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【Shooto2022#07】藤井伸樹を相手に環太平洋王座初防衛戦、石井逸人「自分は閃きを実行できる」

【写真】文字だけ追うと相当に偉そうでイケイケですが、実際に話をしている時──も、同じです(C)SHOJIRO KAMEIKE

27日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#07で、環太平洋バンタム級王者の石井逸人が、藤井伸樹を挑戦者に迎えて初防衛戦を行う。
Text by Shojiro Kameike

2021年9月に安藤達也との王座決定戦で敗れた石井は、その後2連勝。今年5月に、一度ドローに終わっている小野島恒太との再戦を制し、ベルトを獲得している。やらかし言動も少なくない石井だが、安藤戦の前後で何が変わったのだろうか。もちろん藤井戦に向けても自信満々――相変わらずの石井節の中にある進化について訊いた。


――今年3月に石橋佳大選手をRNCで下したあと、「俺に足りないのはベルト」だけと仰っていた石井選手です。その2カ月後に小野島恒太選手から環太平洋のベルトを奪取しました。改めてベルトを巻いた感想を教えていただけますか。

「人間って、たぶん欲深い生き物なんですよね。欲しかったものが手に入ったら、すぐに次、次っていう欲望が出てきて。ベルトを巻いた人って、よく『獲ってみたら、こんなもんか』って感想を言うじゃないですか。自分もそういう気持ちで。このベルトをずっと守り続けていこうという気持ちはないです。でもそれ以上に、藤井にこのベルトをやる気持ちはないっていう(笑)」

――いきなりの石井節ですね(笑)。ベルトを巻くという、一つの目標に対する達成感もないのでしょうか。

「それはあります。目に見える結果ですからね。自分が生きてきた証を残せているなっていう嬉しさはありますよ」

――昨年9月、安藤達也選手との環太平洋王座決定戦で敗れて以降、2連勝でベルトを巻いています。安藤戦の前と後で、何か自分の中に変化などはあったのですか。

「それは確実に――私生活で遊ぶのを控えるようになったことじゃないですかね(苦笑)」

――どういうことでしょうか。

「安藤さんに負けたあと、夜に飲んで帰りながら『俺は何をやっているんだろう……』と思ったんですよ。それから飲みに行くことも少なくなって、かなり変わったなっていう実感はあります」

――それまでは結構お酒を飲みに行っていたのですか。

「ジムで指導して、練習したあとに新宿へ行くか――って」

――指導と練習を終えたあとでは、夜も更けた頃でしょう。

「はい。だいぶ遅くまで飲んでいて、さっき言ったように『俺は試合で負けているのに何やっているんだ……』と思ってから変わりました。完全に飲みに行かなくなった、というわけではないですけど」

――もちろん自分へのご褒美であったり、ストレスを解消するためにお酒を飲みに行くことはあるかと思います。ただ、そういう遊び方ではなかったわけですね。

「ずっと周りからも言われていました。長南(亮TRIBE代表)さんからも、酒を控えろって言われたり。でも、そこそこ勝っていたから『良いでしょ!』っていう感じで(苦笑)。やっぱり自分も、ファイターとしてはもう若いわけじゃないんで、そんな生活をしていたら、どこかに支障も出て来るんですよ。練習中に集中力を欠いたり、疲労の溜まり方とか」

――私生活を改善して、何か新しく始めたことはありますか。

「何か始めたこと……もともと練習は好きなので、練習をサボッて飲みに行くことはなかったんですよ。ただ、今まで遊んでいた時間に体を休めたりとか。メンタル面の影響が一番大きいと思います。それが良い方向に進んでいるのかどうか、自分では分からないですけど、試合で良い結果に繋がっているから良くなっている気はします」

――安藤戦では序盤に石井選手が攻め込みながら、最後は肩固めで敗れました。反対に石橋戦は、相手に抑え込まれながらRNCで逆転しています。内容的にも分かりやすいですね。

「石橋選手がチャンピオンになった頃、自分はアマ修斗に出ていたんですよ。当時から石橋選手の試合スタイルが好きでした。石橋選手のRNCに憧れて、自分もグラップラーになろうと思ったので。その人からRNCでタップを奪いたい、その気持ちが強くて狙っていました。特に石橋選手は、ほとんど一本負けがなくて。そういう相手からタップを奪うのが、一番ゾクゾクするじゃないですか。

だからRNCを極めるための作戦を練っていたんですよね。自分は、どんな体勢からでもRNCを取れる自信があるんですよ。あの試合も、自分がRNCを取れるパターンに一つひとつハマってきて。あともう一つペースがハマれば取れるんだよなぁ、っていう時にちょうどそのピースが来たっていう感じでした」

――その石橋戦の勝利から次のタイトルマッチまで2カ月というショートスパンでした。

「別に期間が短いのは気にならなかったですね。石橋戦の勝ち方だったら、次は当然タイトルマッチでしょと思っていたので。あと小野島とは前の試合がドローで、俺の中では負けているドローでしたから。それでアイツ(小野島)がチャンピオンになって、やり返すチャンスが来るならショートスパンでも上等だよ、って考えていました」

――石井選手が負けていたと考える初戦と、再戦となったタイトルマッチでは何が一番違いましたか。

「パンチで安藤さんを下がらせたことで、俺って打撃できるじゃんと思ったんですよね。それで小野島との再戦は、ジャブをたくさん突くことができたのが、勝てた要因じゃないのかなって感じです。あの試合は完全に乗りだったんですよね」

――乗りとは?

「アイツが何をやってきても、俺のほうが上だからと思っていたので。その活路がジャブだったんです。また違う場所で対戦することがあったら、その時は活路が寝技になるかもしれないし、レスリングになるかもしれないし、蹴りになるかもしれない。たまたま、あの日の活路はジャブだったというノリです。相手のパンチも見えていたので、拳をおデコで砕いてやろうと」

――相手のジャブを額で受けて……ということですか。

「そういう閃きが来ました。試合後、相手は骨折していましたよね。試合中も明らかにパンチが弱くなっているのが分かったんですよ。これは握りこんでいないだろうなって。いつ骨が折れたかは分からないですけど、何度か『これは折れたでしょ』と思う時は何度かありました。手応えじゃなく、頭応えっていうんですかね(笑)」

――ただ、相手のパンチを額で受けに行くのはリスクもあります。自分から頭を前に出しているわけですから、それに気づいた相手がパンチの軌道を変えてきたら……。

「それをリスクだと思わないから、勝てるんじゃないですかね。自分は閃きを実行できるタイプの人間なので。閃きがあっても、リスクを考えて実行できない人のほうが多いと思うんですよ。でも自分は、閃きがあったらすぐに実行する。リスクと引き換えに、それがハマれば勝てる」

