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BELLATOR DEEP MMA o RIZIN ROAD FC UFC にっせー キック ボクシング ムン・ジェフン 中務修良 中村大介 伊藤裕樹 修斗 大島沙緒里 宮城友一 山本空良 渡慶次幸平 藤田大和 鈴木千裕 鈴木博昭 須田萌里

RIZIN.36:13カード発表。朝倉海は4戦4勝の韓国人ファイターと。元修斗王者BJが復帰。

バンタム級(61.0kg)5分3R
朝倉 海(トライフォース赤坂)
ヤン・ジヨン(韓国)

「元UFCやBellatorの選手と」対戦させたいという話だった朝倉海の相手はROAD FCからの刺客。キャリアはわずか4戦で、ここまでの相手も3戦以内のルーキー対決のみ。せめて1戦中堅クラスの選手と当てて勝ってからなら良かったが。ミスマッチ。ROAD FCからの刺客なら、朝倉海と1勝1敗のムン・ジェフンに2勝1敗で勝ち越しているバンタム級王者のキム・ミンウとの試合が見たかったが、すでにROAD FCを離脱し、来週のRoad to UFCバンタム級トーナメントに出場する。

フェザー級(66.0kg)5分3R
平本 蓮(THE PAN DEMONIUM/ルーファスポーツ)
鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)

平本3戦目の相手は元シュートボクサーの鈴木に。これまでもグラウンドが苦手なストライカーと組まれてきたが、それでも組まれて劣勢だった。MMA歴で下回る鈴木に組みで負けるようだと、MMA転向後のトレーニングが全否定される。

フェザー級(66.0kg)5分3R
カイル・アグォン(SPIKE22)
山本空良(パワーオブドリーム)

RIZINデビュー戦で鈴木千裕に敗れたヤマケン息子だが、前戦では中村大介に勝利。しかし攻める姿勢が足りず内容ではインパクトを残せず。今回の相手は地味強アグォン。正直厳しいマッチアップ。

▼女子スーパーアトム級(49.0kg)5分3R
山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)
大島沙緒里(AACC

47歳山本美憂RIZINでは浅倉カンナに勝っている大島との対戦。

▼女子スーパーアトム級(49.0kg)5分3R
にっせー(チームにっせー/アローズエンタテインメント)
須田萌里(SCORPION GYM)

▼54kg契約 5分3R
砂辺光久(reversal Gym OKINAWA CROSS×LINE)
中務修良(NO MAD)

▼フライ級(57.0kg)5分3R
村元友太郎(ALIVE)
BJ(ワイルドシーサー沖縄)

▼フライ級(57.0kg)5分3R
藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)
曹 竜也(氷ヲ刻メ/池田道場)

▼フライ級(57.0kg)5分3R
伊藤裕樹(ネックス)
宮城友一(キックボクシングDROP

▼ライト級(71.0kg)5分3R
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
岸本篤史(BRAVE)

▼71.0kg契約
タナー・ロレンツォ(琉球ファイトクラブ
Orihey(糸満MMA

一方または双方が沖縄出身・ゆかりのご当地マッチ。驚いたのが元修斗バンタム級(56kg)王者BJの復帰戦。7年ぶり・43歳で現役バリバリの村元と対戦という厳しいマッチメイク。

カードのクオリティは前回の沖縄大会を踏襲。マニア的には翌週のDEEP TDC大会の方が受けが良さそう。

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CORO DEEP DJ.taiki MMA o UFC   パンクラス 伊藤裕樹 修斗 神田コウヤ 神龍誠 福田龍彌 藤田大和 誠悟

『DEEP 107 IMPACT』試合結果


第8試合 DEEPフライ級王座統一戦 5分3R
○神龍 誠(神龍ワールドジム/王者)
×藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We/暫定王者)
3R 0’53” フロントチョーク
※神龍が王座統一および初防衛

第7試合 DEEPバンタム級暫定王者決定戦 5分3R
×DJ.taiki(パンクラスイズム横浜/元DEEPバンタム級王者)
○CORO(K-Clann)
判定0-5 (橋本27-30/松宮28-29/田澤26-30/豊永28-29/柴田28-29)
※COROが暫定王者に

第6試合 フェザー級 5分3R
○神田コウヤ(パラエストラ柏)
×青井 人(BLOWS)
3R 2’25” TKO (レフェリーストップ)

第5試合 58.5kg契約 5分3R
○福田龍彌(MIBURO/元修斗世界フライ級王者)
×ビョン・ジェウン(韓国/フリー)
判定3-0 (柴田30-27/松宮30-27/福田30-27)

第4試合 フライ級 5分3R
○伊藤裕樹(ネックス)
×関原 翔(K-PLACE)
判定3-0 (柴田○28-28/植松29-27/松宮29-28)

第3試合 ライト級 5分3R
○小金 翔(フリー/ZSTライト級王者)
×ケンヤスキー(ALIVE沖縄/SHIMAZILIANS)
2R 0’49” ヒールフック

