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BELLATOR Result Bellator258 アンソニー・ジョンソン セルジオ・ペティス パッチー・ミックス ブログ

【Bellator258】試合結果 セルジオ・ペティスが新バンタム級世界王者に。AJは逆転KOでワジム戦へ

【写真】新ベラトール世界バンタム級王者セルジオ・ペティス(C)BELLATOR

7日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナ でBellator258「Archuleta vs Pettis」が開催された。

メインの座をライトヘビー級ワールドGP準決勝=アンソニー・ジョンソン✖ヨエル・ロメロに譲っていたBellator世界バンタム級選手権試合が、ロメロの欠場によりヘッドライナーに。

UFCから転じて3戦目のセルジオ・ペティスがフアン・アルチュレタを判定で破り、新チャンピオンとなり、堀口恭司の持つRIZINバンタム級のベルト奪取を宣言した。

ロメロの代役ジョゼ・アウグストと戦ったAJは左フックを浴びてKO負け直前に追い込まれたが、2Rにしっかりと逆転KO勝ち。

次戦でワジム・ネムコフとの世界戦兼ワールドGP準決勝を戦うことが決まった。

注目のバンタム級戦線ではラフェオン・スタッツ、パッチー・ミックス、エリック・ペレスが勝利し、ジョシュ・ヒルやヘンリー・コラレスはタイトル挑戦権争いから脱落。

負傷欠場のジェイムス・ギャラガーを含め、混戦を拭け出すのは誰になるのか──興味深い。

Bellator258「Archuleta vs Pettis」
<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
○セルジオ・ペティス(米国)5R
判定
詳細はコチラ
×フアン・アルチュレタ(米国)
<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
○アンソニー・ジョンソン(米国)2R1分30秒
TKO
詳細はコチラ
×ジョゼ・アウグスト(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
○ピーター・クイリー(アイルランド)3R0分01秒
TKO
詳細はコチラ
×パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
<175ポンド契約/5分3R>
○マイケル・ペイジ(英国)1R5分00秒
TKO
詳細はコチラ
×デレック・アンダーソン(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ラフェオン・スタッツ(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ジョシュ・ヒル(カナダ)
<ミドル級/5分3R>
○ロレンツ・ラーキン(米国)3R
判定
×ハファエル・カルバーリョ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
○パッチー・ミックス(米国)3R2分40秒
肩固め
詳細はコチラ
×アルバート・モラレス(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ジョニー・エブレン(米国)1R2分44秒
TKO
×ダニエル・マドリッド(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ジョニー・キャンベル(米国)2R4分12秒
RNC
×ヘンリー・コラレス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジョニー・ソト(米国)3R
判定
×ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
○エリック・ペレス(メキシコ)3R
判定
×ブレイン・シャット(米国)

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BELLATOR Bellator258 Report セルジオ・ペティス フアン・アルチュレタ ブログ

【Bellator258】精度で上回ったセルジオ・ペティスが新王者に。堀口恭司を指名!!「2本目のベルトを獲る」

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
セルジオ・ペティス(米国)
Def.3-0:50-45.49-46.49-46
フアン・アルチュレタ(米国)

まず左ジャブをダブルで繰り出すアルチュレタ。中を取ったペティスもジャブを連続で伸ばす。ステップインからワンツーフックの王者、応じるペティスが右フックを振るう。間合いをはかりつつ、距離が近づくとパンチを交換する両者、まずアルチュレタがテイクダウンを仕掛ける。体を入れ替えたペティスがケージに押し込みシングルからハイクロッチへ。側頭部にエルボーを落とし耐えるアルチュレタは、足を抜いて間合いを取り直す。

残り2分、アルチュレタはワンツーフックで前に出る。サークリング、スイッチを見せるアルチュレタに右を打ち込んだペティス。右ミドルを蹴られても左を伸ばし、アルチュレタのフックが良く見えている。そして左ジャブを当てたペティスは、テイクダウン狙いに右の蹴りが合致し、それでも組んで倒してきたアルチュレタを後方にリバーサルしたところで初回が終わった。

2R、ワンツーから右フックを当てたアルチュレタに対し、すぐさまペティスが右を返す。アルチュレタは左右に回り、ターンの際に構えが変え、スッと距離を詰めてテイクダウンに成功する。スクランブルからペティスは胸を合わせて離れる。ここはアルチュレタも、組みを続ける気はなかっただろう。すぐさまパンチを交換すると、ペティスが左ミドルを入れる。ボディフックを返したチャンピオンは、ジャブを貰う。さらにアルチュレタの踏み込みにカウンターを入れるペティスに対し、ここからさらに一発をアルチュレタが加える。

