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【RIZIN LANDMARK10】16カ月振りに来日。ヴガール・ケラモフに訊く、鈴木千裕戦の敗北と摩嶋一整戦

【写真】再来日の喜び──以上に、自信が伝わってきた (C)MMAPLANET

17日(日)、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催されるRIZIN LANDMARK10にヴガール・ケラモフが出場し、摩嶋一整とメインで対戦する。
Text by Manabu Takashima

昨年7月に圧倒的な力を見せて朝倉未来をRNCで破りRIZINフェザー級王座を獲得も、11月に母国での初防衛戦で鈴木千裕にボトムからの打撃で敗れたケラモフ。同大会でチームメイトらと暴行行為があったと調査が入り、国外に出ることがならなかった。その疑念も晴れ無罪放免──1年4カ月ぶりの来日が実現するケラモフに、改めて鈴木戦の敗北、そして摩嶋戦への意気込みを尋ねた。


■鈴木千裕戦の敗北「過去に一度も経験したことがない一瞬の出来事で、全てが台無しになった」

──約3週間後、ようやく再び日本の土を踏むことができますね(※取材は10月25日に行われた)。来日を控え、今の調子はいかがですか。

「アゼルバイジャン国内で試合をしている選手たちとの練習だけでなく、ダゲスタンでもトレーニングをしてきた。これから体重を落としに掛かるけど、良い試合をするために万全を期している」

──鈴木千裕選手との試合前後にあった問題で国外に出ることが不可能となり、あの敗北について話を伺う機会がありませんでした。もしよければ、あの敗戦について話を聞かせてもらえないでしょうか。

「あの試合は……本当に体の仕上がりも最高で、これ以上ないほどの状態で戦うことができていた。それが……過去に一度も経験したことがない一瞬の出来事で、全てが台無しになった。あれは自分のミスだ。人為的ミスってやつだよ」

──ミスといえばミスですが、下からのパンチを効かされるとは誰も予想できなかったと思います。

「下からのパンチなんて、子供が殴ってくるようなものだよ。何も効果はない。パンチでKOされたわけじゃない。その前のカカトが見えていなかったからだ。瞬きをして、カカトが見えていなかった。そして勝負は終わった。

母国のファンの前で、敗北を喫したことはこれ以上ないぐらい残念でならなかった。絶対にベルトを守るつもりで戦っていたから。ただし、それも神が自分に与えた試練だろう。タイトルを取った時に戦ったミクル・アサクラは、チヒロ・スズキの2倍は強いファイターだった。それなのにミスをしてチヒロ・スズキに負けた。あのミスから多くのことを学んだ」

──トップを取った時に勝利を確信し、鈴木選手のグラウンドワークを過小評価した部分はありましたか。

「自信過剰だったと言いたいのかい? 正しい指摘だ。スズキの寝技は全く気にしていなかった。あのまま、深く考えなくてもフィニッシュできると思っていた。スズキは下にいたくなくて、そこから逃れるためにあの蹴りを出したに過ぎないのに……そこが一番、勉強になった。油断をしないこと。

しっかりとフィニッシュするために段取りを守って、アドバンテージを失うことなく戦術的に戦う。そう学ぶことができた。だから、あんなミスは2度としない。もう、起こりえない。ああいうことがないように、集中して戦う。より戦術的に戦えるようにトレーニングを積んできた。

リベンジの機会を得ることができれば、勝つのは自分だ。実際、あの試合の時でさえ自分の方が強かった。でも、ミスをしたことでスズキの日になってしまったんだ」

■摩嶋一整戦「ケージは自分にアドバンテージをもたらす」

──再戦の機会を得るためにも、次の摩嶋選手との試合は非常に重要になってきます。そして摩嶋選手は組みが強いファイターです。

「彼の過去の試合はチェックしている。レスリングが好きな選手だ。でも、レスリングなら自分もできる。レスリングもそうだし、打撃も寝技もほとんどの局面で、彼の技量を上回っている」

──アゼルバイジャン大会もケージが使用されていましが、ヴガールが右を当てて、そのままシングルレッグでテイクダウンを奪ったので金網を使った攻防はなかったです。摩嶋選手は壁レス、ケージレスリングが強い選手ですが、その辺りはどのように考えていますか。