第2試合 メガトン級 5分2R
×誠悟(AACC)
○稲田 将(ISHITSUNA MMA)
1R 4’58” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 フライ級 5分2R
×島袋チカラ(CORE)
○風我(フリー)
判定0-3 (内田17-20/豊永18-20/松宮18-20)

オープニングファイト バンタム級 5分2R
○山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト)
×小原 卓(CORE王子豊島)
判定3-0 (田澤20-18/豊永20-18/松宮20-18)

 5月8日に後楽園ホールで開催された『DEEP 107 IMPACT』の試合結果。メインイベントのフライ級王座統一戦は正規王者の神龍誠が暫定王者の藤田大和に3Rフロントチョークで勝利し王座統一&初防衛。バンタム級暫定王者決定戦はCOROがDJ.taikiに判定勝ちしています。続きを読む・・・
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DEEP DEEP107 MMA MMAPLANET o UFC キック 神龍誠 藤田大和

【DEEP107】神龍誠が藤田大和にニンジャチョークを極めてフライ級王座統一「UFCオファー待っています」

【写真】神龍の一瞬のチャンスをモノにする力はズバ抜けている(C)MMAPLANET

<DEEPフライ級王座統一戦/5分3R>
神龍誠(日本)
Def.3R0分57秒 by ニンジャチョーク
藤田大和(日本)

サウスポーの神龍が、いきなり左フックを放つ。藤田がローからミドルへ。神龍の右サイドキックをすくい上げた藤田がトップを狙うも、神龍がスクランブルから立ち上がった。藤田の右ストレートをかわした神龍がパンチを返す。藤田は右ミドル。右ストレートから神龍の足をキャッチし、グラウンドに持ち込む。神龍はスクランブルへ。藤田がガブってから離れた。藤田が蹴り足をキャッチして右ボディストレートを当てる。藤田の右インローを受けたあと、神龍がシングルレッグで飛び込み、ケージ際で藤田に尻もちを着かせた。

藤田の左足を抑えた神龍、ボディロックで引き、立ち上がり際に右サッカーボールキックを狙った。藤田も立ち上がる。神龍はパンチ、互いに蹴りを出し合う。藤田の右インローが当たる。神龍の左ストレートをかわした藤田が左フック、神龍の蹴りをかわした藤田がグラウンドに持ち込むも、神龍が下から三角を狙った。すぐに立ち上がった藤田。組んだ神龍がそり投げでテイクダウンし、立ち上がって藤田の顔面へ右のサッカーボールキック、さらにパウンドを打ち込んでいった。

2R、藤田が左ジャブを突き、右ミドルを打ち込む。神龍も左インローを放っていく。藤田の右ハイを食らいながらキャッチした神龍がグラウンドへ持ち込んだ。フルガードの藤田にパンチを打ち込む神龍。藤田も下からパンチを返しながらガードワークで凌ぐ。神龍のパスに対し、ケージ際まで下がった藤田がフックガードになるも、神龍が足を一本越える。ハーフガードの藤田に、右ヒジを落とす神龍。藤田の右腕を取ってキムラを仕掛けるが、腕を抜いた藤田がケージ際でパンチを連打。フックを食らった神龍だが、ダブルレッグで組んでいく。

離れた藤田に再び組みつき、バックを狙う神龍。ケージ際で正対した藤田が、左腕を差し上げて神龍をケージに押し込む。しかし神龍が差し返して、体勢を入れ替えた。藤田の足を踏み、削る神龍。小外刈りからシングルレッグに切り替えた神龍が、尻もちを着いた藤田の顔面に左の拳を当てていく。藤田もボディへパンチを返す。残り10秒で両者が立ち上がった。

最終回、神龍は右の関節蹴り。距離が詰まると、藤田がボディを連打するが、神龍が首相撲からヒザを突き上げる。そのままケージに押し込んだ藤田の首を取った神龍が、ニンジャチョークでタップを奪った。

王座を統一した神龍は、「次は世界で戦いたい。UFC、オファーを待っています」と宣言した。


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DEEP DEEP107 MMA MMAPLANET o 倉本一真 神龍誠 福田龍彌 藤田大和

【DEEP107】神龍誠とフライ級王座統一戦、藤田大和「休む前のほうが強かった。以前のほうが速かった」

【写真】世界を目指すことができるチャンピオン同士の対戦を前に藤田が何を語ったか (C)SHOJIRO KAMEIKE

8日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP107でフライ級正規チャンピオン神龍誠と暫定チャンピオン藤田大和が王座統一戦を行う。
Text by Shojiro Kameike

この試合は当初、2月26日に行われる予定であったが、神龍が新型コロナウィルスに感染し、体調不良のため今大会へ延期されていた。これまで自身の王座に暫定の2文字がついていたことに不満を述べていた藤田は、この延期と今回の試合について、どのように考えているのか。対戦相手である神龍の復帰戦と現在、そして自身の成長まで語ってくれた。