テイクダウンのフェイクから右フック、そして右ボディストレートを入れたアルチュレタだが、ペティスもカウンターの右をパンチにだけでなく、ヒザにも合わせていく。アルチュレタはワンツー&ボディ、ペティスも防御から構えを変えるが、終盤は手数、精度、勢いで上回ったアルチュレタが、ダブルレッグを仕掛けたところでラウンド終了を迎えた。

3R、右を伸ばすペティス、鋭いハイキックを狙うアルチュレタ。ペティスはジャブを当て、右フックへ。アルチュレタもその前に右を見せている。互いにジャブから次の手を伺うなかで、アルチュレタがワンツーで前に出て左ジャブ、そして右を振るう。ペティスも右をカウンターで振るい、打っては打たれるという打撃戦に。と、アルチュレタはダブルレッグからバックに回り、胸を合わせてくるところで右を入れる。

ケージを背負ったペティスは、頭を押して離れるとワンツーに右ミドルを蹴り込む。足を使い、ワンツーで踏み込むというパターンのアルチュレタは、そこにスイッチを織り交ぜてペティスを惑わしにかかる。とはいえ、自らの攻撃もバラつき気味となり決定的なシーンはないまま試合はチャンピオンシップラウンドを迎える。

4R、素早く距離を詰めてワンツー、フックからテイクダウン狙い、離れ際に右を被弾したアルチュレタが左ジャブを返す。素早い展開に、ペティスは右ハイも空振りに。左ジャブの相打ちから、続くパンチの交換でボディロックテイクダウンをアルチュレタが決める。即立ち上がったペティスは右オーバーハンドをカウンターで決める。

一瞬、動きが止まったアルチュレタ。ワンツーの前進に逆にペティスがダブルレッグを仕掛ける。スクランブルゲームから離れ、ワンツーを決めたペティスの楔となるパンチが増える。チャンピオンはワンツーで足が揃い、逆にペティスがワンツーを打ち込む。さらにアルチュレタの右アッパーにもペティスは右オーバーハンドを当て、続く前進にもカウンター、組んでヒザをボディに入れる。離れてからも右ミドル、さらに左ボディを入れたペティス。勢いはあるがスラッピーなアルチュレタに対して、ソリッドなペティスの打撃が明白に上回る展開に。それでも動きを落とさないアルチュレタ、攻勢のペティスも気圧されるような場面が終盤見られた。

最終回、アルチュレタがボディから右フックを振るう。フックをほぼほぼ受けないペティスはテイクダウン狙いも反応し、ダブルジャブを伸ばす。踏み込んで構えを変えてワンツーのチャンピオン、ペティスはここもカウンターを入れる。ステップインに左を被弾するアルチュレタ、ペティスは守るべき距離と角度、攻め込むタイミングを掴んでいるか。

そこには足を止めての打ち合いにも負けないという姿勢が見え隠れするペティスは、ダブルレッグをギロチンに捕える。アルチュレタがそのまま豪快に持ち上げてスラムし、サイドで抑える。残り90秒を切り、抑えた状態が続くアルチュレタがワキ腹にヒザを蹴っていう。首を抱えた上四方の抑えから、先に進めないチャンピオンはスクランブルからバック、ワンフックへ。着地し、正対したアルチュレタがハイクロッチもテイクダウンはできずタイムアップに。

アルチュレタは最後まで動き続けたものの、ペティスは削られることなく打撃で攻勢を維持──王者が取ったラウンドは2R、そして3Rが微妙といったところか。結果、3-0 で判定をモノにせいたセルジオ・ペティスがBellator世界バンタム級のベルトを巻いた。

「夢が現実のモノになった。アルチュレタはタフな選手、機会を与えてくれて感謝している。彼のパンチも強かったけど、僕の方がクリーンに当たった。スタッツはチームメイト、自分がすべきことをするだけだ」と話したペティスに、ビッグ・ジョンがインタビューを纏めるに掛かる。

ここで新チャンピオンは指を一本立てて、もう一つ──とビッグ・ジョンを制すると「ホリグチを指名したい。Bellatorを代表して彼と戦う。2つ目のベルトを手にする絶好の機会だと思う」とコメントし、スコット・コーカーと記念写真に収まった。


