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Black Combat CORO DEEP DEEP116 MMA MMAPLANET o 元谷友貴 力也 北岡悟 小金翔 朝倉海 泉武志 泰斗 野村駿太 雅駿介 鹿志村仁之介

【DEEP116】トップ戦線返り咲きへ最後の関門、北岡悟が泉武志と対戦。ATTの元谷✖CORO、窪田✖雅も

【写真】勝負論のみの対戦 (C)MMAPLANET

15日(金)、DEEPより11月11日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP116 IMPACTの対戦カード第一弾の発表があった。
Text by Manabu Takashima

3日後に同所でBlack Combatとの対抗戦を行うDEEPだが、今日のリリースで2カ月後に元谷友貴✖CORO、北岡悟✖泉武志、久保田泰斗✖雅駿介、橋本雄大✖鹿志村仁之介を実現することを明らかとした。


5月に朝倉海に敗れた元谷は、出稽古先だったATTに所属することは発表し、ATTファイターとして2021年2月以来のDEEP出場を果たす。対戦相手のCOROはバンタム級暫定王座を失い、5月に力也を三角絞めで破っているとはいえ、過去の実績でいえば元谷が優位と見られるマッチアップだ。それだけにここで星を落とせば、ATT所属という選択に疑問符がつくファイトとなる。

引き分けを挟んで7連敗から、2023年は3連勝中の北岡は2016年全日本選手権グレコローマンレスリング66キロ優勝、2017年アジア選手権71キロ級優勝、同年には世界選手権出場のエリートレスラー=泉との対戦となった。

泉のMMA歴は1年7カ月で戦績は4勝2敗。デビュー戦ではグラント・ボグダノフにグラップリングや打撃でなく、レスリングでも遅れを取るという洗礼を浴び、2戦目の野村駿太にレスリングのアドバンテージを見せつけるに至らず、スプリット判定負けを喫している。とはいえ、それからは3連勝しており、この7月には北岡が2020年にIsmルールで引き分けた小金翔をテイクダウン&コントロ―ルで削って判定勝ちを収めている。

打撃は荒くてパワフル。そのまま力で攻めてレスリングが、力の抜けが感じられるようになっており、北岡としては打撃を散らして組んでテイクダウンという──現状の勝利の方程式が、さらに上の相手に通用するのか真価が問われる一戦となる。あるいはトップゲームでなく、テイクダウンにギロチンを合わせることを軸に下になってもスイープやスクランブルで攻略していくのか。泉の足ではない、ボディロックの状態でのテイクダウンの仕掛けに対し、北岡がどのようなりリアクションを取るのか。組まれても削ることができれば、逆に打撃で削ることもあり得る北岡だ。

北岡のライト級トップ戦線返り咲きへ、─最後の関門と捉えることができる今回の泉との試合、結果は当然として内容如何と負傷の有無で大晦日が見えてくる大切な一戦となろう。

3年のブランクを経てバンタム級で復帰すると、8カ月で3連勝した窪田がキャリア13年目のブレイクをより確実とするために、雅と戦うバンタム級の興味深い。その窪田はDEEPバンタム級戦で、まだ南洋から北上中という状況ではいるが、ここから台風の目となるやもしれない勢いを持つ。一方で雅はここ2戦はムエタイよりも、組んでトップ奪取して勝ち切るという印象が強い。依然として倒した後の処理には課題が残っているが、組み勝てることで原点回帰の打撃、組&打の融合に近づいたという見方もできる。ともに上り調子、互いにネクストレベルを目指す注目の一戦だ。

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FINISH10 Gladiator Gladiator022 MMA MMAPLANET o Progress YouTube ジェセフ・チェン チャンネル 世羅智茂 大嶋聡承 寒河江寿泰 岩本健汰 森戸新士 河名マスト 濱村健 長田拓也 青木真也 須藤拓真 鹿志村仁之介

【Gladiator022】森戸新士✖網藤、世羅智茂✖加賀谷。プログレスFSG暫定ウェルター級王座決定T開催

【写真】森戸、網藤、加賀谷、世羅。森戸と世羅の決勝戦というラインが濃厚であることは絶対だ(C)MMAPLANET & GLADIATOR

30日(月)、Gladiatorより6月11日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022で、PROGERSSフォークスタイルグラップリング暫定ウェルター級王座決定トーナメント準決勝=森戸新士✖網藤雄太、世羅智茂✖加賀谷庸一朗の2試合が組まれることが発表された。

同正規王座は今年1月に森戸を下したジェセフ・チェンがベルトを巻いているが、来年のADCC世界選手権出場を目指し11月に実施されるオセアニア・アジア予選をターゲットにしているため、再来日は2024年になることで、PROGRESS実行委員会は暫定王座を制定することを決定したという。


