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【Grachan53&Brave Fight26】J-MMA界の梁山泊から原口伸&野村瞬太揃い踏み。小野島の対戦要求に対して

【写真】 オリジナルの競技をどのように進化させ、MMAを創っていくのか──非常に楽しみな原口と野村(C)Zuffa /UFC

17日(月)、2月13日(土・同)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOでGrachan53 とBrave Fight26の開催及び対戦カードの発表があった。

昨年6月以来のホームで開催は恒例のBrave Fightとの共催となり、全12試合の後半6試合にBrave勢が出場する。


メインイベントでは2019年フリースタイル70キロ級全日本王者の原口伸が出場。MMA3戦目でALIVE所属で柔術ベース──松場貴志と竹本啓哉臭のする大宮優と対戦する。

セミでは岸本篤史がモリシマン。セミ前に全日本空手道選手権5位の野村瞬太もプロMMA3戦目で──藤村健悟と戦うというマッチアップも見られる。伝統派空手の距離とタイミングにレスリングを融合させるスタイルの野村が、回転体MMAの申し子を相手にどのような戦いを見せるか、興味深い。

さらに高橋謙斗はフミ・グローブTVと、また硬式空手出身で2019年K-1甲子園東日本トーナメント60キロ級優勝の黒井海成が杉本静弥とプロMMA初陣を戦うことも決まった。

9月にBreakingDown、11月にBrave FightのアマMMAで試し切りを終えている黒井のプロデビュー戦、今やJ-MMA界の梁山泊と化しているBraveジムの勢いを示すことができるか──注目だ。

また昨日のプロ修斗公式戦で環太平洋バンタム級王座に就いた小野島恒太が現グラチャン・バンタム級王者の手塚基伸への対戦を表明したことに関して、グラチャンの岩﨑代表に尋ねると以下のような反応だった。

岩﨑ヒロユキ
「小野島選手は漢気のある選手ですね。ただ手塚君からすると、一度勝っている選手なのでモチベーションが上がるのかというのはあります。修斗さんやONEの選手に関して本人は以前『佐藤将光選手と戦いたい』と言ってはいました。タイミング……小野島選手と手塚君が戦うルートがあれば、多分受けると思います。RIZINなど複数と交渉中ですので、やはりタイミングですね。私もサステインの坂本代表を先輩として慕っているので、不可能ではないと思います」

なお今回のリリースではグラチャン・フライ級王者の松場貴志のGRANDフライ級王座の返上も伝えられている。

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DEEP MMA RIZIN RIZIN TRIGGER01 Special ストラッサー起一 セルジオ・ペティス 堀口恭司 安谷屋智弘 川中孝浩 松場貴志 柏木信吾 海外 竿本樹生

【Special】月刊、柏木信吾のこの一番:11月:竿本樹生✖松場貴志「あとから考察すればするほど面白い」

【写真】柏北米MMAっぽいテイクダウン&スクランブルの醍醐味が見られた──試合をモヒガンサンにいる柏木氏が熱く語った (C)RIZN FF

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る──装いも新たになった当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。そんな新たにMMAPLNAETが迎えた3人の論客──まず一人目は、RIZINマッチメイカーの柏木信吾氏だ。

海外MMAの造詣の深さでいえば、この国で1、2位を争う柏木氏が選んだ2021年11月の一番。11月28日に行われたRIZIN TRIGGER01より、竿本樹生✖松場貴志戦について語らおう。


──装いも新たに今月の一番シリーズ、その第一弾として柏木さんが選ぶ11月の一番をお願いします。

「まぁ、僕の場合は立場上どうしても言及する試合については気を遣ってしまいますので、今回はRIZIN TRIGGER 1stの竿本樹生✖松場貴志戦とさせてください」

──押忍(笑)。RIZINにとって初のケージ大会でした。まず、その感想をお聞かせください。

「やっぱりケージも良いですね(笑)。そして、この試合はMMAをやっているという感じが凄くしました」

──こういう表現は余り良くないのかという気もしますが、RIZINっぽくない試合でした。

「いや、本当に仰る通りだと思います。RIZINっぽくないというか、凄くMMAなんです。やっていることが。最終的には打撃での距離、間合い争いが続いたのですが、要所で見られるテイクダウンとスクランブルの攻防、攻めとディフェンスがまんべんなく散りばめられた見応えのある試合だったかと思います」

──竿本選手有利という予想のなか、結果も竿本選手のスプリット判定勝ちでした。

「松場選手はノーマークだったというのはあります。試合になると堂々としていましたね。会見のキャラとは違った堅実さと繊細さが垣間見えたパフォーマンスでした。もう少し手堅くテイクダウンを狙うのかと思ったのですが、打撃の局面も長かったですね」

(C)RIZN FF

──練習で見せる良さ、外を取っての左ストレートを正中線に入れる。そこが試合で十分に出せていたように感じました。

「それを引き出したリードジャブの良さもあったと思います。ミドルレンジで打ち落とす、竿本選手の入りを止めるうえで凄く有効だったと思います。2月のDEEPであった安谷屋智弘選手との試合は、やり過ぎてバランスを崩していたのが、程よく攻撃をしていました」

──それと竿本選手のテイクダウンの受けの強さも秀逸でした。

(C)RIZN FF

「1R終盤の松場選手のダブルレッグを切った時、もう取られているタイミングですけど、半身になって足を一本残して、腰を切って防ぎました。あそこは僕も後から映像を見なおしました。

松場選手の入りも良くて、それを切る竿本選手。良い攻防でしたね」

──柏木信吾個人の目線では、あの試合というのは?