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BELLATOR Bellator258 Report アンソニー・ジョンソン ジョゼ・アウグスト ブログ

【Bellator258】急遽出場&右拳負傷のアウグストがニアKO。持ちこたえたAJが右を当てて準決&世界挑戦へ

<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
アンソニー・ジョンソン(米国)
Def.2R1分30秒by TKO
ジョゼ・アウグスト(ブラジル)

まず右ローを蹴ったジョンソンに対し、アウグストが左ジャブを伸ばす。ローに右を合わせたアウグストは、前蹴りで後ろに姿勢を乱す。すぐに臨戦態勢に戻ったアウグストにハイを繰り出したジョンソンは、ボディからローを蹴られる。スクランブル発進のアウグストは右ミドルを当てるなど、リズムよく動く。ジョンソンも左ミドルを返し、右拳を負傷したか気にする仕草を見せたアウグストに対し、左フック、右オーバーハンドと攻め立てる。

ジャンピングキックを見せたアウグストだが、右を被弾し左ハイ2連発と追い込まれる。さらに左ジャブから左右のフック、右アッパーを被弾したアウグストが覚悟を決めての右、さらにスピニングバックフィストを繰り出す。これをかわしたジョンソンが右アッパー2発から右ボディフックも、直後にアウグストが左フックでダウンを奪う。バックコントロールから左のパンチを打ちつけるアウグストが背中に乗ってRNCへ。

前方に落としたジョンソンは、スクランブルからボディロックテイクダウンを決めて生き残る。ラウンド終了間際に足を一本抜いたジョンソンがパウンドを落とした。

2R、スーパーマンパンチ、跳び前蹴りから左ジャブを繰り出すアウグスト。やはり右を使うことはできず、左手一本でスタンド戦を続ける。左フック、そして左ボディフックを入れたアウグストだが、局面としては厳しい。と、ジョンソンは踏み込んで左から右を打ち込みダウンを奪うと、パウンド1発でTKO勝ちを手繰り寄せた。

「試合に応じてくれて、ありがとう。リスペストしている」とアウグストを称えたジョンソンは、ダウンを覚えていなかったようだったが──ワールドGP準決勝兼世界ライトヘビー級挑戦に向け、「彼はトータルパッケージを備えている。サブミットでき、テイクダウンもでき、打撃もできる。自分の全ての技をテストする」とインタビューで話した。


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BELLATOR Bellator258 Report パトリッキー・フレイレ ピーター・クイリー ブログ

【Bellator258】あぁ無情。試合を支配したパトリッキーが、TD後にクイリ―の下からのヒジで流血TKO負け

<ライト級/5分3R>
ピーター・クイリー(アイルランド)
Def.3R0分01秒by TKO
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)

走って距離を詰めたパトリッキーが右ローを蹴る。クイリーはスイッチして左ミドルから、右ストレート。両者の蹴りが交錯して、クイリーは急所を押せ、パトリッキーはアイポークがあったと目を抑える。目への攻撃はなかったように見えたが──再開後、パトリッキーが左フック、右アッパー&右フックというコンビネーションを繰り出す。さらに左のカウンターを見せたパトリッキーが、距離を支配している。

クイリーは踏み込みにカウンターを受け、離れてローを蹴られる。また目を気にしたパトリッキーに対し、クイリーは「拳を握っている」とアピールし、右を打っていく。常在戦場、パトリッキーはこのタイミングでもカウンターを入れ、圧力を高める。クイリーもジャブを当てるが、パトリッキーはガードの上から左右のフック、そしてローを蹴る。スイッチしたパトリッキーは、オーソに戻しロー、アッパー&フックからローというコンビでクイリーを攻めたてる。

ついに前足を蹴られて姿勢を乱すようになったクイリーだが、右をヒットさせる。間合いを取り直したパトリッキーはスピニングバックエルボー、跳びヒザ後にダブルレッグでテイクダウンからバックへ。ボディロックにパンチを連打し、笑みを浮かべたクイリーはエルボーからがぶってタイムを迎えた。

2R、クイリーが左ジャブを当てるも、右ローで大きく姿勢を乱す。パトリッキーは左ボディフック、そして右ローを決める。ジャブを差し合い、続く右ローでクイリーが手をマットにつく。左フックにも押されるように倒れたクイリーは踏ん張りがきかなくなっているか。構えを変えたクイリーは、足を引きずる仕草を見せる。ショートのコンビから左ボディフックをパトリッキーが決め、クイリーの腹部は赤くなっている。

