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【RING C05】韓国でソン・ミンソォと対戦、和田教良「吉田君に教えてもらった距離感でーー」

【写真】チェ・ドンフン戦とオドゴンバートル戦を経て、リラックスかつ落ち着いているようにも見える(C)SHOJIRO KAMEIKE

20日(日・現地時間)、韓国はインチョンのサンサンプラットフォーム・ウェーブホールで開催されるRing Championship05で、和田教良がソン・ミンソォと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

「あの時、逃げなければよかったと後悔しながら生きるのは嫌で」――和田は今年7月、一度は断ったオトゴンバートル・ボルドバードル戦に挑み、KO負けを喫している。2月のチェ・ドンフン戦に続き2連敗となった和田が、再起戦の場所に選んだのは韓国のケージだった。漢・和田は言う。「やるしかない。結構、自信があるんです」。


――和田選手が韓国で試合に臨むと聞いて驚きました。今回のRING C出場は、どのような経緯で決まったのでしょうか。

「寒天(たけし)さんに『韓国でフライ級の試合に出る選手を探している』という話が来て、『僕がやりたい』と思いました。これで外国人選手との試合は4戦連続になりますが、とにかく楽しみです」

――今回は和田選手にとって初の海外試合で、しかも敵地で戦います。オトゴンバートル戦を一度断った時は「前回(チェ・ドンフン戦)は負けていて、今回は落としたくないと思った」とのことでした。その後、改めてオトゴンバートル戦のオファーを受けたわけですが、状況は同じというよりも現在2連敗中です。

「確かに今回の相手は2戦しかしていなくても、強いかもしれないですからね。そこは、やってみないと分からないです。ただ、やるしかない。今回は結構、自信があるんです」

――というと?

「オトゴン戦の前から、吉田開威君に距離の取り方を教えてもらい、だんだん分かりつつあるんですよ。でもオトゴン戦では、それを出すことができなくて。負けて少し休憩してから練習を再開し、距離の取り方が良くなってきています」

――そうだったのですね。試合前のインタビューではオトゴンバートル対策があると仰っていました。オトゴンバートルが距離を詰めて来ると右クロスやスピニングバックフィストを合わせていましたが、対策とはその距離の取り方だったのですか。

「そうなんです。負けちゃいましたけど。スピニングバックフィストは当たって、相手も耳から出血していましたね。僕も致命傷を与えた感覚はありました。でも吉田君みたいに上手くはいかんかったです」

――一昨日(※取材は10月8日に行われた)、吉田選手が右スピニングバックエルボーでKO勝ちしました。和田選手があのスピニングバックエルボーやスピニングバックキックの練習相手になっていたとか。

「アハハハ、そうなんですよ。吉田君、素晴らしかったですね。本当に良かったです。自分もその吉田君に教えてもらっている距離の取り方が身についてきて、自信になっています。2度も負けておいて言うのも何ですけど(苦笑)。オトゴン戦の試合映像を視返すと、通じていた部分もありました」

――なるほど。

「今までの試合は距離が設定できていなかったので、練習してきた技が生きないことが多すぎました。結局、組んだ時しか練習したことを生かせないという……。でもやっと練習してきた距離の合わせ方ができてきて。この間、福田龍彌の試合(瀧澤謙太戦)を視ながら『龍彌、足の使い方が巧いな』って理解できるようになったんです。だから、今は凄く格闘技が楽しいですね。細かいことは表に出せないけど、吉田君に試合と同じ距離感を教えてもらっています。彼は教え方も上手で」

――試合と同じ距離感、というのは……。

「以前の自分は、もっと距離が近かったんですよ。やっぱり練習と試合では、殴られる強度が違うじゃないですか。練習だと相手は100パーセントの力で殴ってこない。だから自分も打撃を出せていたし、組むことができていて。でも試合になると違う。その乖離を理解できてきたので、今は練習でもより楽に組めるようになりました」

――次の対戦相手、ソン・ミンソォはその距離をつくりやすいファイターでしょうか。

「相手どうこうより、今回は自分次第ですね。これは自分が勝たないといけない試合やと思っています。相手はレスリングも強いけど、組んできてくれたら僕が持っていける。いつもは、僕のほうが不用意な距離で突っ込んで行っていました。それがなくなり、しっかりと練習してきた動きができたら――あとは自分との戦いです。この試合で勝って、次は空手の試合に臨みたいです」

――……空手の試合!?

「実は硬式空手の試合に出る予定です。寝技のために柔術の試合に出るような感覚で、打撃を磨くために空手の試合に出てようと。硬式空手はMMAに近い距離ですし。今教わっている空手の距離感を掴めているかどうか確認したいので出場します。その前に次の試合は、しっかりフィニッシュしてきます。これからは塩漬けファイターを卒業して、フィニッシュを増やします!」

■RING C05 視聴方法(予定)
10月20日(日)
午後7時00分~ RING Championship YouTubeチャンネル

■RING C05対戦カード

<Rringバンタム級王座決定T準決勝/5分3R>
キム・ウンソン(韓国)
國頭武(日本)

<Rringバンタム級王座決定T準決勝/5分3R>
シン・ユミン(韓国)
ボォレット・ザマンベコフ(カザフスタン)

