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【RIZIN LANDMARK08】堀江圭功戦前に2つの試練。ルイス・グスタボ「ライト級に上げたことを後悔させる」

【写真】ケージに足を踏み入れる時点で、すでに勝者と言いたくなる。これを当然と捉えられるのは、本当に強い (C)MMAPLANET

24日(土)、佐賀県佐賀市のSAGAアリーナで開催されるRIZIN LANDMARK 08のメインイで堀江圭功と対戦するルイス・グスタボ。
Text by Manabu Takashima

昨年4月に武田光司に勝利して以来、10カ月振りの試合は機内で過ごす時間でも30時間という長い旅路の果てに実現する。加えて来日2日は計量が控えている。ケージに足を踏み入れるまでに2つの勝利が必要ならグスタボは、「日本で戦うことが目標だから、当然のこと」と断言した。


――今回、九州の佐賀という街での試合となります。実際、自分は佐賀に行ったことがありません。東京での試合とはまた違うと思いますが、いかがですか。

「日本人なのに、佐賀に来たことがないんだ(笑)。今回、佐賀に来ることができたようにRIZINで日本の色々な街を訪れることができて凄く嬉しい。RIZINには日本中でイベントを開いてほしいよ。そして、RIZINがもっと大きくなってほしい」

──押忍。東京よりも最後に一つ飛行機に乗る回数が増えたのではないですか。

「そうだね。東京から福岡までの分、いつもより長かったよ。飛行機のなかにいるだけでも30時間だった」

──う~ん、もう尊敬しかないです。最近は米国経由というのが少なくなっていますが、どのような経路で福岡までやってきたのですか。

「クリチバからサンパウロまで1時間、それからフランクフルトまで13時間。そして東京まで13、14時間。そこから福岡まで2時間弱かな」

──……。言葉が出てこないです。私もブラジルへ取材に行ったことがあるのですが、最後にサンパウロで入国をしてから、リオデジャネイロまでの短時間のフライトが厳しくて……。

「減量もあるので、サンパウロを飛び立ってから常に厳しい。でも、良い試合をしたくて日本に来ているから」

──有難い言葉です。それだけ長い間飛行機に乗っていると、体調管理の面で機内で気を付けている部分はありますか。

「特に何もやっていない。機内食でタンパク質のモノは口にするけど、炭水化物は摂らないようにしているぐらいだよ。とにかく計量を終えて、しっかりと水分補給をする。そこに集中しているよ」

──移動、計量。試合前に2つの勝負を乗り越えているようなモノですね。

「そういう気持ちにはなるよね。でも僕が日本に来るのは戦うことが目的だから、移動も減量も乗り越えて当然のことさ」

──押忍。本当に素晴らしいです。では10カ月振りの試合になります。これだけインターバルが空いたのは、なぜですか。

「すぐにでも試合はしたかったけど、ケガをしてしまってできなかったんだ」

──そうだったのですね。

「でも、今は何も問題ないよ。神は正しい道に導いてくれるからね。試合をする。それは一番簡単なことで。日々、ブラジルでの練習、ケガと向き合うことの方がずっと厳しい戦いなんだ。そこを経て試合をするんだから、心の底から楽しんで戦うつもりだよ。ファンの皆に、良いファイトを見せたいと思っている。

そして今年は、あと3試合は戦いたい。チャンピオンベルトを獲って、防衛もしたい。日本の格闘技史にルイス・グスタボの名を刻みたいんだ」

──そのためにも大切な一戦。対戦相手の堀江選手の印象を教えてください。

「どの試合も大切だよ。今回の試合も、そのなかの一つ。目標を達成するための一つの試合。そしてホリエにとって、15分間の悪夢になる」

──どのように悪夢を見せようと思っていますか。

「スタンドでも、グラウンドでも叩き潰し続ける」

──堀江選手はフェザー級から階級を上げて、自身のパフォーマンスを発揮できるようになったという風に言われています。

「僕はずっとライト級で戦ってきたから、そこは絶対にアドバンテージになる。ライト級に上げてきたことを後悔させてやる」

──では、改めて試合に向けての意気込みをお願いします。

「日本でまた戦うことができて、本当に嬉しい。最高のショーにしたい。皆が買ってくれたチケットの価値を高めるような試合をするので、会場でも僕にポジティブなエネルギーを与えて欲しい。皆の期待に応えるので」

■視聴方法(予定)
2月24日(土)
午後12時00分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■ RIZIN LANDMARK08 計量結果

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(70.95キロ)
堀江圭功(70.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
摩嶋一整(65.75キロ)
今成正和(65.35キロ)

<ライト級/5分3R>
矢地祐介(71.00キロ)
白川陸斗(71.00キロ)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
大島沙緒里(47.85キロ)
クレア・ロペス(48.90キロ)

<フェザー級/5分3R>
芦田崇宏(65.95キロ)
鈴木博昭(65.90キロ)

<ウェルター級/5分3R>
阿部大治(76.95キロ)
押忍マン洸太(76.95キロ)

<バンタム級/5分3R>
瀧澤謙太(60.85キロ)
野瀬翔平(60.95キロ)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(56.55キロ)
上田将年(56.90キロ)

<キック・58キロ契約/3分3R>
寺田匠(57.90キロ)
冨永武聖(57.70キロ)

<60キロ契約/5分2R>
RYOGA(59.80キロ)
堺龍平(59.50キロ)

<フライ級/5分3R>
八尋大輝(60.65キロ)
荒木雄登(60.90キロ)

<キック・62.5キロ契約/3分3R>
REITO BRAVELY(62.30キロ)
古村匡平(62.40キロ)

<キック・62.5キロ契約/3分3R>
般若HASHIMOTO(62.50キロ)
力斗(62.30キロ)

<キック・53キロ契約/3分3R>
石郷慶人(52.85キロ)
片島聡志(52.55キロ)

