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『Dana White’s Contender Series 67』試合結果/ハイライト動画




MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Mansur Abdul-Malik def. Wesley Schultz via TKO (punches) – Round 2, 3:55
・Rami Hamed def. Meng Ding via unanimous decision (30-26, 29-27, 29-27)
・Bruno Lopes def. Mikheil Sazhiniani via TKO (punches) – Round 2, 4:14
・Jose Delgado def. Ernie Juarez via knockout (knee and punches) – Round 2, 1:25
・Lone’er Kavanagh def. An Tuan Ho via knockout (punch) – Round 1, 2:35

【DWCS S08 Ep01】ロニー・カヴァナ、強烈な左でアン・トゥアン・ホーを初回KO!!(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep01】11日前のオファー、スクランブル発進のホゼ・デルガドがA1王者フアレスをヒザでKO(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep01】昨年敗北のロピス、初回のダウンを跳ね返し腹攻めでサジニアニを逆転TKO―涙を見せる(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep01】クリンチ多用のティン・ワンに、スクランブル発進のハメドは判定勝ちも打撃は不発(MMAPLANET)

【DWCS S08 Ep01】アブドゥルマリク、乱戦も一気にヒジでTKO。カヴァナ、デルカド&ロピスとUFCへ(MMAPLANET)



 8月13日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催された『Dana White's Contender Series 67』の試合結果。フィニッシュ勝利を収めたロナー・カヴァナ、ホゼ・デルガド、ブルーノ・ロペス、マンスール・アブドゥルマリクの4名がUFCとの契約を勝ち取っています。以下、ハイライト動画です。続きを読む・・・
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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 K-1 MMA MMAPLANET o UFC キック ダナ・ホワイト ブルーノ・ロピス マンスール・アブドゥルマリク ラミ・ハメド

【DWCS S08 Ep01】アブドゥルマリク、乱戦も一気にヒジでTKO。カヴァナ、デルカド&ロピスとUFCへ

<ミドル級/5分3R>
マンスール・アブドゥルマリク(米国)
Def.2R3分55秒by TKO
ウェズ・シュルツ(米国)

D1レスラーのアブドゥルマリクに対し、シュルツはD3レスラーだ。ジャブで詰めるアブドゥルマリクに対し、蹴りを多用するシュルツ。構わず前に出たアブドゥルマリクはワンツーからスリーと、フックを振るう。間合いを取り直しフックで詰めたアブドゥルマリクに対し、嫌がったようにシュルツがシングルレッグへ。切ったアブドゥルマリクのバック狙いを前方に落とし、逆にシュルツがバックへ。すぐに胸を合わせて離れたアブドゥルマリクは右を当てる。ハイからスピニングバックキックを見せたシュルツは、逆に左ハイを蹴られてダブルレッグから引き込む。

クローズドの中でアブドゥルマリクは腰を上げ、三角狙いを防いでパスへ。バタフライガードを取ったシュルツはパンチにレッスルアップでスタンドに。既に疲れた感のあるシュルツに対し、アブドゥルマリクは左ストレートから左ハイを繰り出す。回転系の蹴りやワンツーという攻撃も、威力が感じられないシュルツはスピニングバックフィストも、右を当てた直後に左を被弾して初回が終わった。

2R、左ミドル&右ハイのシュルツ。アブドゥルマリクも左ハイを返して、ジャブを伸ばす。アブドゥルマリクは慎重に攻めるが、右回りに後ろ回し蹴りから左を被弾する。ダブルレッグを切ったアブドゥルマリクはとにかく荒いシュルツのパンチを被弾し、ダブルを切ってもスイッチでバックを許す。離れたアブドゥルマリクにダブルレッグを決めたシュルツが、サイドバックで左のパウンドを連打する。

アブドゥルマリクは立ち上がりきれず、崩されパンチ&ヒザを受ける。立って離れたアブドゥルマリクはジャブを入れ、右ストレート。シュルツのシングルを切ってパウンドを打ち込む。ダブルに切り替えて、股間の下から後方へのフリップを潰されたシュルツは、シングルも防がれバックからフォールを奪いに来たアブドゥルマリクに背中をつけさせる。

