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45 AB Gladiator K-MMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FF74 イ・スンチョル ブログ モイセス・イロゴン

【ONE FF74】グラジを席巻したイ・スンチョルが、イロゴンと対戦。適正体重でONEに挑戦開始

【写真】ONEストロー級参戦で、いかにパフォーマンスが向上しているのか注目(C)MMAPLANET

9日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニー・スタジアムで開催されるONE Friday Fights 74のオープニングマッチに韓国のイ・スンチュルが出場し、フィリピンのモイセス・イロゴンと対戦する。
Text by Manabu Takashima

昨年12月にGladiatorに来日したイ・スンチュルは澤澤田政輝を初回でKOすると、Gladiatorフライ級王座決定トーナメントに抜擢され3月の準々決勝でツェルマー・オトゴンバヤルに2Rパウンドアウト勝利を収めていた。


実はこの試合前に肩を負傷していたイ・スンチョルは、オトゴンバヤルの右ストレートでダウンをし、この後の反則のヒザ蹴りで試合が中断していないとパウンドアウトされたかもしれないピンチに陥っている。2Rになっても打撃の劣勢は変わらず、テイクダウンも切られるという厳しい状況のなかで、打ち気に逸るオトゴンバヤルにダブルレッグからバックを取り、最後はマウントパンチで逆転勝ちを手にした。

しかし、この勝利の代償は大きく2カ月後の準決勝は出場を辞退、加えてRoad to UFCからのオファーも固辞していた(結果、同トーナメントに出ていたチェ・ドンフンに出場権が回る)。Road to UFC出場を断るという判断の裏にはもともとフライ級としては体が小さく、減量もあまりない状態で戦っていたイ・スンチョルは、北米ユニファイドと同じ体重リミットでも、原則として水抜きが禁止でリカバリーの幅が少ないONEストロー級で世界進出を目指していたということがある。

フライ級では難しい──オトゴンバヤル戦で勝利してなお、この現実に向き合うこととなったイ・スンチョルはONE FFから本戦ステップアップを目指すことを決めた。当初5月30日のONE FF 65で野田遼介とルンピニー・デビュー戦を戦うことになっていたが、肩の負傷の完治に時間がかかりキャンセル、1カ月半を経て待望の舞台に立つこととなった。

対するモイセス・イロゴンはキャリア3勝0敗のフィリピン人ファイターで、昨年11月にイ・スンチョルの同朋でスーパー高校生の異名を持つチョ・ジュンゴンを下して以来のFF出場。連続してK-MMAファイターと相対することに。チョ・ジョンゴンも将来性のある選手だが、組みの完成度の高さと打撃との融合という部分でイ・スンチョルとは明確な違いはある。

オトゴンバヤル戦では被弾してピンチを迎えたイ・スンチョルだが、ONE判定で有利なダメージを与えるカウンターを持ち主で、既にONE世界ストロー級タイトルチャレンジャーだったルネ・カタランから71秒KO勝ちという実績も残している。流れるような動きのなかで、フィッシュ能力があるイ・スンチョルが適正階級でどのようなパフォーマンスを魅せるのか。ONEストロー級で戦う日本人ファイターも注目すべき一戦となる。

■視聴方法(予定)
8 月9日(金)
午後9時15分~ U-NEXT

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45 AB Black Combat DEEP DEEP JEWELS DEEP Osaka Impact2024#03 DEEP121 K-MMA MMA MMAPLANET o ROAD FC YouTube イ・イェジ サダエ☆マヌーフ パク・シユン 三村亘 修斗 古瀬美月 青野ひかる 須田萌里

【DEEP OSAKA IMPACT2024#03】8月25日名古屋から5週連続開催。締めの大阪で須田萌里×イ・イェジ

【写真】動くことができる相手だけでに、世さと成長を見せたい須田 (C)MMAPLANET

30日(火)、DEEPが9月22日(日)に大阪市住吉区の錦秀会住吉久美センター大ホールで開催されるDEEP OSAKA IMPACT2024#03の対戦カードを発表されている。
Text by Manabu Takashima

中心部を挟んで北と南という位置関係にはあるが、須田萌里が1月20日のBlack Combatにおけるパク・シユン戦の敗北から地元・大阪で8カ月振りの再起戦に臨む。

対戦相手は元祖JKファイターのイ・イェジだ。須田としては韓国で受けた雪辱を韓国人ファイターに果たすという心境になるか。


RAOD FCのアイドル=イ・イェジはコロナ前には修斗で戦っていたが、昨年9月に3年10カ月振りの実戦をDEEP JEWELSで行い古瀬美月から判定勝ちを収めている。この間にRoad FCのおひざ元ウォンジュからソウルにベースを移し、元Road FCフェザー級王者イ・ユンジュンン指導を受けたことで、MMAの根幹となる部分が強化された印象がある。

イ・イェジはパク・シユンのようにレスリングの圧に打撃を加えたようなスタイルでないだけに、須田としてはソウルでの経験を活かし打には打、組には組、寝技には寝技という局面ごとで先手争いを制することが必要なファイトとなる。

ウェルラウンダーだが、一つ一つの強度はそこまでもないイ・イェジが、幻のK-MMA最高級ウェルラウンダーによって、どこまで強化されているか。圧と組み力を知るのはケージの中に入ってからだろうが、そこを見越して先手必勝で戦いたい須田だ。

同大会ではこの他に3回戦でフェザー級の三村亘✖鬼山班猫戦、2回戦では青野ひかる×サダエ☆マヌーフの女子49キロ契約マッチ、関西の陰の実力者という評価を維持するにはもう本当にあとが無くなった瀧口修生が、ボンサイ柔術所属で2勝2敗ペレイラ・ユージ・ラファエルとのマッチアップなどが見られる。

