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ABEMA AJ・マッキー BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o PRIDE RIZIN RIZIN40   キック ホベルト・サトシ・ソウザ 青木真也

【Bellator286&RIZIN40】サトシと夢の一番、AJ・マッキーJr「えっ、それやって良いの?」&「マジで?」

【写真】タイミングがずれて済みません。押忍ではなく、ワカンダ・フォーエバー!! AJはスニッカーズのアーモンド味に凄く興味を持っていました(C)MMAPLANET

12月31日(土)に開催されるRIZIN40で、RIZIN×Bellatorの対抗戦が実現する。そして26日(水)、東京都港区の六本木ヒルズアリーナで大晦日大会に出場するファイターが一同に会した記者会見が行われ、そのなかにAJ・マッキーJrの姿もあった。

RIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザとのドリームマッチが決まったAJを会見前にインタビューを行った。そこにはリングとケージの違いには非常に冷静で、グラウンドでの蹴り有りルールに関してはエキサイトしまくりの──AJがいた。


──ライト級転向2戦目、ホベルト・サトシ選手との大勝負はケージでなくリングで行われています。これまで四角いリングでMMAを戦った経験はありますか。

「一度、アマチュアであるよ(※2013年6月8日。クリスチャン・エスピノーザ戦)。しかも負けているんだ(笑)」

──OMG!!

「アハハハハ。負けているんだよ」

──選手によってはリングもケージも同じだ。関係ないという意見もありますが、個人的にケージとリングは全くの別モノだと思っています。AJはその辺りをどのように認識していますか。

「全く違うよ。別物だ。特にレスラーにとって、ケージとリングでは相手をホールドした時の状況がまるで違う。そこで固まるのか、動くのか。僕はケージを使うと頭を詰めて、足を下げて動かさないようにする。そういう流れを大切にしているから……金網がない状況だと、どうなるのか。きっと変わって来るだろうね」

──と同時に攻める側とすれば、背中でクラッチを組みやすいのはロープの外に空間があるリングだという意見もあります。ただし、倒された側になると立ち上がりにくいと。

「う~ん、そういうことなんだろうね。ただ、ずっとケージで戦ってきた僕にとってリングやロープは、金網と同じような安定性を求めることはできないと感じている。テイクダウンを奪う側としても、ケージの方がリングより倒しやすいはずだ。さっきも言ったように一度詰めて、そこから倒していくから。その押し込んだ状態で、リングやロープはケージと違って不安定だからね。

リングだとケージよりも、時間的な余裕を持たずに倒す必要があるんじゃないかな。そして下になった場合は、リングは立ち上がることは困難だ。これは確かだね。金網と背中を使えば、立ち上がるという動きはスムーズになる。リングの試合で下になった場合は、しっかりとアンダーフックして自分の力で立ち上がらないといけない」

──すでにそこまでイメージができることが、さすがだと思わざるを得ないです。と同時にリングとケージの違いだけでなく、大晦日の試合はユニファイドルールとRIZINルールの違いもあります。サッカーボールキック、顔面へのスタンプ、そしてグラウンド状態でのヒザ蹴りが使えます。

「えっ、それやって良いの?」

──……ハイ。

「マジで?」

──ハイ。RIZINルールが採用されるなら、もちろん許されています。(※取材は会見でRIZINルールが適用されるという正式発表前に行われた)

「おお、絶対にRIZINルールで戦いたよ。最高だよ。アハハハハ。それがPRIDEの時代から、日本のMMA文化だよね。顔面を踏みつけて、寝技でも頭部にヒザを叩きこむができる!! サッカーボールキックにしても。グラウンド状態にある相手に蹴りを入れることができると、MMAは全く違うモノになるよ。

サブミッションでなく、ヒザ蹴りで試合を終らせることが可能だ。打撃を使う身、ストライカーとして──立ち技だけでなく、グラウンドでも蹴ることができるなんて。いやあ、最高のルールだよ」

──ただし、チームメイトを相手にその練習ができるかどうか。練習仲間はそれらの攻撃を想定しないルールを頭に入れてトレーニングしているわけですし。

「ヤツらに選択権はないよ(笑)」

──アハハハハ。

「付き合ってもらうしかない。それに僕らは普段からエルボーもスパーリングに採り入れているからね。エルボーパットをつけて、軽めだけど。練習で仲間を傷つけることはない。皆、そうだよ。練習ってケガをさせるものじゃなくて、疲れさせるもの。それがチームメイトにも、僕にも必要なことで。