「それこそ、ダゲスタンでの練習ではケージでの戦いを想定してきた。ケージで戦うことは、全く問題じゃない。逆にリングよりも、戦いやすい。ケージ使用はマジマでなく、自分にアドバンテージをもたらすに違いない」

──本邦初公開となるヴガールのケージレスリングを楽しみにしています。

「ケージレスリングだけでなく、全てを楽しみにしてほしい。最高に仕上げて、ベストバージョンのヴガール・ケラモフの姿を日本のファンには見て欲しい」

──押忍。承知しました(笑)。では最後にヴガールの再来日を待ち焦がれていた日本のファンの一言お願いします。

「日本のファン、文化、国自体を愛している。日本に戻れることが嬉しくてしょうがない。絶対に良い試合をすることを約束するよ」

■視聴方法(予定)
11月17日(日)
午後1時00分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■ RIZIN LANDMARK10対戦カード

<フェザー級/5分3R>
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)
摩嶋一整(日本)

<バンタム級/5分3R>
昇侍(日本)
芦澤竜誠(日本)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
浜崎朱加(日本)
シン・ユリ(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<フライ級/5分3R>
柴田“MONKEY”有哉(日本)
ヒロヤ(日本)

<フライ級/5分3R>
村元友太郎(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<フライ級/5分3R>
北方大地(日本)
アリベク・ガジャマトフ(ロシア)

<バンタム/5分3R>
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)
山本聖悟(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
加藤久輝(日本)

<バンタム級/5分3R>
白川ダーク陸斗(日本)
マゲラム・ガサンザデ(アゼルバイジャン)

<ライト級/3分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
倉本大悟(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木博昭(日本)
秋元強真(日本)

<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗(日本)
日比野“エビ中”純也(日本)

<ヘビー級/5分2R>
稲田将(日本)
佐々木克義(日本)

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI(日本)
平松翔(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
としぞう(日本)
JIN(日本)

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45 o 鈴木千裕

【RIZIN DECADE】クレベルとの再戦に臨む鈴木千裕「去年の仮はしっかり返させてもらうぜ⚡️」

397: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/11/05(火) 21:04:28.72 ID:QM5Zu+eUH
鈴木千裕がクレベルに勝ったら鈴木千裕アンチがどんな言い訳するのか楽しみだな~♪


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o RIZIN RIZIN49 YouTube 鈴木千裕

RIZIN.49 鈴木千裕「去年できなかった事をやる」

大晦日大会に関する発表記者会見 – 2024/11/05 https://www.youtube.com/live/zilUN2vAN6w?si=UscBKozW6QE_BIjA

元動画

#rizin49 #クレベルコイケ #鈴木千裕

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DEEP o RIZIN YouTube クレベル・コイケ 鈴木千裕

【RIZIN】速報中!大晦日大会に関する記者会見


昨日開催されたDEEPでも大晦日への参戦アピールが続く中、いよいよRIZIN大晦日大会の記者会見が行われます。果たしてサプライズは飛び出すのか。YouTubeの配信をチェックしながら電波と充電の続く限り速報します。

・大晦日は3部構成
・大会名はRIZIN DECADE
・第3部でRIZIN.49を開催する
・チケット価格は現在未定
・鈴木千裕×クレベル・コイケ決定!

発表されたカードは1試合のみでしたが、組むべくして組んだ好カード。ニューフェイスが次々と台頭して群雄割拠のフェザー級ですが、鈴木とクレベルが決着を付ける事でひとつの節目になるのは間違いないでしょう。掛け値なしに楽しみ。

そしてRIZIN10周年を記念して付けられたRIZIN DECADE。10年あっという間。旗揚げ同時に今の状況はとても予想出来ませんもん。大会名に相応しい仕掛けを期待してます。
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【RIZIN】朝倉未来 パンチの変化

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45 MMA MMAPLANET o ROMAN01 ウィル・チョープ 渡慶次幸平 鈴木千裕

