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【DEEP JEWELS36】ミッコの腕十字にヒヤリも、杉山しずかがTD&パウンドをまとめてGP準決勝へ

<DEEP JEWELSフライ級GP1回戦/5分2R>
杉山しずか(日本)
Def.3-2:20-17.19-18.19-19(杉山).19-19(ミッコ).19-19(ミッコ)
ミッコ・ニルバーナ(日本)

※カッコ内はマスト判定

サウスポーの杉山に対し、ミッコは距離を詰める。杉山の左ローに右を合わせるミッコ。さらにミッコのワンツーが杉山の顔面を捉えた。杉山は組みつき、ボディロックからテイクダウンを奪う。ハーフガードを取るミッコに対し、杉山は腰を切りながらパスを狙っていく。ケージ際にで抑え込む杉山。ミッコはケージキック、しかし返すことできず、潜っていくが杉山がトップをキープしてパウンドを落とす、ミッコの顔面にパンチを連打する杉山。ミッコはガードワークで凌ごうとするが、杉山の安定した体勢からパンチを打ち込んでいく。杉山の左拳を食らったミッコのアゴが上がる。ミッコは下から腕十字、腕を抜いた杉山が、さらに強いパウンドを当てていく。パンチを上下に打ち合ける杉山、最後は右ヒジと左パウンドを当ててファーストラウンドを終えた。

最終回、ミッコが右ハイを放つも、杉山がバックステップでかわす。杉山が左の三日月蹴り、さらに右フックを当てて組みついた。ミッコをケージに押し込み、足技で崩してからグラウンドに持ち込んだ杉山。サイドバックでコントロールし、ケージ際で右の拳をミッコの顔面に突き刺していく。ミッコは立ち上がるも、杉山のバックコントロールは続く。ミッコの左腕を抑える杉山、ミッコも立ち上がってスクランブルに持ち込むが、杉山がトップを奪い鉄槌を落とす。ミッコのガードワークをものともせず、左右のパウンドと鉄槌を落とし続ける杉山。ここでミッコが杉山の左腕を取って腕十字へ。残り時間30秒で、腕を伸ばしに行くミッコ。凌ぐ杉山。最後は杉山が体をひねり、ミッコのクラッチが解けたところで試合終了のゴングが鳴った。

裁定は大きく割れて、ポイントはドローでミッコにマスト判定をつけたジャッジが2人。しかしマスト判定1人を含め、杉山が3人のジャッジの指示を得て5月のGP準決勝に進出した。


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【DEEP JEWELS36】フライ級GP2022参戦、杉山しずか―02―「中井さんとは決勝で対戦したほうが……」

【写真】杉山のKポーズ。こういうのなんか良いなぁと (C)MMAPLANET

13日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催される『DEEP JEWELS36』にて、フライ級GP1回戦でミッコ・ニルバーナと対戦する杉山しずかのインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

杉山にとってベルトに絡む戦いは、2014年5月の端貴代戦以来となる。この試合はDEEP JEWELS初代ミドル級(61.2キロ以下)王座決定戦として行われ、杉山は3Rにパウンドアウトで敗れた。あれから8年、杉山はRIZINでの試合も含めて9勝2敗。国内女子フライ級トップクラスの戦績で、今回のGPに挑む。

2月8日に行われたGP1回戦の抽選会では、杉山がミッコ・ニルバーナを選ぶ形で試合が決定した。そんななか、今回のインタビュー後に、はなこが体調不良、さらに加賀谷花野が新型コロナウイルス感染で欠場――。なんとGP1回戦4試合のうち、2試合が中止となってしまう非常事態となった。

結果、今大会で行われるGP1回戦は杉山×ミッコ、そして中井りん×藤田翔子のみに。風雲急を告げるDEEP JEWELSフライ級GP。ここでは杉山が、言葉少なに――だからこそ決意が感じられるGPへの意気込みを語ってくれた。

<杉山しずかインタビューPart.01はコチラから>


――杉山選手はこれまで、DEEP JEWELSでは端貴代選手とのバンタム級王座決定戦を経験しています。今回はフライ級GPとなりますが、杉山選手にとってフライ級はベストの階級なのですか。

「今はフライ級がベストなのかもしれないですね。ギリギリまで絞ってフライ級なので。ただ――階級について厳密に考える人は多いですけど、私はもともと階級については、そこまで考えてはいなかったんですよ」