サウスポーで左アッパーを決めたパトリッキーは、オーソに戻す。クイリーも左ジャブを当てたが、ボディから顔面を殴られる。打たれることに慣れているのか、ブルファイト上等のようなクイリーは、パンチを被弾しても手を出し続ける。腹を殴られると、腹にパンチを当て返すクイリーだが、残り40秒でダブルレッグでテイクダウンを許す。ガードでエルボーを3発入れたクイリー、左側頭部をカットしたパトリッキーは上を取り続けたが大量の流血が見られラウンド終了を迎えた。

3R開始とともにレフェリーがブレイクを要求し、ドクターがパトリッキーの傷を確認する。そして無情にも続行不可能と判断される。パトリッキーのセコンドを務めたパトリシオはエルボーが直角だと抗議し、クイリーも「ビデオを見よう」という要求に応じる。結果、下からの真っすぐのエルボーは0-90エルボーに当てはまらず──圧倒的に攻めていたパトリッキーはTKO負けとなった。


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Bellator258 other MMA Report デレック・アンダーソン ブログ マイケル・ペイジ

【Bellator258】マイケル・ペイジの左ハイで、アンダーソンが鼻を折って試合続行不可能に

<175ポンド契約/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
Def.1R5分00秒by TKO
デレック・アンダーソン(米国)

サイドで構えるペイジが左ジャブを見せて、右ロー。待ちの姿勢のアンダーソンが右ストレートをダッキングでかわす。アンダーソンは右オーバーハンドから頭を振って前に出るが、ペイジは右ストレートを入れ──頭を抱える仕草を見せて挑発する。ジャンプしてヒザを当てると、同時にエルボーを繰り出したペイジは右リードアッパーをヒットさせる。

さらにステップインと同時にワンツー、アンダーソンは右オーバーハンドをかわされシングルレッグへ。初めて組みを見せたアンダーソンが、ケージにアンダーソンを押し込む。頭を刈りつつ、ヒジを側頭部に入れるペイジは右を差し返して回り──離れることに成功した。サイドの構えで、前後移動するペイジが頭を振るアンダーソンに左ハイを決め腰が落ちる。ラッシュを掛けず、離れてからの右で2度目のダウンを奪ったペイジはスピニングバックエルボーを見せて時間を迎えた。

インターバル中に、ハイキックで鼻の折れたアンダーソンがドクターストップに。

「観客のいない会場では入場曲を掛けなかった。俺はここにエンターテイメントしにきている。ファンが戻るまで、スイッチは入らない。序盤の動きで、彼の反応を確認し同じサイドにしか動かないことが分かった。こんな大きな一発になるとは思ってはなかったけど、ハイキックを狙った。彼はタフガイだよ。でもタフガイって、俺の良い標的になるだけなんだ。全ての攻撃の餌食になる。それが全てだ。次、皆分かっているはずだよ。何を求めているか。でも言い訳ばっかりしているから……名前は言いたくないけど」と話したペイジに対して、ビッグ・ジョンがウェルター級王者ドゥグラス・リマは6月に防衛戦があると状況説明をする。

と、MVPは「ジェイソン・ジャクソン、彼とケージを共有したい」とコメントした。


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BELLATOR Bellator258 Report ジョシュ・ヒル ブログ ラフェオン・スタッツ

【Bellator258】ラフェオン・スタッツ、パーフェクトゲームで判定勝ちもパーフェクトファイトとはならず

<バンタム級/5分3R>
ラフェオン・スタッツ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジョシュ・ヒル(カナダ)

右ジャブを伸ばすスタッツに対し、ヒルが右ローを蹴る。スタッツは左ローを返し、引き続き右ジャブ、続く左ストレートに対して、ヒルが右フックを当てる。スイッチを見せるヒルだが、左ストレートからワンツーを被弾する。背中を見せたヒルを殴りながらバックコントロールに入ったスタッツがワンフックで、体を伸ばしに掛かる。右腕を掴むヒルを左で殴るスタッツは、一旦フックを解きながらバックコントロールを続けヒザを後方から放つ。ヒルはスタンドに戻り切れず、両ヒザをつくとワンフックをもう一度許しラウンド終了直前にRNCをセットしたスタッツは極める時間はなかったが、初回を圧倒した。