でも、そういうルールで戦うとなると僕は父(アントニオ・マッキー)がコーチであることが凄く有利に働くね。父は魔術師のようなモノだから(笑)。常識外れの戦略を練ることができるんだ。ハハハハ、サッカーボールキック、ヘッドスタンプ、ヒザ蹴りか……楽しみだ。まずはダミーを思い切り蹴り上げるよ」

──ただし、頭部を蹴ると自分の足の甲も大変なことになるのでサッカーボールの使用には要注意が必要ですね。

「そういう経験があるということだよね? その意見があるということは……」

──……。

「いやぁ、やっぱり日本と米国ではストリートファイトにしてもカルチャーが違うよね」

※ホベルト・サトシと戦うAJ・マッキーJr。10年前の大晦日に父のアントニオ・マッキーは、日本で青木真也と戦っている。10年越しの親子鷹のリベンジ、RIZINルールへの対応、Bellatorライト級王座に関してAJ・マッキーが話したインタビューは、11月22日(火)発売のGONG格闘技#323に掲載されます。

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BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN40   アダム・ボリッチ キック クレベル・コイケ パトリシオ・フレイレ ベラトール マウリシオ・ショーグン

【Bellator286&RIZIN40】パトリシオ・フレイレ「ボリッチの全てが見えていた。クレベルは柔術で仕留める」

【写真】威風堂々といった感のあるパトリシオの登壇だった (C)MMAPLANET

26日(水)、東京都港区の六本木ヒルズアリーナで大晦日12月31日(土)に開催されるRIZIN40の会見が行われ、RIZIN×Bellatorの対抗戦に出場するチーム・ベラトールの一員としてBellator世界フェザー級王者パトリシオ・フレイレが来日した。

同会見の1時間前、滞在先のホテルでフレイレに1日のアダム・ボリッチを相手とした王座防衛戦、そして日本での戦いについてインタビューを行った。


──これから六本木に移り、RIZIN40の会見が控えていますが、まずは今月1日にアダム・ボリッチを下した防衛戦について振り返ってもらえますか。

「あの試合は完全にドミネイトできたね。とても落ち着いて戦えたし、自分のやるべきことを完璧にこなした試合だと思っている。ベルトを家に持ち帰ることができ、そして今、日本にいる。とても幸せに感じているよ」

──それだけ完璧な試合ができた要因はどこになると考えていますか。

「まずは忍耐強く戦えたことだと思う。そして、正しいタイミングで攻めることができた。そんな風に戦えたのは、経験の違いだ。今、僕はこのスポーツで最も完璧なファイターになったと思っている」

──ボリッチの攻めが本当にしっかりと見えていました。

「マトリックスのようにね(笑)」

──完全に解読できていたと。

「アダムの全てが見えていたよ。彼は何度も跳びヒザを狙って来た。本当に危険な動きだよ。でも、思った通りの動きだった。僕も以前から使っている技の1つだし、全く問題なかったよ」

──そして冒頭でパトリシオが言われたように、今、日本にいます。

「僕は子供の頃、ミノタウロ(アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ)、ミノトゥロ(アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ)、ヴァンダレイ・シウバ、マウリシオ・ショーグン、ムリーロ・ニンジャ、アンデウソン・シウバ、パウロ・フィリョの試合を見て育った。あの頃、いつの日か彼らと同じことがしたいと思っていた。その夢が遂に叶うよ。凄くハッピーで、心の底から日本でのファイトを楽しみにしている。日本の文化、人々、全てが最高だからね」

──3年前、お兄さんのパトリッキーがRIZINで戦いました。パトリシオもすぐにでも日本で戦いたかったかと思います。今回ただ単に試合が実現するのではなく大晦日の大会でRIZINルール、リングの上でRIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ選手との試合になります。

「クレベルは才能豊かな選手だよ。素晴らしい柔術の使い手であり、ウォリアーだ。僕と同じブラジル出身の選手で、彼のことを凄く尊敬している。でも2人のキングは要らない。このスポーツに君臨するキングは1人だけだ。そして、キングは今、君の前に座っているんだ」

──今やどれだけ優れた柔術家でも、クレベルほど柔術の技術を駆使してMMAを戦う選手は世界中を見渡してもほとんどいないかと思います。もちろん打撃でやり合うこともできるクレベルが、下になることをいとわないで戦うことをどのように思いますか。

「とても難しいことだ。クレベルのようにまさに柔術だけでMMAを戦うことは。あんな風に引き込む選手はそうはいない。でも、何も問題はない。誰だって、僕がどれだけ柔術を使いこなせるか知っているはずだよ。柔術でクレベルを仕留めることは僕にだってできる。楽しみにしてほしい」

──柔術でクレベルに勝てると?