森戸は日本を代表するライト級の柔術家で、2021年JBJJF全日本選手権の黒帯ライト級優勝、GLADIATOR内で組まれるPROGRESS提供のグラップリングマッチをリードしてきた。こまでタイトル戦の敗北を含め3勝2敗。濱村健戦長田拓也戦で連続一本勝ち、河名マスト戦にスリリングなトップの巡る熱戦も1-2で惜敗し、須藤拓真戦は引き込みで得た4Pを足関節を防ぎつつ守り切り快勝している。

前述した1月のジョセフ・チャンとの王座決定戦ではテイクダウンからパスを圧力に防戦一方となり、腕十字で一本負けを喫した。トップ重視、下を怖がらないティーンエイジャーの戦い方こそ、これからの世界標準のグラップリングといえるもの。

世界レベルを肌で知った森戸は2月のFINISH10で寒河江寿泰戦ではサブオンリールールながら、トップから激しく圧を掛けるスタイルを披露し、最後は後ろ三角を極めて一本勝ちをしている。

さらに28日に行われたJBJJF全日本ノーギ柔術オープントーナメントでもエキスパート・ミドル級と無差別級のダブルゴールドに輝いた森戸と対する網藤雄太選手は4月のGLADIATOR CUPエキスパート77.1キロ級では優勝した鹿志村仁之介に得回戦で敗れたものの運営陣の評価も高く、今トーナメントで抜擢にされることなった。

そのGLADIATOR CUPエキスパート77.1キロ級で惜しくも準優勝となった世羅も、森戸と同様に国内柔術&グラップリングのリードしてきた選手だ。近年はノーギに力を入れており、2020年4 &5月には青木真也戦岩本健汰戦とケージを使ったサブオンリーで連続ドロー、PROGRESSフォークスタイルグラップリングでは3月大会でスーパーティーンエイジャー=オーシマイキーこと大嶋聡承と対戦し、アームドラッグからシングルレッグでテイクダウンという妙技を披露し8-4で勝利している。

先週末にはタイで開かれたADCC東南アジアオープンで表彰台の頂点に立つなど、好調をキープしている世羅。彼と準決を戦う加賀谷は2017年フリースタイルレスリング全日本選手権79キロ級5位という成績を筆頭に、全日本社会人選手権グレコ82キロ級2位、JOC杯ジュニアで優勝、世界ジュニア選手権に出場経験のあるエリートレスラーだ。

現在はグラジの櫻井代表率いる創道塾所属でMMAではアマで2戦2勝、先のGLADIATOR CUPは初戦敗退もポイント制の同ルールでは、トップ&寝技を遮断するという戦い方をすれば世羅撃破もあり得る。世羅としてはスタンドもしくは、座ろうが寝ようが如何に日本トップ級のレスラーを相手にタイトな組みを創ることができるのか。そこが勝利の鍵を握ってくるだろう。

なおリリースに寄せられたトーナメント出場4選手のコメントは以下の通りだ。

森戸新士
「暫定王座を懸けたトーナメントに参戦できて光栄です。しっかり優勝して、もう一度ジョゼフ・チェン選手に挑戦したいです。新しく鍛えてきた技術もたくさんあるので、GLADIATOR/PROGRESSの舞台で披露します」

網藤雄太
「今回プログレストーナメントに参戦させて頂きます感謝します。対戦相手の森戸選手は柔術界のビックネームですが、プログレスルールなら僕の方が強いと思っています! 無名の僕ですが今回の試合で皆さんに名前を覚えて頂けるような熱い試合をするのでよろしくお願いいたします! 森戸選手、熱い試合をしましょう!」

世羅智茂
「今回ウェルター級暫定王座決定トーナメントに出ることになりました。前回の試合は消極的になってしまったので今回は一本で極めて次の決勝に進みたいと思います」

加賀谷庸一朗
「今回、プロの方々が戦うGLADIATORの舞台で試合をさせていただく機会を与えて頂きました、櫻井会長をはじめ、大会関係者の皆様ありがとうございます。対戦相手の世羅選手は柔術やグラップリングでの実績が素晴らしく、手合わせできることだけでも大変貴重な機会だと思っています。私は元々レスリング出身で世羅選手とは戦う土俵が違いますが、それでもレスリングは強いぞということを証明できればと思っています」

なお同トーナメント決勝戦は10月1日開催のGLADIATOR023に予定されている。

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル


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DEEP DEEP113 DEEP114 MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC UFC 五明宏人 佐伯繁 国内MMA 日比野エビ中純也 松嶋こよみ 水野竜也 海外 海飛 酒井リョウ 鹿志村仁之介

【DEEP114】7月2日@後楽園ホール。DEEP参戦、正式発表。これが松嶋こよみのRoad to UFC !!!!