――今まで、その閃きと結果が結びついた試合があれば教えてください。

「よしずみ戦(2021年1月)の腕十字とか。野尻戦(2021年5月にドロー)で、おたつロックからのAJ・マッキーがやるネルソン(マッキーオーチン)は閃きでした。印象に残っているのは、その2試合です」

――試合中に閃きがあるということは、それだけ普段から世界中のMMAを見ているのですか。

「全然見ないですね。知り合いが出ている試合は見ます(笑)」

――えっ!? それで、なぜAJ・マッキーの技を……。

「偶然SNSで、試合のダイジェストを見たんですよ、アハハハ。あぁ、こういう技があるんだって。練習もしたことはなかったけど、それが試合で出ちゃうんですよねぇ」

――はぁ……。

「反対に、閃きがない時はクソ試合になっています。東京に来て1試合目のガッツ天斗戦(2019年7月に判定勝ち)とか、パンクラスの瀧澤謙太戦(同年11月、KO負け)は閃きが来なかったですね……」

<この項、続く

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ABEMA AJ・マッキー BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o PRIDE RIZIN RIZIN40   キック ホベルト・サトシ・ソウザ 青木真也

【Bellator286&RIZIN40】サトシと夢の一番、AJ・マッキーJr「えっ、それやって良いの?」&「マジで?」

【写真】タイミングがずれて済みません。押忍ではなく、ワカンダ・フォーエバー!! AJはスニッカーズのアーモンド味に凄く興味を持っていました(C)MMAPLANET

12月31日(土)に開催されるRIZIN40で、RIZIN×Bellatorの対抗戦が実現する。そして26日(水)、東京都港区の六本木ヒルズアリーナで大晦日大会に出場するファイターが一同に会した記者会見が行われ、そのなかにAJ・マッキーJrの姿もあった。

RIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザとのドリームマッチが決まったAJを会見前にインタビューを行った。そこにはリングとケージの違いには非常に冷静で、グラウンドでの蹴り有りルールに関してはエキサイトしまくりの──AJがいた。


──ライト級転向2戦目、ホベルト・サトシ選手との大勝負はケージでなくリングで行われています。これまで四角いリングでMMAを戦った経験はありますか。

「一度、アマチュアであるよ(※2013年6月8日。クリスチャン・エスピノーザ戦)。しかも負けているんだ(笑)」

──OMG!!

「アハハハハ。負けているんだよ」

──選手によってはリングもケージも同じだ。関係ないという意見もありますが、個人的にケージとリングは全くの別モノだと思っています。AJはその辺りをどのように認識していますか。

「全く違うよ。別物だ。特にレスラーにとって、ケージとリングでは相手をホールドした時の状況がまるで違う。そこで固まるのか、動くのか。僕はケージを使うと頭を詰めて、足を下げて動かさないようにする。そういう流れを大切にしているから……金網がない状況だと、どうなるのか。きっと変わって来るだろうね」

──と同時に攻める側とすれば、背中でクラッチを組みやすいのはロープの外に空間があるリングだという意見もあります。ただし、倒された側になると立ち上がりにくいと。

「う~ん、そういうことなんだろうね。ただ、ずっとケージで戦ってきた僕にとってリングやロープは、金網と同じような安定性を求めることはできないと感じている。テイクダウンを奪う側としても、ケージの方がリングより倒しやすいはずだ。さっきも言ったように一度詰めて、そこから倒していくから。その押し込んだ状態で、リングやロープはケージと違って不安定だからね。

リングだとケージよりも、時間的な余裕を持たずに倒す必要があるんじゃないかな。そして下になった場合は、リングは立ち上がることは困難だ。これは確かだね。金網と背中を使えば、立ち上がるという動きはスムーズになる。リングの試合で下になった場合は、しっかりとアンダーフックして自分の力で立ち上がらないといけない」

──すでにそこまでイメージができることが、さすがだと思わざるを得ないです。と同時にリングとケージの違いだけでなく、大晦日の試合はユニファイドルールとRIZINルールの違いもあります。サッカーボールキック、顔面へのスタンプ、そしてグラウンド状態でのヒザ蹴りが使えます。

「えっ、それやって良いの?」

──……ハイ。

「マジで?」

──ハイ。RIZINルールが採用されるなら、もちろん許されています。(※取材は会見でRIZINルールが適用されるという正式発表前に行われた)

「おお、絶対にRIZINルールで戦いたよ。最高だよ。アハハハハ。それがPRIDEの時代から、日本のMMA文化だよね。顔面を踏みつけて、寝技でも頭部にヒザを叩きこむができる!! サッカーボールキックにしても。グラウンド状態にある相手に蹴りを入れることができると、MMAは全く違うモノになるよ。

サブミッションでなく、ヒザ蹴りで試合を終らせることが可能だ。打撃を使う身、ストライカーとして──立ち技だけでなく、グラウンドでも蹴ることができるなんて。いやあ、最高のルールだよ」

──ただし、チームメイトを相手にその練習ができるかどうか。練習仲間はそれらの攻撃を想定しないルールを頭に入れてトレーニングしているわけですし。

「ヤツらに選択権はないよ(笑)」

──アハハハハ。

「付き合ってもらうしかない。それに僕らは普段からエルボーもスパーリングに採り入れているからね。エルボーパットをつけて、軽めだけど。練習で仲間を傷つけることはない。皆、そうだよ。練習ってケガをさせるものじゃなくて、疲れさせるもの。それがチームメイトにも、僕にも必要なことで。

でも、そういうルールで戦うとなると僕は父(アントニオ・マッキー)がコーチであることが凄く有利に働くね。父は魔術師のようなモノだから(笑)。常識外れの戦略を練ることができるんだ。ハハハハ、サッカーボールキック、ヘッドスタンプ、ヒザ蹴りか……楽しみだ。まずはダミーを思い切り蹴り上げるよ」

──ただし、頭部を蹴ると自分の足の甲も大変なことになるのでサッカーボールの使用には要注意が必要ですね。

「そういう経験があるということだよね? その意見があるということは……」

──……。

「いやぁ、やっぱり日本と米国ではストリートファイトにしてもカルチャーが違うよね」

※ホベルト・サトシと戦うAJ・マッキーJr。10年前の大晦日に父のアントニオ・マッキーは、日本で青木真也と戦っている。10年越しの親子鷹のリベンジ、RIZINルールへの対応、Bellatorライト級王座に関してAJ・マッキーが話したインタビューは、11月22日(火)発売のGONG格闘技#323に掲載されます。