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【RIZIN LANDMARK08】計量終了。九州&山口勢が多数参戦――福岡の野瀬翔平が瀧澤謙太と対戦へ

【写真】計量の模様はYouTubeチャンネルで中継された。野瀬と瀧澤、この身長差は試合に影響を及ぼすか (C)SHOJIRO KAMEIKE

24日(土)、佐賀県佐賀市のSAGAアリーナで開催されるRIZIN LANDMARK 8 in SAGAの計量がヒルトン福岡シーホークで行われた。出場選手は全員、計量をクリアしている。
Text by Shojiro Kameike

RIZIN初となる佐賀大会は、九州ならびに山口県在住あるいは出身のファイターたちが多数参戦する。山口県在住の摩嶋一整は当初、前RIZINフェザー級王者ヴガール・ケラモフと対戦予定であったが、ケラモフが来日不可能となり相手が今成正和に変更されている。計量をクリアした摩嶋は「今成選手と戦えるのは光栄です。明日はレベルの高い攻防を見せられると思います」と語った。

また、北九州を拠点に戦う田中半蔵との試合が組まれていたトゥラル・ラグモフもケラモフと同様、来日不可能に。一方の田中も右腓腹筋損傷で全治4週間のため、今大会は欠場することとなった。元RIZIN女子スーパーアトム級の浜崎朱加は山口県出身で、高校卒業は福岡県で柔道選手として活躍していた。今大会でクレア・ロペスと対戦予定であったが、こちらも負傷で欠場に。代わりにチームメイトの大島沙緒里がロペスと戦う。

九州勢の中でも注目は野瀬翔平の参戦だ。福岡県在住の野瀬は、2年連続でRoad to UFCに出場。いずれもUFC契約には至らずも、昨年12月には神田T-800周一に完勝して再起を果たした。この国内屈指のグラップリングMMAファイターと戦う瀧澤謙太は、現在RIZINで3連敗中と苦しい試合が続いている。ここは空手ベースで、2021年9月には元谷友貴をKOしたパンチの強さを再び見せつけたい。

■視聴方法(予定)
2月24日(土)
午後12時00分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■ RIZIN LANDMARK08 計量結果

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(70.95キロ)
堀江圭功(70.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
摩嶋一整(65.75キロ)
今成正和(65.35キロ)

<ライト級/5分3R>
矢地祐介(71.00キロ)
白川陸斗(71.00キロ)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
大島沙緒里(47.85キロ)
クレア・ロペス(48.90キロ)

<フェザー級/5分3R>
芦田崇宏(65.95キロ)
鈴木博昭(65.90キロ)

<ウェルター級/5分3R>
阿部大治(76.95キロ)
押忍マン洸太(76.95キロ)

<バンタム級/5分3R>
瀧澤謙太(60.85キロ)
野瀬翔平(60.95キロ)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(56.55キロ)
上田将年(56.90キロ)

<キック・58キロ契約/3分3R>
寺田匠(57.90キロ)
冨永武聖(57.70キロ)

<60キロ契約/5分2R>
RYOGA(59.80キロ)
堺龍平(59.50キロ)

<フライ級/5分3R>
八尋大輝(60.65キロ)
荒木雄登(60.90キロ)

<キック・62.5キロ契約/3分3R>
REITO BRAVELY(62.30キロ)
古村匡平(62.40キロ)

<キック・62.5キロ契約/3分3R>
般若HASHIMOTO(62.50キロ)
力斗(62.30キロ)

<キック・53キロ契約/3分3R>
石郷慶人(52.85キロ)
片島聡志(52.55キロ)

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【RIZIN LANDMARK08】鈴木博昭のMMA打撃論「制限があるほど深く、制限がないほど広い」

【写真】“怪物くん”と呼ばれる鈴木だが、独自の理論に基づいたうえでの本能系であることが分かる(C)TAKUMI NAkAMURA

24日(土)、佐賀県佐賀市のSAGAアリーナで開催されるRIZIN LANDMARK 8 in SAGAにて、鈴木博昭が芦田崇宏と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

昨年はRIZIN.43での西谷大和戦の1試合のみに終わった鈴木。試合ができないストレスこそあったものの「僕はMMAファイターとして時間をかければかけるほど強くなる」という手応えを感じながら日々を過ごしていた。今回のインタビューでは芦田戦についてはもちろん、RIZINでMMAへの道に進んだ立ち技ファイターの先駆けでもある鈴木のMMA打撃論についても訊いた。


──2023年は6月の西谷大成戦のみ、1試合という1年でした。

「その西谷戦も1分くらいで終わったので、試合が出来なくてフラストレーションが溜まりまくりですね。もちろん試合のお話自体は結構いただいてはいたんですけど、上手く相手と噛み合わなくて。試合は1人ではできないし、僕は(試合の話をもらって)やりますと言ってはいたんですけど、最終合意に至らなかったという感じです」

──そういう状況の中で集中を切らさず練習を続けるのは難しくはなかったですか。

「正直、ないことはないんですけど、そんなに日常のスケジュールは変わらないんで、修行期間が増えたのかなっていう感覚ですね。僕は単純に日常のレベルアップを考えながらずっと練習しているんで、その期間が自分のブラッシュアップに繋がっています」

――前回の試合以降、特に意識してやってきた練習はありますか。

「基本(打撃と)組みの連携はずっとやってますし、その中でMMAにおいて自分がやるべき打撃とか、際の攻防であったりとか、毎日MMAのことを考えて過ごしています。僕の場合はMMAのキャリアが長いわけじゃないから、時間が経てば経つほど強くなっちゃうよと。今は試合も含めて全部経験しながら、戦いながら経験値を積み重ねている最中なので、本当に回を追うごとに、試合を重ねるごとに強い姿を見せられる自信があります」

──例えば去年の大晦日は立ち技から多くの選手がMMAに挑戦しましたが、鈴木選手はその先駆けといってもいい選手です。鈴木選手はMMAをやるにあたって、打撃のキャリアをリセットして一からMMAに取り組もうとしたのか。それとも打撃のキャリアにMMAを上乗せしてやろうとしたのか。どちらだったのですか。

「もともと僕は立ち技出身ですが、もっと前までさかのぼると、最初に入ったのはMMAのジムだったんですよ」

──そうだったんですか。ストライキングジムAresですよね?