――それは、かつて日本女子MMAもフライ級以上の選手層が薄かったことも影響しているのでしょうか。今回フライ級で8人も選手が揃い、トーナメントを開催できるまでに選手層も厚くなったのではないかと……。

「どうなんですかね……今回も選手がフライ級に合わせてやってきているので、そこまでフライ級の選手が増えているとは思っていないです。でもフライ級でトーナメントが行われるのは嬉しいですね」

――練習環境については、いかがですか。以前は女子選手だけで練習するのも難しかったように思います。

「今も男子選手と練習することが多いですけど、それでもジムでは女子の練習仲間が増えましたよね。特にレスリングや空手の全日本クラスの選手がいるので」

――その練習仲間の一人、藤田翔子選手も今回のフライ級GPに出場しています。同じジム所属の選手は初戦での対戦を避けるということになったそうですが、お互いに勝ち進めば準決勝や決勝で対戦する可能性も出てきます。

「GPについて聞いた時から、そういうお話だったので大丈夫です。(藤田とは)今も普通に練習していますよ」

――同じGPに出場することが決まってから、練習が別に行われるといった形にはならないでしょうか。

「それは今のところ、ないです。もしお互いに勝ち進んで、準決勝や決勝で対戦が決まったら気持ちを切り替えることになるでしょうし。その気持ちを、どこで切り替えるか――それは1回戦が終わってからですね」

――そのフライ級GP1回戦の組み合わせを決める抽選会が、2月8日に行われました。杉山選手が1回戦の相手にミッコ・ニルバーナ選手を選択するという形になりましたが、そこでミッコ選手を選んだ理由を教えていただけますか。

注)GP1回戦の抽選は、①藤田②Te-a③ミッコ④杉山が先に枠を選ぶ形で行われた。藤田=A枠、Te-a=B枠、ミッコ=D枠と選択していくなか、杉山は空いているC枠ではなくD枠、つまりミッコとの対戦を選んでいる。抽選会の内容はこちら

「以前からミッコ選手と対戦してみたかったんですよ。総合的な力を持っている選手じゃないですか。今回の出場選手の中でも一番、総合力があると思っています。あとは、1回戦で中井さんに選ばれたくなかったので」

――そうだったのですか。今回は杉山選手と中井りん選手の対戦を期待する声もあると思います。そこで抽選会では、杉山選手が空いているC枠に入り、中井選手が杉山選手との対戦を選ぶ……という可能性もあったかもしれません。

「中井さんとは決勝で対戦したほうが盛り上がると思うんですよね。だから抽選会での選択としては、まず1回戦を勝ち上がること。そして中井さんとは決勝で対戦すること。そのどちらの気持ちもありました。その中で戦うのであれば、ミッコ選手かなって」

――なるほど。思えばずっとフライ級以上で戦ってきた両者が、これまで対戦経験がなかったのは不思議です。

「RIZINで一度、試合が組まれていたんですけど、なくなったんですよね。2018年7月のRIZINで中井さんと対戦することになっていて。でも中井さんが急病でドクターストップになって……」

――ミッコ戦を控えているなかで、やはり中井選手について聞かれることも多いかと思います。

「中井さんについては、RIZINで試合が組まれる前……UFCに出場する時は応援していました(笑)。それぐらいですね」

――分かりました。まずはGP1回戦、ミッコ選手との試合はどのようなものになると思いますか。

「お互い総合的なファイターで、使える武器も多いんじゃないですかね。そんななかで、私が圧倒しなきゃいけない試合です。そして今は、圧倒できると思っています」

■視聴方法(予定)
3月12日(土)
午後5時50分~SPWN PPV
午後5時50分~ニコニコ生放送

■ DEEP JEWELS36対戦カード

<DEEP JEWELSフライ級GP1回戦/5分2R>
中井りん(日本)
藤田翔子(日本)

<DEEP JEWELSフライ級GP1回戦/5分2R>
杉山しずか(日本)
ミッコ・ニルバーナ(日本)

<49キロ契約/5分2R>
大島沙緒里(日本)
HIME(日本)

<49キロ契約/5分2R>
本野美樹(日本)
にっせー(日本)

<49キロ契約/5分2R>
青野ひかる(日本)
須田萌里(日本)

<49キロ契約/5分2R>
桐生祐子(日本)
サダエ・マヌーフ(日本)

<ミクロ級/5分2R>
古瀬美月(日本)
古林礼名(日本)