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ACA AJ・マッキー BELLATOR K-1 MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship PRIDE RIZIN RIZIN40 UFC   アーロン・ピコ ウスマン・ヌルマゴメドフ キック ジェイジェイ・ウィルソン スコット・コーカー パッチー・ミックス パトリシオ・フレイレ パトリッキー・フレイレ ピーター・クイリー ピーター・バウシュト フアン・アルチュレタ ブレント・プリマス ベンソン・ヘンダーソン ランス・ギブソンJr 堀口恭司

【Bellator & RIZIN40】『日本と敵対するために、対抗戦を行うわけじゃない』by スコット・コーカー

【写真】日本のファンが喜ぶことを実施する。それが日本のMMAの復興に通じる──とスコットは理解できているように感じる(C)MMAPLANET

12月31日(土)、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN40。同大会でRIZIN×Bellatorの対抗戦が組まれることが、26日(水)の会見で明らかになり、Bellatorのスコット・コーカーがパトリシオ・フレイレ、AJ・マッキーJr、フアン・アルチュレタ、堀口恭司を率いて会見場のステージに登壇した。

翌朝には10日(土・現地時間)にイタリアのミラノで開催されるBellator287のために離日するスコットは、分刻みのスケジュールのなか僅か5分というタイムリミットが設けられたインタビューで、10分以上に渡り日本の格闘技への熱い想いと──この国のMMAファンが狂喜するに違いない2023年のプランを話してくれた。


──米国が拠点のMMAプロモーション、それもフィーダーショーでなくメジャーのBellatorがクロスプロモーションを行うというのは本当に稀なケースではないでしょうか。

「RIZINとのクロスプロモーションに関しては、サカキバラが望み、信頼関係があるから実現できたんだ。互いに腹を割って話すことができる。そうだね、尊敬し信用すること。そしてタイミングだ。確かにユニークな状況だよ。4年前かな、彼は『RIZIN×BELLATORの対抗戦っていうアイデアはどうだろうか?』と尋ねてきた。

その時、私はこう言ったんだよ。『もう少しRIZINのファイターを成長させてくれ。そうしたら一緒にやっていける』とね。今、それが現実になる。しっかりと時間を掛けて対抗戦を行う機が熟したんだよ」

──RIZINとの対抗戦により、Bellatorファイターのバリューが上がり、再び日本大会を開く礎になるという考えはありますか。

「う~ん、クロスプロモーションというものは両サイドでそれぞれの見方が存在している。そして、MMAワールドは何が起こるか分からない。我々のファイターにはワールドランキングを創ってトップ10を構成できる。RIZINの選手たちは主に日本だけで戦ってきた。ここでサトシ・ソウザがBellatorの選手──日本でAJと戦うことで、世界で名前を挙げ、インパクトを残すことが可能だ。

この対抗戦は、RIZINファイターにとって素晴らしい機会になるはずだ。そして私のファイター達は日本というMMAの歴史を創ってきた国で戦いたいと思ってきた。格闘技団体だけではない、マーシャルアーツの歴史が日本と共に紡がれてきたんだ。その日本で戦えることを、彼らは本当に幸せに感じている」

──今日、Bellatorから出場する3選手をインタビューさせていただいたのですが、3人揃って『このルールは最高だ』ということを話していました。今後、AJやフアン、そしてパトリシオ達は米国でもサッカーボールキック有り、4点ヒザ有りのルールで戦いたいと思わないでしょうか。

「ノー、ノー、ノー。Bellatorがルールを創ったわけじゃない。ユニファイド・ルールはユニファイド・ルールだ。ユニファイド・ルールはサッカーボールキックも、グラウンドでのヒザ蹴りも許さない。世界のほとんどの国と地域で、それらの攻撃は認められていない。日本ではPRIDEの時から、認められてきたけどね(笑)。マーシャルアーツとは自分を試すもの、日本で彼らがこのルールで戦いたい気持ちは理解できるよ。そして、サカキバラと一緒に素晴らしい試合を実現させていきたい。

あと会見で余りサカキバラは我々の合意のついて話していなかったように思うけど、最初は我々が日本に来て、リングを使用してRIZINルールで戦う。第2回は米国でケージを使って、Bellatorルールで対抗戦を行う」

──おぉ、それは楽しみです!! つまり日本人選手が米国で戦うということですね。

「きっとね。シカゴ、LA、サンノゼといくらでも開催候補地は存在する。それにBellatorは米国だけでイベントを開いているわけじゃない。だからRIZINとの対抗戦だってアイルランドのダブリン、フランスのパリで行うこともあるだろう。とにかく、次はBellatorルールだ」

──それだけ日本を重視してくれることに、ただ感謝です。とはいえ、世界的に見てBellatorとRIZINは対等の立場のプロモーションではなく、純粋にファイターのレベルに応じて対抗戦が実施されることになります。ならば今後はRIZINだけでなく、Bellatorでは北米のプロモーションはともかくとして、時がくればロシアのM-1やACA、あるいはポーランドのKSW、アジアのONE Championshipというプロモーションと対抗戦を行うことも可能なのでしょうか。

「いいかい? 我々のビジネスはいつも門戸を開放している。条件が正当で、状況が正しのであればどこのプロモーションとも対抗戦を行うことは可能だ。それはUFCも含めての話さ。Bellatorには、世界のベストファイターが揃っている。現状、Bellatorの歴史で最高のメンツが集まっていると断言できる。

6年間かけて、この状況を創り上げた。選手を育てるのは簡単じゃない。AJやパトリシオは上手くいった例だ。アーロン・ピコを見て欲しい、選手の育成には時間が掛かる。今、我々は最高のファイターが育った。他のどのプロモーションとも対抗戦は可能だよ。UFCが受けるなら、我々はやるよ」

──ところで堀口恭司選手はBellatorとも話し合い、米国でもバンタム級だけでなくフライ級で戦いたいとスコットに伝えたと言っていました。Bellatorでフライ級の試合が組まれ、王座が制定されることはあるのでしょうか。

「とにかく私はホリグチの戦い方が大好きだ。私の意見としては、彼こそが日本で一番のMMAファイターだ。2試合を終えて、ダン・ランバートとも話をしたんだけど、バンタム級の相手はホリグチには大きすぎる。パッチー・ミックスの大きさを見ただろう? アンフェアだよね、あの体格の違いは。身長も違い過ぎる。

ホリグチのリクエストに関しては、Bellatorとしてもしっかりと考慮している。フライ級の試合を組むなら10人、20人と契約する必要があるしね。でも、それは問題ない。真剣にフライ級の創設を考えているよ」

──それは楽しみです。引き続き、Bellator本体の話ですが、2023年にライト級ワールドGPを行うという根強い噂があります。そして、ニューカマーの補充をも進んでいます。そこに日本人ライト級選手の出場もあるでしょうか。