そんなOSAKA IMPACTまでDEEPは8月25日のNAGOYA IMPACTを皮切りに31日のお台場サマーフェスティバル大会、9月7日のTOKYO IMPANCT & JEWELS、そして15日のDEEP121と5週間に渡り毎週大会が開かれることになる。

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45 AB Brave CF K-MMA MMA MMAPLANET o RIZIN ROAD FC Road FC69 Road FC70 UAEW UFC アルトゥル・ソロヴィエフ アレックス・ダ・シウバ. カミル・マゴメドフ キャプテン☆アフリカ ナンディンエルデン・キム・インソォン ハン・サングォン パク・シウォン ブログ 原口央

【ROAD FC69】今年もグローバルT開催! 修斗王者キャプテンは初戦でROAD王者パク・シウォンと対決

【写真】所属するDIA(ダイア)MMAの前で(C)MMAPLANET

8月31日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館でRoad FC69で昨年に引き続き実施されるGlobal Tournamentの開幕戦=準々決勝が行われ70キロのライト級Tにキャプテン☆アフリカ、63キロのバンタム級Tには原口央が出場する。
Text by Manabu Takashima


同大会と10月27日(日・同)に同地のチアク体育館で開かれるRoad FC70=準決勝大会に関しては、今月18日(木・同)に発表があったが、28日(日)の修斗大阪大会で<世界ライト級王座決定戦を戦うキャプテン☆アフリカの出場に関して、日本のメディアにはかん口令が敷かれていた。 a href="https://mmaplanet.jp/176844" rel="noopener" target="_blank">晴れて修斗世界王者となり、同トーナメント出場を公とできるようになったキャプテン☆アフリカは2年連続の出場で、昨年は初戦でRoad FCフェザー級王者パク・ヘジンに勝利も、準決勝で結果的にトーナメント準優勝となったナンディンエルデン・キム・インソォンにパウンドアウトで敗れた

4月にダウンを喫し大ピンチも腕十字でハン・サングォンを破り、トーナメント出場をアピールしていたキャプテン☆アフリカだが、初戦の相手はK-MMA最強ライト級ファイターといっても過言でないRoad FCライト級王者パク・シウォンと戦うことになった。

2002年4月生まれ、22歳のパク・シウォンはコロナ期に立ち技特化型MMMA大会=ARCで名前を挙げ、Road FCと契約を結ぶと2022年7月にキャリア4戦目でRoad FCライト級の頂点に。12月に初防衛に成功したが、昨年のトーナメントは負傷欠場となり4月大会で査定試合=林ライス陽太と対戦すると、2分13秒に左フックで失神KO勝ちを収めている。

トーナメント出場前にパク・シウォンは韓国政府から渡航警報下にあるダゲスタンを訪問──ヌルマゴ父アブドゥルマナップが開いたジムに単身武者修行を敢行。

韓国メディアによると当初、ダゲスタンの虎の穴では見知らぬ韓国人ファイターの訪問と「練習をしたい」という要望をスルーしていたという。しかし、朝から晩までジムの前に立ち続けているパク・シウォンに根負けし、4日目にしてトレーニングを許可。すると、さすがのK-MMAライト級最強ファイターはその力を現地でも認められて、UFC世界王者イスラム・マカチェフらとトレーニングを4週間に渡り行って来たという。

恐るべきはパク・シウォンのポテンシャルの高さ以上に、この行動力とそれを支える決断力の強さといえる。キャプテン☆アフリカにとっては、過去最強の相手になることは間違いない。そんなパク・シウォン×キャプテン☆アフリカ以外のT出場選手を準々決勝・対戦ベースで列記すると、まずパク・ヘジンと昨年のトーナメント優勝のアルトゥル・ソロヴィエフも連続出場を果たす。

続いて昨年準優勝のナンディンエルデン・キム・インソォン、元UFCファイターでUAEWライト級チャンピオンのブラジル人ファイター=アレックス・ダ・シウバ。

そして4月にキャプテンに逆転負けを喫したハン・サングォン。BRAVE CFでライト級王座挑戦経験のあるバーレーン国籍を取得したダゲスタン人ファイター、16勝4敗のカミル・マゴメドフという面々だ。

Road FC王者、修斗世界王者、UAEW王者に昨年の優勝&準優勝者が揃ったマニア垂涎のトーナメントに向けて、MMAPLANETが行ったインタビューでパク・シウォンは「このトーナメントで優勝できれば問題なくRIZINのライト級のベルトを巻くだけの力があることを証明できる」と豪語している。同インタビュー及びバンタム級Tについて引き続き、アップしていきたい。

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45 HEAT54 J-CAGE K-MMA Report キム・ジェヨン ブログ 磯部鉄心

【Angel’s FC32 x HEAT54】左フックでダウンを奪い、TDから肩固めでキム・ジェヨンが磯部鉄心を一蹴

<ミドル級/5分2R+ExR>
キム·ジェヨン(韓国)
Def.1R2分32秒by 肩固め
磯部鉄心(日本)

キム·ジェヨンが左インローから、右オーバーハンドを当てる。続いて踏み込んで左ボディフック、直後の左フックで磯部がダウン。磯部はヒザ十字を仕掛け、ヒザを抜かれると試合はスタンドへ。ボディを殴るキム・ジェヨンが打撃の圧を与え、組むとボディロックテイクダウンを決める。

亀で殴られる磯部は横回転で逃げようとしたタイミングで、キム・ジェヨンがマウントを奪う。右のパンチ、鉄槌を落とすキム·ジェヨンは腕を取りに来た磯部に対し、肩固めへ。そのまま体をスライドさせて絞めあげると、磯部は敢え無くタップした。


