カテゴリー
45 AB DEEP DEEP JEWELS GFC Gladiator K-MMA MMA MMAPLANET NavE o Progress Road to UFC UFC YouTube イ・スンチョル シン・ジェヒョク チェ・ドンフン チャンネル パンクラス パン・ジェヒョク ライカ 久保健太 修斗 和田教良 松田亜莉紗 河名マスト 澤田政輝 竹内稔 竹本啓哉

【Gladiator CS01】配信イベントで、フライ級王座決定T開戦=和田教良がチェ・ドンフンと対戦!!

【写真】MMAファイター人生を賭けて和田が、チェ・ドンフンに挑む(C)MMAPLANET

29日(月)、DEEPより3月17日(日)に大阪市住吉区の錦秀会住吉区民センター大ホールで開催されるDEEP OSAKA IMPACT2024#01の対戦カードが発表されている。
Text by Manabu Takashima

DEEP JEWELSストロー級チャンピオン松田亜莉紗が、チャンピオンとして初めての試合をノンタイトルの3回戦、そして初の国際戦に挑むことが決まった。


グラジのフライ級のベルトは昨年3月にNavEを8秒でKOしたニャムジャルガル・トゥメンデムベレルがRoad to UFCと契約したために返上して以来、空位となっていた。

そんなフライ級タイトル戦線が再び動き始めたのが、昨年9月大会。元王者NavEがプログレスのグラップリングで再起戦に勝利すると和田教良が6年半振りにグラジに参戦を果たした。和田は12月大会に連続出場し、自身初の国際戦となったシン・ジェヒョク戦で完全ドミネイト勝利を収めた。

その12月大会には韓国からイ・スンチョル、チェ・ドンフンという若き実力者も出場し、それぞれが澤田政輝と久保健太をKOしている。グラジの最軽量級の頂点を巡る戦いの気運が高まりつつあるなか、今回の王座決定トーナメント開催という運びとなった。

和田はDEEPで2勝1敗、パンクラスで2勝2敗1分け、修斗で2勝2分、そしてGLADIATORで2勝1敗と日本の各プロモーションで結果を残しており、現在は2分を挟んで4連勝中と3年間負け知らずだ。

対してチェ・ドンフンはキャリア3戦目でK-MMA界の実力派MMAイベントであるDouble GFCのフライ級チャンピオンになっている。過酷さが熾烈を極める韓国海軍出身の鉄の心を持ったイケメン男子は上に記したように昨年12月のグラジ初出場時に過去にKO負けのない久保を初回から打撃でリードし、魂の反撃を逆に粉砕してKO勝ちを収めている。

一見、グラップラー✖ストライカーのクラシカルなMMAマッチアップともいえるが、下のコメントにあるようチェ・ドンフンは自らを元はグラップラーだったと話しており、和田がMMAファイター人生を賭ける組み技の展開がどうなるのかも、楽しみだ。

と同時に、この他の3つの準々決勝がいつ、どのような顔合わせで実施されるのかも続報を待ちたい。なお、プレスリリースに寄せられた和田とチェ・ドンフンの今回の対戦に向けての意気込みは以下の通りだ。

和田教良
「フライ級王座決定トーナメントに出場させて頂き、ありがとうございます。ただし、正直なところチェ・ドンフン選手と試合ができるということで試合を受けさせてもらいました。この次のことは、考えていません。

最近、固い試合展開、いわゆるショッパイ試合ばかりしてしまい、オファーも減ったなかで元々の所属先のZOOMERの祖根代表の紹介で昨年の10月にGLADIATORで戦わせていただき、ありがたいことに2カ月スパンで試合を組んでもらえたことに感謝しています。

現役の間に国際戦を戦いたいと思っていたなか、前回大会でソレが実現できて、今回は対戦したいと願っていた選手と試合ができることは、ホンマにありがたいです。

チェ・ドンフン選手はイケメンで、強い選手だと思います。でも月並みになりますが、フィニッシュか結果的にドミネイトできるように励んでいきます」

チェ・ドンフン
「こんにちは! 今回、GLADIATORのフライ級トーナメントに出場する事になった、チェ・ドンフンです。まず、前回大会に引き続き再びチャンスを下さったGLADIATORのスタッフの皆さん、本当にありがとうございます。

トーナメント初戦の相手、和田選手はグラップリングが上手なタイプに見えました。自分はウェルラウンダーだと思われていますが、本来はグラップラーだということが証明できるチャンスだと思います。

和田選手は自分が成長するための相手として不足のない優れた選手だと思います。ただし試合映像を見ると、力づくに相手を抑えているように見えて、アレでは自分には通用しません。自分はパワーにも自信がるし、柔道の経験もあるので同じことを和田選手にやってやります。

凄く楽しみな試合なので万全の準備をして、コンディションが良くなかった12月の試合よりも素晴らしい試合をお見せすることを約束します」

■視聴方法(予定)
2月16日(金)
午後6時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator CS01対戦カード

<Gladiatorフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]パン・ジェヒョク(韓国)
[挑戦者]河名マスト(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・フェザー級王座決定戦/5分3R>
竹本啓哉(日本)
竹内稔(日本)

<Gladiatorフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
和田教良(日本)
チェ・ドンフン(韓国)

The post 【Gladiator CS01】配信イベントで、フライ級王座決定T開戦=和田教良がチェ・ドンフンと対戦!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB Black Combat Black Combat10 DEEP GFC Gladiator K-MMA MMA MMAPLANET o RIZIN UFC エリオット・コンプトン キック シン・スンミン パク・チャンス 中村大介 大原樹理 山本聖悟 須田萌里 駒杵嵩大

【Black Combat10】中村大介と対戦、Double GFC王者パク・チャンス「腕十字でフィニッシュします」

【写真】 サッカーボールキック有り、中村大介というユニファイドMMAの常識に当てはまらない相手との試合でパク・チャンスがどのような戦いを見せるか(C)MMAPLANET

20日(土・現地時間)にソウル・ソンブク区にある高麗大学校(コリョ・テハッキョ)ファジョン体育館(チェユックァン)で開催される Black Combat10。山本聖悟、中村大介、大原樹理、そして須田萌里と駒杵嵩大が出場し、須田と駒杵はそれぞれがBlack Combatフライ級&女子アトム級王座に挑戦する。
Text by Manabu Takashima

そんなBlack Combat vs DEEPの対抗戦の様相を呈している同大会で、中村と戦うのがパク・チャンスだ。Double GFCフェザー級王座で昨年4月にシン・スンミンに敗れた――K-MMA界ユニファイドルールの強豪にとって、Black Combatで戦う意義とは。そして中村戦後に抱く日本での活躍について話を訊いた。


──パク・チャンス選手、Double GFCフェザー級王者のままBlack Combatに出場するようになりました。なぜ、Black Combatを次の戦場に選んだのでしょうか。

「Black Combatで戦いたいという選手が増え、Double GFCイ・チーフン代表に自分の方からBlack Combatで戦いたいと伝えました。ただ今もDouble GFCのチャンピオンのままですし、Double GFCがイベントを再開すると防衛戦を戦っていきます」