そのままマウントに移行したアブドゥルマリクが、強烈な右エルボーの連打で背中を見せ――レフェリーが試合を止めると、ダナ・ホワイトが立ち上がって拍手を送る。さらにダナはケージに上がり、敗者にも「ファッ〇ン・グレートファイトだ」と声を掛けた。

慎重さが禍し、切れて強さを見せつけたアブドゥルマリクは「凄くハッピーだ。神に感謝している。チームの皆が支えてくれた。パワーは使わず、スピードとテクニックで戦った。粗いファイトだけど、こういうこともある。スタミナがないと色んな奴ら言う。でも、意味はないよ」と話し、エクストリーム・クートゥアーの面々に改めて感謝した。

そして審判の時。「5度のK-1王者、7勝0敗。4つのKO勝ち、6勝0敗の相手に最高のKO勝ちを収めた。Get Over Here」とロニー・カヴァナが合格。続いてホゼ・デルガドは「最高のウェルラウンダーだ。ショートノーティスでアゴも強かった。全てを兼ね備えている」と絶賛され、契約へ。

続いてブルーノ・ロピスが「31歳に見えない。殺傷能力がある。ボディショットのKOも良いし、君の物語も好きだ」と言われたのに対し、ラミ・ハメドは「君が何者が見せないといけない。今日はそうじゃなかった」と契約は見送られる。最後にアブドゥルマリクは「テストに受かった」と笑顔を迎えられ、4人の勝者が最高峰へのステップアップを決めた。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 MMA MMAPLANET o キック ティン・ワン ライカ ラミ・ハメド

【DWCS S08 Ep01】クリンチ多用のティン・ワンに、スクランブル発進のハメドは判定勝ちも打撃は不発

<ウェルター級/5分3R>
ラミ・ハメド(レバノン)
Def.3-0:30-27.29-27.29-27
ティン・ワン(中国)

フロリダ在住のレバノン人ファイターのハメドは、去年のDWCSを負傷欠場し、1週間のショートノーティスで仕切り直しのチャレンジとなる。対するティン・ワンも10カ月振りのファイトだ。まず左インローを蹴ったティン・ワンに対し、ハメドは右ハイを蹴っていく。遠めの距離で間合いを測る両者、スイッチしたハメドが左ストレートを伸ばしてからインローを蹴る。ポイント空手の踏み込みに、カウンターは当たらなかったティン・ワンがクリンチへ。ここでティン・ワンのヒザが急所に当たり、スタンドで試合は仕切り直しとなる。

頭が当たるステップインから、組んだティン・ワンだがテイクダウンは奪えない。ボディからまたも組んだティン・ワン。ハメドはクリンチでヒザを顔面に突き上げる。離れたハメドがワンツー、左アッパーを狙う。ティン・ワンは腹を殴って組みつくが、離れ際に左を被弾する。最後の10秒の打撃戦も、クリーンヒットはなかった。

2R、「パンチから組んでくるだけだ。リラックスして戦え」という指示を受けたハメドは、左ローを蹴られ構えを変える。小刻みに前手が変わるハメドに対し、ティン・ワンがスピニングバックキックで腹を狙う。ハメドは組まれないために回り、カウンター狙いから内回しの蹴りを繰り出す。ティン・ワンはやはりパンチを見せてクリンチへ。そして、自ら離れる。ティン・ワンのカーフに左を合わせようとしたハメドだが、当たりは浅い。クリンチでのヒザに急所だと意思表示をしたハメド。レフェリーは「ノー」と試合続行を指示する。

これで潮目が変わったか、圧を高めたティン・ワンのパンチにハメドも足を止めて拳で対抗する。ハメドは左ミドルを決めて、リズムを取り戻し左を伸ばす。2発目をかわしたティン・ワンが、組んでボディロック&小外刈りでテイクダウンに成功。そのままサイドで抑えた直後に時間となった。

