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武尊 公開計量で見せた完璧ボディが凄い

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DEEP DEEP JEWELS37 KINGレイナ MMA MMAPLANET o RIZIN UFC パンクラス 村田夏南子 東よう子 東陽子

【DEEP JEWELS37】KINGレイナと再戦=フェザー級王座決定戦、東ようこ─01─「これをやったら勝てる」

【写真】ジャブをつくこと。着実に勝てるのが、一番だ。それができないと、勝負は賭けが必要になってくるのだから (C)MMAPLANET

8日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP JEWELS37で、東陽子改め東よう子が、KINGレイナとのDEEP JEWELSフェザー級王座決定戦に臨む。

東とKINGレイナは昨年6月、ノンタイトルマッチで対戦し、東が判定勝ちを収めた。パンクラスを主戦場としていた東にとって、アウェイでネームバリューの高いKINGレイナに勝利した価値とは一体どんなものだったのだろうか。再戦を前にリモート取材──まずは前回の試合のポイントを振り返ってもらった。


――KINGレイナ選手とのベルトを賭けた再戦が控えている東よう子選手です。前回の試合までは「東陽子」という本名で試合をしていましたが、リングネームは「東よう子」になったのですね。

「そうなんです。東陽子だと名前の画数が悪いと言われて。あとは陽っていう漢字は画数が多く、自分も書きにくかったので(苦笑)」

――KINGレイナ選手に勝ってベルトを巻き、「東よう子」とサインを書きまくる気満々ということですか。

「いやいや、そういうことはないです! でもサインを書くのは憧れますね(笑)」

――アハハハ。とはいえ前回、KINGレイナ選手に勝利したことは、それだけ大きなことだったのではないでしょうか。

「はい。日本の女子重量級では、KINGレイナ選手が一番強い相手だと思っていたので」

――KING選手に勝った時、ベルトを賭けた再戦ということは想定していましたか。

「いえ、まったく考えていなかったです。自分の中ではもう1回パンクラスに戻り、パンクラスでタイトルマッチをやりたいと思っていました。あるいは、もっと上の大会に出たりとか。外国人選手を呼べるようになったら、ということにはなってしまいますけど」

――ではタイトルの有無は関係なく、KINGレイナ選手との再戦があるかもしれない、ということも考えていなかったのでしょうか。

「再戦があるとすればRIZINでやるのかな、とは考えていました。でも、こうしてDEEPでタイトルマッチとして、再戦を組んでいただけたのは嬉しいです。タイトルマッチであれば、自分としても再戦をやる意味があると思えるし、モチベーションも上がります」

――では改めて、KINGレイナ選手との初戦を振り返っていただけますか。前回の試合では、東選手が終始、自身の作戦を徹底し続けたように見えました。

「山﨑さんが米国へ行くので(山﨑剛Me,We代表はKINGレイナ戦と同日、UFCに出場する村田夏南子のセコンドとして渡米していた)、その前に試合の作戦を立ててくださって。その作戦をしっかりと、当日セコンドについてくださるチームと確認して試合に臨みました。そうやって、みんなが作戦を共有できていたのかなと思います」

――その作戦というのが、左ジャブを突くことだったのでしょうか。

「とにかく大きいことはせず、確実に勝ちに行く。それが作戦でした。左ジャブについても、相手の大振りに対してインサイドを突く、という感じで」

――左ジャブを突きつつ、自分から組むことは考えていなかったのですか。

「もちろん壁際で組む練習はしていましたけど、どちらかといえば相手が組んできた時のために、と考えていましたね。だから相手が組んできたらこう、というプランもありました」

――一方のKINGレイナ選手も、ほとんど組んでこなかったですね。

「そうなんです。私が掴んだら、ヒザを合わせて離れるという感じでした。結果的に、組みの展開はなかったですね」

――KINGレイナ選手が組んでこないことは、想定内でしたか。それとも想定外だったのでしょうか。

「私が柔道をやっていることを知っているので、そんなに組んでくることはないかな、と思っていました。私としても確実に勝つことが一つの目標だったので、自分の作戦を徹底できたかなと思います」