【写真】どのような選択も、目標は一つ (C)MMAPLANET

15日(月)、7月2日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP114 IMPACTの対戦カードが発表された。

DEEPメガトン級選手権試合=チャンピオン酒井リョウ✖チャレンジャー水野竜也を筆頭にフェザー級2回戦で五明宏人✖海飛という──ベースが伝統派ポイント空手✖極真フルコンタクト空手対決。さらにバンタム級2回戦の日比野エビ中純也✖鹿志村仁之介と並び、参加選手として松嶋こよみの名前が公式に明記された。


7日のDEEP113終了後の佐伯繁代表の大会総括のコメントのなかで、DEEP初参戦となる日本人大物という話があり──フェザー級まで言及されたことで、ファンの間でも松嶋こよみに間違いないという評判になっていた。

昨年は失意のRoad to UFC準決勝敗戦に続き、今年は出場すら叶わなかった松嶋が、実に2018年4月15日以来5年3カ月振りとなる国内MMAイベントの出場となった。

対戦相手は未発表も、佐伯代表と松嶋陣営は強い外国人選手という共通認識がある。それだけ国内の同階級の選手が対戦を避ける──あるいはRIZINという場であれば受けたかもしれないが──猛者の相手が誰になるのか、公式発表を待ちたい。

その松嶋、一時期はUFCを諦めたという話も伝わってきたが、Road to UFC再挑戦を決意した時点から、再び目標はUFC一択になったようにも感じられる。

今回のDEEP参戦の松嶋人生の狙いは、ずばり初戦でインパクトを残し、今年中に王座挑戦とベルトを奪取。それこそが2024年のRoad to UFC、あるいは今後のUFCへの道を切り開くことに通じるという判断により決まった。それ以外にUFC Fight Pass中継のある海外のショーに出場も頭にある──何れにしても、ここからの戦いこそ、松嶋こよみにとってのRoad to UFCだ。

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ACA DEEP DEEP JEWELS DEEP Tokyo Impact DJ.taiki MMA o Road to UFC RYO RYOGA UFC   パンクラス 内山拓真 山口コウタ 島袋チカラ 川名TENCHO雄生 木下尚祐 桐生祐子 泉武志 泰斗 海飛 濱口奏琉 野村駿太 雅駿介 須田萌里 風我 駒杵嵩大 鹿志村仁之介

『DEEP TOKYO IMPACT 2023 1ST ROUND』&『DEEP TOKYO IMPACT 2023 2ND ROUND』試合結果


▼第8試合 DEEP ライト級 5分3R
〇野村駿太(BRAVE)70.75kg
[判定3-0] ※29-28×3
×川名 TENCHO 雄生(北海しゃぶしゃぶ/Y&K MMA ACADEMY)70.65kg

▼第7試合 DEEP バンタム級 5分2R
〇雅 駿介(CAVE)61.65kg
[判定3-0] ※19-18×3
×内山拓真(ボンサイ柔術)61.70kg

▼第6試合 DEEP ライト級 5分2R
〇泉 武志(FIGHTER'S FLOW)70.75kg
[判定3-0] ※20-18×3
×井上竜旗(AACC)70.65kg

▼第4試合 DEEP ライト級 5分2R
〇岩倉優輝(NICE BAD GYM)70.50kg
[2R 4分08秒 TKO] ※左フック
×森 俊樹(MYD)70.80kg

▼第3試合 DEEP フライ級 5分2R
〇濱口奏琉(パラエストラ和泉)57.20kg
[判定3-0] ※20-18×3
×武利侑都(KRAZY BEE)57.05kg

▼第2試合 DEEP バンタム級 5分2R
×清太郎(K-clann)61.15kg
[2R 1分27秒 リアネイキドチョーク]
〇諏訪部哲平(IGGY HAND’S GYM)61.10kg

▼第1試合 DEEP フライ級 5分2R
〇亀田一鶴(和術慧舟會 HEARTS)57.00kg
[1R 0分42秒 TKO]
×浅井優一(MYD)56.80kg

▼アマチュアファイト
DEEP JEWELS ストロー級 3分2R
×須田美咲(リバーサルジム立川 ALPHA)51.90kg
[判定1-2]
〇横瀬美久(BELVA)51.10kg

 3月25日にニューピアホールで開催された『DEEP TOKYO IMPACT 2023 1ST ROUND』の試合結果。メインイベントは野村駿太が川名 TENCHO 雄生に判定勝ちしています。第5試合で予定されていた島袋チカラ vs. RYOGAはRYOGAが減量中に病院搬送され中止になっています。