――試合を4日後に控えてのインタビューとなります。すでに顔も引き締まってきています。

「練習は終えて、あとは打ち込みで動きを確認するぐらいの状態ですね。体重もしっかり落ちてきています」

――もともと今回の王座統一戦は今年2月26日に行われると、昨年11月末には発表されていました。それが2月上旬に、神龍選手が新型コロナウィルスに感染したため5月8日大会にスライドされることが決定したという経緯があります。藤田選手が試合の延期を聞いたのは、いつ頃のことだったのでしょうか。

「正式決定を聞いたのは、発表される直前だったと思います。ただ、選手間の噂レベルでは(神龍が)コロナに感染したという話が聞こえてきていました。その時点では、まだ試合が延期になるかどうかは分からなくて。僕としては、試合はやるんだろうなと思っていましたけど……」

――その結果、試合の延期が正式決定された時は……。

「やっぱりか、というぐらいの気持ちでした。噂レベルで聞いた時から、もしかしたら試合がなくなるかもしれないという覚悟はあったので。主催者からも事前に聞くことはできていましたし。そもそもコロナ禍のなかでは仕方ないことですしね。ただ、自分としては試合をやりたかったなという気持ちは大きかったです」

――特に藤田選手が待ち望んでいた王座統一戦でした。

「そうですね。延期になっても練習は休まずにやっていましたけど、正式決定を聞いてから1~2日ぐらいは気持ちが入らなかったです。でもすぐに立ち直ることはできました」

――その時点で通常の練習も一度落ち着くものなのでしょうか。

「いえ、僕というかMe,Weは普段から試合前のような練習が多いんですよ。だから試合が延期されても練習量が減ることはないですね。あとは体重と気持ちの調整ぐらいで」

――同じMe,We所属の倉本一真選手からお聞きしましたが、1週間ぐらいのスパンで練習メニューが組まれ、毎週末が試合のような練習スケジュールをこなしているそうですね。

「アハハハ、そうなんです。めちゃくちゃキツいんですよ……(苦笑)」

――では改めて、神龍選手の印象についてお聞かせください。昨年10月に行われ、判定勝ちを収めた福田龍彌選手との復帰戦は、どのような感想を持っていますか。

「途中までは福田選手が勝つのかなと思っていましたけど、最終回にダウンを取って、これは判定勝ちだなと。でも採点を見ると、フルマークもあったじゃないですか」

――採点はジャッジ3者がそれぞれ30-26、30-27、29-28とつけていました。

「アグレッシブに攻めていたのは、誠君だったと思います。それでもフルマークは不思議な気もして――彼が苦戦したことは間違いないですよね。それも復帰戦だから仕方ないのかな、とは思いましたけど。それでも最後に明確なダウンを取ったのは、さすがでした」

――あの試合の流れで最後にパンチを当ててダウンを奪えるのが、神龍選手の強さなのだろうと思います。一方、あの試合を点ではなく線として捉えた場合……以前の試合と比較すると、印象は違いますか。

「それは……休む前のほうが強かったですよね。特にスピードに関しては、以前のほうが速かったと思います」

――それは藤田選手の中で想像していた範囲でしたか。それとも想定外のことだったのでしょうか。

「あの試合については、福田選手が勝つんじゃないかと予想していました。復帰戦で、こんなに強い相手を当てて大丈夫なのかなって。福田選手はキャリアもあるし、平良(達郎)選手に負けたとはいえ、平良選手が強いチャンピオンでしたからね。それだけ強い選手と、いきなり復帰戦で対戦するのは、危ない橋を渡るなぁと思いました。でも、その福田選手に勝ったのは、さすがです」

――ということは、神龍選手に勝利した福田選手と対戦する可能性もあると考えていましたか。

「それはあると思っていましたね。複雑な気持ちでした(苦笑)」

――結果は神龍選手が福田選手に勝利し、そのまま王座統一戦という流れになりました。ちなみに神龍選手に取材オファーを出したところ、今回は試合に集中したいとのことで、辞退の返答がありました。これについては、どう思いますか。

「あまり喋りたくないんですかね……。どうなんだろう? 僕としては特に気にならないです」

――まず福田選手との試合の内容を見て、神龍選手に勝つ道筋も見えたのでしょうか。

「そうですね……見えたものもあるし、以前よりも強くなっている部分もありました。ただ、あの試合だけでは分からないですよね。誠君も試合までに仕上げてくるでしょうし。そこは彼がどうこうではなく、自分次第でもあるので」

――では福田選手との試合前から、つまり休む前の神龍選手に対しては、どのような印象を持っていましたか。

「グラップラーですよね。動きが速いし、止まらない。試合では常に動いている印象でした。でも対戦したら……という感じでは見ていなくて、具体的に考え始めたのは僕が暫定王座を獲得してからです。

彼もそんなに試合をしていなかったですし。中村優作さん(2019年12月、神龍が判定勝ち)や伊藤盛一郎君との試合(2020年8月、神龍がギロチンで勝利)は、そういう意識では見ていなかったですね。だから意識して見たのは、前回の福田選手との試合ぐらいです」