――ただ、東選手の左ジャブをもらいながらも、表情を変えずにKINGレイナ選手が前に出て来ました。東選手にとってプレッシャーには感じなかったのでしょうか。

「それが……以前パンクラスで対戦したキム・ヨンギ選手(2019年6月に判定勝ち)も、打っても打っても前に出て来るタイプだったんです。その経験があったので、KINGレイナ戦ではプレッシャーに感じることはなかったです。でも1R、2Rは『何なんだ!?』と思っていました。何をやったら相手は倒れるんだろうか、と。

でも3Rには流血していて、その前にもパンチが効いているなと思った場面もあったんです。KINGレイナ選手は、肩でパンチをいなすじゃないですか」

――ショルダーブロック、あるいはショルダーロールと呼ばれる技術ですね。

「はい。それで肩を引く時に、一瞬フラッとした時があったんですよ。今思えば、その時に自分がもう一歩、踏み込んだほうが良かったのかなって。でもその時は、とにかく確実に勝つっていう意識が強かったので」

――判定になった時は、ご自身の勝利を確信することはできましたか。

「いえ自分も当てられて下がってしまった時があったので。セコンドは『勝っているよ!』とは言ってくれていたんですけど、私は自信がなかったです。DEEPは相手のホームじゃないですか。それもあったらヤバいかな……それぐらいの差しかなかったです」

――絶対に勝つ、大きなことはしないという作戦の中で、打っても打っても相手が前に出て来る……そこで大きなことをしようとは考えなかったのでしょうか。

「それは無かったです。山﨑さんをはじめ、チームのみんなを全面的に信頼しているので。これをやっていたら勝てる、そういう練習をして試合に臨みました。ここで大きいことをするのではなく、1勝を大事にしようと思った結果、KINGレイナ選手に勝つことができたんです」

<この項、続く>

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o RIZIN YouTube イリー・プロハースカ カリッド・タハ ブルーノ・カッペローザ マネル・ケイプ 北岡悟 堀口恭司 日沖発 村田夏南子 浜本キャット雄大 矢地祐介 藤田大和 黒部三奈

RIZIN 衝撃KO集 30連発【1】/ 堀口恭司/那須川天心/朝倉未来 / 30 Knockouts

▶KO集シリーズを近日中に多数UPしますのでぜひ登録お願いします。
00:00 堀口恭司 vs イアン・マッコール
00:31 五味隆典 vs メルビン・ギラード
01:04 朝倉海 vs 才賀紀左衛門
01:20 朝倉未来 vs 日沖発
01:30 石渡伸太郎 vs ケビン・ペッシ
02:07 那須川天心 vs 浜本キャット雄大
02:38 ミルコ・クロコップ vs 高阪剛
03:47 堀口恭司 vs ガブリエル・オリベイラ
04:13 浅倉カンナ vs マリア・オリベイラ
04:30 RENA vs アンディ・ウィン
04:52 カール・アレブレックソン vs ワジム・ネコフ
05:10 那須川天心 vs 藤田大和
05:43 北岡悟 vs ディエゴ・ブランダオン
06:15 堀口恭司 vs 石渡伸太郎
06:46 山本美憂 vs アイリーン・リベラ
07:20 五味隆典 vs 矢地祐介
08:16 堀口恭司 vs マネル・ケイプ
08:45 イリー・プロハースカ vs カール・アレブレックソン
09:27 浅倉カンナ vs RENA
10:04 ジェイク・ヒューン vs イリー・プロハースカ
11:09 大塚隆史 vs カリッド・タハ
11:28 村田夏南子 vs ランチャーナ・グリーン
12:06 那須川天心 vs 中村優作
12:55 真珠・野沢オークライヤー vs チェルシー・ラグラース
14:02 ミルコ・クロコップ vs ロッキー・マルティネス
14:40 RENA vs アイリーン・リベラ
14:57 イリー・プロハースカ vs ブルーノ・カッペローザ
16:04 オニボウズ vs トップノイ・タイガー・ムエタイ
16:19 ディエゴ・ブランダオン vs ダロン・クルックシャンク
16:52 黒部三奈 vs 浜崎朱加

▶元動画

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DEEP o RIZIN UFC YouTube   中井りん 伊澤星花 村田夏南子 牛久絢太郎 青木真也

【RIZIN】中井りん 横田一則の発言に対してTwitterで猛反論!