「個人的には大好きです。それこそVJTでマモルさんとダレル・モナヒュー戦も大好物ですけど、一緒に見ていたSBのシーザー(武志)会長が『これ、分かんねぇだろうなぁ』とボソッと言っていました。この試合も、そういう試合だったと思います。

なんというか、あとから考察すればするほど面白い試合。『ここで、こんなことをやっていたんだ』という新しい発見が出てくるような試合かと。会場で見ていると、正直なところ盛り上がったか、大会が終わってから印象に残っているかといえば、そうはならなかった試合です。見直せば要所で面白いやりとりがあったと気付くような」

──そこでいえば私はライブ配信を視聴させていただいたのですが、解説の石渡伸太郎選手……じゃない、石渡さんの解説が秀逸で。あの解説があれば、今、柏木さんが言われていたことがライブ中継で理解できたと思います。さすがイジー・レスリングの権化、石渡さんの話振りでした。

「そうだったのですねぇ。自分が実況付の映像を見ていなかったので……。それは良かったです」

──その石渡さんが判定は両選手につく試合で、個人的には松場選手と言う風に評していました。

「そこは好みというか、もうMMAの見方にもよって来るかと思います」

──前に出て空振り込みのパンチ、下がって当てる打撃。自分もどちらかという、後者を評価しがちです。

「分かります。ただし、下がって当てる選手はしっかりと倒すシーンが欲しいですね。前に出る選手の方がリスクを冒していると言えますし。

勝敗を見出す要素が前に出たか、下がっていたか──そのニ択であれば、前に出た選手が評価される、そういう判定基準でも良いと思います」

──この試合、全くノーマークだった松場選手の評価は高まるのでしょうか。

「う~ん、これはRIZIN目線で言わせていただくと、先ほども言ったように大会終了後にも心に残るだけのインパクトは残せていないです。だから現状維持ですね。ただし、この試合だけをフォーカスすると凄く良い試合。緊張感のある試合でした。

松場選手の評価が下がることはないはずです。あのキャラと違って、繊細なことができるというのを見ることができました。今回、RIZINをケージでやりましたが、ケージの部分がなかなか出なかったじゃないですか?」

──そうですね。ストラッサー起一✖川中孝浩以外では、余りなかったです。

「ハイ、そういうなかで竿本✖松場戦は組んでケージまでのドライブ、金網を使ってのスクランブルという際の攻防、北米的なMMAだったと思います」

──ありがとうございます。今後、TRIGGERのない月も宜しくお願いします!!

「とんでもないです。では現場で堀口恭司✖セルジオ・ペティスを体感してきます!!」

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MMA RIZIN YouTube   ストラッサー起一 川中孝浩 松場貴志 竿本樹生

【RIZIN TRIGGER】内弟子 竿本樹生と川中孝浩の試合を振り返ってみた

今回行われたRIZIN TRIGGERでは内弟子の竿本樹生選手と川中孝浩選手が出場しました。試合結果は以下の通りです。

◇ウェルター級
ストラッサー起一 ○
vs
川中孝浩 ✖︎

1R 4分10秒 SUB(肩固め)

◇フライ級
竿本樹生○
vs
松場貴志✖︎

3R 判定 (2-1)

沢山の応援ありがとうございました!
▼竿本選手のSNS
 竿本樹生
 ・Instagram:https://www.instagram.com/tatsuki_brave/?igshid=5mh1cq6c3goe
 ・Twitter:https://twitter.com/tatsuki19961004
 ・YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC9pwzDWf6twRQAC63zjQhbQ

▼川中選手のSNS(2010年フューチャーキングトーナメントミドル級優勝)
・Instagram : https://www.instagram.com/tk.1019/?hl=ja
・Twitter : https://twitter.com/mmagorira

#RIZIN
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MMA RIZIN RIZIN TRIGGER01 キック ボクシング 松場貴志 竿本樹生

【RIZIN TRIGGER01】持ちうるポテンシャル全開、ベストバウトも松場は竿本にスプリット判定負け

<フライ級/5分3R>
竿本樹生(日本)
Def.2-1
松場貴志(日本)

サウスポー同士、左ローを蹴った松場がローを繰り返す。竿本のダブルをスプロールした松場は左ローを続け、テイクダウンを切っていく。竿本は左のオーバーハンドのフェイクを見せ左フックで前に出る。松場の右ジャブに竿本は右を振るって前に出る。レスリングが出来るモノ同士のキックボクシングマッチは、松場のローに竿本が右を合わせ、松場はローからパンチに繋げる。さらに左ストレートを伸ばした松場は、右フックをかわす。

ジャブを当てた松場は、パワフルな竿本の攻撃を吸収するようなファイトを見せ、フックやアッパーにも右を当て返し、ジャブを入れる。残り30秒、右フックを竿本が当て、松場が左アッパーを当て返し、右アッパーにダブルレッグを合わせる。抜群のタイミングも竿本が、倒れず時間となった。

2R、左ヒザをボディに入れた松場は、右ジャブを伸ばす。右フックが交錯すると、竿本の右ボディアッパーが松場の急所に入り試合が中断する。再開後、左から右を振るって前に出る松場が、その左から右を当てる。竿本も右を伸ばすが、松場がすぐにリードフックを入れる。竿本はボディにパンチを重ねて、オーソから前蹴りを見せる。ボディで入る竿本だが、松場も右フックをヒットさせる。

残り2分、右リードフックの松場、竿本が左フックを当てる。竿本はオーソで跳びヒザ、着地してサウスポーで右を伸ばす。動きが多い竿本だが、左ハイを当てる。さらにジャブを2つ入れた松場に、竿本がアッパーを返す。互角の勝負だが、どちらかをつけるとなると手数、アクションで竿本が印象点を稼いだことになるか。

最終回、右を振るう竿本がアッパーから左ストレートで前に出る。テイクダウンを見せた松場は切られて右ジャブを打つ。同時にアッパーを放った竿本は左フックと、手数でリードする。ワンツーにダブルレッグを合わせた松場がテイクダウンへ。尻もちをついた竿本だが、バック狙いにレッスルアップから組んでケージに松場を押し込んでいく。

立って離れた両者、竿本が右ボディ&オーバーハンドを振るう。松場は左ハイ、かわした竿本に右ジャブをヒットさせる。竿本も右ミドルを見せ、右から左を伸ばす。松場はショートでワンツー、左ハイをキャッチした竿本はスリップした松場を押し込もうとする。

背中を見せて走り、正対した松場が左を当て、アッパーを2発入れる。さらにボディも決めた松場が終盤は攻勢に。さらにジャブを繰り出す松場が、前に出てくる竿本に下がりながらもパンチを入れ──タイムアップに。

松場がその持ちうる能力を初めて全て見せた戦いを見せたが、ジャッジは割れ竿本がスプリット判定勝ちを手にした。


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【RIZIN】速報中!RIZIN TRIGGER 1st