<この項、続く

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DEEP DEEP JEWELS37 KINGレイナ MMA MMAPLANET o Te-a UFC パンクラス 杉山しずか 東よう子 藤田大和

【DEEP JEWELS37】KINGレイナとフェザー級王座戦、東ようこ─02─「負けたら傷口に塩を塗ってくる子」

【写真】昨年6月のKINGレイナ戦後、息子さんも一緒に恒例の記念撮影。前回、セコンドに就いていた藤田大和と杉山しずかも8日は大勝負を迎える (C)MMAPLANET

8日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP JEWELS37で、フェザー級王座を賭けてKINGレイナと対戦する東よう子のインタビュー後編。

前編では再戦に向けて、東に前回の試合を振り返ってもらった。この後編では、そんな初戦から見えてきたもの――さらに自身が成長してきた部分を語ってくれた。前回、KINGレイナに勝ったことでたどり着いた初のタイトルマッチで、東は何を見せてくれるのか。


――KINGレイナ戦の内容については、やはり東選手の左ジャブが目立ちました。過去の試合ではパンチを出すことはあっても、そこまで左ジャブを突くという印象がなかったので、意外な一面でもありました。

「それまでの試合も、ずっと左ジャブは意識していました。でもKING戦では、以前よりも左ジャブで距離を取ろうとは意識していたと思います。もともと私は、自分から前に出ていくタイプだったんですよ」

――これまでの試合では、フックを振りながら前に出て、組んでケージに押し込む場面が多かったと思います。

「でもKINGレイナ戦に向けて、プレッシャーをかけられて自分が下がった時の展開を練習していました。その練習がなかったらKING戦でも私が下がったところに打撃を食らって、やられていたと思います。実際の試合では下がっても、ケージを背負ってもサークリングで対応することができました」

――結果、東選手にとっても新しいスタイル……自分の可能性を確認できた試合だったのではないでしょうか。

「私、柔道の時は寝技が苦手だったんですよ。MMAをやり始めてから、グラップリングや柔術の練習を通して、寝技って楽しいなって感じるようになって。だから、もともとの柔道のスタイルを考えると、打撃で展開を作っていくほうが自分に合っているんじゃないかと思いました。今でも柔道出身のMMAファイターって、組んで投げてからヘッドロックのような形で抑えるっていう選手が多いじゃないですか」

――そうですね。結果、首を抜かれてバックを奪われるというパターンがよく見られます。

「でも柔道って、立ち技から始まるんですよね。MMAも立ち技から始まるので、自分としてもその部分を鍛えていきたいです。やっぱり打撃のレベルを上げないと、世界では勝てないなって思うので。たとえばパンクラスで、意味が分からないぐらい打撃が強いブラジル人選手を呼んでくるじゃないですか」

――意味が分からない(笑)。パンクラスでストロー級QOPになりUFCと契約したヴィヴィアニ・アロージョは、そのタイプですよね。

「そういう選手を見ていると、やっぱり世界の打撃って凄いなって思います。結構ブンブン丸なのに当たるし。でも、そういう選手を見たおかげで、自分も打撃のレベルを上げないといけないと思っていました。

あと柔道って、姿勢を正して掴みに行くことが多い競技なんですよね。だからレスリングのテイクダウンに慣れないところもあって」

――姿勢を正して道着を掴みに行く柔道と、道着のない相手を掴みに行くレスリングでは、構えからして異なりますよね。特に足を取りに行く動きは、柔道ではあまり無いものですし。

「そうなんです。だから世界で戦うためにはMMAの立ち技、打撃とレスリングをもっと鍛えていかないといけないと思います。

KING戦でも、ジャブを突きながら組みで足を触ることができたら、もっと展開が違っていたんだろうなって。それは試合後、メチャクチャ反省しました(苦笑)。そう考えると、KINGレイナ戦を経験して、いろんなものが見えてきたと思います」

――いろんなものが見えてきた前回の試合から11カ月、東選手の中ではどの部分が、どのように成長してきたのでしょうか。

「さっき言った、下への攻めですね。前回の試合で自分がやりきれなかった分、ここ数カ月で詰め込んできました。あとは至近距離でも打ち合えるように練習しています。KING戦で出していたのは、遠い距離からの左ジャブだったので。そうやって自分に足りなかったものを埋めています」

――では反対にKINGレイナ選手については、この11カ月間で変化は見られますか。

「Te-a戦(昨年12月、KINGレイナが腕十字で一本勝ち)では、以前のように強いフックを振ってから組むというスタイルで戦っていましたよね。そうやって以前の勢いを取り戻してくるのかな、とは思います」

――それを踏まえて、再戦はどのような試合になると考えていますか。

「前回は確実に勝つという作戦で、3Rまで戦いました。そこで1回試合をしていることもあって、再戦では本当の意味で白黒がつくんじゃないかと思います。1Rでも2Rでも3Rでも、しっかりと決着をつける形で試合を終わらせたいですね」

――ちなみに、東選手は勝利した試合では息子さんをケージの中に呼び入れています。お子さんは前回の試合で勝利したことについて、どのように言っていますか。

「友達とごはんを食べに行くと、『ママはKINGレイナに勝ったんだよ!』と言っています。今回のタイトルマッチが決まってからも、『前はママが勝ったんだから!』って……。本人も、あの試合で勝つというのが、どういうことか分かっているみたいです。だから再戦も勝たないと――」

――勝たないと……?