昨日公開されたRIZINのYouTube公式動画RIZIN CONFESSIONS #95。今回はRIZIN.35で再戦を迎える浜崎朱加×伊澤星花、牛久絢太郎×斎藤裕の2試合に着目。関係者を含めて再戦に向ける意気込みや練習風景を深堀する内容で今回も非常に見応えがありました。

しかしこの動画が思わぬ騒動に発展。その震源地は伊澤星花を指導するK-Clannの代表・横田一則。動画の中で伊澤の強さを示す象徴的な出来事として「中井りんとか来て練習しても寝技負けないっす。寝技はむしろ星花が押すぐらい」と語りました。

事実を知らない私としては、階級上の中井を相手にしてもひけをとらない伊澤の強さを改めて痛感させられていました。しかしこの発言を聞いた中井りんが猛反論。公開翌日の今日になって自身のTwitterを怒涛の勢いで更新して思いの丈をぶちまけました。


ハッシュタグに名誉棄損や誹謗中傷、侮辱という強い言葉が乱舞しているのを見るとよほど自尊心を傷つけられたのでしょう。この手を煽り映像だと増し気味、盛り気味に言うのが世の常だと思っていますが、中井にとっては許せるものではなかったという事か。

横田の発言がまったくの作り話なら話は別ですが、練習の動画があるわけでもないでしょうし、真偽を正確に把握して証明するのはどだい無理な話。押してる場面もあった、互角に渡りあってる場面もあったという事であればなおさら難しい。中井の要求している「動画の削除」に対してどう対応するのか。ちょっと気になります。

しかし横田の舌禍は中井だけに留まらない。過去の指導していた村田夏南子に対しても「俺は村田夏南子とかもいろいろ見てきましたけど、ちょっと本当に(伊澤の)レベルが2枚くらい上ですね」と語ったかと思えば、石渡伸太郎に対しては「挨拶出来ない子だなと思いますね」とバッサリ。動画のテロップで「一言多い横田が令和に帰ってきた」と称されたほどです。当然ながら村田も石渡もTwitterで反論。舌禍余波は予想以上に拡大してきました。


思い返せば戦慄のマイクパフォーマンス、舌禍事件こそ横田の持ち味。かつては試合後のマイクで「(ROAD TO UFC JAPANに)出ている選手も絶対オレにはかなわない」と挑発してみたり、試合前の記者会見であまりの話の長さに青木真也にキレられた場面が走馬灯のように蘇ってきました。

中井の反論ツイートで殺伐とした雰囲気に包まれる中、和ませてくれたのが、かつての横田の盟友?ライバル?でもある元DEEPフェザー級チャンピオンにして現在はジョビンの名前でプロゲーマーとして活躍している松本晃市郎のツイート。村田と石渡だけでなく、中井に対しても何故か横田に代わって謝罪しているじゃありませんか。



この松本と横田の掛け合い(まだ掛け合ってませんが)。ピカという呼び方。10年前くらいのやりとりを見ているようで、どこか懐かしく、どこかほっこりさせらたオールドファンは私だけではないでしょう。いいオチをつけてくれました。

でも怒り心頭の中井を納得させる大仕事はまだこれから。せっかくここまでの因縁が出来上がったからには、RIZINのリングで中井りん×伊澤星花をやればいいんじゃないかと。さてどうなりますか。
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DEEP DEEP JEWELS35 MMA RIZIN   ゆりな キック ボクシング 村田夏南子 藤田大和 藤田翔子

【DEEP JEWELS35】ゆりな戦へ、藤田翔子─01─「『藤田家は打撃で負けたらいけない』と」

【写真】空手ができるが故に、MMAでの戦いに悩んだ。しかし、そこを通り越せば藤田の蹴りが大きな武器になることは間違いない(C)MMAPLANET

11日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS35で、藤田翔子がゆりなを相手にフライ級転向初戦を行う。

現DEEPフライ級暫定王者の藤田大和を弟に持つ藤田翔子は、極真会館全日本女子ウェイト制準優勝の実績を引っさげ、MMAに転向した。しかし、そのキャリアは決して平坦なものではなかった。勝てない、強くなりたい――そんな苦悩の日々を乗り越えられたのは、やはり弟・大和の存在が大きかった。