<アマ・キック54キロ契約/1分30秒2R>
ラジーナ(日本)
中村サキ(日本)

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【DEEP JEWELS36】「悪夢?!」フライ級GP開幕戦から、加賀谷花野&はなこOFF。Te-aと栗山葵が不戦勝に

【写真】昨年12月に戦った2人、加賀谷花野&はなこが欠場に (C)MMAPLANET

8日(火)、12日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS 36で開幕するフライ級GP 2022 。1回戦でTe-aと対戦予定だった加賀谷花野が、新型コロナウイルス感染により欠場に。

また、その前夜には佐伯繁代表がSNSで、はなこが体調不良で欠場を余儀なくされ栗山葵戦が中止されるという書き込みを行っていたばかりだった。

両者と対戦予定だったTe-aと栗山は不戦勝により準決勝に進出という事態に、DEEPからリリースで「悪夢に!」と自らが書き記す状況となってしまった。


それでも不幸中の幸いというべきが、大島沙緒里× HIME、本野美樹×にっせー、青野ひかる×須田萌里という下剋上マッチ。さらに東西・組み技勝負対決=桐生祐子×サダエ・マヌーフなど、今大会はGP以外のカードが、充実していることで救われた。

はなこというダークホースの欠場は残念だが、中井りんと杉山しずかの本命、対抗が残っている点でも――悪夢のなかでも、何かを持っているJEWELSといえるのではないだろうか。

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【DEEP JEWLES36】フライ級GP2022参戦、杉山しずか―01―「期待されていた自覚もなくて……」

【写真】天性の華やかさに本人は、本人は気づいていなかったのか!! (C)SHOJIRO KAMEIKE

13日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS36でフライ級GP2022が開幕する。2月8日にはGP1回戦の抽選会が行われ、1回戦で杉山しずかがミッコ・ニルバーナと対戦することが決定した。
Text by Shojiro Kameike

今大会のポスターにはGP出場選手の顔写真が掲載されているが、その中でも杉山がポスターの中央で、かつ全身写真が使われている。一方で、今回のGPには日本女子フライ級トップファイターの1人、中井りんもエントリーしている。まさしく日本女子フライ級のトップを決める戦いを前に、杉山しずかが現在の想いを語ってくれた。


――試合を1週間後に控えてのインタビューとなります(※取材は3月5日に行われた)。現在の調子はいかがですか。

「調子は良いですね。今は練習仲間にレスリング全日本クラスの選手もいて、組みのレベルも上がってきています。ただ、しばらく試合をしていないという不安はなくはないんですけど……」

――杉山選手にとっては昨年2月の栗山葵戦(1R TKO勝ち)以来、1年1カ月ぶりの試合となります。前戦からこれだけブランクが空いたのは、コロナ禍の影響もあったのでしょうか。

「それもありますけど、私生活でも忙しい時期で、なかなか練習の予定が組めなかったんです。去年はK太郎さんのジム(UNITED GYM TOKYO)がオープンしたこともあったし、試合のオファーは頂いても、状況的に受けられないということが続きました」

――そんななかで今回のフライ級GPのオファーが来た時は……。

「最初にGP開催のお話を聞いた時点では、今のままだとオファーを断るかもしれない、と伝えました。ずっと練習の予定を組むことができていなかったので」

――しかし今年1月末に、フライ級GPの開催が発表され、出場メンバーの中に杉山選手の名前がありました。GP出場のオファーを受けたのは、何か理由があったのでしょうか。

「佐伯(繁DEEP代表)やDEEPのスタッフさんから、出てほしいと言われたのが一番大きかったですね。それで練習できる環境が整ってから、佐伯さんに返事をしました」

――練習できる環境を整えるためには、どのようなことが関わってきたのですか。

「まず大会が開催される日にちを聞いて、ジム(所属するリバーサルジム新宿Me,We)との確認はもちろん、あとはK太郎さんがその時期に試合のオファーがあるかどうか、ですね。いろいろと私生活でも変化がありましたし、そのあたりを判断してから決めました」

――杉山選手もK太郎選手と結婚し、今はお子さんもいます。ここ数年で自身の環境も大きく変化したのではないでしょうか。

「そうですね……もう結婚してから随分経つので、結婚前と比較するのも難しくなっていますけど(苦笑)。ただ、今はオファーをもらえるだけありがたい、って考えながら続けています」