「そういう試合になることを楽しみにしているよ。と同時にサッカーボールキック、3点ヒザを使えることが嬉しくてたまらないんだ。僕がブラジルでバーリトゥードを戦い始めた時、グラウンド状態にある相手の顔面を蹴っ飛ばし、ヒザをぶち込むというルールだった。何でもありだよ」

──さすがに頭突きまでは使っていなかったですよね(笑)。

「それはない。ルールで認められていなかったから(笑)。あくまでも僕が使うのはルールで許された攻撃だけだ」

──日本のMMAファンも本当に楽しみしていると思います。

「本当に日本で戦うことができて、嬉しい。僕の夢が叶う日、バイオレンスを楽しんで欲しい!! レッツゴー!!!」

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BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o アダム・ボリッチ アーロン・ピコ パトリシオ・フレイレ

【Bellator286】パトリシオ・フレイレ、危なげなくボリッチを下し──次はバンタム級王座狙い?

<Bellator世界フェザー級選手権試合/5分5R>
パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
Def.3-0:50-45.49-46.48-47
アダム・ボリッチ(ハンガリー)

ケージ中央のフレイレに対し、ボリッチがまず左リードフックからローを蹴る。そこにカウンターを合わせにいったフレイレは、ボリッチのヒジをかわす。ジャブを伸ばすボリッチ、右ローのフレイレの慎重な立ち上がりにブーイングが起こる。ローをチェックし、左インサイローを蹴ったボリッチの左ジャブに、左右のフックをフレイレが打つ。ボリッチは跳びヒザも左フックを受けて、背中から落ちる。すかさずバックを取ったフレイレだが、ボリッチもクラッチを剥がして離れる。直後の攻防で組んできたボリッチを投げたフレイレが、トップを取る。

ボリッチはクローズドガードで頭を引き寄せる。足を抜きに掛かる王者は、クローズドのなかでポスチャー、細かいパンチを背中やワキ腹に入れる。残り1分、レフェリーがブレイクを命じ試合がスタンドに戻ると、ボリッチが左ジャブを繰り出す。ワンツーの右を当てたフレイレは跳びヒザ、回ってかわしたボリッチの右に右フックを打ち返す。圧で王者が上回った5分だった。

2R、左ジャブから左の蹴りを見せたボリッチが、右ストレートから左フックもまだ動きが固いか。フレイレは左カーフを蹴り、右にワンツーを打ち込む。ボリッチも右ストレートを届かせるも、左ジャブを打たれる。ボリッチも右カーフを蹴り、フレイレがチェックして右をヒットする。踏込み、カウンターの反応が速いフレイレは、右ローを蹴られながらワンツーを放つ。ボリッチは左ミドルを蹴り、ジャブを伸ばす。左ローを蹴って左に回るボリッチは、待ちの姿勢の王者の懐になかなか入ることができない。と、残り40秒でローをキャッチしたフレイレがテイクダウンに成功し、トップでラウンドを戦い終えた。

3R、ジャブを伸ばすボリッチが、ボディストレートを入れる。フレイレはダブルレッグも、ボリッチが切る。それでも打撃に勢いが出てきたボリッチにテイクダウンを印象づけるクレバーな攻撃だ。ここでボリッチは跳びヒザ一閃、フレイレが足を抱えるようにしてスラム。テイクダウンを奪うと、マウントを取る。腰を押して防御するボリッチだが、足を戻すことができない。

パンチ&エルボーを受けたボリッチが暴れるが、馬乗りを続けられブリッジにバックを許す。立ち上がったボリッチは手首を掴んで、両足をフックされた状態でRNCを防御する。強引に絞めないフレイレは、着地して足払いからバックを再び取り直す。ボリッチはここでも立ち上がる。フレイレは再び足をつけると、ボリッチが体を入れ替えてケージに押し込む──ケージクリンチの攻防が続き、ラウンド終了に。

4R、ボリッチがボディストレートも、距離をつめてコンビネーションという展開には持ち込めない。カウンターの上手さで、ボリッチの積極性を排除していくフレイレはさすがに試合巧者だ。ボリッチのローに右を合わせたフレイレは、逆にローで足を流させる。ボリッチが単発の攻撃に留まるシーンが続き、その一発にもカウンターを合わされそうになる。ジャブに右のカウンターを放ったフレイレが、ボリッチのアッパーをかわしてジャブ、カーフで攻撃する。