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45 AB Gladiator Gladiator027 K-MMA MMA MMAPLANET NavE o Road to UFC UFC YouTube しゅんすけ アドニス・セビジェーノ オトゴンバートル・ボルドバートル キック ダギースレン・チャグナードルジ チェ・ドンフン チハヤフル・ズッキーニョス チャンネル ハンセン玲 ハンセン玲雄 パク・サンヒョン ライカ 上田祐起 中川晧貴 中村倫也 和田教良 土本暉弘 森井翼 水野翔 澤田政輝 田口翔太 磯嶋祥蔵 竹中大地 竹本啓哉

【Gladiator027】和田教良と対戦、オトゴンバートル「今年のRoad to UFCのメンバーなら優勝できる」

【写真】その可能性はいかほどのモノなのか、必見のオトコンバートル (C)MMAPLANET

7日(日)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator027で草原のモカエフことオトゴンバートル・ボルドバートルが、和田教良と対戦する。
Text by Manabu Takashima

5月、そして今大会と連続でNavEとのフライ級王座決定戦が流れた。3戦目でタイトル戦と、北米フィーダーショーやK-MMA界のフィーダーショーばかりの早々の出世試合が失したモンゴルMMA界の将来を担うオトコンバートル。とにかく試合ができたことに安堵しつつ──その先にGladiatorフライ級のベルトばかりか、来年のRoad to UFC出場を彼は見据えている。


プロとして戦いを見せたかった

──7月7日に組まれていたNavE選手とのフライ級王座決定戦が5月に続き流れてしまいましたが、和田選手と戦います。今の心境を教えてください。

「NavEとのタイトル戦が延期され、ずっとその試合に向けて練習をしていたので……。彼の負傷が治らないということで『また試合がないのか』と落ち込んでいたんだ。でも、ワダが戦ってくれるので、気持ちを創り直して練習をしてきた状態で」

──キャリア2戦のオトゴンバートル選手だけに延期や対戦相手が変更という状況はメンタル面で影響がありましたか。

「5月の試合が延期になった時は、それほどでもなかったけど……7月もNavEが無理だと伝えられた時はさすがに厳しかった。代わりの選手を見つけるということだったけど、それはどうなるかも分からないし。あの時は不安だったよ。

凄く良い練習ができていたので、もうタイトル戦でなくても、誰が相手でも試合がしかった。でも試合ができることになったので、今はもう何も問題はないよ」

──3月のオトコンバートル選手の試合を見て、とんでもないファイターが来たなという評判でした。ただ試合前に「どういう選手?」と尋ねられると、「中村倫也選手とのレスリングスパーを見る限り、レスリングは強い」と返答をしていました。それが久保選手との試合では打撃だけで試合を進め、ハイキックでダウンを奪ってのギロチンで一本勝ちという内容で、驚かされました。

「作戦としては組みで勝負することも考えていた。でも1Rと2Rは可能なだけ打撃で戦ってみようと思ったんだ。そうしたら、凄く戦いやすくて。なら、このまま打撃でいこうと。その結果だよ。

実はナラントンガラグ先生からは打撃から組むように指示を貰っていたけど、打撃でイケそうだと自分の判断で打撃勝負に出たんだ(笑)」

──作戦よりも、直感。それもありかもしれないですね。

「ナラントンガラグ先生は試合中もずっと『組め』、『組め』と叫んでいて(笑)。でも打撃を見せたいという気持ちが強くて、ああいう試合になってしまった」

──ストライカーとレスラー、定石通りに戦えば組んでテイクダウンだったかと。

「事前に相手選手の組み、特に防御はそれほど上手くないことは分かっていた。だから組んで倒せば、もっと試合を早く終わらせることもできたかと思う。ただプロとして戦いを見せたかったんだ」

──フィニッシュの前、右ミドル、右ロー。そして右の蹴りを見せるように動き、スイッチして左ハイという素晴らしい蹴りが決まりました。

「スパーリングで試したことはあったけど、特に磨いていてきた蹴りではなかった。試合をしていて、『やってみようかな』というぐらいで蹴ったんだ」

──その後、シングルを仕掛けてきた久保選手をギロチンに捕えました。あの首を取る動きは、レスラーとして体に沁みついているものなのでしょうか。

「相手の組み方は、防ぎながら首が取れる状態だった。その時にナラントンガラグ先生から『金網に押し付けろ』という指示があって、その声に従ったんだ。そうすると、凄くギロチンを極めやすい形になった」

──そこはトンガーの言うことに従うと(笑)。

「ハハハハハハ。まぁ、そういうことかな(笑)」

──まだ2戦目、打撃にも自信がつきましたか。

「やっぱり僕の課題は打撃の強化なので、凄く自信になったよ。あの試合があって、今はより強くなっているしね」

彼の覚悟とか、別に何も想うところはない

──次の対戦相手の和田選手ですが、1度は対戦を固辞した。しかし一晩経って「強い相手と戦わないなら、何のためにMMAをやっているのか。ここで戦わないと後悔する」と覚悟を決めてオトゴンバートル選手との試合を受けたそうです。

「まぁ彼の覚悟とか、別に何も想うところはないよ。彼が断わって試合がなくなるかもしれないという状況で、翌日に戦うということを聞かされたから、とにかく試合がなくならなくて良かったと。本当にそこにつきる」

──なるほどです(苦笑)。では和田選手の印象を教えてください。

「良い選手だよ。クリンチになると強さを発揮する。なので、次は僕の組みを見せたいと思う(笑)」

──和田選手と戦うことで、同じグラップラーのNavE選手対策なるという考えはありますか。

「試合経験を積むのだから、役には立つよ(笑)。実は前の試合で組まなかったことで『本当は組みが強くないんじゃないか』とか言われたから、今回の試合はとにかく組み勝ちたい。それはNavEとの試合でも同じ、グラップリングが強いなら、それより強いことを組んで照明したいと思う」