2R、オーソに戻したヒルは右ローを2発、さらに三日月を狙う。スタッツは右オーバーハンドに左を返し、ローにも左を見せて飛びヒザへ。これは当たりが浅かったが、スイッチしたヒルに右を当てる。すぐにオーソに戻したヒルは、左ミドルを蹴られるなどケージを背負った状態が続く。ヒルが右を見せると、ワンツーを打ち返すように手数で上回るスタッツは、手をマットについた蹴りにも惑わされることなくケージ中央を取り続ける。

ワンツーからヒザ蹴りで前に出たスタッツが、ケージにヒルを押し込む。押し返したヒルは右エルボーを入れた離れ、右オーバーハンドを狙う。それでもすぐに金網を背負うヒルは、ボディストレートを被弾し跳びヒザはかわす。スタッツは右ハイを繰り出し、右に回ったヒルのジャンピングニーを見切って前蹴り、直後にラウンド終了となった。

3R、右ジャブから左ローを連続で蹴ったスタッツに対し、前に出てくるようになったヒルが右オーバーハンドからニータップを狙う。反応し離れたスタッツが、右ジャブを伸ばす。ケージを背負うようになったヒルが右オーバーハンドもクリーンヒットはしない。それでも蹴りをキャッチしてワンツーなど、手数を増やしたヒルだが、スタッツが左前蹴りを顔面に届かせ、続いて下=足を蹴っていく。ワンツーの打ち終わりに、ヒルが右を合わせるが追撃がない。

スタッツはワンツーで左を当て、ゲームコントロールに徹する。そしてダブルレッグを切ったスタッツは、ヒルの左オーバーハンドにダブルレッグを合わせてクリーンテイクダウン。残り30秒で勝利を決定づけるトップ奪取からエルボー、パンチを落としたスタッツがしっかりとゲームをまとめた。

ウィナーコール前からはしゃぐスタッツは会心の試合だったのだろうが、ヒルの迫力不足もあり──2Rと3Rに関してはファン好みの試合ではなかったことも確かだろう。解説のジョシュ・トムソンも「この試合はずっと楽しみで、メインカードに入るべきだと思っていたけどガックリした。タイトル戦を見たいという内容ではない」とピシャリと言ってのけた。


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BELLATOR Bellator258 Report アルバート・モラレス パッチー・ミックス ブログ

【Bellator258】パッチー・ミックスがテイクダウン→パス→バック奪取ゲームを徹底、最後は肩固め極める

<バンタム級/5分3R>
パッチー・ミックス(米国)
Def.3R2分40秒by 肩固め
アルバート・モラレス(米国)

右ミドルを2発見せたモラレスに組みつき、ボディロックテイクダウンを決めたミックス。すぐに立ち上がったモラレスのバックを取り続け、もう一度テイクダウンを決める。ケージ際で足をきかせ、三角から腰を切ったモラレスの蹴り上げに対し、ミックスは足を掴む。このタイミングで立とうとしたモラレスのバックに回ったミックスは、スタンドで両足をフックしに掛かる。

モラレスは前方にミックスを落として、サイドで抑えると左腕を差して、しっかりとポジションをキープ。ミックスが足を一本戻すも枕で圧力を掛ける。ミックスは両足を戻し、即座にスタンドへ。モラレスはここでも右ミドルからボディフック、そして飛びヒザを狙う。着地のタイミングでテイクダウンを決めたミックスはローを蹴るが、残り10秒で立ち上がったモラレスが勢いのあるボディを放った。

2R、ミックスが左ミドル、続いて右ローを蹴る。モラレスは右ロー、右ストレート、ボディフックから右エルボーとスタンドでも勢いで上回る。右ストレートを受けながら、ダブルレッグでケージ際までモラレスをドライブしたミックスが肩に担ぎ上げ、ケージ中央でスラム。

ミックスは足を一本抜き、さらにパスガードを決めるとエルボーを落とす。立ち上がろうと背中を見せたモラレスのバックに回り両足をフックしたミックスが、殴りながらRNCの機会を伺う。四の字フックでモラレスを腹ばいにさせエルボーを打ちつけたミックスが、背中を付けなおし、エルボーからトップへ。ヒジ打ちを嫌がり、背中を預けたモラレスは、重いきり左のパンチを連打される。RNCは逃げたモラレスは、パンチを受けながらもケージキックで腰をずらしていき、タイムアップまで逃げ切った。