「う~ん、ライト級ワールドGPかい……。確かに、その通りだ。我々には素晴らしいライト級ファイターがいる。次のワールドGPはライト級で、2023年に行う。だからサトシ・ソウザには『次の試合で勝とうが、負けようが君がRIZINのチャンピオンになら我々のトーナメントに出場してほしい。招聘する』と伝えさせてもらuよ。

スケジュール的に可能なら、我々はサトシにBellatorライト級GPで出て、私たちのベストファイターと戦って欲しいと思っている」

──いやぁ、鳥肌モノの話です。ところで、スコットはRIZINライト級ではチャンピオンにしか興味はないですか。

「そこはこれから話していくよ。ただし、枠は8つしかないんだ。パトリッキー・フレイレ、ウスマン・ヌルマゴメドフ、AJ・マッキー、トイック・ムサエフ、ベンソン・ヘンダーソンもいる」

──そこにサトシ選手が加わるとすれば、既に6席が埋まってしまいます。さらにピーター・クイリー、ブレント・プリマス、ジェイジェイ・ウィルソン、アヴィブ・ゴザリ、ランス・ギブソンJrというロースターに加え、これからサークルケージ初陣を戦うマンソール・ベルナウイやピーター・バウシュトと世界中のトップ・プロスペクトが控えています。

「その通りなんだ。だからチャンピオンを招聘し、もう1人は補欠戦に出場するのが妥当かな。これだけのファイターが揃っているから、RIZINや日本から何名もエントリーをさせることは難しい。だからトーナメント枠はチャンピオン、そして補欠戦に1人出てもらうことになるだろう」

──補欠戦に日本人選手が出られるのも、もの凄く楽しみです。スコット、お忙しいところインタビューの時間を割いていただきありがとうございます。最後に日本のファンに一言お願いします。

「私が日本のファンに言いたいことは『日本と敵対するために、対抗戦を行うわけじゃない』ということだよ。この本当に素晴らしいマッチアップで、日本の格闘技界を盛り上げたい。過去、日本の格闘技界と一緒にやってきて、本当に色々な勉強をさせてもらった。

K-1時代には、如何に国際的なプロモーション活動をするのかという経験を大いにさせてもらったんだ。当時からの友人が住む、日本にはいつだって戻って来たいと思っている。

特に3年間、ファイトビジネスから離れている間も日本に戻ってきてファイトを観戦したいと思っていた。日本で試合を観ると、いつも最高の気分になれた。私はBellatorのプロモーターなだけでなく、マーシャルアーツのプロモーターとして日本のファンを愛している。日本のマーシャルアーツは本当に最高だからね」

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AJ・マッキー BELLATOR o RIZIN ROAD FC   キム・スーチョル クレベル・コイケ パッチー・ミックス 修斗 堀口恭司 扇久保博正

RIZIN.40:Bellatorとの対抗戦でサトシvsマッキー、パトリシオvsクレベル、アーチュレッタvsスーチョル、堀口vs扇久保が決定。

▼ライト級 5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)現RIZINライト級王者
AJ・マッキー(米国)前Bellator世界フェザー級王者

もはやRIZN内では試合が成立しないレベルのサトシはマッキーと。タイミングが合うならいきなりパトリッキーとの王者対決でも良かったと思ったが(パトリッキーは11月に防衛戦)、それ以上に幻想のある、P4Pランキング3位のマッキー(パトリッキーはランク外)との対戦に。マッキーはプロ初のリング・RIZINルールで、今まで対戦したことないタイプの相手との試合となる。

フェザー級 5分3R
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)現RIZINフェザー級王者
パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル)現Bellator世界フェザー級王者

パトリシオはP4Pランキングでも1位、試合数・勝利数、タイトルマッチでの試合数・勝利数、タイトル獲得数でいずれもBellator史上1位のMr.Bellator。クレベルは先日王者になったばかりだが、それ以前からRIZINフェザー級最強と目されていた。何より唯一の唯一の現役王者対決。

バンタム級 5分3R
キム・スーチョル(韓国)現ROAD FCフェザー級王者
フアン・アーチュレッタ(米国)元Bellator世界バンタム級王者

堀口返上後のバンタム級王座をパッチー・ミックスとの決定戦で勝利し獲得したアーチュレッタだが、初防衛戦でセルジオ・ペティスに負けて失うと、今年開催のバンタム級GPでは、ペティス負傷で暫定王座決定戦となったラウフェオン・ストッツ戦でKO負け。

RIZINバンタム級はランキングがあるとすれば、昨年のGPで優勝した扇久保に勝ったスーチョルが1位となる。一番強い選手を出すという点ではスーチョルで問題ないが、対抗戦としてRIZINを背負うイメージがない。他はスーチョルに負けている扇久保に負けている選手しかいないのでしょうがないか。

▼フライ級 5分3R
扇久保博正パラエストラ松戸)RIZINバンタム級JAPAN GP 2021優勝
堀口恭司アメリカントップチーム)現RIZN&元Bellator世界バンタム級王者

9年前に初対戦した際には、修斗フェザー級(当時のリミットは60kg)タイトルマッチで対戦した2人が、BellatorとRIZINの代表として対戦する。前回の試合後にフライ級転向を示唆していた堀口に対し、扇久保も本来はフライ級の体格のまま、RIZINバンタム級で戦ってきた。フライ級になったのは両者の要望か。ただ、この2人が対戦するなら、本来のRIZINバンタム級王座防衛戦としての対戦が見たかった。

対抗戦はあと1試合で、カードは後日発表される。

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AJ・マッキー BELLATOR Bellator286 MMA MMAPLANET o キック スパイク・カーライル

【Bellator286】15分間ノンストップ。初回は優勢も動きが落ちたカーライルから、マッキーJrが3-0で勝利

<ライト級/5分3R>
AJ・マッキーJr(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.29-26
スパイク・カーライル(米国)

ダッシュして跳び蹴りを見せたカーライルが、パンチでもラッシュを掛ける。呼応したAJが跳びヒザを見せ、パンチの応酬のなかで遠いレンジからの左ストレートをダウンを奪う。スクランブルから組んできたカーライルをダブルレッグでテイクダウンしたAJはバックを制するが、後方に倒れ込んだ際にカーライルが手首を掴んで胸を合わせる。担いでいくカーライルにAJのオモプラッタは極まらない。カーライルからガードの中から右のパウンドを続ける。

頭をケージ中央に向けたAJは、懸命に足を効かせるがパンチを纏められ左足を抜かれる。カーライルは左のパンチを続け、肩固めを狙う。察知して反応したAJが左腕を畳んで防御する。フルガードに戻したAJだが、カーライルは立ち上がってパンチを落とし足を一本抜く。AJはスイープで上を取ると、目まぐるしいスクランブルで上を取ったかと思ったカーライルだったが最終的にマウントを許し、バックグラブに移行される。胸を合わせることが、ここではできなかったカーライルだが、前方に落としつつ上を取り切る。AJが下からエルボーを入れたところでノンストップの初回が終わった。

