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45 LFA LFA190 MMA MMAPLANET o UFC イゴール・シケイラ エドゥアルド・シャポリン

【LFA190】86秒で3度ダウンを奪ったシャポリンが、シケイラを完全KOし統一王者に「これ以上、何を?」

<LFAフライ級王座統一戦/5分5R>
エドゥアルド・シャポリン・エンヒッキ(ブラジル)
Def.1R1分26秒by KO
イゴール・シケイラ(ブラジル)

ジャブを伸ばすシケイラに対し、シャポリンはまずワンツーを振るう。と、右前蹴りをキャッチし右を合わせたシャポリンがいきなりダウンを奪う。スタンドで待ったシャポリンは、シケイラのワンツーに対して左フックから右を打ち込む。続いて左でダウンを奪ったシャポリンは、組もうとしたシケイラのヒザを顔面に突き上げると、一旦離れる。

そして思い切り踏み込んだシケイラのワンツーにも、斜めにカットしてかわすと同時にヒットさせ、返しの左フックがアゴを打ち抜く。完全に効き、既にKO状態のシケイラに鉄槌を打ち込んだところで、レフェリーが試合をストップ──86秒でシャポリンがフライ級王座を統一した。

「これ以上、何を証明すれば良い? 全てを見せた。UFCで戦う機会が欲しい、僕はUFCフライ級世界チャンピオンになる。昨日、もっとKOが必要だって言われたんだ。KOしたよ。この機会を与えてくれたLFAに感謝している。これ以外の言葉はないよ」とシャポリンは話した。


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45 LFA LFA190 MMA MMAPLANET o ハビエル・レイエス レリアン・ドゥグラス

【LFA190】レイエスを左フックでKO。暫定王者ドゥグラス「統一戦。そしてダナ、準備はできている」

<LFA暫定フェザー級選手権試合/5分3R>
レリアン・ドゥグラス(ブラジル)
Def.2R2分56秒by KO
ハビエル・レイエス(コロンビア)

様子見の立ち上がり。レイエスが右カーフを入れる。ドゥグラスは力が入り過ぎているか、ステップインから右を振って姿勢を乱す。真っ直ぐに突っ込み組んだレイエスは、体を入れ替えると間合いを取り直す。ドゥグラスがジャブを伸ばし、右カーフ。そして左ジャブを当てる。またも真っ直ぐ入って組んだレイエスがシングルも、ドゥグラスは回って離れる。ローに右を合わせに行き、左ジャブを入れたレイエスはケージを背負った状態からシングルレッグへ。反転して足を抜いたドゥグラスが、右を当てる。ドゥグラスが左ミドルを蹴り、レイエスは右ハイを返す。判断が難しい、終始様子見の5分間だった。

2R、まず左ハイを蹴ったレイエス。ドゥグラスは右カーフを続ける。ダブルでジャブを決めたレイエスが、引き続きジャブを当てシングルへ。これはドゥグラスが対応したが、レイエスのジャブが当たる数が増えている。左フックのドゥグラスに、ワンツーのレイエスは、どうにもシングルレッグを決まらない。足を抜かれ、一瞬の間で緊張感が途切れたか、ドゥグラスの右スチレートから左フックがレイエスの顔面を打ち抜き、この一発で勝負は決した。

「右側に立ってきた時は、左が当たるんだ。僕の得意なポジション。僕らのチームは最高のフェザー級、ライト級の選手が揃っている。もちろん、統一戦を戦いたいけど、ダナ、ショートノーティスでも戦える。準備はできている」と暫定フェザー級チャンピオンは話した。


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45 LFA LFA190 MMA MMAPLANET o ギルバート・ナカタニ ジョーダン・ハリス ブログ

【LFA190】ムエタイ、レスリング、柔術の融合。ナカタニがノンストップアクション戦でハリスに競り勝つ

<129.4ポンド契約/5分3R>
ギルバート・ナカタニ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ジョーダン・ハリス(米国)

3.4ポンド体重超過のハリス。左右に回るナカタニが、左インローを蹴る。ハリスもインローを返し、蹴り足を取ってクリンチへ。スナップダウンや、テイクダウンとピュアレスリングのような攻防のなかでヒジ、ヒザを使う両者。さらにハリスが、ムエタイ流の足払いを繰り出す。離れた両者、ハリスがワンツーからボディ、右エルボーを放つ。さらにハリスはステップイン&縦ヒジと絶妙の空間支配能力を示す。