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2週連続のRIZIN。なんと嬉しい事でしょう。今日は神戸ワールド記念ホールでRIZIN TRIGGER 1stが開催されます。RIZIN初のケージイベント。地方やニューフェイスの起用、ベテランの復活を掲げた新機軸のイベントは果たしてどう転ぶのか。メインの萩原京平(SMOKERGYM)×昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)まで電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 55kg契約】
○森井翼(テツジム)
(判定3-0)
×FUJIMON♡(亀岡キックボクシングジム)
1R、開始直後から森井がアグレッシブに攻める。距離を詰めると至近距離では膝蹴りを多用。距離が離れると左右のパンチ、ロー、ミドルでイケイケ。ダウンこそ奪えないが手数で圧倒してラウンドを終えた。FUJIMON♡は終了間際にバックブローを放つが防戦が目立った。
2R、やはり先手を取るのは森井。中盤には左ミドルを効かせるとFUJIMON♡は後退。さらに左右のパンチを当てるとFUJIMON♡はバランスを崩す。森井はラッシュを仕掛けるがダウンを奪う事が出来ずにラウンド終了。森井が圧倒し始めた。
3R、ゴングと同時にFUJIMON♡が玉砕覚悟でラッシュ。しかし足を止めて森井も応戦。序盤のFUJIMON♡のラッシュを凌ぐとやはり森井ペース。距離を取ってミドル、ハイを効かせてパンチを打ち込むとFUJIMON♡はフラフラ。あと一発でKOというところまで追い詰めたが試合終了。判定は森井に軍配。


【第2試合 MMA バンタム級】
○加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)
(2R TKO)
×藤原克也(SMOKER GYM)
1R、開始直後に左フックをクリーンヒットさせた加藤。藤原はダウン。加藤はパウンドで仕留めにかかるが藤原はタックルで組み付く。持ち堪えてスタンドに戻ると逆に藤原のパンチがヒットして加藤は腰を落とす。しかし加藤はすぐに回復。スタンドの展開に戻るとやや試合は落ち着く。加藤は低いガードから左右のジャブを中心にプレッシャーをかけると藤原は鼻から激しく出血。ドクターチェックが入った末に再開。すると加藤はタックルでテイクダウンしてバックに回るが藤原はすぐに脱出。なんとか持ちこたえてラウンドを終えた。
2R、藤原がプレッシャーをかけるが加藤の動きはスピーディー。素早くかわすと左右のジャブを的確に当てていく。藤原も離れ際に膝を狙うなどするが不発。加藤のパンチが的確にヒットする藤原の鼻からの出血を見てレフェリーが試合を止めた!加藤が実績の差を見せつけた。


【第3試合 キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 女子46kg契約】
○百花(魁塾)
(判定3-0)
×未來(Blaze)
1R、序盤は未來が間合いを詰めて積極的にパンチを出す。しかし時間が経つにつれて百花ペース。リーチ差で劣るものの近めの距離から右フックを強振するとこれが蓄積。未來はグラつく場面も見られるなど有効打で百花が上回ってラウンドを終えた。
2R、リーチ差を活かすべく未來は距離を置く。前蹴りやローで試合を組み立てようとするが、百花は距離を詰めてパンチを当てる。すると未來は鼻から出血。終盤には百花のパンチが的確にヒット。ダウンこそ奪えなかったものの、パンチが効いて未來がスリップする場面も。
3R、後がない未來だが主導権を握るには百花。距離を潰して左右のパンチを蓄積させていく。未來はさらに鼻から出血。結局最後まで百花はスタミナが切れず、パンチをヒットし続けて試合終了。百花が完封勝ちです。


【第4試合 キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 61kg契約】
×市村大斗(多田ジム)
(2R KO)
○テーパリット・ジョウジム(ジョウジム)
1R、テーパリットが左右のパンチを思い切りよく振り回す。あまりの強振にヒヤッとする場面の連続。市川はガードを固めてローを放つが、テーパリットもローを打ち返して応戦。中盤に市川がテーパリットにケージを背負わせてパンチを集中するがテーパリットは脱出。このラウンドは有効打でテーパリットが上手か。
2R、やはりテーパリットがパンチで圧力をかける。左右のフックに加えて強烈なボディをヒットさせて攻勢。市川がローで反撃するも逆にローを打ち返して手数で圧倒。終了間際にボディをヒットさせて市川を後退させると、追撃の右フックがクリーンヒット。ダウンした市川は立ち上がる事が出来ず試合終了。テーパリットが圧倒的なパワーを見せつけた。


【第5試合 キック(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 53kg契約】
○政所仁(魁塾)
(2R TKO)
×平松侑(岡山ジム)
1R、開始直後は一定の距離を置いた静かな立ち上がり。互いに様子を見ているのか。時間が経つにつれて政所が距離を詰めてパンチでラッシュ。平松をケージ際に追い詰めてボディを交えたコンビネーションを見せる。しかし平松もパンチを打ち返して決定打をもらわわずラウンドを終えた。
2R、リーチ差を活かして左ミドルを多用し始めた平松。しかし政所はハイを打ち返すとこれが顎を捉えて平松はダウン。なんとか立ち上がる。政所は距離を詰めてパンチを出すと平松は足を止めて応戦。激しいパンチの応酬の末、政所のフックがクリーンヒット。平松は腰から崩れ落ちてダウン。レフェリーが試合を止めた!政所は大晦日参戦をマイクアピール!


【第6試合 MMA バンタム級】
×釜谷真(SWAG GYM KYOTO)
(2R TKO)
○ダイキ・ライトイヤー(修斗ジム神戸)
1R、パンチの交差から釜谷が片足タックルでテイクダウン。釜谷は徐々にパスを狙うがダイキやスイープ。立ち上がる釜谷の背中にスタンドで張り付く。しかし不完全。ここでブレイク。スタンドに戻ると距離を取りつつの打撃戦。ダイキは関節蹴り、釜谷はジャブで手数を稼ぐ。お互いに決定打がないままラウンドを終えた。
2R、序盤から激しい打撃の応酬。釜谷の左フックでダイキは膝をつく。釜谷は追撃を狙うがダイキは回復して打ち返す。すると逆にパンチがヒットしたか釜谷はタックルを狙う。だがダイキは簡単に切ってスタンドの時間が続く。すると釜谷のタックルに合わせてダイキの膝蹴りがクリーンヒット!グッタリとダウンした釜谷を見てレフェリーが試合を止めた!ダイキが快勝です!