――……。

「格闘技をやっていることに対して、意識も変わったんです。以前は自分が目立つことができれば良い、自分が楽しければ良いという考えを持っていました。でも今は、自分が動けるうちにDEEP JEWELSが盛り上がっていってほしいと思っています」

――「以前は自分が目立てればいい、自分が楽しければいい、という考えを持っていました」……この言葉を杉山選手自身の口から聞いたことが意外です。これまで杉山選手は、周囲からの期待をプレッシャーに感じたことはなかったのでしょうか。

「特にプレッシャーを感じてはいなかったです。期待されていた自覚もなくて……」

――え……杉山選手はプロデビュー当初、DEEPという冠がつく前のJEWELSで石岡沙織選手や長野美香選手とともに、プロモーター側からも推されていた印象が強いです。

「推されているっていうことも分かっていなかったです。だから、自覚がなかったんですよね。たとえば、よく大会の宣伝イベントに呼ばれることの意味も分かっていなくて」

――杉山選手はこれまでのMMA戦績が20勝6敗1分です。勝率もKOあるいは一本率も高いので当然かもしれませんが、これまで常に日本女子重量級のタイトル戦線やビッグマッチにも絡んできました。

「そうやってベルトに絡んだりできるのも、同じ階級に選手がいないからだと思っていたり……。だからそれが大事な試合だという自覚もなかったし、周りからそうやって見られていることも分かっていなかったんですよ」

――そういった意識も、ここ数年で変わってきたということですか。

「昔は楽しくやっていただけですからね。今も同じだったらヤバいです(苦笑)。今のほうがMMAを競技として考えることができていると思うんですよ」

――杉山選手のファイトスタイルも変化してきたように思います。前回の栗山戦は、開始早々にテイクダウンを奪ってから的確にパウンドを突き刺し続けました。あの試合では、ファイターとしての怖さが見えたといいますか。

「ありがとうございます。以前に、とある人から言われた言葉が大きくて」

――とある人から言われた言葉……それは、どのような内容なのでしょうか。

「ある試合前に私が、誰かが喜ぶような戦い方をしたいと言っていたんです。そうしたら『それも大切だけど、自分が一番良いと思うこと、自分が一番納得できる試合をすることも重要なんじゃないか』と言われたんですよ」

――その言葉を聞いて、杉山選手の中に変化があったということですか。

「次の試合では盛り上げることよりも、貪欲に一本を取りに行った記憶があります」

――なるほど。

「ベルトについても、以前はそれほど意識していませんでした。でも今回は、GPで勝ってベルトが欲しいです」

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3.12『DEEP JEWELS 36~フライ級GP 2022 1ST ROUND~』フライ級トーナメント1回戦の組み合わせが決定














 3月12日にニューピアホールで開催する『DEEP JEWELS 36~フライ級GP 2022 1ST ROUND~』で以上の対戦カードが発表されています。注目はフライ級グランプリで、1回戦の組み合わせが抽選会で決定しています。続きを読む・・・
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【DEEP JEWELS36】フライ級GP初戦の顔合わせ決定。「優勝して当たり前」中井りんは藤田翔子と

【写真】中井×藤田、Te-a×加賀谷、はなこ×栗山、杉山×ミッコという初戦の対戦カードが決まった(C)DEEP

8日(水)、都内某所で3月12日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS 36。で開幕するフライ級GP 2022 の初戦の顔合わせを決める抽選会が行われた。

中井りん、杉山しずか、ミッコ・ニルバーナ、栗山葵、藤田翔子、はなこ、Te-a、リモート参加の加賀谷花野の8人中、杉山と藤田がMe,We、ミッコ・ニルバーナとTe-aがAACCの同門ということで、ジムサイドから初戦での対戦は避けるという要望があり、承認されている。


そのMe,WeとAACC勢が、まず選択順が記された封筒を選択する順番を決めるための──JEWELS恒例のジェンケンを行い、藤田、Te-a、杉山、ミッコ・ニルバーナという順序が決定する。続いて残るメンバーがジャンケンをして、中井、加賀谷、栗山、はなこの順で封筒を選ぶことになった。

結果、一番を引いた藤田がA枠を選択。アトム級王座決定トーナメントでは続く選手が、次々と同じ枠に選ぶという駆け引きゼロの強気一点ばりの抽選回の様相を呈していたが、今回は2番手となったミッコ・ニルバーナはD枠をチョイスした。