――藤田選手は空手を引退してから期間を経てMMAに転向しています。なぜ、MMAを始めようと思ったのでしょうか。

「なぜなんでしょう……自分でもMMAをやろうとは思っていなかったです(苦笑)。最初は大和に誘われて、Me,Weのキッククラスにお邪魔させていただいたんです。すると村田夏南子ちゃんから『蹴りを教えてください』と言われて、一緒に練習しているうちに、まんまと――(笑)」

――もしかしたら村田選手も山﨑剛代表から『藤田さんをMMAに誘おう』なんて指令を受けていたのではないですか。

「アハハハ、どうなんでしょうね(笑)。ちょうど当時、いろんな想いが重なってMMAを始めることにしました。大和がRIZINでデビューした時期でもあって。ウチは兄弟5人とも格闘技をやっているんですけど、私だけ全日本クラスのベルトを獲ったり、大会で優勝した経験がないんですよ。ずっとそれがコンプレックスで」

■ 藤田家の格闘技の実績について
長男 和典:プロボクシング元OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者
長女 典子:極真会館全日本女子優勝、同世界大会3位
次女 翔子:極真会館全日本女子ウェイト制 軽量級準優勝
次男 大和:現DEEPフライ級暫定王者、ボクシングでは高校3冠、全日本選手権優勝
三男 健児:2021年にボクシングでプロデビュー、アマチュア時代は通算10冠

――藤田選手は空手を引退後、格闘技からは離れていたのですか。

「世界大会に出たあと26歳で引退して、普通に働いていました。一般会員さん程度で空手道場に通ってはいましたけど……。でも29歳の時にもう1回、自分の可能性を確かめたいと思って。

あとは実家のドリーマージム(長男の和典さんが代表を務めているボクシングジム)も、私たちが活躍して有名にしたいなと思ったんです。そういった、いろんな想いが重なってMMAを始めました」

――ご実家のドリーマージムにはMMAクラスがあり、大和選手も幼少期に何度か寝技の練習をしたことがあったそうです。藤田選手はいかがでしたか。

「私は無いです。すごくたまーに、女性会員さんの相手を務めていたぐらいで――片手で数えられる程度ですね。Me,Weで寝技の練習を始めた時も、全然覚えていませんでした」

――すると幼少期から空手をやってきて、MMAにアジャストするのは難しくなかったのでしょうか。

「難しかったです。なぜこんなにキツい道を選んだのだろうと思いました(苦笑)。新しく覚えることばかりなので、空手時代より2倍、3倍と練習して。スパーでは安易に蹴ってしまい、その足を掴まれてテイクダウンされ、寝技では何もできない――落ち込みました」

――結果、アマチュアデビューから3連敗。しかし2020年10月に、話題を集めていたケイト・ロータス選手に勝利したことで、藤田選手に注目が集まったように思います。

「MMAを始めて、ようやく形になってきたのが、あの試合の頃ですね。自分の中では、年齢のこともあって、2年ぐらいMMAをやって辞めようとも考えていました。柔術やキックボクシングの試合に出ると、成績もよかったんです。だけどMMAになると難しくて、こんなにうまく行かないものなんだなぁと思っていました。

それが、ようやく自分の中では形になってきて、もうちょっと、もうちょっと……と思いながら。やっぱり勝ってプロになりたいという気持ちがあって。だから、山﨑さんがたくさんアマチュアの試合を経験させてくれて良かったです。ただ、ジムではイジられていましたけど(笑)」

――イジられていた……どういうことですか。

「相手は美女だと言われているから、勝負では負けるなよって。私は美女対決だと思っています、って答えていましたけど(笑)。それはともかく、あの試合で一皮むけたね、って言われますね」

――状況が好転したのは、何かキッカケがあったのでしょうか。

「まず寝技を覚えて、そしてテイクダウンをカットできるようになると、自分の打撃が生きるようになりました。あとは、やっぱり大和の存在が大きいです。私は空手から離れて、仕事をしながら夜にジムで練習する。大和は朝と夜の2部練をこなしながら、私の練習も見て厳しい意見をくれるんです。今日は動きが悪かった、とか。そうやって大和に引っ張ってもらってきました」