――そのようにプロモーション間を行き来できるのですね。素晴らしいことです。

「ハイ、両方の団体で試合をすることができます」

――ではDouble GFCの王者として、Black Combatのフェザー級王座決定戦でシン・スンミン選手に敗れた事実はどのように捉えていますか。

「やはり敗北後は落ち込みました。でも、すぐにリベンジをしたいという気持ちが強くなり持ち直しました。強い選手と戦いたいからBlack Combatで戦うことを選んだので。今はチャンピオン云々よりも、強い選手と多くの試合を積んでいきたい。そう思っています」

――あの試合はスリップ気味に倒れた後、シングルを取ろうとしサッカーボールキックを被弾してKO負けを喫しました。

「自分はUFCを目指していたので、北米ユニファイドルールに慣れ過ぎて、あの局面でサッカーボールキックがあることが頭に入っていなかったです。全くサッカーボールキックを意識せずにシングルレッグを本能的に仕掛けてしまいました。

練習仲間でBlack Combatで戦っている選手がいなくて、でもチームメイトが自分の練習に合わせてくれています。なので、練習としては問題ないです。今後はRIZINにも出てみたいので、サッカーボールキックにも慣れないといけないと思っていますし。もう少し時間がかかるかもしれないですが、試合を続けることで慣れていくはずです。このルールを消化して、勝っていきたいです」

――練習でサッカーボールキックをやることはできないですが、スタンドにしても打撃の含まれたスパーリングをするときに、何割ぐらい力を入れていますか。

「スパーリングの回数は週に1回で、決して多くないです。なのでスパーリングの時は試合ぐらいのモードでやっています。グローブは大きめのモノを使っていますが」

――ところで9月には豪州のEternal MMAでエリオット・コンプトンと対戦予定でした。結果、キャンセルとなったのですが豪州でUFCへの登竜門といえるプロモーションで試合をしようと思ったのは?

「別にUFC云々があってEternalに出ようと思ったわけではないです。試合のオファーがあり、戦いたいと思っただけで。ただフェザー級のオファーだったのが、1カ月を切って70キロにしてほしいと言われ。それも了承しました。それなのに72キロ、最終的に75キロと言われて、もう無理だと判断して試合は成立しなかったです」

――それはひどい話です。では、20日に戦う中村大介選手の印象を教えてください。

「素晴らしい選手です。戦い方がユニークで、難しく感じるかと思います。過去一番で戦い辛い相手になるはずですが、その分しっかりと練習をしてきました。問題ないです。腕十字でフィニッシュします(笑)」

――おお、掟破りの逆腕十字ですね(笑)。次回大会はDEEP勢も多く出場します。ここで戦うことで、日本のことを意識するでしょうか。

「自分にDouble GFC暫定フェザー級王座決定戦で負けたパク・ジェヒョク選手がGLADIATORでフェザー級チャンピオンになり、強い日本人選手と試合をしています。彼から凄く刺激を受ける一方で、自分も全然できると思っています。日本で戦いたいです」

――では日本のファンに一言メッセージをお願いします。

「いつも日本で戦いたいと思ってきました。今回、中村大介選手にしっかり勝って、日本で戦いたいと思っているので。応援よろしくお願いします」


The post 【Black Combat10】中村大介と対戦、Double GFC王者パク・チャンス「腕十字でフィニッシュします」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB Black Combat Black Combat10 DEEP GFC Gladiator KOMA MMA MMAPLANET NAIZA FC56 o ROAD FC Road to UFC UFC YouTube イ・ソンハ キック キム・ジュンギュン キム・ソンウン キム・ミンウ シン・スンミン ダスタン・アマンゲルジ チャンネル パク・シユン パク・チャンス パン・ジェヒョク ユ・スヨン 中村大介 伊澤星花 大原樹理 山本聖悟 青井人 須田萌里 駒杵嵩大

【Black Combat10】パク・シユン×須田萌里& 駒杵もフライ級王座挑戦。キム・ミンウ×ユ・スヨン決行!!

【写真】パク・シユンの二冠が続くのか、DEEP×Black Combatがさらなる混迷に向かうのか――要注目だ(C)MMAPLANET & DEEP

1日(月・現地時間)、Black CombatがオフィシャルYouTubeチャンネルで20日(土・同)にソウル・ソンブク区にある高麗大学校(コリョ・テハッキョ)ファジョン体育館(チェユックァン)で開催される Black Combat10の対戦カードを発表した。
Text by Manabu Takashima

昨年2月の韓国における対抗戦、9月の東京での対抗戦を経て通常興行でもDEEPとの交流が続くBlack Combatだが、今大会では日本から山本聖悟、中村大介、大原樹理、そして須田萌里と駒杵嵩大が出場し、須田と駒杵はタイトル挑戦となる。


(C)DEEP

駒杵は9月の対抗戦で対戦したキム・ソンウンに挑戦することとなった。

キム・ソンウンは11月大会でイ・カンナムとの王座決定戦で勝利しベルトを巻いたが、9月の一戦を見る限り両者の間には力の差が感じられた。とはいえ母国で8000人の観客が入る舞台での初防衛戦だ。キム・ソンウンがあの時と同じファイターとは捉えない方が良いかもしれない。

一方、須田は対抗戦で大島沙緒理を破りBlack CombatとDEEPの二冠王となったパク・シユンの持つBlack Combat女子アトム級王座にチャレンジする。MMAPLANETのインタビューでパク・シユン……というよりも指導者のパク・テヒョク氏が伊澤星花に対して絶対の自信を持っていたが、今回はホームで須田の挑戦を受けることに。

関節技にずば抜けた強さを見せる大島に対し、直接対決という部分でなく――×パク・シユン戦を念頭に比較すると、須田は打撃の成長が顕著で、よりウェルラウンダーとして戦える。寝技にしても思考、動きともにフレキシブルな須田だけに、パク・テヒョク氏が言うところの戦略に振り幅が持てる。

日本人選手がBlack Combatのベルトを手にし、韓国人選手がDEEPのベルトを腰に巻くという逆転現象も起こるかもしれないBlack Combat女子アトム級選手権試合だ。

今やDEEPよりもBlack Combatを主戦場にしようかという熱の大原は公言通り11月に続き、連続出場を果たす。対戦相手もイ・ファンスン戦での勝利後、ケージの中で挑発してきたキム・ジュンギュンでなく希望通りパク・ジョンホンと相対する――予定だったが、ヒザの負傷で欠場しファン・ドユンと戦うことが決まった。。

本来ランキング1位の大原と2位のパク・ジョンホンのマッチアップは事実上の次期挑戦者決定戦と思われたが、リアリティ番組で注目されているとはいえファン・ドユンは格下の相手だ。今回の試合結果いかんで大原は、対抗戦で完敗を喫したイ・ソンハの持つBlack Combatライト級王座に大きく近づくことができるのか――。