3番手のTe-aは、D枠は同門対決なのでA~Cの中でBを選ぶ。続く杉山は出場メンバーの顔を眺めつつ熟考し、D枠の対抗を選択し、ここでまず杉山×ミッコ・ニルバーナ戦が決まった。

5番の栗山は迷わず残っていたCを選び、中井はAの対抗をチョイス──藤田×中井が確定する。続く加賀谷はBのTe-a戦を所望し、自動的に栗山×はなこ戦も決まった。

今回の抽選はあくまでも1回戦のマッチアップを決めるモノで、準決勝の対戦カードは初戦終了後に再び抽選で決まることになっている。以下、初戦の顔合わせが決まった各選手たちのコメントだ。

藤田翔子
「どうせだったら強い選手とやりたかったので。私は中井選手でも杉山選手でも、他の選手でも誰が相手でも倒すつもりで行くので頑張ります」

中井りん
「私は優勝して当たり前だと思うので、落ち着いてゆっくりやりたいと思います」

Te-a
「次の試合でプロ4戦目になるので。前回は負けてしまったので今回は勝って次に進めたらなと思います」

加賀谷花野
「前回負けているんで、しっかり今回はまた強くなったところを見せられるよう頑張ります」

栗山葵
「同門ではないんですけど、大阪で最近練習を一緒にしたりとかしていたんで、お互いの成長しつつ高め合って面白い試合をしようと思っています」

はなこ
「いつも練習しているんですけど、そこは強気で初戦を頑張りたいと思います」

ミッコ・ニルバーナ
「杉山選手は私が格闘技を始めた時、もう既にトップで活躍されていた選手なのでトーナメントを抜きにして戦えることが、とても嬉しいです。ですが、勝ち上がるのは私です」

杉山しずか
「これが1回戦目ではあるんですけれども、1試合、1試合、決勝戦のつもりやるつもりです。良い試合をして勝ったら、1日で2回戦うという私にとって初めての試練で楽しみですので──しっかり、準備したいと思っています」

また今大会で古賀愛蘭と対戦予定だったパク・シウが、コロナ感染により欠場が決まっている。

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【DEEP JEWELS】フライ級GP 2022 1回戦対戦カード決定!


3月12日にニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS 36。同大会からスタートするDEEP JEWELSフライ級GP 2022の1回戦の対戦カードが抽選により決定しました。

中井りん(修斗道場四国)
藤田翔子(リバーサルジム新宿Me,We)

杉山しずか(リバーサルジム新宿Me,We)
ミッコ・ニルバーナ(AACC)

はなこ(フリー)
栗山葵(SMOKER GYM)

加賀谷花野(柔術&MMAアカデミーG-face)
Te-a(AACC)

優勝候補と目されている中井と杉山がバラける順当な組み合わせ。それぞれ藤田、ミッコという台頭してきたJEWELSの現在進行形の選手を迎え撃つのが特徴的。圧倒するのか、接戦になるのか、よもやの敗北か。力関係を見るにはうってつけのカードでしょう。

その他で注目すべきはやっぱりはなこ。アマレスの名門・至学館高出身。輝かしい実績を引っ提げてMMAに転向してきた期待のホープです。

対するは萩原京平と同じSMOKER GYMに所属する栗山。負けはしたものの、杉山しずかを相手に試合開始直後にパンチでラッシュを仕掛けるなどイケイケっぷりが魅力的な存在。

関係者の中でも期待値の高いはなこをダークホースが飲み込むか。この試合も妙味。フライ級GP1回戦はなかなか味わい深い組み合わせになりました。
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RIZIN UFC YouTube チャンネル 中井りん 堀口恭司 杉山しずか

【議論】朝倉未来の次戦の相手は誰? RIZINフェザー級GPは本当にあるのか?【クレベルか牛久か、】

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➡ 引用動画
【RIZINあの問題】佐伯さんに聞く!フェザー級王者は誰が挑戦?クレベル?朝倉未来?斉藤裕?堀口恭司VS扇久保博正は実現厳しい?1DAYトーナメントやめるべき?中井りん&杉山しずか参戦女子トーナメント

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【DEEP JEWELS36】フライ級GP出場選手発表──本命・中井りん、対抗・杉山しずか。穴、はなこ?!