最終回、ワンツーで前に出るティン・ワン。右に回るハメドにスピニングバックキックを繰り出す。右ストレートから右ミドルを決めたティン・ワンは、フィニッシュ狙いに完全に舵を切ったか。回ってかわしていては、勝っても契約は難しいハメドもカウンターで右を当てる。ティン・ワンのミドル狙いは、急所の上に入り試合が中断する。

再開後、左を入れたハメドは、右ハイを放つ。「来い」とアピールするティン・ワンは、自分から距離を詰めることができない。と、ハメドの左の蹴りにティン・ワンの右ローが急所を直撃し1P減点に。90秒後に再開に応じたハメドは左に回りインローを蹴る。ティン・ワンは組むが、ハメドが差し返して離れる。ティン・ワンはボディショット、右ミドルと腹を攻めるも残り2分を切っているのにクリンチを選択する。ハメドが離れてサークリング、ティン・ワンが組んでいく。

間合いを取り直し、ボディを打ち合った両者。ティン・ワンはここでもクリンチを選択する。ヒジから左右のフックを見せたハメドだが、タイムアップに厳しい表情を見せ――判定勝ちにも、「ダナ、もう少し準備期間をくれ。そうすれば最高のストライカーの姿を見せる」と話した。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 MMA MMAPLANET o ブルーノ・ロピス ミハイル・サジニアニ

【DWCS S08 Ep01】昨年敗北のロピス、初回のダウンを跳ね返し腹攻めでサジニアニを逆転TKO―涙を見せる

<ライトヘビー級/5分3R>
ブルーノ・ロピス(ブラジル)
Def.2R4分14秒by TKO
ミハイル・サジニアニ(ジョージア)

昨年9月、大方の予想を裏切る形で黒星を喫したロピスが2度目の出場。間合いを測る両者、サジニアニがいきなりのダブルレッグもロピスが苦も無く切る。ロピスは右カーフを蹴り、サジニアニが左から右のオーバーハンドで前に出る。ジリジリと前に出たロピスがリードフックから右カーフ。スイッチを見せ、オーソに戻してカーフを続ける。サジニアニもカーフを返し、ロピスのステップインに右ロングを合わせようとした。

拳のヒットはないままラウンド中盤を過ぎると、サジニアニのローにロピスが右をヒットさせる。しかし、サジニアニがまっすぐ下がるロピスに対し、右オーバーハンドを当ててダウンを奪う。すぐに立ち上がったロピスは、シングルレッグをケージに押し込まれるが体を入れ替える。後方に崩された直後にスタンドに戻ったロピスだが、粗いパンチから組みつくサジニアニの圧を受けて初回を終えた。

2R、ロピスはカーフを続け、跳びヒザへ。サジニアニはキャッチしてテイクダウン狙いも、ロピスが離れる。スイッチして左ミドルを蹴ったロピスは、オーソに戻しスピニングバックフィストをヒットさせる。ここからワンツー、ローにサジニアニもフックで応える。エルボーを打たれ頭が当たったと間を外そうとしたサジニアニだが、レフェリーは流す。これで明らかに質量が落ちたサジニアニにパンチを入れ、テイクダウンを切るロピス。初回同様に真っすぐ下がるロピスだが、この状態のサジニアニのパンチでは倒れることはないだろう。

サジニアニに組みにいくが、ロピスはエルボーを打ち込む。離れてテンカオを決めたロピスは、頭を下げるようになったサジニアニの腹にもう一度ヒザを突き刺す。動きが止まったサジニアニは左ボディに、顔をしかめて身を屈める。ロピスは左右のフックでワキ腹とガードの上から顔面を連打し、まずはコンテンダーシリーズにリベンジを果たした。

ロピスは「やり切った。去年の敗北で多くのことを学び、フィニッシュ勝利に結びついた。彼は初回は危険なのは分かっていた。そこを耐えて、制圧する作戦だった。彼の動きが落ちるのは分かっていたから、ヒザは予定の通り。作戦を実践してフィニッシュした」と安堵の表情を浮かべると、家族に感謝の言葉を送り涙を見せた。