「はい。元々自分はMMAをやりたくて、看板が総合格闘技・キックボクシングということだったのでAresに入会したんです。それではじめはMMAの練習をやっていたんですけど、ジムに入って半年くらいでMMAのコーチがいなくなっちゃって、それでジムそのものがシュートボクシング中心のジムになったんです。その流れで僕もシュートボクシングでプロデビューしたという経緯があるんですよ」

――それは意外でした。

「立ち技は立ち技で奥が深いので、ずっと立ち技を追及していたから、MMAに転向するタイミングがなかったんです。当時はONE Championshipに出ていたんですけど、立ち技で自分が満足できていないのに(MMAに)逃げんじゃねえ!って気持ちもあったし。ただコロナで海外に行けなくなって、試合から遠ざかっている時にたまたまホベルト・サトシ・ソウザやクレベル・コイケたちと一緒に練習するようになって、2人が東京ドームで試合をした時にセコンドに就いたんです。その時に『そういえば俺ってMMAやりたかったんだよな』と思い出して、ちょうどONEと契約も切れるタイミングだったんで、そこでMMAをやろうと決心しました。だからMMAにチャレンジするというよりも、もともとやりたかったMMAに戻ったという感覚で、MMAをやるのが楽しいですよ」

──一緒に練習しているのがボンサイ柔術の選手たちで、組み技・寝技の楽しさも日々感じていますか。

「いきなりあのメンバーが練習相手だったんで、最初の頃はただただボコられて『なんじゃこりゃ!?』でしたけど、最近はようやく楽しさが分かってきました。今でもボコられるのは変わらないですけど(笑)」

──ちなみにMMAレスリングやMMAグラップリングではなく、ピュアグラップリングを練習しているのですか。

「それもやりつつ、MMAとして自分の持ち味を活かす技術、ようは戦いですよね。なるべく制約のない戦いを楽しんで、練習しています」

──鈴木選手はMMAにおけるファイトスタイルを模索しながらやっているように見えます。

「本当その通りです。もともと2021年のお盆明けからボンサイ柔術に通い始めて、10月の奥田啓介戦がMMAデビューだったんで、MMAの練習を始めて1カ月半くらいで試合に出てるんですよ。だからしっかり準備して試合するというよりも、試合をしながら『これいけるんじゃないかな?』や『ここはあんまり欲をかいちゃダメだな』と、色々と試して学びながらやっています。だから僕のMMAの試合キャリア=MMA歴と思ってもらってかまわないです」

――では鈴木選手のMMA歴は約3年、まだまだ伸びしろはたくさんあるわけですね。

「僕はMMAという制約の少ない戦い自体を楽しめているんですよね。だいぶ耳も沸いてきたし、これからMMAファイターとしてドンドン熟成されて、時間をかければかけるほど強くなりますよ」

──もう一つこれも聞きたかったのが、鈴木選手は試合ごとに重心の落とし方、構え、打撃の組み立てを変えていると思うのですが、自分の理想の打撃のスタイルはこれだというものが徐々に見えていますか。

「見えてきていますね。ただそれをドンドン肉厚なものにしていきたいので、自分の元の強さの幅も広げつつ、取捨選択をしている最中でもあります」

──立ち技時代の鈴木選手は繊細な印象があって、しっかりガードを上げて細かい蹴りで削って仕留めるイメージでした。それがMMAの場合はあえて大振りの打撃を見せることもあったり、MMA用に変えている部分もありますか。

「やっぱり立ち技とMMAは違うし、立ち技では自分のスタイルのなかにハメ技みたいなものがありました。僕はルールの制限があればあるほど深みがあって、制限がなければないほど広がりがある、そういうイメージなんです。ただ最終的には1対1でタイマンを張るわけだから、何を選択してフィニッシュするのか。もしかしたら変に狙わずに自然に行った方がいいかもしれないし、そこは自分の本能というか、0.1秒後の自分に任せようと思います」

――ではMMAをやることで立ち技においても新たな発見はありますか。

「めちゃめちゃありますね。キックボクシングじゃない、シュートボクシングじゃない、これがMMAストライキングですねっていう。僕は立ち技出身と言われれば出身だし、そこで戦ってきた歴史はありますけど、今現実に目の前にある俺の戦いを見てほしいと思います」

──さて対戦相手の芦田選手にはどんな印象を持っていますか。

「まさにこういう選手と戦っていきたいという選手ですね。MMAの経験を重ねて、MMAを知って、MMAでのし上がるための第一歩。そこで相手が元DEEPのチャンピオン。めちゃめちゃちょうどいいじゃないですか」

──試合間隔こそ空いてしまいましたが、試合としてはベストの相手だ、と。

「そうですね。僕の場合は注目度優先のカードが多かったんですけど、今回は勝てば上位陣に食い込んでいけるための試合になったと思います」

──前回の西谷戦から比べて、違う自分を見せられそうですか。

「違う自分どころか、全くの別人がいますよ」

──今年はどんな1年にしたいですか。

「最低3試合はやりたいですね。着実ステップアップして、いわゆるランクを上げる1年にしたいです」

──鈴木選手が戦うフェザー級は個性派揃いですが、そのなかでどんな自分を表現していきたいですか。

「自分のファイトスタイルを見せていきたいので、基本は打撃でぶっ倒していこうと。あとはMMAファイターとして気づいたら1本取っちゃったって姿も見せたいです。そのために今は日常を積み重ねていますけど、本番の試合になったら何も考えないでただの戦闘する生き物でいたい。そういう生き物が目の前にいるっていう試合をしたいです。さっきも言いましたが、何も考えずにただ戦うだけの人間が0.1秒後に何で試合を終わらせるのか?そういう戦いを見せたいです」

