<ONEキックボクシング世界ストロー級王座決定戦/3分5R>
プラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)
Def.3-0
ジョナサン・ディベラ(カナダ)
サウスポーのディベラがインローと左ミドル。プラジャンチャイはサウスポーにもスイッチしつつ、右ストレートを返す。プラジャンチャイは完全にサウスポーに構え、ディベラはジャブを突いて左ストレート・左アッパーにつなげる。プラジャンチャイも左ストレートを返すが、ディベラは下がらずパンチでプレッシャーをかけ、左ボディストレート・フックを打ち込む。
2R、ここもプラジャンチャイはサウスポーに構える。ディベラは左ローを蹴って、ジャブから左ストレートにつなげる。プラジャンチャイも右ミドルを当てる。ジャブの差し合いとなり、ディベラは左ストレートで前進。プラジャンチャイは右ミドルを蹴る。
ディベラは鋭いワンツーからパンチをまとめると、プラジャンチャイも右を返して譲らない。再びディベラがワンツーで出ていくと、プラジャンチャイは右のヒザ蹴りを合わせる。ディベラは距離を取って左ミドルを蹴る。
3R、互いに右ミドルを蹴り合い、ディベラはワンツーで飛び込む。プラジャンチャイは右ミドルと左ローを蹴る。ディベラはジャブを当てて左ミドルと左ロー、プラジャンチャイは左右のミドル。ディベラは左ストレートで飛び込んで左ボディ、プラジャンチャイも左フックを返す。
お互いに左ローを蹴り合い、ディベラは離れた間合いからワンツーと左ボディ。プラジャンチャイが右ミドルを蹴るとディベラの動きが止まる。プラジャンチャイは構えをスイッチしながら右ミドル。ディベラは変わらずワンツーで前に出ていくが、クリーンヒットはない。
4R、プラジャンチャイはオーソドックスに構えて右のヒザ蹴りで突進。これを何度も突き刺して、ディベラにパンチを打たせない。ディベラはインローを蹴って左ストレート、前に出てくるプラジャンチャイに右フックを狙う。
プラジャンチャイは距離を取りながら右ミドルを蹴って、ディベラが前に出てくると右のヒザ蹴りを突き刺す。ディベラの左ストレートとプラジャンチャイの右のヒザ蹴りが交錯。両者は手を挙げて、自分の優勢をアピールする。
5R、プラジャンチャイはオーソドックスに構えて右ミドル。ディベラも左ミドルとインローを蹴り、ジャブを突いてワンツー。プラジャンチャイは右ミドルと右ストレートをタイミングよく当て、右のヒザ蹴りも突き刺してディベラを前に出させない。
ディベラがパンチの打ち合いに持ち込もうとするが、ディベラが右ストレートを当て、右のヒザ蹴りを突き刺す。試合終了になると両者とも手を挙げて、自分の勝利をアピールした。判定ではプラジャンチャイが勝利。試合が進むにつれて自分のペースに持ち込んだプラジャンチャイがムエタイ&キックの2冠を達成した。