最終回、打撃の交換からシングルレッグ、ケージに押し込みダブルレッグに切り替えたミックスがテイクダウンを決める。即パスしたミックスは、右エルボーを落としてヒザをワキ腹に入れると、肩固めから逆側にスライドしていく。ハーフで固められたモラレスは、懸命に耐えるが、ミックスはヒザ、パンチを入れながらアジャストしていく。ついにしっかりと絞められたモラレスがタップし、勝負は決した。

勝者は世界戦を所望しつつ、今回試合が実現しなかったジェイムス・ギャラガーに対し、「7月に戦うぞ、今週中に契約しろ。ギャラガーと7月に戦い、そのまま突っ走りる」と話した。


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【Bellator258】計量終了 アルチュレタ「最高の動きを」✖ペティス「僕の番」。ペレスのマスクが面白い

【写真】メインの世界を筆頭に他3試合のバンタム級戦、AJのプロモーションデビュー戦、パトリッキー、MVPの登場と粒揃いのカードが揃っている(C)BELLATOR

7日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphereことモヒガンサン・アリーナで Bellator258「Archuleta vs Pettis」が開催される。

メインのBellator世界バンタム級選手権試合でセルジオ・ペティスの挑戦を受ける王者フアン・アルチュレタは、リミット丁度の 135ポンドのコールを受けるとメキシコとスペイン2つ国旗とチャンピオンベルトを高々と掲げ、挑戦者ペティスは1/4アンダーの135.75ポンドだった。

先にインタビューされたペティスが「僕の順番だ。僕の番になったと信じている。ここまでやってきたことの全てを注ぎ、良い戦いをする」が話すと、アルチュレタは「いいか、ストームがやってくるんだ。これだけの才能ある連中がいるなかで、ヤツはここを通り抜けられるだけの腕がない。これまで見せたことがない、最高の動きを見せる」とコメントした。


コ・メインで組まれたライトヘビー級ワールドGP準々決勝に出場するアンソニー・ジョンソンと、急遽出場のジョゼ・アウグストも問題なく計量をクリア。

AJはバルクとカットが両立させたボディをしっかりと誇示した。

175 ポンド契約でデレック・アンダーソンと相対するマイケル・ペイジはステージ上でジャケットを脱ぐと、コブラ柄の裏地で頭を覆う。

ヴェノム(※毒液)を強調したかと思うと、フェイスオフでも首を掻っ切るポーズから、スネークヘッドといういつものポーズを披露した。

注目のプレリミ・バンタム級勢では──Bellatorのマスク着用のジョシュ・ヒルに対し、ラフェオン・スタッツMMAの計量時では珍しくKN95をつけていた。

両者は何やら言葉を交わし、握手をして別れていた。

パッチー・ミックスの再起戦の相手アルバート・モラレスは、中央アメリカ・ベリーズの国旗を掲げて登壇。

しっかりと目で威圧しあい、グータッチで別れた。

プレリミ・オープニングのバンタム級で戦うのは、エリック・ペレスとブレイン・シャットだ。

後者はケージのタトゥーがひと際目立ち、ペレスはいつものようにルチャリブレ風の口が開いたマクスながら、コロナ禍ということもあり──マスクの下では、開口部分をバンダナで覆うという、珍しいいで立ちを見せていた。

■視聴方法(予定)
5月8日(土・日本時間)
午前6時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator258計量結果

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]フアン・アルチュレタ: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]セルジオ・ペティス: 134.75ポンド(61.12キロ)

<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
アンソニー・ジョンソン: 205ポンド(92.99キロ)
ジョゼ・アウグスト: 204.75ポンド(92.87キロ)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
ピーター・ケアリー(アイルランド)

<175ポンド契約/5分3R>
マイケル・ペイジ: 174.75ポンド(79.26キロ)
デレック・アンダーソン: 175ポンド(79.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 136ポンド(61.69キロ)
ラフェオン・スタッツ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ハファエル・カルバーリョ: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
パッチー・ミックス: 136ポンド(61.69キロ)
アルバート・モラレス: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー: 170.25ポンド(77.22キロ)
オマー・フセイン: 170.75ポンド(77.45キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)
ダニエル・マドリッド: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
ヘンリー・コラレス: 135ポンド(61.24キロ)
ジョニー・キャンベル: 135.75ポンド(61.57キロ)

<フェザー級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ: 145ポンド(65.77キロ)
ジョニー・ソト: 148.5ポンド(67.35キロ)

