONE ONE158 グルダージャン・マンガット ヨッカイカー・フェアテックス

【ONE158】前蹴りで腰が落、左で下がったマンガットがTD&コントロールでヨッカイカーに2-1判定勝ち

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
グルダージャン・マンガット(カナダ)
Def.2-1
ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)

左ストレートを伸ばすヨッカイカーが、左ローを蹴る。距離をとって、ステップを踏むマンガットがワンツーを見せる。ヨッカイカーは左を2度当て、クリンチ&左アッパーを2発ヒットさせる。マンガットはダブルレッグでテイクダウンを奪うと、ヨッカイカーのZハーフガードに体重をかけて潰し、バタフライガードに立ち上がる。シングルを起き上り、離れたヨッカイカーは、すぐにケージに押し込まれると、マンガットがシングルからダブルレッグに切り替えてテイクダウンを決める。

背中に回ったマンガットが、左足を入れる。手首を掴んで絞めを防ぐヨッカイカーだが、一旦背中をつかされ上体を起こしたところでバックを再び取られる。足をフックさせないよう立ち上がって離れたヨッカイカーだが、そこで時間になった。

2R、サークリングを駆使するマンガットに左を当て、ワンツーを入れたヨッカイカーはアイポークがあったとアピールし、試合が中断する。再開後、左ローに組んだマンガットだが、ヨッカイカーはエルボーを入れて離れると、左を当てる。と、左の前蹴りを顔面に受けたマンガットは一瞬、腰が落ちて動きが止まったがダブルレッグでテイクダウンを決める。

ハーフから尻をずらして立とうとしたヨッカイカーのバックに回ったマンガットが左足を制して後方から殴る。ヨッカイカーは胸を合わせることができず、ワンフックから両足のフックを許す。四の字フック&シートベルトのマンガットは後方から鉄槌を打っていく。ヨッカイカーも後方へのエルボーを繰り出すが、思い通りいかず声を出してパンチやエルボーを後方に打っていく。ラウンド終了直前に胸を合わせて立ち上がったヨッカイカーだったが、攻める時間は残されていなかった。

最終回、左オーバーハンドに続く左ローを蹴ったヨッカイカーは、ローの蹴り合いからワンツーを被弾する。小刻みにステップを踏み、構えを変えるスタイルのマンガットは左を受け、ダブルレッグを切られてヒザをボディに突き上げられる。ワンツーからダブルレッグも切られ、がぶりから頭部にヒザを貰ったマンガットは左で殴られ、左フックを返す。

ヨッカイカーは右フックをヒットし、左ハイを狙うが空振りに。マンガットはジャブ、ローを散らすも、ステップインに左を受けて下がる。ヨッカイカーはケージに詰まったヨッカイカーにもう一度左を打ち込む。距離を取ったマンガットのシングルレッグに対し、ヨッカイカーはケージを背負って耐えるが、ダブルレッグにスイッチされ尻もちをつかされる。両足を束ねたマンガットは、下かのエルボーに立ち上がり時間を迎えた。

前蹴りで動きを止め、左2発でマンガットを追い込んだヨッカイカー。テイクダウンを許しても、ONE裁定では判定勝ち濃厚と思われたが、ジャッジの裁定はスプリットに割れ──1-2で敗れた。


The post 【ONE158】前蹴りで腰が落、左で下がったマンガットがTD&コントロールでヨッカイカーに2-1判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o ONE ONE158 マーカス・ブシェシャ・アルメイダ

【ONE158】ブシェシャ、手応えのないカーソンをマウントパンチでTKO。MMA3連勝

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
マーカス・ブシェシャ・アルメイダ(ブラジル)
Def.1R2分24秒by TKO
サイモン・カーソン(豪州)