──では和田選手と2月に対戦して、勝利したチェ・ドンフンがRoad to UFCにステップアップ。初戦で前回の準優勝者に勝ちました。その事実を意識することはありますか。

「彼がチェ・ドンフンと戦ったことは、意識している。僕の方がチェ・ドンフンより上だと見せつけたい。そして、次のRoad to UFCには出たい。今年のRoad to UFCもフライ級の試合には注目してチェックしている。ただ、あのメンバーなら僕は優勝できると素直に思った。

GLADIATORからRoad to UFCにステップアップしている選手もいるし。そこを意識して、次の試合もインパクトのあるファイトをして、10月にNavEとのタイトル戦に繋げたい」

──Road to UFCを見据えてインパクトを残すなら、また打撃ではないですか。

「あぁ、なら相手に合わせるよ。組んで来たら組む、打撃で来たら打撃で勝負しようと思う(笑)」

■視聴方法(予定)
7月7日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■GLADIATOR027対戦カード

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 竹本啓哉(日本)
[挑戦者] 竹中大地(日本)

<Gladiatorフェザー級王座決定T準々決勝/5分3R>
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)
アドニス・セビジェーノ(フィリピン)

<Gladiatorフェザー級挑戦者決定T準々決勝/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
中川晧貴(日本)

<Gladiatorフェザー級挑戦者決定Tリザーブ戦/5分3R>
ハンセン玲雄(日本)
パク・サンヒョン(韓国)

<Gladiatorフェザー級挑戦者決定Tリザーブ戦/5分3R>
水野翔(日本)
田口翔太(日本)

<フライ級/5分3R>
オトゴンバートル・ボルドバートル(モンゴル)
和田教良(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
土本暉弘(日本)

<81キロ契約/5分2R>
森井翼(日本)
織田ジュラシック(日本)

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
澤田政輝(日本)

<バンタム級/5分2R>
上田祐起(日本)
福井竜郎(日本)

<フライ級/5分2R>
しゅんすけ(日本)
カーヴィ(日本)

<フェザー級/5分2R>
野口蒼太(日本)
鶴屋健人(日本)

<バンタム級/5分2R>
ルキヤ(日本)
上野滉太(日本)

<ライト級/5分2R>
磯嶋祥蔵(日本)
友實竜也(日本)

<フライ級/5分1R>
藤原浩太(日本)
小早川大地(日本)

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45 AB GFC K-MMA MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC YouTube ZFN01 その他 キム・サンウク キム・ハンスル グ・ジユン ジョン・チャンソン チェ・ソンヒョク パク・ジェヒョン ヘイナウド・エクソン ユ・ジュサン 佐々木信治 修斗 倉岡寿美津

【ZFN01】コリアン・ゾンビ=ジョン・チャンソンがUFCへの登竜門イベント開催。注目はユ・ジュサン

【写真】メインに出場のユ・ジュサン。ゾンビ・ネイションからUFCへステップアップできるか(C)MMAPLANET

本日29日(土・現地時間)、韓国はソウル・ソンブク区にある高麗大学校(コリョ・テハッキョ)ファジョン体育館(チェユックァン)でZFN(Zombie-Fight Nation)01が開催される。
Text by Manabu Takashima

コメインで佐々木信治がキム・サンウクと対戦する大会は、その大会名が示す通りコリアンゾンビことジョン・チャンソンがプロモートしている。昨年8月の現役引退前から、キム・ドンヒョンに続けとTV界に進出していたコリアンゾンビが、UFCへの登竜門として旗揚げするZENはプロファイト6試合の前に、自らは行ったリアリティTVショー「ゾンビ・トリップ」から選抜された選手が戦うアマMMA大会=Z-ROYALも第1部として実施される。


ZEN01は全6試合で、韓国勢同士の対戦は1試合のみ。その他は韓日対決が3試合(うち1試合は韓国から高校生の時に来日し、ラグビー選手として活躍。今では日本国籍を取得し、修斗で3連勝中のグ・ジユンの試合も含まれる)、韓国×ブラジルが2試合となっている。

メインでヘイナウド・エクソンを迎え撃つユ・ジュサンは昨年8月に日本でHEATフェザー級王者となった6勝0敗の新鋭だ。佐々木と戦うキム・サンウクは去年のRoad to UFCに出場しベスト4だった。

ファブシリオ・アゼベドと戦うキム・ハンスルはDouble GFCとAFCのウェルター級王座を統一し、3年連続でRoad to UFCワンマッチ出場も、昨年と去年は結果を残せなかった。

UFCの登竜門は、UFCを狙うファイターの再生とステップアップの場であり、国際戦の経験を積ませる場としてK-MMA界の中枢になりうるのか。注目の旗揚げ戦だ。

■視聴方法(予定)
6月29日(土・日本時間)
午後7時~UFC Fight Pass

■ メイン対戦カード

<フェザー級/5分3R>
ユ・ジュサン(韓国)
ヘイナウド・エクソン(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
キム・サンウク(韓国)
佐々木信治(日本)

<ウェルター級/5分3R>
キム・ハンスル(韓国)
ファブリシオ・アゼベド(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
パク・ジェヒョン(韓国)
グ・ジユン(日本)

<ウェルター級/5分3R>
ジャン・ユンソン(韓国)
倉岡寿美津(日本)

<フェザー級/5分3R>
パク・ジン(韓国)
チェ・ソンヒョク(韓国)

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45 AB K-MMA KTT MMA MMAPLANET o Pancrase344 キム・サンウォン ブログ 中田大貴