【第7試合 MMA 73kg契約】
×奥田啓介(DRAGON GATE)
(1R チョーク)
○グラント・ボグダノフ(KUSSANO TEAM)
1R、前に出て組み付くのは奥田。ケージに押し込むが足を掛けてテイクダウンしたのはボグダノフ。簡単にマウントを奪取。側頭部にパウンドを入れる。すぐにバックに回るとチョーク!奥田はタップ!ボグダノフがあっと言う間に一本勝ち!めちゃくちゃ強い!勝ったボグダノフはマイクを握って大晦日にホベルト・サトシ・ソウザに対戦要求。いやいや。言ってるだけだと思うけど、素人に一本勝ちして大晦日、しかも王者に宣戦布告って。。。身の程を知った方が。。。謙虚さは大事よ。


【第8試合 MMA フェザー級】
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
(判定3-0)
×山本空良(パワーオブドリーム)
1R、序盤は長いお見合い。互いに警戒しているか。時間が経つにつれ鈴木がローでリズムを作る。終盤に入ると山本が胴タックル。鈴木は受け止めるが山本は粘り強く組み付く。やや強引にグラウンドに持ち込むとバックに回ってチョークを狙う。入ったかに見えたが鈴木は寸前で脱出してラウンドを終えた。
2R、開始直後から前に出る山本。しかし鈴木はパンチで迎撃。右ストレートをクリーンヒットさせる。さらに追撃をかけると山本も応戦。しかし鈴木のフックがヒットして山本はダウン。タックルに逃げるが鈴木は完全に切ってスタンドを要求。すると山本は完全に警戒して手が出ない。鈴木も深追いせずお見合いが続く。終了間際に鈴木が打撃でラッシュを仕掛けるが山本は耐え抜いてラウンド終了。
3R、やはり踏み込めない山本。鈴木も決して前に行かず膠着状態。中盤に入って山本は胴タックルで組み付く。ケージに押し込むが鈴木は肘を放って脱出に成功。身体が離れるとやはり互いに手が出ずにこのまま試合終了。判定はダウンを奪った鈴木に軍配。


【第9試合 MMA フライ級】
○竿本樹生(BRAVE)
(判定2-1)
×松場貴志(パラエストラ加古川)
1R、開始直後から緊張感あるスタンドの神経戦。立ち上がりこそ竿本がタックルに行くが松場がこれを切ると、以降はスタンドの展開が続く。竿本が飛び込んだアッパーやフックを放てば、松場はリーチ差を活かしてジャブやフックをヒットさせて互角の展開。終了間際には松場がタックルにいくが竿本が切ってラウンドを終えた。
2R、前に出てプラッシャーを掛けるのは竿本。至近距離からボディ、アッパー、フックを狙う。対する松場は遠めの距離からジャブ、フックを当てる。スタンドでは互角の展開。終盤には松場のハイがヒットするが竿本のダメージはないか。逆に竿本の細かいパンチで松場は鼻から出血が見られてラウンド終了。
3R、これまでと同様スタンドでの細かくて激しい削り合い。竿本もは距離を詰めてのフック、ボディ、アッパー。松場はリーチを活かしてジャブ、フック、ハイで交戦。さらに中盤に入ると松場がタックルでテイクダウン。だがすぐに竿本は立ち上がってタックルに切り替えるが松場はこれを切ってスタンドに戻る。その後は互角のパンチの応酬のまま試合終了。拮抗した試合はスプリットで竿本に軍配。どっちに転んでもおかしくない大接戦だった。


【第10試合 MMA バンタム級】
×獅庵(パラエストラ大阪)
(1R TKO)
○魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
1R、序盤は息の詰まるようなスタンドの神経戦。じわじわ前に出る獅庵に対して魚井は距離を取ってフルスイングの機会を見定める。中盤に左フックを放つがこれは獅庵の鼻頭をかすめて大きなダメージはない。このままラウンド終了かと思いきや、またしても魚井の左フック。これはヒット。さらに前に出てくる獅庵に対して魚井はまたしても左フック。膝をついた獅庵に対してサッカーボールキックを当てたところでレフェリーが試合を止めた!魚井が快勝です。
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【RIZIN TRIGGER01】柏木信吾に訊く─02─「RIZINでケージのチャンピオンが誕生することだってありえます」

【写真】後編のスナップショットは真面目バージョン。必ずRIZINの文字が背景に入る場所をセレクトする柏木氏(C)MMAPLANET

本日28日(日)に神戸市中央区の神戸ワールド記念ホールで開催されるRIZIN TRIGGER01。同大会を前にしてJ-MMAの実状、世界の中の日本のMMAという論点で柏木信吾氏に行ったインタビュー後編。

RIZINルールのケージ大会に期待すること。そしてRIZINとBellatorの今後に対して柏木氏が熱弁をふるった。

<柏木信吾インタビューPart.01はコチラから>


──TRIGGERはケージでRIZINルール。ケージで北米ユニファイドとも、リングでRIZINルールとも違う戦いが見られそうです。

「ケージでグラウンドの4点ヒザ、サッカーボールキックがあれば膠着はかなり減少するかと思います。選手にとっては気が抜けなくて、精神的に厳しい戦いになるでしょうね」

──レフェリーも気が抜けないです。

「う~ん、でもそこはアジャストしていただかないと」

──サッカーボールキックが入ると終了の合図的なこともありますが、ケージを背負って座った状態の選手にヒザ蹴りとか、本当に怖いです。ただし、見た目のインパクトでストップしてしまうことも起こる可能性があります。

「ヒザですよね。テイクダウンから起き上り際、スクランブルでのヒザ蹴りはユニファイドではない攻撃で。ユニファイドだと一息つけるところが、致命傷になる」

──いやぁ、止まることができないですね。厳しいっ!!