──それでは最後にファンのみなさんにメッセージをいただけますか。

「本当に面白いファイト、強い生き物を見せたいと思います。僕の試合は何も考えなくていいし、見ていて語彙力が頭の中からぶっ飛んじゃう状態にしたいと思っているんで楽しみにしていてください」

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【RIZIN】白川陸斗、矢地祐介の発言に怒りあらわ「ホンマにしばき回す」 『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』公開練習

24日に開催される格闘技『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』(SAGAアリーナ)で、矢地祐介と対戦する白川陸斗が19日、都内の所属ジム「JAPAN TOP TEAM」で公開練習を実施。RIZINのYouTubeで公開された動画で、矢地の「白川選手はリスクはないが、こっちはデメリットしかない」という発言に対して、怒りをあらわにした

同大会ではライト級の「矢地祐介vs.キム・ギョンピョ」が決定していたが、キムのケガによる欠場のため、1階級下のフェザー級の白川が代打で出場する。

●RIZIN LANDMARK 8 in SAGA対戦カード
ルイス・グスタボvs.堀江圭功
摩嶋一整vs.今成正和
矢地祐介vs.白川陸斗
大島沙緒里vs.クレア・ロペス
芦田崇宏vs.鈴木博昭
瀧澤謙太vs.野瀬翔平
伊藤裕樹vs.上田将年
阿部大治vs.押忍マン洸太
寺田匠vs.冨永武聖
(オープニングファイト)
RYOGA vs.堺龍平
八尋大輝vs.荒木雄登
REITO BRAVELY vs.古村匡平
般若HASHIMOTO vs.力斗
石郷慶人vs.片島聡志

#RIZIN #RIZINLANDMARK #白川陸斗

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o RIZIN RYO RYOGA YouTube アラン・ヒロ・ヤマニハ クレア・ロペス ルイス・グスタボ ヴガール・ケラモフ 上田将年 今成正和 伊藤裕樹 八尋大輝 堀江圭功 堺龍平 大島沙緒里 押忍マン洸太 摩嶋一整 浜崎朱加 瀧澤謙太 田中半蔵 白川陸斗 矢地祐介 芦田崇宏 野瀬翔平 鈴木博昭 阿部大治

【RIZIN】榊原CEO、ケラモフの欠場を発表 摩嶋一整VS今成正和の対戦が決定 『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』に関する記者会見

24日に開催される格闘技『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』(佐賀県・SAGAアリーナ)についての会見が16日にRIZIN公式YouTubeで配信され、摩嶋一整と対戦予定だったヴガール・ケラモフと、田中半蔵と対戦予定だったトゥラル・ラギモフの欠場が発表された。

ケラモフについては、昨年11月の『RIZIN』アゼルバイジャン大会の公開計量の際にケラモフのチームがトラブルに巻き込まれ、警察に拘束されたと報道された。その後にトラブルの当事者との和解が成立した状況だが、アゼルバイジャン政府が「手続きが完了するまで出国は認められない」という結論になったため、このタイミングで来日することができずに試合は中止となった。

摩嶋の新たな対戦相手は今成正和に決定。田中の新たな対戦相手はアラン・ヒロ・ヤマニハに決定したが、今度は田中が負傷のため欠場することになったため、ヤマニハの出場は取りやめとなった。

また、クレア・ロペスと対戦予定だった浜崎朱加が練習中に「左尺骨骨幹部骨折」により全治5ヶ月の負傷を負ったため、欠場が決定。代役として大島沙緒里が出場し、ロペスと対戦する。

さらに、オープニングファイトでRYOGAと対戦予定だった持田哲兵が怪我により欠場し、代役として堺龍平が出場することも発表された。

●RIZIN LANDMARK 8 in SAGA対戦カード
ルイス・グスタボvs.堀江圭功
摩嶋一整vs.今成正和
矢地祐介vs.白川陸斗
大島沙緒里vs.クレア・ロペス
芦田崇宏vs.鈴木博昭
瀧澤謙太vs.野瀬翔平
伊藤裕樹vs.上田将年
阿部大治vs.押忍マン洸太
寺田匠vs.冨永武聖
(オープニングファイト)
RYOGA vs.堺龍平
八尋大輝vs.荒木雄登
REITO BRAVELY vs.古村匡平
般若HASHIMOTO vs.力斗
石郷慶人vs.片島聡志

#RIZIN #RIZINLANDMARK

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DEEP MMA o RENA RIZIN SASUKE UFC アンシュル・ジュビリ キック キム・ギョンピョ クレア・ロペス パク・シウ パンクラス ヒロヤ 上田将年 上田将竜 中村倫也 伊藤裕樹 修斗 宇佐美正パトリック 浜崎朱加 瀧澤謙太 田中半蔵 矢地祐介 芦田崇宏 野瀬翔平 鈴木博昭 鈴木槙吾 阿部大治

RIZIN LANDMARK8:矢地 vs. ギョンピョ、浜崎 vs. クレア・ロペスなど主要カード発表。

ライト級
矢地祐介
キム・ギョンピョ

一時はライト級エース候補だった矢地だが、サトシとグスタボに連敗。昨年は6月の北海道大会で5連敗中のザック・ゼインに1Rチョークで勝ったのみで、なかなか試合が組まれなかった。北海道に続いて九州とドサ回りが続くが、勝って3連勝となるか。

ギョンピョは2022年のRoad To UFCで優勝したインドのアンシュル・ジュビリに判定負けで敗退。昨年4月のRIZIN初戦では宇佐美正パトリックにキャリアの差を見せつける圧勝。11月にはアゼルバイジャン大会に出場して地元のラギモフを秒殺KOしている。