▼第8試合 DEEP バンタム級 5分3R
〇DJ.taiki(パンクラスイズム横浜)61.70kg
[判定3-0] ※29-27×2, 29-28
×鹿志村仁之介(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)61.10kg

▼第7試合 DEEP フライ級 5分3R
〇駒杵嵩大(fightbase 都立大)57.00kg
[判定3-0] ※30-27×2, 29-28
×風我(フリー)57.00kg

▼第6試合 DEEP JEWELS アトム級 5分2R
〇須田萌里(SCORPION GYM)47.75kg
[2R 0分53秒 リアネイキドチョーク]
×桐生祐子(FourRhombus)48.10kg

▼第5試合 DEEP バンタム級 5分2R
〇木下尚祐(和術慧舟會 GODS)61.75kg→再計量61.70kgでパス
[判定3-0] ※20-18×3
×朝比奈龍希(トラフォース赤坂)61.65kg

▼第4試合 DEEP バンタム級 5分2R
〇窪田泰斗(FourRhombus)61.15kg
[判定2-1] ※19-17×2, 18-18マスト海飛
×海飛(和術慧舟會 HEARTS)62.30kg→15時30分までの再計量62.2kg
※500g超過で-2Pからスタート。海飛勝利の場合はノーコンテスト

▼第3試合 DEEP 55kg以下 5分2R
〇マサト・ナカムラ(レンジャージム)57.95kg
[1R 1分45秒 リアネイキドチョーク]
×高柳京之介(K-clann)57.90kg

▼第2試合 DEEP ライト級 5分2R
〇倉本大悟(トラフォース赤坂)70.75kg
[判定3-0] ※19-19マスト倉本×2, 20-18
×前田啓伍(Tristar Gym)70.15kg

▼第1試合 DEEP バンタム級 5分2R
×岩見 凌(KIBA マーシャルアーツ)61.50kg
[2R 0分49秒 リアネイキドチョーク]
〇山口コウタ(パラエストラ八王子)61.65kg

▼DEEP ウェルター級 3分2R アマチュア特別ルール
〇YUGO(BreakingDown)77.50kg
[1R 2分38秒 TKO] ※パウンド
×TAKASHI・鈴木貴士(K-Clann)74.55kg

 同じくニューピアホールで開催された『DEEP TOKYO IMPACT 2023 2ND ROUND』の試合結果。メインイベントはDJ.taikiが鹿志村仁之介に判定勝ちしています。続きを読む・・・
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DEEP DEEP Tokyo Impact Deep Tokyo Impact2023#02 DJ.taiki MMA MMAPLANET o キック 鹿志村仁之介

【DEEP TOKYO IMPACT2023#02】初回のサブミッション地獄を耐え切ったDJ.taikiが、鹿志村を逆転

【写真】足が効かなくなった鹿志村に、異様に精度の高いパウンドをDJが入れ続けた(C)MATSUNAO KOKUBO

<バンタム級/5分3R>
DJ.taiki(日本)
Def.3-0:29-27.29-27.29-28
鹿志村仁之介(日本)

グローブタッチをしないDJ、鹿志村が得我を見せる。すぐに距離を詰めた鹿志村は、組みから引き込む。クローズドがハイガードの鹿志村だが、DJが頭を突っ込んで防ぐ。胸を張ったDJに対し、三角からオモプラッタも腕を抜かれてクローズドに戻る。左腕を差し、さらに腰を切りながら、ハイガード&腕十字に切り替えた鹿志村が、DJの左腕を伸ばしにかかる。ここも防いだDJに対し、鹿志村は左足を抱えて前方に送り内ヒールへ。

足を抜いた立ち上がったDJをケージに押し込んだ鹿志村は、ヒザを腿に打つ。そこから大内、小外でテイクダウンへ。ケージを利してDJが耐え、残り20秒でブレイクが掛かる。左右のパンチで前に出るDJ、鹿志村は被弾しながらシングルに入り時間となった。

2R、サイドキックの鹿志村が左ローを蹴る。すぐに組まなくなった鹿志村のニータップを切ったDJが連続で左ロー。左ミドル、左ローのDJに対し、鹿志村はパンチを振るって組みに行くも、回られて組めない。ダブルジャブからのダブルレッグも取れない鹿志村に、DJが左ローを蹴る。距離を詰める鹿志村に対し、左を伸ばすDJがローを蹴る。鹿志村はボディも、カーフで体が回るようになる。

残り90秒、左ローで体をよれた鹿志村だが、距離を詰めてヒザを突き上げる。DJは左ローを続け、鹿志村は前に出ることができない。組んでくると離れるDJが右を当て、パンチを纏める。ガードの上から右フックを打ち込んだDJがラウンドを取り返した。

