カテゴリー
45 LFA LFA184 MMA MMAPLANET o チェイス・ギブソン ハビエル・レイエス

【LFA184】コロンビアのハビエル・レイエス、マウント鉄槌でギブソンを下し18勝3敗に

<148ポンド契約/5分3R>
ハビエル・レイエス(コロンビア)
Def.3R1分29秒by TKO
チェイス・ギブソン(米国)

ジリジリと距離を詰めるレイエス。ギブソンは頭を振って、ワンツーをかわす。ギブソンはダブルレッグでレイエスをケージに押し込む。小外刈りでテイクダウンを決めたギブソンが、トップを取り切る。ハーフのレイエスはスクランブルでバックを許すと、ギブソンが両足をフックする。正座状態のレイエスに対し、前方に落とされないよう背中を取り直したギブソンが自ら背中をマットにつけてエスケープを図る。ギブソンはここでマウント奪取。残り20秒でリバーサルに成功したレイエスが、逆にバックコントロールからパンチを頭部に落として時間となった。

2R、ワンツーから前蹴りのレイエス。近い距離からシングルを仕掛けると、ギブソンはジャンピングガードからギロチンへ。グラウンドに持ち込み、頭を抜いたレイエスはパウンドに背中を見せたギブソンのバックへ。亀から立ち上がり、ロールしたギブソンだが潜りを潰されマウントを奪われる。レイエスは右エルボーを落とし、シザーズを潰してヒジからパンチの連打に。背中を見せたギブソンはボディトライアングルに捕えられ、厳しい状態が続く。

絞めは防ぐが、パンチを打たれ続けるギブソンは上体を起こしてエスケープを図る。フックを外し、バックコントロール移行したレイエスは後方からパンチを続ける。キムラからのロールのギブソンだが、潰されワキ腹にヒザを被弾して立ち上がる。右を打たれて、右を返したギブソンはこの回を落とした。

最終回、開始直後にギブソンにドクターチェックが入る。そのまま再開となり、ギブソンがワンツーを打っていく。さらにジャブを続けるギブソンだが、レイエスもジャブを返して打部売レッグでテイクダウンを決めると、スクランブルでバックに。ワンフックで背中を伸ばしたレイエスが、RNCへ。アゴの上から絞めを耐えたギブソンだったが、レイエスはマウントに移行すると鉄槌の連打で試合を決め──戦績を18勝3敗とした。


The post 【LFA184】コロンビアのハビエル・レイエス、マウント鉄槌でギブソンを下し18勝3敗に first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 LFA LFA184 MMA MMAPLANET o ネイサン・ガリーブ ボクシング レリアン・ドゥグラス

【LFA184】追い込まれたドゥグラスが、ダーティボクシングからフックの5連打。ガリーブは立ったまま失神

<フェザー級/5分3R>
レリアン・ドゥグラス(ブラジル)
Def.2R0分45秒by TKO
ネイサン・ガリーブ(米国)

スイッチするガリーブが圧を掛け、右カーフを連続で蹴る。ケージに詰まったドゥグラスは左足を蹴られるなかで、右ハイを空振りする。スイッチして距離を詰めたガリーブがエルボーを見せて組みつく。ケージに押し込まれたドゥグラスは、腹にヒザを受けて離れる。サウスポーの時間が増えたガリーブが左ストレートをヒット。動きが一瞬止まったドゥグラスのボディにコンビを決める。回って距離を取り直したドゥグラスが、右オーバーハンドも届かない。そしてカーフを蹴られる。ドゥグラスは右ミドルを蹴ったが、すぐにケージに詰まりガリーブが左エルボーから、ムエタイ流の崩しを見せる。直後に左オーバーハンドを当てたガリーブは、エルボーを連続で打ち込むなど初回をリードした。

2R、初回と同様に圧を掛けるガリーブだが、ドゥグラスの前蹴りが急所に入り試合が中断される。再開後、ワンツーでつめたガリーブがエルボー。追い込まれたドゥグラスがクリンチでパンチを連打する。離れた直後、ガリーブは右オーバーハンドを打たれてダウン。立ち上がってもケージに詰まった状態のガリーブに対し、ドゥグラスが右、左、右、左、そして右と5発モロにフックを振り抜く。立ったまま意識が飛んだガリーブは担架に乗せられケージを後に──、ドゥグラスが衝撃的な逆転勝ちをした。


The post 【LFA184】追い込まれたドゥグラスが、ダーティボクシングからフックの5連打。ガリーブは立ったまま失神 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 LFA LFA184 MMA MMAPLANET o キック コディ・デイヴィス ロドニー・ケアロヒ

