【写真】寝技がしっかりとできる──そんな選手が実はK-MMAでも増えている (C)BLACK COMBAT
31日(土・現地時間)、韓国はインチョンのパラダイスシティホテルで噂のBlack Combatの第4回大会「The Era of New Kings」が開催される。
DEEPとの対抗戦や、K-MMA界の実力者とどんどん契約している。過去の大会と違い、映像で魅せてオーディションでジェネラル層の関心を得る──等々、色々な話が伝わってくるBlack Combatだが、今回のメインはフェザー級王座決定戦=ユ・スヨンイ・ジンセがマッチアップされている。
オーディションで名前を挙げた選手中心の今大会にあって、ユ・スオンはTOP FCでプロデビューし、柔術でも韓国柔術界史上最年少24歳で黒帯を獲得。日本ではパンクラスで大橋悠一を19秒KO、母国ではZEUS FCフェザー級王者に就くと、コロナ禍では中東UAEWにもチャレンジするなど9勝2敗というレコードを残している。
Black Combat初陣ではライト級王座決定戦でキム・ジョンギュンと161ポンド契約戦で戦い、寝技を圧倒的に支配し判定勝ち。さらにはカザフスタンのNEIZA FCでもフェザー級王者にもなり、今回は4本目のベルト獲得を目指し── Black Combatフェザー級王座に挑むこととなった。
対戦相手のイ・ジンセとは4年前にTOP FC時代に対戦し2-0の判定勝ちを収めている。前回の対戦時には打撃は強力な威力を誇るもののグラップリングで歯が立たなかったイ・ジンセは、その後の4年間にレスリングの強化に努めてきた。
そのイ・ジセはBlack Combatではプロオーディションのシーズン2で台頭、現ランク2位のホン・ジョン手を27秒KOし、タイトル&リベンジ戦の権利を得た。
大晦日、K-MMAのオオトリを務めるBlack Combat。そのベールが、いよいよはがされようとしている。
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