しかし、ハリスのヒザ蹴りが急所に入り試合は中断。再開後、ハリスは右ミドルを入れてサークリングを駆使する。ナカタニは組みに行くが、突き放され続くテイクダウンに狙いにヒザ蹴りを合わされる。それでも組んだナカタニだが、倒せず離れたハリスはボディロックに捕えられても、巧みにケージを使って防御する。ナカタニの左ハイをスウェイでかわしたハリスが、スピニングバックエルボー。ナカタニもしっかりとブロックして初回が終わった。

2R、右フックからシングルのナカタニが、ついにリフトしてスラムでテイクダウンに成功する。ニースライスでハーフを取るとナカタニは肩固めへ、そのままパスをして、マウントを取り背中を預けたハリスにRNCを仕掛ける。一度は上を向いたハリスは、すぐにバックを取り直されるが胸を合わせるとスクランブルで逆にバック&両足フックへRNCをセットしたハリスは、ナカタニが立ち上がると着地してエルボーのコンビネーションを打ち込む。

動きがガクンと落ちたナカタニはスピニングバックエルボーを被弾して、腰が落ちる。それでも直ぐに立ち上がり、ボディロックに取るとテイクダウンを決めてパンチからバックへ。ワンフック&襷、そして両足をフックしてRNCをセットしていくナカタニ。半身から、上を向いて逃れたハリスは、ハーフに戻すがエルボーを落とされ、懸命に両足を戻すとハイガードへ。担いだナカタニがパス&マウント奪取からパンチを連打して時間を迎えた。

最終回、両者揃って体の軸が乱れるような疲れた状態だが、ナカタニがワンツーのショートのコンビを繰り出す。エルボーを返したハリスだが、組まれてバックを許す。リフトでのテイクダウンは未遂も、ボディロックに切り替えて倒したナカタニが右エルボーを落とす。懸命のニーシールドからフルガードに戻そうとするハリスは、バタフライを越えられたマウントを取られる。

ナカタニは肩固め、背中を向けたハリスに対し、再びアームトライアングルに捕える。マウントを取って絞めるナカタニは、エルボーに切り替える。足を一本戻すが、パンチとエルボーを受けて背中をつけたハリスは、懸命のスイープ狙いへ。潰したナカタニは、容赦なくパウンドを落とす。蹴り上げを避けて立ち上がったナカタニだが、残り17秒でレフェリーブレイクを命じる。

両者同時にスピニングバックエルボー、勢いが強かったのはナカタニ。と、続いてまたも同じタイミングで跳びヒザを狙い、着地と同時にナカタニはバックに回って時間となった。凄まじいアグレッシブ&フィニッシュ狙い、そしてリスクを冒したファイトに場内は大爆発──結果、ナカタニは判定勝ちを手にして戦績を8勝1敗とした。


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45 LFA LFA190 MMA MMAPLANET o コディ・デイヴィス ルイス・ロドリゲス

【LFA190】元フライ級王者コディ・デイヴィスがロドリゲスを完全ドミネイトからパウンドアウト

<フライ級/5分3R>
コディ・デイヴィス(米国)
Def.3R4分44秒by TKO
ルイス・ロドリゲス(ドミニカ)

元フライ級王者デイヴィスが、ロドリゲスの左右&ミドルとローを捌きつつ、ジャブ伸ばす。ロドリゲスはローから右オーバーハンドを繰り出す。デイヴィスも右ハイを見せる。ロドリゲスは組みに散ったが、逆にデイヴィスがケージに押し込むと、ボディロックでテイクダウンを決める。ハーフでエルボーを受けたロドリゲスは、左ワキを差されてスクランブルに持ち込めない。逆にしっかりと上体を固めたデイヴィスが、パスガードを決める。

クルスフィクスのデイヴィスがパンチを連打する。腕を抜いたロドリゲスだが、その腕を取られ、腕関節狙いからバックを許す。デイヴィスはRNCをセットしに掛かるが、固執せずにスタンドに戻りラウンド終了を迎えた。

