<ミドル級/5分3R>
チェド・ハネコム(南アフリカ)
Def.1R1分35秒by KO
ラ・インジェ(韓国)
構えを変える元Road FCミドル級ラに対し、ハネコムが圧を掛ける。しかし、ラが前に出ると逆に回り始めたハネコムが右カーフを蹴る。ラは左右フックで前に出るが届かい。ハネコムのワンツーも切距離が遠い。ラは距離を詰め組みながら殴りつつ、ヒザ蹴りへ。これが空振りとなり、逆にハネコムがヒザを突き上げると、一瞬の間がデキたラに右エルボーを放つ。この一発でラが失神、担架と点滴が用意された。
<ミドル級/5分3R>
チェド・ハネコム(南アフリカ)
Def.1R1分35秒by KO
ラ・インジェ(韓国)
構えを変える元Road FCミドル級ラに対し、ハネコムが圧を掛ける。しかし、ラが前に出ると逆に回り始めたハネコムが右カーフを蹴る。ラは左右フックで前に出るが届かい。ハネコムのワンツーも切距離が遠い。ラは距離を詰め組みながら殴りつつ、ヒザ蹴りへ。これが空振りとなり、逆にハネコムがヒザを突き上げると、一瞬の間がデキたラに右エルボーを放つ。この一発でラが失神、担架と点滴が用意された。
<フライ級/5分3R>
アス・アルマバエフ(カザフスタン)
Def.2R3分30秒by RNC
ケネス・マニンガット(フィリピン)
右ローを蹴ったマニンガットに対し、アルマバエフが後ろ回し蹴りのフェイクで一回転する。マニンガットはカーフから左ジャブ、今度はアルマバエフがスピニングバックキックで腹を蹴り、直後にダブルレッグでテイクダウンを奪う。バタフライガードに収まり、細かいパンチを続けるアルマバエフが、腰を切ってパスを狙う。マニンガットがクローズドを取り、再度バタフライへ。胸をつけてパンチ、体を起こしてエルボーを入れたアルマバエフが立ち上がり、足を払いつつパンチを落としてパスを決める。サイドからエルボーを打ちつけるアルマバエフは、強烈な勢いの右を連打する。
マニンガットは足を戻すが、担ぎながらパンチを入れたアルマバエフのコントロールが続く。残り30秒、パス狙いから3/4ガード、さらにマウントを取ったアルマバエフに対し、マニンガットが足を戻して時間となった。
2R、左ローに続く左オーバーハンドは空振りとなったアルマバエフだが、そのまま組んでテイクダウンを決め上を取り切る。ハーフで殴られ、クローズドにマニンガットが戻す。アルマバエフは腰を上げて左右のパンチを落とし、マニンガットは足を戻してガードを取るのが精いっぱいで反撃に全く出られない。守り一辺倒のマニンガットを殴って削るアルマバエフはパス狙いからバックを取ると、両足をフックしてパームトゥパームでタップを奪った。
<バンタム級/5分3R>
ンコシ・ンデベレ(南アフリカ)
Def.2R2分37秒by TKO
ファジャ・マッチョカマチョ(インドネシア)
サウスポーのンデベレに対し、ファジャは距離を取って左に回る。ンデベレは左前蹴りからスピニングバックキックを蹴っていく。直後にダブルレッグに出たファジャは、ボディロックから投げを狙うが、ンデベレが飛びあがるようにボディロックテイクダウンを決めてトップを取る。ケージに押し込まれたファジャは左エルボーを2発打たれ、担がれる。バタフライガードに戻したファジャだが、ンデベレは懸命に足を越えていこうとする。
時計回りでパスを決めたンデベレが殴り、ファジャが足を戻す。ンデベレは上体を起こしてワンツー、エルボーを入れる。腹を蹴り上げ、ンデベレを浮かせたファジャだがスイープやスクランブルにも持ち込めない。ンデベレが左のパンチを思い切り連打し、パスを狙う。必死に足をきかせるファジャは立ち上がったンデベレに左のパンチを落とされ時間となった。