山本はバンタム級でイ・ソンウォンと、中村はフェザー級でパク・チャンスとの対戦も決まった。この2カード、注目は中村の相手パク・チャンスだ。4月のフェザー級王座決定戦で、パク・チャンスは姿勢を乱して倒れたところにシン・スンミンのサッカーボールキックからパウンドアウトで敗れた。

しかしDouble GFC暫定フェザー級王座決定戦で現Gladiatorフェザー級王者パン・ジェヒョクに勝っているパク・チャンスは、MMAの王道的なスタイルを貫けばシン・スンミンを上回る実力者とも考えられる。

中村×パク・チャンスなど、タイトル戦線で鍵を握る選手が日本勢の相手を務める、完全ガチのマッチメイクはBlack CombatではDEEP勢はワンオフでなく、レギュラーという認識があるようだ。そのフェザー級戦線、同大会ではたシン・スンミンはソン・ユチャンとの初防衛戦が控えている。キム・ソンウンと同様に対抗戦で青井人に遅れを取り、DEEP勢に2つ目の白星を献上しているだけに再起戦でチャンピオンの意地を見せたいところだろう。

そんなフェザー級選手権試合を第7試合に追いやり、キム・ミンウ×ユ・スヨンのフェザー級戦がメインで組まれている。元Road FCバンタム級王者で韓国一の猛者と目されながらRoad to UFCでは計量失敗で敗退。階級を上げてBlack Combatで戦うキム・ミンウと、Black Combatでライト級&フェザー級、さらにバンタム級と3階級を制したユ・スヨンの一戦は、PPV級のスーパーファイトといえる。

(C)DEEP

気になるのはユ・スヨンのコンディションだ。

ユ・スヨンは昨年12月21日のNAIZA FC56でダスタン・アマンゲルジにTKO負けを喫してから、インターバルは僅か1カ月でキム・ミンウという実力差と対峙することになる。ボディを効かされての負けではあったが、メンタル面と肉体の消耗度を考えるとキム・ミンウ有利と見るのが妥当か。

いずれにせよ、アジアを代表するファイター同士の対戦はDEEP勢が絡まなくても日本のMMAファンにとっても必見といえる。

The post 【Black Combat10】パク・シユン×須田萌里& 駒杵もフライ級王座挑戦。キム・ミンウ×ユ・スヨン決行!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB Black Combat DEEP GFC Gladiator Gladiator024 K-MMA MMA MMAPLANET NavE o RIZIN ROAD FC Road to UFC Special UFC YouTube キム・ミンス キ・ウォンビン チェ・ドンフン チョ・ソンビン ボクシング 久保健太 海外

【Special】K-MMA、2023年・秋。グラジで久保健太戦、チェ・ドンフン「ニャムジャルガルにも勝てる」

【写真】1999年1月2日、ソウル生まれ。ポハンには軍人として赴いた(C)MMAPLANET

日本と韓国、MMAにおいても永遠のライバルである両国。Road FCを頂点とするK-MMAは規模的には日本のRIZINのようなビッグステージを持たない。対してUFCファイターの評価は引退したコリアンゾンビに代表されるように、韓国勢の方が高い。9月のDEEP vs BLACK COMBATで後者が日本の老舗を圧倒した。日韓関係に少し変化が見られるようにもなった10月最終週に訪韓、K-MMAの今を歩いた。
Text by Manabu Takashima

特集「K-MMA、2023年・秋」。遅まきながら第三弾は12月9日(土)に豊中市の176BOXで開催されるGladiator024で久保健太と対戦するチェ・ドンフンの声をお届けしたい。

3月大会でフライ級王座挑戦が決まっていたが負傷欠場、9カ月後に仕切り直しを前にキャリア3戦目でDouble GFCフライ級王者となった24歳のK-MMAファイターはどのような想いで日本で戦う。


――3月のGladiatorでNavE選手に挑戦予定でしたが、足の骨折で出場不能となりました。その後、回復具合はいかがだったのでしょうか(※取材は10月26日に行われた)。

「骨折は足の甲でした。自分自身、凄く試合はしたかったのですが、手術が必要で戦うことができなかったです。今もピンが入っているままですが、ドクターから試合に出ても大丈夫だという言葉を貰っています。鋼鉄が足に入っているので、蹴りでKOできるのではないでしょうか。アハハハハハ」

――……。欠場したタイトル戦でチェ・ドンフン選手の代役で出場したニャムジャルガル・トウメンデムベレルがKO勝ちをしてベルトを巻くと、そのままRoad to UFCのワンマッチ契約を勝ち取りました。ケガをしなければ自分が……という悔しい想いはないですか。

「悔しいと思わないといえば嘘になります。でもケガで試合ができないことはしょうがないです。とにかくリハビリに集中して、さらに強くなろうという気持ちでいました。同時に代わりに出る選手なので、どのような戦いをするのかは気になっていました。モンゴルのチャンピオンということで楽しみでもあったのですが、ニャムジャルガルの最近の試合を見ても自分なら勝てますね」

――凄い自信ですね。今回、久保健太選手が対戦相手候補ということですが(※その後、正式決定)、まず日本で戦うことが再び決まったことについてはどのように思っていますか。

「再びチャンスをくれたGladiatorに感謝しています。今回がタイトル戦でなくても、Gladiatorでの試合に集中しています。Gladiatorモードです」

――そんなチェ・ドンフン選手ですが、MMAを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

「自分は軍人で、所属基地がポハンにありました。徴兵期間後も下士官として、軍に残っていました」

――ネトフリでD.Pというチョン・へインが主人公を演じる脱走兵追跡のドラマを視ましたが、体罰やいじめなど本当にあれ程えげつないのですか。

「アハハハハ。アレは陸軍の話で、自分は海軍にいましたので。海軍は陸軍よりも××××(※以下自粛)ですよ(笑)。そのまま軍人として生きていくのかと考えた時に、自分が強くになるにはMMAしかない……男としてMMAのスーパースターになりたいと思ったんです。MMAファイターとして生きていくことを決めました。実際、チームMADポハンに所属し人生が変わりました」

――軍に入る前に格闘技の経験はあったのですか。

「中学時代に柔道をやっていました。ただ初めてMMAを見た時に、これは喧嘩だと思ったので打撃を学ぼうと思い、ジムに入ったんです。で、初めてスパーリングをした時の相手がキム・ミンス館長でした。どれだけ殴られても、最後は殺してやろうという気持ちで挑みましたが、全く近づくことはできずにボコボコにされました(笑)。もう血だるま状態で。『これはしっかりと学ぶ必要がある』と思い知り、そこから気合を入れ直しました。

とにかく夕方にジムに行くとボコボコにされて(笑)、血みどろで家に戻るんです。そんな毎日が続くと、『俺は選手とやっていけるのか。本当に正しい判断をしたのか』と疑問を持つようになったこともあります。でも黙々と練習をしていると1日、1日と成長する自分を感じることができて、試合で結果も残せるようになりました」