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45 AB DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 MMA MMAPLANET o アーニー・フアレス キック

【DWCS S08 Ep01】11日前のオファー、スクランブル発進のホゼ・デルガドがA1王者フアレスをヒザでKO

<フェザー級/5分3R>
ホゼ・デルガド(米国)
Def.2R1分25秒by KO
アーニー・フアレス(米国)

左右の蹴りを散らすデルガドが、右ストレートを伸ばす。左ミドルを蹴ったフアレスが組みつくが、逆にデルガドがボディロックテイクダウンを奪い、スクランブルでバックを狙う。リストを取り、胸を合わせようとしたフアレスにヒザを2発決めたデルガドは、離れて左ハイからワンツーへ。フアレスが組みに行くも、またもデルガドがテイクダウンを決める。足を捌いて右のパウンドを落としたデルガドが、スクランブルでバックを取り両足を取る。

フアレスが立ち上がると、落とされるのを嫌がったデルガドが着地し、直後にフアレスが右ストレートを伸ばす。デルガドはショートで詰めて、ヒザ蹴りから組んでテイクダウンを決めるとバックへ。正対され離れたデルガドの右前蹴りにフアレスが左フックを決める。一度離れたデルガドが距離を詰めると、フアレスも打ち合いに応じ跳びヒザの着地に組みつく。離れたデルガドがスピニングバックキックからダブルレッグもスプロールしたフアレスは、バックに回りつつヒザをワキ腹に入れて時間となった。

2R、フアレスが右ローからローをキャッチして、ボディに連打する。リリースして中間距離からワンツー、ミドルを蹴ったフアレスは顔を固く守った構えから強烈なワンツーフックを繰り出す。フアレスは組みを見せて、パンチを散らしていく。しかし、左フックにステップバックしケージを背負った状態からダブルレッグを仕掛けたタイミングで、デルガドの左ヒザが顔面を直撃――フアレスは前方に崩れ落ち勝負は決した。

「11日前のオファーで、3日間で頭を入れ替えた。この瞬間のために、ずっとハードトレーニングをしてきてんだ。ジョン・クラウチ、ベン・ヘンダーソンがMMA Labの初日から僕をここまで育ててくれた。家族の皆が僕にエネルギーをくれた。彼らは僕のすべてだ」とデルガドは話した。


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45 DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 MMA MMAPLANET o アン・トゥアン・ホー ロナー・カヴァナ

【DWCS S08 Ep01】ロニー・カヴァナ、強烈な左でアン・トゥアン・ホーを初回KO!!

<フライ級/5分3R>
ロナー・カヴァナ(英国)
Def.1R2分25秒by KO
アン・トゥアン・ホー(ベトナム)

オーソ同士、アン・トゥアン・ホーが右カーフを蹴る。スイッチしたアン・トゥアン・ホーの踏み込みにカウンターを合わせていくカヴァナが三日月を入れる。フライ級とは思えないパワフルな拳を振るう両者。アン・トゥアン・ホーは右を当て、カーフへ。左カーフを返したカヴァナがワンツーを繰り出す。アン・トゥアン・ホーの蹴り終わりに右ローを蹴り、ハイを狙ったカヴァナは、左の前蹴りを当てアン・トゥアン・ホーの蹴りをかわしていく。

左前蹴りをもう1度決めたカヴァナは思い来り踏み込んで左フックを打ち抜くと、返しの右も当てる。アン・トゥアン・ホーが失神、カヴァナは契約間違いないインパクトを残した。

「打ち合い、ファンが喜ぶ試合をするのが僕の役割。僕をここに連れてきてくれた皆に、感謝している」と勝者はバックステージで話した。


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45 AB Brave CF Cage Warriors DWCS DWCS S08 DWCS S08 Ep01 LFA MMA MMAPLANET o Road to UFC UAEW UFC アン・トゥアン・ホー アーニー・フアレス ショーン・オマリー ジャマール・ヒル ティン・ワン パンクラス ブルーノ・ロピス ホゼ・ミゲール・デルガド ロナー・カヴァナ 内藤由良