女子スーパーアトム級
浜崎朱加
クレア・ロペス

元王者浜崎は2021年にノンタイトル戦で伊澤にTKO負けで、デビュー以来初の日本人選手相手の敗戦。22年4月、タイトル戦で組まれたダイレクトリマッチでも敗れて王座から陥落した。女子アトム級GPでは準決勝でパク・シウに判定負け。41歳になった昨年は試合をしておらず、1年5ヶ月ぶりの復帰戦となる。タイトル戦線に踏みとどまるためにも負けられない試合。

ロペスは昨年4月、RIZINデビュー戦でRENAに足での膝十字で勝利。2戦目で早くも伊澤のタイトルに挑戦したが、ニンジャチョークで秒殺一本負け。

フェザー級
芦田崇宏
鈴木博昭

元DEEP王者で、RIZINデビュー戦で萩原に1R一本勝ちした時点では、まだ始まったばかりのフェザー級トップ日本人選手だったはずの芦田だが、地味さが災いしてか試合が組まれず、ようやく組まれると金原・アグォンに連敗。中田に地味勝ちしたものの、昨年5月にはRIZIN3連敗中の摩嶋に一本負け。地味強ばかりと当てられている。

MMA転向から3勝3敗の鈴木だが、勝った試合は序盤に打撃がヒットしてのKO勝ちで、あとは判定負け。打撃勝負に付き合ってもらえない相手だと厳しいままだと、これ以上RIZINで使い道がないのでは。生き残りがかかった試合。

バンタム級
瀧澤謙太
野瀬翔平

4連敗中でリストラギリギリの瀧澤が地元九州勢の野瀬と対戦。野瀬は一昨年、もっとも知名度が低い中でRoad To UFCに出場したが、準決勝で中村倫也に完敗。中村という厳しい相手だったためか、昨年も出場のチャンスが与えられたものの、一回戦でスプリット判定負け。現在修斗ではノーランカーだが、先月ランカーの神田T800に勝利したので、1月度ランキングには入ってくる見込み。

フライ級
伊藤裕樹
上田将年

伊藤は昨年5月にアーセンにタックルからコントロールされ判定負け。超RIZIN.2にはヒロヤの相手枠として出場し、テイクダウンに手こずってのスプリット判定勝ち。地元相手でのLANDMARK.6ではまたも僅差の試合でのスプリット判定勝ち。

上田もジモティ枠。上田将竜のリングネームでパンクラスに参戦していたが、タイトルには届かず。昨年11月に地元福岡で行われたBLOOM FCでは本名に戻し、モンゴルのオトゴンバヤルに判定勝ち。

ウェルター
阿部大治
押忍マン洸汰

阿部はストラッサーに判定勝ちするなど3連勝したが、DEEPで鈴木槙吾にまさかの一本負けで王座陥落。昨年7月にはイゴール・タナベ相手にミドル級で体重ハンデマッチを組まれ、パンチを効かせる場面もあったが一本負け。ウェルター級に落としたタナベが大晦日に試合が組まれているのに対し、1年4ヶ月ぶりに本来のウェルターで試合を組まれた阿部は福岡でジモティ選手と対戦。RIZINウェルター級では3戦0勝とトップの戦績にもかかわらず不遇。

福岡出身の押忍マンはハードパンチャーで、パンクラスでは勝っても負けてもフィニッシュ決着で盛り上がる試合をする選手。

フェザー級
トゥラル・ラギモフ
田中半蔵

福岡出身の田中は2022年に40歳で修斗に復帰すると、2連勝で先月SASUKEのタイトルに挑戦したが、3RKO負け。相手のラギモフはアゼルバイジャン大会のジモティ枠で、ギョンピョに秒殺KO負け。今回はケラモフの抱き合わせ出場か。

今回発表された地元勢は、地元でなければRIZINに出てくるレベルではないので、正直勝っても次にRIZINに出るチャンスが与えられるとは思えない。しかし、北海道大会の後藤のように、インパクトのある勝利なら次のチャンスもあるかもしれない。

これに加えてジモキック1試合、オープニングファイト5試合(字もキック3試合とジモMMA2試合)。

メインは長崎出身の堀江 vs. グスタボになるとのこと。

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【RIZIN】速報中!RIZIN LANDMARK 8 追加対戦カード発表!


2月24日に佐賀県のSAGAアリーナで開催されるRIZIN LANDMARK 8 in SAGAの追加対戦カード発表記者会見が行われました。果たしてどんなカードが飛び出してくるのか。オープニングも含めて13試合発表するとの事!

【RIZIN MMAルール 71.0kg】
矢地祐介
キム・ギョンピョ

【RIZIN MMAルール 49.0kg】
浜崎朱加
クレア・ロペス

【RIZIN MMAルール 66.0kg】
芦田崇宏
鈴木博昭

【RIZIN MMAルール 61.0kg】
瀧澤謙太
野瀬翔平

【RIZIN MMAルール 57.0kg】
伊藤裕樹
上田将年

【RIZIN MMAルール 77.0kg】
阿部大治
押忍マン洸太

【RIZIN MMAルール 66.0kg】
トゥラル・ラギモフ
田中半蔵

【RIZIN キックボクシングルール 58.0kg】
寺田匠
冨永武聖

本戦8試合は常連選手にご当地出身の新規参入選手をミックスした下剋上スタイル。初参戦組は爪痕を残してレギュラー獲得なるか。なかなか面白いマッチメイクじゃありませんか。詳細は追って!
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【GRACHAN66】田中智也戦へ、伊藤空也「強くなるために何かを変えることに怖さはない」

【写真】5連勝として来年に繋げることができるか(C)BRAVE CF

17日(日)に東京都江東区にあるTFTホール500で開催されるGRACHAN 66で、伊藤空也が田中智也と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

10月の15周年大会では高須将大にKO勝ちし、4連勝を飾った伊藤。そのレコードもさることながら、シュートボクシングへのチャレンジや練習環境をマイナーチェンジして、進化と変化を遂げながら結果を残してきた。2023年を締める田中戦、そしてその先に見据える目標を伊藤に訊いた。


──今大会では田中智也選手と対戦が決まりました。この試合が決まった時の心境はいかがでしたか。

「10月の15周年大会で田中選手とやるかもしれないという話があって、そこで田中選手のことは意識しました。色々と調整があって改めて今回決まった感じなんですけど、田中選手とやる覚悟はしていたし、いつかは絶対にやるだろうなと思っていたので、そんなに驚くこともなく冷静でした」

──ファイトスタイルを含めて、田中選手の印象は?

