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【ONE】チャトリ・シットヨートンCEOがバーチャル会見で10月30日大会にフォラヤンの出場を明言

【写真】30日の大会に関して、タイトル戦以外でまずエドゥアルド・フォラヤンの出場と、アントニオ・カルーゾとの対戦が発表された(C) MMAPLANET

6日(火・現地時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長がテレカンファレンスを行った。

自らのSNSで10月30日(金・同)にONE113「Inside the Matrix」を開催し、4つの世界タイトル戦を組むことを発表したチャトリCEOの「9日のReign of Dynastiesの開催地を今週になって発表できた。シンガポール政府とヒザとヒザをつき合わせて話し合ってきた結果だよ。シンガポール政府だけでなく、他の国の政府とも話し合いを続け、未だに国境が封鎖されている状態で今回のインターナショナルショーを主催できる。昨夜発表した10月30日の大会もまだロケーションは明言できないけどインターナショナルなイベントになる」という言葉で会見は始まり、質疑応答に移った。

ここではチャトリCEOの発言から気になったモノをピックアップしたい(要約)。


「30日の大会については来週に詳細を話すことになる。今は4つの世界戦以外のことは話せない。ただしチーム・ラカイのフィリピ人選手は戦うことになる……エドゥアルド・フォラヤンだ。彼は豪州のアントニオ・カルーゾとメインカードで対戦する」

「DJとエディ・アルバレスは少しでも早くシンガポールで試合をしてもらう」

「女子アトム級GPは1月からスタートし、優勝者はアンジェラ・リー(妊娠を発表)が戻ってきたときに挑戦する」

「今、2021年も含めスケジュールを調整している。現在、話し合いが続いている国、政府があり、それがどうまとまっていくか。今年の残りのイベント、来年のスケジュールについても近いうちに発表できれば良いと思っている。まだアジアは観光客が行き来できる状況にないし、そのなかでシンガポール政府がONEの開催をサポートしてくれた。ONEチャンピオンシップがスポーツ、音楽、エンターテイメントのなかで最初にインターナショナル・イベントを開くことができる。空港からホテルの移動など細心の注意を払い、会場でも部署ごとにゾーニングする。一つのセクションに50人以上は集めない。会場の外にテントも用意する。非常に厳格な予防対策を採るから、私も9日と30日の大会ではケージサイドに立ち寄れない、アプレンティスの製作が26日から始まるからね。まだ30日の大会のロケーションは発表できないけど26日からアプレンディスの製作が始まるんだ。だから私もバブル(小さなコミュニティ)の中にいないといけない」

「ヘビー級GPではブランドン・ヴェラとアルジャン・ブラーは戦うことに同意している。契約も終えているはずだ。この試合に続くカードも発表する。ヘビー級ファイター達と契約してきたことは知っているだろう? ヘビー級とライトヘビー級が拡充に向けて残された階級だからね」

■現時点でのONE Inside the Matrix対戦カード

ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン(米国)
[挑戦者]ライニア・デリダー(オランダ)

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]クリスチャン・リー(米国)
[挑戦者]ユーリ・ラピクス(モルドバ)

<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]マーチン・ウェン(豪州)
[挑戦者]タン・リー(米国)

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]ティファニー・テオ(シンガポール)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
アントニオ・カルーゾ(豪州)

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【ONE112 Reign of Dynasties】スーパーメガ・イベントの布石? ついに本拠地シンガポールでイベント再開。

【写真】セミのフライ級マクレーラン✖トイヴォネン、アミール・カーン、デェダムロンとタイ大会とは違ったMMAが見られそうだ(C)MMAPLANET

28日(月・現地時間)にONE Championshipより、10月9日(金・同)に本拠地シンガポールでONE Reign of Dynasties=無観客大会を行うことがついに発表された。

ONEのオフィシャル・ホームページでは既に同大会の日時、大会名、サムエー・ガイヤーンハーダオとジョシュ・トナー、MMAではリース・マクラーレンとアレクセイ・トイヴォネンのグラフィックが発表されてきた。が、それ以外のカード発表はなく、シンガポール政府から許可が下りていないのではないかという憶測も聞かれたが、大会12日前にしてようやく正式にアナウンスされた。


今回のリリースによると、メインとセミはやはりグラフィックが用いられていた選手のアッチアップとなり、メインでサムエーがトナーを相手にONEムエタイ世界ストロー級王座防衛戦を戦う。

セミはマクラーレン✖トイヴォネンのMMAフライ級マッチだ。今回のリリースではこのほか3試合、アミール・カーン✖シンガポール在住のインド人選手ラウル・ラジュのライト級戦、63.5キロ契約でインドネシアのエコ・ロニ・サプトラ✖マレーシアのムルガン・シルブラージョ戦。

さらにはストロー級のデェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク✖中国のハシガトゥ、第1試合ではインドのロシャン・マイナム✖中国のリュウ・ペンシュアイという顔合わせが明らかとなっている。MMAが5試合とムエタイが1試合、ここはタイ・シリーズのようにリング使用でなく、7カ月ぶりのケージ大会になる見込みが高そうだ。

さらにいえば全6試合中、第1試合のマイナムからデェダムロン、エコ・ロニ、カーン、トイヴォネン、サムエーと片側のコーナーは全てがEvolve MMA所属選手で固められている。

海外からの入国は中国勢とクアラルンプールからのシルブラージョ、そして豪州勢が2名となっており──10月に開催が噂されるスーパー・メガショーへの布石、あるいは試金石となる本拠地イベントだ。

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