2R、互いにハイを蹴り、ロドリゲスが跳びヒザを繰り出す。組んだデイヴィスが、ここもしっかりとテイクダウンを決めてハーフで抑える。腰骨にエルボーを打ちつけるデイヴィスが、ケージにロドリゲスを押し込んでアームロック狙い&パスガードへ。ニーインベリーからマウントを取られたロドリゲスがケージを使って立ちあがるが、すぐにボディロックテイクダウンを許す。デイヴィスは余裕のハーフで抑え、余裕のコントロールで2Rも取った。

最終回、ロドリゲスは左ハイから右オーバーハンド、そして左ハイを繰り出す。左ハイを続けるロドリゲスに対し、デイヴィスは、距離を詰めると怒涛のボディロックテイクダウンから、背中をしっかりとつけさせる。そのままマウントを取ったデイヴィスは細かいパンチから、エルボーを振り落とす。足のフックからハイマウントへの意向を狙ったデイヴィスが、肩固めをセットしたがロドリゲスは体を反転させてスタンドへ。

その刹那、大内刈りをデイヴィスが決める。ワキ差しパス、デイヴィスはサイドで抑えエルボーを顔面にこすりつける。左のパンチ、鉄槌、エルボーのレンダンで思わず背中を見せたロドリゲスは、さらに反転して上を向いたところでマウントを取られる。パンチをエルボーの連打で、デイヴィスは完全ドミネイトから、フィニッシュに結びにつけた。


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45 LFA LFA190 MMA MMAPLANET o アシュリー・ヨーダ グロリア・ジ・パウラ

【LFA190】キャリア再構築のアシュリー・ヨーダーが、パウロを完全支配でフルマークの判定勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダー(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)

サウスポーのヨーダーが、まず前蹴りを繰り出す。パウラはワンツーで前に出て、離れて右ミドルを蹴る。下がってカウンターの右を狙ったヨーダーが、左ハイを狙う。リードフックを被弾したヨーダーが、シングルレッグから組んで首相撲に。ヒザをボディに入れるヨーダーは、ボディロックから小外刈りでテイクダウンを決める。クローズドガードのパウラが腰を切ると、腕十字を察知したヨーダーは足を払ってパスを狙う。

スクランブルでバックを制したヨーダーは、引き込んだパウロをマウントへ。パウラは背中を見せ、バックを制したヨーダーが腹ばいになりパンチを落とす。背中を伸ばせつつ、絞めをセットしに掛かったヨーダーがパンチに切り替えて、初回を取った。

2R、パウラはジャブを伸ばすが、ダブルの左ジャブで距離を詰めたヨーダーが組んでボディロックに。初回の小外に続き、今度は大内刈りでテイクダウンを決める。ハーフで抑え、パウラの潜りには正対して再びハーフに収まったヨーダーがエルボーを落とす。続いて立ち上がり、パス狙いに切り替えると背中を見せたパウラのバックへ。

ここも引き込んだパウラのバックを取ったヨーダーはボディトライアングルでパウラを捕えると、パンチを後方から打ち首を狙う。パウラは手首を掴んで防御するが、胸を合わせることはできない。残り20秒で腕十字に切り替えたヨーダーだが、パウラが胴を跨ぎに来て防ぎ時間に。

最終回、ステップインから右ボディストレート、さらに右を当てたパウラだが、ヨーダーが組んでケージに押し込む。ヨーダーの払い腰を通してバックを伺ったパウラだが、ヨーダーはすり抜けるように、前方にパウラを崩してガードの中に。気持ちが折れたが、一瞬にしてパスを許したパウラは、マウントを許し背中を預ける。半身のパウラにパンチを連打し背中を伸ばしたヨーダー。すぐに亀になるパウラが腰を上げて立ち上がる。

ヒザをつき、寝技に持ち込まれたパウラを後方から殴るヨーダーは残り15秒でRNCをセットする。タップの準備をするように見えたパウラが何とか時間まで耐えきったが、当然判定で勝ち目がなく──ヨーダーがフルマークの判定勝ちで、仕切り直しのLFA初勝利を手にした。


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【LFA190】KO必至。フライ級統一戦=シャポリン×シケイラ、フェザー級暫定王座戦=ドゥグラス×レイエス

【写真】シャポリンはトレードマークのピコピコ・ハンマーを手にフェイスオフ。シケイラと表情が違い過ぎる(笑)(C)LFA

23日(金・現地時間)、カリフォルニア州コマースのコマース・カジノ&リゾートでLFA190「Chaoplin vs Siqueirn」が開催される。
Text by Manabu Takashima