――キャリア3戦目でDouble GFCのチャンピオンになり、今は4勝0敗です。正直、経験値としては十分でないという見方もされるかと思います。

「自分のレベルアップのため、そしてプレッシャーを与えるためにGladiatorで戦おうと思ったんです。これからは国内だけでなく、海外でも戦っていきたいので。この世界で成功を修めるには海外で連続して戦っていかなければならない。なのでギアを上げることにしました。これから世界のトップ舞台で戦うために、Gladiatorは良いステッピングボードになると思っています」

――MMAファイターとしての強みはどこだと思っていますか。

「自分はフライ級のなかでも大きい方ではないです。過去4試合とも、相手の方が背が高かったです。日本で戦うかもしれない久保選手はリーチが長いそうですが、ステップを使って久保選手の距離で戦わないようにしようと思います。そうですね、インアウト――出入りが自分の強みです。

足を負傷していたので、ボクシングの練習に集中していた期間がありました。そこで身につけた出入りですが、戦いに幅がなかったのも事実です。今後はグラップリングも交えて、圧力を掛ける試合をしたいです」

――キ・ウォンビン、チョ・ソンビン、パク・ジェヒョクとGladiatorでは韓国人王者が生まれていますす。同じ韓国人選手として続きたいという気持ちは?

「そういう歴史を紡ぐよりも、自分のために頑張りたいと思います。Gladiatorフライ級のタイトルを取ります。期待してください」

The post 【Special】K-MMA、2023年・秋。グラジで久保健太戦、チェ・ドンフン「ニャムジャルガルにも勝てる」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
GFC GFC10 MMA MMAPLANET o ONE RIZIN Wardog YouTube キム・テフン 中務修良 海外

【GFC10】フライ級転向&海外を見据える中務修良─02─「これだけ体が動けるんだ」

【写真】GFC代表からファイトボーナスも支給されたとか—―(C)GFC

4日(土)、韓国はクミイチで開催されたGFC10で、キム・テフンをTKOで下した中務修良のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

キム・テフン戦で感じたフライ級転向の手応えは、中務の中に海外での試合に対する目標を生み出していた。その陰に秘められた試合への集中力についても語ってくれた。

<中務修良インタビューParty.1はコチラ


――キム・テフンもスクランブル出場であったうえ、対戦相手との実力差があったことも事実です。そのような中でも、中務選手としては出したかったものは出せたという手応えがありましたか。

(C)GFC

「そうですね。作戦としては、しっかりと距離を設定しながら、打撃を当てつつ組みつくことでした。前回のエイドリアン戦と同じく足関節も――とは思っていましたが、一発目の左パウンドがガードの間からアゴに入ったんですよ。それで相手が体を丸めてしまったので、『これはパウンドでいけるな』と思いました。

(C)WARDOG

そもそもグローブがすごく薄かったので、『これはパウンドが効く』とは考えていて」

――そうだったのですね……。試合後にはキム・テフンに何と声をかけていたのですか。

「通訳を通じて『急遽試合を受けてくれて、ありがとうございました。すごく男らしいです。かっこいいです』と伝えました。とにかく試合ができて良かったです。すると本来対戦する予定だったウ・ジウォン選手がケージに入ってきて。その場では『次は試合をしましょう』と言っていたのに、控室に戻って話をすると『いや、どうなるか分からない』とか――だから、次がウ・ジウォン選手とのタイトルマッチになるかどうかは分かりません(苦笑)。

ただ、試合前には会場で韓国の子供たちが『一緒に写真を撮ってください!』と言ってくれたりとか。試合後もGFC代表の方が『すごく良い試合だった』と。韓国に行って良かったです。会場にONE関係者の方がいらしていて『ONEに推薦したい』というような話もありました。といっても『そういう声をかけていただいた』という程度で。今後交渉があるかどうかは分かりませんが、そうやって海外の方に評価していただいたのが嬉しいです」

――ちなみに、今後ストロー級で戦いたいとは思いますか。

「いや、う~ん……今回フライ級で試合をして、すごく調子が良かったんです。だから『やっぱりフライ級で戦ったほうが良いかな』と思っています。ストロー級の試合は、良いお話があったら考えますね。今はフライ級のほうに気持ちは動いています」

――フライ級の体をつくっていく中で、練習の中でも成果は感じているのでしょうか。

「それが――僕って、練習ではメチャクチャ弱いんですよ(笑)」

――アハハハ。練習で強いのに試合で力を出せないよりも、そのほうが良いと思います。

「ありがとうございます。それこそ出稽古先でも、キャリアで劣る相手にやられたりとか。でも試合になると何かが違うんですよね」

――練習と試合では何が違ってくるのでしょうか。

「練習している人からは『試合になると勢いが違う。思いきりが良い』と言われます。確かに僕は練習だと思いきりは良くないし、相手のことも見すぎてしまうんですよ。実は沖縄に行った時、RIZINで対戦した砂辺光久さんと練習させてもらったんです。試合では僕が勝ったのに、練習では砂辺さんにボッコボコにされて(笑)」

――えぇっ!? まず砂辺選手と練習していることが驚きです。

「アハハハ。砂辺さんからは『試合ではあれほど前に出てきていたのに、なぜ練習では出て来ないんですか?』と言われました。僕も『いやぁ、それが分からないんですよ』としか答えられなかったです(苦笑)」

――試合になるとスイッチが入るのですね。

「今回の試合だと――映像には映っていなかったと思いますけど、僕は『殺してやる』と思って相手のことを睨んでいました。セコンドからも『気持ちが入りすぎだよ!』と注意されるぐらいで」

――どの段階でスイッチが入るのでしょうか。

(C)WARDOG

「入場して相手を見た瞬間ですね。入場前は『自分のほうが強い。絶対に勝てる』と自己暗示して、入場したあと相手を見たら『コイツをブッ殺したる』と思っています。それでも試合中は冷静で、セコンドの声もよく聞こえていますし。しっかり考えながら動くこともできていますよ」

――それは気持ちが高まると同時に、集中力が高まっているのですか。

「そうです、そうです。だんだんと研ぎ澄まされている感覚があります」

――正直なところエイドリアン戦も試合前に負傷があったことはともかく、あれほど足関節にこだわるのは危ないのではないかと思っていました。しかしご自身の中でも冷静に、『これは取れる』と考えられるほど集中力が高まっていたのですか。

「はい。エイドリアン戦は最初、外ヒールでバキバキと音が鳴りました。でもこれでタップしないのであれば、一度サドルに組み替えて内ヒールでいけば極められると思ったんです。エイドリアン選手の足の力が強くて、なかなかサドルに入れなかったものの、一度入ってしまえば極められると考えていましたね」

――なるほど。何より今回の韓国遠征は実り多きものになったようですね。

(C)SHOJIRO KAMEIKE

「出場してよかったです。相手の負傷でタイトルマッチが無くなった時は、断ろうかどうか考えましたけど――まず勝ったことで韓国関係者の方々にも名前を知っていただくことができました。フライ級でこれだけ体が動けるんだ、ということにも気づくことができて。

僕自身、次はどの大会に出るのかは分かりません。海外になるのか、あるいは国内で戦うかも決まってはいないです。いずれにせよ来年の頭には、またフライ級で試合をしたいと思っています。2024年もよろしくお願いします!」

