カテゴリー
Brave CF BRAVE CF52 MMA アブドゥル・アブドゥラギモフ ガムザット・マゴメドフ ヌルスルタン・ルジボエフ ブログ モチャメド・マカエフ モハメド・サイード・マレム モハメド・ファフレディン

【BRAVE CF52】計量終了 バンタム級初陣モチャメド・マカエフ、ルジボエフ✖アブドゥラギモフに注目

【写真】計量を終え、この症状を浮かべたマカエフ。ケージの中でのパフォーマンスは向上するのか──気になる (C)BRAVE CF

7月31日(土・現地時間)、1日(日・同)にイタリアのミラノで現地のGolden Cageと共同開催される無観客大会=BRAVE CF52「Bad Blood」の計量が行われた。

メインは4月1日の50回記念大会で組まれていたBRAVE CFミドル級王座決定戦=ミドル級王者モハメド・ファフレディン✖モハメド・サリード・マレムがリスケされている。4月はファフレディンが体調不良に陥り、試合直前に欠場が決まり、マレムとの対戦は4カ月遅れて実施されることとなった。

ファフレディンが92.3キロ、マレムが91.6で計量を終えると、フェイスオフ後も睨み続けるミドル級チャンピオンに対し、マレムは我関せず正面を向いて撮影に応じた。


初のイタリア大会、地元イタリア勢やイタリア在住のモルドバ勢を中心に欧州のファイター、そしてロシア系と中央アジア系が集まりBRAVEらしいマッチアップが揃っている。

ベラエティが顔ぶれのなかでも要注目は、バンタム級初戦を迎えるデビュー以来10連勝中、オーストリア在住のチェチェン人ファイター=モチャメド・マカエフだ。流派は不明だがJrで空手、そしてキックの世界王者となったマカエフは、テイクダウンを織り交ぜて力強いファイトをフェザー級でも展開してきた。それでも上背やリーチがないため、さらに上を目指すために階級を落とすことにしたのということだろう。

対戦相手のガムザット・マゴメドフはキャリア6戦5勝1敗、その1敗はJP・ベイスに喫した反則負けだ。IMMAFの世界王者でバーレーンのKHK所属、つまりBRAVE CFによって育て上げられてきた選手といえる。レスリングベースのマゴメドフは、そのKHKで打撃とグラップリングの修得中で、「マカエフと戦えることで、さらにステップアップできる。打撃でも問題なく戦える」と意気込みを語っていた。

一方、マカエフも「彼やレスラー。テイクダウンを切って、打撃を入れる」と宣言。そのマカエフは減量が相当に厳しかったようで、下着を脱いで計量をパスしバキバキボディで雄叫びを挙げている。

フェザー級でも体力負けは特にしてないかったマカエフだけに、この減量がどのような影響を及ぼすか。

ここまでルジボエフの背が高いことが計量で判明した

さらにセミ前のアブドゥル・アブドゥラギモフ✖ヌルスルタン・ルジボエフのスーパーウェルター級のタイトルコンテンダー争いというべき、81キロ契約戦も楽しみだ。

元ウェルター級王者で現スーパーウェルター級チャンピオンのジャラ・フセイン・アルシラウィと1勝1敗、彼に喫した敗北がキャリア唯一の黒星のアブドゥラギモフは、テイクダウン&抜群のコントロール力を持つ。

バックからRNC、がぶってフロント系チョークというフィニッシュもあるアブドゥラギモフに対して、ルジボエフはテイクダウン狙いやサブミッションをカットして、打撃を入れるストライカーだ。BRAVE初陣ではイブラヒム・マネの三角絞めをスラムで叩きつけKO勝ちを収めている。瞬発力だけでなく、耐久力のあるルジボエフだけにアブドゥルギモフのコントロール&パウンドを凌ぎ、攻め疲れがあるようだと一気にパウンドで試合を決めることもあるが、ステディさアブドゥルギモフが有利といえるだろう。