<ミドル級/5分3R>
ユン・ジェウン(韓国)
マクシム・ミクティプ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
ソン・ミンソォ(韓国)
和田教良(日本)

<ライト級/5分3R>
ムン・ジュンヒ(韓国)
パク・ジフワン(韓国)

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DEEP121 Interview J-CAGE ブログ 瀧澤謙太 福田龍彌

【DEEP121】二階級制覇。福田龍彌が初回KO勝ち=最上級のエールを平良達郎に「僕ら、強いし。日本人は」

【写真】プロとして、ファイターとして──福田龍彌を認めないのは、目が節穴と言わせてもらいます (C)MMAPLANET

16日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたDEEP121 Impactのメインで、DEEPフライ級チャンピオン福田龍彌が、瀧澤謙太とのバンタム級王座決定戦を戦い2RにKO勝ちを収め、二階級制覇を成し遂げた。野村駿太が江藤公洋を破りDEEPライト級チャンピオンの座についた。
Text by Manabu Takashima

5月に同王座決定戦で元谷友貴と対戦予定だった福田は、タイ修行中に肩を負傷し欠場を余儀なくされた。4カ月を経てケージに戻ってきた福田は、瀧澤とのセッションで宣言通りヒリヒリさをファンに提供し、最後はヒザ蹴りに右を合わせてKO勝ちし、ミッションコンプリートとした。

この戦いを遂行するために、日々を送る福田のイベント終了後の共同インタビューの場で、MMAPLANETの質問への返答を切り取ってお届けしたい。

人として、全体を俯瞰し抜いた──ある意味、達観したようなセイン信と熱い熱量を併せ持つ福田は、タイトル戦前に沖縄合宿で時間を供給をした平良達郎にエールを送った。


──二階級制覇、おめでとうございます。

「ありがとうございます」

──瀧澤選手の前進、詰め方。福田選手が望むヒリヒリ、お客さんに提供したいヒリヒリという部分に関して、応援してくれる人達がヒヤヒヤすることがヒリヒリに通じているのでしょうか。

「まぁ、そうですね。僕もミスったら貰わんと。そういう距離でやるもんやから。それを恐れたところで駆け引きをしたくないんですよ。『えぇ、お前。そこでブレーキを踏むんや』、『えぇぇぇぇ?』みたいなんが嫌いなんで。『常に行けよ』……お客さんに『行けよ』なんて思われたないじゃないですか。

気が付けば『もう1Rが終わったんや』って、見入ってもらえるモノを提供したいから」

──詰められても下がるのでなく、間合いを測っていた?

「そうそう、前に出させて観察するんですよ。向うがどういう動きをすんのかをね」

──ミドルを蹴ってきたり、初回にもヒザを蹴ろうという気配はありました。

「インプット、インプット。だから次に出して来たら、合わしてやろうって思いましたね。出してくれたらね。だから見切るまでがヒリヒリすんのかも。見切っちゃったら、俺のパンチが相手に当たっちゃうから。1R中盤に一発バンと当たって、多分効いていたと思います。

メッチャ楽しみにしていたんです、今日を。やっぱり、前の試合を飛ばしちゃったから。俺ももうヒリ禁が長くて(笑)。ポーンと効かせて『終わらせられる』って思ったんですけど、ブレーキをかけてしまいましたね。『もう終わるんは嫌や』って。それでチョット見ちゃいました。ハハハハハ」

──そうだったのですが。ところで、肩の腱板損傷で4月の試合を欠場しました。実は自分もやったことがあって、もの凄く痛くなかったですか。

「メッチャ痛かった。痛かったし、『これは元谷戦はヤバい』って思ったんですよ。いや、やりたいけど。でも痛いのを我慢して無様なモノを見せるために戦うわけではない。ケガをすることはもちろん悪いです。でも、提供したいのはアレなんで。今日見てもらった、アレ。だから万全でやらなアカンっていう……コンディションを踏まえてというか。

出てきた以上は、オモロイもんを見せたい。それができへんがために、前は辞退させてもらいました」

──負傷の後、自分の場合は肩の動きは明らかに変わりましたが、実際に戦って影響は残っていないですか。

「慣れたっス。やっぱり浮いていて、緩い感じはします。でも……なんか、これにはこれなりの殴り方があるって」

──あぁ、なるほどです。先ほどケージの中で『後楽園ホールで元谷選手と。そうでなければ他の場所でも』という趣旨のマイクがありました。勝手ながら、もっとお客さんの多い場所で中央アジア勢にリベンジなど期待してしまいます(笑)。

「アハハハハハ。それはねぇ、決めることができるのは、俺じゃないやないですか。僕がどこで戦いたいって言って戦えるなら良いですけど、戦われへんから。僕の意向だけでは……だから誰と戦いたいって言っても、願望だけになるので。まぁエェんですけどね、それも」

──29日のRIZIN48 、シェイドゥラエフの相手がフアン・アルチュレタで日本人ではないですよ。

「ねぇ。そういうところに俺? アハハハハハ。そういう枠?
 そういう枠かぁ……エェかもしれん。でも、そことのリベンジはホンマにしたいから。全然、お話を頂くことができれば。どういうお話かっていう、それだけですから。僕は面白いお話が来るのを待っていますし、基本オファーは断らへんので。マジで。色んなことが巡り巡って、こうなっているだけで。

