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DWCS S05 Ep05 Report UFC カリーネ・シウバ ガジシ・オマルガジエフ クリスチャン・キニョネス ジャビッド・バシャラット ブログ マニュエル・トーレス

【DWCS S05 Ep09】ガジシ・オマルガジエフ、ヒザ十字で一本勝ち。トーレス&キニョネスらとUFCへ

<ミドル級/5分3R>
ガジシ・オマルガジエフ(ロシア)
Def.1R4分19秒by ヒザ十字
ジャンシー・シウバ(ブラジル)

ローをかわしたシウバが、逆に右ローを決める。後ろ回し蹴りか前蹴りのフェイクを見せるオマルガジエフは左フックにダブルレッグを合わせてテイクダウンを奪う。左足を抜いたオマルガジエフはハーフで抑えて枕で圧力を掛ける。シウバはバタフライガードに戻すも、オマルガジエフは右エルボーを振り下ろす。

組手首を掴んでクローズドガードのシウバ、頭を引き寄せて防御に徹する。オマルガジエフは右エルボーを再び落とし、上体を起こすと蹴りあげに右のパンチを打っていく。シウバはオモプラッタを防がれ、クローズドを取ったが断続的にオマルガジエフのエルボーを受ける。下からエルボーのシウバに対し、オマルガジエフは何と外ヒールフへ。上体を捻って起こしたシウバの強烈なパウンドにも、ヒザ十字に移行したオマルガジエフがタップを奪った。

2021年のコンテンダーシリーズ、ラスト2大会はマニュエル・トーレス、カリーネ・シウバ、ジャビッド・バシャラット、クリスチャン・キニョネスともに13連勝としたオマルガジエフもUFCとのサインを交わした。


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DWCS S05 Ep05 MMA UFC イゴール・パチイリャ ダニエル・ゼヒューベル

【DWCS S05 Ep05】スドルスキをKOしたイゴール・パチイリャとダニエル・ゼヒューベルがUFC入り、決定

<ライトヘビー級/5分3R>
イゴール・パチイリャ(ウクライナ)
Def.1R3分41秒by TKO
ウーカス・スドルスキ(ポーランド)

ジャブで前に出るスドルスキに対し、パチイリャが右ローを蹴っていく。サウスポーのパチイリャのインローで姿勢を乱したスドルスキはワンツーを受けて後退。一度は前蹴りで突き放すも、パチイリャがワンツーから組んでいく。ケージ前でポジションを入れ替える両者、パチイリャが押し込んだ時間が長くなりスドルスキがヒザを繰り出す。

ボディを殴るパチイリャは、金網を背負ってヒザを急所に受ける。インターバルが設けられ、再開後にローを入れたパチイリャはクリンチからヒザを貰いながらケージに押し込む。ここもポジションを変えての削り合いは、バック狙いのパチイリャをスドルスキがウィザーで耐えて、押し込み返す。ボディ、顔面を打ち合って離れると、パチイリャが左フックを当て、バックを伺いつつ右を打ち抜いてKO勝ちを決めた。

マヌエル・ガジャの計量失敗で、クリス・ダンカンとの1戦がキャンセルされ4試合のみ実施じされた第5週、米国人選手の出場がなかったイベントからメキシコ人のダニエル・ゼヒューベルとウクライナ人のイゴール・パチイリャの2人がUFCとサインナップ


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DWCS S05 Ep05 Report UFC ダニエル・ゼヒューベル ブログ ルーカス・アルメイダ

【DWCS S05 Ep05】アルメイダに逆転勝ちのゼヒューベル「クラクラしていたけど、コーチにビンタされた」

<ライト級/5分3R>
ダニエル・ゼヒューベル(メキシコ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ルーカス・アルメイダ(ブラジル)

右ローを連続で蹴るゼヒューベルに対し、アルメイダが左フックをヒットさせる。動きが一瞬止まったゼヒューベルは右ローを続け、踏み込んだアルメイダがワンツーを打ち込む。組みついたゼヒューベルはボディロックで一旦試合を落ち着かせる。離れて左フックを入れたアルメイダはワンツーフックで前に出て、間合を取り直してからも右ストレートをヒットさせる。続いて右オーバーハンドを入れたアルメイダが、攻勢を強めるとゼヒューベルがまたもクリンチに出る。

慌てず離れたアルメイダが、引き続きワンツーフックを当てて圧力を高める。ゼヒューベルは左ミドルを2度見せてジャブへ。そしてローを蹴りこむゼヒューベルにアルメイダは左ボディフックで抉っていく。残り1分、ゼヒューベルは左ミドルを蹴り、アルメイダン前進に左を合わせる。さらに右を打ち込んだゼヒューベルだが、ケージを背負ったアルメイダもエルボーを返して初回が終わった。

2R、ローから右を当てたゼヒューベルが、接近戦でも譲らず右フック、首相撲&ヒザをボディに突き刺す。ケージを背負ったアルメイダを腰に乗せて大腰で投げ切ったゼヒューベルがハーフで抑え、リストを取ってパンチを顔面に落とす。クローズドガードのアルメイダに対し、思い切り振りかぶったパンチを落としたゼヒューベル。スペースができるとアルメイダが立ち上がるが、ゼヒューベルがすかさずダブルからシングルレッグへ。ここをアルメイダが耐え、ゼヒューベルは自ら離れる。

