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【LFA190】KO必至。フライ級統一戦=シャポリン×シケイラ、フェザー級暫定王座戦=ドゥグラス×レイエス

【写真】シャポリンはトレードマークのピコピコ・ハンマーを手にフェイスオフ。シケイラと表情が違い過ぎる(笑)(C)LFA

23日(金・現地時間)、カリフォルニア州コマースのコマース・カジノ&リゾートでLFA190「Chaoplin vs Siqueirn」が開催される。
Text by Manabu Takashima

同大会ではイベント名通り、メインでエドゥアルド・シャポリン・エンヒッキとイゴール・シケイラの間でLFAフライ級王座統一戦が組まれている。

またコメインではLFA暫定フェザー級王座を賭けてリアン・ドゥグラスとハビエル・レイエスが戦う。


タバタ・ヒッチと同郷、渡米後はカリフォルニア州ベンチュラのヒッチの下でトレーニングをしているシャポリン。LFAの公式アナウンスによると、キックで70戦に及ぶキャリアを持ちブラジルと日本でベルトを巻いている──とのことだが、日本に関しては現時点で、資料がなく調査中──ストライカーだけに、昨年11月にコディ・デイヴィスに挑戦すると、エグいボディブローでダウンを奪い、パウンドしベルトを巻いた。

その後、4月のLFA181でアイマー・ヘルナンデスの挑戦を受ける予定だったが負傷欠場に。一度はヘルナンデスがジョーダン・ハリスとヘッドラインを戦うことが決まったものの、ハリスもケガが理由でタイトル戦を戦えなくなってしまう。

その頃、同大会の1週間のLFA180でケヴィン・フェルナンデス戦うことが決まっていたシケイラも、フェルナンデスも負傷で試合機会を失していまう。この負傷の連鎖の末に、シケイラはヘルナンデスと暫定王座を賭けて戦い、僅か67秒でKO勝ちをしベルトを腰に巻いた。

シケイラは昨年6月に、上記にあるようにシャポリンにベルトを明け渡すデイヴィスとの王座決定戦に敗れており、算段論法ではシャポリン有利と見られる王座統一戦となる。勝負の鍵は、ヒッチとの練習で組みの精度が上がってきたシャポリンが、インファイトをシケイラ相手にも実行できるか。5R制のフライ級マッチだが、フィニッシュ決着も十分にあり得るだろう。

事実上、正規王者アライジャ・ジョンズへの挑戦権が掛けられているフェザー級暫定王座決定戦は、ブラジルのドゥグラスとコロンビアのレイエスが相対する南米対決のタイトル戦だ。

カブ・スワンソンの教え子のドゥグラスはネイサン・ガリーブをスタンディングKOし、今回の試合を実現させた。一方、のレイエスも同じ大会でチェイスギブソンをパウンドアウトしており──現コロンビアMMA界のP4Pといっても過言でないファイターだ。

そのレイエスは他に比肩するフィーダーがないほど、打撃に特化したMMA=Combate Globalで5勝し、4つのフィニッシュ勝利を残しており、10月には母国のFusion FCでもフェザー級王座決定4人制ワンナイト・トーナメント参戦が決まっている。

18の勝利中7月がTKOで、7試合が一本勝ちというレイエスのLFA暫定王座決定戦は同国のMMAのレベルを測るスケールの役割も果たす。

またUFCリリースから再起を図る──かつて朱里を破り、今大会ではLFA首脳が日本のベテラン選手との対戦を熱望していた──アシュリー・ヨーダ―が、グロリア・ジ・パウラと相対する女子ストロー級戦。またジョーダン・ハリスが体重オーバーでキャッチウェイト戦となってしまったが、そのハリス×ギルバート・ナカタニ、デイヴィス×ルイス・ロドリゲスというタイトルコンテンダー絡みのフライ級サバイバル戦も気になるLFA190だ。

■視聴方法(予定)
8月24日(土・日本時間)
午前11時00分~UFC FIGHT PASS
LFA190「Chaoplin vs Siqueira」

■ メイン対戦カード

<LFAフライ級王座統一戦/5分5R>
[正規王者]エドゥアルド・シャポリン・エンヒッキ(ブラジル)
[暫定王者] イゴール・シケイラ(ブラジル)

<LFA暫定フェザー級選手権試合/5分3R>
レリアン・ドゥグラス(ブラジル)
ハビエル・レイエス(コロンビア)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ギルバート・ナカタニ(米国)
ジョーダン・ハリス(米国)

<フライ級/5分3R>
コディ・デイヴィス(米国)
ルイス・ロドリゲス(ドミニカ)

<ライト級/5分3R>
リッチー・ミランダ(米国)
マイコン・メンドンサ(ブラジル)

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45 LFA LFA180 MMA MMAPLANET o アンジェロ・ロブレス キベディ・ゴードン

【LFA180】ブラジル在住イスラエル人ファイターのゴードンが、逆転負け直前のRNCを防ぎ判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
キベディ・ゴードン(イスラエル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アンジェロ・ロブレス(米国)

2年前からリオに住むイスラエル人ファイターのゴードン。サウスポーのロブレスが左ハイを見せる。ゴードンは右三日月から左のカウンターを入れ、右クロスを決める。倒れながらシングルでスタンドに戻ったロブレス、その構えからも打撃は苦手そうに見える。ゴードンは右ミドルを放ち、ヒザ蹴りを掴みに掛かる。足を抜いたロブレスはワンツーで前に出る。真っ直ぐ下がったゴードンが左を被弾するが、ダブルレッグを思い切り右腕を差して切る。ロブレスは左ミドルを決め、左ストレートをヒット。ゴードンはパンチに力が入っている。それでも右ミドルを決蹴り込んだゴードンは、蹴り足をキャッチして足払いを決める。

