<ライト級/5分3R>
AJ・ニコルス(米国)
Def.3R2分41秒by TKO
ミゲール・ジャコビ(ブラジル)
ブラジルのアマ・ムエタイ王者から、タイ修行を経て米国=Black House とKINGS MMAに辿り着いたジャコビ。ジャコビ サウスポーのニコルスにジャコビがワンツーから右ハイを放つ。もう一度同じ動きを見せた直後、ニコルスに右ジャブにジャコビが右オーバーハンドを合わせてダウンを奪う。
ガードの中に入ったジャコビは、それほどアグレッシブな動きはなく抑えて時折りパンチを入れ立ち上がる。続いたニコルスはシングルレッグからボディロックでケージにジャコビを押し込む。ウィザーのジャコビは右に回って離れると、スピニングバックフィストからヒザ蹴りを入れる。直後に組んで、払い腰気味に投げたニコルスがトップを奪う。ヒップエスケープから立ち上がったジャコビは掌底を受けるが、体を入れ替え距離を取る。
徹底して組みつくニコルスに再びケージに押し込まれたジャコビは、ダウンを奪った後は大きな攻撃はなかったがラウンドを取った。
2R、ニコルスのステップインに右アッパー、ヒザを入れたジャコビ。必死に組みついたニコルスがハイクロッチからボディロック・テイクダウンを狙う。ケージを背にして耐えたジャコビは離れて右ミドルを入れ、ミドルをブロック。直後に組まれてボディロック・テイクダウンを奪われる。ハーフで抑えるニコルスに対し、足を戻したジャコビは蹴り上げを繰り出す。
ニコルスはガードの中に入るも、蹴り上げからジャコビが立ち上がる。すぐに組んでダブルレッグを狙い、バックに回ったニコルス。ジャコビは胸を合わせてワンツー、右ミドルから右ストレートを入れる。パンチを掻い潜り、ヒザを受けそうになりながらダブルレッグを決めたニコルスはサイドからエルボーを落とし、ラウンドを取り返した。
最終回、ニコルスは左ハイを見せ、直ぐにレベルチェンジしテイクダウンの機会を伺う。圧力が高くなったニコルス、ジャコビはテイクダウンを警戒することで殴られる。それでも右ミドルを入れたジャコビだったが、直後にケージに押し込まれる。離れたジャコビは鋭い右ミドルから右ハイへ。頭を蹴られながら組んだニコルスがケージへ。ニコルスがヒザを入れ、左腕を差してテイクダウンに成功する。
このままパウンドを入れ、リバースのクルスフィックスからニコルスがエルボーを連打すると、レフェリーが試合をストップ。ジャコビは「なぜだ?」と両手を広げたが、組みと寝技の課題が浮き彫りとなりキャリア5戦目の初黒星を喫することとなった。
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