2R、ケージの前を左右に動くファジャに対し、ンデベレが右ローを蹴りスピニングバックキックを狙う。初回と同様にここで組んでいったファジャだが、ボディロックでリフトアップされスラムで叩きつけられる。そのままサイドで抑えたンデベレは左エルボーを落とす。さらに右で殴るンデベレが、足を戻されてもどされてもすぐに抜いていく。サイドから左右のパンチで殴り、鉄槌を入れるンデベレ。頭を抱えて、両足も畳んで体を丸めてしまったファジャはいいように殴られ続けTKO負けとなった。
<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
Def.1R2分02秒by TKO
ニコラ・ジョジヴィッチ(フランス)
ローからダブルレッグに出たジョジヴィッチ、タファは倒されるが直ぐに立ち上がる。距離を取ろうとしたタファに執拗に組みついたジョジヴィッチがボディロックテイクダウンを奪う。一度は背中を見せて抑えられたタファだが、バックを譲って立ち上がろうとする。ジョジヴィッチは後方から殴り、絞めを狙う。ここからもう一度背中をつかせようとしたジョジヴィッチだが、タファが立ち上がるとギロチンへ。
そのまま大内刈りを仕掛け、頭が抜けたタファがガードの上から連打を打ち込む。嫌がって背中を見せ、さらにパンチを被弾したジョジヴィッチがシングルレッグから引き込む。タファはスタンドで待ち受け、レフェリーがジョジヴィッチを立たせる。左アッパー&右フックを放ったタファは、嫌がって倒れ足がまるできかないニーシールドのジョジヴィッチに右のパウンドを続けTKO勝ちを決めた。
<ミドル級/5分3R>
ザギッド・ガイダロフ(バーレーン)
Def.1R2分37秒by TKO
エイベル・ブライツ(豪州)
右オーバーハンド、ワンツーから左ミドルを蹴ったブライツだが、ガイダロフがその蹴り足をキャッチしてテイクダウンを決める。右腕を差してハーフのガイダロフに対し、ブライツが足を戻してクローズドを取る。ガードが開くと立って殴っていったガイダロフに、ブライツが足関節を狙う。ガイダロフが反転して足を抜くと、ブライツは再びガードを取る。腕十字を察知し立ち上がったガイダロフが、右で殴りながらガードの中に。と鉄槌を受けたブライツが横を向いてしまい、そのまま鉄槌の連打でガイダロフがTKO勝ちを決めた。
<バンタム級/5分3R>
モハメッド・ファハッド(インド)
NC 2R
ルエル・パニャレス(フィリピン)
上背で上回るファハッドがカーウ、前蹴り、ハイにミドルと蹴りを多用する。距離を伺う両者、パニャレスはハイキックを見せた直後にダブルレッグでケージにファハッドを押し込み、リフトアップからテイクダウンを決める。直ぐに立ち上がったファハッドはヒザ蹴りをボディに入れ、パニャレスが離れると左ハイで顔面を蹴られそうになる。左カーフを走られたファハッドは右インローを蹴り、サウスポーのパニャレスも左インローを返す。
ファハッドは右ミドルハイを走らせ、左ロー。両者が拳の距離にならない試合は、残り90秒に。パニャレスが左ミドルを決めファハッドは蹴りのフェイクを繰り返し、サイドキックを見せる。左ミドルから左フックを入れたパニャレスに対し、ファハッドも右ミドルからロー、前蹴りを入れる。パニャレスは最後にダブルレッグでテイクダウンを決め、ファハッドが立ち上がるが初回を失った。
2R、すぐに左ハイを蹴ったファハッドが右前蹴りから右ハイを狙う。しかし、パンチが全くなくパニャレスは蹴りからパンチにつなぐ。しかし、ファハッドの右ローが急所に入りパニャレスがキャンバスの上をのたうち回る。インターバルを置き、試合が再開されるとファハッドが右ミドルを入れる。