ボリッチも覚悟を決めたようにカーフを蹴られて、ワンツーを打っていく。右カーフを入れるフレイレに対し、ボリッチが右を届かせたが威力がない。右に右を合わせ、ボリッチの組みを潰して投げを打ったフレイレがやるべきことをやり、ボリッチは思うようにならない試合展開が続いている。

最終回、まずフレイレが右カーフを蹴る。右を伸ばすボリッチが左ジャブで前に出る。左から右とケージの前で足を使うフレイレに、ボリッチがコンビで左を当てる。ケージに詰め続けることができないボリッチは、後ろ回し蹴りも距離が合っていない。ここで右アッパーを入れたフレイレ、ボリッチは大砲狙いに頼り跳びヒザをまたもテイクダウンで切り返される。

ここでも背中を取ったフレイレは、スタンドながら両足をフックする。振り落とすことができないボリッチは時間を使ってしまい、残り2分を切る。フレイレは着地して、ワンフックで胸を合わされる。櫓投げような形で初めてテイクダウンを決めたボリッチは、ハーフで抑えて肩パンチを打っていく。フィニッシュさえ許さなけえれば勝ち切れるフレイレが、スイープ狙いからスクランブル。スタンドでケージに押し込まるとジャンピングガ―ド&キムラを仕掛けて、後方に倒れ込みトップを奪い試合終了に。

ボリッチの積極性を最後まで封じ込んだフレイレが、ジャッジのスコアこそ50-45、49-46、48-47とばらつきが見られたが、3-0の判定勝ちで防衛に成功。チャンピオンは「次はアーロン・ピコを指名しようと思っていたけど、あんなことになったからどうなるか。バンタム級王座を目指すかもしれない」と勝利者インタビューで話した。


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AJ・マッキー BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o キック スパイク・カーライル

【Bellator286】15分間ノンストップ。初回は優勢も動きが落ちたカーライルから、マッキーJrが3-0で勝利

<ライト級/5分3R>
AJ・マッキーJr(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.29-26
スパイク・カーライル(米国)

ダッシュして跳び蹴りを見せたカーライルが、パンチでもラッシュを掛ける。呼応したAJが跳びヒザを見せ、パンチの応酬のなかで遠いレンジからの左ストレートをダウンを奪う。スクランブルから組んできたカーライルをダブルレッグでテイクダウンしたAJはバックを制するが、後方に倒れ込んだ際にカーライルが手首を掴んで胸を合わせる。担いでいくカーライルにAJのオモプラッタは極まらない。カーライルからガードの中から右のパウンドを続ける。

頭をケージ中央に向けたAJは、懸命に足を効かせるがパンチを纏められ左足を抜かれる。カーライルは左のパンチを続け、肩固めを狙う。察知して反応したAJが左腕を畳んで防御する。フルガードに戻したAJだが、カーライルは立ち上がってパンチを落とし足を一本抜く。AJはスイープで上を取ると、目まぐるしいスクランブルで上を取ったかと思ったカーライルだったが最終的にマウントを許し、バックグラブに移行される。胸を合わせることが、ここではできなかったカーライルだが、前方に落としつつ上を取り切る。AJが下からエルボーを入れたところでノンストップの初回が終わった。

2R、右ハイを蹴ったAJは左に回るカーライルにスピニングバックフィストを狙う。ここからパンチの応酬になり、カーライルのテイクダウン狙いを切ったAJがダブルレッグで逆にテイクダウンを決める。ここも背中を見せたカーライルは手首をすぐに掴むが、ワンフックを許す。RNCには頭を下げて防いだカーライルは殴られながらも、絞めだけは引き込みさえ見せて防ぐ。ここからスクランブルにカーライルが持ち込むが、AJはバックを制する。立ち上がったカーライルはヒザ蹴りを受けてもパンチを振るい、続くテイクダウン狙いにはAJがアナコンダで待ち受ける。

頭をベタっとキャンパスにつけて耐えるカーライルは正座状態に。煽っているのか、ただ腰を振っているのかAJがサイドに回ってヒザをワキ腹に蹴ってペルヴィアンネクタイに移行する。前転して逃れたカーライルだが、AJはリバーサルは許さずトップをキープ。クローズドガードのカーライルをケージ際に運び、AJはパンチへ。ニーシールドからアップキックを見せたカーライルに左右のパウンドをAJが落とし時間となった。