「何を言われるか分からない。負けたら私の傷口に塩を塗ってくる子なので(笑)」

――アハハハ。しかし勝って、そんなことも無くなりましたか。

「はい。そういう子供の言葉は、素直に嬉しいです。だから次の試合も、親の威厳を保つために勝ちます。勝って――あの子にもベルトを巻いてあげたいですね」

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o RIZIN YouTube イリー・プロハースカ カリッド・タハ ブルーノ・カッペローザ マネル・ケイプ 北岡悟 堀口恭司 日沖発 村田夏南子 浜本キャット雄大 矢地祐介 藤田大和 黒部三奈

RIZIN 衝撃KO集 30連発【1】/ 堀口恭司/那須川天心/朝倉未来 / 30 Knockouts

▶KO集シリーズを近日中に多数UPしますのでぜひ登録お願いします。
00:00 堀口恭司 vs イアン・マッコール
00:31 五味隆典 vs メルビン・ギラード
01:04 朝倉海 vs 才賀紀左衛門
01:20 朝倉未来 vs 日沖発
01:30 石渡伸太郎 vs ケビン・ペッシ
02:07 那須川天心 vs 浜本キャット雄大
02:38 ミルコ・クロコップ vs 高阪剛
03:47 堀口恭司 vs ガブリエル・オリベイラ
04:13 浅倉カンナ vs マリア・オリベイラ
04:30 RENA vs アンディ・ウィン
04:52 カール・アレブレックソン vs ワジム・ネコフ
05:10 那須川天心 vs 藤田大和
05:43 北岡悟 vs ディエゴ・ブランダオン
06:15 堀口恭司 vs 石渡伸太郎
06:46 山本美憂 vs アイリーン・リベラ
07:20 五味隆典 vs 矢地祐介
08:16 堀口恭司 vs マネル・ケイプ
08:45 イリー・プロハースカ vs カール・アレブレックソン
09:27 浅倉カンナ vs RENA
10:04 ジェイク・ヒューン vs イリー・プロハースカ
11:09 大塚隆史 vs カリッド・タハ
11:28 村田夏南子 vs ランチャーナ・グリーン
12:06 那須川天心 vs 中村優作
12:55 真珠・野沢オークライヤー vs チェルシー・ラグラース
14:02 ミルコ・クロコップ vs ロッキー・マルティネス
14:40 RENA vs アイリーン・リベラ
14:57 イリー・プロハースカ vs ブルーノ・カッペローザ
16:04 オニボウズ vs トップノイ・タイガー・ムエタイ
16:19 ディエゴ・ブランダオン vs ダロン・クルックシャンク
16:52 黒部三奈 vs 浜崎朱加

▶元動画

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那須川天心 KO集【 RIZIN 那須川天心 KO集 切り抜き 】

那須川天心 KO集【 RIZIN 那須川天心 KO集 切り抜き 】
を、ご視聴いただきありがとうございます!

■目次
00:00 那須川天心 vs. 浜本雄大
01:15 那須川天心 vs. 藤田大和
01:50 那須川天心 vs. 中村優作
02:48 那須川天心 vs. 堀口恭司
03:56 那須川天心 vs. M・ブランコ
05:00 那須川天心 vs. フェデリコ・ローマ
05:10 那須川天心 vs. 江幡塁

■視聴後のお願い
高評価・低評価どちらいいので押してもらえると嬉しいです。

・リクエスト
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・ご指摘
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■RIZINとは
RIZIN FIGHTING FEDERATION(ライジンファイティングフェデレーション)は、MMA(総合格闘技)、キックボクシングの試合を開催・運営するフェデレーション(競技会)です。
RIZINという舞台は競技であり、文化であり、娯楽であり、そして観る者に勇気や感動を与え、ときに人の人生すら変えてしまうような感動と興奮をもたらす極上のエンターテインメントを目指しています。

RIZIN(ライジン)というタイトルには、日本古来より伝わる雷(いかずち)の神である「雷神」と、陽が昇る「rise(rising)」という意味が込められ、「最終」「究極」という意味を持つアルファベットの最後の文字「Z」を入れることで、「永遠に昇り続ける、輝き続ける舞台」という目標や意志をこのタイトルに掲げられています。
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCZZ0UGjWsRdM8_5bsqtxYaQ
HP:https://jp.rizinff.com/

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【RIZIN TRIGGER03】金太郎戦へ。金網破壊神=倉本一真─02─「仕留める技はホントにたくさんあるので」