2R、右ハイを蹴ったAJは左に回るカーライルにスピニングバックフィストを狙う。ここからパンチの応酬になり、カーライルのテイクダウン狙いを切ったAJがダブルレッグで逆にテイクダウンを決める。ここも背中を見せたカーライルは手首をすぐに掴むが、ワンフックを許す。RNCには頭を下げて防いだカーライルは殴られながらも、絞めだけは引き込みさえ見せて防ぐ。ここからスクランブルにカーライルが持ち込むが、AJはバックを制する。立ち上がったカーライルはヒザ蹴りを受けてもパンチを振るい、続くテイクダウン狙いにはAJがアナコンダで待ち受ける。

頭をベタっとキャンパスにつけて耐えるカーライルは正座状態に。煽っているのか、ただ腰を振っているのかAJがサイドに回ってヒザをワキ腹に蹴ってペルヴィアンネクタイに移行する。前転して逃れたカーライルだが、AJはリバーサルは許さずトップをキープ。クローズドガードのカーライルをケージ際に運び、AJはパンチへ。ニーシールドからアップキックを見せたカーライルに左右のパウンドをAJが落とし時間となった。

最終回、直ぐに距離を詰めてパンチのカーライルに対し、AJのスピニングバックキックは当たりが浅い。ならばとAJは右ミドルを2発蹴り、ヒザ蹴りから組んでテイクダウンを決める。サイドで抑えエルボーを振り下ろすAJは上四方で頭を跨ぐと腹にエルボー、シングルに来たカーライルにギロチンを仕掛けてトップを譲らず、スクランブルでバックへ。

さらに正面に回ってテイクダウンを奪ったAJが、背中を見せたカーライルを殴りRNCの機会を伺う。立ち上がったカーライルをアンクルピックで倒したAJは、シングルにギロチンを合わせてクローズドで組む。カーライルは頭を抜いて、トップを奪取。スクランブルでバックに回り、カーライルはAJの前転にもついていく。AJはここでトーホールドと引き出しの多さを見せると、リリースしシングル狙いにバックに回る。バックで両足をフックしRNCを最後にセットしたAJ──残り試合時間が3秒で極めきることはできなかったが、15分間動き続けた結果、判定勝ちを手にした。

ライト級王座を獲得すればフェザー級に戻すと明言したAJは、2023年に行われるライト級ワールドGP参戦を宣言した。


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AJ・マッキー o キック ダリオン・コールドウェル

Bellator286:メインイベント・パトリシオ・フレイレ vs. アダム・ボリッチ

フェザー級タイトルマッチ5分5R。パトリシオの初防衛戦。ボリッチは2位。

GP決勝でAJ・マッキーに敗れたパトリシオ。6度目の防衛に失敗したが、今年4月のダイレクトリマッチで勝利し、マッキーに初黒星をつけ、タイトル奪還に成功している。

ボリッチは2019年のフェザー級GPに出場。初戦は古豪パット・カランにTKO勝利したが、2戦目で元バンタム級王者のダリオン・コールドウェルに1R一本負け。しかしそこからすべて判定ながら4連勝し、タイトル挑戦権をつかんだ。

リーチで勝るボリッチ。ステップインしてジャブ。左ミドル。飛び込んでワンツー。ボリッチ飛び膝。しかしパンチで撃ち落としたパトリシオ。パウンドを入れるパトリシオだが、ボリッチ亀になる。立った。スタンドバックからクラッチを切って離れたボリッチ。パンチで飛び込むとダブルアンダーフックに捕らえたボリッチ。しかしパトリシオが投げてテイクダウン。ガードでしがみつくボリッチ。パトリシオこつこつ殴るがブレイク。じわじわ出るパトリシオ。ワンツー。ケージに詰めてパンチを打ち込むパトリシオだがゴング。

1Rパトリシオ。

2R。ワンツーを入れたボリッチ。ワンツーを返すパトリシオ。下がり始めるボリッチ。ジャブを放ったボリッチ。ワンツー。ボリッチカーフキック。飛び込みを狙うパトリシオ。ボリッチが飛び込むところに右フック。カーフの蹴り合い。両者手数が少なくブーイングが飛ぶ。残り1分。ボリッチのローをキャッチしてテイクダウンしたパトリシオ。すぐハーフにする。密着したままコツコツ殴るパトリシオ。ゴング。

2Rパトリシオ。

3R。パンチで飛び込んだボリッチにパトリシオがタックル。しかし切ったボリッチ。ボリッチまた飛び膝を放つが、キャッチされてテイクダウンされる。ハーフ。マウント!パウンドを入れつつ、徐々に体を起こしていく。肘。亀になったボリッチ。バックを取られるが、背負って立った。パトリシオ降りた。しかしスタンドバックから倒す。またバックマウントになるが、ボリッチまた立ち上がる。降りたパトリシオだがボリッチ正対。ケージに押し込み膝。ゴング。

3Rパトリシオ。

4R。出ていくボリッチ。じわじわ詰めるボリッチだが、前に出る割には手が出ない。パトリシオはさらに様子見。インローを蹴るボリッチにパトリシオはカーフキック。右で飛び込もうとしたところでパトリシオがカウンターを入れる。ジャブ、ローで手数を出すボリッチ。パトリシオ、このラウンドは捨てているのか手を出さない。まあ判定になれば負けはないが。残りわずかで出てきたパトリシオにボリッチタックル。投げを狙ったパトリシオだが、ボリッチケージに押し込んだ。ゴング。

4Rはボリッチ。

5R。プレスするボリッチ。ケージを背負ったボリッチにワンツー。さらに左。サークリングするパトリシオ。ワンツーを返すがボリッチもワンツー。ボリッチ飛び膝。しかし着地に失敗。パトリシオすかさずバックに回る。背中に乗った。落ちないパトリシオ。パトリシオ降りた。スタンドで正対したボリッチがダブルアンダーフックからテイクダウン。残り1分半。ハーフに。スイープを狙ったパトリシオ。返せないが立った。パトリシオキムラで引き込む。前転して外したボリッチだが下に。タイムアップ。

48-47、49-46、50-45の3-0でパトリシオが王座防衛。

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AJ・マッキー BELLATOR Bellator286 CJ・ハミルトン LFA MMA MMAPLANET o アダム・ボリッチ アーロン・ピコ イスラム・マメドフ ウラディミール・トコフ エンリケ・バルゾラ ガジヒ・ラバダノフ ジェイジェイ・ウィルソン ジェレミー・ケネディ スパイク・カーライル スミコ・イナバ ニック・ブラウン パトリシオ・フレイレ ファリド・バシャラット フアン・アルチュレタ ベラトール ベンソン・ヘンダーソン ペドロ・カルバーリョ ランス・ギブソンJr リチャード・パレンシア

【Bellator286】Bellatorの未来予想図?! プレリミのウィルソン、ギブソンJr、パレンシア、イナバに注目!!