最終回、直ぐに距離を詰めてパンチのカーライルに対し、AJのスピニングバックキックは当たりが浅い。ならばとAJは右ミドルを2発蹴り、ヒザ蹴りから組んでテイクダウンを決める。サイドで抑えエルボーを振り下ろすAJは上四方で頭を跨ぐと腹にエルボー、シングルに来たカーライルにギロチンを仕掛けてトップを譲らず、スクランブルでバックへ。

さらに正面に回ってテイクダウンを奪ったAJが、背中を見せたカーライルを殴りRNCの機会を伺う。立ち上がったカーライルをアンクルピックで倒したAJは、シングルにギロチンを合わせてクローズドで組む。カーライルは頭を抜いて、トップを奪取。スクランブルでバックに回り、カーライルはAJの前転にもついていく。AJはここでトーホールドと引き出しの多さを見せると、リリースしシングル狙いにバックに回る。バックで両足をフックしRNCを最後にセットしたAJ──残り試合時間が3秒で極めきることはできなかったが、15分間動き続けた結果、判定勝ちを手にした。

ライト級王座を獲得すればフェザー級に戻すと明言したAJは、2023年に行われるライト級ワールドGP参戦を宣言した。


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BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o アーロン・ピコ ジェレミー・ケネディ ペドロ・カルバーリョ

【Bellator286】勝利の女神に見放された? ピコがレスリングの攻防で左肩負傷。ケネディがTKO勝ち

<フェザー級/5分3R>
ジェレミー・ケネディ(カナダ)
Def.1R5分00秒by TKO
アーロン・ピコ(米国)

互いにジャブを伸ばし、ローを蹴ったケネディはピコの大きな振りのフックに反応して組みつかれる。ケージにケネディを押し込んだピコは、自ら離れるとカーフを蹴られシングルからバックを許す。ケージにピコを押し込むケネディが、正面に回ろうとした瞬間、ピコが左肩の異常をコーナーに訴えたか。ケネディはここでバックに戻り、後方からヒザを突き上げてフットスタンプへ。ケネディは正面に回ると、ピコが左肩を抑えている。

前方に崩され殴られるピコは、左肩を負傷したことは間違いないようだ。再び前方に崩され、ケージレスリングのなかでバックから両足フックを許したピコは、頭部にエルボーを受ける。苦し気な表情を浮かべるピコはボディトライアングルに捕えられたまま残り30秒に。ケネディは側頭部を殴り、肩にエルボーを入れて時間となった。

コーナーに戻り、脱臼した肩をコーナーマンに戻させるピコは、肩を回して挙動範囲は確認する。全く試合を諦める様子のない──ピコはドクターチェックにも試合続行を伝え、肩を回す。しかし、ドクターは首を傾け頭の上で手を組むように伝える。そこまで左腕を上げることができないピコを見て、ドクターは続行を認めない。懸命に続行をアピールするピコだが、レフェリーは大きく腕をクロスし試合終了を宣言した。

アクシデント。しかしこの大切な一番でアクシデントが起こるピコは、MMAの勝利の女神から見放されいるのか──。ウィナーコールを聞くことなく、ピコはバックステージに戻った。

そして「左フックにテイクダウンを仕掛けたけど、異常は気付かなかった。ピコのことを尊敬している。でも、僕は良い試合をしようと思っていたのにブーイングとは。僕はブーイングをされてもカリフォルニアを愛している。僕はペドロ・カルバーリョと戦いたい」とケネディは話した。


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BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o エンリケ・バルゾラ キック フアン・アルチュレタ ボクシング

【Bellator286】ボクシング&レスリングの融合=高い完成度のアルチュレタが、バルゾラから3-0の判定勝ち

<141ポンド契約/5分3R>
フアン・アルチュレタ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
エンリケ・バルゾラ(ペルー)

いきなりワンツーを伸ばしたアルチュレタ、ダブルレッグを切ったバルゾラはワンツーの右を被弾する。さらに右を振り、ワンツーで前に出るアルチュレタが左をヒットさせ、パンチを纏める。右オーバーハンドを入れてツー、スリーとパンチを続けるアルチュレタはシングルレッグで組みつきバックを制する。背中を譲って立ち上がったバルゾラはツーオンワンから殴りに移行。