<バンタム級/5分3R>
エリック・ペレス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ブレイン・シャット: 135ポンド(61.24キロ)

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BELLATOR Bellator258 Preview エリック・ぺレス ジョシュ・ヒル セルジオ・ペティス パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ブログ ヘンリー・コラレス ラフェオン・スタッツ

【Bellator258】メインの世界を含め5試合組まれたバンタム級戦。要・要注目はパッチー・ミックスの再起戦

【写真】RIZINでは元谷友貴をギロチンで斬って落としているミックス。極めの拘りこそ、彼の人間性でもある。非常に楽しみな再起をかけたモラレス戦だ (C)BELLATOR

7日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphereことモヒガンサン・アリーナで Bellator258「Archuleta vs Pettis」が開催される。

ライトヘビー級ワールドGP準々決勝でアンソニー・ジョンソンと対戦予定だったヨエル・ロメロがメディカルを通らず欠場、急遽ブラジルのジョゼ・アウグストがGPを戦うこととなった。

結果的にBellator世界バンタム級選手権試合=王者フアン・アルチュレタ✖挑戦者セルジオ・ペティスがメインに昇格した同大会では、プレリミでそのバンタム級の注目カードが複数見られる。


キャリア20勝3敗、前回の試合でエリック・ペレスを破ったカナダのジョシュ・ヒルと、15勝1敗で唯一の敗北がUFCバンタム級戦線で台風の目となっているマラブ・デヴァリシビリ戦というラフェオン・スタッツがプレリミメインで戦う。

そしてUFCからCombate Americas経由でBellator参戦もヒル戦を含め2連敗中のペレスが、巻き返しを賭けてブレイン・シャットを迎え撃つ。さらにフェザー級ワールドGPに続き、現王者アルチュレタに敗れ、昨年10月にブランドン・ガーツにスプリットで辛勝と、状況気流を掴みたいヘンリー・コラレスはジョニー・キャンベルとの1戦が控えている。

勝てばさらに上が狙えるスタッツ✖ヒル、あとがない状態のペレスとコラレス、そんなプレリミで実施されるバンタム級にあって、パッチー・ミックスの再起戦は見逃すことはできない。

キャリア13連勝、10試合で一本勝ちという極め技師のミックスは昨年9月にアルチュレタとの王座決定戦に敗れて以来、8カ月振りのファイトとなる。

タイトル挑戦時はジャクソン・ウィンクMMA所属だったが、ジムは閉鎖されており限られたメンバーと最低限の準備しかできなかった。そして序盤の猛攻で極め切れなかったミックスは、3R以降に失速し判定負け──ベルトを巻くことができなかった。

その後、彼はエクストリーム・クートゥアーに移籍し今回の試合に臨むことに。フィニッシャーのミックスが、同じレスリング&柔術の融合スタイルでも、よりグライディング系のジェイク・シールズの指導を受けて、どのように進化したのか非常に見ものだ。

当初はジェイムス・ギャラガーと対戦予定だったが、ギャラガーの負傷欠場で、代役のアルバート・モラレスと戦うことになったミックスは、5日(水・同)に行われたバーチャル・メディアデーで「ギャラガーは俺と戦うことなく、楽をして王座挑戦を実現させようとしているんだろう。肩の負傷で欠場とかいって、インスタでチームメイトと肩を組んでいる写真を挙げて、どういうことなんだ」と辛らつな言葉を吐いていた。

前回のタイトルマッチでの敗戦が悔しくてたまらない様子のミックスは、「ダイレクト・リマッチでないことはフラストレーションがたまるだけだった」とこの間の日々を振り返り、再び一本勝ちロードに戻ることを宣言している。

タイトル戦も含め、今回組まれた5試合でBellatorバンタム級戦線の勢力分布が、如何に変化するのか要注意が必要だ。

■視聴方法(予定)
5月8日(土・日本時間)
午前7時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator258対戦カード

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]フアン・アルチュレタ(米国)
[挑戦者]セルジオ・ペティス(米国)

<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
アンソニー・ジョンソン(米国)
ジョゼ・アウグスト(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
ピーター・ケアリー(アイルランド)

<175ポンド契約/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
デレック・アンダーソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル(カナダ)
ラフェオン・スタッツ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
ハファエル・カルバーリョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
パッチ―・ミックス(米国)
アルバート・モラレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
オマー・フセイン(パレスチナ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン(米国)
ダニエル・マドリッド(米国)