【Pancrase344】中田大貴と対戦、キム・サンウォン「彼は炎。なら自分は水になって熱を冷まさせます」

【写真】今はしっかりと胡坐をかくこともできます (C)MMAPLANET

30日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるダルヘッダー昼の部=Pancrase344のメインで中田大貴とキム・サンウォンが戦う。KTT所属のK-MMAファイターは昨年のRoad to UFC準決勝敗退後、パンクラスでキャリアの再構築を選択した。
Text by Manabu Takashima

名田英平、高橋遼伍を下したパンクラス3戦目に挑むキム・サンウォンをKTTの壁を使わないレスリング──スタミナ強化の追い込み練習後にインタビュー。試合前はナーバスになるというパンクラスでの戦いに向け、揺るぎない自信をキム・サンウォンは見せていた。


イー・チャア戦は尾てい骨を折っていました

壁を使わないレスリング・スパー。5R×5Rを回すと、摺り上げやその場ジャンプなど地獄の追い込みが待っている

――パンクラスで3戦目。

もうその空気にも慣れましたか。

「歴史のあるプロモーションなので、いつも緊張しています。でも今回の試合はそれ以上にナーバスになっています」

──場慣れしてきたわけでなく?

「言葉では言い表すのは難しいのですが、なんとなくそんな風になってしまっています」

──Road to UFCを経験していても、緊張してしまうものなのですね。

「パンクラスの試合を会場で見ていると、実力者が多いです。なのでRoad to UFCの経験も、それほど自信にはならないです。パンクラスで戦っていると、初心に戻ることができるからこそ、試合に向けてまた緊張をするようになったのかと思います」

──対戦相手も名田英平選手、高橋遼伍選手とマニアがニヤリとするようなファイターとの対戦でした。

「ハードな相手か、ぬるい相手か。自分はハードな選手と試合をしてきたと思いますが、それも上を目指す限り遅かれ早かれ戦うことになっていた選手たちだと思ってきました。なので対戦が決まった相手に集中するだけだという気持ちで戦ってきました」

レスリング、補強のあとはMMAスパー。出来上がっていました

──その2試合のパフォーマンス、どれほど手応えを感じることができていますか。

「反省することが多い2試合でした。決して満足できるような戦いはできていません。だからこそ、貴重な経験になりました。逆をいえば、そういう試合を経験できたことで凄く自信になったので、満足していると考えることもできますね」

──では次に戦う中田選手の印象を教えてください。

「凄くアグレッシブで、タフなファイターです。そして基本を大切にしている。自分も基本を重視しているので、どちらの基礎がより強固なのかが試される試合になると思います」

──中田選手はガンガンと出てくる選手ですが、距離を保つ選手とどちらが戦いやすいですか。

「自分の戦いをどれだけできるか。常にそれが課題になっています。なので、相手がどのように攻めてくるかは深く考えたことはないです」

──圧という部分ではRoad to UFC準決勝のイー・チャア戦は、彼の圧力に下ったように見えた試合でした。1回戦でSASUKE選手をカウンターで倒した時とは、まるで別人のようでもありました。中田選手と戦ううえで、あの試合が活きてくることはあるのでしょうか。

「言いわけになってしまいますが、準決勝のイー・チャア戦の直前に尾てい骨を折ってしまって、本来のパンチは打てなかったです。2日間、座ることも不可能でした。トイレも大変でした(笑)。いずれにせよ、イー・チャアに負けて失った自信をパンクラスで取り戻すことができました。緊張はしているのですが、次の試合も問題ないと自信は持っています。

以前は対戦相手が体調不良だったり、ケガをしていないかという間違った期待をすることもありました。でも今では、中田選手には万全を期して、最高の状態で試合当日を迎えてほしいと思っています。そういう風に思えるようになった時に、試合は相手選手云々ではなく自分の力を出し切るモノだと考えることができるようになったんです」

──なるほどぉ!! 今、パンクラスでキャリアを積んでいる先に何を見ていますか。

「これまでの自分のキャリアは関係なく、新たにパンクラスでキャリアを築いていこうと思って参戦しました。プロとしてメジャーの舞台を目指すのは当然です。今はパンクラスで強い選手と戦い勝利を手にし続けることで、その道が開かれると思っています。同時に今主戦場としているパンクラスのトップを目指すことは当然のことです。ベルトは獲りたいですが、とにかく目の前にある試合に集中して結果を残すことです。

実はパンクラス初戦で勝利した後、すぐに王座挑戦の機会が巡って来ると考えていました。でも、そうでなかった時に自分のなかで焦らず、落ち着いていこうという気持ちが芽生えました。なので先ほどから言って来たように、目の前にある試合に集中しようと思っています」

──タイトル戦を目指し、中田選手とどのような試合をしないといけないという気持ちでしょうか。

「中田選手は殴られて、殴るという炎のような熱い選手です。彼がそうであるならば、自分は水になります。その熱さを冷ましてあげようと思います」

■視聴方法(予定)
6月30日(日)
午後12時00分~U-NEXT

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45 AB Black Combat Gladiator K-MMA MMA MMAPLANET o ROAD FC Road to UFC UFC UFC ABC06   アレキサンダー・ヴォルコフ イクラム・アリスケロフ イ・チャンホ カン・ギョンホ ケルヴィン・ガステラム シャオ・ロン ジャレッド・ゴードン ジョニー・ウォーカー ダニエル・ロドリゲス ナスラ・ハクパレス ニコラス・ダルビー ブレンジソン・ヒベイロ マゴメド・ガジヤスロフ ムイン・ガフロフ ロバート・ウィティカー 食事