最終回、インターバルでシャウトしたか鹿志村が前蹴りで後方に倒れる。すぐに立ち上がった鹿志村が今成ロールから足を取り、立ち上がってバックへ。胸を合わして離れたDJが左で殴り合い、ダブルで左を出す。ダブルレッグから引き込んだ鹿志村に、初回とは違いパウンドを打ち込むDJ。左のボディ、顔面を打ち込む。

鹿志村はクローズドも足がきかず、そのまま顔面、ワキ腹を殴れる。さらに右で殴り、鹿志村に密着させないDJが百発百中のように腹と顔面にパウンドを継続して叩きつける。右手を掴んで殴られ続ける鹿志村は、ついに頭を振ってパンチを避けるようになったが極めへの動きは出せない。このまま左右のパンチを続けたDJは、試合終了と同時に立ち上がり両手を高々と掲げた。

結果、3-0で逆転ハンチ勝ちしたDJは「腕がメッチャ痛かった。何度もタップしようかと思ったけど、今は格闘技を人生に生かしている。タップして冷やして休ませた方が良いけど、やっぱり諦めることはできない」と言い、ゆかりんや周囲への感謝の言葉から「今日、勝ったことで現役生活の首の皮一枚つながったけど、だらだらできないので引退試合はやります。次か、その次か」と話した。


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DEEP DEEP Tokyo Impact DJ.taiki o パンクラス 鹿志村仁之介

【DEEP】速報中!DEEP TOKYO IMPACT 2023 2ndROUND

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さてさて、引き続き浜松町のニューピアホール。DEEP TOKYO IMPACT 2023 2nd ROUNDが開催されます。メインはDJ.taiki(パンクラスイズム横浜)×鹿志村仁之介(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)というマニア心をくすぐる一戦。鹿志村は得意のグラウンドに引きずり込む事が出来るのか。バンタム級トップクラスとの対戦は心浮き立ちます。ラーメンを食べて充電完了。引き続き電波と充電の続く限り速報します。乱費乱文にはご容赦くださいませ。
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DEEP DEEP Tokyo Impact Deep Tokyo Impact2023#02 DJ.taiki MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC   ジアニ・グリッポ 海外 雅駿介 鹿志村仁之介

【DEEP TOKYO IMPACT2023#02】DJ.taiki戦前、鹿志村仁之介のNY生活「極めの強さを高める練習を」

【写真】極めの強さを見せるには、そこまでのMMAが必要だ。どう成長しているのか、DJが相手ということで良くも悪くも丸裸にされる(C)MMAPLANET

25日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2023 2ndで、DJ.taikiと対戦する鹿志村仁之介。

キャリア8戦目で、43戦目となるDJと戦うこととなった鹿志村は、この試合の前に2度目のNY海外修行を敢行した。そして、とある柔術家との出会で柔術再開眼──鹿志村のNYでの練習と、DJ戦への自信のほどを語ってもらった。


――2度目のNYでの練習から帰国しました。今回は、どれぐらい向うに滞在していたのでしょうか。

「年末の前からなんで、2カ月……いや3カ月弱ですね」

──練習場所は?

「セラ・ロンゴ・ファイトチームが所属なので、MMAの練習はロンゴ&ワイドマンMMAでやっていました。あと10thPlanet NYCでグラップリング、打撃はネスター・マルテのアルティメットジムNYCですね。打撃は週に2回、クラスに1度参加して、プライベートを1度受けていました。それとNJのカーニチェラMMA、あそこもメッチャ良いジムですね、レスリングが強くて」

──なるほどぉ、誰かさんの練習マップと同じ練習先ですねぇ(笑)。

「アハハハ。全部一緒ですね」

──そして気になるのは10thPlanetです。

「ジアニ・グリッポ選手っていうIBJJF系でも凄く有名な選手のクラスに出ていたら、『プロ練においでよ』といって貰えて、朝のプロ練にも通うようになりました。木曜日以外、月、火、水、金の朝10時からの練習ですね」

──MGから10thPlanetへ。ジアニはどのような柔術をしているのでしょうか。

「めっちゃ、面白いですよ。今、足関節メインの人が多いけど、そっち系じゃなくて。僕、結構MMAグラップリングが得意だから、MMAグラップリングをしにいくんですけど。ジアニはMMAグラップリングも上手というか……」

──モダンの印象が強いです。

「それはメッチャ、上手いです。普通のモダン柔術は絶対的に上手いです。けど、極めが強いんですよ。それがジアニの強味だと思います。バギーチョークからの創りとか、超上手いし」

──そこで鹿志村選手が身につけられるモノは?