The post 【GFC10】フライ級転向&海外を見据える中務修良─02─「これだけ体が動けるんだ」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB ACA DEEP GFC Gladiator Gladiator024 Grachan K-MMA MMA MMAPLANET NavE o ONE RIZIN ROAD FC Road to UFC UFC YouTube   じゅん イ・スンチョル キック チェ・ドンフン フェルナンド ライカ ルネ・カタラン 上久保周哉 中川皓貴 久保健太 南友之輔 吉田開威 宮城友一 海外 溝口司 澤田政輝 田中有 竹中大地 若松佑弥 高橋孝徳

【Gladiator024】プレ・フライ級Wars。チェ・ドンフン&イ・スンチョルが来日。じゅんが復活

【写真】自らのイケメンと言ってしまうチェ・ドンフン。3戦目でチャンピオンになった実力の程は──(C) MMAPLANET

23日(木)、GLADIATORより12月19日(土)に豊中市176BOXで開催されるGladiator024の追加カード10試合が発表されている。
Text by Manabu Takashima

3回戦2試合、2回戦8試合が新たに明らかとなったが、まず目につくのがDouble GFCフライ級チャンピオンのチェ・ドンフンの来日&久保健太との対戦だ。

チェ・ドンフンは今年の3月大会で当時のGladiatorフライ級王者NavEと対戦予定だったが、足の小指を骨折して欠場に。彼の代役としてニャムジャルガル・トゥメンデムベレエルがベルトに挑戦することとなった。


そのニャムジャルガルが僅か7秒でNavEをKOし、新チャンピオンに。直後にRoad to UFCと契約したためタイトルを返上し、グラジのフライ級王座は空位となっている。

チェ・ドンフンも狙いは来年のRoad to UFC出場であることを公言して憚らない。その過程で韓国国内でなく、日本=グラジで試合をこなし、ベルトも視野に入れている模様だ。柔道出身のチェ・ドンフンは泣く子も黙るどころか、凍り付く厳しさの韓国海軍に徴兵後も身を置き筋金入りの気持ちの強さを身に着けている。

除隊後にMMAファイターを目指しTeam MAD浦項に入門すると、瞬く間に頭角を表し3戦目でDouble GFCの王座に就き、初防衛後に上にあるようにグラジ出場を決めていた。ムエタイでもプロとして1勝を挙げ、コンバットサンボの国家選抜戦でも優勝しているチェ・ドンフンは、パワーとスピード溢れるウェルラウンダーだ。

対してベテランの久保は今年の1月以来のグラジ出場となる。下のコメントにあるようにコロナ明けで練習ができない状態で挑んだ宮城友一戦でRNCに敗れた。DEEP名古屋大会での再起戦を飾った久保もまた、グラジのフライ級王座を視野に入れて韓国の新鋭と対戦することとなった。

チェ・ドンフンと同じくK-MMAのフライ級からイ・スンチョルの来日も決まった。キャリア5勝1敗、10月にはBIFCでONEストロー級タイトルコンテンダーのルネ・カタランを僅か71秒でKOで破っているイ・スンチョル。キックベースだが、徴兵期間中にMMAファイターを目指すこと決めたイ・スンチョルの憧れのファイターは、日本の若松佑弥だという。その影響かイ・スンチョルもスタイル的にもアグレッシブなストライカーである一方で、しっかりとテイクダウンもできるタイプだ。

このイ・スンチョルの対戦相手に抜擢されたのが、キャリア2戦目の澤田政輝だ。グラジからステップアップを図る溝口司と同門の澤田は柔道ベースながら、思い切った打撃が武器で──倒して極めるスタイルでデビュー戦を飾っている。

2戦目の国際戦、臆することなく気合満々でオファーを受けた澤田がどのようなファイトをやってのけるか、興味深い。

さらにフェザー級でグラジ元バンタム級王者じゅんの4年8カ月振りの実戦復帰=高橋孝徳戦も決まった。今大会には実弟・田中有と中川皓貴が揃って国際戦に挑むこととなっているが、リライアブル神戸を引っ張るボスとして、じゅんがその背中で何を見せるのか。

対戦相手の高橋は昨年Grachanのフェザー級王座決定Tで惜しくも準優勝に終わり、心機一転グラジを戦場に選んだ。高橋といえばケージに押し込み、じっくり戦うという印象が強く──「魅せてナンボ」のじゅんとは対極にある「勝ってこそ」のMMAを戦う。じゅん✖高橋はある意味、MMAイデオロギー闘争的なマッチアップといえる。

また竹中大地&上久保周哉というJ-MMAのトップファイターが参入してきたグラジのバンタム級戦線で、空手ベースで注目を集める吉田開威と南友之輔の連続出場も決まった。

吉田はグラップラーのフェルナンドと対戦するが、ここでの組み対策と攻撃的な打を披露できれば、トップ戦線が一気に近くなる。

一発の強さが魅力的な南は、健太エスペランサとのマッチアップとなる。既に2月のGrachan大阪大会出場も決まっているという話もある南だが、デビュー前から2024年中にグラジ・バンタム級王座に就くと宣言しており、有言実行への期待感を抱かせるファイトができるのか──要注目だ。

以下、今回のプレスリリースから過去最長と言っても過言でない──じゅん&久保山、そして高橋、澤田、韓国勢の次戦への意気込みを完コピでお届けしたい。

じゅん
「いつも選手の事を1番に考えてくれている凄く良い大会です。Gladiatorがインディ団体と言うてる人がいるなら、アホかと言うてやりたいですね(笑)。弱い外国の選手では無く、強い外国の選手を使っている所にも惹かれます。ここに勝てないと世界で勝負出来ない事を明確にさせているので、世界を目指す選手にはめちゃくちゃいい刺激だと思います。余談ですが、凄い金額がかかっている団体だと思っていますが、一体いくらくらいかかっているんですか?(笑)相手選手のことは組みの展開が得意で、そこから判定で勝ちに行くって感じの印象です。でもキックパンツで試合しているのを見ると打撃を本当は試合でしたいんじゃないんですかね? 僕は約5年ぶりの試合でもともと1階級下でやっていたのでパンチもキックも弱いはずです!

日本でトップの選手でもないので、相手の方からすると打撃の試合をやるのにお手頃の相手なんじゃないですか? 僕は盛り上がる試合しかする気がありません。組みでも寝かされても、盛り上がる事したります!勝ちにこした事はありませんが、お客様や興行主様が喜ぶ試合にしたいです。なんで打ち合ってくれれば嬉しいです。こんな事言うたらダメですが、ここで僕を倒してくれれば、また僕のジム生が相手選手を倒しに行くと言うストーリーが出来るので、面白いんじゃ無いんですかね?