ホンマ淡々と頂いたお話を処理して、遂行しようと。自分からいうもんじゃないです。ただ元谷選手との試合は、俺が飛ばしちゃったからで」

──押忍。では取ってつけたような形ですが(笑)、10月12日にブランドン・ロイヴァル戦を控える平良達郎選手に良い形でつなぐことができました。

「ホンマ、そこ。良いバトンを渡せたかなって。これで達郎も同じようなパンチで勝ってくれたら、嬉しいですよね。ホンマに僕なりにできるエールは、これが最上級なんですよ。それだけ僕にとっても達郎にとっても、沖縄でエェ期間を過ごせたから。これで良いバトンを繋ぐことができて、ホッとしているし……安心しています。

僕ら、強いし。日本人は」

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45 DEEP DEEP121 J-CAGE Report ブログ 瀧澤謙太 福田龍彌

【DEEP121】見事すぎる一撃! 福田が右フックで瀧澤を沈め、バンタム級王座を奪取&2階級制覇

【写真】親子そろって恒例のポーズーーまさに職人芸を見せた父親だ(C)MMAPLANET

<DEEPバンタム級王座決定戦/5分3R>
福田龍彌(日本)
Def.1R4分18秒 by KO
瀧澤謙太(日本)

瀧澤が距離を取ってサークリングする。ドッシリと構える福田に対し、瀧澤が一気に距離を詰めて右ボディストレートを伸ばした。福田も右ジャブをボディに伸ばす。サウスポーから左ローを当てた瀧澤だが、福田のプレスでケージを背負う。前に出て右を伸ばした瀧澤。福田の左ストレートが顔面をとらえると、瀧澤が一瞬フラつく。スイッチしながらサークリングする瀧澤に対し、福田が右ジャブを突く。

福田の左に瀧澤も右を合わせた。ワイドスタンスから右を突き刺す瀧澤は、福田が距離を詰めると右ミドルから右ストレートを突き刺す。さらに右で追い込んでいく瀧澤。福田が再びプレスをかけ、瀧澤が距離を詰めるとバックステップでかわしている。瀧澤は右ハイ、右ストレートを繰り出すが単発だ。

いつもどおり初回は相手の力量を測っているように見える福田のフェイントに対して瀧澤が右テンカオを繰り出す。ここで福田のカウンターの右フックが瀧澤のアゴを貫き、マットに沈めた。

見事としか言いようがないKO勝ちでフライ級に続き2階級制覇を果たした福田は、「面白いことは言えないけど、スキルじゃ負けないと思っています。防衛戦をするなら後楽園ホールで、元谷(友貴)さんと白黒つけましょう」と笑顔で語った。


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【DEEP121】バンタム級王座を賭けた福田龍彌戦へ、瀧澤謙太「理想のスタイルは固まってきました」

【写真】幼少期の学んだことは残る。そして生かされる(C)SHOJIRO KAMEIKE

16日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP121で、瀧澤謙太が福田龍彌と空位の同バンタム級王座を争う。
Text by Shojiro Kameike

DEEP初参戦となった今年7月のCORO戦で判定勝ちを収めた瀧澤は、2戦めでベルトに挑むこととなった。連敗を脱したものの、本人としてはCOROとのタフファイトは「苦戦だった」と振り返る。しかし、そんな苦戦の中で見せた自身が理想とするスタイルとは。


フィジカルとスタミナの2つが伴ったことで、メンタルも良くなった

——前戦から2カ月後の試合となります。これだけ早いペースで試合をすることは瀧澤選手からの希望だったのですか。

「たくさん試合したいと思っていたので、良いペースです。今回勝てば年内にもう1試合やりたいという気持ちではいます」

——そしてDEEP2戦目がタイトルマッチとなりました。

「ベルトを巻くのは早いに越したことはないですが、2戦目というのはラッキーな巡り合わせですね」

——結果的にタイトル前哨戦となったCORO戦の感想を教えてください。

「1戦目よりも苦戦してしまった——倒し切れなかったです。1戦目は1~2Rと完全に支配して最後に倒すという、自分のやりたいことしかしていなかった試合で。今回は1Rにダウンを取り、2Rに相手が盛り返してきて、最終回に僕が手数で勝ったという感じでした。もうちょっと綺麗に勝ちたかったですね」

——なるほど。同時に、タフな試合で削り勝つことができた。それは今までの瀧澤選手の試合にはなかった、良い面だったのではないかと思います。

「ありがとうございます。実は試合の1週間前に、綺麗に風邪や喘息が治ったんですよ。もともと小児喘息があり、今も風邪をひいたら症状が出てしまう時があって。一度出ると、咳が治まるまで1カ月ほど掛かってしまうこともありました。そうなると練習にも支障が出たり、インターバル中にも咳が出てしまうこともあって」

——それはキツい……。

「今回もスタミナがヤバいかなと思っていたら、1週間前に風邪と喘息が止まったので、メチャクチャ自信ができました。ずっとフィジカルトレーニングとスタミナのトレーニングはやっていて、数値的には自分の最高記録を更新することができていたんです。そのフィジカルとスタミナの2つが伴ったことで、メンタルも良くなって。

CORO戦では最初のインターバルが終わって2Rが始まる時、次のインターバルから最終回に臨む時に『これは動ける!』と思いました。セコンドからも『ガンガン前に出て、確実に最終ラウンドを取れ!』とも言われていましたし、しっかり動くことができましたね」

