<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
エンフオルギル・バートルフー(モンゴル)
Def.1R4分59秒 by TKO
ロッキー・バクトル(フィリピン)
エンフオルギルは今年4月21日のOne Firiday Fightsに続き、1カ月のインターバルでの試合出場となった。エンフオルギルがガードを固めて右スピニングバックキックを繰り出した。対するバクトルはパンチの連打、前に出るエンフオルギルに跳びヒザを見せたあとシングルレッグで組みつく。しかしエンフオルギルが切り返してロープに押し込み、ダブルレッグですくい上げてバクトルに尻もちを着かせた。ロープに背中を着けたバクトルのボディに、エンフオルギルが右ヒザを突き刺す。
嫌がって立ち上がるバクトルをロープに押し込み続けたエンフオルギルが、組み潰してボディに右ヒザを連打する。さらにパンチを連打すると、立ち上がったバクトルの顔面は流血で真っ赤に。首相撲からヒザを打ち込まれたバクトルが離れてパンチを返すも、エンフオルギルがダブルレッグから再びバクトルをケージに押し込む。ロープ際でヒジを打ち合う両者、至近距離でボディとヒジを放つエンフオルギルは、ガブってからのヒザでバクトルを下がらせた。
ロープに押し込まれ続けるバクトル、エンフオルギルはダーティボクシングからダブルレッグでグラウンドに持ち込み、右のパンチとヒジの連打を浴びせる。バクトルはまったく動けず、ラウンド終了直前にレフェリーが試合をストップした。
これでONE2連勝、MMAキャリアを通じて8連勝となったエンフオルギルは35万バーツ(約140万円)のボーナスを獲得した。