「完全に極め力ですね。極めの強さを高める練習をやってきました。前回の試合(※11月12日の雅駿介戦)で、ちょっとバックから1度逃がしているんで。アレではダメで。グラップリングを疎かにしていたと気付きました。それもあってグラップリングの基礎を思い出すかのように、毎日のようにグラップリングをしていました。

米国はMMAファイターでも、極めへの防御力が高いです。MMAファイター皆が知っていて、ちゃんとできます。そういうなかで、僕は極めを磨かないとといけないのでジアニの下に通っていました」

──では打撃の方は? 今時珍しいほど、グラップリングに寄っているスタイルであったことは否めないですが、NYでそちらの方も磨いてきましたか。鹿志村選手は今、スタイル的にあグラップリングが得意なMMAファイターなのか。それともMMAも戦うグラップラーなのか。

「あぁ……まだグラップラーかもしれないです。でもMMAをやれと言われると、MMAをやる自信はあります。ただし、今回はグラップリングを磨いてきました。柔術の試合にも出てみたいし、道着有りもちゃんとやりたいと思うようになりました。また寝技にハマっちゃった感じです」

──その気持ちは、ジアニと練習して芽生えた?

「ハイ、ジアニの強さに驚いて。そういう気持ちになりました」

──そんなグラップリング再開眼を経て、DJ戦。キャリアを通じて、最も経験豊かな選手と戦うことになります。

「そこは意識していないです。ただスパーリングをするような気持ちで、試合をしようと思っています。そのぐらいリラックスして、スパーリングすれば勝てる。それだけ練習してきたという自信はあります。

あまり相手がどうかとか、戦績も全然気にしないです。そこは気にしない、見ないようにしているほうが自分は戦えるので。見たら、意識してしまいます。柔術でも初めての時は勝って、それから意識するようになると勝てなくなった相手とかいて……。相手の動きはチョロッと見ましたが、細かく対策することはないです」

──ここで勝つと上に行けるというような意識も持たないようにしているのですか。

「それは思います。Road to UFCが頭を過っているので、ここは勝たないといけないです。ただ、この選手を越えないといけないとかっていう意識は全くないです。戦ってみないと、本当に強いか分からないし。だから、最初から自分より相手を上位に置いてしまうと、そういう風に見てしまう。だから『同じぐらい』、『やってみないと分からないっしょ』という気持ちでいる方が、試合中も有利に働くと思っています」

──なるほど。ではスパーリングをすれば勝てるという点ですが、どういう部分で成長できていると感じていますか。そして、試合では何を見せたいでしょうか。

「極め力は確実に上がっています。MMAをちゃんとしてきた……相手が打撃できた時の僕のリアクション、位置取りもですね。これまで日本にいてサイドの動きとかなかったです。でも、サイドステップとか米国の新しいMMAを見て、ちゃんと勉強して。MMAが好きになりました。

『あぁ、コイツ。MMAが好きになっているな』と思ってもらえる動きをすると思うので、全体的に見てほしいです。そのなかでも『コイツは極めが強いな』と思ってもらえる試合をします」

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CORO DEEP DEEP Tokyo Impact Deep Tokyo Impact2023#02 DJ.taiki MMA MMAPLANET o ブログ 鹿志村仁之介

【DEEP TOKYO IMPACT2023#02】鹿志村仁之介と対戦、DJ.taiki「一番向いている――いやMMAしかない」

【写真】後方にはしっかりと、あの方の写真が飾られています(C)SHOJIRO KAMEIKE

25日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2023 2ndで、DJ.taikiが鹿志村仁之介と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

DJにとっては昨年5月、COROとのDEEPバンタム級暫定王座決定戦で敗れて以来、10カ月ぶりの試合となる。SNS等でCORO戦の判定や、相手の反則に対する抗議文への対応など、DJの不満が目立った。そこでDJに本音を尋ねてみると、熱すぎるほどのMMA愛が返ってきた。


――昨年5月のCORO戦から10カ月、これだけ試合間隔が空いた理由は何だったのでしょうか。

「去年の11月に行政書士の試験があったからですね。試合のオファーはあったけど、ちょうど試験と重なってしまって。試験勉強もありましたし」

――SNSでは現役引退を示唆するような発言もありました。前回の試合後にケージを去ることも頭の中にあったのですか。

「前回の試合だけじゃなく、年齢的に引退のことは常に頭にありますよ。周りの選手や同年代の選手が引退するようになってから……。今は僕より若い選手も引退するようになっていますし。そうなると自分も辞め時なのかなぁと思っちゃいますね。スポーツ選手だから、体力的な問題もあって。どうしても体力は落ちてきますから。