僕は倒れないですけどね。

僕はもう選手活動はする気が無かったんですが、色々と考える事があり、その結果また試合をする事にしました。櫻井代表への恩返しになるか分かりませんが、そうなれればいいです」

高橋孝徳
「関西のみならず、アジアの各国から強豪選手が参戦するGladiatorに初めて出場する機会をいただき光栄に思います。私個人としては、前戦でGRACHANのタイトル獲得に失敗してからの再起戦となります。もう一度頂点を目指す上で、しっかりレベルアップした姿をお見せいたします。これまでよりも攻撃的なファイトにご期待ください」

久保健太
「今大会であるGladiator024大会の出場オファーを頂きありがとうございます。前回出場させて頂きました020大会で宮城友一選手との試合では不甲斐にも敗退してしまいとても悔しい思いをしました。宮城選手との試合は偉大な選手なだけに、それなりに懸けていた思いがありました。しかし試合直前の5日前まで初のコロナにかかり寝込んでしまい一時は試合欠場となる状況まで陥っていたこともあったことから、僕自身にとっては不完全な試合となってしまいました。

それでも試合に出場し戦ったこと、宮城選手と試合をさせて頂いたことに何一つ後悔はしていません。そんな状況な中でも試合をした自分に誇りを持っています。その悔しい思いから、その後のDEEP名古屋大会でタイトルを持つ選手から勝利を納めては、Gladiatorでの挽回を待ち望みながらに日々トレーニングと練習の日々を重ねてきました。そしてようやくそのチャンスを頂き、対戦相手をお聞きしたところ海外の強豪選手、韓国のダブルGFCという団体の現王者であるチェ・ドンフン選手でした。戦歴等を確認したところ、MMA無敗の柔道ベース、コンバットサンボでは韓国国家選抜選手権優勝とかなりの実績がある強豪選手でした。

対戦相手に不足はありません。むしろ他団体の現王者相手に僕を指名して頂けたことに感謝と敬意の気持ちを持って全力で闘い勝利を手に入れます。韓国の選手とはRoad FCやCMAでこれまでに何度か戦ったことがあります。CMAカイザーでは僕もタイトルを獲りました。しかし、ここはGladiatorのリング、今ではGladiatorの顔の一人でもある僕だとそう自負しています。この対戦カード、試合で盛り上げるのも、勝利するのも僕じゃないといけないんです。僕も良い年齢になりました。格闘技人生長くはないと思います。

今大会に勝利し、Gladiatorフライ級トーナメントで選抜して頂きそこに宮城選手がいれば再戦はもちろんのこと、行けるところまで駆け上がり王者君臨を目指します。試合当日、楽しみにしていて下さい。注目していて下さい。宜しくお願い致します」

チェ・ドンフン
「自分はこんなイケメンですが、Gladiatorからチャンスを貰えたことで相手を半殺しにするぐらいの覚悟を持って戦います。応援よろしくお願いします。押忍」

澤田政輝
「オープニングファイトから出て。ここで有名になりたいって思ったのがGladiatorでした。Gladiatorで有名になりRIZINとか世界に行けるように頑張ります。今回強い相手選手を候補に挙げて交渉してくださり、自分にとって大事な試合を組んでくれたと思います。強い相手と戦える事が最高のチャンスだと思うので、一番面白い試合するので 皆様見ていてください」

イ・スンチョル
「日本のファンの皆さんは、自分のことを知らないと思いますが、Gladiatorのタイトルに通じる試合になるかもしれないので一生懸命戦い、自分のデキることをすべて駆使し日本のファンに満足してもらえる試合を見せたいと思います。頑張りますので、応援よろしくお願いします」


The post 【Gladiator024】プレ・フライ級Wars。チェ・ドンフン&イ・スンチョルが来日。じゅんが復活 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
GFC K-1 MMA MMAPLANET o PFC31   ジミー西 パンクラス ボクシング 中西テツオ 亀松寛都 修斗 天草ストロンガー四郎 小倉卓也 平井総一朗 新井丈 森崇純 黒石大資

【PFC31】平井総一朗とフライ級王座決定戦、黒石大資─01─「組み技は相当頑張りました」

【写真】平井は首都圏から。黒石は青森から札幌へ(C)MMAPLANET

19日(日)、北海道は札幌市北区のPODアリーナで行われるPFC31のメイン=PFCフライ級王座決定戦で、黒石大資が平井総一朗と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

青森県のスカーフィストでMMAを始めた黒石は2015年12月にパンクラス札幌大会でプロデビュー。その後は修斗から地元の青森県で開催されるGFC、ネクサスでも戦い、そして現在はPFCが主戦場となっている。そのPFCのベルトに挑戦する黒石に、ここまでの歩みを訊いた。


――本日はよろしくお願いします。次の試合に関するお話の前にお聞きしたいことが一つあります。黒石選手は2017年10月、WLF(武林風)に出場されていますよね。

「はい。あの時は8月に試合をする予定だったんですけど、大地震(シルツァデグ地震)で大会自体がなくなって……。本来は8月にやるはずだった試合が10月にスライドされるはずだったのですが、仕方ないですけど『8月なら出られるけど10月は出られない』という選手もいました。ウチの小倉卓也代表もそのパターンでしたね」

――そうだったのですね! これまで当時のことについては中西テツオ選手、新井丈選手から当時の話を聞いていました。その大会の話こそしていないものの木内SKINNY ZOMBIE崇雅選手にもインタビューしており、ここで黒石選手の取材になるとは何か不思議な縁だと思いました。

【参考】シルツァデグ地震とWLFについて
中西テツオ・インタビュー 
新井丈インタビュー 

「あぁ、なるほど! しかも中西選手と木内選手も今回、同じ大会で試合をするんですよね(※木内は早坂優留とストロー級王座戦、中西は澤口悠之介と対戦する)。すごく懐かしいいです。いろいろありすぎて、今となっては『楽しかったなぁ』と思います。

他の選手とは住んでいる場所も違うし、あの大会以降は会っていないのですが、今回の大会で懐かしい話になるかもしれません(笑)。久しぶりにお会いするので、自分も楽しみにしています」

――黒石選手にとっては、あの中国遠征がプロ4試合目になります。まずはMMAを始めた経緯から教えていただけますか。

「もともと僕はボクシングが好きで。ボクシングの経験がある友人がサークルのような形でボクシングを教えていて、僕もその練習に参加していたんです」

――最初はプロボクサーを目指していたのですか。

「いえ、プロになろうという意識はなかったです。ただ体を動かしたいっていう気持ちのほうが強かったです」

――そこからスカーフィストに入ったのも、運動目的だったのでしょうか。

「そうですね。ボクシングサークルの友人がスカーフィストの先輩たちと知り合いだったんですよ。僕も『総合格闘技をやってみないか?』と誘われて、行ってみてハマッたのがMMAを始めたキッカケです。あれは22歳ぐらいの頃で」

――それはまだスカーフィストが常設道場になる前ですか。

「今の常設道場に移る前――青森市スポーツ会館のレスリング場で練習していた頃ですね。スカーフィストの常設道場が出来たのが6年ぐらい前だったと思います」

――スカーフィストに入る以前は、MMAは観ていなかったのでしょうか。

「ほとんど観たことはなかったです。ボクシングやK-1のほうが好きでした。MMAが好きになったのは、小倉代表と会ってからですね」

――22歳の時ということは2015年ごろかと思いますが、2015年12月にはパンクラス札幌大会でプロデビューし、翌年7月には修斗でも戦っています。プロで試合をするまでのスピードは速かったのですね。