——それは直近の試合で味わったことのない感覚でしたか。

「そうですね。まず井上直樹戦(2022年大晦日に一本負け)はあまり体調が良くなくて、さらに削られてスタミナもキツかったです。太田忍戦(2023年7月にTKO負け)は1Rで終わってしまいましたし、野瀬翔平戦もスタミナはキツかったですね。そこから集中してスタミナとフィジカルに取り組んで、CORO戦ではその2つが挙がったことを実感できました。

でもCORO戦より今回のほうが、スタミナもパワーも自信があります。試合まで残り1週間——今すごく体の調子が良くて、このまま自信を持って臨むことができます」

——今挙げた試合と比較して、CORO戦は自身が先手をとって試合をつくることができていました。

「やはりスタミナとフィジカルが伴うと、試合も自信を持って臨めますよね」

——もう一つ、試合中はずっとスイッチし続けていましたね。あれはテイクダウンディフェンスであり、CORO選手対策だったのでしょうか。

「あれは僕がずっとやりたかったことなんです。やっと試合で出すことができました。今までも練習仲間の対戦相手がサウスポーなら、僕もサウスポーで構えたりとか、対策練習でサウスポーになることはあって。だけど、いずれ試合でも実際に出したいとは考えていたんですよ。でもサウスポーになるとオフェンスはできても、オフェンスが甘くなったりすることもあって。オフェンスもディフェンスもできるようになったら試合で出そう、とはずっと考えていました。今後はオーソドックス、サウスポー両方出していきたいです」

福田選手が持っている戦いのメカニズムが分かってきました

——すり足でスタンスを変えるのは、スイッチというよりも空手の足捌きですよね。

「そうなんです! 僕はフルコンタクト空手をやっていて、相手との距離が近いフルコン空手では、オーソドックスかサウスポーかという概念が無いというか――流れの構えが入れ替わる、足が交差する場面は多くて。だから昔からオーソドックスでもサウスポーでも、攻めることはできていました。でもMMAだと顔面打撃とテイクダウンがあるので、そのディフェンスが試合でも出せるようになったということなんです」

——高校時代はレスリング部に所属していたとのことですが、空手のあとにレスリングを経験してスタンスに影響を及ぼしたのでしょうか。

「そういうわけではないですね。MMAを見越してレスリングを始めたので、打撃でいえばオーソドックス——左足前でレスリングもやっていました。オーソドックスのままテイクダウンに入れたほうが良いかなと思っていて」

——今回タイトルを賭けて戦う福田選手はサウスポーです。サウスポーに対しても、同じような足捌きで戦うことはできるのですか。

「もちろんです。自分の中で理想のスタイルは固まってきました。福田選手の場合は、どの展開で何が理に適っているか、理解して戦っている。試合映像を視ていると、福田選手が持っている戦いのメカニズムが分かってきました。分かっている技は掛からないとは思っていますね。福田選手のメカニズムにハマらないよう、自分から早く仕掛けていきたいです」

——瀧澤選手の視点が、まるで武術家のようです。

「あぁ、どうなんですかね。あまり人の試合は視ないんですよ。どちらかといえば練習で自分の攻撃が良い感じで当たった時、なぜそうなったのかを見直したりするほうが多いです。当たるパンチ、倒せるパンチって何かしら理由がある。そのパンチを分析して自分のモノにしたりするのが好きなんですよ。それこそが自分にとっての格闘技の楽しさであって。あとは試合が決まったら対戦相手の映像を視て、自分の技術を適応させていきます」

——その点では福田選手も同じタイプのファイターだと思います。今回の対戦が楽しみですね。

「そうですね。福田選手との試合は、いろんな展開を考えています。エキサイティングな試合をする選手だと分かっていますけど、漬けてくる場面もあるかもしれない。特に打撃勝負をして、分が悪いと感じたら——そういう展開も想定していますね。僕はKOを狙いますが、実は今までプロの試合で一度も自分からテイクダウンに行ったことがないんですよ」

——えぇっ!? そうだったのですね。

「アハハハ。自分からテイクダウンに行くことなく、ベルトを獲得できるのかどうか検証したいです」

——次の福田戦で初めてテイクダウンを狙おうとは思っていないのですか。

「いずれテイクダウンを混ぜていきたいとは思っていますが、いつにするのかは分からないです。自分の場合は寝技と打撃であれば、打撃のほうが勝つ確率は高い。でもテイクダウンに行くのはリスクも生まれるじゃないですか。もしかしたら今回テイクダウンを狙うかもしれないし、テイクダウン無しでベルトを獲るかもしれません。まだ見せていない部分は、メチャクチャあります。僕の試合を楽しみにしていてください。全て見せた時は、みんな驚くと思いますよ」

■DEEP121 視聴方法(予定)
9月16日(月・祝)
午後5時35分~U-NEXT、YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、サムライTV

■DEEP121 対戦カード

<DEEPバンタム級王座決定戦/5分3R>
福田龍彌(日本)
瀧澤謙太(日本)

<DEEPライト級選手権試合/5分3R>
[王者] 江藤公洋(日本)
[挑戦者] 野村駿太(日本)