右ロー、前蹴りを見せたブシェシャが、組みのフェイクを見せる。カーソンは右ローを蹴り、ブシェシャは前蹴りの直後にダブルレッグでテイクダウンを決める。ハーフで殴るブシェシャは足を抜きに掛かり、枕でプレッシャーを掛ける。キムラを狙うカーソンを潰し、背中をしっかりとつけさせ、マウントに入ったブシェシャは右のパンチを連打する。タオルとレフェリーのストップが重なり、ブシェシャが手ごたえの無い相手に圧勝し、MMA3連勝を遂げた。

「放送席から良い感じでケージに戻れたよ(笑)。テイクダウンの機会を生かし、立たせないように戦い急がなかった。今は次の対戦相手のことはあまり考えていない。家に戻って、またしっかりと準備をするよ。ほんと、すぐに戻って来る」とブシェシャは話した。


The post 【ONE158】ブシェシャ、手応えのないカーソンをマウントパンチでTKO。MMA3連勝 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o ONE ONE158 キック ジェネリン・オルシム ジュリー・メザバルバ

【ONE158】ジェネリン・オルシムが、打撃戦にTDを織り交ぜてメザバルバからスプリット勝利

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ジェネリン・オルシム(フィリピン)
Def.2-1
ジュリー・メザバルバ(ブラジル)

ジャブからローを蹴るオルシムに対し、左フックをメザバルバが被せていく。前足でハイを狙ったオルシムが、右を当てる。素早い左ミドルハイのオルシムだが、続く蹴りを掴まれ右を被弾する。左ローにシングルレッグを合わせたオルシムがテイクダウン、メザバルバがギロチンで抱えるが、足を抜かれている。垂直に抑えてギロチンを無力化したいオルシムは、ハーフにわざと入るとクローズドに戻されタイトに絞められる。

オルシムは頭を抜いて立ち上がり、ガードを取り続けるメザバルバをローで蹴っていく。飛び込んでパス狙いも足を戻され立ち上がったオルシムを見て、レフェリーブレイクを命じ試合はスタンドで再開となった。オルシムは右カーフを蹴り、左フックからダブルレッグでテイクダウン。メザバルバはここもギロチンを狙うが、今度は最初から抱えられた方のワキと対角線に左足をおき、すぐに頭を抜く。とオルシムがヒールを仕掛け、メザバルバも足を取ってきたところで時間になった。

2R、その場スーパーマンパンチで右を当てたメザバルバが右から左フックを振るい、オルシムのダブルレッグを切る。オルシムは左フックに前蹴りを蹴り、まっすぐダブルへ。またも頭を抱えて尻もちをついたメザバルバの両足を束ねたオルシムは、頭を抜いてボディを殴る。ケージを背負って座っていたメザバルバが立ち上がり、スタンドに戻ったオルシムが即座にダブルレッグへ。頭を抱え、立ち上がったメザバルバに対し、離れたオルシムが左ハイを狙う。

メザバルバは右ストレート、下がりながら右フックをヒットさせる。メザバルバは右オーバーハンド、オルシムはスピニングバックフィストから左ミドルを蹴って、ダブルレッグへ。切って体を入れ替えたメザバルバがエルボーを打って離れる。

前蹴りをキャッチされても、そのまま顔を蹴ったオルシムはスピニングバックフィストをかわしてダブルレッグ。切ったメザバルバはローを蹴られても左を返した。

最終回、ジャブから右ストレートを入れたオルシムは、蹴り合いからスピニングバックフィストをブロックし右を伸ばす。ローとパンチのコンビのオルシムは、テイクダウンが決まらなくなる。それでも打撃戦に応じ、ダブルに切り替えケージにメザバルバを押し込むと、尻もちをつかせる。

メザバルバは頭を抱えるが、両足を束ねられただ頭を抱えた状態が続く。残り2分強でスクランブルから立ち上がったメザバルバが、近距離でフックを入れる。離れたオルシムは右ボディも、エルボー受けそうになる。右ストレートを当てられたメザバルバのスピニングバックフィストは、またもブロックされて決まらない。互いに声を出してパンチを振るい、オルシムのダブルをがぶったメザバルバがヒザを頭部に入れる。