正面を向き、離れたバルゾラは頭を大きく下げて右を放つ。跳びヒザのタイミングで左ローを蹴られ、その場跳びになったバルゾラはクリーンなボクシングで左フックを被弾するなど厳しい展開が続く。ここでダブルレッグでテイクダウンを決めたバルゾラは上四方で抑え、スクランブルで素早くバックに回る。立ち上がったアルチュレタをケージ押し込み、スイッチを許さずバックの飛び乗ったバルゾラだが、前方に落とされる。蹴り上げにサッカーボールキックで顔を蹴ったアルチュレタ。結果的にガードの上から顔面をかすめたぐらいだが、あの位置で顔を蹴りに行くのは悪質な反則、流すレフェリーは理解できない。

2R、パンチとレスリングを織り交せる両者。テイクダウン狙いを切ったアルチュレタがシングルも、スクランブルからバルゾラが離れる。頭を大きく振ってパンチを出し、シングルからダブルレッグでアルチュレタがテイクダウンを決める。ケージににじり寄って立ち上がりたいバルゾラの腰、ヒザ裏をコントロールするアルチュレタだが、バルゾラもスタンドに戻り離れる。ダブルレッグを防いだバルゾラは、レスリングゲームでシングルレッグからケージに押し込まれる。

頭を押して切るバルゾラ、ウィザーにとるがシングルに移行されリフトアップから前方に落とされる。スクランブルでがぶったアルチュレタだが、頭を抜いたバルゾラが左腕を差してケージに押し込む。バルゾラのシングルを切り、逆にシングルからダブルで攻めるアルチュレタは、再びシングルに戻してケージにバルゾラを押し込むが、エルボーを打たれながらラウンド終了を迎えた。

最終回、左右に回るアルチュレタのテイクダウン狙いを切ったバルゾラは左ミドルから右を振るう。回って離れたアルチュレタがダブルレッグでテイクダウン、スクランブルでバックを取る。足を払いつつ尻もちをつかせ、頑強に背中を取ったアルチュレタが、胸を合わされて離れる。バルゾラは右アッパーを空振りし、ジャブを被弾する。ラウンドが進むと尻上がりに調子が上がるバルゾラの強味を封じ込むアルチュレタは、それだけ動きが多い。ここに来てダブルで時間を使い、削るアルチュレタだったがダブルレッグでテイクダウンを許す。

バルゾラはスイッチでバックを許し、スタンドに戻るとパンチの回転数を上げるが左ミドルを蹴られ、シングルレッグでケージに押し込まれる。バルゾラは頭部にヒジを落として、スクランブルから離れるとダブルレッグでテイクダウンを奪う。ついにハーフでトップを取ったバルゾラは、背中を見せたアルチュレタに対し両足をフックしてRNCを狙う。残り30秒、首を守って腕を通させないアルチュレタは、胸を合わせて立ち上がると跳びヒザを見せて試合を締めた。

結果、ジャッジは3者とも30-27でアルチュレタを支持した。


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BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o イスラム・マメドフ キック ニック・ブラウン ボクシング

【Bellator286】テイクダウン奪取直後、ブラウンの仕掛けを許さなかったマメドフがフルマークの判定勝ち

<ライト級/5分3R>
イスラム・マメドフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ニック・ブラウン(米国)

間合いを測る両者。マメドフが左ローを蹴り、ブラウンは右ローをキャッチして組んでいく。離れたブラウンはカーフを再びキャッチしようとするが、ここは取り切れない。逆に右カーフを蹴ったブラウンはワンツーで距離を詰め、ダブルレッグを狙う。マメドフのヒザの気配を察知し、すぐに下がったブラウンは右ストレートに組んでクリンチ──も、個々でも即距離を取り直す。

マメドフの右ロングアッパーは空振りに、続く右にはブラウンが右を合わせていく。マメドフはローダブルレッグも、切られてすぐに離れる。マメドフは続いてローシングルでテイクダウンを決める。ボディトライアングルでクローズドを取るブラウンは完全防御態勢で初回を終えた。

2R、ブラウンのニータップでバランスを崩しそうになったマメドフが、スタンドをキープする。1度の仕掛け、2度目でテイクダウンというグラップラーらしさは見せず、最初のトライで切られると離れるブラウンは、セーブエネジーファイトか。それでも続くシングルでケージに押し込み、自らも削られる可能性のある密着戦に挑むも、結果的にブラウンは自分から離れる。

マメドフも自らテイクダウンに行く場面はほとんどなく、キックボクシング勝負に。と、左を見せた組んだマメドフがボディロック、正面を向いたブラウンはギロチン&ネルソンの仕掛けを封じられ下にされる。