【写真】正念場といえるジェイジェイ・ウィルソンのウラディミール・トコフ戦 (C)BELLATOR

大会スタートが間近に迫ってきたBellator286「Pitbull vs Borics」。1日(土・現地時間)、カリフォルニア州ロングビーチのロングビーチ・コンベンション&エンターテイメントセンターで開催される同大会は、粒ぞろいのメインカード4試合だけでなく、これからのBellatorを占う上で非常に楽しみな選手がプレリミカードで多く見られる。

そんなプレリミ・メインは1月にベンソン・ヘンダーソンに不可解と表現しても良いスプリット判定負けを喫したイスラム・マメドフが、ニック・ブラウンと対戦するライト級マッチだ。

LFAライト級王者からベラトール入りしたブラウンは、地味目な風貌とは対照的に足関節でも一本を取れるグラップラー。レスリングではマメドフが上だからこそ、ブラウンの下になり際が気になる一戦といえる。


同じライト級ではジェイジェイ・ウィルソンが、仕切り直しの一戦でウラディミール・トコフという同じく新鋭と戦うマッチアップが見られる。

ワールドGP出場のペドロ・カルバーリョを破り、フェザー級の超新星として注目されるようになったキウイファイターだが、体が大きくなりライト級転向を決める。が、その初陣でガジヒ・ラバダノフのTD&コントロールに敗れた。

モダン柔術から、VTを想定したオールドスクール柔術の手ほどきを受け、ノーギ柔道をも取り入れたウィルソン。経験値は自身よりやや少なく、対戦相手のクオリティもやや低いトコフを相手に、簡単に下になるようでは厳しい試合となる。

さらにライト級ではデビュー以来6連勝中のランス・ギブソンJrも出場し、ドミニク・クラークと戦う。

NHB世代のランス・ギブソンを父に持ち、競技として洗練される以前──喧嘩や決闘の香りがする時代のMMAのスキルを父から受け継いだ。そんなギブソンJrだけに、そろそろもう1段階上の相手との試合が見てみたい。それゆえにしっかりとフィニッシュが求められるクラーク戦だ。

バンタム級ではLFAバンタム級王者からサークルケージに進んだリチャード・パレンシアが気になる。

キャリア10勝0敗のパレンシアが、ベラトールで勝ち切れていないCJ・ハミルトンを相手にどのようなパフォーマス&可能性を見せることが可能か。パレンシアとLFA王座を争ったアラン・バゴッソはコンテンダーシリーズでファリド・バシャラットに完敗を喫しており、ハミルトン戦は査定マッチと受け取ることもできる。トップをやりあえるという期待を見る者に抱かせる勝利が、パレンシアには必要となる。

女子ストロー級のスミコ・イナバも見逃せない。この情報化社会にあって、今も未知の日系ハワイアン戦士は、2年前のプロデビュー以来、全ての試合をベラトールで戦い4試合連続フィニッシュ勝利中だ。

今回の相手は黒星先行のナディーン・マンディアウだけに、現時点のイナバの持ち味である超アグレッシブファイトのデモンストレーションとなるのか。

■視聴方法(予定)
10月2日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■ Bellartor286計量結果

<Bellator世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ: 144.6ポンド(65.58キロ)
[挑戦者]アダム・ボリッチ: 145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
AJ・マッキーJr: 155.8ポンド(70.66キロ)
スパイク・カーライル: 156.6ポンド(71.03キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 144.6ポンド(65.58キロ)
ジェレミー・ケネディ: 145ポンド(65.77キロ)

<141ポンド契約/5分3R>
フアン・アルチュレタ: 141ポンド(63.95キロ)
エンリケ・バルゾラ: 137.4ポンド(62.22キロ)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マメドフ: 155.2ポンド(70.39キロ)
ニック・ブラウン: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン: 156ポンド(70.76キロ)
ウラディミール・トコフ: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ミドル級/5分3R>
カジムラット・バスタエフ: 186ポンド(84.37キロ)
ハリド・ムルタザリエフ: 185.2ポンド(84.0キロ)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ: 124.8ポンド(56.6キロ)
ナディーン・マンディアウ: 125.8ポンド(57.06キロ)

<フェザー級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ: 144.6ポンド(65.58キロ)
ライアン・ライリー: 144ポンド(65.31キロ)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 155.4ポンド(70.48キロ)
ドミニク・クラーク: 158.2ポンド(71.75キロ)

<ライト級/5分3R>
マックス・ロスコフ: 155.4ポンド(70.48キロ)
マイク・ハメル: 155.6ポンド(70.57キロ)

<バンタム級/5分3R>
リチャード・パレンシア: 136ポンド(61.69キロ)
CJ・ハミルトン: 135.2ポンド(61.32キロ)

<バンタム級/5分3R>
ボビー・セロニオ3世: 136ポンド(61.69キロ)
ミゲール・ペインバート: 131ポンド(59.42キロ)

<ライト級/5分3R>
ケオニ・ディッグス: 155.6ポンド(70.57キロ)
ヒカルド・セイシャス: 156ポンド(70.76キロ)

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AJ・マッキー BELLATOR Bellator286 CJ・ハミルトン MMA MMAPLANET o RIZIN   アダム・ボリッチ アーロン・ピコ イスラム・マメドフ エンリケ・バルゾラ ジェイジェイ・ウィルソン ジェレミー・ケネディ ジャスティン・ゴンザレス スパイク・カーライル スミコ・イナバ パトリシオ・フレイレ フアン・アルチュレタ ランス・ギブソンJr リチャード・パレンシア

【Bellator286】計量終了 充実のメインカード。アーロン・ピコ✖ジェレミー・ケネディは見逃し無用

【写真】タイトルマッチもそうだが、ピコ✖ケネディはマストウォッチだ(C)BELLATOR

1日(土・現地時間)、カリフォルニア州ロングビーチのロングビーチ・コンベンション&エンターテイメントセンターで開催されるBellator286「Pitbull vs Borics」の計量が9月30日(金・同)に行われた。

メインはイベント名にあるように王者パトリシオ・フレイレにアダム・ボリッチが挑むBellator世界フェザー級選手権試合。チャンピオンが144.6ポンド、挑戦者が145ポンドで計量を終え、セレモニアル計量でのフェイスオフではしっかりと握手を交わした。