スタンドに戻り、首筋に左ハイを狙うオルシムに対し、ブロックしたメザバルバはまたも回転バック拳を振るう。サイドキックを2つ入れがオルシム、直後に時間に。両者が手を挙げて勝利をアピールするなか、ジャッジはスプリットでオルシムを支持した。


The post 【ONE158】ジェネリン・オルシムが、打撃戦にTDを織り交ぜてメザバルバからスプリット勝利 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE158 UFC   アラン・ナシメント アレックス・シウバ エジソン・マルケス カイラット・アクメトフ キック クォン・ウォンイル ケビン・ベリンゴン シェ・ウェイ ジェネリン・オルシム ジュリー・メザバルバ チェン・ルイ チャンネル デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク デミアン・マイア ファブリシオ・アンドラジ ブラジリアン柔術 ボクシング マーカス・ブシェシャ・アルメイダ ヨッカイカー・フェアテックス リー・カイウェン 今成正和 佐藤将光 和田竜光 松嶋こよみ

【ONE158】計量終了 見逃せない『腹えぐり』対決ウォンイル✖アンドラジとシウバの柔術MMA

【写真】腹攻め、ヒザ✖左レバー、サウスポー✖オーソドックス。どのような結末が待っているか、クォン・ウォンイル✖アンドラジ(C)ONE

本日3日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE158「Tawanchai vs Larsen」の計量及びハイドレーション結果が発表されている。

和田竜光✖カイラット・アクメトフ、リース・マクラーレン✖シェ・ウェイというフライ級、ヘビー級でブシェシャが出場するMMAファイト、バンタム級とストロー級でも楽しみな試合が組まれている。


コメインのバンタム級戦=ファブリシオ・アンドラジとクォン・ウォンイルの一戦はKO決着必至、しかも腹への攻撃がカギを握るマッチアップといる。

2020年7月、コロナ禍のタイ・ドメスティック大会でONEデビューを飾って以来、4連勝中で佐藤将光以外は全てフィニッシュ勝利のアンドラジ。対するクォン・ウォンイルは、その佐藤に加えて松嶋こよみ、そして今成正和と日本人選手には3タテを食らいながら、それ以外の6試合は全てKO勝ちを収めている。

クォン・ウォイルは現在3連勝中で直近の試合では昨年12月に元ONE世界バンタム級王者のケビン・ベリンゴンを左レバーショットでKO、ブルーノ・プッチとチェン・ルイを合わせた3者を左ボディ、もしくは左ボディを効かせて右ストレート問う流れで仕留めてきた。

対してアンドラジはテンカオだ。ハードパンチャーのリー・カイウェンには腹への左ヒザを効かせて、ハイキックから連打でレフェリーストップ、ジャレミー・ピカティウには右ストレートに左ヒザを合わせて一発KOを決めた。

両者ともエグイ腹攻めを見せているが、クォン・ウォンイルが3連続KOをしてきた選手は全てオーソドックで、今夜の相手のアンドラジはサウスポーで蹴り技を使うことを忘れてはならない。

テンカオだけでなく、左右の前蹴りを三日月気味に入れることができるアンドラジは、オーソの相手に対し左ボディも打ち込める。対して、クォン・ウォンイルはほぼ右ボディは見せていない。もちろん、それは相手がオーソドックスだったからでもあるが、やはり両者の相性を考えると蹴りを自在に使うアンドラジに分があるか。

そのうえでクォン・ウォイルの特徴として、フィニッシュは近距離のボクシングという共通点があるが、そこに至るまでの過程では、ダブルレッグからテイクダウンをしてグラウンドで削るケースや、蹴りを多く使う場合もあることが挙げられる。