ゴードンはスタンドで待ち受け、ワンツー。ロブレスは構えはワキが締まり過ぎて、不格好だが、その位置からまっすぐ拳を伸ばし精度も悪くない。逆にパワフルだが、振り回し系のゴードンは、最初の右クロスでダウンを奪ったリードを守った形だ。

2R、右ジャブから左を伸ばし、左ミドルを蹴ったロブレスがダブルレッグへ。ゴードンはケージに押し込まれるが、回って離れる。左右のフックで圧を掛けたゴードンはケージを背負ったロブレスに三日月を蹴る。左ストレートをヒットさせ、ワンツーを決めたロブレス。ゴードンは勢いはあるが、攻撃が粗い。それでも右フックでダウンを奪ったゴードンは、立ち上がったロブレスの腹を蹴る。ロブレスのシングルレッグで倒されながら、その勢いを利用して後方回転から立ち上がり、バックを取ったゴードン。RNC狙いに胸を合わせたロブレスが、逆にスクランブルでバックを取る。

乗り過ぎで落とされたロブレスは引き込み、ゴードンが一気に背中に回りつつRNCを狙う。強引すぎる絞めは極まらなかったが。再びフックの前にワンアームでRNCを仕掛けたゴードンがこの回も取った。

最終回、ローからワンツーのゴードンだが左フックを打たれ、ダブルレッグでテイクダウンを奪われる。ハーフからパスのロブレスは足を戻しつつスクランブル&レッスルアップのゴードンにギロチンを仕掛ける。頭を抜かれ試合がスタンドに戻ると、ゴードンが蹴り足をキャッチして軸足払いでテイクダウンを決める。ロブレスの三角狙いを防いだゴードンはボディロックで抑える。ロブレスは右腕を差し、ケージを背負って立ち上がろうとする。バックに回ったゴードンは、前方に崩してもここもRNCを狙う。ロブレスは乗り過ぎのゴードンを前方に落とし、バックへ。ロブレスもまた乗り過ぎで落とされると、クルスフィックスからRNCを狙われる。胸を合わせスクランブルでバックを取ったロブレスは、一瞬のマウントからバックグラブに移行し、ボディトライアングル&RNCへ。

残り30秒を切り、逆転を賭けたタイトな絞めにもゴードンがヒジを押し上げてディフェンスに成功する。このままバックを許していたが、タイムアップに持ち込んだゴードンが3-0で判定勝ちを収めた。


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45 LFA LFA180 MMA MMAPLANET o キック ジェシー・マーティネリ ジョシュア・ペレイラ マット・ブラウン

【LFA180】パワフル&テクニカル、ジョシュア・ペレイラがヒザ&ヒジから腹打ちでマーティネリに圧勝

<フライ級/5分3R>
ジョシュア・ペレイラ(米国)
Def.2R1分43秒by TKO
ジェシー・マーティネリ(米国)

オハイオ州コロンバス在住のご当地ファイターながら、両親の出身地であるハワイの州旗を肩に掛けて入場のペレイラ。その彼を死の淵から回復したマーク・コールマンが激励する。そのペレイラは試合開始直後に右オーバーハンドを入れ、左ミドルを決める。さらに右カーフでマーティネリの姿勢を乱させ、直後にダブルレッグで尻もちをつかされたペレイラだがすぐに立ち上がると、小手投げを耐えて離れる。スイッチしたペレイラが左を当てるが、マーティネリもジャブを打ち返す。ペレイラの右の蹴りをキャッチして崩しに掛かったマーティネリだが、切られてエルボーを被弾する。ペレイラはスイッチして左インロー、オーソに戻してジャブ、組まれてもヒザ蹴りと鋭い動きを見せる。マーティネリのテイクダウン狙いを切り、ヒジとヒザを続けるペレイラが試合を圧倒的有利に進める。

さらに離れたマーティネリにスピニングホイールキックを放つと、これがテンプルを直撃する。右目尻をカットして、流血のマーティネリに左右のパンチから右ハイを繰り出すペレイラ。引き続きペライラはケージに詰まったマーティネリにパンチ、ヒザ、スピニンングバックフィストと猛攻を仕掛ける。ここで一旦離れると、組まれてケージを背負うが左腕を差し返し、右エルボーを入れてスペースを創る。と、ペレイラは右ボディから左フックを決めて初回を終えた。

2R、ジャブに右を受けたペレイラだが、右カーフからに二段蹴りで右ミドルを放つ。左フックで前に出るマーティネリに対し、打たれもペレイラは前に出て圧を掛け続ける。マーティネリはワンツー、ボディで反撃に出るも左インローを蹴れ、左フックで足がもつれて動きが止まる。その刹那、ヒザをボディに突き上げてダウンを奪ったペレイラがニーシールドのマーティネリにエルボー、パンチを落とす。ハーフから右腕を差して起き上ったマーティネリだが、ヒザ蹴りからエルボーを打たれると、ボディショットで前方に崩れ勝負は決した。

キャリア4勝目(1敗)を挙げたマット・ブラウン門下ペレイラは、ケージに上がったコールマンに祝福され記念撮影に収まってからケージを後にした。


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