「そうなんです。動くしかない。なら立ち上がってクリンチに、すぐに持ち込まないと」

──それはそれで疲れますね……。ところでユニファイド思考の選手が、ケージで外国人選手との試合も組まれていくのであれば、「リングだから」とRIZINを避けていた選手が出場するケースも増えそうですね。

「そうかもしれないですね……」

──と同時に、ケージしか出たくないんだと言うかもしれないです。

「そういう選手はお断りです(笑)。というのは冗談で、TRIGGERだけ、そして踏み台にしたいという選手が出るのも良いと思います。TRIGGERで無双して、それでも『リングは出ない』というのなら格好良いですし、運営側としては意地でも出場させたくなってビッグファイトが生まれるかもしれない。

それこそTRIGGERが盛り上がると、RIZINでケージのチャンピオンが誕生することだってありえます。RIZINリング王者、RIZINケージ王者が生まれるってなると、それはそれで面白くないですか。そこまでTRIGGER……RIZINで金網が盛り上がるなら、それこそさっき高島さんが言った別競技……RIZINのスピンオフ・ストーリーが確立する。それってメチャクチャ面白いですよ」

──もう制圧ですね。

「ハイ」

──J-MMA界を……。

「いや、何言っているんですか!! そんなことないですよ」

──アハハハハハ。

「いやいやいやいや、引っかけじゃないですか!!(笑)。そんなことは考えていないですよ。でもリングとケージの統一チャンピオンシップとか、面白くないですか!!」

──そりゃ面白いですよ。結果、制圧してしまうし(笑)。

「だから、制圧じゃないですって(笑)」

──自分はフリーで25年やってきたから、力がないモノは続けられない。それが当然だと思っているのは嘘じゃないです。

「でも、RIZINはそれを全然望んでいないですから。やはり協力体制がないと、業界全体が盛り上がらないですからね。どこかが転んだときに、『ざまぁ見ろ』なんて思っている業界は伸びないです」

──ホント、その通りです。自分たち雑誌も格闘技通信が休刊になった時、ゴン格の人間で喜んだ者など誰一人もいなかったです。先を走っていたライバル誌がなくなるって、ジャンルにとって大きなピンチだったので。だからTRIGGERで勝っても、もともと活躍していたプロモーションで試合も続ける。そういう風になるのが、理想ですね。

「そうなんですよ。負けて戻って再生だけでなく、勝った選手が凱旋。そこも上手く調整しながらやっていくつもりです。そこはしっかりと向き合って、足並みを揃えてやっていければ業界全体が良くなる。甘いですかね?」

──甘かろうが、辛かろうが……です(笑)。理想を追いかけないと。そういう部分ではどのプロモーションも選手の手売りがマネタイズになっており、勝ち負けに関係なく試合が組まれるという状況があります。そこはUFC、Bellator、PFL、ONE、BRAVE CF、UAEWなどとの違いですが、柏木さんはどのように考えられていますか。

「日本ではMMAが興行という形に収まっており、コンテンツとして広く認められチケット云々でなく、スポンサーフィーやインベスターからの投資を得ることができる状況にはないです。この状況では、PFLのように地味でも強ければ良いという風に世界中から選手を呼ぶことはできない。それができれば本当に理想的で。でも、日本はその状況ではない」

──そこを業界全体でどう打開していけるのか、期待しています。そして、ここからは柏木さんの渉外という面で、お話を聞かせていただきたいのですが。

「ハイ」

──RIZINバンタム級チャンピオンの堀口恭司選手がBellatorと契約した。ベラトールとエクスクルーシブですが、RIZINに関してはベラトールの合意があると試合ができる。これは画期的な、この業界になかった契約形態だと思います。そうなると他の日本人選手も同じようにベラトールと契約し、日本でも試合をすることができるようになるのでしょうか。

「日本人選手に関わらず、RIZINとエクスクルーシブ契約の外国人選手も堀口選手のような契約形態にできないかという問い合わせは来ています」

──そうなりますよね。

「日本が大好きで、RIZINも大好きだ。RIZINで2度戦い、ベラトールで2試合する。そういうことは可能か?と」

──それが実現すれば、本当に素晴らしいことです。

「堀口恭司選手を皮切りに新しい契約の仕組みができるかもしれないです。まあ、これはスコット・コーカーと榊原社長の話し合い、人と人、人間関係で決まったことなので本当に凄いことだと自分は思います」

──ただし、そういう希望を堀口選手以外の日本人選手が持っていてもベラトールで勝てるでしょうか。私は正直、甘くないという想いはあります。

「それは私もあります。簡単ではないです。正直、世界という言葉は言いやすいかもしれないですが、やはり知ることが先だと思います。行きたいというのも良いです。行けるなら、行くべきです。でも、現実を見る必要性はあります。かつ国内で誰もが納得する戦績を残した選手が行くのが一番ではないかと。UFCに行くのではなく、UFCで勝つことを考えてほしい。

そうなると現状では日本からシレっとUFCに行っても、伝わらない。イケイケの気持ちになっている選手には分かってもらえないかもしれないですが、自分のブランド力を上げて日本のファンを引き連れてUFCへ行って欲しいです。

日本のファン、1万人、2万人、10万人の目ん玉を連れて行ってくれよ、と。国中から応援されて行けば良いじゃん。周囲の100人とかでなくて。せっかくRIZINってモノがあるんだから、『RIZINは違う』とかって言うのも良いけど、使えるモノは使えば良いのに。逆に使ってよって僕は思います」

──もう19年以上過去の話ですが、桜井マッハ速人選手がUFCでマット・ヒューズの持つ世界ウェルター級王座に挑戦した時、WOWOWやサムライTVのスタッフが現地に赴き、専門メディアだけでなくスポーツ新聞、そして一般誌の記者もラスベガスを訪れていました。何より、マッハは世界に挑戦する力があった。

「まさにそういうことですね。今はそういう風になっていないです。世間が何か、格闘技が盛り上がっているね──というところまで、まだ浸透していない。世界一を目指すのは良いです。僕もそういう姿を見てみたい。その実績が、皆に貢献できるようになるにはRIZINを使えば良いと思います。変に意固地になるんじゃなくて……」

──そこまで意固地にならないと、その意志力がないとできない。それも有りだし、自分に納得したい選手もいるのも致し方ないかと(笑)。

「もちろん、バカだなって思わせるぐらいの直向きさのある選手、僕も好きです。あの意志の強さは大好きです」

──必殺、大好きだからRIZINで戦う姿が見たいってことですね(笑)。

「まぁ、あの道は修羅の道ですからね。そのおかげでLFAの中継があるって、ありがたいですよ。だから、僕も世界に行くためにRIZINを使ってほしいという想いは、ここで満足してほしくないという気持ちに通じています。それはTRIGGERも、そう。利用して上を目指して欲しいです。」