――その大和選手がDEEPのベルトを巻いた姿を、どのように見ていましたか。

「めちゃくちゃ嬉しかったですね。MMAで勝ったり負けたりしながらも、練習してベルトを勝ち取った瞬間――涙と震えが止まらなかったです。彼は努力家だし、そこは弟ですけど尊敬しています。私も大和や健児から『藤田家は打撃で負けたらいけない』そう言われながら、サポートしてもらっています」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
12月11日(土)
午後5時45分~USPWN PPV配信 & ニコニコ生放送 PPV配信

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INVICTA UFC アマンダ・レモス 村田夏南子

UFC on ESPN+54:第2試合・リヴィア・ヘナタ・ソウザ vs. ランダ・マルコス

女子ストロー級

元ランカーのソウザだが、前戦で魅津希に勝利したアマンダ・レモスに1RKO負けし、ここまで3勝2敗。Invicta時代には当時アトム級から階級を上げてきた浜崎朱加と対戦し勝利している。柔術黒帯。

ランダ・マルコスはこの試合でUFC女子ストロー級最多タイ(もう一人はアンジェラ・ヒル)となる18戦目。しかし6勝10敗1分けと負け越している。昨年11月に村田夏南子に判定負け、前回はグラウンド状態の顔面膝で反則負けとなり、これで4連敗中。さすがにリリースがかかる一戦。

間合いを詰めるソウザ。ステップしてジャブを入れる。詰めたマルコス。そのままケージに押し込んだ。押し込みつつ殴るが、ソウザ入れ替えてクラッチ。さらに入れ替えるマルコス。パンチを入れて離れた。ソウザ組み付くと首投げ。袈裟固めからVクロスアームロック。やや浅い。そのまま押さえ込んでパウンドを入れるソウザだが、マルコスケージを蹴ってうつ伏せになり脱出。ハーフバックにしたソウザ。チョーク。マルコス正対して外した。残り1分。マルコス脇を差して立つと肘を打ち込む。また押し込むマルコス。離れ際に膝。距離を取ろうとするソウザを追いかけてパンチを打ち込むマルコス。ソウザなんと引き込み。マルコス密着したままコツコツ殴る。ホーン。

1Rソウザ。しかし最後の引き込みはいただけない。

2R。マルコスクリンチアッパー。ソウザケージに押し込むとダブルレッグへ。テイクダウン。下からハーフネルソンを極めるマルコスだが外れた。ハーフ。マルコス脇を差すとスイープして上に。ハーフからパウンドを落とすマルコス。下が長くなっているソウザ。パスを防いでいるが下の展開が続く。フルガードに戻したソウザが腕十字を狙うがディフェンスしているマルコス。下から足関を仕掛けようとしたが読まれている。ホーン。

2Rマルコス。ソウザ、下になってから抜け出せず。

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DEEP DEEP103 LFA MMA UFC ボクシング 伊藤裕樹 修斗 山北渓人 平良達郎 村田夏南子 海外 神龍誠 藤田大和

【DEEP103】伊藤裕樹とDEEPフライ級暫定王座防衛戦。藤田大和─02─「やっぱり打撃です」

【写真】デビュー直後と今の藤田の違い。「打撃で勝つ」という同じ目標を掲げても、その打撃がMMAのほつれにならない本当の武器になっている(C)MMAPLANET

23日(木・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP103で、伊藤裕樹を相手にDEEP暫定フライ級王座の防衛戦を行う藤田大和のインタビュー後編。

元アマチュアボクシングの全日本王者として鳴り物入りでMMAデビューした藤田だったが、伊藤にRNCで敗れたことで組み技の向上に挑んだ。そして彼がMMAファイターとして成長した陰には、チームメイトである山北渓人の存在があった。

同時に国内MMAフライ級はDEEPフライ級正規王者・神龍誠の復帰や、21歳の平良達郎が修斗のベルトを獲得するなど、大きく変化していく。そんななかで藤田はいかに勝ち残り、目指す大舞台への足掛かりにしようというのか。

今回のリベンジマッチは、藤田のキャリアを占ううえで決して見逃すことはできない。

<藤田大和インタビューPart.01はコチラから>


――山北選手との練習で、藤田選手も大きく成長してきたのですか。

「渓人がMe,Weに入ってきたのは、2~3年前ぐらいですかね。自分と体重が近くて、もともとレスリングをやっていたこともあって、渓人とスパーリングすることが多くなりました」