【写真】ポテンシャルの高さは間違いない、はなこ (C)MMAPLANET

24日(月)、3月12日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS 36で開幕するフライ級GP 2022 の出場メンバーが佐伯繁代表のSNS等で発表されている。

そのメンツは中井りん、杉山しずか、ミッコ・ニルバーナ、栗山葵、藤田翔子、はなこ、Te-a、加賀谷花野の8選手だ。

中井りんのDEEP JEWELS参戦は2019年10月以来、2年5カ月振りとなる。

この間、中井は昨年10月にキックとMMAのミックスルール真剣勝負エキシビションを戦ったのみで、新しいマネージメント態勢で海外進出も模索していたという話も伝わって来ていたが、改めてJEWELS──GPに大本命として出場することが決まった。


対抗は杉山しずかというのが大方の見方だろう。杉山は過去5年、現在はBellatorで活躍中の渡辺華奈以外には負け知らず7勝2敗という結果を残している。生粋のDEEP JEWELSISTの杉山とスマックガールからVALKYIRE、パンクラスでキャリアを積んできた中井との接点は、意外にもない。

そんな本命と対抗の間に割って入る穴は、女子レスリングで世界カデット、ジュニアで優勝、全日本選手権では2019年と2020年に3位入賞経験のある、はなこか。

はなこは昨年12月のプロMMA初陣では加賀谷を相手に、圧倒的なコントロール能力の高さを見せて判定勝ちを収めている。もちろんMMAへの対応という点ではまだまだ課題が残っているななこが、それだけ伸びしろがあるという見方もできる。反面、MMAとしての完成度の高さを目指す過程で、最低限の順応の止め、レスリングに特化したスタイルにトライするという方法論もある。

むしろ、3月の時点では対戦相手にもよるが、レスリング勝負の方が勝率は高くなることも十分にあり得るだろう。とはいえ組み、寝技対策を施している栗山や藤田というところと当たれれば、顔面パンチ以上に足や腹への攻撃への対応力が問われることになる。

これは出場選手の全てにいえることだが、中井と杉山と伍するには総合力が問われ、他の相手と戦う時は地の格闘技、得意な部分での突破力が必要になる、DEEP JEWELSフライ級王座決定T1回戦=フライ級GP1ST ROUNDだ。

なお今大会では大島沙緒里、パク・シウ、本野美樹という3階級のトップファイターが、HIME、古賀愛蘭、にっせーと対戦する49キロ契約マッチや須田萌里、桐生祐子、古瀬美月が出場──GPに奈部ゆかりの名前がないのは残念だが、JEWELS主力舞台勢揃いの様相を呈している3月のニューピア大会だ。

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ABEMA Fighter's Diary Interview J-CAGE ブログ 杉山しずか

【Fighters’s Diary con on that day】「試合がない日々」を生きる杉山しずかの声 on 2014年12月23日

Sugiyama【写真】写真は計量時のモノです。この時、K太郎選手との結婚を活字にできなかったような……記憶が (C)ABEMA & MMAPLANET

全世界を巻き込む新型コロナウィルス感染拡大の影響は当然のように日本の格闘家たちの人生にも影響が出ている。試合がない、大会が開かれない、練習場所の確保も困難だ。

そんな今、格闘技を愛する全ての人へ──ABEMA格闘CH が公式YouTubeチャンネルで Fighter’s Diary Ep.01というドキュメンタリームービーが12日(日)より、アップされている。

第1回でクローズアップされた格闘家は平田樹、若松佑弥、中村K太郎&杉山しずか夫妻、堀口恭司、青木真也の6名だ。

Fighter'sDiaryFighter’s Diaryは3週に渡り、3つのエピソードで総勢16人の格闘家たちの声をYouTubeで伝え、26日(日)午後7時より、ABEMA格闘CHにて Fighter’s Diary完全版が放送される。

そんなFighter’s Diaryでは「試合がない日々」を格闘家たちはどう生きるのか? ──という今の声を集めた。MMAPLANETでは、タイアップ企画ならぬボーディング企画を提案。MMAファイター達が今を発せられるようになった原点を探る上で、あの日の彼らや彼女達の声=on that dayとして、MMAPLANETインタビュー初登場時の声を紹介したい。

題してFighter’s Diary con on that day、第5回は2014年12月27日公開、12月23日に取材が行われた──DEEP DREAMでのライカ戦前クリスマスイブ・イブの練習後の──杉山しずかのあの日の声をお届けしよう。