<メガトン級/5分3R>
水野竜也(日本)
大成(日本)

<フライ級/5分2R>
KENTA(日本)
渡部修斗(日本)

<フライ級/5分2R>
関原翔(日本)
杉山廣平(日本)

<フェザー級/5分2R>
五明宏人(日本)
相本宗輝(日本)

<バンタム級/5分2R>
雅駿介(日本)
谷岡祐樹(日本)

<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
鹿志村仁之介(日本)

<ストロー級/5分2R>
多湖力翔(日本)
中務修良(日本)

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【DEEP121】瀧澤謙太とバンタム級王座決定戦、福田龍彌「判定基準のために戦略を変えたりはしません」

【写真】生き物として強くなるために沖縄で平良とセッション。平良にとってはブランドン・ロイヴァル戦に向けてサウスポー対策となる (C)RYUYA FUKUDA

16日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP121で、福田龍彌が瀧澤謙太と空位の同バンタム級王座を争う。
Text by Shojiro Kameike

昨年5月にDEEPフライ級GPを制し、フライ級暫定王者となった福田(その後、正規王者に昇格)。RIZINとNAIZA FC出場を経て今年からバンタム級に転向する。3月初戦で雅駿介をKOした福田は、続く5月には元谷友貴と対戦予定だったが、福田の負傷により注目の一戦は中止となった。改めて2階級制覇をかけて臨む瀧澤戦に向け、福田にこの約4カ月間のことを訊いた(※取材は8月26日に行われた)。


試合まで京都で練習するか。沖縄に来て達郎と良いセッションして日々を過ごすのか。どちらのほうが9月16日までに自分が強くなるかと考えた時に――もちろん沖縄やと

――本日はよろしくお願いします。……いつものご自宅とは違う風景ですね。

「今、沖縄に来ているんですよ。9日間、マンスリーマンションみたいなのを借りています」

――沖縄というのは、平良達郎選手との練習でしょうか。

「そうです。ホンマに良いセッションができていて、メチャクチャ濃い時間を過ごせていますよ」

――全国的に今年の夏は猛暑に見舞われていますが、沖縄の気候はいかがですか。

「暑いけど、京都も暑いですからね。前に来たのは冬やったけど『こんなに暑いんや』という感じで、暑さ慣れしてへんかったのでバテちゃったんですよ。だから今回は夏の沖縄を想定して、京都でも暑い時間に走ったりしていました。だから今回はバッチリです」

――沖縄で練習するための準備に時間を割く。平良達郎選手との練習には、それだけの意味と価値があるわけですね。

「はい。9月16日の試合まで京都で練習するか。沖縄に来て達郎と良いセッションして日々を過ごすのか。どちらのほうが9月16日までに自分が強くなるかと考えた時に――もちろん沖縄やと思いました。

京都でやっているのは、いつでも戦えるように自分の質を上げること。それを外で他の人を相手に試す。沖縄で収穫したことは、また京都で整えて9月16日を迎える。ちょうど良いスケジュールになりました。9月16日には、結構強くなっていると思いますよ。良い準備はできています」

――今年5月には元谷友貴戦が予定されていましたが、肩鎖関節脱臼により福田選手は欠場となりました。この負傷は、いつごろ発覚したのでしょうか。

「試合の10日前ぐらいですね。タイのプーケットに行っていて、怪我で腕が上がらなくなったんですよ。でもタイは旧暦の正月で、病院がどこも空いていなかったんです。そのままタイで練習したあと試合の10日前に帰国して、日本で検査したら『これは絶対に無理です』と言われました。自分としては試合したかったけど、そもそも怪我したらアカンということを学びましたね」

――プロのファイターとしてメインに穴を空けると同時に、元谷選手と対戦する機会を失ったということに対して……。

「そのダブルですね。皆が楽しみにしてくれていた試合を飛ばしちゃいましたから……」

――欠場が判明した時は、何より福田選手が一番悔しかったと思います。体の調子と気持ちは、いつごろ戻ってきたのでしょうか。

「すぐ気持ちは切り替えました。次に試合をする時は、雅戦より良いインパクトを残すために。元谷戦を飛ばしてしまったことは、次の試合で取り返さないといけない。だから休んでいる暇はなかったですね。怪我した時やからできることに取り組んでいました。

この怪我をしていた間は『今の自分にはココが足りへんのやろうな』、『もっとココをやらなアカンな』ってずっと思っていたことに取り組んできたんですよ。それが今は良い感じでパチッとハマってきている感覚はあります。生き物として成長したと思いますよ」」

――怪我をした時だから取り組めること……フライ級の時よりも体つきが大きくなっていませんか。リモート画面で見えるだけでも、肩から二の腕の筋肉が以前と違うように見えます。

「あぁ、ホンマですか。それは嬉しい。この期間に頑張りました!やってきたことは形になりますね」

――フライ級とバンタム級で比較すると、練習や試合の時の動きは違いますか。

「殺傷能力が上がったと思います。フライ級まで落としていた頃は、いつもの僕じゃなかったです。なんか力がみなぎらない感じで、試合も自分が相手を捌くほうに回っていました。特にフライ級GPは連戦やったし大変で、ツライ時もありましたね。だからバンタム級のほうが、いつもMIBUROの皆が知っている僕なんです。試合でも伸び伸びやっていますね」