【ROMAN01】素手バーリトゥードは渡慶次がウィル・チョープをケージ際の一撃で沈める

【写真】素手による一撃KO。これも浪漫だ(C)MMAPLANET

<R.O.M.A. RULES74.8キロ契約/時間無制限>
渡慶次幸平(日本)
Def.1R1分55秒 by TKO
ウィル・チョープ(米国)

遂に素手VTの試合が行われる。サウスポーの渡慶次が左インローを見せる。ケージを背負ったチョープが右に回る。互いにパンチを出すのは慎重になっているか。チョープの右ミドルを渡慶次が捌いた。左インローを当てた渡慶次に、チョープが左ジャブを見せた。

チョープの右前蹴りをキャッチする渡慶次だが深追いはしない。渡慶次の左インローを受けながら、チョープは前に出てケージ中央へ。チョークが左ジャブを繰り出すと、渡慶次が下がる。ケージに詰められた渡慶次の左ストレート、さらに返しの右フックがチョープのアゴを捉えた。ダウンしたチョープに渡慶次がパウンドを浴びせると防戦一方となり、レフェリーがストップした。

立ち上がってファイティングポーズをとるチョープーー倒されて記憶が飛んでいるのか。マイクを握った渡慶次は「怖い者は嫁だけなんですけど(笑)、今回の試合も全然怖くはなくて。この一戦が決まって、より死を意識する毎日を送るようになって。『あぁ素手で殴られたら、どうなるんだろうだろうなぁ?』というなかで、怖さだけが出てこなくて。僕は道を究めたなって感じます。今日は打撃しかしていないけど、あれだけ寝技が強い相手に如何に勝つかが柔術であり、VTであり、格闘技だと思います。鈴木千裕が『殺す気で殴れ』と言ってきて、実践したら勝てました」と語った。ケージに呼び込み、高谷聡からVTの結果で柔術黒帯を与えられた。「今後は、打撃ありの試合には出ず指導に専念する」とコメントしている。


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45 F1 o RIZIN RIZIN48 鈴木千裕

【RIZIN48】アーチュレッタvsシェイドゥラエフの試合動画が公開

580: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/10/10(木) 19:06:33.45 ID:lwcPQXgi01010
なおきっきの前にシェイさんの試合upは草


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45 DEEP o RIZIN UFC キック ボクシング ライカ 榊原信行 萩原京平 鈴木千裕 高木凌

【RIZIN】萩原京平 2度目の3連敗に追い討ちのDV報道

昨日開催されたRIZIN.48に出場した萩原京平。大会当日に集英社オンラインが萩原が元妻へのDV容疑で今年6月に大阪府警に逮捕されていたと報じました。記事によると、元妻が暴力を受けたとして被害届を提出した事を受けて逮捕。その後、示談になって釈放されたものの、示談金は支払われていないとの事。

真偽の程は別にして、この手の週刊誌報道やゴシップ記事には何度も嫌な思いになってきただけに複雑な心境。確かこの件は結構前にSNSを賑わせていましたよね。それを萩原が出場するRIZIN.48の大会当日に記事の配信をぶつけてきた事にも作為的なものを感じます。最も萩原への関心が高まってアクセス数が取れるタイミングを狙ったのでしょう。

もし、記事が事実だとすれば、示談になっているものの、現役の格闘家が元妻に暴力を振るって逮捕されたというのは何ともショッキングな話題。他のプロスポーツで同様の事件が起こったら、所属チームや運営側が事実確認の上で何らかの処分を行いそうですが、RIZINは特にお咎めなしの模様。

記者会見で榊原信行CEOはこの件について「たぶん言い分はそれぞれにあると思うので、それがどう推移をして…法律にのっとった国のルールがあるんで、そのルールの中で、どういう結論になるかによって萩原選手とどう向き合うかということだろうと思う」と事態の推移を見守るとしています。果たしてこの対応がいいのか悪いのか。判断は分かれるでしょう。
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また、萩原も一夜明けて自身のインスタを更新。「正当な手段で何も出来なかったメンヘラ女の被害者妄想劇にこれ以上関わりたくないんで何を信じるかは自分自身で決めてください」とストーリーに投稿。今回の報道と元妻の対応に納得がいっていない心境を吐露しました。