ただ、引退のタイミングって難しいですからね。前回のタイトルマッチで勝って、ベルトを巻いて引退するというのも考えていました。それが分かりやすいじゃないですか。ベルトを巻くっていうのは、キリが良くて。まぁ、どこで引退するかは本当に難しいです。年齢制限とかあれば、それに従いますけど。もしかしたら佐伯(繁DEEP代表)さんから『この試合で引退ね』と言われたら引退するかもしれないし。本当に難しいです。今はそのタイミングを模索している感じです」

――CORO戦の判定に関しては、DJ選手が不満を露わにしていました。

「あのジャッジは何だ、という感じですね。1Rも2Rも取ったと思っていたから、最終回は行かなかったんです。試合を見返せば見返すほど――特に30-26というジャッジは何なんだと思いますよ。内容でいえば、ボコボコにされたわけではないので、消化不良だったという気持ちはあります。だから、『あの試合で最後にするのはな……』と思っていました。本当はチャンピオンになったら引退するつもりだったけど、負けて終わるのはキリが悪くて。DEEPへ送った抗議文の対応についても納得いかないし」

――抗議文に関する一連の流れはDJ選手のブログをご覧いただくとして、これまでもDJ選手とDEEPの間にはトラブルが起こりました。ご自身でも納得のいかない結末を迎えていることもある。それでもDJ選手はMMAを続けているわけですね。

「それは、MMAに人生を懸けているからですよ。今の僕にとっては、MMAが全てで。よく若い選手が『格闘技を辞めてビジネスで成功する』とか言っているじゃないですか。あるいは格闘技でも他競技に転向することがある。でも多くの場合は成功していない。なぜかといえば、その選手は自分の向き不向きが分かっていないから。

僕自身も若い頃から、いろんなことに挑戦してきましたよ。ただ、いろいろ挑戦してきて辿りついたのがMMAだから。だんだんと『これに懸けるしかない』と思うようになってきて、今は若い時よりもMMAに懸けています。自分にはMMAが一番向いている――いや、MMAしかないんだっていう気持ちですね」

――一方、先ほどは「引退も考えている」という言葉がありました。それほど人生を懸けているMMAがなくなった人生を想像できますか。

「別に引退しても完全にMMAから離れるわけじゃないですからね。自分の得意なところを生かして生活していくなら、やっぱり指導もしていくことになりますよ。他に何か人より秀でたものがあるわけじゃないし」

――今はMMAと並行して様々な資格を取得されたり、TOIECにチャレンジしたりしていますよね。正直なところ、SNSを通じてCORO戦以降の活動を見ていると、このまま引退するのか……とも感じていました。

「あぁ、TOIECについては英語でMMAを指導することも考えているからです。やっぱりMMAといえば米国じゃないですか。だから渡米して向こうのジムへ行く時に、少しでも英語に馴染めていたほうが良いですよね」

――DJ選手も2013年にMMAから離れ、語学留学として渡米していた時期がありました。

「あとは日本で指導をするにしても、選手を米国へ送り出す時に自分が英語を話せたほうが、選手のためになると思うので。『英語が嫌だから米国へ行かない』というのは、もったいないですよ。行けるなら行ったほうが良いし、そのために英語を話せたほうが良いから」

――何か新しいことを始めたとしても、すべてはMMAのため……。

「そうです。100パーセント、MMAのためです」

――なるほど。それを聞いて何か安心しました。選手としての話に戻ると、復帰にあたってバンタム級で戦うかフェザー級に転向するかで悩んでいたそうですね。

「それは常に考えてきました。正直、バンタムとフェザーの中間があれば一番良いです。約5キロ刻みで階級が設けられているから、やっぱり不利な選手は出て来ますよね。自分はフェザーではフレームが小さいし、バンタムだと減量の問題がある。どちらの階級でもベストコンディションで戦えているとは思っていないです。2019年にフェザー級で試合をして、やっぱりフレーム的に難しいと思って、もう一度バンタム級まで落としているという感じです」

――今回の復帰戦をフェザー級で行う可能性もあったのですか。

「プロモーターからフェザー級のオファーがあれば、フェザーで出ていました。僕としては、どちらでも良いと伝えています。するとバンタム級でのオファーが来たので。今回がノンタイトル戦というのも大きいです。タイトルマッチと違って、500グラムオーバーまでは認められますからね」

――もう一つ、SNSでは「土屋トレーナーのために復帰する」という発言がありました。この土屋トレーナーについて教えていただけますか。

「土屋治紀さんといって、元プロボクサーのトレーナーです。土屋トレーナーが喜んでくれるから、僕は試合で勝ちたい。今はもう自分のためというより、喜んでくれる人のためにMMAをやっています。僕が人を喜ばせることができるのは、MMAだけですから。