――2~3年前というと、伊藤選手に敗れた頃ですかね。

「その前後ぐらいだと思います。考えてみたら、いろんな変わり目だったんですかね。当時渓人はアマチュアの試合に出ていて、スパーリングも打撃はもちろん、スタンドの組みや寝技をやっているうちに、僕も自然に成長していました」

――当時は、レスリング面では山北選手のほうが上を行っていたのでしょうか。

「そうですね。最初は普通にやられていたと思います。渓人はストロー級ですけど、パワーが凄くて、レスリング力があって、さらに寝技も上手い。しっかり柔術もやっていて、細かい動きが上手いんです」

――そして現在は……。

「練習で渓人に負けることは――お互いに知り尽くしているから、たまにはありますけど(苦笑)、もう全然やられないですね。今は充実しています」

――ところで現状、ファイターとして藤田選手は目標をどこに定めているのでしょうか。

「一番行きたいのはUFCです。世界最高峰なので。Me,Weでは村田夏南子ちゃんがUFCに出ていて、山﨑さんも毎回帯同して――それを見ながら、話も聞くし、やっぱりUFCっていいなと思います」

――では現在の自信の力はその目標において、どの位置にあると判断していますか。

「ボクシングスキルなら負けないと思っています。今も自分のボクシングスキルは上がっていますし、打撃で勝負すれば倒せるんじゃないか、という気がするんですよ。そこはMMAなので、実際にやってみたら分からないですけど。UFCの選手は、全部できますからね」

――それこそが世界最高峰たる戦場ですね。

「UFCの選手は、柔術やレスリング――すべてのジャンルを究めているじゃないですか。すべてマスタークラス、すべて黒帯というか。UFCの試合を見ながら、もっと自分もいろんな部分でスキルアップしていかないといけないなって思います」

――今後UFCを目指すうえで、数々の戦いが待っているかと思います。それこそ神龍選手が前修斗世界王者の福田選手と対戦するなら、現王者の平良達郎選手と対戦することもあるかもしれません。

「そういう試合も、あるかもしれないですね。今は特に意識していないけど、勝ち進んでいけば……」

――一方、フライ級ではLFAの堀内祐馬選手のように、北米のフィーダーショーで戦い続けるケースもあります。

「堀内選手、知っています。凄いですよね。でも僕は、今の段階で海外で練習したり、試合をしたりということは考えていないです。やっぱり日本で強くなって、海外で試合をして勝ちたいっていう気持ちが強いですね」

――なるほど。次の試合は、世界最高峰の舞台へ近づくために重要となるでしょうか。初めてのメインイベント出場となります。

「メインというのは、今はまだ実感はないけど……嬉しいです。やっと来たな、っていう感じですね。メインでリベンジ、僕の中では今回の試合に懸けています。この試合が最後になってもいい、っていうぐらいに」

――そこまでの想いを懸けた試合なのですね。

「その先に繋がるのも、ここで終わってしまうのも、次の試合次第です。毎試合そうなんですけど、今回は特に、次につながるターニングポイントになるでしょうね。ただ、考えすぎないようには務めています。まずは自分の戦いをするしかないので」

――ちなみに、前回の敗戦直後にすぐリベンジしたいという気持ちは生まれなかったのでしょうか。

「それはありました。すぐリベンジしたかったです。でも相手がしばらく試合に出ていなかったりして――。なかなか再戦のチャンスがないなと思っていましたけど、自分がベルトを獲って、挑戦者として出てきてくれました。それは嬉しいです」

――そんな伊藤選手とのリベンジマッチ、どのような試合になると思いますか。

「相手がどうこうというより、自分のスタイルを貫きたいと思っています」

――藤田選手のスタイルとは?