【写真】今週土曜日──どのようなエグさが、見られるか(C)RIZIN FF

16日(土)に東京都調布市の武蔵野の森アリーナにて開催されるRIZIN TRIGGER03で、金太郎と対戦する倉本一真のインタビュー後編。

前編に続き、倉本にケージの使い方について訊くと、新しい事実が次々と浮かび上がってきた。次の試合ではストライカーの金太郎を相手に、どんな壊し方を見せるのか。投神から掌神へ、そして破壊神へと進化する倉本一真のMMAは見逃せない。

<倉本一真インタビューPart.01はコチラから>


――相手がマットに背中を着けている状態で、倉本選手が立った状態からのパウンドを効かせている場面もありました。

「そういえば、ヒザの練習はしていないって言いましたけど、Me,Weでやっていました。ただ、それは対人じゃなくて人形相手なんですよ。そこでパウンドの練習もしています」

――人形というのは……。

「MMA用のダミー人形です。完全に人の形になっていて、投げたりパウンドを打ったりすることができるやつですね。昔のように真っ直ぐな状態ではなく、今のタイプは足も曲がるんですよ。それを使って息上げをやっています。

まずサンドバッグでパンチやキック、次に人形を使ってパウンドで息上げですね。そういうところでヒザの練習もやっています。相手が背中を着いて、僕が立っている状態からのパウンドも。……すみません、実は毎週やっていました(笑)」

――アハハハ、そのメニューを無酸素でやるのですか。

「息上げプラス、フルパワーでやります。毎週金曜日の午前にその練習があるので――明日ですね(※取材は7日(木)に行われた)」

――それだけハードな練習を行う前日の気持ちは……。

「金曜日の朝はキツいなぁ、と思っています(笑)。でも、それを乗り越えたら週末が待っているので。金曜日は夜も練習があるんですけど、その朝練が終われば一週間の終わりが見えてくるなって(笑)」

――そう思えるように練習スケジュールが組まれているのかもしれないですね。

「山﨑さん(剛リバーサルジムMe,We代表)のおかげで、良い練習をさせてもらっています。選手一人ひとりの個性を見て、練習させてくれるんです」

――先日、倉本選手が修斗ジム東京からMe,Weへ移籍することが発表されました。もともとMe,Weで練習し始めたのは、いつ頃のことなのでしょうか。

「僕が修斗で岡田遼選手に負けた(2020年5月にKO負け)後ですね。当時の自分は打撃が全然ダメで、岡田戦の後に藤田大和に相談したことがキッカケでした。

大和とは一緒に自衛隊体育学校にいた時期があるんです。僕はレスリング班、大和がボクシング班で。お互い自衛隊体育学校を離れてからも連絡は取り合っていたんですけど、岡田戦の後に『大和、パンチを教えてくれないか』と相談して、Me,Weに出稽古で行くことになりました。その時に山﨑さんがすごく良くしてくださったんですよ。いきなり出稽古で来た、こんなヤツに対して。それが2020年の6月ぐらいですね。そこから出稽古で、Me,Weにお世話になっていました」

――では、それまでの倉本選手というのは……。

「あの頃、僕はハーレーのカスタムショップで働いていたんですよ。仕事が終わるのが8時か9時ぐらいで、それから練習に行って。だから練習に行くのが週2回ぐらい……正直、1回も行っていない週もありました。仕事で疲れて、もうイイやって。

ずっとレスリングをやっていたし、センスで勝つこともできていて、ちょっと調子に乗っていたんです。でも、そろそろちゃんと練習しなきゃいけないと思って、ハーレーを辞めて鳶に転職したんですよ。鳶は午後5時には仕事を終えることができるので。でも現場は朝が早くて、それもまた疲れ果てて――結局、練習に行かないことがザラにありました。
僕がMMAを舐めていたんです。レスリングと空手をやっていたので、あとは組み技と打撃をつなぎ合わせるだけだろう、って……」

――……。

「修斗ジム東京で練習していた頃は、坂本(一弘)さんには、すごく良くしていただきました。僕がRIZINに出ることになった時も、すぐに坂本さんから連絡を頂いて、効くサッカーボールキックの蹴り方を教えていただいたんです。坂本さんから教えていただくことって、MMAの要所要所で使えるものが、すごく多かったですね」

――これは失礼な聞き方かもしれませんが、修斗時代に投げを多用していたのは、試合を盛り上げること以上に、フィニッシュするためには投げしか選択肢がなかった状態だったのでしょうか。

「そうなんです。あとは大振りのフックとか。根津さんと試合した時(2019年11月、根津優太にKO勝ち)は8回ぐらい投げたんですけど、あれは1回で仕留めたかったのに、何度投げても根津さんが起きて来る。会場も盛り上がっているから、投げ続けたいっていう気持ちもありました。でもそれ以上に、しっかり倒したいと思っていたし、それが当時の僕にできることだったんです」

――なるほど。

「どうやって相手を壊すか、どうやって仕留めるかは常に意識しています。ジムで『これって良くないですか?』って話をしていると、山﨑さんにも『また相手を壊すことばかり考えて……』と言われますね。(笑)。RIZINもIREも、故意に相手をケージに叩きつけるのは反則らしいんですけど」

――相手をケージに叩きつけてKO……そんなことを考えていたのですか!