つまり最終的にはボクシングの距離で戦うが、それまでには対戦相手に応じて臨機応変に組み立てることができるということだ。組みや寝技に関しては、彼よりも能力の劣る相手に使う限定バージョンであることは想像できるが、アンドラジを相手に蹴りを織り交ぜて、そのまま重心が変わることなくボディショットばかりか、顔面へのパンチを決めることができれば4連続KO勝ちも十分にあり得る──クォン・ウォンイルだ。

一方、タイトル挑戦が現実のモノとなっているアンドラジは、相手の得意とする打撃で勝ちに行くのか。あるいはムエタイ流のバックテイクから今やノヴァウニオンで学ぶグラップリングを披露するのか。その辺りも気になる試合といえる。

グラップリングという観点では、メインカード1試合目に出場するスロトー級のベテラン=アレックス・シウバが面白い。3月に2RKO負けを喫したアドリアン・マタイスとの再戦だが、デミアン・マイアが身を引いた今、MMAでブラジリアン柔術──いやガードワークの妙技を駆使するという点で、シウバはUFCフライ級のアラン・ナシメントと並んで双璧といえる。

かつては下からの腕十字こそ絶対的に強さを持っていたが、そこを凌がれるとじり貧になっていたシウバは、今や絶妙なリバーサルを駆使し、スクランンブルと柔術を合体させたうえで一本勝ちもコントロール勝ちもできるスタイルを構築してきた。

特にハーフガード&アンダーフックからのレッスルアップ&テイクダウン、ハーフバタフライ&ギロチンからのスイープは見事の一言だ。ここに腕十字という伝家の宝刀をシウバは融合させた。ストロー級最年長のチームメイト=デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク引退後、39歳の元世界チャンピオンの柔術MMAをしっかりと目に焼き付けておきたい。

■放送予定
6月3日(金・日本時間)
午後6時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後6時30分~ONE Supper App

■ONE158計量&ハイドレーション結果

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム:70.08キロ/ 1. 0091
ニクラス・ラーセン:69.85キロ/ 1. 0083

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ファブリシオ・アンドラジ:65.77キロ/ 1. 0248
クォン・ウォンイル:65.09キロ/ 1. 0044

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン:60.78キロ/ 1. 0107
シェ・ウェイ:キロ60.89/ 1. 0040

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
カイラット・アクメトフ:61.0キロ/ 1. 0061
和田竜光:61.0キロ/ 1. 0053

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチッチ:111.92キロ/ 1. 0040
グト・イノセンチ:119.52キロ/ 1. 0057

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ:56.7キロ/ 1. 0244
アドリアン・マタイス:56.47キロ/ 1. 0214

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ヨッカイカー・フェアテックス:61.0キロ/ 1. 0091
グルダージャン・マンガット:61.0キロ/ 1. 0229

<キック・ライト級/3分3R>
マルワーン・トゥートゥー:77.11キロ/ 1. 0244
コンスタンティン・ルス:76.54キロ/ 1. 0103

<ヘビー級(※120.2キロ)/5分3R>
マーカス・ブシェシャ・アルメイダ:115.43キロ/ 1. 0099
サイモン・カーソン:105.46キロ/ 1. 0014

<ヘビー級(※120.2キロ)/5分3R>
オーディ・デラニー:117.82キロ/ 1. 0036
メフディー・バルギ:115.09キロ/ 1. 0244

<ヘビー級(※120.2キロ)/5分3R>
デューク・ディディエ:105.57キロ/ 1. 0036
ジャスール・ミルザムハメドフ:118.38キロ/ 1. 0152

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ジェネリン・オルシム:52.05キロ/ 1. 0140
ジュリー・メザバルバ:52.05キロ/ 1. 0009

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
キム・ギョンロ:76.99キロ/ 1. 0152
エジソン・マルケス:76.88キロ/ 1. 0120

The post 【ONE158】計量終了 見逃せない『腹えぐり』対決ウォンイル✖アンドラジとシウバの柔術MMA first appeared on MMAPLANET.