「完全に寝技師ですよね。ウェルラウンダーとは聞いているんですけど、打撃の展開はほぼほぼなく、徹底的に1Rから寝技でガンガン来る、しっかり極めに来る選手だと思います。ストライカーはみんな嫌がる、今成(正和)さん的な感じですね」

──特徴がはっきりしている分、対策も立てやすいタイプだと思うのですが、どういったことを意識して練習してきましたか。

「前の試合はボクシングジムにも行って、打撃を中心にやっていたんですけど、今回は相手が相手なのであまり打撃をガツガツやってもしょうがないなと。レスリングよりも柔術やピュアグラップリングに力を入れてきました」

──Braveには色んなタイプの選手がいるので、スパーリング相手も含めて寝技対策は順調ですか。

「そうですね。今はMMAで下から狙う技術、下から潜る技術や足関を狙うという技術はタブーではないですけど、そこに特化した選手は少ないじゃないですか。だからこそピュア柔術家の方とも練習したり、僕らの師匠の宮田(和幸)代表もガードからの技術がすごいので、そういう人たちと練習させてもらっています」

──なるほど。ちなみに柔術の道場で練習しているのですか。

「BRAVEジムはJTT(トライフォース赤坂)と連携していて、トライフォース赤坂から柔術の先生が週2でBraveに練習に来てくれているんですよ。それで僕も1年半~2年前から柔術クラスに出ていて、そこで培ったものを活かすような練習もしていますし、なおさら今回は組み技に比重をおいて練習させてもらっているので、練習環境的には助かっています」

──伊藤選手は4連勝中ですが、ご自身で連勝の要因はなんだと思っていますか。

「Braveで基礎的な部分を創って、Brave以外の練習にも力に入れるようになったことが大きいと思います。例えば今までだったらBraveのプロ練に出てレスリングを軸にやっていたんですけど、試合によっては今回のように柔術に力を入れたり、ボクシングのワタナベボクシングジムに行ったり、RIZIN初出場の際にはウィラサクレックジムでムエタイを習ったり。そういうところで自分の戦い方に深みが出てきたんだと思います。自分はもともと空手出身なんですけど、それ以外にも色々と技が増えたというか、そういうところが連勝の要因だと思います」

──色々なエッセンスを取り入れて、どんな変化がありましたか。

「例えばムエタイだったら、体に軸ができるんで、打撃の見合いの中で余裕ができるというか、ディフェンス力が高くなりました。あとは首相撲も前回の試合で出せた部分です。ボクシングだったら、しっかり足を使って当てること。とにかくボクシングは足を使うんで、パンチにしっかりと回転がついたし、不思議とボクシングをやることによって、パウンドを打つ時の点で当てる力がつくんで、そういう面ではどの競技もMMに共通していると思いました」

──6月にはSBにも挑戦して、そこでも得たものもありますよね。

「はい。芦田崇宏さんと2人で出たんですけど、MMAグローブの立ち技ルールだったので、キックボクシングとは全く違う距離で。そういう打撃に特化した練習と試合をやって、自分を試すこともできたし『なるほど!』とい分かったこともたくさんありました、当然、勝てればよかったのですが、SBに出たことは大きな経験でした」

──練習環境の変化や新しいルールへのチャレンジでMMAファイターとしての幅が広がっているようですね。

「自分では意識してないんですけど、周りからは落ち着いて試合できるようになったと言われます。20代前半の頃なんかは、若さと勢いだけじゃないですけど、勢いでバッチバチの試合をやっていたんですけど、キャリアも中盤になってきて、わりと落ち着いてやるべきことをやるというか、自分がこうすれば絶対に勝てるというプランも冷静に考えることができています」

──とりあえず全力&フルパワーで行って、スタミナが切れるまで頑張るという試合は卒業だ、と。

「いわゆるゾンビファイトだけではトップどころや外国人選手には通用しない部分もありますし、2年前に手塚基伸選手に一本負けした時はスタミナ勝負に持っていく作戦だったんですけど、それだけでは勝つことができなくて。それできっかけで柔術に力を入れたんですよね」

──なるほど。そういった弱点や苦手な部分から逃げずに向き合ってきたわけですね。頭では分かっていても出来ない選手が多いと思いますが、伊藤選手はそこにちゃんと向き合ってきたわけですね。

「自分がやってきたことを信じている人は新しいことに取り組むのは辛いだろうし、行動に移すことも難しくなると思います。でも自分の場合は元々地方で格闘技をやっていて、その環境を捨ててBraveに来て、そういうプライドも捨てているというか。強くなるために何かを変えることに怖さはないです」

──Grachan公式サイトではこの一戦について「このふたりの戦いは、バンタム級のパワーバランスに新しい動きをもたらす」というコメントもありました。伊藤選手がこの試合の先に見据えているモノは?