「やっぱり打撃です。打撃で押し切りたい。相手の寝技に付き合う場面もあるかもしれないですけど、最後は打撃で仕留めます」

■視聴方法(予定)
9月23日(木・祝)
午後5時50分~PPV SPWN

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MMA UFC ヴィルナ・ジャンジローバ 村田夏南子

10.30『UFC 267』村田夏南子に勝利したヴィルナ・ジャンジローバがアマンダ・ヒバスと対戦


 UFCが10月30日にアブダビのファイトアイランドで開催する『UFC 267』でヴィルナ・ジャンジローバ vs. アマンダ・ヒバスの女子ストロー級マッチが行われることをCombateが確認したとのこと。

 ジャンジローバは『UFC on ESPN 25: The Korean Zombie vs. Ige』で村田夏南子に2R TKO勝ちして以来の試合。

 ヒバスは『UFC 257: Poirier vs. McGregor 2』でマリーナ・ロドリゲスに2R TKO負けして以来の試合。続きを読む・・・
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BELLATOR DEEP DEEP JEWELS33 MMA Special UFC 伊澤星花 本野美樹 村田夏南子 海外 渡辺華奈 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:6月─その参─伊澤星花✖本野美樹「頭抜けて良かった」

【写真】この逸材が、どのようにさらなる強さを身につけていくか (C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

引き続き2021年6月の一番、第三弾は20日に行われたDEEP JEWELS33からDEEP JEWELSストロー級選手権試合=伊澤星花✖本野美樹戦について語らおう。


──青木真也が選ぶ2021年6月の一番、最後の試合をお願いします。

「伊澤星花✖本野美樹です。伊澤選手は3試合目とかなんですよね」

──ハイ。デビューが去年の10月で、12月のノンタイトル戦で本野選手に判定勝ち、今回は1Rで一本勝ちしDEEP JEWELSストロー級王者となりました。

「3戦目とは思えない完成度の高さがあります。前回のノンタイトルのときはフィニッシュでなかったけど、タフなゲームを勝ち切った。試合内容としては、前回の方が決着はつかないという部分でも良い試合で。仕上がっているなって思いました。

技術体系として、この選手は蹴りがある。サウスポーの相手に対して、蹴ってから頭を抜いてテイクダウンへ行く。独特いうか……僕は頭を抜いていきたいけどいけないんです」

──そのまま詰める感じですね、青木選手は。

「ハイ、サウスポーに対して手前の方に抜いて入ることができなくて。アレができるのは独特だし、どういう感性でやっているのかなって。いや良い選手です」

──首を取られる恐怖とかが、ないのですかねえ。

「あぁ、まだ3試合だからそういうのがなく、思い切り戦えているのかもしれないですね。知らない強さもあるけど、しっかりとした強さを持っていると思います。

男子でも女子でもサブミッションがあるのは強い。特に今の女子のレベルだと強いです」

──極めの前の動きからして、しっかりとしていると感じました。

「ニールアダムス式、いやヤスケビッチ式というか」

──背中にのっていないヤスケビッチのような感じだったかと。

「そうですね、ゴロンと返して。しっかりと技量があります。ストロー級だけど、大きくなるかもしれないからフライ級もあるかもしれないですね。ここから、どういう風に可能性が広がっていくのか」

──国内はアトム級までが盛んですが、ストロー級とフライ級は海外ではマーケットが広がっています。

「僕らの時代と違い、国際戦は少ないし。特にコロナ禍においては韓国人選手まで来日できなくなっている。この国内の土壌で、どうやって育てていけるのか。こういうことをいうとアレだけど、女子格闘技は若さとルックスが大切じゃないですか」

──ハイ。

「これ言っちゃうと、フェミニストたちに怒られそうだけど(笑)」

──アハハハハ。それは怖いですよね。そういうリツイートとかありますしね。でも、実際に存在する事象について話しているだけですし、そこまで気を回すと何も発言できなくなります。

「まぁ、そうですよね。そういうので怒られるのは嫌だけど、女子格闘技界には若さとルックス重視というのが、可視化できない部分であるのは確かだと思うんです。そこってフェアな判断がされないってある」

──はい。ルックス以上に顕著なのは、年齢ですよね。30歳過ぎは、35歳過ぎは……という判断で契約をしないプロモーションは絶対に存在します。

「明確にありますよね。その基準で救われる人がいるのも、当然で。それはそれで良いと思っています。ソッチで救われる人がいても良い。でも選手として、競技者として可能性のある人間がやっていける活路って、どこかないのかなって思っちゃうんです。やっぱり、それってないんですよね……」

──そう青木選手が思うということは、伊澤選手はそれだけ可能性があるということでしょうか。

「そう思っています。日本に韓国人選手が入ることができれば、韓国の女子MMAには日本にいないストライカーがいるだろうし、そういうところと交わって経験を積んで欲しいですし。とうしても日本の女子MMA選手は柔道OGが多いので。と同時に伊澤選手は打撃の勘も悪くないと思います。ここまで強いなって思った選手は、久しぶりです」

