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F1 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF03 シャノン・ウィラチャイ ポリア・ゴルプール

【ONE FF03】シャノン・ウィラチャイ、ロープ掴みでイエローもパウンドアウト勝利でボーナス獲得

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャノン・ウィラチャイ(タイ)
Def1R.4分33秒by TKO
ポリア・ゴルプール(イラン)

サウスポーに構えたウィラチャイは距離を取って回るゴルプールに対し、両腕を下ろして「来い」と挑発する。ウィラチャイがハイを蹴った直後に、ゴルプールが低い姿勢で組んでいく。ロープに押し込まれたウィラチャイはボディロックでテイクダウンを許すとハーフバタフライを取る。

パウンドを空振りしたゴルプールは、バタフライスイープからのスクランブル狙いにもシングルレッグを続ける。ウィラチャイはロープ掴みを続け、イエローカードが提示される。離れて再開となり、ゴルプールが前蹴りを見せて右で殴り組んでいく。シングル、ダブルと執拗に攻めるゴルプールに対し、ウィラチャイがロープを一瞬触り、バランスをキープしロープの外に足を出してスプロールする。

後方への投げで逆に下になってしまったゴルプールは、両ヒザ立ちの状態でヒザ蹴りを食らい、ここからパンチを纏められる。一度は持ち直し、間合いを取ったゴルプールだが右の手打ちのパンチで後方に倒れ込む。ここからパウンド、エルボーを落としたウィラチャイがTKO勝ちを決めた。

「テイクダウンされたくなくて、イエローカードをもらってしまった」というウィラチャイにも1万ドルのボーナスが与えられた。


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MMA MMAPLANET o ONE ONE FF03 アリソン・バルボーザ エリオット・コンプトン

【ONE FF03】コンプトン、柔術茶帯の腕前は見られず。バルボーザの肩固めに敗れる

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アリソン・バルボーザ(ブラジル)
Def.1R2分12秒by 肩固め
エリオット・コンプトン(豪州)

まず左ジャブを伸ばしたバルボーザに対し、コンプトンが右ローを蹴る。ワンツーから左の蹴りを見せたコンプトン。やはり至近距離の打撃戦はお手の物だ。バルボーザも左ジャブを当て、コンプトンが右フック、縦ヒジを繰り出す。組まないバルボーザはジャブを続け、コーナーに詰めてダブルレッグへ。コンプトンはハーフガードから肩固めを狙う。

ハーフで跨いだまま絞めるバルボーザがマウントを取ると、伸ばされた左腕がロープの外に伸びてしまい身動きが取れなくなったコンプトンがタップを強いられた。

「全ての準備ができていた。最高のムエタイコーチがいるからね。彼は打撃戦でくるとは思っていなかっただろうけど、打撃からテイクダウン、そして極めた」と話すバルボーザに1万ドルのボーナスが贈られた。


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MMA MMAPLANET o ONE ONE FF03 イヴァン・バルシコフ ドミトリー・バブキン

【ONE FF03】バンコクでロシアン対決。前進を止めないバルシコフが、バブキンから3-0判定勝ち

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
イヴァン・バルシコフ(ロシア)
Def.3-0
ドミトリー・バブキン(ロシア)

バンコクでロシアン対決──左ハイを見せたバルシコフだが、左フックを被弾して姿勢を乱す。バルシコフは左ジャブを伸ばし、バルシコフが右ボディストレートを返す。左ミドルを蹴ったバブキンに対し、バルシコフも右フックから左ジャブを打っていく。バルシコフはシングルを取る仕草を見せるもバブキンがワンツーを打つ。ここでバルシコフがダブルレッグへ。足をエプロンに出したバブキンが小手を巻いて耐える。

バルシコフはアンクルピックを仕掛けるが、テイクダウンは奪えずブレイクが命じられた。ワンツーで左ボディフックを入れたバルシコフは、続くヒザが急所に入るもインターバルに不満そうな表情を浮かべる。すぐリスタートされ、バルシコフが組んでコーナーに押し込む。エルボーを打ちつけるバブキンは、離れようとしたバルシコフに組んでバックへ。キムラから引き込んだバルシコフがガードを強いられる。バブキンは抑えず立ち上がり、打撃戦を選択した。ここでバルシコフが左フックから右を当て、バブキンは組みを選択。ボディロックテイクダウン狙いをバルシコフが小手投げで切り替えそうして時間となった。

2R、左ボディストレートを入れたバブキン。バルシコフがシングルのフェイクから右アッパーを打つ。構わずワンツーで左フックを当てたバブキンが、右から左のコンビも決める。パンチを打つと体が流れるようになったバルシコフはダブルレッグへ。ここもロープ背負って耐えたバブキンが離れ際にヒザを決める。

バブキンは構えが崩れず、パンチを見せてシングルレッグでテイクダウンを決める。ここも自らスタンドに戻ったバブキンは、バルシコフのテイクダウン狙いを耐えてパンチの打ち合いに。バルシコフのマウスピースが外れ、試合が中断する。再開後、パンチの交換が激しくなりバルシコフが左ボディで削る。

さらにヒザをボディに入れたバルシコフは、前に出て左フック、右ストレートをヒットさせる。組まれて、懸命に耐えるバブキンが相当削られてか。ここで流血の激しいバブキンにドクターチェックが入る。リスタート後、左フックからワンツーを入れたバブキン。バルシコフのダブルを切り返してバブキンがトップを取る。ここもスタンドに戻ったバブキンだが、パンチの応酬のなかでボディにヒザを受けた。

