【写真】エルヴィン・エスピノーザと対戦するダミール・フェルハトベゴヴィッチ、残念な体重オーバーだ (C)PFL
17日(金・現地時間)、フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオで開催されるPFL CS2023#04の計量が16日(木・同)に行われた。
ライト級でPFLとの契約を賭けた行われるチャレンジャーシリーズ第4週だが、最終試合でエルヴィン・エスピノーザと対戦するダミール・フェルハトベゴヴィッチが 157.2ポンドと計量失敗でミソをつけている。
いつも通り4試合、全8人のファイターは米国人が3名、ブラジルは同朋対決の2人、そして豪州、ボスニアヘルツェゴビナ、カナダからそれぞれ1人ずつ集まった。
上記にあるようにフェルハトベゴヴィッチが体重オーバーした第4試合は、そのフェルハトベゴヴィッチが契約こそ逃したが昨年の同シリーズにも出場しており、アッパーでBJ・ブランドを倒し、パウンドアウトしており本命視されていた。
対するエスピノーザは昨シーズンのショーケースファイトで2勝を挙げており、良い意味でPFL首脳に認知されているファイターだ。キャリア7勝0敗のフェルハトベゴヴィッチと6勝2敗のエスピノーザの対戦は注目度が高かっただけに、残念なフェルハトベゴヴィッチの計量失敗だ。
とはいえフェルハトベゴヴィッチの注目度が落ちる中、逆に注目度が上がる選手も存在する。それが第3試合でパウロ・ライアとブラジル人対決に臨むマノエル・ソウザだ。
キャリア9勝0敗、全試合フィッシュ勝利のソウザはオーソながら左のリードフックがKOパワーを有している。テイクダウンに関してはパワー頼りの面も見られるが、寝技に持ち込むとポジション&サブミッションと両面で優れている。
ハイマウントからのパンチの威力も抜群で、さらにマウントのキープ力が高い。加えてハーフで極め切るアームロックなど、ポジショニングを用途に使い分けることができるソウザは、テイクダウン前とテイクダウン後が要注意だ。
もう1人、気になるのが豪州のトニー・カルーゾだ。キルクリフFC所属のカルーゾは、ONEに参戦して時期に強烈なフィジカルを武器にエドゥアルド・フォラヤンを破ったこともある。対するアンソニー・ロメロは2020年のコンテンダーシリーズで勝利を手にするも契約はできず、LFAやFury FCで経験を積み重ねてきた。
本戦プレリミ、昨年の同シリーズ、メイン・フィーダーショー、アジア#01プロモーション、そしてコンテンダーシリーズで一応の結果を残してきた人間のトライアウト大会、どのような結論が待っているのか、楽しみだ。
■視聴方法(予定)
2月17日(土・日本時間)
午前11時00分~DAZN
■ PFL CS2023#04計量結果
<ライト級/5分3R>
エルヴィン・エスピノーザ: 156ポンド(70.76キロ)
ダミール・フェルハトベゴヴィッチ: 157.2ポンド(71.30キロ)
<ライト級/5分3R>
マノエル・ソウザ: 154.8ポンド(70.21キロ)
パウロ・ライア: 155.4ポンド(70.48キロ)
<ライト級/5分3R>
トニー・カルーゾ: 155ポンド(70.31キロ)
アンソニー・ロメロ: 156ポンド(70.76キロ)
<ライト級/5分3R>
チャーリー・デッカ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ホゼ・アグアヨ: 155ポンド(70.31キロ)