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【DEEP104】10月23日、北岡悟が現役続行の意義が問われる鈴木琢仁戦!! 平田直樹✖山本歩夢の潰し合いも

【写真】北岡が再びケージに足を踏み入れる(C)MMAPLANET

10 日(火)、DEEPが10月23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催するDEEP 104IMPACTの対戦カードを発表している。

9月23日のDEEP103でDEEP暫定フライ級選手権試合=藤田大和✖伊藤裕樹、大原樹里✖小金翔のライト級戦。関鉄矢✖DJ.taiki、駒杵嵩大✖杉山廣平というZSTとNEXUSでベルトを巻いたファイターの初出場に加え、元ストロー級王者の越智晴雄がフライ級に階級アップし渋谷カズキと対戦するというカードを揃えているDEEPだが、10月大会もお腹いっぱいのマッチアップ第一弾発表となった。


真っ先に目を引くのは2月のDEEP100で大原樹里に敗れ、現役続行か如何な、その岐路が注目されていた北岡悟が、3月大会で秘技MMA版ヴィンガチーバを披露した鈴木琢仁と対戦する1戦だ。

自主興行での小金翔戦のドローを挟み、4連敗──過去10戦の戦績は2勝7敗1分の北岡が、再びケージに足に踏み入れることとなった。その敗北の多くが国内外の強豪が相手だったが、今回の対戦相手の鈴木は非常に特徴のあるファイターである一方で、戦績は9勝6敗のトップに届いていない選手だ。

試合結果は当然として、内容によっても──北岡悟というJ-MMAを代表し、一時代を築いたファイターが現役生活を続ける意義が問われることになる対戦といえよう。

これからのJ-MMAを睨むうえではフィーチャリングされるのが、平田直樹✖山本歩夢のフェザー級戦といえよう。

デビューからの1年で樹の兄でなく、平田直樹としての存在感を示す新鋭はデビュー4戦目で神田コウヤに惜敗、初黒星を喫して以来4カ月振りの再起戦となる。

対する山本は昨年12月のデビューから、経験値で上回る相手に3連続フィニッシュ勝利を挙げている逸材だ。

『格闘DREAMERS』では二次でケガもあっても脱落も、MMAだけが人生とないビジョンが同オーディションの方向性と合わなかったという側面も見られた。

パラエストラ千葉ネットワーク所属も自らのマイクで『あまりパラエストラで練習していないですけど』と言い切ってしまう個性的かつ尖がっている山本と平田は、この時点で潰し合わせるのが勿体ないという取り方もできる注目カードだ。

さらに6月のDEEP101のメインで対戦も、急所蹴りでテクニカル判定という消化不良の一戦となったDEEPウェルター級チャンピオン住村竜市朗が、米田奈央とのダイレクトリマッチに加え、鶴屋怜がプロ4戦目で久保健太と対戦するという2試合も決まっている。

住村としては、再び大舞台=RIZINの年末大会に向け好材料しか残したくない一戦となる。鶴屋と戦う久保は、36歳でMMAデビューを韓国で果たしたオールド・ルーキー、国内では4連勝中だ。名古屋と大阪のDEEPとパンクラスで戦ってきた久保にとって、戦績と力を測られ鶴屋怜のためにピックされたカードということは本人も陣営も百も承知だろう。

鶴屋怜をアーロン・ピコに見立て、意地の一発を狙ってくる久保サイドからみても、興味深いマッチアップといえる。さらに7月に大原樹里とライト級暫定王座決定戦でローブローによるテクニカル判定で敗れた大木良太が、石塚雄馬との対戦も決まっている。

RIZINへの道が明確に存在し、海外への挑戦も認めるDEEP佐伯代表の方針もあり、他団体からの流入やDEEP育ちの新鋭と人材が集まっている現状に裏付けされた、勢いのあるカードが揃っている9月と10月のDEEPだ。

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【DEEP103】DJ.taiki✖関鉄矢。前NEXUSフライ級チャンプ駒杵嵩大が初参戦、越智晴雄も階級アップ

【写真】駒杵がDEEPに初参戦、要注目だ(C)MMAPLANET

3 日(火)、DEEPが9月23日(木・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催するDEEP 103 IMPACTの追加カードを発表している。

既にDEEP暫定フライ級選手権試合=藤田大和✖伊藤裕樹、大原樹里✖小金翔のライト級戦、さらにはメガトン級の誠悟✖SEINTという注目カードが決定したが、今回明らかになったのはタイトルマッチが行われるフライ級の4試合を含め、6つの顔合わせだ。


まずZSTから関鉄矢が初出場を果たし、DJ.taikiと相対することが決まった。SWATからZSTで育ち、国内ではVJT、海外では中国のWLFや豪州のAustralian FCを経した関は、2017年にZSTフェザー級王者に就いている。2016年11月から8連勝で昨年RIZINのリングに上がり、DEEPフェザー級の新鋭=神田コウヤに右ストレートでKO勝ちを収めた。