「ケージに叩きつけはしないですけど、エグいことばかり考えています(笑)。まだまだ新しいケージの使い方はあると思うし、いろいろ考えるのが楽しいですね」

――今後も倉本選手がどんなケージの使い方を見せてくれるのか、楽しみです。

「どんどん強い相手と試合したいです。でも……まだRIZINではヒロ・ヤマニハに負けて、加藤ケンジ選手に勝っただけで、何も証明できていないんですよ。ちゃんと今回の金太郎戦で勝てば、認められるんじゃないかなと思います。RIZINのバンタム級トーナメントで、僕は1回戦負けだったじゃないですか。あの時トーナメントに出ていた選手とも対戦していきたいですね。金太郎選手もトーナメントに出ていた選手なので、それは嬉しいです」

――金太郎選手は、そのトーナメントで注目を浴びた選手です。ファイターとしての印象はいかがですか。

「パンチもハイキックもミドルも強い。打撃が強い選手ですよね。僕も、打撃でも負けないように進化してきました」

――金太郎戦では、どのように相手を仕留めたいと思いますか。

「どの技で最終的に仕留めるかは、試合だからやってみないと分からないです。ただ、スタンドでもグラウンドでも仕留める技はホントにたくさんあるので、自分でも楽しみですね」

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【DEEP CAGE IMPACT in OSAKA 】2年10カ月振り、柴田MONKEY─01─「生活面や練習環境を整えて」

【写真】この間、如何に自分自身を整えてきたのか──は後編で(C)SHOJIRO KAMEIKE

10日(日)、大阪市北区の梅田ステラホールで開催されるDEEP CAGE IMPACT IN OSAKA 2022のメインイベントで、柴田MONKEY有哉が渋谷カズキと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

2019年6月、神龍誠とのDEEPフライ級暫定王者決定戦に敗れて以来、2年10カ月ぶりの試合を行うこととなった柴田。正規王者・神龍の復帰、暫定王者・藤田大和の台頭、そして元修斗王者である福田龍彌の参戦で層が厚くなったDEEPフライ級戦線にまた1人、トップファイターが加わることになる。

そんな柴田が2年10カ月もの間、試合を行っていなかった理由とは? 長いブランクを経て、柴田がファイターとして得たものとは何かを話してくれた。


――2年10カ月ぶりのMMAを戦う柴田選手です。まずは、このタイミングで試合を行うことになった経緯から教えていただけますか。

「2年10カ月……それだけ試合間隔が空いたのは、ずっと自分の練習面や生活面を整えたいという気持ちがあったんです。所属していたBLOWSを離れて、米国に行ってアルファメールで練習したり、イヴォルブのトライアウトに参加したりしながら、チームKIZUNAというジムを立ち上げて」

――そうだったのですか。神龍戦前のインタビューで「負けたら終わり」と発言されていたので、てっきり……。

「あぁ、確かにそう受け取られても仕方ないですね(苦笑)。もちろん、あの試合で負けたら終わりやと思っていました。でもその終わりは引退っていう意味じゃなくて、一旦線引きせなアカンっていうことやったんです。結果は負けて、今のやり方じゃダメなんやなって思ったんですよ」

――なるほど。

「……その前から薄々は感じていたんですけどね。今の練習環境、今の生活環境じゃ良くないなって。理想と現実の違い、そういうものを感じていたんですよ。

神龍戦は、自分の中でも悔いなく挑めました。できることも全部やったんで。でも環境面と生活面で見直せるところはあるなって気づけたので。だから、一旦終わりやなっていう気持ちでした」

――では、この2年10カ月の間どう過ごされてきたのでしょうか。

「まずジムについては、もともと子供だけのチームやったんですよ。それが一般の方も受け付けるようになって、ジム経営にも力を入れたいと思ったんです。

だいたい子供は学校が終わって、夕方から練習に来るじゃないですか。僕は子供が好きやったし、子供の指導を仕事にすることで生活していければ、練習にあてられる時間も増えるかなと思っていて。すると通ってくれる子供の親御さんから『私にも格闘技を教えてほしい』という声が増えてきたんです。これなら大人のクラスもあったらいいなと考えて始めたら、さらに増えていったんですよ。

そうすると、ジムを経営するうえで学ばないといけないことがあるなと思って、基本は毎日強さを維持するために動きながら、いろんな経営の勉強会に参加していました」

――自分のジムを立ち上げたばかりの頃は、練習や試合との両立は難しくなりますよね。

「それでジム創りと同じように、自分の練習環境も整えないといけないなと思って。休む前に海外へ行って、日本の練習環境では足りないものも知ることができました。日本でも自分の練習について、もっとこうしたほうが良いんじゃないかなとか考えて……。そのジム創りと練習環境創りに、だいたい3年ぐらい掛かると思いました。だから3年ぐらいは試合を休んで、しっかり整えていきたいなと考えて今に至ります」