【UFC ABC06】ムイン・ガフロフ戦へ、UFC生活11年のカン・ギョンホ「スタミナ重視から効果的な戦い」

【写真】今年で37歳になるボディ!! (C)Zuffa/UFC

22日(土・現地時間)、サウジアラビアはリヤドのキングダム・アリーナでUFC on ABC06「Whittaker vs Aliskerov」が開催されカン・ギョンホが出場し、ムイン・ガフロフと戦う。
Text by Manabu Takashima

ミスター・パーフェクトの異名を取るカン・ギョンホがMMAでビューをしたのは2007年4月と、もう17年のキャリアを誇る。K-MMA界に定期的なイベントを維持できるプロモーションがほぼ存在しなかった時代に戦極、GLADIATOR、GRACHNなど日本でのファイトも経験している。

Road FCが旗揚げ後はバンタム級ファイターとして順調に経験を積み、バンタム級Tで優勝してベルト巻くとUFCと契約を果たした。それからもう干支が一回りしようという今も、カン・ギョンホはUFCで戦い続けている。ムイン・ガフロフ──を前に長いキャリアを続けられる要因と、変化するK-MMAについて尋ねた。


──今週末にムイン・ガフロフと対戦します。今の気持ちを教えてください(※取材は18日に行われた)。

「最高の状態で、ファイトに向かって気持ちがあがっています」

──サウジアラビアでの試合ですが、何かミドルイースト独特の空気感のようなモノはありますか。

「ホテルにいるだけなので、サウジアラビアっぽさっていうのは分からないです(笑)。ただヒジャブをつけた人が多いですね。その辺りに文化の違いは感じます。いずれにせよ、自分にとって初めての国での試合というのは楽しみでならないです」

──私がカン・ギョンホ選手を初めて取材させていただいたのは、まだRoad FCで戦っていた頃で12年も昔になるかと思います。が、容姿がほとんど変わっていないですね。

「そんなことはないです(笑)。すっかり年を重ねました。ただ変わっていないといってもらえると、嬉しいものです。普段から体に良い食事を摂り、しっかりと良い睡眠を心掛けています。もちろん、常に体を動かしていますし。でも、実は白髪が増えて……今回、初めて白毛染をしたんですよ(笑)」

──なるほどぉ!! ところで11年前にUFCとサインをしたとき、11年後もUFCで戦っていることが想像できていましたか。

「ファイトは私の仕事なので、キャリアをスタートさせた時から少しでも長く戦い続けようとは思っていました。そして、今もUFCに在籍しているということは、その目標を果たせているのかなとは思います。

MMAファイターがキャリアを積み重ねていくということは、それだけ厳しい時間を繰り返していることにもなります。練習と試合という日々に疲れを感じたこともあります。でも、試合の度に新しいモチベーションを得ることができたので、ずっと練習を続けることができました。そのモチベーションを見つける努力はしてきましたね。

何より練習をして、試合を戦うことで最高の気持ちになれます。特に勝った時は。それが今でも最高に楽しくて。MMAをエンジョイしていますし、何よりもMMAを続けることで家族と共に人生を歩んでいける。そこは誇りを感じています」

──最高です。と同時にカン・ギョンホ選手はフィジカルが強いレスラーで、アグレッシブなファイターです。とはいえ、今や周囲のファイターはどんどんフィジカルが強くなり、レスリング力の強さもデフォルトになっています。10年以上、UFCで戦ってきてスタイルにも変化が加わったのではないでしょうか。

「しっかりとレスリングに重点を置いたファイトは、今でも欠かせないと思います。ただ自分もキャリアを積み、背中のケガも経験しました。フィジカルを鍛えつつも結果として、戦い方を変えないといけなかったです。

それが打撃重視の戦いです。若い時のようにスタミナ勝負のようなファイトではなく、効果的な戦いを心掛けるようになりましたね」

──つまりムイン・ガフロフともスマートに戦うと。

「そうですね。ムイン・ガフロフはアグレッシブでタフな相手なので、賢く戦う必要があります。でも、彼よりもアグレッシブで爆発力のある試合をお見せますよ」

Black CombatかUFCか。それはファンが判断すること

──ところでK-MMA界も大きく変わったと思います。チームMADが小さなジムで、マットは汗がたまるような時代を知るカン・ギョンホ選手から若い世代に伝えたいことはありますか。

「今、韓国では凄く可能性のある若い選手が多く育ってきています。チームMADもそうです。とにかく必死に戦い、必死に練習をする。自分の限界に挑む姿を見せることで、彼らもやる気を出してくれると思っています」

──押忍。ところで今や韓国でも若い選手はSNSを駆使し、ケージ外でのエンターテイメント化が進んでいると思います。

「MMAはプロ産業です。私たちはファンの関心を引かなければならないです。それを自分自身でやっていることは、良いのではないでしょうか。トレンドを目指す。それは凄く自然なことで、プロとしても良いことだと自分は捉えています。もちろん、それ以前にしっかりと練習をすることが前提として存在しています。それ以外のことは、二の次です。そこが分かっていれば良いことです」

──Black Combatの取材をすると、試合後のマイクのやり取りが非常に長いです。それを若いファンが凄く楽しんでいる。あのシーンを目の当たりにすると、まさに隔世の感という言葉が思い浮かびます。

「つまりはファンが何を見たいのかっていうことなんですよね。試合時間よりも長いインタビューをファンが楽しんでいるなら、それはそれで正解です。MMAプロモーションはファンの見たいモノを提供するものです。Black Combatが見たいのか。UFCが見たいのか。それはファンの皆が判断することなんです」

──押忍。試合以外のことまで、しっかりと話してくれてありがとうございます。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「自分は日本でも試合をしたことがありますし、日本人選手とはたくさん試合をしてきました。それでも日本の人たちは自分に声援をおくってくれます。また、いつの日か日本で戦いたいと思っています。いつも応援ありがとうございます」

