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【GRACHAN53×BRAVE FIGHT26】BRAVEの秘密兵器=黒井海成―02―「これから毎試合KOしていきます」

【写真】プロデビュー前から、しっかりと自分の意見を口にできる。それだけ考えた末のMMA挑戦なのだろう (C)GRACHAN

12日(土)、東京都の大田区産業プラザPIOで開催される「GRACHAN53×BRAVE FIGHT26」で、プロデビュー戦を迎える黒井海成のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

空手、そしてキックボクシングを経て、たどり着いたMMAとBRAVEジム。レスリング出身の強豪選手たちと練習することで、黒井は経験のない組み技の実力も向上してきたという。そんな黒井が語る目標とは――今年、成人式を迎えた若武者らしさが爆発だ。

<黒井海成インタビューPart.01はコチラから>


――2020年12月に初めてBRAVEで練習してすぐ正式に入門したのでしょうか。

「3カ月後に空手の大会に出ることになっていたので、一度地元に戻りました。そのあと東京に来て、4月6日に内弟子としてBRAVEに入っています」

――硬式空手で3度も世界大会で優勝し、K-1甲子園でも東日本トーナメントで優勝している黒井選手です。地元を離れて東京でMMAに取り組むとなって、周囲の人に引き留められはしなかったですか。

「それは……自分がMMAをやりたかったので。まずは何でもチャレンジしたかったんです。ずっと空手やキックボクシングをやってきたんですけど、MMAはやらないといけないことが多いじゃないですか。だからMMAをやるなら、早いほうが良いと思って」

――新しいことを吸収するのであれば、若い段階のほうが良いのかもしれません。

「はい。今までやっていたキックボクシングは、MMAを終えた後でもやれる。MMAは今しかできない。周囲にもそう伝えて、BRAVEでお世話になることに決めました」

――BRAVEに入門したのが2021年4月6日で、同年9月26日のBreakingDownに出場しています。

「そうですね。BreakingDownのルールは正式なMMAではなく、1分間で戦わないといけないというものでしたけど……どちらかというと、いきなり殴り合う試合が多かったですよね。ただ、今の僕はどれくらいのMMAの力があるか確かめてみたかったんです」

――なるほど。

「1分間というなかでもMMAはできるのかな、っていう自分の挑戦でした。相手はキックボクシング団体のチャンピオンで、他の選手と同じように打ち合ったらKO負けするリスクもありますよね。その中で自分がどれだけMMAができるのか――実際にやってみたら違和感があったんです」

――違和感とは?

「組んでみたら、相手の力があまりにも軽かったんです。逆に軽すぎて力んでしまい、呼吸も乱れちゃっていましたけど……。普段はBRAVEで、本当にレスリングが強い方たちと練習しているので、それぐらい力の違いを感じることができました」

――ということは、一般的なMMAルールは前回のBRAVE FIGHT25(昨年10月31日、山﨑ソラに1R KO勝ち)が初戦となるのですね。

「あの時は試合前からリラックスできて、自信しかなかったです。相手も強い選手だと思うんですけど、僕は毎日BRAVEで強い先輩たちにボコボコにされているので、これ以上強い選手はいないだろうという想いがありました。この試合でも組んだ時に軽く感じて、レスリング力も負けないなと思いました」

――その結果、KO勝ちを収めました。

「相手を倒してグラウンドに行こうとした時、どれくらい寝技ができるんだろうと思ったんですけど、相手が仕掛けてこなかったんです。だから寝技も差があるのかな、と。最後は右でKOしたいと思っていたので、そのとおり右ストレートでKOできて良かったです。この試合でMMAのうち3つ――レスリング力、寝技、打撃を確かめることができました」

――MMAを始めてから一番苦労しているのは、どんなところでしょうか。

「テイクダウンディフェンスですね。そこは、まだまだだなって思いました。それで今は週4~5でテイクダウンディフェンスの練習をしています」

――週4~5! それは試合当日が楽しみですが、MMAでは自分からテイクダウンをするという選択肢もあります。とはいえ打撃がベースにある黒い選手です。どのようなMMAを表現したいでしょうか。

「やっぱり打撃を中心に戦うというのは崩したくはないです。もちろんテイクダウンのフェイントを見せたり、実際にテイクダウンに行くこともあります。でも打撃でKOしたいと思っています」

――打撃ベースの選手が、日本国内で勝てても海外では苦戦するケースはあると思いますが、いかがでしょうか。

「そうですよね。海外の選手は打撃でもテンポをずらしたりして、日本人選手とは違うテンポで戦っているように感じます。海外で戦うなら、そのテンポに騙されないようにしていかないといけないですね」