「先ほども言ったとおり、もともとプロを目指していたわけではないんですよ。でも練習しているうちに、アマチュア修斗の試合に出たくなって。出ていたら全日本アマ修斗で優勝したくなり――でも、その時もまだプロで試合をすることは視野に入っていなかったです。

段階を踏んでいった結果、2度目の全日本アマ修斗に出た時(2015年9月、バンタム級3位)、『やっぱりプロでやりたい』と思うようになりました(笑)。プロのライセンスも貰えたし、年齢も年齢だったので『ここはプロで試合をしてみよう』と」

――ボクシングから始めたということは、組みの練習を始めたのはスカーフィストに入ってからですか。

「はい。スカーフィストに入った頃は全く組み技の経験がなくて、アマ修斗に出始めた当初も打撃主体で戦っていました」

――当時のスカーフィストの選手といえば、「組み技を前提とした打撃」でガンガン行くというイメージが強かったです。しかも当時は組み技といえば柔術をベースにする選手が多いなか、スカーフィストの選手はレスリングベースだったと思います。ただ、黒石選手の場合は組み技の前提がなく……。

「そうなんですよ。すごく難しかったです。だから組み技は相当頑張りました。ジムでも『とにかくやれ!』という感じで(笑)。仰るとおり、僕が入った頃は組み技の練習といえばレスリングが中心でした。でも常設道場が出来てからは柔術クラスも始まって、今は柔術もしっかり練習できています」

■PFC31対戦カード

<PFCフライ級王座決定戦/5分5R>
黑石大資(日本)
平井総一朗(日本)

<PFCストロー級王座決定戦/5分5R>
早坂優瑠(日本)
木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(日本)

<バンタム級/5分2R+1ex>
亀松寛都(日本)
ジミー西将希(日本)

<ライト級/5分2R+1ex>
渡辺トシキ(日本)
天草ストロンガー四郎(日本)

<フェザー級/5分2R+1ex>
中島光陽(日本)
河永重春(日本)

<ミドル級/5分2R+1ex>
森崇純(日本)
カタナマン(日本)

<フライ級/5分2R+1ex>
澤口悠之介(日本)
中西テツオ(日本)

<フェザー級/5分2R+1ex>
伊藤光(日本)
ハント高島(日本)

The post 【PFC31】平井総一朗とフライ級王座決定戦、黒石大資─01─「組み技は相当頑張りました」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Eternal MMA73 GFC MMA MMAPLANET o PFC30 PFC31 RIZIN UFC YouTube   ザ・タイガー石井 ジミー西 スティーブ・アーセグ タイガー石井 中西テツオ 亀松寛都 天草ストロンガー四郎 平井総一朗 所英男 森崇純 海外 長野将大 黒石大資

【PFC31】19日は地方の日!! PFC31でフライ級王座決定戦、平井総一朗「何かピークを創っている選手に」

【写真】豪州のフィーダーショーも、北のJ-MMAも今の自分を出すことには変わりはない(C)MMAPLANET

19日(日)は地方の日!! 札幌でPFC31、青森県五所川原でGFCが4年振りに開催され、福岡ではBLOOM FC旗揚げ戦が開かれる。ここでは札幌市北区のPOD アリーナで行われるPFC31のメイン=PFCフライ級王座決定戦で黒石大資と対戦する平井聡一朗のインタビューをお届けしたい。
text by Takumi Nakamura。

今年2月に豪州#01フィーダーショー=ETERNAL MMAに参戦し、現UFCフライ級の注目株スティーブ・アーセグと対戦するという貴重な経験を積んだ平井。7月のPFC30では黒石に判定負けを喫したものの、当初予定されていた黒石×ザ・タイガー石井の王座決定戦がタイガーの怪我の回復が遅れてキャンセルとなり、ダイレクトリマッチという形で王座決定戦のチャンスが巡ってきた。

「これでいいのかなという葛藤もありました。ただその葛藤よりも前戦の自分へのリベンジもしたい」とオファーを受けた平井。アーセグ戦の経験、そして前回の黒石戦での悔しさをどう形にしてきたのか。王座戦を控える平井に話を訊いた。


――今回は黒石大資選手とダイレクトリマッチという形での王座決定戦が決まりました。平井選手にとってはリベンジもかかった一戦ですが、オファーを受けた時はどのような心境でしたか。

「負けたあとのオファーで、これでいいのかなという葛藤もありました。ただその葛藤よりも前戦の自分へのリベンジもしたいと思って試合を受けました」

──7月の黒石戦は振り返ってみて平井選手にとって、どのような試合だったと思いますか。

「黒石戦の前に豪州で試合をやって(※2月のETERNAL MMA73でスティーブ・アーセグに一本負け)、そこで感じた壁や差を少しでもなくすための準備をやってきて、それを出すんだという気持ちで乗り込んだ試合だったんです。でも思った通り自分の体が動いてくれない、イメージしていた試合ができなかったですね」

──その思うようにできなかったのは、自分の中では何が原因だったって感じていますか。

「ただ単に気負いがひどかったですし、勝って当たり前、当然のように勝つ、自分が何かしらでフィニッシュするというイメージでやりすぎてしまって、相手が自分に対してどう戦ってくるかのイメージが不足していたからだと思います」

──対戦相手よりも自分自身に対して課題があったということですね。

「もちろん相手の黒石選手が徹底して組み技の場面を作らせない作戦遂行力があったし、全体的にある程度レベルが高い選手というのも要因だと思います。ただ自分としては準備段階を含め、相手のことを想定した準備ができていなかったことが反省点ですね」

──今回はそこを踏まえて、何を意識して練習されてきましたか。

「その反省ももちろん活かしつつ、5分5Rやる可能性がある試合なので、いつも所英男会長が言っている『やりきる』をイメージして練習をしています。今まで5分2Rで決着をつけていたところが5分5Rで伸びることを考えると、陸上競技で言えば短距離。中距離種目から一気にフルマラソンになるぐらいの違いがあると思いますし、そのなかで『やりきる』ことを意識しながら取り組むことが出来たと思います。底上げを含めた総合力、打・倒・極全て繋がるような動き、そこを徹底的にやってきました」

──やはりラウンド数は試合展開に影響するでしょうね。

「5分2Rであれば、僕の場合は組めればなんとかなってきたところがあるんですけど、5分5Rになるということはスタンドや立った姿勢でどの程度イニシアチブを取れるか、前に出られるか、プレッシャーをかけられるかというのがポイントになると思います」

──しかも5分5R&ダイレクトリマッチというシチュエーションもなかなか経験できるものではないと思います。

「相手選手に対して一度対戦しているから『ここは大丈夫だ』、『ここはダメだ』というのはなく、僕の中では一度まっさらな状態にしました。ざっくりとしたイメージは持ちつつ、最終的には自分自身だと思っているので、今自分が持っているものを5分5Rの中でどれだけ出せるか。相手選手に対してというよりは、自分自身という感じですね」