パニャレスの左ミドルに右を合わせていったファハッド。パニャレスも同時に右を振るう。ファハッドはワンツーで前に出るが、パニャレスがバックステップで距離を取る。ジャンプしてフロントキック、そして左右のハイを見せたファハッドの右ローが再びパニャレスの急所に入る。パニャレスも左ミドルを繰り出した時だけに、カウンターのように蹴りが急所を捕らえる。股間を抑えて立てないパニャレス、5分を経ても戦闘態勢には入れず試合はノーコンストとなった。
【写真】打撃の破壊力は間違いない。なにより、ケガ無くケージを下りることができるのか……が重要だ(C)MMAPLANET
26日(土・現地時間)、インドネシアはバリのポリテクニク・パリウィサタでBRAVE CF66が開催される。
10月に本拠地バーレーンでの3連戦を終え、今後も再びバーレーンとイベントが続くBRAVE CFにあって2018年5月以来、実に3年半ぶりのインドネシア大会はジャカルタでなく、バリで行われる。
メインでミドル級、チェド・ハネコムラ・インジェという南アフリカ韓国人ファイターが戦う同大会。フライ級では注目のカザフスタン人選手アス・アルマバエフがフィリピンのケネス・マニンガットとのマッチアップが決まっている。
フィリピンからは他にルエル・パナレスと元UFCファイターのジネル・ラウサが参戦し、前者はインドのモハメッド・ファハッドと。後者は南アフリカのダンシール・ムードリーと対戦する。
完全な独自路線のように感じられるBRAVE CFだが、バーレーンは当然としてインドネシア、そして中央アジアもイスラム色が強い国でもあり、もちろんケージ内で政治や宗教は関係ないが、経済にはその辺りは関係していて然りだ。
そんなインドネシア大会には大晦日のRIZIN40でスダリオ剛と対戦するジュニオール・タファが出場し、ニコラ・ジョジヴィッチと相対する。元GLORYファイターで、今年は7月から9月にかけて2カ月半でMMAを2試合、プロボクシングを2試合戦っているタファだが、大晦日の大舞台の前にケージ&ユニファイドルールの下、フランスの4勝3敗のファイターと戦うというタフな選択をしたことになる。
ジョジヴィッチはテイクダウンから寝技で攻めるファイターで、打撃の攻防では頭を下げて攻撃に耐えるシーンを見せるなど、脆い一面を露呈してしまっている。対してタファは中間距離から接近戦で強烈無比な打撃を過去2度のMMAで披露しているが、組み技は全く未知数だ。とはいえ、ジョジヴィッチの過去の試合映像での打撃の受け方は余りに危ういのも確か。
ジャンケンポンで、どちらが勝つのか。そんなタファの来日1カ月前のバリ島での試合だ。
■視聴方法(予定)
11月26日(土・日本時間)
午後8時00分~ BRAVE TV
■ BRAVE CF66対戦カード
<ミドル級/5分35R>
チェド・ハネコム(南アフリカ)
ラ・インジェ(韓国)
<フライ級/5分3R>
アス・アルマバエフ(カザフスタン)
ケネス・マニンガット(フィリピン)
<バンタム級/5分3R>
ファジャ・マッチョカマチョ(インドネシア)
ンコシ・ンデベレ(南アフリカ)
<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
ニコラ・ジョジヴィッチ(フランス)
<ミドル級/5分3R>
ザギッド・ガイダロフ(バーレーン)
エイベル・ブライツ(豪州)
<バンタム級/5分3R>
モハメッド・ファハッド(インド)
ルエル・パナレス(フィリピン)
<フライ級/5分3R>
ダンシール・ムードリー(南アフリカ)
ジネル・ラウサ(フィリピン)
<女子アトム級/5分3R>
ジリアン・ゴウ(シンガポール)
シイイン・タン(フランス)
<ライトヘビー級/5分3R>
オロアン・シララヒ(インドネシア)
ウィレミ・ナタレックス・ムンスター(インドネシア)
<フェザー級/5分3R>
アクテルソン・ルマイヌン(インドネシア)
ランディ・フェビアン(インドネシア)