<リードを含めた完全版はコチラから>

――大晦日は元ボクシング世界3階級制覇のライカ選手と、MMAルールで対戦することになりました。この試合は杉山選手が希望したことで実現したそうですね。

「はい。私のほうから、ライカ選手と対戦したいとお願いしました。ライカ選手がMMAをやると聞いた時、体重も近いので、試合をするなら私かなと思ったんです。ただ、来年あたりに対戦できたらいいな、と考えていたんですけど大晦日の舞台で試合が組まれて嬉しいです」

――大晦日の試合といえば、1年の総決算的な意味合いもあるかと思います。杉山選手の2014年は、これまで2勝1敗。その1敗は5月に、端貴代選手とDEEPジュエルスのミドル級王座(61.2キロ以下)を争い、判定負けを喫したものです。杉山選手のなかで、ベルトを取り逃したことに関しては、どのように受け止めていますか。

「負けはしたんですけど、私にとっては意味のある敗北だったのかなって思います」

――意味のある、と思うことができた理由は何ですか。

「試合前はなんとなく“勝てるかな”と思っていたんですけど……あとから考えたら、もう少し相手のことを研究しなければいけなかったし、端選手のほうが勝ちに来ていました。そんななかでも、自分が弱いと思っている部分以外は、もう少しやり方を変えればいけるかな、って考えることができたんですよ」

――なるほど。まず端選手に“勝てるかな”と思っていたポイントは何だったのでしょう?

「端さんがなぜ強いと言われているのか、技術的な部分が何も分かっていなかったんです(苦笑)」

――反対に、自分の弱い部分とは?

「寝技ですね。そこは端さんのほうが上でも、打撃は自分のほうが体格も上だし、何とかなると思っていて……」

――国内の女子総合格闘技界でいえば、48キロと52キロの階級が主軸であったなかで、57キロから61キロあたりで戦える杉山選手の体格は、ひとつの強みだったと思います。ただ、それでもジュエルスの新人王トーナメントや、端選手とのタイトルマッチなど、重要な試合で星を落としている、という印象は拭えません。

「はい。勝たなきゃいけない試合で勝てなかった。それは性格というか……どうしても甘えが出てしまうんですよね。練習にもムラがあったり」

――甘え、ですか。

「スパー中、相手の向こうに人がいたらタックルで押し込むことができなかったり、試合ではルール上で認められている攻撃でも、練習だと躊躇してしまうとか」

――その甘えが、試合でも出ている?

「試合中は、全く意識していないんです。でも、練習ではそういう時に、ひと呼吸置いてしまう。よく練習中に“そこは止まるところじゃない!”と怒られます」

――それは山崎剛さんが代表を務めるリーバサルジム代々木Me,Weの所属になってからも?

「所属が変わっても、自分のなかでは劇的に変わったところがないから、大事なところで負けてしまうんでしょうね。自分としては“こういう試合がしたい”と思っていても、周りから“杉山さんはコレが強いから”と言われると、そう期待されている動きに偏ってしまうんです」

――……。

「結果的に、自分の弱点を補うことができていないんですね。たとえば私は寝技が弱い。柔術やレスリングの練習も、しっかりやらなきゃいけないと思います。でも試合前になると、総合のスパーばかりになってしまう。時間がないから、疲れているから、勝つためには――って、苦手な練習に、時間を割かなくなってしまいます。自分でもそれは“逃げ”だったり“甘え”だということは、分かってはいるんですけど……」

――確かに、人材が決して豊富とはいえない女子格闘技界にあって、杉山選手に対する期待は大きいところもありました。

「重量級は私しかいなかったですからね。でも、買いかぶられすぎていたと思います」

――普段の言動からして、杉山選手はマイペースで、あまり周囲を気にしないタイプなのかと思っていました。

「いや、周りに左右されすぎなのかもしれないですね。もちろん練習でも試合でも、“ココはこうしたほうがいい”という指摘は、受け入れるべきだと思います。ただ、プロモーターさんやファンの人たちに“自分がどう見られているのか”ということも気になってしまうので」

――なぜ、そこまで周囲の目が気になるのですか。

「プロ選手って、そういうものだと思っていたんです。みんなに期待してもらえる選手でなきゃいけない。だから普段も“みんなは私に何を期待しているんだろう?”とか、タイトルマッチでも“ベルトを獲ったらどうなるんだろう?”という気持ちがあっって」