■視聴方法(予定)
6月23日(日)
午前0時45分~ U-NEXT
■放送予定
6月23日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC Fight Pass
午前0時45分~U-NEXT

■UFC ABC06対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウィティカー(豪州)
イクラム・アリスケロフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・パブロヴィッチ(ロシア)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム(米国)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<ミドル級/5分3R>
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)
アントニオ・トロッコリ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
ヴォルカン・オズデミア(スイス)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
ジャレッド・ゴードン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ムハンマジョン・ナミモフ(タジキスタン)
フィリッピ・リマ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
リナット・ファクレトディノフ(ロシア)
ニコラス・ダルビー(デンマーク)

<バンタム級/5分3R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
カン・ギョンホ(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・ガジヤスロフ(バーレーン)
ブレンジソン・ヒベイロ(ブラジル)

<Road to UFCバンタム級決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
シャオ・ロン(中国)

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【Black Combat Rise02】大原樹理と対戦、クソ真面目?!パク・ジョンホン「おかしな言動はできないです」

【写真】Black Combatというよりも、「漢とは!!」的なK-MMAファイターにあって珍しいタイプだったパク・ジョンホン(C)MMAPLANET

20日(土)、韓国はオサン市のブラック・アゴラで開催されるBlack Combat Rise02で、大原樹理と対戦するパク・ジョンホン。
Text by Manabu Takashima

1月の大原の敗戦、Road FCのFight100ルール、イ・ソンハが失ったDEEPライト級王座と尋ねるたびに、パク・ジョンホンは丁寧な返答を続けた。イケイケドンドンという雰囲気のあるBlack Combatにあって、異質でもあるパク・ジョンホン──怖い相手かもしれない。


――今週末、大原選手と戦うパク・ジョンホン選手です(※取材は17日に行われた)。まず大原選手が1月にファン・ドユンに喫したTKO負け、ストップが早いと我々も思った次第です。ジョンホン選手はどのように捉えていますか。

「早いかなという気もしますが、一般的にはあの時点でストップがかかっても仕方ないと思います。ただし、大原選手はこれまでにもパンチだけでなく、サッカーボールキックを食らってからも立ち上がって逆転KO勝ちをしているので──少し気の毒なストップでした。もう少し、審判も様子を見て良かったかと思います」

──ともあれ前回負けた大原選手と戦うことに関しては、どのように思っていますか。

「それは大原選手が勝った方が……あのような負け方をしない方が、自分にとっても良かったです。特に大原選手はDEEPでタフな試合をしていただけに」

──大原選手の価値は落ちていないという理解なのでしょうか。

「そうですね、大原選手が勝っていた方が、気持ち的に張りが出たと思います。戦い甲斐がるというか。同時に大原選手は自分にとって、戦う価値のあるファイターです」

──そんなパク・ジョンホン選手ですが、MMAを始めたきっかけを教えてもらえますか。

「高校の時に3年間キックをやっていました。MMAは20歳の時からなので、12年間続けてきたことになります。最初は護身術のつもりで軽い気持ちで習い始めたのですが、いつのまにかずっと続けています」

──MMA歴12年で、7勝3敗。試合数が決して多くなかったのは、何か理由がるのでしょうか。

「それはMMA以外の試合をしてきたからです。キックで16試合、プロ以外のセミプロのMMAを11戦、コンバットサンボも3試合やっています。トータルで考えると40戦になるので、大原選手ほどではないにしても試合経験は少なくはないかと思っています」

──なるほど、です。このところBlack Combatで4試合を戦っていますが、注目団体で戦うことで何か気持ちの変化はありましたか。

「自分はずっと格闘技の指導をして食べてきたので、Black Combatが盛り上がっているからといって、そこではしゃぐようなことはないです。なのでBlack Combatで戦っていても、それ以前と同じようにやっています」

──決して派手ではなくても、ずっとMMA、格闘技を続けていたパク・ジョンホン選手だからこそお伺いしたいのですが、今、Road FCというK-MMA界の老舗でFight100ルールを併用していることをどのように思いますか。

「これまで格闘技に興味のなかった人達の注意を引き、MMAを知ってもらうためには良いことかもしれないですが、あくまでも自分たちがやってきたものはスポーツです。ああいう刺激的なモノだけを求められるようになるのは、あまり良くない面もあると思います。スポーツとして一線を越えないことをやってほしい。そういう想いです」

──押忍。今回の試合は180センチ超同士のライト級戦、これまでと違った対策をしてきましたか。

「当然、自分より背が低くリーチの短い選手との方が戦いやすいです。ただし、今回の試合に向けて特別な準備をしています。彼が戦い難いというプランを立てているので、そこは試合で確認してください。この試合はメンタルの強さをいかに保てるか。お互いにとって、心が折れないで戦うことが一番重要になってきます。」

──では、この試合を経て目指すところは?

「大原選手がランク1位なので、彼に勝ってベルトに挑戦したいと思います」

──あっ、ということは大原選手は負けてもランクが下がらなかったのですね。スミマセン、そんなことも理解せずにインタビューをお願いしてしまって。

「いえ……。大原選手とファン・ドユン選手の戦績の差も考慮したのと、大原選手の怒りようがすさまじかったのでBlack Combatがその怒りを受け止めたのではないでしょうか」

──なるほど(苦笑)。ところでBlack Combatライト級王者のイ・ソンハ選手が、3月にDEEPで江藤公洋選手に敗れDEEPライト級のベルトは失いました。パク・ジョンホン選手にとって、DEEP王座とはどのようなモノなのでしょうか。

「まだ自分はベルトを1つも巻いていないです。今、DEEP王座のことを自分が触れるのは時期尚早だと思います。まずはBlack Combatのベルトを手にしてから、DEEPのことは考えさせてもらいます」