最終回、ジャブからフックの打ち合いのなかでバルシコフがマウスピースを吐き出す。それでもダブルから、テイクダウンを決めたバルシコフだがバブキンが直ぐに立ち上がる。懸命に組むバルシコフにヒザを突き上げたバブキンがワンツーも、左フックから首相撲&ヒザ蹴りを腹に受けてしまう。

口は開いているが、前に出るバルシコフはパンチを被弾しても前進を止めない。逆に左フックを被弾し、下がったバブキンは右ローを返すが圧はバルシコフか。パンチの打ち合いのなかで組みにいったバルシコフを投げたバブキンだったが、そのままの勢いでバルシコフがリバーサルを決める。

立ち上がったバブキンをボディロックで倒し切ったバルシコフが再度で抑え、エルボーを打っていく。エビを駆使できないバブキンは厳しい状態に。バブキンはブリッジも潰されたが、バルシコフのマウント狙いのタイミングでリバーサルを決める。初めてグラウンドをキープしたバブキンが、トップからパウンドを落とし続けて時間を迎えた。

乱打戦、前に出たのはバルシコフだが──果たしてジャッジは、3-0でバルシコフを支持した。


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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FF03 エリオット・コンプトン キック シャノン・ウィラチャイ チャンネル パンクラス ブラジリアン柔術 ポリア・ゴルプール ルンピニー

【ONE FF03】豪州キック界トップ=コンプトンが、ムエタイに続きMMAでルンピニー勝利を狙う

【写真】ルンピニーでムエタイとMMAで勝利──これは快挙だし、これからそういう選手が増えていって欲しいものだ (C)ONE

3日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムでONE Friday Fights03が開催される。

毎週金曜日のムエタイ&MMAショーは第3週を迎え、初めてMMAが3試合組まれることになった。今回もタイ在住選手が中心で、ONE本戦出場経験のあるタイ人ファイター=シャノン・ウィラチャイが初参戦しヴェノム・トレーニングキャンプに所属するポリア・ゴルプールと戦う。

そんなウィラチャイのルンピニー登場よりも、気になるのがエリオット・コンプトンとプーケット・トップチームに籍を置くブラジル人=アリソン・バルボーザのライト級マッチだ。


ブラジル、中国でキャリアの大半を過ごしてきたバルボーサの戦績は19勝8敗ということだが、ワン・サイに敗れるなどトップクラスで活躍してきたわけではない。今回のONE FF登場は昨年11月にプーケットで行われたフェアテックス・ファイトでの勝利から、ステップアップを果たした形だ。

とはいえこの一戦──注目はバルボーザではなく、対戦相手のコンプトンだ。MMAファンには馴染がないかもしれないが、コンプトンは豪州を代表する1人といえるキックボクサーだ。ONEではニキー・ホルツケン、アンソニー・ンジュグアニ、コズモ・アレッシャンドリらと戦い1勝3敗ながら、キック全般では46勝14敗、MMAグローブ着用のCage Muay Thaiでは世界王座に就いている。

そのコンプトン、実は4歳の時からキックやムエタイだけでなく父スティーブの導きによりテコンドー、ジークンドー、カリなど多くのマーシャルアーツ経験を持っている。何よりも、彼のMMA挑戦に期待が高まるのは、ブラジリアン柔術でも茶帯を巻いているからだ。

グラウンドに持ち込まれても、凌げる。その技術があるコンプトンは、立ち技でその力を十分に発揮できることをMMAデビュー戦で証明している。

昨年7月にホームタウン=ブリスベン郊外のイートンズヒルで旗揚げ興行が行われたBeatdown Promotionsのメインで、コンプトンは日本の大山釼呑助と戦っている。この試合でコンプトンはパンチの圧をかけ、ヒザ蹴りでダウンを奪うとパウンドの連打から、立ち上がったところでもう一度ヒザを突き上げてKO勝ちを決めている。

組み技を見せる機会はなかったが、パンチを意識させてのパーフェクトなヒザ蹴りは鮮烈と表現して良いMMAデビュー戦だった。初陣でキャリア11勝6敗の大山を破ったコンプトンは、2戦目で過去にパンクラス参戦経験もある23勝13敗のキーラン・ジョブリンと対戦予定も、ここを負傷欠場していた。

大山との試合は北米階級のライト級で、ONEライト級ではほぼ通常体重と思われるコンプトンとバルボーザとフィジカルの差は殆どないと思われる。

既にムエタイではルンピニーで勝利を挙げているコンプトンが、MMAでも勝ち名乗りを挙げることがデキるのか。正直、MMAファンには物足りなかったONE Friday Fightsだが、コンプトンのように立ち技で実績のある選手の流入と日本人選手の出場があれば、一気に興味深い週一格闘技ショーとなるだろう。

■放送予定
2月03日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■ ONE FF03 MMA対戦カード

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャノン・ウィラチャイ(タイ)
ポリア・ゴルプール(イラン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エリオット・コンプトン(豪州)
アリソン・バルボーザ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ドミトリー・バブキン(ロシア)
イヴァン・バルシコフ(ロシア)

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