──そこまで、ですか。青木選手がそこまで買うポテンシャルがあるのであれば、なおさらどのようなキャリアアップができるのか気になりますね。女子選手はもともとベースになっている競技で培った強さが、かなり大きな割合を占めていると思います。

「村田夏南子、渡辺華奈、その通りですよね。村田選手はもとから強かった。そこにMMAの技術を練習で修得していった。渡辺選手は吉田秀彦です。柔道のままで結果を残した」

──下手をすると、戦って強くなる土壌がUFCやBellatorなのかもしれないです。

「ハイ、これは北岡さんも言っていたけど、女子はまだUFCやBellatorでもレベルの差が大きい。男子ほど詰まってない。だから結果を残せば、引っ張れる確率は高くなる。それが日本でできるのか、海外に照準を持っていくのか」

──本人も外の世界でDEEP JEWELSの強さを見せたいと明言していました。そうなると……現状ではどれほどの財政状態にあり、日本から選手を招聘できるのか分からないのですが、Invicta FCはもうキャリア5戦以下の選手はいくらでも出場していますよね。

「あぁ……そうなっちゃいますよね。強かった選手がごっそりUFCにステップアップしてしまったので、もうグラスルーツショーです」

──それこそファイトマネーを抑えることができるレベルの戦績だと思います。

「UFCやBellatorに行ってから、ビジネスしてくださいと。でもインヴィクタでチャンピオンになるとUFCかBellatorへはいける。国内で力をつけて、海外から引っ張れる。それは正しいし、そうあるべきものです。でも、現実はそうじゃない。だからこそ、どうすれば良いのかを考えるのが大人の役割になってきます」

──強く、成長できるマッチアップと結果を残すこと。まさに理想論ですね。

「そうやって次世代に繋いでいくのが、あるべき姿です。僕が女子MMAに触るとクサしているように受け取られることが多いんですけど、全くクサしていなくて。伊澤選手のキャリア3戦にして、あの完成度。頭抜けて良かった──男子でもなかなかない完成度の高さで。

だから、次が楽しみで期待できると、本気で思いました。だから甘い蜜の存在をかき分けることができる指導者が必要だし、メディアもそういう役割を担うべきだと真面目に考えちゃいましたね」

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MMA RIZIN 村田夏南子

榊原信行CEO、今夏に配信特化の大会開催を示唆

『RIZIN.29』続報/8月に特別イベントを開催か/榊原CEOが皇治にMMA転向を打診か(2021年06月28日)

 こちらの続報。


 榊原CEOは「今のRIZINは、UFCからするとサテライト(二軍)なんです。ユース組織。RIZINで育成してもらった選手をいいところで(持っていく)。UFCにしてみれば『マネル・ケイプも村田夏南子も来てくれた』というところですよ」と認める。

 その上で「この後『(未来と海の)朝倉兄弟も来た。(トフィック)ムサエフも来た』とかなったら、ばからしいじゃないですか。そうならないようにするには、僕らがステータスを上げるしかない。UFCをやめてでも挑みたいと思える魅力や環境をつくり出すしかないんですよ。世界のマーケットにリーチしていけるようにならないと。それが選手たちのモチベーションにもなるだろうし、大きくしていくことがファイトマネーにも直結しますから」と力を込めた。

 大阪大会直後に榊原氏が「7月末から8月の間に何か新しいことをやりたい」とほのめかしたものは「配信特化イベント」のことで、これも世界の市場を意識したものだという。

「コロナとか五輪とか、いろんなものに左右されずにスケジュールを確実にこなせる新規ブランドを立ち上げようと。『スタジオRIZIN』じゃないけど、配信ベースの無観客とか、入れても100人程度とかで。そこでリーグ戦のような続けて見る必要性を共有できるものをやりたいと思っています。ワンマッチやトーナメントだけじゃない楽しみ方を提案できればと思います。もちろん、配信ということで『対世界』をにらみながらになります」

 『スタジオRIZIN』的なことは以前から言ってましたが、9.19『RIZIN.30』の前にやるようです。続きを読む・・・