──トラッシュトーク、自己アピール上等のBlack Combatにあってパク・ジョンホン選手は凄く珍しいタイプの選手ですね。

「もっと何か言った方が良かったでしょうか(笑)」

──Black Combatでは日本人選手も、日本とは違うことをやっていることもあるので。凄く新鮮でした(笑)。

「自分が誠実な人間だとは言えないですが、支えてくれる人もいるのでおかしな言動はできないです。ただ、何か仕掛けてきた相手にはしっかりとケージのなかで返事をさせてもらいます」

──では最後に日本のファンに一言お願いします。

「大原選手は尊敬してきた選手です。尊敬している選手だからこそ、負けないようにできる限りの準備をしてきました。ベストを尽くしたいと思います」

■視聴方法(予定)
4月20日(土・日本時間)
午後5時~Black Combat YouTubeメンバーシップ


■Black Combat Rise02 対戦カード

<ライト級/5分3R>
大原樹理(日本)
パク・ジョンホン(韓国)

<ライト級/5分3R>
イ・ファンソン(韓国)
チョ・ユンジュン(韓国)

<フライ級/5分3R>
イ・ソンチョル(韓国)
山本聖悟(日本)

<フェザー級/5分3R>
イ・ミンヒョク(韓国)
イム・ジェユン(韓国)

<無差別契約/5分3R>
キム・ミョンファン(韓国)
稲田将(日本)

<フライ級/5分3R>
ソン・ナクジュン(韓国)
パク・テホ(韓国)

<63.5キロ契約/5分3R>
ジョン・スミン(韓国)
ぽちゃんZ(日

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45 K-MMA Report RING Championship04 バク・ホビョン ブログ 古賀愛蘭

【RING C04】古賀愛蘭、TDでしっかりとポイントメイク。韓国でパク・ホビョンに2-1で勝利!!

<女子アトム級/5分3R>
古賀愛蘭(日本)
Def.2-1
パク・ボヒョン(韓国)

ステップを踏み、ジャブを伸ばす古賀が右ローを蹴る。構えを変える古賀に対し、オーソのパク・ボヒョンが右から左フックを振るう。左ボディを入れたパク・ボヒョンの右オーバーハンドをかわした古賀は、ケージを背負った状態で組みつき体を入れ替える。直ぐに離れたパク・ボヒョンが左オーバーハンド、前に出て右を当てる。と、パク・ボヒョンの右に古賀がダブルレッグを合わせてテイクダウンを決める。

ハーフバタフライからクローズドとパク・ボヒョンが取ると、古賀は小さなパウンドを落として立ち上がる。パク・ボヒョンが続き、パンチからダブルレッグも古賀はスプロールして倒れない。クリンチでパク・ボヒョンをケージに押し込んだ古賀は、ヒザのタイミングで離れる。パク・ボヒョンはワンツーで距離を詰め、ヒザを狙う。間合いを取り直した両者、古賀は右フックを被弾。組まれて離れ際に左を当てた古賀だが、クリーンテイクダウンが評価されたならラウンドを取ったはずだ。

2R、ワンツーからスリーを振った古賀が左ジャブ。互いに距離を伺うなかで、パク・ボヒョンが左を当てる。古賀も踏み込んで右を届かせるが、リアクションが少ない。パク・ボヒョンの左フックに再びテイクダウンを狙った古賀だが、切られてパンチから左ミドルを蹴られる。パク・ボヒョンの攻撃には大きなリアクションが起こるなか、クリンチの攻防となり古賀がパク・ボヒョンをケージに押し込む。体を入れ替えたク・ボヒョンが首相撲からヒザを狙う。

大きくオーバーハンドで踏み込むパク・ボヒョン、古賀も右をヒットし譲らない。ジャブ、右と拳が届く距離を自分で作るパク・ボヒョンに対し、古賀がカウンター狙いのなかで自らも踏み込んで右から左のコンビを見せる。パク・ボヒョンの右が頬をかすめ、両手を広げるポーズを見せた古賀も前に出て圧をかける。互いに当たっても倒されることがないと踏んだのか、手数が増えてきたなかでパク・ボヒョンがダブルレッグへ。左腕を差した古賀が、逆に倒して時間を迎えた。

最終回、ダブルジャブのパク・ボヒョンが思い切り右を振るうが、空振りに。古賀はダブルレッグを切られ、右を被弾。さらにジャブを当てるパク・ボヒョンの右に、古賀がカウンターの左を決める。ケージを背負って回るパク・ボヒョンの右オーバーハンドをガードした古賀は、中を取ってジャブを伸ばす。鼻血が見えるパク・ボヒョンのステップインに、左を当てた古賀が圧を高める。

左ミドルにも右を打った古賀に、パク・ボヒョンも右を当てる。それでも前に出るのは古賀で、ダブルレッグからボディロックテイクダウンを決める。古賀はハーフでしっかりと抑え、ヒジを打ちつける。パスを狙いつつヒジを続ける古賀は、ブリッジを潰してパスに成功。サイドで抑えてヒジを入れた古賀は、アームロックを仕掛け、しっかりと上をキープする。さらに肩パンチからマウントを取ると足を戻されても殴り、最後は立ち上がってローを蹴った古賀が、しっかりと大切な最終回を取り切った。

結果、古賀は2-1のスプリット判定勝ち──MMAファイターとして、トータルで成長している姿を韓国で見せた。そして、勝利者リングを受けると、「相手選手はクロスのカウンターが得意と聞いていたので、タックルに入りました(笑)。ベルト、アトム級のベルトを創ってください。お願いします。RING Championshipの皆さん、初めましてBURSTの古賀愛蘭です。こんな良い舞台で試合ができて良かったです。また呼んでください」と話した。


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