――試合で雅選手と向かい合った時、フライ級との差は感じなかったのでしょうか。

「的がデカい、メッチャ殴れそうって思いました」

――階級を上げると的がデカくなる! なかなか聞かれない意見です。

「アハハハ。たとえば本田良介選手のように、ああいう体格で頭を下げて来る選手は殴りづらかったですよ。攻撃も飛んできてくれたほうが、隙も大きくますからね。だから自分がちゃんとディフェンスしていれば、長い距離から飛んでくるのも決して悪いことだけではないです」

――先ほど「生き物として強くなる」という言葉がありました。最近はまたMMAの判定基準について話題になることが多いです。判定という制度があるかぎり判定基準は重要ですし、「そんなことよりもフィニッシュすれば良い」という意見は暴論に近い。ただ、まず生き物として強くなることが重要なのかと考えています。これも暴論かもしれませんが。

「アハハハ、なるほど。判定って要するに『時間内に決着がつかなかったから、どっちが強かったか決めてよ』と聞いているということじゃないですか。それだけ単純なことなんですよ。コントロールかダメージか、という印象もそうやけど、じゃあ『このコントロールは、受けたダメージより上回っているか』という印象は人によって違うわけで。

重要なのは強いと思わせること、ジャッジに強いと思ってもらえる試合を見せること。試合というのは、自分の強さが何かを表現する場所やと思うので。極論やけど、テイクダウンを切って殴り続けていたら、そっちのほうが強いと思われるじゃないですか」

――逆もまた然りですね。打撃を受けずに抑え込み続ければ、強いと思わせることができる。

「結局、殴って殴り返されていたら、相手にポイントがついても仕方ないんですよ。『判定基準を統一してほしい』という意見も分かります。でもその前に、プレイヤーとしてできることがあるんじゃないか。

誰が見ても『このラウンドは福田や』と思わせるように戦うには、どうすれば良いのか。僕は判定基準のために自分の戦略を変えたりはしません。自分は戦うことに特化してきた。それが生き物として強くなるということやと思います」

――そんなか復帰戦として瀧澤戦が決定しました。福田選手と瀧澤選手の対戦は、福田×元谷戦とはまた違う新鮮さを感じます。

「それがバンタム級転向の魅力ですよ。僕の立場でやっていると、フライ級のままではマンネリ化するじゃないですか。じゃあフライ級で次の挑戦者はって考えると……。僕は今もずっとフレッシュな気持ちでMMAを続けたいし、お客さんにもフレッシュな気持ちで試合を観てほしいから。これからDEEPでRIZINに出ている選手を倒していくことになるかもしれないですね」

自分で食べ物を確保できるスキルを備えておきたい、自分で処理して自分で食べたい

――7月の瀧澤×CORO戦はご覧になりましたか。

「……まだ視ていないんですよ。前に元谷選手と対戦した試合(2021年9月、瀧澤がKO勝ち)は視ました。元谷選手の過去の試合をチェックしている時に、瀧澤戦を視ていて。変わった動きをする選手だなぁってイメージですね。ここ最近、まあまあ忙しくて。狩猟免許の勉強もしながら、あんまり余裕がなかったんですよ(苦笑)」

――そういえば狩猟免許の勉強をされていたのですね。

「おかげさまで試験にも合格しました。ジビエって一頭で、自然で動き回っている新鮮なお肉が20~30キロ取れるんです。僕は自分で食べ物を確保できるスキルを、生き物として備えておきたくて」

――狩猟免許を取得したのは、強くなるためにジビエ肉を食したいということですか。

「そういうわけではないんですよね。お肉を買うことって普通みたいになっているけど、決してそうじゃない。自分で食べ物を確保できるスキルを備えておきたい、自分で処理して自分で食べたい。そういう気持ちはもともと持っていました。だから目指しているのは、渓流釣りと狩猟の自産自消ですね。

そういう自分の理想の人生設計のためのスキルを身に着けるためには、今のうちに始めておかなアカンと思って。全ては繋がっているんですよ。今こうして達郎と練習していることも、9月16日に試合をすることも。全部含めて――父親としても、人としても、ファイターとしても強くなる日々を送ってきました。一切ダレていないし、血眼になってやってきました。そういう意味でホンマに早く戦いたいですね。楽しみにしていてください」

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o RIZIN RIZIN48 YouTube 倉本一真 元谷友貴 太田忍 瀧澤謙太 牛久絢太郎

【RIZIN.48】太田忍、元谷友貴にリベンジし王座挑戦へ意欲 井上直樹VSキム・スーチョルの勝敗予想&セルジオ・ペティスに対戦要求も 『RIZIN.48』単独インタビュー

9月29日の『Yogibo presents RIZIN.48』(さいたまスーパーアリーナ)で、元谷友貴との2年ぶりのリベンジ戦に挑むことが決定した、太田忍。2022年7月の初戦では、プロ4戦目で勢いに乗る太田に対して、元谷がベテランらしい試合運びで実力差を見せつけ、フルマークの判定で勝利した。

しかしそこからハイペースで試合を重ね、倉本一真、瀧澤謙太、牛久絢太郎と実力者に勝利し、いまやRIZINバンタム級のタイトル戦線では太田のほうがベルトに近いと評されるほどに、快進撃を続けている。リベンジ戦で雪辱を果たし、一気にベルトを狙う“ニンジャレスラー”に、忖度なしで本音をたっぷり語ってもらった。