ハーフでヒジ、パンチを受けるブラウンは寝技の展開の前、テイクダウンの攻防で頭がぶつかり頭部をカットしており、顔面が真っ赤に染まっている。足をすくいに来たブラウンの左腕を跨ぎクルスフィックスにとったマメドフは、ハーフからクローズドに戻されても左のパンチを落としてリードを広げた。

最終回、ジャブの差し合い左ハイを空振りしたブラウンは、左フックを被弾する。組んだブラウンがケージにマメドフを押し込むが、逆にマメドフがボディロックで押し込み返す。再度ぽいじしょんを入れ替えたブラウンのダブルレッグを切ったマメドフはボディロック&小外掛けでテイクダウンへ。スクランブル狙いのブラウンを潰し、トップを取り切る。

マメドフはハーフのブラウンを潜らせず細かいパンチを落とす。残り1分、ハーフで抑えて殴るマメドフはこのまま時間切れまでポジションを維持し、フルマークの判定勝ちを手にした。


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BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o ウラディミール・トコフ ジェイジェイ・ウィルソン

【Bellator286】ガードから極め狙いのジェイジェイ・ウィルソンがTD&トップのトコフから2-1判定勝ち

<ライト級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ウラディミール・トコフ(ロシア)

頭を振って左の蹴りを見せるジェイジェイ。右ローをキャッチしたトコフが、ドライブしてテイクダウンを奪う。バックを譲って立ち上がったジェイジェイがキムラクラッチから引き込もうとするがトコフが許さず、自らのタイミングで後方に崩していく。スクランブルからバックを制そうとしたジェイジェイは、ボディロックのトコフを払い腰で投げて、バックを制すと、下になって三角絞めに入る。

肩を入れ胸を張って防いだトコフに対し、ジェイジェイはハイガードからクローズドを取り直し、左足をすくっていく。スプロールし左のパウンドを入れるトコフは、足を掴んで腰を切ってきても対応し、胸を合わせてガードの中に収まる。ジェイジェイが再び三角を狙うが、トコフは立ち上がって防ぐと鉄槌を連打する。ジェイジェイは極めきれず、この回のポイントがどうなるか分からないが、下になる悪いパターンにハマってしまったか。

2R、下になるなら極め切りたいジェイジェイ。左ハイを空振りし、トコフがそこにダブルレッグを合わせてテイクダウンを奪う。三角狙いのジェイジェイは、トコフに察知されしっかりとセットすることができない。結果、トコフはコツコツとパンチを落とし、ジェイジェイが腰を切ると反応していく。ジェイジェイはミッションコントロールからゴゴかオモを狙うが、これもトコフが察知する。トコフは大きなパウンドや素早い動きはなくコントロールに徹し、ジェイジェイのゴゴプラッタを潰す。

ジェイジェイは四角=デッドオーチャードを狙う仕草も見せるが、トコフがガードを担いでパウンドを落とす。クローズドを取り直したジェイジェイだが、トコフはパンチとエルボーの回転数を上げていく。体を振って防御したジェイジェイが、最後にヒップスローも潰されラウンド終了を迎えた。

最終回、スピニングバックフィストから左ミドルのコンビを見せたジェイジェイは、蹴り足を取られてテイクダウン狙いに前転でスクランブルもトコフが上を取り切る。ここでジェイジェイはヒップスローでスイープを仕掛け、耐えようとしたトコフを泳がせてバックグラブ、両足をフックしトライアングルフックへ。

トコフの右足ごとフックしなおしたジェイジェイが、左腕一本でRNCを狙う。手首を掴んで耐えたトコフは、上を向きなおしてマウント返しでトップへ。再びヒップスローを狙ったジェイジェイは察知されると、ヒザ十字狙いへ。ここでバックに回り、ジェイジェイが下を選択する。足をすくって腰を切ったジェイジェイは糸通しから三角絞めへ。

腕を送られたトコフは必至で暴れ、腹ばいになって頭をぬく。結果、サブミッションを回避して上を取ったトコフは、スペースを取ってパウンドへ。その刹那、ジェイジェイは立ち上がりスピニングバックフィストも空振りに。直後にトコフがダブルレッグを決めてタイムアップとなった。

サブミッションの仕掛けでは圧倒したジェイジェイだが、ニアフィニッシュという観点では試合をリードしたが、如何せん下になった時間が多かった。北米MMAシーンで、下からのコントロールでなくサブミッション・アテンプトがどれだけ評価されるか。

ジャッジの裁定は割れ、ジェイジェイが判定勝ちを手にした。極めきれないサブミッションを評価された──ある意味、画期的な裁定でジェイジェイがATT移籍初戦を勝利した。


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BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o スミコ・イナバ