――黒井選手がMMAを戦ううえで、目指すのは海外のプロモーションなのですか。

「まずは国内で一番大きな大会……RIZINに出たいですし、RIZINに出るために国内大会のチャンピオンになりたいです。そして、世界一の大会であるUFCで戦うのが夢です」

――分かりました。今回のプロデビュー戦は、その夢への第一歩となります。対戦相手の印象を教えてください。

「相手の選手もMMAは初めてで、もともと柔道をやっているサウスポーの選手だと聞いています。ここで油断していたら足元をすくわれてしまうので、全局面で圧倒しながら、自分の持ち味である打撃で倒したいです。その後に出るBRAVEの先輩たちに、しっかり繋げていきたいですね」

――では最後に、プロデビューに向けての意気込みをお願いします。

「まずは国内のベルトを巻きたいですね。そして、お母さんにベルトを巻いてあげたいです。タイトルマッチにたどり着くためには、面白い試合も必要だと思っています。これから毎試合KOしていきますので、応援よろしくお願いします!」

■視聴方法(予定)
3月12日(土)
午後1時00分~ GRACHAN放送局

■ GRACHAN53×BRAVE FIGHT26対戦カード

<ライト級/5分2R>
原口伸(日本)
大宮優(日本)

<73キロ契約/5分2R>
岸本篤史(日本)
モリシマン(日本)

<ライト級/5分2R>
野村駿太(日本)
藤村健悟(日本)

<バンタム級/5分2R>
高橋謙斗(日本)
フミ・グローブTV(日本)

<フェザー級/5分2R>
黒井海成(日本)
杉本静弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
和田健太郎(日本)
誠人(日本)

<無差別級/5分2R>
ラデック(チェコ)
高桑格(日本)

<フェザー級/5分2R>
拓MAX(日本)
高須将大(日本)

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【GRACHAN53×BRAVE FIGHT26】岩﨑ヒロユキ「本当に強い選手」x宮田和幸「対戦相手も成長する大会」

【写真】 原口伸に対する、大宮優。野村駿太に、藤村健悟。3年後のJ-MMAのためのサバイバル戦(C)MMAPLANET

12日(土)、東京都の大田区産業プラザPIOで開催されるGRACHAN53×BRAVE FIGHT26の見どころを、GRACHANプロモーター岩﨑ヒロユキ氏と、宮田和幸BRAVE代表が語るインタビュー後編。

メインの原口伸×大宮優を筆頭に、BRAVE所属選手と他ジムの若手選手が対戦するマッチメイクが並んだ今大会。両者が注目する選手と試合は……。きっと、この2人が最も今大会を楽しみにしているに違いない、そう思わせてくれる内容となった。

<宮田和幸×岩﨑ヒロユキ対談Part.01はコチラから>


――今回のGRACHAN×BRAVE FIGHTはアマチュアの試合から始まり、後半はBRAVE所属の5選手が出場します。そんな今大会のマッチメイクのテーマを教えてください。

岩﨑 今回は原口伸×大宮優、ともにプロデビューしてから間もない選手の試合をメインに持ってきました。僕としては今後の日本MMAの明るい未来を信じつつ、2人にとって2022年のスタートとして大事な試合になります。

――日本MMAの明るい未来、ですか。

岩﨑 去年から、宮田君のジムから原口伸君たちのような、実力のある選手がどんどん出てきていて。まだキャリアはなくても強いという選手が増えています。そして、これからさらに若手選手が、どんどん出て来る予兆がある。その点を考えたマッチメイクになっています。

――宮田さんが主宰するBRAVEジムからは、他競技で実績のあるポテンシャルの高い選手がデビューしていますね。

岩﨑 そう、宮田君のジムが最近すごいよね。

宮田 そうですね。でもウチのジムから選手が出てきているのも、決して突然ではないんですよ。GRACHANもそうですけど、やっぱり積み重ねることが大事で。ウチでいえば芦田崇宏や、GRACHANに出ていた選手でいうと鈴木隼人(初代GRACHANフライ級王者)たちの活躍があったからこそ、今の原口とか才能のある選手が入ってきてくれたんです。芦田も鈴木も下積みが長かったし、今の選手もここ最近出てきただけで、ずっと下積みを経験きましたから。

――なるほど。次に、今大会で岩﨑さんと宮田さんが注目する試合を教えていただけますでしょうか。

宮田 僕は原口、そして野村駿太の試合ですね。同じライト級で、2人とも良いものを持っています。原口はレスリングがベース(2019年全日本フリー70キロ級優勝)で、UFCを狙わせたいと思っています。……いや、野村にはUFCを狙わせたくない、っていうわけじゃないですよ(笑)。

――アハハハ、分かります。野村選手は昨年11月のVTJ2021で宇佐美正パトリック選手に判定負けを喫しているので、今回は仕切り直しの一戦になりますね。一方の原口選手は、同じくVTJ2021では岡澤弘太戦で試合を優勢に進めながら、バッティングによるノーコンテストに終わりました。この2選手について、VTJ2021から現在までの成長具合はいかがでしょうか。