「今回勝てば自分がベルト挑戦に絡む形になると思うので、やっぱり手塚選手にリベンジを果たしたいですよね。そうじゃないと自分の中でも示しがつかないというか、片付けておかなきゃいけないことなので、田中選手に勝って、手塚選手にタイトルマッチでリベンジする。そしてベルトを防衛するなり、強い名のある選手と試合をして、勝ち星を獲りたいと思います」

――1年を締める試合で、どのようなファイトを見せたいと思っていますか。

「本当に自分の印象が変わるんじゃないかというような試合になると思うので、まずそこを見てもらいたいです。それを見せつつ、応援してくれる人たちには僕を信じて良かった、応援していて良かったと思ってもらえる試合を見せたいです」

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【RIZIN44】ついにクレベル・コイケと対戦、金原正徳「一緒にするなよ!という気持ちはありますよ」

【写真】RIZIN LANDMARK05で山本空良に勝利した時の会見での金原。RIZINで戦うことで、これだけのメディアの質問を試合後に受ける。彼の言葉が、一般メディアに少しでも届くことはMMA界のためになる(C)MMAPLANET

24日(日)さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN44にて、金原正徳がクレベル・コイケと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

ビクター・ヘンリー戦後の引退表明を撤回し、RIZINで芦田崇宏,摩嶋一整 、山本空良と日本人相手に3連勝している金原。今大会でいよいよRIZINフェザー級トップ戦線の一角、元王者のクレベルとの一戦に臨む。金原はクレベル戦を己の格闘技人生を貫く試合と位置づけ、自分がやってきたことを証明したいと話した。


――RIZIN44でのクレベル戦が迫ってきました(取材日は9月15日)。クレベルは元RIZIN王者であり、RIZINフェザー級トップの一角です。日本人相手に3連勝して、そろそろこのクラスの相手と戦いたいという希望があったのですか。

「本音で言ってもいいですか?」

――ぜひ本音を聞かせてもらいたいです。

「自分の中でUFCへの挑戦が終わった時点で、気持ちが続いてなかったというか。トップを目指すという意味では、やっぱりUFCが一番であって、UFC以外はどの山を目指すにしても富士山だと思うんですよ。自分が格闘家としての終着点として、どこを目指すかを考えたときに、富士山を目指すという気持ちにはなれなくて。

もちろん簡単に富士山の頂上まで登れる=日本一になれるわけではないし、そのためにやらなければいけないことはあります。でもそこにモチベーションを向けたり、パワーを注ぐことができなかったというのが正直なところでした」

――RIZIN参戦当初は、こういったキャリアは考えてなかったんですね。

「僕がRIZINに出始めた時期はちょうどコロナ禍と重なっていて、外国人を招聘できないから、日本人同士の試合が増えている状況だったんです。自分の実力的に、コンディションを100パーセントに近い状態まで持っていければ、日本人には負ける気はしなかったし、自分の立ち位置が分かったうえで試合をしていました。だからRIZINで3連勝したからといって、自分の実力が上がっているとか、そういう勘違いはしていないつもりです」

――では僕も本音で質問させてもらうと、日本人選手のマッチメイクが中心とはいえ、金原選手からすると実績・キャリアに差がある、もしRIZINにランキングがあれば下位の選手を迎え撃つという試合が続いたことに対して「なぜ?」という気持ちはなかったですか。

「それはありましたよ、特に前回4月の山本空良戦の時は。今まで自分が積み重ねてきたものを全て否定されたような気持ちになった部分はあります。でも年齢を重ねて若い選手と戦って、踏み台にされることも自分の宿命なのかなとも思ったし。そんな気持ちがあった上で、いざ蓋を開けてみたら、自分が思った通り実力差があることを見せることができたと思うんです。だったら、これからは自分が強いと思える相手とやりたいと思って、その時はヴガール・ケラモフを指名させてもらいました」

――山本戦が王者クラスとやりたいと思うきっかけだったんですね。

「きっかけというか、どうしても選手って試合が近づいてくるとメンタル的に不安になってくるんですよ。僕が山本選手とやった大会は同じ階級のダブルメインイベント(斎藤裕×平本蓮・牛久絢太郎×朝倉未来))の注目度が高かった。自分ではその4人のなかでも俺が一番強いと思っているのに、この4人が注目されるのが日本のMMAの現状だなと思って。フラストレーションやイライラは溜まっていました。

はっきり言えば実力以上に人気がある選手がフューチャーされてしまうこの時代に、俺の格闘家としての存在価値はなんなんだろうって。だったら僕は注目されなくてもいいから、自分が強いと思う相手と戦って、自分が満足してキャリアを終えたいと思いました。僕はずっとそういう道を通ってきた格闘技人生だったから、最後もそれで終わるのがいいんじゃないかなと思います」

――自分が歩んできた道を全うする、金原正徳の道を貫く試合をやる、と。

「僕らの世代は器用じゃないし、SNSを使って上手いことやるとかできないですよ。でも人生をかけて一生懸命、格闘技をやってきた。だったらそれを少しでも多くの人に見てもらいたいという気持ちが強くなってきていますね」

――一方でここ3試合を見て、金原選手の戦い方がより洗練されてきたと感じています。

「外国人選手に勝つためにやってきたことを日本人相手にやっているだけで、もともとの地力に差があるというのは感じます。そこも含めて自分のなかで余裕やゆとりを持って戦えているとは思います」

――摩嶋一整戦のバックステージ映像では、かなり冷静に試合を振り返っていましたよね。試合展開としては逆転勝ちだったにも関わらず、一切慌てていなかったことが印象的でした。

「そこはRIZINルールとユニファイドルールの違いはありますよね。RIZINルールは仮に1・2Rをとられても、3Rに逆転できるルールで、僕はファイトスタイル的に1・2Rとることもできるし、3Rに逆転することもできるので(RIZINルールに)噛み合うと思っています。実際に練習でもRIZINルールを意識したものはやっているので、そこは大きいかなと思います」

――今回のクレベル戦、カード発表会見で「心機一転」という言葉を使っていましたが、そう感じた理由は教えてください。

「クレベルは本当に強い選手だと思うし、今までの感覚でやっていたら絶対に勝てない相手だと思います。20代、30代前半の頃の挑戦者の気持ちを思い出して、身体を作っていこうという意味での心機一転ですね」