<バンタム級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
ジョニー・キャンベル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)
ジョニー・ソト(米国)

<バンタム級/5分3R>
エリック・ペレス(メキシコ)
ブレイン・シャット(米国)

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【Bellator258】ヨエル・ロメロが欠場に。アルチュレタとスコット・コーカーが堀口恭司の挑戦に言及

【写真】Zoomで共同インタビューを行ったアルチュレタとペティス。アルチュレタが堀口恭司の挑戦に関して質問を受け返答した (C)BELLATOR

29日(木・現地時間)、5月7日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナで開催されるBellator258のメイン=ライトヘビー級ワールドGP準々決勝でアンソニー・ジョンソンと対戦予定だったヨエル・ロメロが同日に行われたメディカルにパスできず、出場が取りやめられたことが発表された。

ベラトールはアンソニー・ジョンソンと対戦する補欠ファイターを決定し、早々に対戦を組むとのこと。また同大会ではセミで組まれていたBellator世界バンタム級選手権試合=王者フアン・アルチュレタ✖挑戦者セルジオ・ペティスがメインに昇格されることとなった。


通訳が必要なためマスク着用でリモ取材を受けていたロメロ

ベラトールでは28日(水・同)にAJとロメロ、アルチュレタとペティス及びスコット・コーカーがバーチャル・メディアデーを行っており、同イベントにPRに努めていた。

リモート会見でロメロは「GPに出る機会を与えてくれたベラトールに感謝している。素晴らし選手が揃ったトーナメントで、ランブルのような男と戦えることは光栄だ。ランブルはMMA史上最高のライトヘビー級ファイターで、彼とケージに入れる時が待てない」と意気揚々と話していたが、まさかの欠場ということになってしまった。

今回のリリースはアンソニー・ジョンソン✖ヨエル・ロメロに関して、将来的に日時を決めて実施するという言葉で締められている。

またバーチャル・メディアデーではアルチュレタとスコット・コーカーから、堀口恭司に関して気になる発言があった。米国メディアからアルチュレタは「キョージは負傷からカムバックしたけど、タイトルマッチに出てくるチャンスがない。チャンピオンの役割として彼と戦うことは考えていないか」という質問を受けた。

その時のアルチュレタの回答が「キョージに関しては僕もベラトールも多くの機会を投げかけてきた。スコット・コーカーにも僕は『キョージがタイトル防衛戦の最初に相手だよ』と言ってきた。でも、彼は受けなかった。その後、セルジオがナンバーワン・コンテンダーになり、僕と戦うことになったんだよ」というものだった。

堀口は昨年の大みそかに朝倉海に勝利したRIZINバンタム級王者になった時点でベラトールの王座挑戦は急がないという主旨の言葉を残していたが、それでもアルチュレタ✖ペティス後はどうなるのか。両者の後にメディアの質問を受けたスコット・コーカーに、MMAPLANETでは堀口が次期挑戦者になることをどれだけ考慮しているのかと尋ねた。以下がスコット・コーカーの返答だ。

スコット・コーカー
「今回の世界戦の後ことはまだ話し合っていない。バンタム級での数多くの試合が控えているからね。どうなるのか……私はキョージのことが好きだ。彼はグレートファイターだ。彼は今でも世界の2位か3位だ。ただし彼がいつ戦いたくて、いつ戦いたくはないのかが私には分からない。

でも我々は何度か、日本に選手を送り込んでファイトをさせようと試みてきた。でも、日程はずれ込んでしまっていたんだ。だから実現しなかった。我々はいつもオープンだ。私はクロスプロモーション・ファイトを問題視していないからね。ばかりか楽しんでいる。ただし正しいタイミングを見極めないといけない。そして、サカキバラも我々ベラトールも忙しすぎるんだ」

堀口恭司のBellator世界バンタム級王座挑戦の件に関しては、RIZINサイドが秋口に、日本では難しいので米国で実現するように交渉を続けていたのは事実。逆にコロナ禍の日本の現状を鑑みて、アルチュレタ✖堀口や合同イベントのような話が現実的でないことは、誰もが理解できる。

故に秋に米国で挑戦というストーリーラインに関して、ここにきてコーカーが含みを持たす言い方に変ったのは、どういうことなのか。いずれにせよ、堀口の王座挑戦に関しては、これからも調整が必要という状態であることは間違いなさそうだ。

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