宮田 それが……彼らはMMAを始めてまだ1年なんですよ。原口は去年まだ大学生だったし、野村がジムに入ってきたのも去年の3月です。2人とも1年の間に、ものすごいスピードで強くなってきました。だから今回は、ぬるいマッチメイクにはしていません。2人とも相手が強いですからね。まず原口と対戦する大宮選手は試合映像を見たら、勝った対戦相手が凄かったので。

岩﨑 大宮選手は昨年のDEEP大阪大会でデビューしたばかりで(11月21日、安達健一郎にキムラで一本勝ち)、今回がプロ2戦目です。でも2年前にアマチュアの試合で、今パンクラスやRIZINに出ている木下憂朔選手に勝っているんですよ。

大宮選手はライト級なのに、1階級上の木下選手にキムラを極めていて。大宮選手も絶対に上へ来る実力の持ち主ですから。反対に今回の試合を乗り越えたら、原口君も自信を持っていいと思います。

宮田 野村と対戦する藤村選手も最初に見た時、めちゃくちゃ良い動きをするなと思いました。野村にとっては全然楽な相手じゃなくて、むしろチャレンジマッチですよね。

岩﨑 野村君についてはストライカーのイメージを持っていたんですけど、練習を見るとテイクダウンのディフェンスが、すごく速くなっています。見ていて「あぁ、こんなに成長したんだ」と思いました。だからこそ、苦手なグラップラーである藤村選手を当てました。両者に期待を込めて。

宮田 僕も最近、考えを改めたんです。昔はウチの選手に対して、じっくり経験を積ませようと思っていました。でも最近は、それよりもどんどん強い選手と試合させるほうが良いかな、と。岩崎君とそういう話をして、原口も野村もMMAを始めて1年で対戦するレベルではない相手との試合を組んだんですよね。

岩﨑 プロモーターとしても以前なら、もっとゆるく段階を上げていったかもしれません。でも、僕も宮田君と同じことを感じていて……時代が変わってきたんです。もし試合で負けるとしたら、若いうちに敗戦を経験したほうが、選手にとって財産になると思っています。

今回もこの2試合だけではなく、若手も戦績が近く、かつ本当に強い選手をピックアップした試合ばかりです。これは対戦する両者が成長できるマッチメイクだと思います。

宮田 岩﨑君はGRACHANの代表だから、相手に対しても同じことを思っているはずだけど、この大会から対戦相手も含めて成長していくんじゃないですか。ウチの選手もそうだし、他の選手も長く続けてくれれば、数年後にはトップ戦線に行くと思いますよ。

――お話を聞いていると、かつての修斗下北大会を思い出します。その後の日本MMAを支えていく選手たちが、北沢タウンホールのクラスB戦で鎬を削っていました。

宮田 あぁ、分かります。今回の大会も同じようになりますよ。何年後かに見たら、「この選手とこの選手、こんな段階で対戦していたの?」とか思ってもらえるような。

岩﨑 絶対にMMAPLANETを読んでいるMMAファン好みのマッチメイクだと思いますので、ぜひ期待してください。

■視聴方法(予定)
3月12日(土)
午後1時00分~ GRACHAN放送局

■ 対戦カード

<ライト級/5分2R>
原口伸(日本)
大宮優(日本)

<73キロ契約/5分2R>
岸本篤史(日本)
モリシマン(日本)

<ライト級/5分2R>
野村駿太(日本)
藤村健悟(日本)

<バンタム級/5分2R>
高橋謙斗(日本)
フミ・グローブTV(日本)

<フェザー級/5分2R>
黒井海成(日本)
杉本静弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
和田健太郎(日本)
誠人(日本)

<無差別級/5分2R>
ラデック(チェコ)
高桑格(日本)

<フェザー級/5分2R>
拓MAX(日本)
高須将大(日本)

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【GRACHAN53×BRAVE FIGHT26】剛柔流硬式空手→K-1→MMA、黒井海成―01―「キックのスパーで」

【写真】グラチャン岩﨑代表とBrave宮田代表の対談からも人材の育成に力を入れていることが伝わってき、黒井もその1人だ (C)GRACHAN

12日(土)、東京都の大田区産業プラザPIOで開催されるGRACHAN53×BRAVE FIGHT26で、BRAVEジムの黒井海成がプロデビュー戦に挑む。
Text by Shojiro Kameike

今年1月に成人式を迎えたばかりの黒井は、宮城県仙台市の出身。幼少期から空手を学び、高校時代にはK-1甲子園の東日本トーナメントで優勝している。そして昨年、上京してBRAVEジムに入り内弟子生活をスタートさせた。

