【写真】Brave CFカードのオープニングマッチで勝利したマティス・ザハロフは見事な打撃を披露、今後に注目だ(C)BRAVE CF
27日(月・現地時間)にXFCとの合同興行で活動再開第2弾=ルーマニア・ブカレスト大会2週目となるBrave CF36がルーマニアのブカレストにあるベラリアHで開催された。
2週連続のブカレスト大会は前週よりもクオリティの高いカードとなっていたが、直前になったのカードも変更がメインであった。そして代役がMMA未経験のキックボクサーという1週間前と同じ力技が見られトッド・スタウトがクリスティアン・コンスタンティノフに圧勝した。
セミに登場のルーマニア・ウェルター級最強の誉れ高いイオン・ソルドゥは、まるでフルコンタクト空手のようなケンポーカラテ流の打撃でリードするも、ケビン・ルアートにまさかの逆転KOを負けを喫した。
今大会の質を良くしたのは第1試合と第2試合に出場したマティス・ザハロフと、第2試合出場のモチャメド・マカエフだ。ザハロフはアイルランド在住のラトヴィア人ファイターで、見事な打撃を披露し、カムザット・チマエフの従弟でIMMAF欧州王者から鳴り物入りでプロとなったビラル・ティプサエフに2戦目で黒星を与えた。
一方、マカエフはオーストリア在住のチェチェン人選手で、パワフルなボクシングを披露しチブリアン・マリシが3R前のインターバルで続行不可能となり、キャリア9連勝としている。
また前半戦として組まれたRXFでは第1試合に先週のBrave CF34でギロチンで秒殺されたマリアン・オラルがメチャぶりな出場で、マウント・エルボーでTKO勝ちを収めている。RXF最終試合はケンポーカラテ出身ながら寝技を駆使して戦ったダミアン・ザハリアが、アンドレイ・ヴァシンカにギロチンチョークで極めてプロ初陣を飾っている。
Brave CF36 | ||
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<103.5キロ契約/5分3R> | ||
○トッド・スタウト(トリニダードトバコ) | 1R2分12秒 TKO 詳細はコチラ | ×クリスティアン・コンスタンティノフ(モルドヴァ) |
<ウェルター級/5分3R> | ||
○ケビン・ルアート(スイス) | 1R3分40秒 TKO 詳細はコチラ | ×イオン・ソルドゥ(ルーマニア) |
<72キロ契約/5分3R> | ||
○マチェク・ギエルシェウスキー(ポーランド) | 1R1分08秒 TKO 詳細はコチラ | ×ボグダン・ミハイ・スル(ルーマニア) |
<フェザー級/5分3R> | ||
○モチャメド・マカエフ(オーストリア) | 2R5分00秒 TKO 詳細はコチラ | ×チプリアン・マリシ(ルーマニア) |
<バンタム級/5分3R> | ||
○マティス・ザハロフ(ラトヴィア) | 3R 判定 詳細はコチラ | ×ビラル・ティプサエフ(スウェーデン) |
<ウェルター級/5分3R> | ||
○ダミアン・ザハリア(ルーマニア) | 1R4分49秒 ギロチンチョーク 詳細はコチラ | ×アンドレイ・ヴァシンカ(ルーマニア) |
<ウェルター級/5分3R> | ||
○シモン・ダニエル・ムレシャン(ルーマニア) | 3R 判定 | ×フローリン・ピルタ(ルーマニア) |
<フェザー級/5分3R> | ||
○フローリン・シュトルグリ(ルーマニア) | 3R 判定 | ×セルジオ・マリス(ルーマニア) |
<キックボクシング・ライトヘビー級/3分3R> | ||
○アンドリュー・テイト(英国) | 1R0分49秒 KO 詳細はコチラ | ×ユリアン・ストルガリウ(ルーマニア) |
<ウェルター級/5分3R> | ||
○マリアン・オラル(ルーマニア) | 1R1分25秒 TKO 詳細はコチラ | ×ジョージアン・タブラ(ルーマニア) |