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【BRAVE CF68】剃髪ラターバッハのTKO勝ちで王者誕生は無し。クーチはタイトルコンテンダーを初回KO

【写真】勿体ない計量失敗だったラターバッハ、計量失敗で王座獲得ならずも次期挑戦権は手にできるのか……(C)BRAVE CF

18 日(土・現地時間)にドイツはデュッセルドルフのマリティム・ホテルでBRAVE CF54が開催された。

メインのスーパーライト級暫定王座決定戦は母国でタイトル挑戦となったジョイルトン・ラターバッハが頭を剃って挑んだ計量に失敗。対戦相手のミハイル・コートルツアが勝った場合のみ暫定王者が決定するという変則王座決定戦とした実施された。


<BRAVE CF暫定スーパーライト級王座決定戦/5分5R>
ジョイルトン・ラターバッハ(ドイツ)
Draw.
ミハイル・コートルツォ(モルドバ)

ラターバッハの計量失敗で、コートルツォが勝利した場合のみ暫定王座が決まる一戦。ラターバッハは鋭い左ジャブから右クロスで早々にダメージを与える。コートルツォもカウンターを当てて連打に繋げるが、打撃の正確性ではラターバッハが上をいく。間合いを掴み、精度の高い打撃でリードしたラターバッハはラウンドの折り返し地点で、道ストレートでダウンを奪うとサイドバックでコントロールして右のパウンドを続ける。

耳の前をグローブで覆うだけで適格な防御が取れなくなったコートルツォを見てレフェリーが試合を止めた。暫定王座の獲得とはならなかったラターバッハだが、BRAVE CFスーパーライト級王者エルダル・エルダノフへのチャレンジをアピールした。

またコメインのスーパーウェルター級=イスマイル・ナルディエフとワジム・クーチの一戦は、ナルディエフが得意とするローで試合をリードしようとした矢先、その右ローに右ストレートを合わせたクーチがダウンを奪う。

そのまま鉄槌の連打で、2度のタイトルコンテンダーを僅か3分23秒TKO勝ちしたクーチは戦績を17勝1敗、BRAVE CFで2連勝としスーパーウェルター級王座獲りに名乗りを挙げた。

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