■視聴方法(予定)
6月5日(金・日本時間)、
午前3時00分~ FITE
午前3時30分~ BRAVE TV

■ BRAVE CF52計量結果

<BRAVE CFライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
モハメド・ファフレディン:92.3キロ
モハメド・サリード・マレム:91.6キロ

<ミドル級/5分3R>
エンリコ・コルテーゼ:84.3キロ
ルスタン・ジエフ:83.9キロ

<81キロ契約/5分3R>
アブドゥル・アブドゥラギモフ:80.5キロ
ヌルスルタン・ルジボエフ:81.0キロ

<ライト級/5分3R>
ヴァレリュ・ミルシャ:70.4キロ
アユブ・ガジエフ:70.7キロ

<バンタム級/5分3R>
ガムザット・マゴメドフ:61.7キロ
モチャメド・マカエフ:61.6キロ

<スーパーライト級/5分3R>
アフマド・ラバン:75.2キロ
ビルジリュ・フラシネック:74.6キロ

<スーパーライト級/5分3R>
ブノワ・サンドニ:75.3キロ
アルカイツ・ラモス75.0キロ

<フェザー級/5分3R>
エリアス・ブグズダム:66.2キロ
ブリス・ピコ:64.8キロ

The post 【BRAVE CF52】計量終了 バンタム級初陣モチャメド・マカエフ、ルジボエフ✖アブドゥラギモフに注目 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Brave CF BRAVE CF52 News アブドゥル・アブゥラギモフ ブログ ムハマド・モカエフ

【BRAVE CF52】カザフの前にイタリア=ミラノ大会。アブゥラギモフとマカエフが揃い踏み

【写真】バンタムかフェザーか、要注目のマカエフだ (C)BAVE CF

22日(火・現地時間)、21日(月・同)にカザフスタンのマルマトゥイで8月に大会を開くことをアナウンスしたばかりのBRAVE CFが、同じ8月の1日(日・同)にイタリアはミラノでBRAVE CF52の開催を発表し、翌23日(水・同)と合わせて6人の出場選手が明らかとされている。

22日にアブドゥル・アブゥラギモフ、モチャメド・マカエフ、エンリコ・コルテーズの3選手、23日はエリアス・ブグズダム、ヴァレリウ・ミウチャ、デクラン・ダルトンの3人と計6人のファイターの参戦が確認されるなか、注目はアブゥラギモフとマカエフか。



現スーパーウェルター級王者=ヨルダンのライオンことジャラ・フセイン・アルシラウィと1勝1敗、元ウェルター級王者のアブゥラギモフはキャリア12勝1敗で唯一の敗北がエルシラウィに喫したものだ。

フランス国籍を持ち、ナント在住のダゲスタン人はレスリング&コントロールに加え、サブミッションに優れたファイターだ。

一方、マカエフはオーストリア在住のチェチェン人ファイターで、デビュー以来9連勝で上昇一途にある。ボクシング&テイクダウンを得意としたマカエフは、上背は決して高くなくフェザー級からバンタム級への転向も視野に入れている。

フェザー級はバッバ・ジェンキンス、バンタム級はスティーブン・ローマンがそれぞれPFLとONEに転出した今、マカエフは両階級のトップコンテンダーといえる。

2017年にBRAVE CFにとって初の王者(※フェザー級)となったブグズダムは、UAE Warriorsから砂漠を移動し、カムバックを果たす。

現時点でイタリア人ファイターはコルテーズ、イタリア在住のモルドバ人選手ミウチャがミラノ大会でケージに足を踏み入れるが、BRAVE CF46で期待新鋭ベルナルド・ソバイにスプリット判定勝ちの番狂わせを起こしたフランチェスコ・ヌッツィの出場はぜひ実現させてほしいところだ。

なお今大会はイタリアのザ・ゴールデン・ケージとの共催で英国、ルーマニア、スロヴェニア、スウェーデン、ロシア、そしてベラルーシに続き、欧州では7カ国目の開催となる。

The post 【BRAVE CF52】カザフの前にイタリア=ミラノ大会。アブゥラギモフとマカエフが揃い踏み first appeared on MMAPLANET.