改めて両者が並ぶと、身長差が浮き彫りとなっているが、それ故にパトリシオがレベルチェンジで組みやすいのか。そのタイミングでヒザ神のヒザ蹴りが炸裂するのか──非常に楽しみだ。


今大会は前フェザー級王者のAJ・マッキーJrがライト級でRIZINでも活躍したスパイク・カーライルと対戦するが、そのカーライルの計量失敗でキャッチウェイト戦で戦うこととなった。

また当初の予定ではバンタム級戦だったフアン・アルチュレタ:✖ エンリケ・バルゾラの一番もファイトウィークになり 141ポンド契約に変更されている。

141ポンド丁度だったアルチュレタと、137.4ポンドだったバルゾラ。この計量結果からみても体重を落とせない状況に陥っていたのはアルチュレタだったことは明白だ。そんな両者もしっかりと手を合わせてステージを後にしている。

粒ぞろいのメインカードにあって、マニア垂涎のマッチアップはアーロン・ピコ✖ジェレミー・ケネディのフェザー級マッチといえる。

殴って良し、倒して良し。MMAファイターとして理想的に各局面での地力が高いピコだが、なぜかMMAとしては穴があるのか手痛い黒星を喫することが多かった。そんな穴を埋めるべき、ジャクソン&ウィンクMMAで再生されたピコは、フィニッシャーの側面を残したまま、レスリング軸の手堅さを見せるようになり現在6連勝中だ。

特にジャスティン・ゴンザレス戦のゲームのまとめ方は、本来の意味でピコらしさを封印したことで、彼が上位陣に再び挑む状況にあることを知らしめた。

そんななかでのミスター・ウェルランディッドと呼んでも過言でないケネディとの一戦は見逃せない。もともとケネディも殴ってKO、テイクダウンからパウンドアウト、さらに一本勝ちができるオールラウンダーだ。とはいえ、ピコと比べると一つのエレメントでの強さは見劣りする。

とはいえ、全ての要素を混ぜ合わせた──結合ではなく、融合というべきMMAの完成度の高さではケネディはピコを上回る。特に、そのねちっこい展開における耐久性の高さがケネディの17勝3敗という戦績を支えている。

ピコとしては、タイトル戦線に名乗りを挙げるには、このタイプのファイターに勝利することが必須。もちろんハイライトリール的なKO勝ちも可能だが、そこに至るプロセスが打撃と組みの両面で、精神面も含め虚と実を交えた総合力争いであれば、ピコのMMAファイターとしての完成度はさらに上がる。

真のトップへの最後の一里塚に対し、ピコがどのようなMMAを仕掛けるのか、見極めたい。そんな両者、セレモニアル・フェイスオフの時点になってなお上背で優るケネディよりも、ピコの方が目の周囲がくぼんでおり、ハードな減量がなされたことが想像できる。ピコ✖ケネディは減量、リカバリー、戦術、技術、精神力、全てが問われるインディヴィジュアル総力戦だ。

■視聴方法(予定)
10月2日(日)
午前7時30分~ U-NEXT

■ Bellartor286計量結果

<Bellator世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ: 144.6ポンド(65.58キロ)
[挑戦者]アダム・ボリッチ: 145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
AJ・マッキーJr: 155.8ポンド(70.66キロ)
スパイク・カーライル: 156.6ポンド(71.03キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 144.6ポンド(65.58キロ)
ジェレミー・ケネディ: 145ポンド(65.77キロ)

<141ポンド契約/5分3R>
フアン・アルチュレタ: 141ポンド(63.95キロ)
エンリケ・バルゾラ: 137.4ポンド(62.22キロ)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マメドフ: 155.2ポンド(70.39キロ)
ニック・ブラウン: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン: 156ポンド(70.76キロ)
ウラディミール・トコフ: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ミドル級/5分3R>
カジムラット・バスタエフ: 186ポンド(84.37キロ)
ハリド・ムルタザリエフ: 185.2ポンド(84.0キロ)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ: 124.8ポンド(56.6キロ)
ナディーン・マンディアウ: 125.8ポンド(57.06キロ)

<フェザー級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ: 144.6ポンド(65.58キロ)
ライアン・ライリー: 144ポンド(65.31キロ)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 155.4ポンド(70.48キロ)
ドミニク・クラーク: 158.2ポンド(71.75キロ)

<ライト級/5分3R>
マックス・ロスコフ: 155.4ポンド(70.48キロ)
マイク・ハメル: 155.6ポンド(70.57キロ)

<バンタム級/5分3R>
リチャード・パレンシア: 136ポンド(61.69キロ)
CJ・ハミルトン: 135.2ポンド(61.32キロ)

<バンタム級/5分3R>
ボビー・セロニオ3世: 136ポンド(61.69キロ)
ミゲール・ペインバート: 131ポンド(59.42キロ)

<ライト級/5分3R>
ケオニ・ディッグス: 155.6ポンド(70.57キロ)
ヒカルド・セイシャス: 156ポンド(70.76キロ)

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AJ・マッキー BELLATOR Bellator286 CJ・ハミルトン MMA MMAPLANET o アダム・ボリッチ アーロン・ピコ イスラム・マメドフ エンリケ・バルゾラ キック ジェイジェイ・ウィルソン ジェレミー・ケネディ スミコ・イナバ パトリシオ・フレイレ フアン・アルチュレタ ベラトール ボクシング ランス・ギブソンJr リチャード・パレンシア

【Bellator286】アダム・ボリッチの挑戦を受けるパトリシオ・フレイレ「彼の攻撃は届かない」

【写真】すっかりと落ち着き、アダルトな雰囲気を醸し出すようになったパトリシオ (C)MMAPLANET

1日(土・現地時間)、カリフォルニア州ロングビーチのロングビーチ・コンベンション&エンターテイメントセンターで開催されるBellator286「Pitbull vs Borics」。大会名の通り、メインではBellator世界フェザー級王者パトリシオ・フレイレが、アダム・ボリッチの挑戦を受ける。

フェザー級では3度目の王座奪取を4月に果たしたフレイレは、通算7度の王座防衛に成功している。そして第3次王朝としては初防衛戦となるボリッチ戦を今週末に控えたパトリシオ・フレイレにインタビューを試みた。


──パトリシオ、久しぶりです。

「ブラザー、調子はどうだい?」

──絶好調ですよ。メディア対応など忙しい日に、パトリシオがインタビューを受けてくれたので。

「当然だよ。日本からのインタビューを受けることは、僕にとっても光栄なことだからね」

──ありがとうございます。土曜日の夜にアダム・ボリッチの挑戦を受けます。今の調子はいかがですか。

「アダム・ボリッチはとても才能のあるファイターで、優れたキックボクサーだ。柔術やレスリングも駆使して戦いたい。もう、準備はできているよ。チャンピオンとして、グッドシェイプを保ち、良い時間を過ごし今もここにいる。次も良い試合にしたい」