──なるほど。いやぁ、柏木さんはやっぱり究極ですよ。では堀口選手とは逆にベラトールの選手がRIZINにやって来ることは、またあるのでしょうか。

「あります。ホント、この世界で前例のない良好な関係なんです。それはスコット・コーカーの日本に対する思い入れもありますし、理解が凄くあるからこそ現実になっている。スコットももちろん自分たちの利益を考慮しなければならない立場ですが、その先を見ている。そういう野心があるから、この関係を築くことができている。選手とプロモーター、プロモーターとプロモーターがWIN WINにある。やはり人間関係はWIN WINでないと築けないです」

──仰る通りですね。

「だからRIZINからベラトールに選手を送り出すだけでなく、ベラトールの選手にもRIZINに来てもらいたいという話は当然しています」

──マゴメド・マゴメドフ、ジェイジェイ・ウィルソン……見たいですねぇ。

「僕はボリッチ、ボリッチって言っていますよ(笑)」

──クソ見てみたいですね。アダム・ボリッチ、ぜひTRIGGERで。

「いや、だからTRIGGERはそうじゃないですって(笑)。アジアの活きの良い選手とか招聘したいです。ベラトールだったら、単発契約で出ている選手なら有り──かもしれないです。でも、そうしたらアジアの選手の方が面白い。そうしたらMMAPLANETでもインタビューお願いします」

──勿論です。

「でもジェイジェイ・ウィルソンとか、ダニー・サバテーロとかMMAPLANETがインタビューしたら体重オーバーとか、コロナで陽性になって欠場って。ああいうジンクスを創るのは勘弁してほしいなぁ(笑)」

──いや、勘弁してくださいはこっちですよ。またネガティブ・キャンペーンだ(笑)。

「アハハハハ」

──リングだと自分は書くことができないですけど、J-MMA界のためにもRIZINにベラトールのトップ選手が来日してほしいです。

「そうするとベラトールの通常大会も日本のファンが楽しめますしね。でも、ホントTRIGGERきっかけで、今日はMMAPLANETにインタビューしてもらって嬉しかったです」

──今後も月刊・柏木信吾のこの一番など、お願いできれば自分も嬉しいです。

「ホントですか。ぜひ、お願いします(笑)」

■視聴方法(予定)
11月28日(日)
午後2分~Exciting RIZIN
午後2時~RIZIN LIVE
午後2時~スカパー!

■ RIZIN TRIGGER01計量結果

<フェザー級/5分3R>
昇侍:65.80キロ
萩原京平:65.95キロ

<68キロ契約/5分3R>
堀江圭功:68.00キロ
中田大貴:67.40キロ

<ウェルター級/5分3R>
ストラッサー起一:76.75キロ
川中孝浩:76.10キロ

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗:76.90キロ
木下憂朔:76.95キロ

<バンタム級/5分3R>
獅庵:60.95キロ
魚井フルスイング:60.50キロ

<フライ級/5分3R>
竿本樹生:57.00キロ
松場貴志:56.60キロ

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕:66.00キロ
山本空良:65.60キロ

<73キロ契約/5分3R>
奥田啓介:72.45キロ
グラント・ボグダノフ:72.95キロ

<バンタム級/5分3R>
釜谷真:60.90キロ
ダイキ・ライトイヤー:60.90キロ

<キック53キロ/3分3R>
政所仁:52.75キロ
平松侑:53.00キロ

<キック61キロ/3分3R>
市村大斗:60.90キロ
テーパリット・ジョウジム:60.95キロ

<キック46キロ/3分3R>
百花:45.70キロ
未來:45.85キロ

<バンタム級/5分3R>
加藤ケンジ:60.80キロ
藤原克也:59.80キロ

<キック55キロ/3分3R>
森井翼:54.90キロ
FUJIMON♡:54.60キロ

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BELLATOR MMA RIZIN RIZIN TRIGGER01 UFC   キック ストラッサー起一 ダイキ・ライトイヤー ボクシング 中田大貴 住村竜市朗 堀江圭功 山本空良 川中孝浩 昇侍 木下憂朔 松場貴志 獅庵 竿本樹生 萩原京平 釜谷真 魚井フルスイング

【RIZIN TRIGGER01】計量終了 萩原京平「本気でぶっ倒しにいく」✖昇侍「そっくりそのまま返します」

【写真】RIZIN TRRIGERという場でも空気が読めないままイベントウィークを過ごした松場。竿本が如何に征伐するか。あるいは松場が、ここの未知の実力を見せつけるか(C)SHOJIRO KAMEIKE

明日28日(日)に神戸市中央区のワールド記念ホールで開催されるRIZIN TRIGGER01の計量が、同じく神戸市中央区のANAクラウンプラザKobeで行われた。
Text by Shojiro Kameike

MMA、キックボクシング併せて全14試合、28名の出場選手が全員計量をパスした。イベントの後半戦に出場する選手が、明日の試合に向けてコメントは以下の通りだ。


萩原京平
「明日はメインにふさわしい、お客さんが盛り上がる試合をしようと思っているので。本気でぶっ倒しにいく試合をします。昇侍選手、覚悟しておいてください」

昇侍
「すごく気合いが入ったコメントを頂きました。その言葉、そっくりそのまま返します。速攻、ぶっ倒してやります」

中田大貴
「明日は自分の存在全てを懸けて堀江選手にぶつけていこうと思っているので、よろしくお願いします。押忍」

堀江圭功
「全力で毎日やってきました。悔いはないです。明日はそれを全てぶつけます」

川中孝浩
「明日は自分が持っているものを全てぶつけて、勝利したいと思います」

ストラッサー起一
「まだ僕のことを知らない方もいてると思うんですけど、UFCとBellatorで培ってきた強さを明日は全力でぶつけたいと思います。圧倒的な強さを見せつけるので、皆さん楽しみにしていてください」