入門した年の9月、朝倉未来がアドバイザーを務めるBreakingDownに出場して判定勝ちを収めた。さらに同年11月のBRAVE FIGHTでKO勝ちし、今回のプロデビューに至っている。

今回、同じくプロデビュー戦となるCARPE DIEM福岡の杉本静弥と戦うこととなった黒井に、インタビューを行った。空手少年が世界を目指し、MMAファイターとなるまでの物語とは――


――1週間後にプロデビュー戦を控えている黒井選手です(※取材は3月5日に行われた)。黒井選手はMMAを始める前に空手とK-1甲子園で実績を残していますが、最初に格闘技を始めたのは何歳ごろのことですか。

「空手を習い始めたのが4歳の時です。6歳上の兄がいるんですが、兄の影響で剛柔流硬式空手の道場に通い始め」

――硬式空手というと、防具付きで直接打撃のあるルールですよね。

「はい。日本拳法に近くて、寸止めではなくガッチリと当ててポイントを争うルールです。その世界大会で優勝したことがあります」

――えっ、世界大会優勝ですか! それは何歳の時ですか。

「実は3回優勝していて、最初は小学4年生の時でした。次が小6、最後に優勝したのは中3の時です」

――3度も世界チャンピオンに……。幼少期にやっていたのは空手だけで、他のスポーツはやっていなかったのでしょうか。

「小学生の頃は野球をやりたい、サッカーをやりたい……っていう気持ちはありました。でも習い事は1つだけにしないと強くなれない、という想いがあって」

――その結果、空手一筋で幼少期を過ごしたと。

「いえ、中学校では野球部に入りました(笑)。野球をやりながら空手も続けていたんです。野球ではキャッチャーとセンターをやっていました」

――野球について詳しくなくて恐縮なのですが、センターとキャッチャーといえば守備全体を見渡すことができる要のポジションではないのですか。

「ずっと目立ちたがり屋だったんです。誰よりも多くバッターボックスに立つために、打順も1番で(笑)。野球部では県大会出場が最高の成績でした」

――かなりのオールラウンダーですね。高校に進学してからは、野球を続けようとは思わなかったのですか。その実績であれば、高校野球部からのお誘いもあったかと思います。

「野球を続けるつもりはなかったです。自分から空手を取ったら何が残るんだろう? そう考えるようになっていて。それとテレビでK-1を見て、いずれ都内のK-1ジムに入りたいと思っていました」

――なるほど。K-1甲子園の試合を見ると、ローキック……というより下段蹴りを効かせる試合ぶりでした。1発目から相手の足が流れて、そのまま下段蹴りで押していくという。

「K-1やキックボクシングでも、ローキック一本でした。K-1やキックボクシングでも空手の技で勝とう、という気持ちが強かったんです」

――その時点では、いずれはK-1ファイターになろうと思っていたのですね。

「そうなんです。高校の時(2019年)、K-1甲子園に出て東日本トーナメントで優勝しました。全日本大会ではベスト8で終わってしまったんですが、そこからアルバイトでお金を貯めて東京に行こうと」

――その黒井選手が、K-1ではなくMMAを選んだ理由は何だったのでしょうか。

「2020年に入ってコロナ禍で東京に行けなくなったんです。それでK-1のジムに入ることができなくて。そんな時に――2020年9月ですね。宮田先生(宮田和幸BRAVEジム代表)が、僕の地元(宮城県仙台市)でセミナーを開催されて、そのセミナーに参加しました」

――宮田代表のセミナーというと、MMAやレスリングが中心となりますよね。その頃にはMMAに興味があったのでしょうか。

「MMAも好きで、テレビで観ていました。UFCやRIZINの朝倉兄弟、堀口恭司選手に憧れていたんです。K-1をやるか、MMAをやるか……正直迷っていた時期で。そのセミナーで宮田先生から『MMAには興味ないの?』と聞かれて、宮田先生のジムで練習してみようと思いました」

――2020年9月のセミナーで誘われてから、すぐにBRAVEジムへ向かったのですか。

「初めてジムで練習したのは、2020年12月です。そこでスパーリングをやらせてもらいました。そこで自分より強い人たちがいることにショックを受けたんです。MMAやレスリングだけでなく、キックボクシングのスパーでも……。やっぱり地元では自分が一番で。でも、やっぱり東京は環境が違うなと思いました」

――ショックを受けて、MMAを諦めようとは思わなかったのでしょうか。

「それは思わなかったですね。レスリング出身の人たちにも、キックボクシングのスパーでやられて、本当にショックでした。でも、そういう人たちを越えないと納得できないし、自分の目標にはたどり着けない。だから、このジムでMMAをやろうと決めたんです」

<この項、続く>

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