【Bellator286】スミコ・イナバ、マンディアウの意地の三角絞めを耐えきり──5連勝=初の判定勝ち

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ナディーン・マンディアウ(ベルギー)

アマMMA時代に対戦経験がある両者。その時はイナバが65 秒で勝利している。リベンジに闘志を燃やすマンディアウにジャブ&ローに対し、イナバが左ジャブを返す。マンディアウは左を当てると、イナバもジャブから右、そして左フックをヒットさせる。下がったマンディアウを追いかけ右を決めたイナバだが、直後に右を被弾する。接近するとダブルレッグを見せたイナバは、切られて逆にシングルレッグで尻もちをつかされる。ここからボディロックに切り替えたマンディアウは、立ち上がったイナバにポジションを入れ替えられる。

イナバは再びケージを背負い、シングルのタイミングで距離を取り直すとパンチからエルボーをヒットさせる。さらにワンツーを当てて、テイクダウンを決めると右のパウンドを落とす。蹴り上げを捌いたイナバ、マンディアウのシングルを切ってヒザ蹴りにもエルボーを連続で打ちこむ。バックこそ取り切れなかったが、ヒザを入れて離れたイナバは前蹴りを受けても前に出て、前蹴りで逆に尻もちをつかせる。マンディアウはパウンドを受けながら腕十字をしかけ、ラウンド終了までもちこたえた。

2R、右ローを蹴りワンツー、ジャブで前に出るイナバがマンディアウの右ストレートにダブルレッグを合わせてテイクダウンを決める。足を捌かれ背中を譲ったマンディアウは、後方からパンチを被弾しながら立ち上がり胸を合わせる。イナバは離れてボディに前蹴り、さらにワンツーで右ストレートを打ち込む。またも前蹴りをボディに入れてダウンを奪ったイナバは、立ち上がってきたマンディアウにパンチを纏める。

トリプルジャブ&右ストレートを見せたイナバの攻勢が続き、右からエルボーを被弾したマンディアウも懸命にフックを返す。距離が近づくと、ボディロックテイクダウンを決めたイナバはヒジ&パンチを打っていく。草刈りを潰して殴るイナバは、頭がさがったところでオモプラッタを仕掛けられるが、即反応しスクランブルでバックに。サイドバックからパンチを打ちつけたイナバの前方への崩しに、マンディアウは前転してヒザ十字。さらに反応した三角絞めをセットして、エルボーを打ちつける。頭をひきよせるマンディアウは、体重を掛けられると厳しい態勢となり、腕十字に移行する。これを抜いてバックから殴ったイナバだが反撃を許したラウンドととなった。

最終回、ステップインして縦ヒジを狙ったイナバは、ダブルレッグを切って右を当てる。パンチの交換ではイナバが精度で上回る。マンディアウはシングルでドライブするが、ネルソンで耐えたイナバが胸を合わせて、逆にケージに押し込む。ポジションを複数回入れ替えたクリンチ合戦は、マンディアウのシングルからダブルを切ったイナバがバックに回る。

ここも後方から殴られ、立ち上がったマンディアウが胸を合わせる。イナバはボディを殴り、右エルボーを顔面に打ち込む。差し合いとなりヒザを見せたマンディアウは、距離を取ったイナバの左ジャブを被弾する。イナバは跳びヒザを狙い、着地すると左を当てる。マンディアウはここでもシングルでケージにイナバを押し込む。いなしたイナバがシングル、ダブルに移行したところで時間に。

3-0で勝利したイナバ、プロデビュー後初の判定勝ちとなった。


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BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o ランス・ギブソンJr

【Bellator286】TDを3度取られたギブソンJrが、109秒三角絞め&エルボーでクラークからタップを奪う

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr(カナダ)
Def.1R1分49秒by 三角絞め
ドミニク・クラーク(米国)

キャリア7連勝を賭けて、15勝12敗のザ中堅=クラークと相対するギブソンJr。きなりダッシュして跳び蹴りを狙ったクラークは、かわしたギブソンJrのテンカオにダブルレッグを合わせてテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったギブソンJrを倒し直したクラークが、スクランブルからボディロック後方へ3度目のテイクダウンを決める。ギブソンJrはバタフライガードを取り、下からエルボーを頭部に打っていく。体を起こしてパウンドを狙ったクラークだが、下から殴られのを嫌がり右腕をギブソンJrの胸に置いたまま顔を背ける。ここでギブソンJrが、三角絞めをセットしエルボーの連打でクラークがタップした。


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