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【Combate Americas60】コンバッテ・アメリカ再開大会のセミで、ヤネス✖アダメスの女子マッチ

【写真】疑問の残るタイトル戦の判定負けからの再起戦で、アダメス(右)と対戦するヤネス(C) COMBATE AMERICA

7日(火・現地時間)、Combate Americasより8月28日(金・同)にフロリダ州マイアミで開催される無観客大会=Combate Americas60のセミでクリサイダ・アダメス✖デザレー・ヤネスの女子120ポンド契約マッチが組まれることが発表されている。

南北アメリカ・スペイン語圏最大のMMAショーであるコンバッテ・アメリカは、3月13日のアリゾナ州ツーソン大会から活動を停止してきたが、マイアミのクローズドショーでリスタート──メインではTitan FCフライ級王者フアン・プエルタ✖デイヴィッド・デュランの初代Combate Americasフライ級王座決定戦が組まれている。


ヤネスは昨年12月にCombate Americas女子ストロー級王座決定戦で、僅差の判定負けをメリッサ・マルチネス相手に喫している。とはいえ、このスプリット判定負けはジャッジのスコアが論争を呼び、3月20日のメキシコ・シティ大会でダイレクト・リマッチが決定していた。

同大会はコロナ感染拡大の影響で中止となり、ヤネスは今大会のキャッチウェイト戦で再起戦を測ることとなった。対するアダメスはドミニカ共和国生まれフィラデルフィア育ちの選手で、キャリアはまだ3戦目のストライカーだ。

米国は今やスペイン本国の4770万に測る4100万人のスペイン語を母国語する住民が住んでおり、Invicta FCだけなくコンバッテ・アメリカもUFCへのラテン系ファイターの供給源として有力視されている。そだけにセミで組まれる意味合いも含め、興味深いマッチアップだ。

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【Combate Americas60】ラテンアメリカMMAの旗艦=コンバッテアメリカもフロリダで活動再開

【写真】コンバッテ・アメリカからはバンタム級王者のグスタボ・ロペスがUFCにステップアップしたばかり。Titan FC からプエルタは二冠とオクタゴン行きを目指す(C) TITAN FC

23日(水・現地時間)、Combate Americasが8月28日(金・同)、9月11日(金・同)、25日(金・同)にフロリダ州マイアミで無観客大会を開催することを発表している。

コンバッテ・アメリカはラテンアメリカ、スペイン語圏最大のMMAプロモーションで2011年にUFC01から11まで関わっていたTVプロデューサーのキャンベル・マクラーレンによって創設され、2013年の旗揚げ大会から実に56度に渡りイベントを行ってきたプロモーションだ。

本部はNY、実働部隊はLAを拠点にヒスパニック系住民が多いカリフォルニア、テキサス、アリゾナとメキシコ、そしてペルーなどで活動してきたコンバッテ・アメリカだが、当然のようにCovid19の影響を受けて、3月13日のアリゾナ州ツーソン、20日はメキシコ・メキシコシティ、27日のカリフォルニア州フレズノ大会をキャンセルしてきた。

今回、活動再開となる60回大会では初代フライ級王座決定戦としてフアン・ペレルタ✖デイヴィッド・デュラン戦が組まれ、全米大手スペイン語放送局UNIVISIONとそのスポーツ中継チャンネルのウニビシオン・デポルテス・ネットワーク=IUDN、HD放送局のAXS TVで中継され、メキシコではフリーTVのTelevisa Canal 5=テレビア・カナル・シンコで放送される。


マイアミ在住のコロンビア系米国人のプエルタは、現在7連勝中で昨年10月にTitan FCフライ級王座に就いているファイターだ。2018年12月にカザフスタン大会で暫定王者となり、昨年6月に正規王者、10月に初防衛に成功していた。Titan FCの王者からUFCやコンテンダーシリーズでなく、コンバット・アメリカをターゲットとしたとはいえ、その先にオクタゴンを見ていることは変わりないだろう。

対するデュランはBellatorでは白星に恵まれていないが、コンバット・アメリカでは3連勝中のオレンジ・カウンティ在住の選手。今大会に向け、コンバッテ・アメリカではカリフォルニアからマイアミに向かうスタッフは、それ以前にPCR検査を受け、現地でもフロリダ州ボクシング・コミッションの規定に則し選手、セコンド、スタッフという大会に関係する全員がPRC検査と抗体検査を受けることとなっている。