その後、堀江圭功に敗れて今回DEEPで再起戦に臨む。対するDJは今年の2月に、その神田に判定負けを喫しており、三段論法を利してフェザー級トップ戦線に返り咲きたいところ。前回の神田戦ばかりか、このところ良くも悪くも灰汁の強かったDJが薄味となっており、その健在ぶりを見せてほしいマッチアップだ。

またフライ級では元ストロー級王者の越智晴雄が階級を上げて、2月に暫定王座を藤田と争った渋谷カズキと対戦する。ストロー級では頂点の川原波輝がONEに転じたため、DEEPタイトル戦線では珍しく循環がなくなっており、越智はここからのキャリアの進め方も考えて、階級を上げたと思われる。

同じくフライ級では2回戦ながら駒杵嵩大がDEEP初参戦を果たし杉山廣平と戦う。東海大柔道部出身の駒杵もまたZSTでキャリアの序盤を積み、NEXUSで初代フライ級王者に輝くと、昨年8月にZSTのリングでGladiatorライトフライ級チャンピオンの宮城友一から腕十字で一本勝ち──RZIIN参戦をアピールしていた。

その宮城戦以来13カ月振りの実戦となる駒杵、対戦相手の杉山もまたパンクラス・フライ級戦線で戦ったきたファイターで、DEEPで戦うのはデビュー直後に名古屋大会に出場していた2016年以来5年半ぶりとなる。杉山は今年の3月にRIZIN名古屋大会で、今大会で藤田に挑戦する伊藤裕樹に敗れている。駒杵にとって今回の杉山戦がどういう意味を持つのか、誰もが理解できるだろう。

この他、同じく2回戦で鮎田直人✖関原翔、力也✖日比野”エビ中”純也が組まれたフライ級戦線。越智の階級アップと、駒杵の初参戦──日本の最高位のリングの今後が見えてくる充実振りといえよう。

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DEEP DEEP103 MMA Seint   キック ブログ 伊藤裕樹 大原樹里 小金翔 藤田大和 誠悟

【DEEP103】誠悟✖SEINT !  藤田大和✖伊藤裕樹=暫定フライ級選手権試合!!! 大原樹里✖小金翔!!!!!!!

【写真】3つ揃って、良いカード。見たくなる理由が存在するマッチアップだ(C)MMAPLANET

25日(日)及び、26日(月)に掛けてDEEPが9月23日(木・祝)に東京都文京区の後楽園ホールにおけるDEEP 103 IMPACTの開催と対戦カードを発表している。

現在明らかとなっているのは、DEEP暫定フライ級チャンピオンの藤田大和が伊藤裕樹の挑戦を受けるタイトル戦と、ライト級暫定王者の大原樹里が小金翔とノンタイトル戦、そしてメガトン級の誠悟✖SEINTの3試合だ。


2月の20周年大会で暫定王者となった藤田は、7月大会でリーチの長いストライカー=山本聖悟を相手に、その差を感じさせない踏み込みとタイミングの良さを見せ、成長著しい組技をほぼ封印し右ハイキックからパウンドアウトしている。

従来持つ打撃に加え、組み技でも力をつけたことでウェルラウダ―として強さが際立ってきた藤田にとって、伊藤は現時点で最後に黒星を喫した相手だ。2019年9月、スクランブルでバックを制しRNCで藤田を斬って落とした伊藤は、その後紆余曲折の暗黒の時を経て、6月に安谷屋智弘を同じくRNCで下して藤田戦以来となるDEEPでの勝利を挙げている。

スピードとフィジカルでは間違いなくチャンピオン、一瞬の閃きと反応力でチャレンジャー──前回の対戦から対照的な時間を過ごしてきた両者の再戦、興味深さアンリミテッドだ。

ライト級の一番は7月4日に大木良太との暫定ライト級王座決定戦で、不本意ながらローブローからのテクニカル判定でベルトを巻いた大原に対し、2014年7月以来7年2カ月振りのDEEP参戦となるZSTライト級王者の顔合わせとなった。

互いに長身でリーチの長さを誇るチャンピオン対決。積極的な大原、慎重な小金という見方もなりたつが、これはチャンピオンベルトが掛かっていても全くおかしくない要・注目カードだ。

そしてメガトン級の一戦は、苦戦が続くミスターメガトン=誠悟に6月のニューピア=東京インパクト大会で酒井リョウをKOし、NY州ロングアイランド出身ながら「ジャングルからやってきた」、「ワニと練習をしている」という、空回り気味のコメントで一部から注目を浴びたSEINTとのマッチアップとなった。

一発KOのインパクトを残したSEINTだが、実は柔術ベース。誠悟戦では全く違った姿を見せるかもしれない。

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