木下憂朔
「見ている人は全員、(自分のことを)ただの勢いがある若いヤツと思っているけど、皆さんとは全然違うんで。明日はそこを見せるんで、楽しみにしてください」

住村竜市朗
「明日は勝敗関係なく、プロとしての試合をします」

魚井フルスイング
「今回の試合に向けて準備に力を貸してくれた全ての方々に感謝したいと思います。明日はファンの方々、会場かネットで全試合を楽しんでください」

獅庵
「明日は魚井くんと一緒に会場を一番盛り上げるので、楽しみにしてください。バチバチの殴り合いをしましょう」

松場貴志
「(竿本は)本当に良い選手だと思います。でもちょっとガサツだなって、今見て思いました。ヘソのゴマ、溜まりすぎています(会場苦笑)。ゴマが黒いです。もうゴマ塩です。お赤飯に乗っけるゴマ塩です。あぁ、そうだ! 竿本選手はお赤飯だったんだ。松場貴志、RIZIN初出場。お祝いのお赤飯、いただきます!」

竿本樹生
「1年ぶりに試合が決まって、明日は楽しみにしています。僕がいない間に、いろいろフライ級の選手が増えてきて盛り上がっています。その中でも僕が先頭に立って引っ張っていけるように、明日は覚醒しようと思っています」

■視聴方法(予定)
11月28日(日)
午後2分~Exciting RIZIN
午後2時~RIZIN LIVE
午後2時~スカパー!

■ RIZIN TRIGGER01計量結果

<フェザー級/5分3R>
昇侍:65.80キロ
萩原京平:65.95キロ

<68キロ契約/5分3R>
堀江圭功:68.00キロ
中田大貴:67.40キロ

<ウェルター級/5分3R>
ストラッサー起一:76.75キロ
川中孝浩:76.10キロ

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗:76.90キロ
木下憂朔:76.95キロ

<バンタム級/5分3R>
獅庵:60.95キロ
魚井フルスイング:60.50キロ

<フライ級/5分3R>
竿本樹生:57.00キロ
松場貴志:56.60キロ

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕:66.00キロ
山本空良:65.60キロ

<73キロ契約/5分3R>
奥田啓介:72.45キロ
グラント・ボグダノフ:72.95キロ

<バンタム級/5分3R>
釜谷真:60.90キロ
ダイキ・ライトイヤー:60.90キロ

<キック53キロ/3分3R>
政所仁:52.75キロ
平松侑:53.00キロ

<キック61キロ/3分3R>
市村大斗:60.90キロ
テーパリット・ジョウジム:60.95キロ

<キック46キロ/3分3R>
百花:45.70キロ
未來:45.85キロ

<バンタム級/5分3R>
加藤ケンジ:60.80キロ
藤原克也:59.80キロ

<キック55キロ/3分3R>
森井翼:54.90キロ
FUJIMON♡:54.60キロ

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RIZIN YouTube   松場貴志

松場貴志 試合前インタビュー / RIZIN TRIGGER 1st

▼NEXT EVENT
「RIZIN TRIGGER 1st」🔫
神戸ワールド記念ホール
2021年11月28日(日)12:30開場 / 14:00開始
https://jp.rizinff.com/_ct/17488002

▼対戦カード
https://jp.rizinff.com/_ct/17490820

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BELLATOR DEEP MMA ONE RIZIN Shooto キック ストラッサー起一 ダイキ・ライトイヤー ボクシング 住村竜市朗 修斗 山本空良 川中孝浩 昇侍 木下憂朔 松場貴志 獅庵 萩原京平 魚井フルスイング

RIZIN TRIGGER 1st:鈴木千裕 vs. 山本空良、竿本樹生 vs.松場貴志など12カード追加。

RIZIN MMAルール -61.0kg契約 5分3R
加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)
藤原克也(SMOKER GYM)

加藤は昨年のRIZIN浜松大会で金太郎にチョークで一本負け。8月のRIZIN.22ではアーセン井上を1RKOした。その後修斗で1勝1敗。

藤原は地下格闘技などに出場経験あり。メインに登場する萩原京平と同じSMOKER GYM所属。

RIZIN MMAルール -73.0kg契約 5分3R
奥田啓介(フリー/DRAGON GATE
グラント・ボグダノフ(アメリカ/KUSSANO TEAM)

LANDMARKで鈴木博昭に秒殺KOされた奥田がKO負けから2ヶ月連続での参戦。ボグダノフは全日本ノーギ選手権エキスパートミドル級優勝などの実績があるグラップラーで、今年6月のDEEPでMMAデビュー戦勝利。

RIZIN MMAルール -61.0kg契約 5分3R
釜谷 真(SWAG GYM KYOTO)
ダイキ・ライトイヤー(修斗ジム神戸)

京都出身の釜谷は9月のGladiatorでバンタム級王座に挑戦したが1Rチョークで一本負けし、試合後に引退表明。しかし早くも復帰。

地元のライトイヤーは修斗大阪大会の常連選手。

RIZIN MMAルール -77.0kg契約 5分3R
住村竜市朗(TEAM ONE)
木下憂朔(パンクラス大阪稲垣組)

淡路島生まれ・DEEPウェルター級王者の住村は先月6月に金的テクニカル判定で勝利した米田とのダイレクトリマッチでスプリット判定勝ち。

木下は1年前にデビューしたばかりの21歳で、MMA4戦目でベテランの高木健太からパンチでダウンを奪い、ギロチンで一本勝ち。怖いもの知らずではあるが、住村とは実績の差が相当ある。

RIZIN MMAルール -77.0kg契約 5分3R
ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)
川中孝浩(BRAVE)

大阪出身のストラッサーはRIZINと契約が切れ、「世界に挑戦したいという気持ちが芽生えた」とのことでBellatorと契約したが2連敗。Bellatorで試合が組まれなくなると、RIZINに対して「ちゃんとした格闘家の試合を組むべき(だから出せ)」とアピールしたが実らず、スダリオ剛にtwitterで対戦アピールしたがブロックされ、約2年のブランク。今年5月には40歳になった。

川中はDEEPやGRACHANなどで試合をしているBRAVE GYMの選手。DEEPでもGRACHANでもタイトル挑戦までには至らず。

RIZIN MMAルール -66.0kg契約 5分3R
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
山本空良(パワーオブドリームジム)