もともと僕が打撃のジムに通っていて、そこで土屋さんがトレーナーをやっていたんですよ。それが2019年ぐらいの話ですね。土屋トレーナーは僕のことを、しっかりと見てくれて。2021年に土屋さんがジムを辞めて、一緒に練習する場所がなくなったので、今は公園で練習しています」

<この項、続く

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5.7『DEEP 113 IMPACT』で福田龍彌 vs. 本田良介のフライ級グランプリ決勝戦



 DEEPが5月7日に後楽園ホールで開催する『DEEP 113 IMPACT』で福田龍彌 vs. 本田良介のフライ級グランプリ決勝戦を行うことを発表。

 福田は1回戦杉山廣平、準々決勝安谷屋智弘、準決勝宇田悠斗に勝利し決勝進出、本田は1回戦越智晴雄、準々決勝松場貴志、準決勝伊藤裕樹に勝利し決勝進出しています。優勝賞金は300万円です。


 また、3月25日にニューピアホールで開催する『DEEP TOKYO IMPACT 2023 1ST ROUND/2ND ROUND』の試合順が発表されています。続きを読む・・・
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【DEEP Tokyo Impact2023#01&#02】野村駿太、鹿志村仁之介が昼夜のメインで川名とDJ.taiki越えに挑む

【写真】スタイルも恐らくは性格も相当に違うであろう野村と鹿志村。キャリア6戦目と8戦目──なるかJ-MMA界の新陳代謝 (C)ONE

7日(火)にDEEPより3月25日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact2023#01&#02の対戦カードが発表されている。

今月4日にBlack Combatとの対抗戦、11日の後楽園ホール大会=DEEP112、そして18日に新宿FACEでDEEP JEWELS40が開かれるDEEPにあって、各階級トップ下の潰し合いが繰り広げられるTokyo Impact大会第1&第2弾のカードはメインで、ストライカーとグラップラーの新鋭がベテランに挑むマッチアップが用意された。


まず昼の部となる正午開始の1st round=#01は野村駿太が川名TENCHO雄生に挑むライト級マッチが決まった。帝京大空手部出身、全日本空手道選手権で5位の実績を持つ野村は、2021年9月にグラチャンでプロデビューし、VTJからグラチャン、そしてDEEPで戦績を積み、現在4勝1敗の戦績を残す。唯一の敗北はキャリア2戦目にVJTで宇佐美正パトリックに喫した判定負けだ。

伝統空手特有の距離からの踏み込みだけでなく、近距離でボクシング、さらにレスリングと総合力を高める野村は、昨年12月には小金翔太を『打』で圧倒し、元修斗世界王者との対戦する権利を得た。

一方の川名は2020年9月のRIZINでの武田光司戦より、悪夢の4連敗を経験。特にDEEP初陣となった石塚雄馬のKO負けは、進退を考えるべき敗北となっていた。その川名は昨年11月の高橋Bancho良明戦で涙の復活勝利を挙げ、新鋭の挑戦を受けることとなった。

午後5時半スタートの2nd round=#02のヘッドライナーは鹿志村仁之介が抜擢され、DJ.taikiと対戦するバンタム級戦となった。

Road to UFCの緊急チャレンジからDEEPに戦場を移し、階級を下げた鹿志村は初戦で雅駿介をRNCで下し、元バンタム級王者越えを狙うマッチアップを手にした。NY修行中、現地に関して「向うの選手は簡単に極めることができない」と米国MMAファイターの防御能力の高さを実感していた鹿志村は、その分だけ極めの精度を上げてくることが予想される。

とはいえDJに対して、打撃が見えていないと組みの展開に持ち込むことは簡単ではない。殴られても組むというスタイルから殴られずに組むことが不可欠になってくる。DJとしてもCOROとの暫定王座決定戦で敗れからの再起戦で、5勝2敗の21歳に遅れを取ると再浮上は難しくなる。ばかりか総合力で力の差を見せつけることが、欠かせない。

いずれにせよ、野村と鹿志村ともここを越えるとタイトル戦も見えてくる。そしてタイトル戦線がより活発化する起爆剤となり、ナンバーシリーズにつながる対戦といえる。修得すべき技術が多いMMAではファイターとしてのピークはやや高くなる。とはいえ、常に新しい力は生まれてくる。キャリア10戦に満たない選手が、一度は頂点を究めたファイターと対戦が無謀に感じられなくなってきたJ-MMA界だ。

この他、#01では雅駿介✖内山拓真、泉武士✖井上竜旗戦、#02では駒杵嵩大✖風我のフライ級サバイバル戦が改めて組まれ、女子ではアトム級で須田萌里と桐生祐子の再浮上へ世代を越えた連敗は許されない者同士の試合が決まっている。

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