「メンヘラ女の被害者妄想劇」。。。なんでまた相手方を刺激する過激なワードをチョイスするのかと。。。一般市民からすれば、信じるも何も今ある情報だけでは判断がつかないというのが正直な感想。SNS上で言った言わないになれば泥試合になるのは確実なだけに、SNSではスルーして毅然とした対応を取ればいいのに。。。萩原の対応には不安を感じます。

そして外野の動きはさておき、もっと不安を感じたのは萩原の昨日の試合運び。高木凌を相手にカーフキックを効かせたまではよかったものの、高木の片足タックルで簡単にテイクダウンを許すと、立ち上がり際にバックを奪われ、チョークを極められて一本負けを喫しました。

もう何回見たかというほどのお決まりの負けパターン。結果だけ見ると成長してないと思われても仕方ないでしょう。しかも、クレベルや弥益などの寝技師に極められるならまだしも、ストライカーの鈴木千裕や高木にも一本取られるから余計に切なさを感じます。

2022年からの3年間での戦績は1勝6敗。UFCなら即リリースされてもおかしくない戦績ですが、榊原CEOは「これ以上、恥をかきようはないんだから、最後ベルトを巻いてやろうと長南にすべてを託すつもりでやったほうがいい。人気が先行しているが恥をさらしながらも戦い続けて欲しい」と温かく見守る事を明らかにしています。

プロとしての色気もあって、勝ちっぷりも派手。チケットも捌ける貴重な存在なのはわかりますが、ここまで結果が出ていないのにチャンスが回ってくるのはさすがに違和感を感じます。もっと他の選手にチャンスを上げてほしいし、やってる本人もさすがに引け目を感じるんじゃないかなと。

それなら心機一転DEEPから再起を図るとか、得意の打撃を活かすためにRISEやKNOCK OUTやシュートボクシングに参戦して立ち技にチャレンジするとか、起爆剤となるような動きをした方がプラスになるのではないでしょうか。会場で萩原に寄せられる声援の大きさを見ても、ファンの支持率が高い事は明らか。それだけにRIZINに固執せず、一皮剥けて這い上がってくる事を期待しています。
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45 AB ABEMA ACA MMA MMAPLANET o ONE PRIDE RIZIN RIZIN48 Special TOP BRIGHTS UFC   カルシャガ・ダウトベック キック ボクシング 朝倉未来 木下カラテ 松嶋こよみ 鈴木千裕 関鉄矢

【Special】アジアの猛者たち─03─RIZIN48木下カラテ戦へ、カルシャガ・ダウトベック「王者になるため」

【写真】尋ねられたことを、ストレートに答える。朴訥感満載のダウトベックだった (C)MMAPLANET

29日(日)、さいたま市さいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN48の第1試合でカルシャガ・ダウトベックが、木下カラテと戦う。
Text by Takashima Manabu

UFC、RIZIN、北米フィーダーショー、日本のプロモーションと世界中のMMAを見渡してみると、明らかにアジア勢が台頭しつつある。もちろん、アジアといっても広い。その勢いの中心は東アジアではなく、中央アジアだということも百も承知だ。MMAPLANETでは6月から日本人ファイターと肌を合わせた経験がある──あるいは今後その可能性が高いアジアのファイター達にインタビューを続けてきた。

お蔵入り厳禁。題して「アジアの猛者たち」──第3弾はキルギスからカルシャガ・ダウトベックのインタビューをお届けしたい。

木下との対戦が決まる前に、5年9カ月振りのRIZIN再出場を果たしたダウトベックは、それまでの日々とこれからについて何を語っていたのか。そして、シラット世界王者という肩書の真実や、カザフスタンでの格闘家生活等、カルシャガ・ダウトベックの真実とは。


──朝倉未来選手に敗れた2018年以降、5年を経てRIZINにカムバックでき、どのような気持ちでしたか。

「ミクル・アサクラに敗れた時、RIZINではどういう風に戦わないといけないのかを学習できた。あれ以来、自分のパフォーマンスが向上することに努め、日本で戦う機会が再び訪れるのを待っていた。必死に練習をしたんだ。