――直近3試合のように実力&地力に差がある中で、コンディションを100パーセントに近づけて勝つという試合ではない、と。

「今回は試合に向けた考えが全く違います。ここ3試合は、正直80パーセントくらいのコンディションでも何とか勝てる相手だっと思うんですよ。でもクレベルは120パーセントまで持って行かないと勝てる相手じゃない。だから怪我を恐れず練習量を増やしました。若い頃のように2部練、3部練とやって『疲れた』とか『どこどこが痛い』は関係ない。それで怪我したらそれまでだと思って、厳しく自分を追い込んできました。それがいい方向に出るか、悪い方向に出るかは試合にならないと分からないです。でも最後はやらないよりはやった方がいいと決断して、タイ(タイガ―ムエタイ)にも行きました」

――タイでの練習は今どう影響していますか。

「試合前は不安になることが多い中、『俺はこれだけやってきたから大丈夫だ』と思うことができますよね。まさに昔の僕はそうやって自分に言い聞かせてきた部分があって、今回はそれが出来ていると思います」

――先日公開練習の様子が動画や記事で各メディアにアップされていましたが、僕は試合前にも関わらず芯をついたコメントだったと思いました。

「あれはド正論ですよ」

――公開練習後の囲み取材で「スタンド」と「先手を取る」ことをポイントとして掲げていましたが、僕もこの2つが勝負の鍵だと思っていて。

「はい。そう思ってます」

――そこまで言い切ってしまうこと、それを相手が事前に目にすることは気にならないですか。

「全然気にならないです。僕もクレベルも今更何かを隠してやるようなタイプじゃないし、それがバレたところでお互いどうにかなる選手じゃないんで。自分が試合前にあれをやりたい、これをやりたいと考えるより、リングで実際に向かい合って組んで、そこでどう感じるかのほうが大事です」

――ではそこについても聞かせてください。クレベル選手はレスリングやテイクダウンのアプローチがそこまで積極的ではない分、逆にスタンドの打撃を思い切りやっている印象があります。その意味で金原選手もスタンドが重要という認識なのですか。

「それは少し違って、こちらがスタンドで行き過ぎると組まれるリスクもあるし、逆に間合いが遠くなってクレベルの距離になるのもよくない。だからこそ、そこは試合前の決め事ではなくて、向かい合ってどう感じるかなんですよ」

――なるほど。

「その時の自分の感覚とセコンドが客観的に見たときの距離感とリズム。そこをしっかり把握して戦うことが大事で、それはもう現場合わせでしかできないことですね。僕はそれだけのキャリアも積んできたし、ラウンドごとに修正する引き出しもあるので、あまり試合前に決めきらずにやろうと思います」

――あともう一点、クレベル選手はサブミッションが強い。それは対戦相手なら誰しも分かっていることで、みんな対策を立てて試合をしていると思います。ただそのせいで試合運びがクレベル選手の寝技対策ばかりになり、結果的に受け身になってクレベル選手のサブミッションに捕まるパターンが多い。だから金原選手は「先手を取る」という言葉を使ったのではないかと思いました。

「それはクレベルに限らず、ですね。僕は基本的に先手を取って戦うタイプで、後手にならずに自分からプレッシャーをかけていきたい。仮にテイクダウンされても自分からアクションを起こした結果ならしょうがないよね、と。そうすることで、そのあとの寝技の攻防でも先手がとれるし。最初から後手に回るとテイクダウンされる、背中をつけずにエスケープしようとする…と、どんどん後手後手になるんです。それよりも自分から相手に触りに行って、展開を作っていくことが自分の理想です」

――分かりました。とはいえ過去の戦績を振り返ると金原選手の一本負けは2試合だけなんですよね。

「デビューしてすぐの頃にZSTで佐東伸哉にアームロックを極められたのと、UFCでマイケル・マクドナルドにRNCを極められただけですね。だいぶ対戦相手のレベルが違いますけど(笑)」

――確かに(笑)。ただし金原選手がサブミッションを極められる印象がないのも事実です。

「でもクレベルの試合映像を見れば見るほど『コイツ強いなぁ…』と思いますよ。だからそう感じてからは一切映像は見てないです。クレベルの動きのイメージだけ頭に残しておいて、それ以外にネガティブになる要素には触れないようにしました。勝ちパターンと負けパターン、どちらもイメージしているので、自分の動きを勝ちパターンに近づけることが出来たらベストだと思います」

――これから外国人選手の参戦が増えてくれば、RIZINの見え方や世界観も変わってくると思います。ちょうどその過渡期において、金原選手は自分がやってきた格闘技が何なのかを試合で見せたいですか。

「はい。自分が今までやってきたことは、今のRIZINファイターがやってきたこととは違う。そこを一緒にするなよ!という気持ちはありますよ。で、今回は実際に強い選手とやってみろと言われて、まさに自分がやってきたことの答え合わせだと思うんです。ここであっさり負けるようだったら、お前がやってきたことは他の選手と変わらないじゃんとなるだろうし。クレベルといい試合をして勝つことで、自分がやってきたことの証明ができると思っています」

■視聴方法(予定)
9月24日(日)
午後2時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!

■ RIZIN44対戦カード

<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ(ブラジル)
金原正徳(日本)

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎(日本)
萩原京平(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
堀江圭功(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
トッド・ダフィー(米国)

<キック70キロ契約/3分3R>
安保瑠輝也(日本)
宇佐美正パトリック(日本)

<フェザー級/5分3R>
中原由貴(日本)
白川陸斗(日本)

<フェザー級/5分3R>
摩嶋一整(日本)
横山武司(日本)

<フライ級/5分3R>
福田龍彌(日本)
山本アーセン(日本)

<バンタム級/5分3R>
中島太一(日本)
岡田遼(日本)

<ヘビー級/5分3R>
シビサイ頌真(日本)
ヤノス・チューカス(ハンガリーム)

<フライ級/5分3R>
征矢貴(日本)
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)

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