【LFA184】勝負所で見事なバック奪取。元王者デイヴィスがケアロヒにスプリット判定で競り勝つ

<フライ級/5分3R>
コディ・デイヴィス(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ロドニー・ケアロヒ(米国)

互いにミドルセクションへの蹴りを見せ、ケアロヒが左を振るう。さらに左インローを蹴ったサウスポーのケアロヒの右フックに、デイヴィスが組みついてボディロック&ケージに押し込む。ウィザー、ケージを背にして耐えるケアロヒが内股からポジションを入れ替える。押し返したデイヴィスが大内刈りでテイクダウンを決める。半身で立ち上がろうとするケアロヒを殴るデイヴィスは、正対して立ち上がりワキを潜ってバックに回る。

キムラから引き込んだケアロヒだが、足のフックがなくマウントを取られる。即座にバックを取ったデイヴィスがアゴの上からRNCへ。リストを掴んで防ぐケアロヒだが、ロールしつつ肩固めを防いでスクランブル。スタンドに戻ると左ハイのケアロヒが、デイヴィスのテイクダウン狙いにギロチンから引き込んだところで時間となった。

2R、パンチに行くぞと見せてダブルレッグで組んだデイヴィスが、ボディロックでケージにケアロヒを押し付ける。体を入れ替えたケアロヒはヒザを見せあって再び、押し込まれると、デイヴィスのレベルチェンジにギロチンから引き込む。頭を抜かれるタイミングで立ち上がったケアロヒは、ここではインサイドトリップを耐える。

ダブルレッグにスイッチしたデイヴィスがテイクダウン、スクランブルでバックに。ケアロヒは胸を合わせて距離を取り直す。ケアロヒは左三日月から左ハイ、動きが落ちてきたデイヴィスに左アッパーを繰り出す。左フックを受けて下がったデイヴィスは、続いて右も受けるとダブルレッグをスプロールされる。再び三日月を蹴られて、回るようになったデイヴィスはボディにコンビを受けラウンドを失った。

最終回、すぐに腹を狙われたデイヴィスがシュートイン。シングルからダブルで押し込み、アンクルピックで倒しに掛かり、そのままバックへ。両足をフックしてRNCを狙うが、すぐにケアロヒが反転して上を取る。立ち上がったデイヴィスはボディロックも、シングル狙いも頭を上げてしまう。続いてシングルを切られたデイヴィスだが、それでもケアロヒの右足を束ねに行く。足を抜いたケアロヒはクリンチの攻防でボディを殴り、エルボーをワキ腹に落とす。

頭を落とされ、体を入れ替えさせられたデイヴィスは逆にケージに押し込まれる。バックに回ろうとしたケアロヒをリバーサル、バックを取り切ったデイヴィスがワンフック、そして両足をフックしてボディトライアングルへ。そしてRNCをセットする。極まりはしないが、ポジションをキープできているデイヴィスはケージキックからのリバーサルを許さず、タイムアップを迎えた。

打とレスリング、柔術の消耗戦はスプリットに割れ、デイヴィスが競り勝った。


The post 【LFA184】勝負所で見事なバック奪取。元王者デイヴィスがケアロヒにスプリット判定で競り勝つ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 LFA LFA184 MMA MMAPLANET o ガブリエル・ゴミス ギルバート・ナカタニ

【LFA184】ギルバート・ナカタニ、ダウンを喫するもレッスル&パウンドで挽回。ゴミスからTKO勝ち

<フライ級/5分3R>
ギルバート・ナカタニ(米国)
Def.2R3分02秒by TKO
ガブリエル・ゴミス(ブラジル)

構えを変えるナカタニの右の蹴りをキャッチしたゴミスが、右のパンチを振るう。ゴミスは左右に回りカーフから左ジャブをヒット。ナカタニはジャブ、カーフを受けて前に出ると右フックを被弾してダウンする。すぐに立ち上がっても連打を受けて後方に崩れる。ここからシングルで組みつきリズムを変えようとしたナカタニだが、ゴミスは引き続きジャブを当て右ミドル、さらに蹴り足を掴みに掛かる。と、スリップしたゴミスに組みついたナカタニが、リフトしてテイクダウンを決める。スクランブルでバックに回ったナカタニは両足をフックしてパンチからパームトゥパームで絞め、ゴミスの動きにマウント、さらにバックと態勢を変えながらパンチを打っていく。

ゴミスが立ち上がると、ナカタニはフックを解いて離れる。序盤の打撃戦では不利だったナカタニだが、ここで前に出ての左右のフックが決まる。最後にカーフを連続したナカタニ、ゴミスはスタミナを切らしたように見えた。