──先ほど話にも出ましたが、2月のETERNAL MMA73では、のちにUFCに参戦するスティーブ・アーセグとの対戦でした。結果は一本負けでしたが、UFCレベルの選手と海外で戦うことは貴重な経験です。あの試合は平井選手に何をもたらしましたか。

「本当に自分にとってターニングポイントになったと思います。やはり海外遠征だけあって、スケジューリングもアバウトだったんですけど、そのなかでも割と平常心でいられたというか、そこまで動揺することなく、試合には臨めました。相手選手に対しても試合前にフェイスオフで向かい合った瞬間は『こいつなら勝てるぞ』と思って当日を迎えて、いざケージの中に入って相手と向かい合っている瞬間も、気持ち的にビビることがなかったんです。そのぐらい精神的・肉体的にいい状態でできた試合だったのですが、その上で何もさせてもらえないまま終わってしまったことが凄く悔しい部分で……。今はそこ(海外)を自分の目標、モチベーションとして、もう一回、ここからやり直すんだというきっかけになりましたね」

──あの試合をきっかけに格闘技に対する考え方や取り組み方は変わりましたか。

「変わりましたね。世界と視野が広がった感じです。それまでは国内での自分の立ち位置しか見えてなくて。大した立ち位置ではないんですけど、世界にはこういう戦いの場があるということを体感しただけでも、格闘技家としても人としても成長させてもらえました」

──それも踏まえて、平井選手は今どんな目標を持っていますか。

「先日もPFCのYouTubeライブでもお話させてもらったのですが、目の前の試合を一つ一つ勝つことですね。ただ、昨年末から一貫していることがあって、それは所会長を選手としてではなくて、コーチ・セコンドとしてRIZINに連れて行くこと。所プラスも選手が増えてきたのですが、自分の中では自分が最初に(所をRIZINに)連れて行くんだという想いがあります」

──先日所選手を取材した際、プロ選手&プロ志望の選手が増えてきてプロ練の時間を設けるようになったと話していました。

「僕がジム入った当初はプロの先輩が一人、プロ志望の選手が一人いただけで、基本的にプロ志向のジムではなかったんです。僕ももともと柔道をやっていたんですけど、プロを目指すというよりも、格闘技を楽しみたいと思って入会しましたし」

──そこからなぜプロを目指すようになったのですか。

「さっき話したプロ志望の選手=長野将大選手がデビューするかしないかのタイミングでジムに入って、僕が階級も近い&柔道経験者ということで一緒に練習させてもらう機会が多かったんです。それから練習だけじゃなく、セコンドにも入るようになって……そういうことの積み重ねと周りの期待もあって、自分も試合に出ようと思いました」

──そういったジムの歴史を知っているからこそ、所選手を“会長”としてRIZINのリングに立たせることには特別な想いがありそうですね。

「今までジムを引っ張り、担っていくのは僕じゃなくて、自分より先にジムに入っていた2人だったり、僕より下の世代の選手だと思っていたんです。もともと僕はプロ志望じゃなかったですし、僕より若い選手たちがドンドン上のステージに上っていってくれた方が、ジムが盛り上がるだろうなと考えていた時期もあります。でも自分の役割や役目を改めて考えた時に、今は自分がやらなきゃいけないなって発想が変わってきて。それであえて『所会長をRIZINに連れていきたい』と口に出して言うようにしました」

──その目標を達成するためにも、ベルトを巻くことが大きな前進になると思います。そのタイトルマッチに向けた意気込みを最後にいただけますか。

「まだまだ僕は目立つ選手でもないですし、特別何かを残した選手でもないんですけど、本当にこれから先、何かピークを創っていける選手になっていくので、是非注目していただけたらなと思います」

■PFC31対戦カード

<PFCフライ級王座決定戦/5分5R>
黑石大資(日本)
平井総一朗(日本)

<PFCストロー級王座決定戦/5分5R>
早坂優瑠(日本)
木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(日本)

<バンタム級/5分2R+1ex>
亀松寛都(日本)
ジミー西将希(日本)

<ライト級/5分2R+1ex>
渡辺トシキ(日本)
天草ストロンガー四郎(日本)

<フェザー級/5分2R+1ex>
中島光陽(日本)
河永重春(日本)

<ミドル級/5分2R+1ex>
森崇純(日本)
カタナマン(日本)

<フライ級/5分2R+1ex>
澤口悠之介(日本)
中西テツオ(日本)

<フェザー級/5分2R+1ex>
伊藤光(日本)
ハント高島(日本)

The post 【PFC31】19日は地方の日!! PFC31でフライ級王座決定戦、平井総一朗「何かピークを創っている選手に」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
GFC GFC10 MMA MMAPLANET o Wardog キム・テフン 中務修良

【GFC10】中務が代役キム・テフンを速攻テイクダウン&パウンドアウト。王者ウ・ジウォンと向かい合う

【写真】勝ち名乗りを受ける中務。ケージを下りるキム・テフンのダメージは深そうだ(C)WARDOG

<フライ級/5分3R>
中務修良(日本)
Def.1R by TKO
キム・テフン(韓国)

サウスポーの中務が左インローを当てる。キム・テフンのワンツーを交わした中務は奥足にシングルレッグで組みついか。テイクダウンを奪い、そのままトップからパウンドを連打。キム・テフンがガードを固めて防戦一方になったところで、レフェリーが試合をストップした。秒殺勝利となった中務は、スクランブル出場で試合を受けたキム・テフンに駆け寄り言葉を掛けた。試合後は当初対戦予定であったウ・ジウォンがケージインし、挨拶後に中務と写真に収まった。次こそ対戦=タイトルマッチが実現するか。


The post 【GFC10】中務が代役キム・テフンを速攻テイクダウン&パウンドアウト。王者ウ・ジウォンと向かい合う first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
GFC GFC10 MMA MMAPLANET o Wardog ヨ・ドンジュ 倉岡寿美津

【GFC10】右クロスでダウンを奪った倉岡が、バックマウントからパンチ連打でヨ・ドンジュにTKO勝ち

【写真】KO勝利後、ケージ内でインタビューを受ける倉岡(C)WARDOG

<ミドル級/5分3R>
倉岡寿美津(日本)
Def.1R by TKO
ヨ・ドンジュ(韓国)

サウスポーに構えた倉岡が距離を取る。ケージを背負った倉岡がオーソドックスにスイッチ。右ローから追ってくるヨ・ドンジュに対し、右クロスのカウンターを浴びせた。この一撃でヨ・ドンジュがダウン。そのままバックマウントを奪った倉岡がパンチを連打し、ヨ・ドンジュが動けなくなるとレフェリーが試合をストップした。


The post 【GFC10】右クロスでダウンを奪った倉岡が、バックマウントからパンチ連打でヨ・ドンジュにTKO勝ち first appeared on MMAPLANET.