──ところで4月にAJ・マッキーに勝った試合は、ジャッジの裁定結果について色々な意見が聞かれました。

「確かに試合は裁定にもつれ込んだけど、完全に僕が勝っていた。接戦になれば人々が判定について色々なことを意見するのは、ごくごく普通のことだ。でも、僕が勝っていたことは間違いない」

──ファンはKOや一本というフィニッシュが求めますが、25分間の戦いはスマートである必要があります。前回の世界戦は、どのようなゲームプランだったのでしょうか。

「ゲームプランは勝つこと。勝ち方は問題じゃなかった。いつだって戦術を用いている。あの時はテイクダウンされないように戦うことが第一だったんだ。そしてパンチとキックを当てること。試合中、そこを徹底していた」

──では現状、ベラトールのフェザー級戦線で最強のチャレンジャーであるボリッチの印象を教えてください。

「彼のキックは、巧くて力強い。気を付けないといけない。でも、そこはしっかりと練習してきた。パンチも強いけど、僕ほどパワフルじゃない。テイクダウンできるかどうか分からないし、キックボクシングマッチになると思う。まぁ、試合が始まってどうなるか──だね」

──ボリッチはフェザー級でも特に大きいかと思います。

「その通りだ。ボリッチはデカい。背が高くて、少し瘦せているかな。でも、これまでにそういう相手とは何度も戦ってきた。僕のキャリアは、そういう選手との戦いの連続だったからね」

──リーチが長いですが、どのような距離で戦うことになると思いますか。

「長い距離からパンチを届かせることができるから、しっかりと距離を取らないといけない。そして左右への動きも必要になってくる。そうやって動き続けて、相手のパンチにカウンターを入れる距離を測って戦うよ。僕がやるべき動きをすれば、彼の攻撃は届かない。踏み込んで戦うことはできなくなる」

──ところでボリッチにインタビューをした時に「もともとAJよりもパトリシオと戦いたかった」と言っていました。パトリシアはレジェンドで、ベラトールMMAの歴史そのものだから。そして、その遺産を受け継ぐのが自分だと。

「そういってくれることは感謝している。ただし、僕の後継者になるには経験の差は明白だよ」

──ボリッチが25分間を戦ったのは確か1度だけですが、パトリシオは16度の5分✖5R制の試合で、7度フルラウンドで戦っています。

「ずっとチャンピオンだったから、5Rまで戦うことはなくても、25分間を戦う準備は何度もしてきた。そのためには5R、6Rというスパーリングを何度もこなす必要がある。経験上、3Rと5Rでは全く戦いの質が変わってくるんだ。そういうことを知り抜いていると思っているし、25分間を戦えるだけ準備はしてきたよ。土曜の夜は攻める姿勢、動きの多い戦いを皆に見てもらう。そしてヤツをぶっ殺すよ」

──では最後にU-NEXTの中継で今回のタイトル戦を視聴するファンに日本のファンに一言お願いします。

「全ての日本のファンを愛している。いつの日か、日本で戦いたいと思っている。それが僕の夢なんだ。サンキュー」

──ムイト・オブリガド。

「アリガトウゴザイマス」

■視聴方法(予定)
10月2日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator286対戦カード

<Bellator世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
[挑戦者]アダム・ボリッチ(ハンガリー)

<ライト級/5分3R>
AJ・マッキーJr(米国)
スパイク・カーライル(米国)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
フアン・アルチュレタ(米国)
エンリケ・バルゾラ(ペルー)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マメドフ(ロシア)
ニック・ブラウン(米国)

<ライト級/5分3R>
マックス・ロスコフ(米国)
マイク・ハメル(米国)

<バンタム級/5分3R>
リチャード・パレンシア(米国)
CJ・ハミルトン(米国)

<ミドル級/5分3R>
カジムラット・バスタエフ(ロシア)
ハリド・ムルタザリエフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)
ウラディミール・トコフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr(カナダ)
ドミニク・クラーク(米国)

<女子フライ級/5分3R>
スミコ・イナバ(米国)
ナディーン・マンディアウ(ベルギー)

<バンタム級/5分3R>
ボビー・セロニオ3世(米国)
ミゲール・ペインバート(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)
ライアン・ライリー(米国)

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AJ・マッキー BELLATOR MMA MMAPLANET o Special UFC エメリヤーエンコ・ヒョードル スコット・コーカー ラフェオン・スタッツ

【FIght&Life】教えて、スコット!!。「日本人との契約に、年齢制限的なボーダーラインは存在しますか?」

【写真】Bellator暫定世界バンタム級王者ラフェオン・スタッツとスコット・コーカー (C)BELLATOR

28日(火)に発売されたFight&Life#91に、世界第2位のMMAプロモーション=Bellatorのスコット・コーカーのインタビューが掲載されている。
Special Thank to Mis.Yu Murakami

2019年12月以来の日本大会開催の可能性と、新たな日本人ファイターとの契約についてコーカーはポジティブな発言を繰り返していた。

そんなインタビュー記事に掲載しきれなかった質問と回答をここで、お届けしたい。

「UFCは30歳以上の日本人ファイターとのサインアップをまずしません。ばかりか、相当に若齢化か進んでいます。

ただし、フィジカルが欧米人とは違う日本人ファイターのピークは30歳前後、あるいは35歳前ということも少なくないです。Bellatorも日本人選手と契約することに対し、年齢制限的なボーダーラインは存在しますか」という問いへのスコット・コーカーの返答とは。


スコット・コーカー
「やはり年齢というものは、例えば契約に至るまでの過程において、多くの不確定要素が存在するなかで、我々が下す決定の一つの要因にはなるよ。ただしファイターのピークというのは階級、ファイティングスタイル、トレーニング方法、肉体的条件において違ってくる。

AJ・マッキーのように26歳で世界チャンピオンになった者がいれば、エメリヤーエンコ・ヒョードルやランディ・クートゥアーのようなレジェンドのように40代になっても世界選手権試合のレベルで戦い続けることができる選手もいるからね」

※日本大会単独開催、日本人選手のスカウティング、日本大会が実現するならそこで戦わせたい選手等をスコット・コーカーが語ったインタビューが掲載されたFight&Life#91は6月28日(火)から発売中です。なお同インタビュー内でコーカーが話していた同誌発売の時期の来日は諸事情で延期され、改めて来日が実現された際にはMMAPLANETもフェイス・トゥ・フェイスでインタビューをする予定です。

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