2R、すぐに圧を掛けるナカタニの右フックでゴミスがダウン。立ち上がり際にサイドバックのナカタニが、ハーフネルソンで前方に崩してパンチを連打する。亀で動けないゴミスはネルソンを解いたナカタニのパンチを受け続ける。リストコントロール&パウンドのナカタニが鉄槌、パンチ、そしてハーフネルソンで立たせないようにコントロールする。

2分30秒、殴り続けるナカタニはやや動きが落ちたかと思われたが、ペースを落とすことなく後方からワキ腹、頭部にパウンドを落とす。ついにレフェリーのクリス・レーベン(!!)が試合を止めた。


The post 【LFA184】ギルバート・ナカタニ、ダウンを喫するもレッスル&パウンドで挽回。ゴミスからTKO勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB LFA LFA184 MMA MMAPLANET o PFL UFC イゴール・シケイラ ガブリエル・ゴミス ギルバート・ナカタニ コディ・デイヴィス ロドニー・ケアロヒ

【LFA184】メキシカン・ジャパニーズで米国人。ギルバート・ナカタニがLFAフライ級戦線に殴り込み

【写真】メキシコの血が強く感じるのは、日本人からの見方なのか (C)LFA

17日(金・現地時間)、カリフォルニア州コマースのザ・コマース・カジノ&ホテルでLFA184「Diaz vs Lewis」が開催される。
Text by Manabu Takashima

メインイベントはライトヘビー級3回戦=オジー・ディアズ×ベヴォン・ルイスの一戦だ。元LFAミドル級王者ディアズは2年2カ月前に同会場でベルトを巻いている。その4カ月後にコンテンダーシリーズに挑むも、ジョー・パイファーに敗れてUFCとの契約はならなかったが、これを機にライトヘビー級に転向し、今回が205ポンドで2度目の試合となる。

対するベヴォン・ルイスはコンテンダーシリーズに2度挑み世界最高峰に進んだキャリアの持ち主だ。オクタゴンでは1勝3敗と結果を残せずリリースされ、さらにはPFL Challenger Seriesでも敗れており、キャリアの再構築を賭けて4年1カ月振りのLFA登場となる。


そんなLA郊外の大会で注目したいのはメインカード第1試合に出場するギルバート・ナカタニだ。名前の通り日本人の血が流れるナカタニは、メキシカン・ジャパニーズで米国籍を持つ。高校でコーチをしていたこともあるレスリングがベースのナカタニは早くに母を亡くし、育ての親といえる祖母を亡くしたことでメインイベントをキャンセルしたことがある。

プロ6勝は全てLights Out Xtreme Fightingで挙げたモノで、A1 Combatで唯一の黒星を喫したナカタニにとって、今回がLFA初陣となる。アマで10勝2敗のレコードを持ち、目標は当然のUFCと公言。そのためにLFAのベルトを狙うナカタニだが、今大会には前王者コディ・デイヴィスも出場し、ハワイのフィニッシャー= ロドニー・ケアロヒを相対する。

正規王者エドゥアルド・シャポリン、暫定王者イゴール・シケイラが君臨するLFAフライ級戦線。デイヴィスはシケイラとの王座決定戦で手にしたベルトをシャポリンに敗れて失っており、完全な三角関係が成り立っている。

ナカタニとすれば、この三角関係を四角関係にするため求められるのはただの勝利でなくインパクトにある勝ち方だ。それが今のUFCを目指すLFAの戦いといえる。

この他、今回はキャッチ戦となったがチェイス・ギブソン×ハビエル・レイエス、レリアン・ドゥグラス×ネイサン・ガリーブというフェザー級の潰し合いも見逃せないLFA184だ。

■視聴方法(予定)
5月18日(土・日本時間)
午前11時~UFC Fight Pass

■ メイン対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
オジー・ディアズ(米国)
ベヴォン・ルイス(米国)

<148ポンド契約/5分3R>
チェイス・ギブソン(米国)
ハビエル・レイエス(コロンビア)

<ウェルター級/5分3R>
ジャンポール・レボスノヤニ(米国)
ヴィクトー・キャッチ(オランダ)

<フェザー級/5分3R>
レリアン・ドゥグラス(ブラジル)
ネイサン・ガリーブ(米国)

<フライ級/5分3R>
コディ・デイヴィス(米国)
ロドニー・ケアロヒ(米国)

<フライ級/5分3R>
ギルバート・ナカタニ(米国)
ガブリエル・ゴミス(ブラジル)

The post 【LFA184】メキシカン・ジャパニーズで米国人。ギルバート・ナカタニがLFAフライ級戦線に殴り込み first appeared on MMAPLANET.