9月のRIZINで約3年ぶりのMMAルールに挑んだKNOCK OUT王者鈴木だがメインに登場する昇侍に秒殺KO負け。

山本喧一の次男空良はNEXUSフェザー級王者。先月のRoad to ONEでは修斗世界ランカーの野尻に判定勝ちしている。

RIZIN MMAルール -57.0kg契約 5分3R
竿本樹生(BRAVE)
松場貴志(パラエストラ加古川

ZSTフライ級王者竿本はRIZIN中村優作・北方大地に連勝中。「思うようなパフォーマンスを出せなかった選手の再起」というコンセプトには合わないが…。ZSTが活動していないこともあり、MMAは昨年の北方戦から1年のブランク。

地元兵庫の松場はGRACHANフライ級王者だが、2月のDEEPでは安谷屋に敗れている。

RIZIN MMAルール -61.0kg契約 5分3R
獅庵(パラエストラ大阪)
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)

獅庵は3月のRIZINで祖根を秒殺KOしRIZINバンタム級GPに参戦したが、GPでは大塚相手に完封され力を出せず。

地元神戸出身の魚井は2年前のRIZIN神戸大会で勝利したが、その後4連敗中。昨年のRIZIN.23では元谷に一本負け。

RIZINキックボクシングルール -46.0kg契約 3分3R
百花(魁塾)
未来(Blaza)


RIZINキックボクシングルール -53.0kg契約 3分3R
政所 仁(魁塾)
平松 侑(岡山ジム)


RIZINキックボクシングルール -55.0kg契約 3分3R
森井 翼(テツジム)
FUJIMON(=名前の後ろにハートマーク/亀岡キックボクシングジム)


RIZINキックボクシングルール -61.0kg契約 3分3R
市村大斗(多田ジム)
テーパリット・ジョウジム(JOE GYM)

地元キック4試合。

<出場決定選手>
堀江圭功(ALLIANCE)

最初から格落ちのイベントであるとアナウンスされていた割には、メインの差があるだけで、RIZIN地方大会と遜色ないラインナップ。しかしチケット代が通常のナンバーシリーズと同じということを考えるとどうか。PPVについては現在発表されていないが、LANDMARKよりは安くして欲しいところ。

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DEEP MMA RIZIN RIZIN TRIGGER01 キック ストラッサー起一 ダイキライトイヤー 住村竜市朗 修斗 山本空良 川中孝浩 昇侍 木下憂朔 松場貴志 榊原信行 獅庵 竹本啓哉 萩原京平 釜谷真 魚井フルスイング

【RIZIN TRIGGER01】追加MMマッチ8試合発表。引退撤回の釜谷真「高校卒業から20年目の甲子園出場」

【写真】9月のGladiatorで体重オーバーでタイトルを剥奪された竹本啓哉と同プロモーションの変則バンタム級選手権試合を戦い、敗北を喫した釜谷は引退宣言──からの一発逆転のRIZIN出場となった。とにかくやり切って欲しい (C)MMAPLANET

3 日(水・祝)、 28日(日)に神戸市中央区の神戸ワールド記念ホールで開催されるRIZINの新ブランド=ケージ使用大会RIZIN TRIGGER01の追加カードが発表された。

昇侍✖萩原京平に続くマッチアップは、ストラッサー起一✖木下憂朔、住村竜市朗✖木下憂朔、ダイキライトイヤー✖釜谷真、竿本樹生✖松場貴志などMMAで8試合、主に関西勢の出場となる。


「年内を走り切りたい」と冒頭で挨拶した榊原信行代表は来年から本戦、ランドマーク、トリガーの3つのシリーズの違いを明確にしたいという意向を話し、トリガーは改めて地方でコンパクト化したイベントを積極的に開く、年間5大会の開催を予定していることを明らかとした。

榊原代表によるとRIZINはリングに拘るとする一方で、トリガーシリーズは基本はケージを使用することで選手のレベルアップになるという説明があり、トリガー01はワールド記念ホールのキャパの半分4500枚ほどのチケットが販売されるとのこと。

引き続き12試合対戦カードの発表という運びとなり、キック4試合に続き、MMAは8試合──加藤ケンジ✖藤原克也=61キロ、奥田啓介✖グラント・ボグダノフ=73キロ、釜谷真✖ダイキライトイヤー=61キロ、住村竜市朗✖木下憂朔=77キロ、ストラッサー起一✖川中孝浩=77キロ、鈴木千裕✖山本空良=66キロ、竿本樹生✖松場貴志=57キロ、獅庵✖魚井フルスイング=61キロ、そして堀江圭功の出場が榊原の口から伝えられた。

さらに出場選手の中から以下の3選手のコメントが笹原圭一広報により読み上げられた。

釜谷真
「僕は高校野球をしていたのですが、学校が甲子園に出た時にアルプススタンドで応援をしていて、その悔しさを晴らすべく格闘技を始めた部分はあります。RIZINは僕の甲子園です。高校を卒業して20年が過ぎ、21世紀枠ですが僕の甲子園出場が叶いました。ここで勝ってはじめて自分を認めることができると思います。死に物狂いで勝ちます」

竿本樹生
「お待たせしました。BRAVEのエース竿本樹生です。前回の試合から1年が経ちました。年内に試合が決まらないかと心配してきましたが、無事に決まりファンの皆様に試合を見ていただけること嬉しく思います。どんなスポーツでもピンチの場面はエースに託されます。今、BRAVEはRIZIN4連敗で風向きが良くないですが、エースはこういうピンチの時こそ力を発揮して、流れを変えるので皆さま楽しみにしてください。対戦相手について特に思うことはありません」

魚井フルスイング
「この度は大舞台での試合の機会を頂き、ありがとうございます。たくさんのお客さんの前で試合をさせていただくことがとても嬉しいです。11月28日に向け、必死に準備して備えます。お客様方に来て良かった、見て良かったと思われる試合をします。11月28日、RIZINトリガーへは各線三ノ宮駅でポートライナーに乗り換え5駅目で降りてください。すぐ近くに神戸ワールド記念ホールがあります。イベント前後に時間のある方はモトコー(元町高架下)やサンチカ(三宮地下街)を覗いたりしてください。車でお越しの方はKiss(FM)をかけて神戸感を高めてください」

パンクラス、DEEP、修斗、Grachanと関係する関西系ファイターが勢揃いするトリガー01、この大会で結果を残した選手が本戦、ランドマーク、そして他プロモーションとどのように結びついていくのか──2022年の予定されている5つの地方都市大会の行方を占う上でも興味深い。

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