その甲斐があって4月にRIZINからオファーがあった。試合の2カ月前だね。当然、何も疑うことなく試合に応じたよ。5年も待ったのだから、本当に嬉しかった。そのためにスキルに身に着けて戦ってきた。ずっとRIZINで戦いたいと思っていたのは、ただ試合をするためでなくチャンピオンになるためだ」

──では前回の関鉄矢選手との試合のパフォーマンスは、どれだけ満足できましたか。

えげつないボディショットだった(C)RIZIN FF

「まず、あの機会を与えてくれたRIZINに改めて感謝の意を表したい。

もちろん、勝てたことは嬉しい。ただKO勝ちすることがゴールでなかった。自分としては、とにかく勝ちたいと思っていたんだ。それが初回KO勝ちになっただけで」

──ではKO勝ちというのは、期待以上の成果だったわけですか。

「キャリア15勝のうち13回目のKO勝ちだから、それが期待以上のモノとは言わない。でも、どの試合でも自分の目標はハードトレーニングの成果を見せて勝利を手にすることなんだ」

──その結果がKO勝ちなのですね。ところでRIZINにカムバックを果たす前にTOP BRIGHTSで松嶋こよみ選手をKOしました。あの勝利こそ、RIZIN復帰のきっかけになったと思われます。

「コヨミ・マツシマのことを軽視することは決してなかった。彼はONEチャンピオンシップで戦っていて、世界王座に挑戦までしているファイターだ。だからこそ、試合に勝てるようにしっかりと準備をしてケージに上がった。彼のようなグッドファイターから、望み通りの勝利を手にすることができて本当にハッピーだったよ。

あの勝利がRIZINに戻ることできる一つの理由になったことは確かだろう。同時にずっとマネージャーがRIZINで再び戦えるように交渉を続けてくれたことも大きい。彼がやり遂げてくれたことに凄く感謝している」

──そして迎えたRIZIN再登場で、大きなインパクトを残しました。その一方で、我々はまだカルシャガのことをそれほど知っているわけではありません。これまでの戦いの軌跡等を今回は尋ねさせて頂きたいと思っています。まず、カルシャガにとって最初に経験したコンバットスポーツは何だったのでしょうか。

「まず、子供の頃からストリートファイトを日常茶飯事のように続けていた。自分でいうのもなんだけど、問題児だった。喧嘩に明け暮れていたんだけど、近所にボクシングのコーチが住んでいて。彼からボクシングの練習に誘われたんだ。それから、ずっとコンバットスポーツに没頭してきた」

──ボクシングとMMAの両方を始めたのですか。

「ボクシングは2009年から始めて、2013年までやっていた。そして2015年からMMAを始めたんだ」

――その1年間のブランクは?

「生活をするために働いていた。ボクシングではカザフスタン王者に3度就き、カデット世界大会でも勝った。でもジュニア・レベルのアマチュアボクシングでは、食っていくことはできないからね」

――ボクシング王国であるカザフスタンですが、カルシャガはプロボクサーになろうとは?

「カザフスタンでは当時、プロボクシングは盛んでなくて、MMAは対照的に人気がうなぎ登りだった。コンバットスポーツから離れていた時期に、今のコーチの1人が『お前はスポーツをして生きていくべきだ』とMMAジムに誘ってくれて……その言葉で、MMAでやっていこうと専念するようになったんだよ。カザフスタンでMMA人気が高まっていたから、行動に移すことができた」

――ボクシングからMMAに転じて、一番苦労した部分はどこでしょうか。

「それをいえばMMAに転じて8年経つけど、今でもMMAは簡単ではないよ。それだけ、自分には伸びしろが残っていると思っている。キックボクシング、ムエタイ、レスリングを今も学び続け、自分のMMA力を高めている状態なんだ」

――そのなかで2017年にシラット世界王者になっているという話ですが、MMAに転じた翌年にシラットの大会に出るというのはどういう理由があったのでしょうか。

「シラット・ワールドGP2017のことだね。自分が出たシラットのトーナメントは、顔面パンチも許されたMMAに似たルールだった。ハードな戦いで、MMAで戦うための良い準備になったよ」

――防具をつけて、蹴り中心で顔面パンチなしのシラットではなく、MMAルールに酷使したルールセットがシラットにあると!!! 

