<186.8ポンド契約/5分5R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
Def.2R4分10秒by TKO
クリスティアン・トーレス(パラグアイ)
体重オーバーのトーレスの左フックの前進に対し、チディはローを蹴る。思い切り振り込むトーレスは前蹴りにも組んでいく。ヒザを入れるチディが体を入れ替えると、トーレスが離れる。既にエルボーで右目じりをカットしたトーレンスは、首相撲からヒザを貰っても左フックを打って距離を取り直す。右ハイにスウェイ&軸足払いを狙ったチディは、ここでも組まれるが押し返してヒザで腹を抉る。
打撃の間合いに戻り、チディの右前蹴りが急所にあたり試合は中断される。再開後、今度はチディの右ミドルがトーレスの急所に入り再び試合が止まる。2度目の仕切り直し、チディは左ミドルでトーレスの背中を蹴り、エルボー、右フックから組んでヒザを突き刺した。
2R、トーレスの右フックからの蹴りが急所に入ったチディが、レフェリーにアピールするが流される。ここで前に出たトーレスは、左ハイを受けてダウン。パンチを入れ、バックに回り左腕を殺してパンチを続けるチディが、一度息を整えるように止まる。腹固め&エルボーで攻めたてるチディ。シングルを取りたいトーレスは、前転から上をむいてから起き上ってシングルへ。ここも腹固めに取ったチディだが、トーレスは腕を抜いた立ち上がることに成功する。
両目尻を大きくカットし、疲弊しているトーレスはボディにヒザを受け苦悶の表情を浮かべる。チディはエルボー、ヒザを入れて離れるとテンカオ。すぐにクリンチからヒザを連打すると、前方にしゃがみ込んだトーレスにパンチを纏めて勝負を決めた。