【DWCS S08 Ep01】世界的規模のUFC予選=コンテンダーシリーズ開幕。LFA、A1 Combat & JCK王者が出場

【写真】第1試合のフライ級でCage Warriorsから出場のカヴァナと対戦するアン・トゥアン・ホーはアリゾナ育ちのベトナム人ファイター。MMAファイターになるために高校をドロップアウトしたという過去を持つ23歳だ(C)LFA

13日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDana White’s Contender Seriesシーズン08が開幕する。2017年のスタート以来、既にジャマール・ヒル、ショーン・オマリーという世界王者を輩出した一発勝負の公式オーディションマッチは、UFCが求めるファイター像を浮き彫りにしている。
Text by Manabu Takashima

アグレッシブ、フィニッシュ狙い、リスクをおかして攻める。勝利した上でこれらの姿勢を見せる必要があるコンテンダーシリーズは、コロナ期に世界中のフィーダーショーが活動停止に追い込まれた時期から北米、英国、ブラジル、豪州というUFCにとって重要なライブ拠点だけでなく、世界中のYoung Bloodsに門戸を開放している。


そして、以前はUFCへのチケットだったLFAやTitan FC、Fury FC、Combateらのタイトルは今やコンテンダーシリーズへの交通手形となっている。

そのうえで世界中の大会からタイトルホルダーでなくても、レコードが良くフィニッシュ率の高い選手が選抜されており、MMAワールドにおいて最も濃密な2時間という見方もされている。

今年は日本から内藤由良が出場しているが、第1週も米国、ブラジル、中国、レバノン、英国、ジョージア、米国在住ベトナムと7ヵ国から10人のファイターが集まった。

メインのマンスール・アブドゥルマリク×ウェズ・シュルツはともにLFAと契約下にあり、第3試合でジョージアのミハイル・サジニアニと対戦するブルーノ・ロピスはLFAライトヘビー級チャンピオンだ。

さらに第2試合でアーニー・フアレスと相対するホゼ・ミゲール・デルガド、オープニングバウトでロナー・カヴァナとアン・トゥアン・ホーもLFAからのチャレンジとなっており、LFAはUFCだけでなく、コンテンダーシリーズへのドラゴンゲートになっていることが如実に理解できる。

この他、Road to UFCのあるアジアからは、トーナメントが組まれていないウェルター級で中国JCK FNウェルター級王者のティン・ワンが参戦。上に記したロピスと戦うザジニアニはジョージアFCのミドル級チャンピオンで、デルガトとマッチアップされたフアレスはA1 Combatのフェザー級のベルトを巻くファイターだ。

これが世界の現実、ショートノーティスのスクランブル発進でない限り、世界中のフィーダーショーから直接UFCと契約という甘い夢はもう抱けない。

第2週以降も、UAEW、BRAVE CF、Hexagon MMA、Cage Warriors、Angel’s FC、KSW、Eternal MMA、HEX FS、パンクラスと世界中のプロモーションでキャリアを積んだ選手たちが、コンテンダーシリーズのケージに足を踏み入れる。明日から10週間、世界規模のUFC予選=コンテンダーシリーズを追うと世界のMMAが見えてくる。

■視聴方法(予定)
8月13日(水・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS

■DWCS S08 Ep01対戦カード

<ミドル級/5分3R>
マンスール・アブドゥルマリク(米国)
ウェズ・シュルツ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ティン・ワン(中国)
ラミ・ハメド(レバノン)

<ライトヘビー級/5分3R>
ブルーノ・ロピス(ブラジル)
ミハイル・サジニアニ(ジョージア)

<フェザー級/5分3R>
ホゼ・ミゲール・デルガド(米国)
アーニー・フアレス(米国)

<フライ級/5分3R>
アン・トゥアン・ホー(ベトナム)
ロナー・カヴァナ(英国)

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