――柴田選手は今年30歳になります。選手として、20代最後の3年間も試合を行わないことに、不安はなかったですか。

「年齢のことは気にしていなかったですね。それよりは今、自分の生活面や練習環境を整えていったほうが後々、自分が強くなることに繋がると思ったので」

――それで神龍戦の後に、試合は休もうと決めたのですね。

「そうですね。でもさっき言ったように、前から理想と現実の違いは感じていたからなんです。違和感というか……1度フライ級からストロー級に落として、越智戦(2018年4月、DEEPストロー級タイトルマッチの越智晴雄戦)で負けたあとにBLOWSを離れたんですよ。そこから3試合したんですけど、3試合の初戦から違和感がありました。

それで1試合目は勝って(2018年10月、鮎田直人にTKO勝ち)、2試合目も勝って(2109年4月、坂巻魁斗に判定勝ち)、3試合目……」

――3試合目が、神龍誠選手の持つDEEPフライ級王座に挑んだ試合でした。

「あの時に勝っていたら、そのまま続けていたかもしれないです。まぁ分からないですけどね、“たられば”になっちゃうので」

――神龍戦は、DEEP王座への3度目のチャレンジでした。以前から柴田選手はDEEPのベルトを獲得することにこだわりを見せていましたが、3度目のチャレンジに失敗したことは、どのように捉えていたのでしょうか。

「う~ん……今思うと、たまたまベルトを賭けた試合の経験が多かっただけで、3回目とかっていうのは気にしていなかったです。ただ、3回とも強い選手に負けた。次はもっとしっかりやらなアカン。強くなるために引っかかっている部分を取り除きたい、という気持ちのほうが強かったので、休むことにしたんですよね」

――この3年間で生活環境と練習環境を整えながら、選手として大きく変わった点はありますか。

「柔術を重点的にやるようになりました。MMAに必要な寝技を学びたいなと思って、カルペディエム芦屋で岩崎正寛さんに教わっています」

<この項、続く>

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【Road FC60】キム・スーチョル✖パク・ヘジン=タイトル戦&リベンジ。山本誠悟も6勝0敗のホープと対戦

【写真】序盤は攻勢だったスーチョルは、初回の一本負けに呆然としていた(C)ROAD FC

韓国のROAD FCが4日(月・現地時間)、5月14日(土・同にテグ広域市のテグ体育館でRoad FC60の開催と対戦カードの発表を行っている。

昨年9月以来、実に8カ月振りのイベントでは前回大会の再戦、Road FCフェザー級選手権試合=王者パク・ヘジン✖キム・スーチョルが組まれた。前回、両者は王座決定戦で戦い左フックでダウンを喫したキム・スーチョルが、パク・ヘジンのギロチンに下っている。


このフェザー級以外にバンタム級もタイトル戦=王座決定戦が組まれた。韓国MMA界の未来といっても過言でなかった完成度の高さを誇るキム・ミンウは、パンデミック発生前の2019年11月を最後に防衛戦を行っておらず、契約満了を迎えて王座返上に。

「長かった」とSNSに投降したキム・ミンウの今後が気になる一方で、彼の返上したベルトを賭けて5月大会ではムン・ジェフンとジャン・イクファンが戦うことになった。

ともにキム・ミンウに敗れている元タイトル・コンテンダーで、新鮮味は欠けるが現有勢力のなかで実績重視でタイトル戦に抜擢されたという見方もできる。

さらに山本聖悟がキム・ソンオの名でイ・ジョンヒョンと戦うフライ級マッチも明らかとなっている。

山本もコロナ禍でプサンから帰国し、DEEPとRIZINへの出場がROAD FCから認められているなかで兄と慕う秋山成勲プレゼンツのRoad to ONEにも出場──も、村元友太郎、藤田大和、小野島恒太に敗れ3連敗中だ。

対戦相手のイ・ジョンヒョンは、コロナ禍でRoad FCがAfreeca TVと共催してきた寝技限定のモディファイドMMAルールで経験を積み、Road FC59でのKO勝ちと合わせて現在6勝0敗のホープだ。とはいえ、その対戦相手は無名の選手ばかりだったので現地ではイ・ジョンヒョンにとって初試練到来という風にも捉えられている。

山本として、実戦だけでなく練習で経験してきた殴り合い上等でないMMAを消化し、いかに打撃の強さを見せるか。この2年間を確認する試合といえる。

また今大会ではボクシング戦が組まれ、クォン・アソルがソル・ヨンホと拳を交える。ご存知、元Road FCライト級王者のクォン・アソルに対するソル・ヨンホは──これもAfreecaとRoadが手を組んで展開したネット配信によるリアリティTV=ファイトクラブの優勝者で、もとは釣りを題材としたYoutuberとのこと。

この試合を組むことに、現地のメディアも賛否両論となっており、真っ向から批判している専門媒体もあるようだ。

1月のRoad to BRAVE後、急激なコロナ拡大が影響したか、音無しの構えだったK-MMA界。しかし4月はBRAVE CF58の前日にAngel’s FC、5月にはこのRoad FC60 以外もDouble GFCのイベントも控えており、ようやく賑やかさが戻って来そうだ。

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