「シラットには型もあるし、アマチュアの試合は顔面を殴ることは許されていない。でもグランプリはプロの試合で、MMAとの違いはケージでなく、マットで行われたことぐらいだ」

――勉強になりました。そのシラットの経験もあり、MMAファイターとして活動を開始しましたが、改めてRIZINから声が掛からなかった間、北米のメジャーリーグを目指すという選択はなかったですか。

「ミクル・アサクラに敗れた後RCC、ACAでも試合をした。地元のAlash Prideでもレベルの高い相手と戦うために、厳しいとレーニングを自らに課してきた。結果、ケガも多く休養が必要な時間も長かった。体を休めるために、北米の団体で戦うという機会はなかった。今はRIZINにチャンピオンになることが、唯一の目標だから北米の組織から声が掛かっても戦うことはないだろう。とにかくRIZINでチャンピオンを目指す」

――RIZINフェザー級チャンピオン鈴木千裕選手の印象を教えてください。

「スズキは素晴らしいファイターで、僕のようなノックアウト・アーチストだ。ただスズキ云々ではない、特に彼のことを気にしているわけではないよ。自分のターゲットは誰だろうが、ベルトを巻いている人間だから」

――とはいえ鈴木千裕選手はボクシングマッチが予定されていたり、なかなか王座防衛戦まで時間が空きそうです。

「ボクシングを戦っても、彼は失うモノはない。そしてメディアの注目を集めるのだから、良い機会になる。それに今すぐタイトルに挑戦できなくても、もう1試合戦ってチャレンジャーに相応しい力があることを証明するだけだ。その時がくれば、スズキは僕の挑戦を受けるしかないのだから。今はその資格を得るために、実力をつける時間だと思っている」

──タイトル挑戦権を手にするために、倒すべき意中の相手はいますか。

「RIZINフェザー級はタフな選手が揃っていて、特にトップ5のファイターが手強い。ただ、そのなかで誰か個人をフォーカスするということはない。RIZINから試合を組まれた時、初めてその相手にフォーカスする。価値ある相手を当てられ、その試合で勝つためにハードな練習をして準備したい」

──カザフスタンのカルシャガ、ウズベキスタンのノジモフ、キルギスのシェイドゥラエフと僅か2カ月の間に中央アジアのファイターがRIZINで急激に存在感を増しました。この中央アジアのファイターの間では、どの国が中央アジアで一番かというライバル意識はあるのでしょうか。

「もちろん、ライバル心はある。同じ地域というだけでなく、同じイスラム社会のなかで誰もが、今のカザフスタンのようにトップになりたいと思っている。とにかく試合機会を得た中央アジアのファイターは、良いパフォーマンスを見せている。RIZINに限らず、世界のメジャーシーンでも中央アジアのファイターが続々と進出を果たすだろう。我々の住む地域では凄い勢いでMMAが発展しているから、国内大会のレベルも凄く高い。それだけ新しい才能ある選手が中央アジアから育つことは間違いない」

──既に中央アジア旋風は世界のMMA界で巻き起こり始めたという見方もできます。カルシャガ、今日は過去のキャリア、中央アジアの現状と色々と教えていただきありがとうございます。最後に日本のファンにメッセージをお願いできないでしょうか。

「少しでも早く日本に戻って、皆が喜ぶ試合をしたいと思っている」

■RIZIN48視聴方法(予定)
9月29日(日)
午後2時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

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o RIZIN YouTube 神龍誠 芦澤竜誠 鈴木千裕 鶴屋怜

【クレベル】鈴木千裕に鬼ギレ【くるみ】RIZIN離脱を示唆か【ケイトロータス】JTT行かない発言【芦澤竜誠】滝沢ガレソ砲の巻添えに【神龍誠セコンド】あの発言への批判に弁明【鶴屋怜】炎上【ジョビン】など

【参考にさせていただいた動画】



【タップアウトTV インスタ】
https://instagram.com/tapout.tv?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==

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2:53 あの選手、やはりただ者ではない
6:13 鶴屋怜、容姿イジりでプチ炎上
6:58 神龍誠 陣営、試合後の発言に批判が集まり弁明
8:55 ケイトロータス「JTT は行かない」と言うも…
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