残り半分、両者動きが大人しくなりアルメイダが右を当てる。前に出るゼヒューベルは左ジャブからスイッチして左ミドル、オーソに戻して左ジャブを打っていく。パンチでバランスを崩しがちのアルメイダ、足がそれほどでなくなっている。右エルボーから左を空振りしたアルメイダの首の辺りをゼヒューベルの右ブラジリアンキックがが襲う。さらにローで体が回ったアルメイダは、ハイキックから後ろ回し蹴り後に組んだゼヒューベルにケージに押し込まれる。ゼヒューベルはここで引き込みながら、ワキを潜ってバックへ。察知したアルメイダが正対し、ノンストップパックの5分が終わった。

最終回、右ローを蹴ったアルメイダが粗い右を振るう。ゼヒューベルは左ボディからジャブを伸ばし、アルメイダのパンチをスウェイバックでかわす。ワンツー後に左ローを蹴ったアルメイダは、蹴り足をキャッチしてケージに詰めるも、体を入れ替えたゼヒューベルが近距離で頭を動かしてワンツーを打っていく。動きが柔らかく、相手を見れるようになったゼヒューベルに対し、アルメイダの勢いに任せたパンチは大半が空を切る。

左右のハイを見せたゼヒューベル。アルメイダは左ミドルを蹴るも、右ローで一瞬動きが止まる。前に出て左フックを振るうアルメイダが、腹への前蹴りで前進を止められる。ゼヒューベルはワンツーを打ち、アルメイダのステップインはサークリングでかわしスピニングバックキックへ。そして続く前進に左フックを当てると、ワンツーからローを決める。素早いジャブにアルメイダは組みを選択。そのまま打撃戦に戻らず、タイムアップとなりダナ・ホワイトは立ち上がって両者に拍手を送った。

「初回に大きいの一発貰い、クラクラしてけどコーチにビンタされ『メキシカンらしく戦え』って言われたんだ。彼がどういふうに動くか見えるようになった。ベストパフォーマンスじゃないけど、それに近かったと思う」とゼヒューベルは話した。


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DWCS S05 Ep05 MMA エジヴァン・サントス リズヴァン・クニエフ

【DWCS S05 Ep05】打撃戦は互角も、テイクダウンから強さを見せたクニエフがサントスをパウンドアウト

<ヘビー級/5分3R>
リズヴァン・クニエフ(ロシア)
Def.3R1分00秒by TKO
エジヴァン・サントス(ブラジル)

まず関節蹴りを見せたクニエフが右ロー、前に出たところでサントスが右を当て、下がったところで右ストレートを打っていく。クニエフはロー、両者が左フックを放ち、クニエフが組む。ケージ中央のクリンチでサントスがヒザをボディに突き上げる。離れたサントスが右ローを蹴るが、クニエフがローを蹴り返しワンツーへ。首相撲にとったサントスがヒザを顔面へ。クニエフはケージに押し込んでのヒザも急所に当たり、試合が中断される。再開直後の攻防で、今度はサントスにアイポークがあったとして再び試合が止まる。リスタートするとクニエフはローから前蹴り、サントスが右から右ローを入れる。ローからアッパー、首相撲でヒジをサントスが入れる。

クニエフはオーバーハンドから組みつくが、ケージに押し込みながらヒザをボディに受ける。クニエフがシングルからダブルでバックに回り、テイクダウンを決める。意外に速い組みの移行を見せたクニエフだが、サントスはキムラでトップを取りに掛かりスタンドに戻ると、同時にヒザをボディに突き刺した。

2R、右ローから左ミドルを見せたクニエフに対し、サントスが左インサイドローへ。クニエフは右を振るって組み、ケージにサントスを落とし込む。離れてロー、右フックを見せて再び組んでいったクニエフだが、サントスがすぐに回り込んで距離を取り直す。左ジャブ、左フックを入れたクニエフは、ここもクリンチへ。動きが止まった展開でサントスがボディフックを打ち込む。

クニエフはシングルでリフトアップしてスラム、即パスを決めてサイドで抑える。シングルレッグを潰され、再びキムラに出たサントスだがワキ腹にエルボーを落とされ技を解き、ケージにもたれるように座る。クニエフは腰をコントロールして背中をつかせると、再度ケージ際に移動して立ち上がろうとしたクニエフの股をすくって、寝技に持ち込みパンチへ。サントスはガスアウトしたか、動きが完全に止まってしまった。

最終回、左のダブルジャブから右を入れて組みついたクニエフが、ボディロックテイクダウンを決める。サントスはクローズドガードを取り、エルボーから右のパンチで動きを止める。横を向き、顔を覆うサントスに右を連打したクニエフがTKO勝ちを決めた。

「アイポークで左目が見えず、打撃でなく組技で勝負した。もう少しバトルを見せたかった」とクニエフは勝利を振り返った。


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