#太田忍 #RIZIN #RIZIN48

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【Shooto2024#07】国内3冠制覇へ、住村竜市朗が西條秀成と対戦。環太平洋王座決定Tに野瀬がエントリー

【写真】脱・塩漬けを果たした住村が国内3冠を目指して修斗のタイトルを狙う(C)MMAPLANET

9月22日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2024#07の第一弾カードが決定。現ウェルター級キング・オブ・パンクラシストの住村竜市朗×西條秀成、環太平洋バンタム級王座決定トーナメントを含む9試合が発表された。


2017年7月にDEEP(2022年5月に返上)、2023年12月にパンクラスでベルトを巻いている住村だが、2009年11月のプロデビューから4戦目までは修斗で試合を続けていた。今回は2010年12月の新人王決定トーナメント決勝戦=井上雄策戦以来、約13年9カ月ぶりの修斗凱旋となる。もちろん住村の目指すものはDEEP・パンクラスに続く修斗での王座戴冠で、今回は国内MMA3冠制覇に向けた第一歩となる試合だ。

対戦相手の西條はTHE BLACKBELT JAPAN(旧・Theパラエストラ沖縄那覇)所属で、プロ戦績は4戦4勝と無敗。昨年のウェルター級新人王で、現在は世界ランキング5位に名を連ねている。戦績こそ浅い西條だが今年5月には中国のMMA団体=YFU武林笼中对のジャン・シイジェンからTKO勝利を収め、6月には「UFC on ESPN58」に出場した平良達郎に帯同してエクストリーム・クートゥアでトレーニングするなど、幅広く経験を積んでいる。

直近2試合はいずれもパウンドによるTKO勝利で塩漬け上等から脱却した住村が、力強いテイクダウン&トップキープを武器とする西條に対して、どんな戦略を選んで戦うかが見どころの一戦だ。

また藤井伸樹が返上した環太平洋バンタム級の新王者を決定する4選手参加のトーナメント開催が決定した。出場選手のなかで最も注目されるのは野瀬翔平だろう。

今年2月のRIZIN佐賀大会では瀧澤謙太をグラウンドで圧倒してヒジ打ちによるTKO勝利を収め、3年連続出場となったRoad to UFCでは1回戦でユ・スヨンと対戦。一時はDEEP・Black Combat・NAIZA FCのアジア・バンタム級三冠王だったスヨンに敗れたものの、組み技・スクラングルで真っ向勝負し、ハイレベルな攻防を繰り広げている。

その野瀬はMMA戦績3勝1敗、2連続KO勝利中の人見礼王と対戦。逆ブロックでは4連勝中の川北晏生と直近では修斗&RIZINでキャリアを積むダイキ・ライトイヤーが対戦する。

■ Shooto2024#07対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗(日本)
西條秀成(日本)

<ライト級/5分3R>
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)
田村ヒビキ(日本)

<環太平洋バンタム級王座決定トーナメント/5分3R>
川北晏生(日本)
ダイキ・ライトイヤー(日本)

<環太平洋バンタム級王座決定トーナメント/5分3R>
野瀬翔平(日本)
人見礼王(日本)

<バンタム級/5分2R>
平川智也(日本)
新井拓巳(日本)

<インフィニティリーグ2024フライ級/5分2R>
大竹陽(日本)
ヤックル真吾(日本)

<インフィニティリーグ2024女子アトム級/5分2R>
平田彩音(日本)
檜山美樹子(日本)

<インフィニティリーグ2024女子アトム級/5分2R>
パク・ソヨン(韓国)
NOEL(日本)

<2024年度新人王決定トーナメント一回戦ライト級/5分2R>
手島 響(日本)
直島弘昌(日本)

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【トレーニング】扇久保博正のトレーニング風景

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【DEEP121】福田龍彌✖瀧澤謙太、江藤公洋✖野村駿太。2階級のタイトル戦と、粒ぞろいすぎる2回戦!!

【写真】RIZIN枠を考慮し、旬を逃さないカードが組まれているDEEPだ(C)MMAPLANET

23日(火)、DEEPより9月16日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP121 Impactの対戦カードが、タイトルマッチ2試合を含み、11試合が発表されている。
Text by Manabu Takashima

ベルトが懸かった試合は、バンタム級王座決定戦=福田龍彌×瀧澤謙太、そしてライト級チャンピオン江藤公洋に野村駿太が挑戦する2試合だ。


フライ級王者でもある福田は、5月に元谷友貴とバンタム王座決定戦に出場予定だったが、タイでの練習中に肩鎖関節脱臼で欠場となっていた。

対する瀧澤は14日の後楽園ホール大会でDEEP初出場を果たし、COROに判定勝ちを収めている。試合後のマイクでは「DEEPのベルトを獲ってRIZINにリベンジしにいく」と宣言していた。超RIZIN後、9月以降のRIZIN参戦を目指し、ベルトを切符代わりとしたい瀧澤だが、CORO戦はテイクダウンを警戒して慎重なファイトに終始していた。