同大会ではイベント名通り、メインでエドゥアルド・シャポリン・エンヒッキとイゴール・シケイラの間でLFAフライ級王座統一戦が組まれている。

またコメインではLFA暫定フェザー級王座を賭けてリアン・ドゥグラスとハビエル・レイエスが戦う。


タバタ・ヒッチと同郷、渡米後はカリフォルニア州ベンチュラのヒッチの下でトレーニングをしているシャポリン。LFAの公式アナウンスによると、キックで70戦に及ぶキャリアを持ちブラジルと日本でベルトを巻いている──とのことだが、日本に関しては現時点で、資料がなく調査中──ストライカーだけに、昨年11月にコディ・デイヴィスに挑戦すると、エグいボディブローでダウンを奪い、パウンドしベルトを巻いた。

その後、4月のLFA181でアイマー・ヘルナンデスの挑戦を受ける予定だったが負傷欠場に。一度はヘルナンデスがジョーダン・ハリスとヘッドラインを戦うことが決まったものの、ハリスもケガが理由でタイトル戦を戦えなくなってしまう。

その頃、同大会の1週間のLFA180でケヴィン・フェルナンデス戦うことが決まっていたシケイラも、フェルナンデスも負傷で試合機会を失していまう。この負傷の連鎖の末に、シケイラはヘルナンデスと暫定王座を賭けて戦い、僅か67秒でKO勝ちをしベルトを腰に巻いた。

シケイラは昨年6月に、上記にあるようにシャポリンにベルトを明け渡すデイヴィスとの王座決定戦に敗れており、算段論法ではシャポリン有利と見られる王座統一戦となる。勝負の鍵は、ヒッチとの練習で組みの精度が上がってきたシャポリンが、インファイトをシケイラ相手にも実行できるか。5R制のフライ級マッチだが、フィニッシュ決着も十分にあり得るだろう。

事実上、正規王者アライジャ・ジョンズへの挑戦権が掛けられているフェザー級暫定王座決定戦は、ブラジルのドゥグラスとコロンビアのレイエスが相対する南米対決のタイトル戦だ。

カブ・スワンソンの教え子のドゥグラスはネイサン・ガリーブをスタンディングKOし、今回の試合を実現させた。一方、のレイエスも同じ大会でチェイスギブソンをパウンドアウトしており──現コロンビアMMA界のP4Pといっても過言でないファイターだ。

そのレイエスは他に比肩するフィーダーがないほど、打撃に特化したMMA=Combate Globalで5勝し、4つのフィニッシュ勝利を残しており、10月には母国のFusion FCでもフェザー級王座決定4人制ワンナイト・トーナメント参戦が決まっている。

18の勝利中7月がTKOで、7試合が一本勝ちというレイエスのLFA暫定王座決定戦は同国のMMAのレベルを測るスケールの役割も果たす。

またUFCリリースから再起を図る──かつて朱里を破り、今大会ではLFA首脳が日本のベテラン選手との対戦を熱望していた──アシュリー・ヨーダ―が、グロリア・ジ・パウラと相対する女子ストロー級戦。またジョーダン・ハリスが体重オーバーでキャッチウェイト戦となってしまったが、そのハリス×ギルバート・ナカタニ、デイヴィス×ルイス・ロドリゲスというタイトルコンテンダー絡みのフライ級サバイバル戦も気になるLFA190だ。

■視聴方法(予定)
8月24日(土・日本時間)
午前11時00分~UFC FIGHT PASS
LFA190「Chaoplin vs Siqueira」

■ メイン対戦カード

<LFAフライ級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]エドゥアルド・シャポリン・エンヒッキ(ブラジル)
[暫定王者] イゴール・シケイラ(ブラジル)

<LFA暫定フェザー級選手権試合/5分3R>
レリアン・ドゥグラス(ブラジル)
ハビエル・レイエス(コロンビア)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ギルバート・ナカタニ(米国)
ジョーダン・ハリス(米国)

<フライ級/5分3R>
コディ・デイヴィス(米国)
ルイス・ロドリゲス(ドミニカ)

<ライト級/5分3R>
リッチー・ミランダ(米国)
マイコン・メンドンサ(ブラジル)

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