――うーん……では、ライカ選手との試合が発表された時も、“打撃勝負”という意気込みを口にしていましたが、それも周囲の期待を意識してのことですか。

「会見でも言った打撃勝負というのは、パウンドも含めてです。でも、そのためには抑え込むためのテイクダウンや寝技の練習をしなきゃいけないと思っています」

――改めてライカ選手は、ボクシングで世界3階級制覇を果たした、ビッグネームです。

「ビッグネーム……今回の試合に関しては、それは特に意識していません。確かにライカ選手はボクシングの世界王者だったけど、これは総合の試合なので。総合でいえば、たとえば浜崎朱加のほうがビッグネームだと思っています。“ボクシングのライカ”は皆さん知っていても、“総合格闘家のライカを知っている?”と聞かれたら、みんな知らないわけじゃないですか」

――大晦日の試合がMMA2戦目ですからね。

「私は私なりに、この世界(総合格闘技界)でずっとやってきました。もちろんライカ選手のことは、いちファイターとして尊敬しているし、試合ができて嬉しいです。でもこれは総合の試合ですから。だから負けられない、とにかく勝たなきゃいけないっていうことでは、大切な試合だと思います」

――ライカ選手のMMAデビュー戦、今年9月14日のイム・スジョン戦(判定負け)は見ましたか。

「見ました。でも、相手も総合格闘家じゃないし(イム・スジョンはキックボクサーで、シュートボクシングのRENAとも対戦している)、試合は寝技も30秒の制限がありましたよね。あまり参考にならないと思います。ライカ選手はヒザ蹴りでやられていたので、大晦日の試合にはそのあたりも対応できるようになっていてほしいです」

――……対応できるようになっていてほしい?

「対応できすぎると嫌ですけど(笑)、私にとっては距離を取ってボクシングをし続けられるほうが嫌かなって思うんです」

――ケージの試合で、ライカ選手がどんなステップワークを見せるかは楽しみですね。

「ケージでの試合は、私が有利かなとも思うんですけど、リングより広いので、ライカ選手が足を使って、私が追いかける展開は避けたいです。でも凄く気持ちが強い人だから、総合の練習をやりこんでくるはずだし、私もライカ選手と異種格闘技戦ではなく総合格闘技をやりたいんですよ」

――大晦日という舞台に関しては?

「女子の会場だけでなく、男子のファンにも見てもらえるのはテンションが上がります。DEEPの本戦に出た時も、いつもと感覚が違っていたし、今回一番ドキドキするのは、会場の大きさなんですよ。逆に心配になりますけど」

――普段のDEEPジュエルスだけでなく、DEEPなど男子の試合が行われる大会にもっと出ていきたいですか。

「まず楽しくやっていきたいのと、上がるステージを大きくしていくことが目標なんです。だから今まで、私の実績に関わらず、チャンスがあればどんな試合でもオファーを受けていました。ただ、今はそこに実績が伴わなければ、応援してくれる人もいなくなりますよね。たくさんの人に応援してもらって、勝つことで初めてステージを大きくできるんだって、今はそう思っています」

――その先に、UFCという目標はありますか。杉山選手が戦うバンタム級はロンダ・ラウジーを中心に盛り上がっていますし、9月の日本大会の際には、杉山選手も出場をアピールしていました

「……今はそこまでのビジョンを描けていないですね。とにかく目の前の試合に勝っていかないと」

――杉山選手のキャリアにとって、このライカ戦とはどんな意味を持つのでしょうか。

「私がお願いして組んでいただいた試合なので、チャンスを生かしたいです。2015年、2016年に向けて私の存在感を示していくために、大事な試合だと思っています」

――これから何かやりたいことなり、ビジョンを持っているということですか。

「やっぱりもう一度、DEEPジュエルスのタイトルマッチに辿り着きたいです。そのためにも、最初に言ったような自分の弱い部分を補わなきゃいけないんですね。今までは、試合が組まれると弱点を補うことに取り組めなかったんです。でもどんどん試合が組まれていったし……もちろんキャリアを積むことも重要だったから、それが良くなかったとは思っていないんですけど」

――一方で、試合が組まれると総合のスパーばかりになり、寝技に取り組むことができなかったと。

「はい。私としては、来年はもっと試合数が少なくなってもいい、その間に自分の弱点を補っていきたいと思っているんですよ。だから、ライカ選手と年内に対戦できて良かったです」

――次の試合は、今後のキャリアを考えるうえで、重要な一戦となるわけですね。

「大晦日にライカ選手に勝てば、来年は試合数が少なくなっても、存在感は示しておくことができると思うんです。だから今回の試合は、私がもっと強くなるために大切な試合。絶対に負けられません」