福田はいわば、命のやり取りをする覚悟で日々の練習をし、ケージに上がっている。そんな福田を凌駕するには、同じ戦意を持ち福田のフィールドに足を踏み入れる必要がある。それができれば、瀧澤の天賦の才といえる当て勘が活きてくるはずだ。

対して、福田としてはやはり負傷の復調具合が気になるところ。筋や腱に傷が及んでいれば、完治までそれ相応の期間は必要となる。それでも福田の性分からして、五体満足になることを欲して、試合機会を減らす選択はしないはず。つまりは完治しなくとも、瀧澤と斬り合い──セッションを求めるのであれば、このタイトル戦は福田にとってリスクが高いファイトとなる。

ライト級戦タイトル挑戦者の野村はDEEP120で泉武志から逆転TKO勝ちを収め、江藤へのリベンジと挑戦をアピールしていた。昨年7月に江藤のテイクダウン&コントロールに屈した野村は、泉のテイクダウン&コントロールを跳ね返したことで、自信を確信に変えてベルト獲りに挑む。

チャンピオン江藤は3月にイ・ソンハをRNCで下して以来、半年ぶりの実戦となる。RIZIN、海外再進出を模索する江藤はとにかく強さを見せての防衛が必要となってくる。

そんな江藤への挑戦に向け、泉を下した直後の取材で野村は以下のように話していた。

「来てくれる方が、ぶっ飛ばせます」(野村駿太)

──2日前のGladiator Challenger Seriesに出場したジムの後輩、南友之輔選手が右ストレートから左フックで強烈なKO勝ちを収めました。あのKOを見て、先輩としてやらないといけないという気持ちになったのでは?

「バリバリなっていました。『コイツ、やってくれるなぁ』みたいな(笑)。『野村さん、繋ぎました』とか言ってくれて。試合の流れも逆転勝ちで、変なところまで同じでしたね。友之輔がBRAVEに加わってくれたところで、自分がやって行くべきことのなかで、空手の良さも再発見することができました。

友之輔がやろうとしていることも、僕のなかで刺激になっています。木村(柊也)や南を見て、自分も『コイツらに負けていらない』という風になりますし。あの2人が、自分を手本にしたくなるような選手に、自分はなっていかないといけないです」

──泉選手を返り討ちしたことで、江藤選手への挑戦権を手にしたかと思います。同じテイクダウン&コントロールにしても、江藤選手のソレはより柔軟に包み込んでくるようなイメージがあります。

「そこは1度、触れているので。自分のなかで江藤選手と戦うなら、どうすべきが分かっている部分はあります。今日みたいにやられないように戦ってしまうと、また去年と同じになってしまうので、自分から仕掛けていっても良いと思っています。そこをタイトル戦で見て欲しいです」

──一発、右アッパーを被弾して下がらされました。

「攻め気でいた時に、自分の流れに持ちこみ過ぎようとして……余りない形のアッパーを貰いました。打撃が上手な人と練習をしていると、あのパンチはなくて。でも、喧嘩のような動きのパンチを貰ったのは反省材料です。変に自分のなかで貰わないという自信があって、それが慢心になってしまっていたかと思います」

──以前よりも、そして泉選手と比較しても、江藤選手は貰っても怯まないようになってきたようにも感じます。

「そっちの方が戦いやすいです。気持ちを強く持ってくれているほうが、向かい合ってくれるでしょうし。ビビッて距離を取られる方が面倒くさくなるので。変に自信を持ってくれている方が、術中にハメやすいです。来てくれる方が、ぶっ飛ばせます」

──打撃でなく、テイクダウンでも出てくる方が戦いやすいですか。

「逆にソレしかしてこないと思っています。泉選手には失礼な言い方になってしまいますが、あのスタイルでさらに強化されているのが江藤選手です。なので、今日は攻め込まれる場面があって良かったです。今日の経験を生かして、煮詰めていけばさらに成長できると思っています」

なお今回の発表ではメガトン級の水野竜也×大成が3回戦で組まれることが明らかとなっている。また関原翔×杉山廣平のフライ級戦、涙の引退から約1年で復帰の渡部修斗もフライ級でKENATと知りなおしの一戦。五明宏人✖相本宗輝のフェザー級戦。バンタム級ではルーツは立ち技同士、ムエタイ=雅駿介×キック=谷岡祐樹、同じくバンタム級で力也×禊の鹿志村仁之介。WardogからRIZIN、GRALDIATOR、HEX FSを経てDEEPストロー級戦線に辿り着いた中務修良✖Blackcombatでの勝利で6連勝中の多湖力翔のマッチアップ──と、粒が揃い過ぎている2回戦6試合も決定している。

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〇朝倉未来&那須川天心 細川バレンタインを斬る〇手越祐也 国歌独唱中止に…平本蓮 動く〇朝倉海 UFCの洗礼を浴びる〇超RIZIN出場選手 大モメ〇ガルシア 超RIZIN 決定〇青木真也 慰謝料不払い

2024/07/24

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6:29 手越祐也 国歌独唱中に朝倉未来 平本蓮が反応
9:28 超RIZIN出場選手 大モメ
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19:25 モラレス 王座戦。トイレ掃除は当たり前。ケイプ「作り話」
21:10【18禁】堀江圭功
22:28 伊澤星花 RENAに
22:51 カード決定。ロッタン。安本はると。ミックス。箕輪ひろば。瀧澤謙太。
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